JP6788547B2 - 放射線撮像装置、その制御方法、制御装置、及び、放射線撮像システム - Google Patents

放射線撮像装置、その制御方法、制御装置、及び、放射線撮像システム Download PDF

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Description

本発明は、放射線撮像装置、その制御方法、制御装置、及び、放射線撮像システムに関する。
放射線撮像装置は、放射線源から照射され被検者を通過した放射線を検出することで、被検者の体内組織の撮像を行う。一つの態様として、放射線の照射時間は、撮影条件(撮像対象等)に基づいて設定されうる。
放射線撮像装置のなかには、放射線の照射が開始されてからの累積照射量が基準値に達したことに応じて放射線の照射終了を要求するように構成されたものもある(特許文献1)。即ち、上記放射線源による放射線の照射時間を、放射線撮像装置側で制御可能となっている。このような制御は、自動露出制御(Auto Exposure Control(AEC))等と称される。
特開2013−138829号公報
特許文献1には、放射線の照射中に照射終了のタイミングを決定(予測)する際、放射線の照射開始からの時間が経過するほど、該タイミングを高い精度で決定可能となることが記載されている。しかしながら、放射線源からの放射線の照射強度は、放射線源内でのノイズ等に起因して不安定になる場合もあるし、この照射強度の放射線撮像装置での検出値が、装置側のノイズに起因して不安定になる場合もある。そのため、どの程度の時間が経過してから照射終了のタイミングを決定するか、一義的に確定させることは困難である。
本発明の目的は、AECを行うことが可能な放射線撮像装置において、照射終了のタイミングを適切に決定するのに有利な技術を提供することにある。
本発明の一つの側面は放射線撮像装置にかかり、前記放射線撮像装置は、放射線を検出するためのセンサと、制御部とを備える放射線撮像装置であって、前記制御部は、放射線の照射開始後、前記センサからのセンサ信号に基づいて、放射線の照射強度の安定度を示す評価値を生成し、前記評価値が所定条件を満たしたことに応答して、放射線の照射強度が安定したことを示す信号を出力することを特徴とする。
本発明によれば、照射終了のタイミングを適切に決定することができる。
放射線撮像システムの構成の例を説明するための図である。 放射線撮像装置の構成の例を説明するための図である。 放射線撮像装置の構造の例を説明するための図である。 放射線撮像装置の構造の例を説明するための図である。 放射線撮像装置の駆動方法の例を説明するための図である。 AECの例を説明するためのフローチャートである。 AECのいくつかの具体例ないし変形例を説明するためのタイミングチャートである。 AECの他の例を説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図は、構造ないし構成を説明する目的で記載されたものに過ぎず、図示された各部材の寸法は必ずしも現実のものを反映するものではない。また、各図において、同一の部材または同一の構成要素には同一の参照番号を付しており、以下、重複する内容については説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る放射線撮像システムSYのシステムブロック図である。放射線撮像システムSYは、放射線撮像装置1、コンピュータ2、入力端末3、ディスプレイ4、放射線源制御部5、及び、放射線源6を具備する。詳細については後述とするが、放射線撮像装置1は、放射線源6から照射され不図示の被検者(患者等)を通過した放射線を検出して放射線撮像を行う。放射線には、典型的にはX線が用いられるが、アルファ線、ベータ線等が用いられてもよい。
コンピュータ2は、例えばCPU(中央演算処理装置)21、メモリ22、及び、外部インタフェース23を備え、放射線撮像装置1から画像データを受信し、その画像データを処理し、保存し、或いは、外部の他のユニットに送信することができる。コンピュータ2は、入力端末3およびディスプレイ4に接続されており、ユーザ(医師等)は、入力端末3を用いて、撮影情報、例えば被検者の情報、検査対象の部位、それに応じた放射線の条件等を入力することができる。また、コンピュータ2は、画像データに応じた画像をディスプレイ4に表示させる。なお、コンピュータ2には、本実施形態では汎用のパーソナルコンピュータが用いられるものとするが、専用の演算装置ないし制御装置が用いられてもよい。
放射線源制御部5は、例えば、放射線の照射開始を行うためのスイッチ(不図示)に接続されており、放射線撮像装置1が撮影可能な状態の下、このスイッチがユーザにより押されたことに応答して放射線源6を駆動する。これにより、放射線源6は、放射線撮像装置1に対して放射線の照射を開始する。他の実施形態として、放射線源制御部5は、コンピュータ2からの撮影開始要求を示す信号に基づいて放射線源6を駆動してもよい。この場合、コンピュータ2は、例えば、放射線撮像装置1が撮影可能な状態の下、ユーザによる入力端末3での入力に基づいて撮影開始要求を行えばよい。なお、放射線源制御部5には、入力端末3を介して、例えば、照射強度の目標値、又は、それを実現するための管電流、管電圧等のパラメータが設定され、この設定に基づいて放射線源6は駆動される。
放射線の照射期間は、累積照射量の適正値(検査対象の部位に対応する目標値)と、放射線の照射強度とに基づいて決定され、本実施形態では、装置1側で決定される。即ち、放射線の照射開始後、放射線の照射終了要求は装置1により自動で(即ち、ユーザによる入力を伴わずに)実現される。本明細書において、このような制御を自動露出制御(AEC)という。
