JP6718726B2 - 車両用フード - Google Patents

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Description

本発明は、アウタパネルとインナパネルとを有する車両用フードに関するものである。
従来、アウタパネルとインナパネルとを備える車両用フードが知られている。このような車両用フードでは、歩行者保護性能の向上が求められている。例えば、特許文献1には、歩行者保護性能の向上のために、アウタパネルとインナパネルとの間に補強部材を設けることが開示されている。この補強部材の断面は、略ハット型に形成されている。具体的に、補強部材は、インナパネルの底部に接続される一対のフランジ部と、各フランジ部からアウタパネル側に向かって起立する一対の衝撃吸収縦壁部と、各衝撃吸収縦壁部におけるアウタパネル側の端部(上端部)同士を連結する頂部と、を有している。頂部は、インナパネルの底部から上方に離間した位置でアウタパネルと対向している。
この車両用フードでは、アウタパネルに対して頭部が衝突すると、アウタパネルとともに補強部材の特に衝撃吸収縦壁部が変形しながら頭部衝突時の衝撃を吸収するので、衝突の初期段階における加速度1次ピーク(エネルギー吸収量)が大きくなり、衝突後半の加速度2次ピークが小さくなる。このため、いわゆるHIC値(頭部障害値)が低減されるので、歩行者保護性能が向上する。
特開2011−11658号公報
特許文献1に記載されるような車両用フードでは、頭部のアウタパネルへの衝突の初期段階にアウタパネルとともに補強部材が変形することによって加速度1次ピークは大きくなるものの、特にフード下に配置されるエンジンなどの内蔵物とインナパネルとの隙間が狭く、短い衝突ストロークで衝突エネルギを吸収する必要がある場合には加速度2次ピークも大きくなってしまうことがある。つまり、衝撃吸収縦壁部が変形し、インナパネルとの接触等により、それ以上の頂部の下方への変位が規制されるような条件になると、それ以降、補強部材は、アウタパネルの変形の抵抗となる。この場合、加速度2次ピークが大きくなってしまい、その結果、HIC値が高くなってしまう。特に、鋼板製のフードよりも軽量なアルミニウム製のフードでは、その重量の小ささにより、加速度1次ピークが鋼板製フードに比べて低くなるため、HIC値を低く抑え、所定の歩行者保護性能を確保することが難しい。
本発明の目的は、加速度1次ピークを大きくしつつ加速度2次ピークが大きくなるのを抑制することで、歩行者保護性能を向上することが可能な車両用フードを提供することである。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、車両用フードであって、アウタパネルと、前記アウタパネルの下方に配置されたインナパネルと、前記インナパネルに接合されており、前記アウタパネルが前記インナパネルに向かって変形するときに当該アウタパネルとともに変形する変形部と、を備え、前記インナパネルは、底部と、前記底部から前記アウタパネルに向かって起立する起立壁と、前記起立壁の上端部に接続されており前記アウタパネルと対向する対向部と、を有し、前記変形部は、前記起立壁のうち当該起立壁の下端部と当該起立壁の上端部との間に位置する中間壁、又は、前記対向部に接合された接合部と、前記底部の上方において前記アウタパネルに近接しており、前記アウタパネルが前記インナパネルに向かって変形するときに当該アウタパネルとともに前記接合部よりも下方に向かって変位することが可能な変位部と、を有し、前記変位部は、前記接合部に繋がる一端部と、前記一端部と反対側の他端部と、を有し、前記他端部は、前記インナパネルから分離して設けられている、車両用フードを提供する。
本車両用フードでは、中間壁又は対向部に接合部が接合されており、変位部は、アウタパネルとともに接合部よりも下方に位置する底部に向かって変位することが可能であるので、変形部の潰れ残りに起因して当該変形部がアウタパネルの変形の抵抗となることが抑制される。よって、本車両用フードでは、頭部のアウタパネルへの衝突の初期には、アウタパネルとともに変位部が下方に変位するので、つまり、頭部とともにインナパネルに向かって変位する部材の重量が大きくなるので、加速度1次ピークが大きくなり、しかも、衝突後期において、変位部は、連結部よりも下方に位置する底部に向かって変形を継続することができるので、加速度2次ピークが有効に低減される。
