JP5942973B2 - 車両用部材の接着構造及びバックドアの接着構造 - Google Patents

車両用部材の接着構造及びバックドアの接着構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両用部材の接着構造及びバックドアの接着構造に関する。
下記特許文献1には、樹脂製のインナパネルと樹脂製のアウタパネルとで、互いの外縁部同士を接着剤により接着させる技術が開示されている。また、下記特許文献2には、樹脂製のインナパネル及び樹脂製のアウタパネルの何れか一方の外縁部に凹状溝が設けられ、この凹状溝内に接着剤を収容させ、当該接着剤を介してインナパネルとアウタパネルとを互いに接着させる技術が開示されている。
特開2007−245759号公報 特開2009−173086号公報
しかしながら、これらの先行技術では、アウタパネル(第1部材)及びインナパネル(第2部材)が樹脂製であるとのみ説明されている。このため、アウタパネルとインナパネルとで熱膨張係数の異なる材料を用いた場合、これらのパネルを互いに接着させると、熱膨張係数の大きいパネル側において熱歪みが生じる可能性がある。
本発明は、上記事実を考慮して、熱膨張係数が異なる部材同士を接着しても、熱膨張係数の大きい部材側に生じる熱歪みを抑制することができる車両用部材の接着構造及びバックドアの接着構造を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、樹脂で形成されたパネル状を成し、表面において他の部分の曲率に対して分断された凹凸部により稜線が形成された第1部材と、前記第1部材よりも熱膨張係数が小さい樹脂又は金属で形成されたパネル状の第2部材と、前記第1部材の外縁側に設けられ、当該第1部材と前記第2部材とを接着させる外側接着部と、前記第1部材の面方向で前記外側接着部の内側に設けられ、当該第1部材と前記第2部材とを接着させ、前記外側接着部に近接する複数ある頂部のうち少なくとも車両外側に位置する頂部は車両外側から見て前記稜線と重なる内側接着部と、を有し、前記内側接着部は直線状又は曲線状を成す複数の接着ラインを備え、前記頂部は前記接着ライン同士を繋ぐ接続部であり、前記複数の接着ラインは、前記第1部材の面方向で前記外側接着部に対して交差する方向に沿って設けられている
請求項1記載の本発明に係る車両用部材の接着構造では、樹脂で形成されたパネル状の第1部材の表面には、当該表面における他の部分の曲率に対して分断された凹凸部により稜線が形成されている。この第1部材よりも熱膨張係数が小さい樹脂又は金属で形成されたパネル状の第2部材と当該第1部材とは、外側接着部及び内側接着部を介して接着されている。
外側接着部は第1部材の外縁側に設けられており、当該第1部材の面方向で外側接着部の内側に内側接着部が設けられている。ここで、内側接着部において、外側接着部に近接する複数ある頂部のうち少なくとも車両外側に位置する頂部は車両外側から見て第1部材の表面に形成された稜線と重なるように設定されている。
一般的に、車両の意匠面では、異なる曲率を有する曲面であってもなだらかな曲面となるように互いに連続して形成されている(いわゆる一般面)。このなだらかな曲面を分断するようにして形成された凹凸部(いわゆるキャラクターライン等)では、一般部(一般面が形成された部分)よりも剛性が高くなる。したがって、第1部材に凹凸部による稜線を形成することで、当該第1部材の剛性を向上させることができる。これにより、第1部材において熱歪みを抑制することができる。
また、内側接着部において、外側接着部に近接する頂部では、異なる向きの熱歪みが複合され、熱歪みによる変形部が他の部分よりも目立ってしまう。このため、車両外側から見て当該頂部が第1部材に形成された稜線と重なるように設定されることで、熱歪みによる変形部位を目立たなくすることができる。
ここで、内側接着部は、直線状又は曲線状を成す複数の接着ラインを備えている。つまり、内側接着部は、直線状を成す複数の接着ラインで構成される場合、曲線状を成す複数の接着ラインで構成される場合、直線状を成す接着ラインと曲線状を成す接着ラインとで構成される場合、がある。そして、この接着ラインにより、内側接着部が複数の接着部によって断続的に形成された場合と比較して、第1部材と第2部材との間の接着強度を向上させることができる。
また、外側接着部に近接する頂部は接着ライン同士を繋ぐ接続部である。複数の接着ラインにおいて互いに繋がる接続部では、異なる向きの熱歪みが複合され、熱歪みによる変形部が他の部分よりも目立ってしまう。このため、車両外側から見て当該接続部が第1部材に形成された稜線と重なるように設定されることで、熱歪みによる変形部位を目立たなくすることができる。
例えば、第1部材において熱歪みが生じる場合、当該第1部材は外側接着部及び内側接着部によって拘束されるため、外側接着部と内側接着部との間で熱歪みが生じる。このため、外側接着部と内側接着部とが第1部材の面方向で互いに平行に配置された場合、熱歪みによる変形部は、外側接着部と内側接着部の間で当該外側接着部及び内側接着部に沿って略同じ歪み量で連続して形成されてしまうので、熱歪みによる変形部位が目立ってしまう。