上記構成は放射線撮像システムSYの構成の一例に過ぎず、放射線撮像システムSYの構成はこれに限られるものではない。また、上記各要素間の接続は、LANケーブル等の有線で実現されてもよいし、Wi−Fi等の無線で実現されてもよい。
図2は、本実施形態に係る放射線撮像装置1の構成例を示すブロック図である。放射線撮像装置1は、センサアレイ11、撮像用の駆動部12、撮像用の読出部13、AEC用の駆動部14、AEC用の読出部15、制御部16、及び、電圧供給部17を備える。センサアレイ11は、本実施形態では、いわゆる間接変換型の構成(放射線を光に変換し、その光を電気信号に変換する構成)をとるものとし、センサアレイ11の上方には、放射線を光に変換するシンチレータ(不図示)が延設される。
センサアレイ11は、本実施形態では、撮像用センサ111及びAEC用センサ112の2種類のセンサがアレイ状に(複数の行および複数の列を形成するように)配列されて成る。本実施形態では、センサアレイ11はM行×N列で形成されるものとする(M及びNはいずれも整数とする。)。
撮像用センサ111は、駆動部12により駆動され、センサアレイ11を構成する複数のセンサの大部分を占める。センサ111のセンサ信号は読出部13により読み出される。また、AEC用センサ112は、駆動部14により駆動され、本実施形態では、2以上のセンサ112がセンサアレイ11において点在するように配置される。センサ112のセンサ信号は読出部15により読み出される。なお、詳細については後述とするが、センサ112は、照射中の放射線の情報(具体的には累積照射量、照射強度等)を取得するのに用いられ、センサ112の数量は1でもよい。
ここで、図2に示されるように、各行には、制御線G(区別のため、第1行、第2行、・・・、第M行に対応する制御線をそれぞれ「G_1」、「G_2」、・・・、「G_M」とする。)が配される。各制御線Gは、駆動部12からの制御信号VG(区別のため、第1行、第2行、・・・、第M行に対応する制御線をそれぞれ「VG_1」、「VG_2」、・・・、「VG_M」とする。)を伝達する。また、各列には、列信号線LC(区別のため、第1列、第2列、・・・、第N列に対応する列信号線をそれぞれ「LC_1」、「LC_2」、・・・、「LC_N」とする。)が配される。各列信号線LCは、読出部13に接続される。
撮像用センサ111は、センサアレイ11の第1行かつ第1列の位置に例示されるように、検出素子EL1およびスイッチ素子EL2を含む。検出素子EL1は、例えばPINセンサであり、一端側でバイアス線VSに接続され、他端側でスイッチ素子EL2に接続される。スイッチ素子EL2は、例えば薄膜トランジスタであり、ゲート端子(制御端子)は制御線G(第1行かつ第1列のセンサ111については制御線G_1)に接続される。また、ソース端子は検出素子EL1に接続され、ドレイン端子は列信号線LC(第1行かつ第1列のセンサ111については列信号線LC_1)に接続される。
駆動部12は、例えばシフトレジスタ等を用いて構成された垂直走査回路であり、制御信号VG_1からVG_Mを活性化させることで(本実施形態では、ハイレベルを与えることで)対応のセンサ111を駆動する。具体的には、駆動部12は、各センサ111について、スイッチ素子EL2の導通状態または非導通状態を制御することで、PINセンサである検出素子EL1での電荷の蓄積または該電荷に応じたセンサ信号の出力を行う。該出力されたセンサ信号は、対応の列信号線LCを介して読出部13により読み出される。
読出部13は、信号処理部131、マルチプレクサ132、および、出力部133を含む。信号処理部131は、例えば信号増幅回路やサンプルホールド回路を含む。マルチプレクサ132は、複数のスイッチを用いて構成され、各列のセンサ信号を順に出力部133に転送する。出力部133は、例えばアナログデジタル変換器(AD変換器)を含み、本実施形態では、AD変換されたセンサ信号は後述の制御部16に出力される。
なお、本明細書では説明の容易化のため、センサ信号は、センサ111から出力された信号そのものの他、その信号に基づく信号、即ち、その信号に何らかの信号処理(例えば、信号増幅、AD変換等)が為されたものを指す場合がある。例えば、或るセンサ111から出力された後に読出部13においてAD変換されたセンサ信号は、単にセンサ信号と表現される。このことは、次に説明するセンサ112のセンサ信号についても同様である。
AEC用センサ112は、図2では、センサアレイ11の第2行かつ第2列の位置および第4行かつ第4列の位置に配置されているが、不図示の他の位置にも更に配置されうる。センサ112は、センサ111同様の構成を有するが、本実施形態では、制御線Gとは異なる他の制御線、及び、列信号線LCとは異なる他の列信号線に接続される。第2行かつ第2列の位置のセンサ112については、スイッチ素子EL2のゲート端子は制御線D_1に接続され、ソース端子は列信号線J_1に接続される。また、第4行かつ第4列の位置のセンサ112については、スイッチ素子EL2のゲート端子は制御線D_2に接続され、ソース端子は列信号線J_2に接続される。
不図示の他のセンサ112についても同様であり、スイッチ素子EL2のゲート端子は制御線D_x(x=1、2、・・・、K(Kは、Mより小さい整数とする。))に接続され、ソース端子は列信号線J_y(y=1、2、・・・、L(Lは、Nより小さい整数とする。))に接続される。制御線D_xは、駆動部14からの制御信号VD_x(x=1、2、・・・、K)を伝達する。また、列信号線J_y(y=1、2、・・・、L)は、読出部15に接続される。