この場合において、前記接合部は、前記中間壁に接合されており、前記変位部は、上向き凸となるように曲がる形状を有しており、かつ、前記アウタパネルとともに前記接合部よりも下方に向かって変位する過程において下向きに凸となるように反転可能であることが好ましい。
このようにすれば、インナパネル及びアウタパネル間の隙間が著しく大きくなるのを回避しながら加速度2次ピークを有効に低減することができる。具体的に、変位部がアウタパネルとともにインナパネルの底部に向かって変位する途中(衝突後期)で当該変位部が下向きに凸となるように反転することによって加速度2次ピークが有効に低減される。また、接合部は、起立壁の中間壁に接合されているので、当該接合部が対向部に接合される場合に比べ、前記変位部が歩行者の頭部衝突初期の変形抵抗になることで、衝突初期のエネルギ吸収量を大きくすることが可能になり、その分アウタパネルと当該車両用フードの下方に配置された内蔵物との隙間を狭く設定することが可能になる。
さらにこの場合において、上下方向についての前記底部と前記中間壁との間の寸法は、上下方向についての前記底部と前記対向部との間の寸法の1/2以上に設定されていることが好ましい。
このようにすれば、変位部が下向きに凸となるように反転したときにおける当該変位部の底部への接触が抑制されるので、変形部が潰れ残ることが有効に抑制される。
また、本車両用フードにおいて、前記起立壁は、前記底部と前記中間壁とを連結する下側縦壁と、前記中間壁と前記対向部とを連結する上側縦壁と、を有し、前記中間壁は、前記下側縦壁及び前記上側縦壁に交差しかつ平坦であり、前記変形部は、前記インナパネルとは別部材で構成されており、前記接合部は、平坦であり、前記変位部は、前記接合部につながっており平坦でかつ前記中間壁と平行に当該中間壁から前記底部に向かう向きに前記接合部から離間するにしたがって前記アウタパネルに近づくように傾斜する傾斜部を含み、前記接合部と前記傾斜部とのなす角の角度が鈍角であることが好ましい。
このようにすれば、インナパネルの一部(下側縦壁又は上側縦壁を含む部位)が切り起こされることによって変形部が形成される場合に比べて、各縦壁によってインナパネルの剛性が確保され、さらに、接合部と傾斜部とのなす角が鈍角であることにより、変位部がアウタパネルとともに底部に向かって変位する途中に当該変位部が下向きに凸となるように反転しやすくなるので、加速度2次ピークがより確実に低減される。
この場合において、前記接合部と前記傾斜部とのなす角の角度は、135°以上180°以下であることが好ましい。
このようにすれば、頭部のアウタパネルへの衝突の初期には、傾斜部が衝撃を受けることによって加速度1次ピークが有効に大きくなり、衝突の後期には、変位部がアウタパネルとともに底部に向かって変位する途中における当該変位部の反転がさらに促進される。
また、本発明による車両用フードでは、前記底部、前記起立壁及び前記対向部は、前記インナパネルのうち車両の幅方向の側部において車両の前後方向に延びる形状を有し、前記変形部は、車両の前後方向に沿って延びる形状を有する。
このため、本発明による車両用フードでは、車両用フードの中央部のHIC値に比べて高くなる傾向にある車両の幅方向の側部のHIC値が有効に低減される。
この場合において、前記変位部は、当該変位部中の他の部位の剛性よりも高い剛性を有するとともに車両の前後方向に沿って延びるように連続的につながる形状を有する高剛性部を有することが好ましい。
このようにすれば、変位部の特定の部位に衝撃が加わった際にその衝撃荷重が前記特定の部位から高剛性部に沿って変位部の前後方向に伝搬する。このため、変位部が全体的にインナパネルの底部に向かって変位するので、つまり、アウタパネルとともに変位する部材の質量が増大するので、加速度1次ピークが大きくなる。
例えば、前記高剛性部は、当該変位部中の他の部位から下向きに凸となるように窪む形状を有していてもよい。
以上のように、本発明によれば、加速度1次ピークを大きくしつつ加速度2次ピークが大きくなるのを抑制することで、歩行者保護性能を向上することが可能な車両用フードを提供することができる。
本発明の一実施形態の車両用フードのインナパネルの概略の平面図である。 図1のII−II線での断面図である。 変形部の斜視図である。 インパクタが衝突したときのアウタパネル及び変形部の状態を示す図である。 インパクタのストロークと加速度との関係を示す図である。 インパクタのストロークと加速度との関係を示す図である。 インパクタのストロークと加速度との関係を示す図である。 変形部の変形例を示す断面図である。 変形部の変形例を示す断面図である。