したがって、本発明では、複数の接着ラインが、第1部材の面方向で外側接着部に対して交差する方向に沿って設けられている。これにより、第1部材において、外側接着部に対して直交する方向に沿って切断された断面位置を変えると、外側接着部と内側接着部との離間距離が異なることになる。つまり、第1部材における断面位置によって、外側接着部と内側接着部との間で生じる熱歪みによる歪み量を変えることができる。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、請求項に記載の車両用部材の接着構造において、車両外側から見て前記稜線は、前記外側接着部と前記内側接着部との間に設けられ、当該内側接着部は当該稜線に沿って形成されている。
第1部材において熱歪みが生じる場合、外側接着部と内側接着部との間で熱歪みが生じる。このため、請求項10記載の本発明に係る車両用部材の接着構造では、車両外側から見て稜線は、外側接着部と内側接着部との間に設けられ、当該内側接着部が当該稜線に沿って形成されるようにすることで、熱歪みによる変形部位を目立たなくすることができる。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両用部材の接着構造において、前記内側接着部は多角形状を成している。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造では、内側接着部は多角形状を成しており、稜線の形状に合わせて自由に変えることができる。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、請求項〜請求項の何れか1項に記載の車両用部材の接着構造において、前記接着ラインが曲線ラインを成し、前記曲線ラインは前記外側接着部から離間する方向へ向かって凹んで形成されている。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造では、曲線ラインが外側接着部から離間する方向へ向かって凹んで形成されることにより、曲線ラインにおいて外側接着部との距離が離れる。これにより、熱歪みによる歪み量を小さくすることができる。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、請求項〜請求項の何れか1項に記載の車両用部材の接着構造において、前記接着ラインが曲線ラインを成し、前記曲線ラインは前記外側接着部側へ近接する方向へ向かって膨らんで形成されている。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造では、曲線ラインが外側接着部側へ近接する方向へ向かって膨らんで形成されることで、内側接着部が設けられている範囲を広げることができ、これによって第1部材と第2部材との接着強度を向上させることができる。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、請求項1又は請求項2に記載の車両用部材の接着構造において、前記内側接着部は、前記外側接着部側へ向かって膨らむ第1曲線と前記第1曲線から離間する方向へ向かって膨らむ第2曲線との端部同士が前記接続部で繋がって形成されている。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造では、内側接着部は、第1曲線と第2曲線とが互いに離間する方向へ向かって膨らむようにして形成されている。これにより、例えば、内側接着部が直線で菱形状に形成された場合よりも接着部の長さを長くすることができ、第1部材と第2部材との接着強度を向上させることができる。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、請求項1〜請求項の何れか1項に記載の車両用部材の接着構造において、前記頂部のうち他の第1の頂部は、車両外側から見てランセンスプレートと重なる位置に設けられている。
内側接着部において、外側接着部に近接する頂部では熱歪みによる変形部が他の部分よりも目立ってしまう。このため、請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造では、車両外側から見て稜線と重なる頂部以外の他の第1の頂部が車両外側から見てランセンスプレートと重なるように設定されることで、熱歪みによる変形部位を隠すことができる。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、請求項1〜請求項の何れか1項に記載の車両用部材の接着構造において、前記頂部のうち他の第2の頂部は、車両外側から見てエンブレムと重なる位置に設けられている。
内側接着部において、外側接着部に近接する頂部では熱歪みによる変形部が他の部分よりも目立ってしまう。このため、請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造では、車両外側から見て稜線と重なる頂部以外の他の第2の頂部が車両外側から見てエンブレムと重なるように設定されることで、熱歪みによる変形部位を隠すことができる。
請求項記載の本発明に係るバックドアの接着構造は、請求項1〜請求項の何れか1項に記載の第1部材は、バックドアの外板を構成するドアアウタパネルであり、請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の第2部材は、前記ドアアウタパネルの車室内側に配置され前記バックドアの内板を構成するドアインナパネルである。