駆動部14は、前述の駆動部12同様に構成され、即ち、例えばシフトレジスタ等を用いて構成された垂直走査回路であり、制御信号VD_1からVD_Kを活性化させることで対応のセンサ112を駆動する。これによりセンサ112から出力されたセンサ信号は、対応の列信号線J_yを介して読出部15により読み出される。読出部15は、前述の読出部13同様に構成され、即ち、信号処理部151、マルチプレクサ152、および、出力部153を含む。信号処理部151、マルチプレクサ152、および、出力部153は、それぞれ、前述の信号処理部131、マルチプレクサ132、および、出力部133同様の機能を有する。
制御部16は、クロック信号等の基準信号を用いて、放射線撮像装置1が備える上記各要素の同期制御を行い、装置1による放射線撮像の実現に必要な各要素の動作を制御する。また、制御部16は、この制御を行うための演算処理、この制御で得られるデータについての演算処理等を行う演算部としても機能する。本実施形態では、制御部16は、タイミングジェネレータ161、データ生成部162、AEC用判定部163、及び、インタフェース164を含む。
タイミングジェネレータ161は、駆動部12及び14並びに読出部13及び15の同期制御を行うための基準信号を発生する。データ生成部162は、読出部13から受けたセンサ111のセンサ信号の群に基づいて画像データを生成し、この画像データに対して付随的に所定の補正処理を行う。詳細については後述とするが、判定部163は、読出部15から受けたセンサ112のセンサ信号に基づいて、AECを適切に実現するための評価値を生成し、その評価値が所定条件を満たしたか否かの判定を行う。インタフェース164は、外部との信号通信を行うためのインタフェースであり、例えば、撮影を行うのに必要なパラメータをコンピュータ2から受信し、また、データ生成部162により生成された画像データをコンピュータ2に送信する。
制御部16は、本実施形態ではASIC(特定用途向け集積回路)で構成されるものとするが、制御部16の機能は、PLD(プログラマブルロジックデバイス)等の他の半導体ICで実現されてもよいし、CPU及びメモリで実現されてもよい。即ち、本明細書で説明される装置1内の各機能は制御部16による制御により実現され、その制御はハードウェア及びソフトウェアの何れによっても実現可能である。
電圧供給部17は、装置1内の各要素に対応の電源電圧を供給し、本実施形態では、センサアレイ11のセンサ111及び112にバイアス線VSを介して接地電圧を供給する。
上記構成は放射線撮像装置1の構成の一例に過ぎず、装置1の構成はこれに限られるものではない。例えば、本実施形態では検出素子EL1にPINセンサを用いる態様を例示したが、他の実施形態として、MISセンサ等の他の光電変換素子が用いられてもよい。例えば、本実施形態では、センサアレイ11が間接変換型の構成をとる態様を例示したが、他の実施形態として、いわゆる直接変換型の構成(放射線を直接的に電気信号に変換する構成)が採用されもよい。例えば、本実施形態では駆動部12及び14が個別に構成された態様を例示したが、これらは単一の要素で構成されてもよい。同様に、読出部13及び15は単一の要素で構成されてもよい。また、例えば、センサ111はセンサ112の機能を兼ねるように構成されてもよい。
図3は、センサアレイ11における第1〜第2行かつ第2〜第3列の領域の上面レイアウトを示す。図2を参照しながら述べたように、第2行かつ第2列の位置にはAEC用センサ112が配置されており、それ以外の位置には撮像用センサ111が配置されている。図4(A)は、図3における線X1−X2での断面構造、即ち、センサ112の断面構造を示す。図4(B)は、図3における線Y1−Y2での断面構造、即ち、センサ111の断面構造を示す。センサ111及び112は、ガラス等で構成された絶縁基板311上に、上述の各要素を形成する膜、部材ないし層(例えば、アモルファスシリコン等の半導体部材や、酸化シリコン等の絶縁膜)が配されて成る。
例えば、センサ112に着目すると(図3および図4(A)を参照すると)、基板311上には、薄膜トランジスタであるスイッチ素子EL2のゲート端子と一体に形成された制御線D_1が配されている。基板311上には、上記ゲート端子(制御線D_1)を覆うように、更に絶縁膜321が配されている。上記ゲート端子の上には、スイッチ素子EL2のチャネルを形成する半導体部材が絶縁膜321を介して配され、この半導体部材の両端には、それぞれドレイン端子およびソース端子を形成する電極が配されている。
上記ドレイン端子は、列信号線J_1と一体に形成され、言い換えると、列信号線J_1は、上記ドレイン端子を形成するようにスイッチ素子EL2側まで延在している。一方、上記ソース端子は、その上方に保護膜322および層間絶縁膜323を介して配された検出素子EL1に、接続される。検出素子EL1は、PIN接合を形成する半導体部材331、並びに、その下面側および上面側にそれぞれ配された下側電極332及び上側電極333を含み、上記ソース端子は、コンタクトホールを介して下側電極332と接触している。
検出素子EL1の上には、保護膜324及び層間絶縁膜325を介してバイアス線VSが配されており、バイアス線VSは、コンタクトホールを介して上側電極333と接触している。更に、層間絶縁膜325およびバイアス線VSを覆うように保護膜326が配されている。
なお、以上では、センサ112に着目して(図3および図4(A)を参照しながら)センサ構造を説明したが、センサ111(図3および図4(B)参照)についても同様である。