本発明の一実施形態の車両用フードについて、図1〜図5を参照しながら説明する。
車両用フードは、アウタパネル10(図2を参照)と、アウタパネル10の下方に配置されるインナパネル20と、変形部40と、を有している。なお、図1では、アウタパネル10の図示は省略されている。
アウタパネル10は、アルミニウムないしアルミニウム合金により形成されている。図2に示されるように、アウタパネル10の縁部は、内側(インナパネル20側)に折り返された状態でインナパネル20の縁部21を当該インナパネル20の厚さ方向の両側から挟持する折返し挟持部11を構成している。なお、折返し挟持部11は、アウタパネル10の縁部が内側に折り返される加工(いわゆるヘミング加工)がなされることにより形成される。
インナパネル20は、アルミニウムないしアルミニウム合金により形成されている。インナパネル20の強度は、インナパネル20の車両本体の内蔵物(エンジン等)2への衝突時において、当該インナパネル20が潰れながら衝突エネルギーを効率よく吸収することが可能な強度に設定される。インナパネル20は、複数の(本実施形態では3本の)中央ビード22と、底部32と、起立壁34と、対向部38と、を有している。これら複数の中央ビード22、底部32、起立壁34及び対向部38は、アルミニウムないしアルミニウム合金からなる板材をプレス成形することにより形成される。
各中央ビード22は、車両の幅方向及び前後方向の中央部に形成されている。各中央ビード22は、車両の幅方向に沿って延びる形状を有し、車両の前後方向に沿って間欠的に並ぶように設けられている。各中央ビード22は、ビード底壁23と、縦壁24と、頂壁25と、を有している。頂壁25の上面には、インナパネル20とアウタパネル10とを接続する接着部材(図示略)が設けられる。
本実施形態では、底部32、起立壁34及び対向部38は、各中央ビード22の外周に環状に(複数の中央ビード22の外側)に形成されている。
ここで、図2は、車両用フードの側面の側端部における断面形状を示す。図2に示されるように、底部32は、略平坦に、かつ、略水平となるように配置される。底部32の外側の端部には、傾斜壁33が接続されている。傾斜壁33は、車両の幅方向の外側に向かうにしたがってアウタパネル10に近づくように傾斜する形状を有している。傾斜壁33の上端部は、前記縁部21とつながっている。
起立壁34は、底部32からアウタパネル10に向かって起立する形状を有する。具体的に、起立壁34は、下側縦壁35と、中間壁36と、上側縦壁37と、を有している。
下側縦壁35は、車両の幅方向における底部32の内側の端部から起立する形状を有する。具体的に、下側縦壁35は、車両の幅方向の内側に向かうにしたがってアウタパネル10に近づくように傾斜する形状を有している。
中間壁36は、下側縦壁35の上端に接続されている。中間壁36は、下側縦壁35の上端から車両の幅方向の内側に向かって延びている。中間壁36は、平坦であり、下側縦壁35と交差している。中間壁36は、底部32と平行であってもよい。
上側縦壁37は、中間壁36の内側(図2の右側)の端部から起立する形状を有する。上側縦壁37は、車両の幅方向の内側に向かうにしたがってアウタパネル10に近づくように傾斜する形状を有している。上側縦壁37は、中間壁36と対向部38とを連結している。
対向部38は、上側縦壁37の上端部に接続されておりアウタパネル10と対向している。対向部38は、アウタパネル10に近接する位置に設けられている。この対向部38の上面には、前記接着部材が設けられる。対向部38は、アウタパネル10に近接した位置で前記接着剤を介してアウタパネル10に接続されている。上下方向についての底部32及び中間壁36間の寸法は、上下方向についての底部32及び対向部38と上側縦壁37との境界間の寸法hの1/2以上に設定されている。
変形部40は、インナパネル20に接合されている。変形部40は、アウタパネル10がインナパネル20に向かって変形するときに当該アウタパネル10とともに変形する。図1に示されるように、変形部40は、車両の前後方向に延びる形状を有している。変形部40は、接合部42と、変位部44と、を有する。
接合部42は、インナパネル20に接合される部位である。本実施形態では、接合部42は、中間壁36に接合されている。接合部42は、平坦である。なお、「接合」には、スポット溶接等の溶接や、リベット等による機械的接合などが含まれる。