請求項記載の本発明に係るバックドアの接着構造では、バックドアの外板を構成するドアアウタパネルに第1部材が適用され、バックドアの内板を構成するドアインナパネルに第2部材が適用されている。このように、バックドアにおいて、少なくともドアアウタパネルは樹脂で形成されるため、車両の軽量化を図ることができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、熱膨張係数が異なる部材同士を接着しても、熱膨張係数の大きい部材側に生じる熱歪みを抑制することができる、という優れた効果を有する。
また、請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、内側接着部が複数の接着部で断続的に形成された場合と比較して、第1部材と第2部材との間の接着強度を向上させることができる、という優れた効果を有する。
さらに、請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、第1部材における断面位置によって、外側接着部と内側接着部との間で生じる熱歪みによる歪み量を変えることで、熱歪みによる変形部位を目立たなくすることができる、という優れた効果を有する。
請求項記載の本発明に係るバックドアの接着構造は、熱歪みによる変形部位を車両後面視でキャラクターラインに重ねるようにすることで、当該変形部位を目立たなくすることができる、という優れた効果を有する。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、熱歪みが生じやすい範囲をコントロールし、熱歪みによる変形部位を車両後面視でキャラクターラインに重ねるようにすることで、当該変形部位を目立たなくすることができる、という優れた効果を有する。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、曲線ラインにおいて外側接着部との距離を離すように形成することで、熱歪みによる歪み量を小さくすることができる、という優れた効果を有する。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、内側接着部が設けられている範囲を広げることで、第1部材と第2部材との接着強度を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、内側接着部が直線で菱形状に形成された場合よりも接着部の長さを長くすることができ、第1部材と第2部材との接着強度を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、ランセンスプレートによって熱歪みによる変形部位を隠すことができる、という優れた効果を有する。
請求項記載の本発明に係る車両用部材の接着構造は、エンブレムによって熱歪みによる変形部位を隠すことができる、という優れた効果を有する。
請求項記載の本発明に係るバックドアの接着構造は、バックドアにおいて、少なくともドアアウタパネルは樹脂で形成されるため、コストダウンを図ることができる、という優れた効果を有する。
本実施形態に係る車両用部材の接着構造が適用されたバックドアを有する車両を左斜め後方側から見た斜視図である。 図1のA−A線に沿ってバックドアを切断したときの縦断面図である。 図1のB−B線に沿ってバックドアを切断したときの縦断面図である。 図1における要部を拡大した要部拡大図である。 本実施形態に係る車両用部材の接着構造の変形例(1)を示す図3に相当する要部拡大図である。 本実施形態に係る車両用部材の接着構造の変形例(2)を示す図3に相当する要部拡大図である。 本実施形態に係る車両用部材の接着構造の変形例(3)を示す図3に相当する要部拡大図である。 本実施形態に係る車両用部材の接着構造の変形例(4)を示す図3に相当する要部拡大図である。 本発明ではない参考例としての車両用部材の接着構造の変形例(5)を示す図3に相当する要部拡大図である。 比較例を示す断面図である。 比較例を示す図3に相当する拡大図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る車両用部材の接着構造の一実施形態について説明する。なお、これらの図において、適宜示される矢印FRは車両前方側、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印Wは車両幅方向、矢印OUTは車両外方向をそれぞれ示している。
(車両用部材の接着構造の構成)
図1には、本実施形態に係る車両用部材の接着構造が適用されたバックドアを有する車両を左斜め後方側から見た斜視図が示されている。図1に示されるように、車両10の後端部にはドア開口部12が形成されており、当該ドア開口部12の上縁部にはドアヒンジ(図示省略)が設けられている。このドアヒンジによって車両用部材の接着構造が適用されたバックドア14が回動可能に支持されており、当該バックドア14によってドア開口部12は開閉可能とされている。なお、バックドア14の上部には、バックドアガラス16が取り付けられている。
図2−1には、バックドア14の下部中央において、車両上下方向(図1のA−A線)に沿って切断された状態が示されている。図2−2には、バックドア14の下部における車両幅方向左側において、車両上下方向(図1のB−B線)に沿って切断された状態が示されている。図2−1及び図2−2に示されるように、バックドア14は、ドアインナパネル22の車外20側に配置されると共にバックドア14の外板を構成する第1部材としてのドアアウタパネル24と、車室18内側に配置されてバックドア14の内板を構成する第2部材としてのドアインナパネル22と、を備えている。