図5は、放射線撮像装置1の駆動方法の例を説明するためのタイミングチャートである。図中の横軸は時間軸を示し、縦軸には、放射線照射信号、制御信号VG_1からVG_M、及び、制御信号VD_1からVD_Kの信号レベルを示す。放射線照射信号は、ここでは放射線源制御部5による放射線源6の制御の状態を示し、例えば、ハイレベル(Hレベル)の場合には放射線源6が活性状態であることを示し、ローレベル(Lレベル)の場合には放射線源6が非活性状態であることを示す。即ち、放射線照射信号がHレベルの間、放射線が照射中であることを示す。
本実施形態において、放射線の照射開始前の期間T1(例えば、数[sec]〜数十[min]程度)では、撮像用センサ111のノイズ成分の除去を行いながら、AEC用センサ112からのセンサ信号に基づいて放射線の照射開始を検出する。次に、照射開始の検出後の期間T2(例えば、1[msec]〜1[sec]程度)では、撮像用センサ111において電荷の蓄積を行いながら、AEC用センサ112からのセンサ信号に基づいてAECを行う。本実施形態に係るAECの詳細な内容については後述とする。このAECに基づいて放射線の照射終了要求を行い(放射線照射信号をLレベルにし)、その後の期間T3(例えば、10[msec]〜100[msec]程度)では、撮像用センサ111から、上記蓄積された電荷に応じたセンサ信号を読み出す。以下、各期間T1〜T3での動作の詳細を述べる。
先ず、期間T1では、制御信号VG_1からVG_Mについて、Hレベルパルス(所定期間、例えば1[μsec]〜100[μsec]程度の期間、にわたってHレベルに維持するパルス)が順に出力される。これにより、撮像用センサ111は行ごとに順に駆動され、具体的には、各センサ111の検出素子EL1からスイッチ素子EL2を介して暗電流に相当するノイズ成分が排出される。期間T1の間、制御部16が読出部13を非活性状態に維持することで、この排出されたノイズ成分は破棄される。制御信号VG_1からVG_Mまでの一連のHレベルパルスは繰り返し出力され(制御信号VG_MまでHレベルパルスが出力された後、再び制御信号VG_1から順にHレベルパルスが出力され)、これにより、各行のセンサ111は所定周期で初期化される。
一方、期間T1の間、制御信号VD_1からVD_Kは、いずれもHレベルに維持され、即ち、AEC用センサ112は、駆動された状態が維持される。期間T1の間、制御部16は読出部15を活性状態に維持しており、これにより、センサ112のセンサ信号についての読出部15による読み出しが維持される。そして、制御部16は、センサ112からのセンサ信号の信号値の変動に基づいて、放射線の照射開始を検出する。本実施形態では、制御信号VG_1のHレベルパルスが出力された後のタイミングで、放射線の照射開始が検出されるものとする。
次に、期間T2では、制御信号VG_1からVG_Mは、いずれもLレベルに維持される。これにより、撮像用センサ111では放射線に応じた電荷の蓄積が行われる。一方、期間T2の間、制御信号VD_1からVD_Kについては、所定周期でHレベルパルスが出力される。これにより、AEC用センサ112のセンサ信号は読出部15により読み出され、この信号に基づいて、後述のAECが行われる。
上記AECにより適切に放射線の照射が終了された後、期間T3では、制御信号VG_1からVG_MのHレベルパルスが出力され、撮像用センサ111のセンサ信号は読出部13により読み出される。ここで、前述の期間T1では制御信号VG_1のHレベルパルスが出力された後のタイミングで放射線の照射が開始され、即ち、各行のセンサ111の初期化が、第1行について行われた後かつ第2行について開始する前のタイミングで中断された形となった。よって、期間T3では、制御信号VG_2からHレベルパルスの出力が開始され、第2行のセンサ111から順に信号読出を行う。これにより、第1〜第M行の全てのセンサ111での電荷蓄積時間(即ち、期間T1で最後に駆動されたタイミングから、期間T3で駆動されるタイミングまでの期間)を等しくすることができる。このようにしてセンサ111から読み出されたセンサ信号に基づいて画像データが生成される。一方、期間T3の間、制御信号VD_1からVD_Kは、いずれもLレベルに維持され、また、付随的に読出部15は制御部16により非活性状態に維持されてもよい。
図5では説明を省略したが、期間T3でセンサ111のセンサ信号が読み出された後、補正用データを取得してもよい。この補正用データは、放射線が照射されていない状態で得られる画像データであり、オフセットデータとも称される。即ち、期間T3の後、放射線が照射されていない状態の下で、期間T1同様の手順で各センサ111のノイズ成分の除去を行う動作を行う。その後、期間T2同様の期間にわたって各センサ111で電荷を蓄積する動作を行い、それから、期間T3同様の手順で各センサ111からセンサ信号を読み出す動作を行う。これにより、補正用データが得られる。例えば、制御部16のデータ生成部162は、期間T3で読み出されたセンサ信号の群に基づいて画像データを生成した後、この画像データに対して、補正用データを用いて補正処理を行うことができる。
図6は、本実施形態に係るAECの方法を説明するためのフローチャートである。本実施形態では、期間T2において周期的に読み出されるAEC用センサ112のセンサ信号に基づいて、放射線の照射強度(単位時間あたりの照射量)の安定度(ばらつきの程度)を評価する。
前述のとおり、放射線の照射期間は、累積照射量の適正値と、放射線の照射強度とに基づいて決定される。よって、AECを適切に実現するためには(照射不足となることなく且つ過剰照射となることなく照射終了要求を行うためには)、どのタイミングで累積照射量が適正値に達するかを適切に予測することが必要となる。しかし、照射強度が安定化していない状態の下では、そのタイミングを適切に予測することが難しい。一方、照射強度は、一般に、照射開始直後においてはノイズ等に起因して不安定になりうるが、時間の経過に伴って安定化する傾向にある(照射強度のばらつきの程度は時間が経過すると低減する傾向にある。)。