変位部44は、底部32の上方においてアウタパネル10に近接する位置に設けられている。変位部44の上面には、前記接着部材が設けられる。変位部44は、アウタパネル10に近接した位置で前記接着部材を介してアウタパネル10に接続されている。つまり、アウタパネル10に近接した位置とは、前記接着部材の厚さ分だけアウタパネル10から離間した位置を意味する。変位部44は、アウタパネル10がインナパネル20に向かって変形するときに当該アウタパネル10とともに接合部42よりも下方に向かって変位することが可能である。変位部44は、上向きに凸となるように曲がる形状を有している。本実施形態では、変位部44は、上向きに凸となるように屈曲している。ただし、変位部44は、上向きに凸となるように湾曲していてもよい。変位部44は、アウタパネル10とともに接合部42よりも下方に向かって変位する過程において下向きに凸となるように反転可能である。具体的に、変位部44は、傾斜部46と、干渉部48と、を有する。
傾斜部46は、接合部42に接続されている。傾斜部46は、平坦であり、中間壁36と平行な方向について当該中間壁36から底部32に向かう向き(本実施形態では車両の幅方向の外向き)に接合部42から離間するにしたがってアウタパネル10に近づくように傾斜する形状を有している。傾斜部46と接合部42とのなす角の角度αは、鈍角である。この角度αは、135°以上180°以下に設定されることが好ましい。本実施形態では、この角度αは、135°に設定されている。
干渉部48は、傾斜部46の上端部に接続されている。干渉部48は、アウタパネル10がインナパネル20に向かって変形するときに当該アウタパネル10と干渉する。干渉部48は、略平坦(アウタパネル10に沿う形状)であり、傾斜部46と交差している。干渉部48は、アウタパネル10に近接している。この干渉部48の上面に、前記接着部材が設けられる。つまり、干渉部48は、アウタパネル10に近接した位置で前記接着部材を介してアウタパネル10に接続されている。車両の幅方向についての干渉部48の寸法は、干渉部48が底部32に向かって変位する過程において当該干渉部48の外端部が傾斜壁33と接触しない大きさに設定される。図3に示されるように、干渉部48は、高剛性部49を有している。高剛性部49は、当該干渉部48中の他の部位の剛性よりも高い剛性を有している。高剛性部49は、車両の前後方向に沿って延びるように連続的につながる形状を有している。本実施形態では、高剛性部49は、当該干渉部48の他の部位から下向きに凸となるように窪む形状を有している。ただし、高剛性部49は、干渉部48の外端部が車両の幅方向の内側に向かって折り返されることにより形成されてもよい。
以上に説明した車両用フードの側部に対し、頭部を模したインパクタ100が衝突した場合について、図4を参照しながら説明する。
車両用フードにインパクタ100が衝突すると、アウタパネル10はインナパネル20に向かって窪むように変形する。具体的に、アウタパネル10は、変位部44の干渉部48に接触した後、変位部44とともに底部32に向かって変位する。より詳細には、変位部44は、傾斜部46と接合部42との境界を支点として底部32に近づくように変位する。つまり、アウタパネル10とともに変位する部材の質量が増大するので、図5に示されるように、インパクタ100の加速度1次ピークが大きくなる。図5は、インパクタ100のストローク(変位量)と加速度との関係を示している。なお、図5には、比較例1として、変形部40を備えていない場合のインパクタ100のストロークと加速度との関係が破線で示されている。
また、本実施形態では、干渉部48が高剛性部49を有しているので、干渉部48の特定の部位に衝撃が加わった際にその衝撃荷重が前記特定の部位から高剛性部49に沿って干渉部48の前後方向に伝搬する。このため、変位部44が全体的にインナパネル20の底部32に向かって変位するので、加速度1次ピークが有効に上昇する。
その後も、アウタパネル10及び変位部44は、底部32に向かって変位し続ける。そして、傾斜部46と干渉部48との境界が接合部42を含む平面に近づくと、変位部44は、図4において二点鎖線で示されるように、下向きに凸となるように反転する。つまり、本実施形態の変形部40の構造は、変形に際して、潰れ残りが生じにくく、加速度2次ピークの発生を遅らせることができる。これにより、アウタパネル10とインナパネル20との間の空間を有効に活用して、加速度2次ピークが発生するまでのエネルギの吸収量を大きくすることが可能になり、結果的に、加速度2次ピークが小さく抑えられる。よって、HIC値が小さくなる。ここで、反転とは、変位部44の凸の向きが上向きから下向きに変わることを意味し、変位部44の凸の向きが下向きとなった状態における傾斜部46や干渉部48の形状は、図4の二点鎖線で示されるような平坦な形状に限られない。なお、インパクタ100のアウタパネル10に対する衝突角度によっては、変形部44は、その凸の向きを反転させることなく底部32に向かって変位する場合もある。