ドアインナパネル22は、例えば、炭素繊維強化樹脂(CFRP)等の繊維強化樹脂によって形成されている。一方、ドアアウタパネル24は、繊維強化樹脂よりも熱膨張係数の大きい材料によって形成されている。例えば、TSOP(Toyota Super Olefin Polymer(登録商標);PPとEPDMとを主成分とする熱可塑性樹脂)等が挙げられる。そして、本実施形態では、例えば、ドアインナパネル22は線膨張係数が0.5×10−5m/℃、ドアアウタパネル24は線膨張係数が6.0×10−5m/℃の材料が用いられている。
また、図示はしないが、例えば、ドアインナパネル22は車両後面視で略矩形状を成している。ドアアウタパネル24はドアインナパネル22の表面を覆うようにして車両後面視で略矩形状を成しており、当該ドアアウタパネル24はドアインナパネル22に接着(固定)されている。
具体的には、ドアアウタパネル24の外縁部には外側接着部26が設けられており、当該ドアアウタパネル24の面方向で外側接着部26の内側には内側接着部30が設けられている。そして、外側接着部26を構成する接着剤26A及び内側接着部30を構成する接着剤30Aを介して、ドアインナパネル22とドアアウタパネル24とが接着されるようになっている。
なお、ここでは、外側接着部26及び内側接着部30において塗布面はフラット面となっているが、これに限るものではない。例えば、ドアインナパネル22又はドアアウタパネル24において、外側接着部26及び内側接着部30の塗布面には溝部が形成されていても良い。但し、この場合、意匠上のことを考慮すると、当該溝部はドアインナパネル22側に形成された方が良い。
ドアアウタパネル24におけるバックドアガラス16の下方側には、車両前後方向後方側へ突設された台座34が車両幅方向の全域に亘って形成されている。そして、当該台座34の車両幅方向の中央部には、エンブレム36が設けられている。このエンブレム36の下方には、ドアアウタパネル24の一般面24Aよりも車両前後方向前方側へ向かって凹み車両後面視で略矩形状の座面を成すライセンスプレート取付部38が設けられている。このライセンスプレート取付部38には、仮想線で示すライセンスプレート40(図1参照)が取り付けられるようになっている。
ここで、ドアアウタパネル24におけるライセンスプレート取付部38の曲面は、一般面24Aの曲面と連続しておらず、一般面24Aに対して車両前後方向前方側へ張り出す凹凸部としての縦壁42によって分断されている。これにより、車両後面視において、ライセンスプレート取付部38と一般面24Aとの境界部には稜線Pが形成される。
なお、図1に示されるように、ライセンスプレート取付部38の車両幅方向の両端部には、車両幅方向外側へ向かうにつれて車両前後方向後方側へ向かって傾斜する傾斜壁44、45が互いに傾斜角度を変えて形成されている。このため、ライセンスプレート取付部38と傾斜壁44との境界部において稜線Qが形成され、傾斜壁44と傾斜壁45の境界部において稜線Rが形成される。さらに、傾斜壁44と一般面24Aとの境界部において稜線Sが形成される。
これらの稜線P、Q、R、Sは、いわゆるキャラクターラインとされる場合がある。一般的に、車両の意匠面では、異なる曲率を有する曲面であってもなだらかな曲面となるように互いに連続して形成されている(いわゆる一般面)。これに対して、キャラクターラインは、このなだらかな曲面を分断するようにして凹凸部が形成されることによって設けられる。本実施形態では、稜線Pをキャラクターライン46として説明する。
一方、ドアインナパネル22には、ドアアウタパネル24の意匠面に形成された凹凸部に合わせて凹凸部が形成されている。具体的には、図2−1に示されるように、ドアアウタパネル24には、台座34及びライセンスプレート取付部38が形成されている。このため、ドアインナパネル22には、これらと車両前後方向で対向して、車両後方側へ向かって突出する突出部48、50がそれぞれ設けられている。この突出部48、50の頂面部48A、50Aに接着剤30Aが設けられている。一方、ドアアウタパネル24は車両幅方向中央部から車両幅方向外側へ向かうにつれて車両前後方向前方側へ向かって湾曲している。このため、図2−2に示されるように、稜線Pにおいて、ドアアウタパネル24とドアインナパネル22とは近接している。したがって、ドアインナパネル22において、ドアアウタパネル24側へ近接させるための突出部48、50(図2−1参照)に相当する形状は設けられていない。
上述のように、ドアアウタパネル24は略矩形状を成しており、外側接着部26における接着剤26Aは、ドアアウタパネル24の外縁部に沿って設けられている。このため、図3に示されるように、当該外側接着部26は略矩形状を成し、上辺部26A1と、下辺部26A2と、右辺部26A3と、左辺部26A4と、を含んで構成されている。上辺部26A1及び下辺部26A2は車両幅方向に沿って形成され、右辺部26A3及び左辺部26A4は車両上下方向に沿って形成されている。