そこで、本実施形態では、AEC用センサ112のセンサ信号に基づいて照射強度の安定度を所定周期で評価し、その評価結果に基づいて、照射終了のタイミングの決定の可否を判定する。以下で説明されるフローチャートの内容は、装置1内において主に制御部16(例えば判定部163)により実行される。
まず、ステップS100(以下、単に「S100」と表現する。他のステップについても同様。)では、放射線の照射が開始される。なお、照射開始の検出は、期間T1の動作(図5参照)のとおりである。
S110では、AEC用センサ112からセンサ信号の読み出しを行う。これは、期間T2の動作のとおり(図5参照)、制御信号VD_1からVD_KについてHレベルパルスを出力することで行われる。
S120では、S110で読み出されたセンサ112のセンサ信号に基づいて、照射強度の安定度を評価し、この安定度を示す評価値を生成する。評価値は、ばらつきの程度が許容範囲内か否か、具体的には、装置1側で想定している照射強度と、実際に装置1(センサ112)で検出された照射強度(検出値)との不一致の程度(ずれ量)及び/又は不一致の頻度、を示す。本実施形態では、評価値は、この評価の時点での累積照射量の増加率(累積照射量の時間微分)である。代替的/付随的に、S110で読み出されたセンサ信号の信号値そのものが評価値に用いられてもよい。或いは、評価値は、センサ112のセンサ信号の平均値、分散および標準偏差の少なくとも1つに基づいて生成されてもよい。
S130では、S120で得られた評価値が所定の基準を満たすか否かの判定を行う。この基準については後述とする。評価値が基準を満たす場合にはS140に進む。評価値が基準を満たさない場合にはS110に戻る(評価値が基準を満たすまで、AEC用センサ112のセンサ信号を読み出して上記評価および評価値の生成を継続する。)。
S140では、照射終了のタイミングを算出する。このタイミングは、例えば、それまでの累積照射量と、そのときの照射強度とに基づいて算出可能である。
S150では、S140で算出された照射終了のタイミングを確定可能か否かの判定を行う。これは、S130で評価値が基準を満たした後においても上記評価および評価値の生成を継続することで行われ、所定期間にわたって評価値が基準を満たし続けた場合に、照射終了のタイミングを確定可能と判定する。本実施形態では、センサ112のセンサ信号の読み出しを所定周期で行うため、各周期での読出結果に基づく評価値が例えば2回以上連続で基準を満たした場合に、照射終了のタイミングを確定可能と判定する。照射終了のタイミングを確定可能な場合にはS160に進む。照射終了のタイミングを確定可能でない場合にはS110に戻る(この場合、S130〜S140により、照射終了のタイミングを更新ないし算出し直す形となる。)。
なお、他の実施形態として、評価値を、例えばセンサ112のセンサ信号の平均値、分散、標準偏差等を用いて時間経過を考慮したものにすることで、S150を省略することも可能である(S150の判定内容を実質的にS130に包含させてもよい。)。
S160では、S140で算出され且つS150で確定されたタイミングで、放射線の照射終了の要求を行う。これは、装置1の制御部16からコンピュータ2を介して放射線源制御部5に対して照射終了要求を示す信号を出力することで行われればよい。これにより、期間T2の動作は終了となり、期間T3以降の動作に遷移する(図5参照)。
本実施形態では、S100〜S160の各ステップは、装置1において主に制御部16により行われるものとしたが、他の実施形態として、一部のステップは、コンピュータ2で行われてもよいし、或いは、放射線源制御部5で行われてもよい。これにより、例えば、放射線源6の制御遅延を低減可能となる。例えば、S120の評価、S130の判定、S140の算出、S150の判定、及び、S160の照射終了要求の一部/全部は、コンピュータ2で行われてもよい。この場合、放射線撮像システムSYの構成は、制御部16、例えば判定部163の機能の一部/全部がコンピュータ2で実現されるように変更されればよい。
1つの例として、S150までのステップが装置1で行われ、S160のみコンピュータ2で行われる場合を考える。この場合、装置1の制御部16は、照射強度が安定したことに応じて、それまでの累積照射量と、安定化した照射強度とに基づいて、照射終了のタイミングを算出する。そして、コンピュータ2は、その算出結果を制御部16から受け取り、その算出結果が示すタイミングで、照射終了の要求を放射線源制御部5に対して行う。
他の例として、S130までのステップが装置1で行われ、S140以降のステップがコンピュータ2で行われる場合を考える。この場合、装置1の制御部16は、照射強度が安定したことを示す信号を発生ないし出力する信号発生部として機能し、或いは、照射強度が安定したことを信号の出力先(ここではコンピュータ2)に通知する通知部として機能する。そして、コンピュータ2は、それに応答して、それまでの累積照射量と、安定化した照射強度とに基づいて、照射終了のタイミングを算出し、そのタイミングで照射終了の要求を放射線源制御部5に対して行う。
更に他の例として、S110までのステップが装置1で行われ、S120以降のステップがコンピュータ2で行われる場合を考える。この場合、装置1は、AEC用センサ112のセンサ信号をコンピュータ2に出力可能に構成されていればよく、即ち、制御部16は従来の機能のままでよい。そして、コンピュータ2は、装置1と通信可能に構成されていればよく、センサ112のセンサ信号を装置1から受け取り、このセンサ信号に基づいてS120以降のステップを行い、AECを実現する形となる。