ここで、本実施形態では、傾斜部46と接合部42とのなす角の角度αが鈍角であるので、インパクタ100がアウタパネル10に衝突した際に、傾斜部46が座屈することにより(突っ張ることにより)アウタパネル10の変形の抵抗となることが抑制される。このため、変位部44が底部32に向かって変位しやすくなる。また、前記角度αが135°であるので、変位部44の前記反転が促進される。さらに、上下方向についての底部32と中間壁36との間の寸法が、上下方向についての底部32と対向部38との間の寸法hの1/2以上に設定されているので、前記反転後における変位部44の底部32への接触が抑制される。このため、変形部40が潰れ残ることによってアウタパネル10の変形の抵抗となること、すなわち、加速度2次ピークが上昇することが有効に抑制される。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、変形部40は、インナパネル20と一体的に形成されてもよい。具体的に、図8に示されるように、インナパネル20の一部(下側縦壁35と底部32の一部)が切り起こされることにより形成されてもよい。
また、図9に示されるように、接合部42は、車両の幅方向についてインナパネル20の外側の端部に形成された段部26に接合されてもよい。なお、この段部26は、折返し挟持部11により挟持されてもよい。図9では、アウタパネル10の図示は省略されている。
また、接合部42は、対向部38に接合され、変位部44は、アウタパネル10に沿う形状に形成されてもよい。
また、変形部40の接合先は、車両の幅方向の側部に限られない。変形部40は、インナパネル20のうち車両の前側の端部や後側の端部端に接合されてもよい。
また、傾斜部46と干渉部48との境界に、当該境界をその厚さ方向に貫通するトリム穴が形成されてもよい。このようにすれば、アウタパネル10とともに変位部44が底部32に向かって変位している途中において変位部44が下向きに凸となるように反転することが促進される。
また、傾斜部46に、当該傾斜部46をその厚さ方向に貫通するトリム穴が形成されてもよい。
また、インナパネル20の各中央ビード22は、上記実施形態の形状に限られない。例えば、各中央ビード22は、車両の前後方向に沿って延びる形状を有し、車両の幅方向に沿って間欠的に並ぶように設けられてもよい。また、各中央ビード22は、車両の幅方向及び前後方向の双方に対して交差する方向に沿って延びる形状を有するものを含んでいてもよい。さらに、その場合において、ビード底部23には、部分的に開口が形成されてもよい。
また、中央ビードの頂壁は、六角形に形成されてもよい。この場合、インナパネルのうちその頂壁に包囲される部位には、開口が形成されてもよい。
あるいは、インナパネル20は、中央ビード20に変えて、複数の円錐台状の支持部(図示略)を有していてもよい。この場合、各支持部は、接着部材を介してアウタパネル10に接合される。
次に、図5〜図7を参照しながら、上記実施形態における歩行者保護性能の評価について、比較例とともに説明する。図5〜図7は、インパクタ100がアウタパネル10に衝突したときの当該インパクタ100のストロークと加速度との関係を示している。
図5には、実施例1として、傾斜部46と接合部42とのなす角の角度αが135°である場合のインパクタ100のストロークと加速度との関係が実線で示されており、比較例1として、変形部40を備えていない場合のインパクタ100のストロークと加速度との関係が破線で示されている。この図5に示されるように、実施例1では、比較例1に比べて、加速度1次ピークが大きくなるとともに、インパクタ100のストロークが短くなる。
図6には、上記実施例1が実線で示されており、比較例2として、インナパネル20の底部32に、従来の略ハット型の補強部材が接合されている場合のインパクタ100のストロークと加速度との関係が破線で示されている。なお、前記補強部材は、底部32に接合された一対のフランジ部と、各フランジ部からアウタパネル側に向かって起立する一対の衝撃吸収縦壁部と、各衝撃吸収縦壁部におけるアウタパネル側の端部(上端部)同士を連結する頂部と、を有している。この比較例2では、実施例1と同様に加速度1次ピークは大きくなるものの、前記補強部材の潰れ残りに起因して加速度2次ピークが上昇していることが分かる。