一方、内側接着部30は、車両後面視で略菱形状を成しており、各々接着ライン52としての上部右側斜辺部30A1と、上部左側斜辺部30A2と、下部右側斜辺部30A3と、下部左側斜辺部30A4と、を含んで構成されている。上部右側斜辺部30A1及び上部左側斜辺部30A2は、ドアアウタパネル24の面方向で外側接着部26の上辺部26A1に対して交差する方向に沿って設けられている。また、下部右側斜辺部30A3及び下部左側斜辺部30A4は、ドアアウタパネル24の面方向で外側接着部26の下辺部26A2に対して交差する方向に沿って設けられている。
具体的には、上部右側斜辺部30A1及び上部左側斜辺部30A2は、車両幅方向外側へ向かうにつれて車両上下方向下方へ向かってそれぞれ傾斜している。また、下部右側斜辺部30A3及び下部左側斜辺部30A4は、車両幅方向外側へ向かうにつれて車両上下方向上方へ向かってそれぞれ傾斜している。
上部右側斜辺部30A1と上部左側斜辺部30A2とは、接続部54としての上側頂部(第2の頂部)30A5によって接続されている。また、上部右側斜辺部30A1と下部右側斜辺部30A3とは、接続部54としての右側頂部30A6によって接続されている。さらに、上部左側斜辺部30A2と下部左側斜辺部30A4とは、接続部54としての左側頂部30A7によって接続されている。また、下部右側斜辺部30A3下部左側斜辺部30A4とは、接続部54としての下側頂部(第1の頂部)30A8によって接続されている。
ここで、内側接着部30において、上側頂部30A5は外側接着部26の上辺部26A1に最も近接した位置に配置され、下側頂部30A8は外側接着部26の下辺部26A2に最も近接した位置に配置されている。また、右側頂部30A6は外側接着部26の右辺部26A3に最も近接した位置に配置され、左側頂部30A7は外側接着部26の左辺部26A4に最も近接した位置に配置されている。つまり、内側接着部30において、各接続部54は外側接着部26に最も近接した位置に配置されている。
そして、上側頂部30A5及び下側頂部30A8は、ドアアウタパネル24の幅方向の略中央部に配置され、上側頂部30A5は車両後面視(車両外側から見て)でエンブレム36と重なるように設定されている。一方、下側頂部30A8は車両後面視でライセンスプレート40と重なるように設定されている。また、右側頂部30A6及び左側頂部30A7は、車両後面視でキャラクターライン46(稜線P)と重なるように設定されている。
(車両用部材の接着構造の作用・効果)
上述のように、本実施形態では、図2−1に示すバックドア14におけるドアインナパネル22は繊維強化樹脂によって形成され、ドアアウタパネル24は当該繊維強化樹脂よりも熱膨張係数の大きい樹脂部材によって形成されている。そして、ドアアウタパネル24とドアインナパネル22とは、外側接着部26による接着剤26A及び内側接着部30による接着剤30Aを介して互いに接着されている。
一般的に、熱膨張係数の異なるパネル部材同士を互いに接着させた場合、高温環境下では、図9に示されるように、熱膨張により熱膨張係数の大きいパネル部材100と小さいパネル部材102との間で熱膨張差が生じる。パネル部材100とパネル部材102とは接着剤104によって接着(固定)されているため、パネル部材100の移動が規制される。その結果、仮想線で示されるように、パネル部材100には熱歪みによる変形部106が生じる。
このため、本実施形態では、図3に示されるように、略矩形状を成す外側接着部26の内側に設けられた内側接着部30は車両後面視で略菱形状を成している。この内側接着部30は、複数の接着ライン52(上部右側斜辺部30A1、上部左側斜辺部30A2、下部右側斜辺部30A3、下部左側斜辺部30A4)を含んで構成されている。そして、近接する接着ライン52の端部同士は、接続部54(上側頂部30A5、下側頂部30A8、右側頂部30A6、左側頂部30A7)によって互いに繋がれ、当該接続部54は、外側接着部26に最も近接した位置に配置されている。さらに、この接続部54の少なくとも一部は、車両外側から見てドアアウタパネル24の一般面24Aに形成されたキャラクターライン46と重なるように設定されている。
一般的に、車両の意匠面では、異なる曲率を有する曲面であってもなだらかな曲面となるように互いに連続して形成されている(いわゆる一般面)。このなだらかな曲面を分断するようにして形成された凹凸部(いわゆるキャラクターライン等)では、一般部(一般面が形成された部分)よりも剛性が高くなる。
したがって、本実施形態では、ドアアウタパネル24に凹凸部によるキャラクターライン46を形成することで、当該ドアアウタパネル24自体の剛性を向上させることができる。これにより、ドアアウタパネル24において熱歪みを抑制することができる。その結果、互いに熱膨張係数が異なる材料を用いたドアインナパネル22(図2−1参照)とドアアウタパネル24であっても熱歪みを抑制することができる。
一方、内側接着部30において、外側接着部26に近接する接続部54では、異なる向きの熱歪みが複合され、熱歪みによる変形部が他の部分よりも目立ってしまう。このため、車両外側から見て当該接続部54がドアアウタパネル24に形成されたキャラクターライン46と重なるように設定されることで、熱歪みによる変形部位を目立たなくすることができる。
また、本実施形態では、内側接着部30は車両後面視で略菱形状を成している。このように、接続部54同士を直線状の接着ライン52で繋げることによって、図示はしないが、内側接着部が複数の接着部によって断続的に形成された場合と比較して、ドアインナパネル22とドアアウタパネル24との間の接着強度を向上させることができる。なお、内側接着部が複数の接着部によって断続的に形成されても良いのは勿論のことである。