或いは、S110までのステップが装置1で行われ、S120からS150までのステップがコンピュータ2で行われ、S160のみ放射線源制御部5で行われてもよい。この場合、コンピュータ2は、期間T2(図5参照)の間、AEC用の制御装置として動作する形となる。即ち、コンピュータ2は、装置1から受け取ったセンサ112のセンサ信号に基づいて、照射強度が安定したことを示す信号を発生ないし出力する信号発生部として機能し、或いは、照射強度が安定したことを放射線源制御部5に通知する通知部として機能する。
まとめると、本実施形態では、放射線の照射開始後、AEC用センサ112のセンサ信号を所定周期で読み出し(S110)、該センサ信号に基づいて照射強度の安定度を評価し、その安定度を示す評価値を生成する(S120)。そして、その評価値が基準を満たした場合(S130)、照射終了のタイミングを算出可能とする(S140)。その後、上記評価は継続され、それにより得られる新たな評価値に基づいて、照射終了のタイミングの算出結果を確定可能か否か判定する(S150)。なお、照射終了のタイミングの算出結果は上記新たな評価値に基づいて更新可能である(S140)。その後、該算出され且つ確定されたタイミングで放射線の照射終了要求を行い、AECを完了とする(S160)。これら一連の動作は、部分的に、放射線撮像装置1の外部(例えばコンピュータ2)で行われてもよい。
以下、図7A〜7Cを参照しながら、本実施形態に係るAECの具体例ないし変形例を幾つか述べる。
(第1の例)
図7Aは、本実施形態に係るAECの第1の例を説明するためのタイミングチャートである。図中の横軸は時間軸を示す。また、縦軸には、放射線照射信号(図5同様)、放射線の累積照射量、照射強度についての評価値、各種動作(AEC用センサ112の信号読出(図6のS110)、評価値の出力(S120)、その判定(S130))のタイミング、及び、各種判定(S130、S150の判定)の結果、を示す。
本例では、累積照射量が理想的には線形に増加し(図中において破線で示される態様で増加し)、照射強度が理想的には一定であるものとする。また、AEC用センサ112のセンサ信号の読出(S110)、前述の評価および評価値の生成(S120)、並びに、評価値に基づく判定(S130)は、いずれも互いに同じ周期で行うものとする。
図7Aによれば、累積照射量は、照射開始直後においては線形には増加せず(ノイズに起因する振幅変動を示しながら増加し)、そして、時間経過と共に線形に増加するようになる。そのため、例えば照射開始直後や照射開始から十分に時間が経過していないタイミングでは、放射線の照射終了の適切なタイミングを予測することが難しく、AECを適切に実現することが難しくなる場合がある。
例えば、図中においてP1で示された累積照射量は、想定している累積照射量(破線で図示された理想値)よりも大きい。よって、P1のタイミングで照射終了のタイミングを決める場合、例えば、一点鎖線で図示された態様で累積照射量が増加するものと予測して、照射終了のタイミングを決めることになる。この場合、理想的なタイミングよりもかなり早いタイミングで照射終了要求を行うことになり、結果として、照射不足という事態が発生する可能性がある。
一方、例えば、図中においてP2で示された累積照射量は、上記想定している累積照射量よりも小さい。よって、P2のタイミングで照射終了のタイミングを決める場合、例えば、二点鎖線で図示された態様で累積照射量が増加するものと予測して、照射終了のタイミングを決めることになる。この場合、理想的なタイミングよりもかなり遅いタイミングで照射終了要求を行うことになり、結果として、過剰照射という事態が発生する可能性がある。
そこで本例では、照射終了の適切なタイミングを予測することが可能となるタイミングを、照射強度の安定度に基づいて判定し、該予測が可能となってから照射終了のタイミングの算出を行う。これは、照射強度が安定化すれば将来的な累積照射量を適切に予測可能となり、それにより、その累積照射量が適正値に達するタイミング、即ち、照射終了の適切なタイミングを算出可能となるからである。照射強度の安定度は、前述のとおり、センサ112のセンサ信号に基づいて評価され、その安定度を示す評価値が生成される(図6のS110〜S120参照)。
前述のとおり、本例では上記評価および評価値の生成は周期的に行われる。図中には、各周期で生成された評価値のプロットが示されると共に、その評価値の個々についての判定結果(図6のS130)が示される。この判定結果は、評価値が基準範囲内に収まっている場合には「○」と示し、そうでない場合には「×」と示す。その下には、各周期についての照射終了タイミングの確定の可否の判定結果(図6のS150)が示される。この判定結果は、評価値が連続的に(本例では2回連続で)基準範囲内となった場合には「○」と示し、そうでない場合には「×」と示す。即ち、各周期で生成される評価値が連続的に基準範囲内に収まった場合に、照射強度が許容レベルまで(照射終了の適切なタイミングを算出可能なレベルまで)安定化した、と判定される。なお、この判定のために評価値が連続で基準範囲内となるべき回数は、固定値であってもよいし、照射強度に基づいて設定されてもよいし、或いは、各周期で生成される評価値の変動量に基づいて設定されてもよい。
本例では、P1及びP2のタイミングに対応する評価値は、いずれも基準範囲内に収まっていない。一方、更に後のP3のタイミングでは、評価値は2回連続で基準範囲内に収まっており、照射終了タイミングを確定可能な状態となっている。よって、本例では、P3のタイミングで、照射終了のタイミングを確定する。本例では、該確定後(P3のタイミングの後)、AEC用センサ112のセンサ信号の読出、前述の評価および評価値の生成、並びに、評価値に基づく判定を、終了ないし停止するものとする。その後、上記照射終了のタイミングで照射終了要求を行うことにより、累積照射量が適正量となる適正照射が実現される。