図7には、上記実施例1が実線で示されており、実施例2として、傾斜部46と接合部42とのなす角の角度αが180°である場合のインパクタ100のストロークと加速度との関係が破線で示されている。実施例2では、接合部42が対向部38に接合されており、変位部44がアウタパネル10に沿う形状を有している。図7に示されるように、実施例2では、加速度1次ピークについては、実施例1と同様に有効に高められている。一方、実施例2では、実施例1に比べて加速度2次ピークが小さくなっているものの、ストロークがやや長くなっている。このため、前記角度αは、135°の場合の方が好ましいといえる。
10 アウタパネル
20 インナパネル
22 複数の中央ビード
32 底部
34 起立壁
35 下側縦壁
36 中間壁
37 上側縦壁
38 対向部
40 変形部
42 接合部
44 変位部
46 傾斜部
48 干渉部

Claims (7)

  1. 車両用フードであって、
    アウタパネルと、
    前記アウタパネルの下方に配置されたインナパネルと、
    前記インナパネルに接合されており、前記アウタパネルが前記インナパネルに向かって変形するときに当該アウタパネルとともに変形する変形部と、を備え、
    前記インナパネルは、
    底部と、
    前記底部から前記アウタパネルに向かって起立する起立壁と、
    前記起立壁の上端部に接続されており前記アウタパネルと対向する対向部と、を有し、
    前記変形部は、
    前記起立壁のうち当該起立壁の下端部と当該起立壁の上端部との間に位置する中間壁、又は、前記対向部に接合された接合部と、
    前記底部の上方において前記アウタパネルに近接しており、前記アウタパネルが前記インナパネルに向かって変形するときに当該アウタパネルとともに前記接合部よりも下方に向かって変位することが可能な変位部と、を有し、
    前記変位部は、前記接合部に繋がる一端部と、前記一端部と反対側の他端部と、を有し、
    前記他端部は、前記インナパネルから分離して設けられ
    前記底部、前記起立壁及び前記対向部は、前記インナパネルのうち車両の幅方向の側部において車両の前後方向に延びる形状を有し、
    前記変形部は、車両の前後方向に沿って延びる形状を有する、車両用フード。
  2. 請求項1に記載の車両用フードにおいて、
    前記接合部は、前記中間壁に接合されており、
    前記変位部は、上向き凸となるように曲がる形状を有しており、かつ、前記アウタパネルとともに前記接合部よりも下方に向かって変位する過程において下向きに凸となるように反転可能である、車両用フード。
  3. 請求項2に記載の車両用フードにおいて、
    上下方向についての前記底部と前記中間壁との間の寸法は、上下方向についての前記底部と前記対向部との間の寸法の1/2以上に設定されている、車両用フード。
  4. 請求項2又は3に記載の車両用フードにおいて、
    前記起立壁は、
    前記底部と前記中間壁とを連結する下側縦壁と、
    前記中間壁と前記対向部とを連結する上側縦壁と、を有し、
    前記中間壁は、前記下側縦壁及び前記上側縦壁に交差しかつ平坦であり、
    前記変形部は、前記インナパネルとは別部材で構成されており、
    前記接合部は、平坦であり、
    前記変位部は、前記接合部につながっており平坦でかつ前記中間壁と平行に当該中間壁から前記底部に向かう向きに前記接合部から離間するにしたがって前記アウタパネルに近づくように傾斜する傾斜部を含み、
    前記接合部と前記傾斜部とのなす角の角度が鈍角である、車両用フード。
  5. 請求項4に記載の車両用フードにおいて、
    前記接合部と前記傾斜部とのなす角の角度は、135°以上180°以下である、車両用フード。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の車両用フードにおいて、
    前記変位部は、当該変位部中の他の部位の剛性よりも高い剛性を有するとともに車両の前後方向に沿って延びるように連続的につながる形状を有する高剛性部を有する、車両用フード。
  7. 請求項に記載の車両用フードにおいて、
    前記高剛性部は、当該変位部中の他の部位から下向きに凸となるように窪む形状を有する、車両用フード。
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