また、接着ライン52同士を互いに繋ぐ接続部54では、個々の接着ライン52における熱歪みが複合されるため、熱歪みによる変形部が他の部分よりも目立ってしまう。このため、上述のように、本実施形態では、車両外側から見て当該接続部54がキャラクターライン46と重なるように設定されることで、熱歪みによる変形部位を目立たなくすることができる。
ところで、例えば、図10に示されるように、外側接着部108と内側接着部110とがドアアウタパネル112の平面方向で互いに平行に配置された場合、熱歪みによる変形部114は、外側接着部108と内側接着部110の間で当該外側接着部108及び内側接着部110に沿って略同じ歪み量で連続して形成されてしまう。このため、熱歪みによる変形部位が目立ってしまう。
これに対して、本実施形態では、図3に示されるように、内側接着部30の上部右側斜辺部30A1及び上部左側斜辺部30A2は、外側接着部26の上辺部26A1に対して交差する方向に沿って設けられている。また、内側接着部30の下部右側斜辺部30A3及び下部左側斜辺部30A4は、外側接着部26の下辺部26A2に対して交差する方向に沿って設けられている。つまり、外側接着部26に対して内側接着部30を構成する各接着ライン52が平行に形成されないように設定されている。
これにより、ドアアウタパネル24において、外側接着部26に対して直交する方向に沿って切断された断面位置を変えると、外側接着部26と内側接着部30との離間距離が異なることになる。すわなち、ドアアウタパネル24における断面位置によって、外側接着部26と内側接着部30との間で生じる熱歪みによる歪み量を変えることができる。これにより、熱歪みによる変形部位を目立たなくすることができる。
さらに、外側接着部26に対して交差する方向に沿って内側接着部30が形成されることで、熱歪みが生じる方向を内側接着部30における接着ライン52の傾斜に対して直交する方向も含め複数方向に分散させることができる。その結果、熱歪みによる歪み量を小さくすることができる。
また、内側接着部30が略菱形状に形成されることで、当該内側接着部が複雑な形状を成す場合と比較して、熱歪みが生じやすい範囲をコントロールすることができる。したがって、熱歪みによる変形部位を車両後面視でキャラクターライン46に重ねるようにすることで、当該変形部位を目立たなくすることができる。
さらに、本実施形態では、車両後面視で接続部54(上側頂部30A5)をエンブレム36に重ね、接続部54(下側頂部30A8)をライセンスプレート40に重ねるようにしている。これにより、右側頂部30A6、左側頂部30A7以外の接続部54(上側頂部30A5、下側頂部30A8)において、熱歪みによる変形部位を隠すことができる。
また、本実施形態では、ドアインナパネル22は線膨張係数が0.5×10−5m/℃、ドアアウタパネル24は線膨張係数が6.0×10−5m/℃の材料が用いられている。一般的に、バックドア14には、複数のキャラクターライン46が形成されている。このため、例えば、ドアアウタパネル24とドアインナパネル22とで板厚及び形状が同じだった場合、熱膨張量差が12倍となるが、この場合であってもドアアウタパネル24とドアインナパネル22との間で生じる熱歪みを目立たなくすることができる。板厚や形状にもよるが当該線膨張係数が2倍以上で本件における課題が生じる可能性があるため、本実施形態を適用することによって本発明の効果は得られる。特に、当該線膨張係数が5倍を越える場合はさらに効果的に本発明の効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
(1)本実施形態では、図3に示されるように、内側接着部30の形状が直線状の接着ライン52で構成された略菱形状を成している。しかし、各接着ライン52を繋ぐ接続部54が車両後面視で少なくともキャラクターライン46と重なるように設定されていれば良いため、これに限るものではない。
例えば、図4に示されるように、内側接着部56が、第1曲線としての曲線56Aと、第2曲線としての曲線56Bと、で構成されるようにしても良い。曲線56Aと曲線56Bとは互いに離間する方向へ向かって膨らむようにして形成されている。そして、曲線56Aは、右側頂部30A6、上側頂部30A5、左側頂部30A7を1つの曲線で繋いで形成され、曲線56Bは、右側頂部30A6、下側頂部30A8、左側頂部30A7を1つの曲線で繋いで形成されている。
このように、内側接着部56を曲線56Aと曲線56Bとで構成することによって、図3に示されるように、内側接着部30が直線同士を繋げて形成された場合よりも接着部の長さを長くすることができ、ドアインナパネル22とドアアウタパネル24との間の接着強度を向上させることができる。
(2)図4に示す内側接着部56では、右側頂部30A6、上側頂部30A5、左側頂部30A7を第1曲線として1つの曲線56Aで繋ぎ、右側頂部30A6、下側頂部30A8、左側頂部30A7を第2曲線として1つの曲線線56Bで繋いで形成されている。しかし、必ずしも3つ頂部を1つの曲線で繋ぐ必要はない。