本例では、AEC用センサ112のセンサ信号の読出、前述の評価および評価値の生成、並びに、評価値に基づく判定を、いずれも互いに同じ周期で行う態様を例示したが、これらの動作は異なる周期で行われてもよい。例えば、AEC用センサ112のセンサ信号の読出を2回以上行った後に評価値の生成を1回行ってもよいし、また、評価値の生成を2回以上行った後にそれらの評価値に基づく判定を1回行ってもよい。或いは、上述の各動作の周期は、時間の経過と共に変更されてもよい(各動作の実行の間隔は時間の経過と共に変更されてもよい)。
また、本例では、累積照射量が理想的には線形に増加すること、即ち、照射強度の理想値が一定であることを想定した態様を例示したが、照射強度の理想値は、必ずしも一定である必要はなく、例えば時間経過と共に所定の関数に基づいて変化してもよい。この場合、評価値の基準範囲も時間経過と共に変化するように設定される。即ち、評価値が満たすべき条件(本例では基準範囲)は、想定している累積照射量ないし照射強度に基づいて設定されればよく、例えばユーザにより入力端末3を用いて予め入力された撮影情報に基づいて設定されてもよい。また、この場合、評価値は、累積照射量の増加率(図7Aにおける累積照射量の勾配)以外の要素に基づいて生成されうる。例えば、評価値は、それまでに得られたAEC用センサ112のセンサ信号の平均値、分散、標準偏差等を用いて生成されてもよいし、或いは、幾つかの信号の荷重加算により生成されてもよい(加重加算係数は時間経過と共に変更されてもよい。)。
(第2の例)
図7Bは、本実施形態に係るAECの第2の例を説明するためのタイミングチャートを前述の第1の例(図7A参照)同様に示す。本例は、主に、放射線の照射終了のタイミングの確定後も、AEC用センサ112のセンサ信号の読出(図6のS110)、前述の評価および評価値の生成(S120)、並びに、評価値に基づく判定(S130)を継続する、という点で前述の第1の例と異なる。本例によれば、P3のタイミングの後に得られる評価値及び/又はセンサ112のセンサ信号に基づいて、照射終了のタイミングを更新可能であり、これにより、AECの精度を高めることができる。
ここで、放射線撮像装置1や放射線源6に何らかのノイズが混入することで、例えば図中においてP4で示されるタイミングで、評価値が基準範囲を超えることが考えられる。しかし、照射終了のタイミングが確定可能となった後、即ち、P3のタイミング以降、基準を満たさない評価値が発生した場合には、照射終了のタイミングの更新を省略し、このような評価値、及び、その基となるセンサ112のセンサ信号を採用しない。これにより、AECの精度を維持することができる。
なお、上記照射終了のタイミングの更新の回数は、例えば、予め定められた回数であってもよいし、予めユーザにより入力端末3を用いて設定されてもよい。或いは、該更新の回数は、安定化した照射強度に基づいて設定されもよいし、センサ112のセンサ信号に基づく他の評価結果(例えば標準偏差)に基づいて設定されてもよい。
(第3の例)
図7Cは、本実施形態に係るAECの第3の例を説明するためのタイミングチャートを前述の第1の例(図7A参照)同様に示す。本例は、放射線の照射強度が比較的大きい場合の態様を示す。照射強度が比較的大きい場合、放射線撮像装置1や放射線源6へのノイズの混入は生じにくく、或いは、該ノイズに相当する信号成分がセンサ112のセンサ信号に埋もれる傾向にある。そのため、図から分かるように、前述の評価(図6のS120)により生成される評価値は、照射開始直後においても連続的に基準範囲内に収まり、照射終了のタイミングを確定可能となりうる(S150)。換言すると、本実施形態に係るAECは、特に照射強度が比較的小さい場合において効果的であるといえる。
[第2実施形態]
図8を参照しながら、第2実施形態に係るAECの方法を説明するためのフローチャートを、図6(第1実施形態参照)同様に示す。前述のとおり、放射線の照射強度が比較的大きい場合、放射線撮像装置1や放射線源6へのノイズの混入は生じにくく、或いは、該ノイズに相当する信号成分がAEC用センサ112のセンサ信号に埋もれる傾向にある。そのため、照射強度が比較的大きい場合、照射終了のタイミングは速やかに確定可能と考えられる。
本実施形態では、放射線の照射開始後、先ず、照射強度が比較的大きいか否かの初期判定を行う。照射強度が比較的大きい場合には、この初期判定の結果を用いて照射終了のタイミングを算出し且つ確定する。一方、照射強度が比較的小さい場合には、第1実施形態同様の手順でAECを行う(図6のS110〜S150)。以下、図8を参照しながら詳細を述べる。
S100で放射線の照射開始が検出された後、S810で、AEC用センサ112からセンサ信号を読み出す。そして、S820で、センサ112のセンサ信号に基づいて、照射強度が基準値を超えるか否かの初期評価を行い、初期評価値を生成する。この初期評価値は、センサ112のセンサ信号の信号値そのものであってもよいし、その信号値に所定の係数を乗ずることで得られてもよい。
S830では、上記初期判定、具体的には、S820で得られた初期評価値が基準を満たすか否かの判定を行う。本実施形態では、初期評価値が基準値より大きい場合、即ち、照射強度が比較的大きい場合には、S840に進む。初期評価値が基準値より小さい場合、即ち、照射強度が比較的小さい場合には、S110(図6同様)に進む。例えば、累積照射量の適正値が1[mR]の場合、この基準値は、その半分(即ち0.5[mR])相当の値に設定されればよい(なお、1[R]≒2.58×10−4[C/Kg]である。)。