例えば、図5に示されるように、内側接着部58が、右側頂部30A6と上側頂部30A5とを繋ぐ曲線58Aと、上側頂部30A5と左側頂部30A7とを繋ぐ曲線58Bと、右側頂部30A6と下側頂部30A8とを繋ぐ曲線58Cと、下側頂部30A8と左側頂部30A7とを繋ぐ曲線58Dとで構成されるようにしても良い。なお、これらの曲線58A、曲線58B、曲線58C、曲線58Dはそれぞれ外側接着部26側へ近接する方向へ向かって膨らんで形成されている。
(3)図5に示す内側接着部58では、曲線58A、曲線58B、曲線58C、曲線58Dがそれぞれ外側接着部26側へ近接する方向へ向かって膨らんで形成されている。しかし、図6に示されるように、内側接着部60を構成する曲線60A、曲線60B、曲線60C、曲線60Dがそれぞれ外側接着部26から離間する方向へ向かって凹んで形成されても良い。各曲線60A、曲線60B、曲線60C、曲線60Dにおいて、外側接着部26との距離が離れるため熱歪みによる歪み量を小さくすることができる。
(4)以上の各実施形態では、内側接着部の一部を構成する接着ラインが直線又は曲線のみで形成されているが、これに限るものではない。例えば、内側接着部の接着ラインが曲線及び直線によって構成されても良い。一例として、図7に示されるように、内側接着部62では、右側頂部30A6と上側頂部30A5とを外側接着部26側へ近接する方向へ向かって膨らむ曲線62Aで繋ぎ、上側頂部30A5と左側頂部30A7とを外側接着部26側へ近接する方向へ向かって膨らむ曲線62Bで繋ぐようにしている。そして、右側頂部30A6と下側頂部30A8とを直線62Cで繋ぎ、下側頂部30A8と左側頂部30A7とを直線62Dで繋ぐようにしている。このように、曲線状の接着ライン64と直線状の接着ライン66とを繋げるようにすることで、内側接着部62の形状における自由度が広がる。
以上のように、内側接着部の形状を変えることによって、車両後面視でキャラクターライン46と重なる接続部54の位置も適宜変更可能である。また、必ずしも内側接着部が直線又は曲線の接着ラインによって構成される必要はなく、少なくとも一部が断続的に形成されていても良い。
(5)さらに、接続部54は4つに限るものではなく、内側接着部の形状によって適宜変更可能である。例えば、本発明に含まれない参考例としての図8に示されるように、内側接着部70が六角形状を成す場合、接続部72は6つ設けられることになる。
具体的に説明すると、上記の各実施形態と同様、右側頂部72A及び左側頂部72Bは、車両後面視でキャラクターライン46(稜線P)と重なるように設定されている。一方、上側頂部72Cとして、車両後面視でエンブレム36を間において、車両幅方向に沿った左右で上側右頂部72C1及び上側左頂部72C2が設けられている。また、下側頂部72Dとして、車両後面視でライセンスプレート40と重なる位置において、車両幅方向に沿った左右で下側右頂部72D1及び下側左頂部72D2が設けられている。
そして、内側接着部70を構成する接着ライン74として、右側頂部72Aと上側右頂部72C1とを繋ぐ直線状の上部右側斜辺部74Aが設けられ、右側頂部72Aと下側右頂部72D1とを繋ぐ直線状の下部右側斜辺部74Bが設けられている。また、左側頂部72Bと上側左頂部72C2とを繋ぐ直線状の上部左側斜辺部74Cが設けられ、左側頂部72Bと下側左頂部72D2とを繋ぐ直線状の下部左側斜辺部74Dが設けられている。さらに、上側右頂部72C1と上側左頂部72C2とを繋ぐ上辺部74Eが設けられ、下側右頂部72D1と下側左頂部72D2とを繋ぐ下辺部74Fが設けられている。
ここで、上辺部74Eは、外側接着部26の上辺部26A1と略平行に形成され、下辺部74Fは、外側接着部26の下辺部26A2と略平行に形成されている。下辺部74Fはそもそも車両後面視でライセンスプレート40と重なる位置に形成されているため、熱歪みによる変形部位は隠れる。
一方、上辺部74Eは、車両後面視でエンブレム36と重なると共に外側接着部26の上辺部26A1と近接しているため、熱歪みによる変形量は小さく目立たない。したがって、上辺部74E及び下辺部74Fのように外側接着部26と平行に形成されていたとしても、必ずしも熱歪みによる変形部位が目立ってしまうというものではない。
なお、ここでは、上部右側斜辺部74A、下部右側斜辺部74B、上部左側斜辺部74C、下部左側斜辺部74D、上辺部74E、下辺部74Fは直線状の接着ラインとして説明したが、これらの接着ラインは必ずしも直線状に形成される必要はない。少なくとも、一部が曲線状に形成されても良い。
また、本実施形態では、稜線Pをキャラクターライン46として説明したが、稜線Q、R、Sもキャラクターライン46を成す場合もあり、図示はしないが、内側接着部70が当該稜線Q、R、Sに合わせて接着ライン74を形成することで、熱歪みによる変形部位を目立たなくすることができる。
つまり、ドアアウタパネル24において熱歪みが生じる場合、外側接着部26と内側接着部70との間で熱歪みが生じる。このため、車両外側から見て外側接着部26と内側接着部70との間にキャラクターライン46が配置されるようにし、かつ当該内側接着剤70がキャラクターライン46に沿って形成されるようにする。これにより、熱歪みによる変形部位を目立たなくすることができる。
また、本実施形態では、図2−1に示すドアインナパネル22の材料として繊維強化樹脂が用いられ、ドアアウタパネル24の材料としてTSOPが用いられた例について説明した。しかし、ドアアウタパネル24よりも熱膨張係数の小さい材料でドアインナパネル22が形成されていれば良いため、これに限るものではなく、また、ドアインナパネル22の材料として、鋼板やアルミニウム合金などの金属材が用いられても良い。
さらに、本実施形態では、車両用部材の接着構造として、図1に示すバックドア14に適用された例ついて説明したが、バックドア14以外にもルーフパネル78、サイドドア80、エンジンフード(図示省略)等にも適用可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両
14 バックドア(車両用部材)
22 ドアインナパネル(第2部材)
24 ドアアウタパネル(第1部材)
24A 一般面(第1部材の表面)
26 外側接着部
30 内側接着部
30A1 上部右側斜辺部(接着ライン)
30A2 上部左側斜辺部(接着ライン)
30A3 下部右側斜辺部(接着ライン)
30A4 下部左側斜辺部(接着ライン)
30A5 上側頂部(第2の頂部、接続部)
30A6 右側頂部(頂部、接続部)
30A7 左側頂部(頂部、接続部)
30A8 下側頂部(第1の頂部、接続部)
42 縦壁(凹凸部)
46 キャラクターライン(凹凸部)
52 接着ライン
54 接続部
56 内側接着部
56A 曲線(第1曲線、接着ライン)
56B 曲線(第2曲線、接着ライン)
58 内側接着部
58A 曲線(第2曲線ライン、接着ライン)
58B 曲線(第2曲線ライン、接着ライン)
58C 曲線(第2曲線ライン、接着ライン)
58D 曲線(第2曲線ライン、接着ライン)
60 内側接着部
60A 曲線(第1曲線ライン、接着ライン)
60B 曲線(第1曲線ライン、接着ライン)
60C 曲線(第1曲線ライン、接着ライン)
60D 曲線(第1曲線ライン、接着ライン)
62 内側接着部
62A 曲線(第2曲線ライン、接着ライン)
62B 曲線(第2曲線ライン、接着ライン)
62C 直線(接着ライン)
62D 直線(接着ライン)
64 接着ライン
66 接着ライン
70 内側接着部
72 接続部
72A 右側頂部(頂部、接続部)
72B 左側頂部(頂部、接続部)
72C 上側頂部
72C1 上側右頂部
72C2 上側左頂部
72D 下側頂部
72D1 下側右頂部
72D2 下側左頂部
74 接着ライン
74A 上部右側斜辺部(接着ライン)
74B 下部右側斜辺部(接着ライン)
74C 上部左側斜辺部(接着ライン)
74D 下部左側斜辺部(接着ライン)
74E 上辺部(接着ライン)
74F 下辺部(接着ライン)
78 ルーフパネル
80 サイドドア
P 稜線

Claims (9)

  1. 樹脂で形成されたパネル状を成し、表面において他の部分の曲率に対して分断された凹凸部により稜線が形成された第1部材と、
    前記第1部材よりも熱膨張係数が小さい樹脂又は金属で形成されたパネル状の第2部材と、
    前記第1部材の外縁側に設けられ、当該第1部材と前記第2部材とを接着させる外側接着部と、
    前記第1部材の面方向で前記外側接着部の内側に設けられ、当該第1部材と前記第2部材とを接着させ、前記外側接着部に近接する複数ある頂部のうち少なくとも車両外側に位置する頂部は車両外側から見て前記稜線と重なる内側接着部と、
    を有し、
    前記内側接着部は直線状又は曲線状を成す複数の接着ラインを備え、前記頂部は前記接着ライン同士を繋ぐ接続部であり、
    前記複数の接着ラインは、前記第1部材の面方向で前記外側接着部に対して交差する方向に沿って設けられている車両用部材の接着構造。
  2. 車両外側から見て前記稜線は、前記外側接着部と前記内側接着部との間に設けられ、当該内側接着部は当該稜線に沿って形成されている請求項1に記載の車両用部材の接着構造。
  3. 前記内側接着部は多角形状を成している請求項1又は請求項2に記載の車両用部材の接着構造。
  4. 前記接着ラインが第1曲線ラインを成し、前記第1曲線ラインは前記外側接着部から離間する方向へ向かって凹んで形成されている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用部材の接着構造。
  5. 前記接着ラインが第2曲線ラインを成し、前記第2曲線ラインは前記外側接着部側へ近接する方向へ向かって膨らんで形成されている請求項〜請求項の何れか1項に記載の車両用部材の接着構造。
  6. 前記内側接着部は、前記外側接着部側へ向かって膨らむ第1曲線と前記第1曲線から離間する方向へ向かって膨らむ第2曲線との端部同士が前記接続部で繋がって形成されている請求項1又は請求項2に記載の車両用部材の接着構造。
  7. 前記頂部のうち他の第1の頂部は、車両外側から見てランセンスプレートと重なる位置に設けられている請求項〜請求項の何れか1項に記載の車両用部材の接着構造。
  8. 前記頂部のうち他の第2の頂部は、車両外側から見てエンブレムと重なる位置に設けられている請求項〜請求項の何れか1項に記載の車両用部材の接着構造。
  9. 請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の第1部材は、バックドアの外板を構成するドアアウタパネルであり、請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の第2部材は、前記ドアアウタパネルの車室内側に配置され前記バックドアの内板を構成するドアインナパネルであるバックドアの接着構造
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