S840では、照射終了のタイミングを算出し且つ確定する。照射終了のタイミングは、初期評価値(実質的にS810で読み出されたセンサ信号)に基づいて算出される。前述のとおり、照射強度が比較的大きい場合には、上記ノイズの混入は生じにくく、或いは、上記ノイズに相当する信号成分がセンサ112のセンサ信号に埋もれる傾向にある。そのため、ここで算出されたタイミングは、更新(第1実施形態参照)の必要はないと考えられ、本実施形態では直ちに確定される。その後、S160で、該算出され且つ確定されたタイミングで放射線の照射終了の要求を行う。
本実施形態によれば、照射強度が比較的大きいか否かの初期判定を行い、照射強度が比較的大きい場合には、初期判定の結果を用いて照射終了のタイミングを速やかに確定する。これにより、S110〜S150のステップを省略し、例えば、照射終了のタイミングの確定前に累積照射量が適正値を超えてしまうような事態が発生することを防ぐことができる。
[その他]
以上、いくつかの好適な態様を例示したが、本発明はこれらの例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その一部が変更されてもよい。例えば、或る実施形態の内容に、他の実施形態の内容の一部が組み合わされてもよいし、これと共に/これに代替して、必要に応じて公知の要素が追加され又は削除されてもよい。また、本明細書に記載された個々の用語は、本発明を説明する目的で用いられたものに過ぎず、本発明は、その用語の厳密な意味に限定されるものでないことは言うまでもなく、その均等物をも含みうる。
[プログラム]
本発明は、上記実施形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理により実現されてもよい。例えば、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によって実現されてもよい。
1:放射線撮像装置、11:センサアレイ、111:撮像用センサ、112:AEC用センサ、16:制御部。

Claims (11)

  1. 放射線を検出するためのセンサと、制御部とを備える放射線撮像装置であって、
    前記制御部は、
    放射線の照射開始後、前記センサからのセンサ信号に基づいて、放射線の照射強度の安定度を示す評価値を生成し、
    前記評価値が所定条件を満たしたことに応答して、放射線の照射強度が安定したことを示す信号を出力する
    ことを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記評価値は、前記センサ信号の信号値、平均値、分散および標準偏差の少なくとも1つに基づく
    ことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記制御部は、前記信号を出力することで、放射線の照射終了のタイミングを確定可能であることを前記信号の出力先に通知する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記制御部は、前記評価値を周期的に生成し、該生成された評価値が連続で基準を満たした場合に前記信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記信号を受け取ったことに応答して放射線の照射終了のタイミングを算出する演算部を更に備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記制御部は、前記信号の出力後、前記評価値の生成を終了する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記信号を受け取ったことに応答して放射線の照射終了のタイミングを算出する演算部を更に備え、
    前記制御部は、前記信号の出力後においても前記評価値の生成を継続し、前記演算部は、前記算出された照射終了のタイミングを更新する
    ことを特徴とする請求項4に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記制御部は、前記センサからの前記センサ信号が基準値よりも大きい場合には前記評価値の生成を省略し、前記センサ信号が前記基準値よりも小さい場合に前記評価値を生成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の放射線撮像装置と、放射線源とを具備する
    ことを特徴とする放射線撮像システム。
  10. 放射線を検出するためのセンサを備える放射線撮像装置と通信可能に構成された制御装置であって、
    前記放射線撮像装置への放射線の照射開始後、前記センサからのセンサ信号に基づいて放射線の照射強度の安定度を評価し、その安定度を示す評価値が所定条件を満たしたことに応答して放射線の照射強度が安定したことを示す信号を発生する信号発生部を備える
    ことを特徴とする制御装置。
  11. 放射線を検出するためのセンサを備える放射線撮像装置の制御方法であって、
    放射線の照射開始後、前記センサからのセンサ信号に基づいて、放射線の照射強度の安定度を示す評価値を生成する工程と、
    前記評価値が所定条件を満たしたことに応答して、放射線の照射強度が安定したことを示す信号を出力する工程と、を有する
    ことを特徴とする放射線撮像装置の制御方法。
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