JP5514684B2 - エンジンフード - Google Patents
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Description
開口部を閉じるためのアウタパネルと、このアウタパネルを補強するべくアウタパネルの裏面に重ねられて一体化されたインナパネルとからなり、
このインナパネルは、車体前部に有したラッチにロック可能なフードストライカを取付けるための、ストライカ取付部を備え、、
このストライカ取付部の上方に且つアウタパネルとインナパネルとの間の空間に位置した補強部材が、インナパネルに取付けられ、
補強部材は、
後端部がインナパネルに接合されこの接合点から車体前方に向かって延びている後脚部と、この後脚部の前端部から車体前方へ延ばされると共にストライカ取付部に対して上方へ離間して位置する補強部と、この補強部の前端部からインナパネルに向かって且つ車体前方に向かって延びているガイド脚部とを備え、
前記フードストライカは、前記インナパネルの上面に沿わせて取付けられるストライカスティフナを介して、前記ストライカ取付部に取付けられ、
前記後脚部が前記インナパネルに連結される連結点から前記ガイド脚部の前端部までの距離は、前記連結点から前記ストライカスティフナの後端部までの距離よりも短いことを特徴とする。
ストライカスティフナは、取付基部、折曲げ部及び段差部に跨って延びると共に、ストライカスティフナの後端部は段差部の上方に位置することを特徴とする。
ストライカ取付部は、インナパネルにおいて屈曲部よりも車体前方の前半部に位置し、
取付基部は、前半部からエンジンルーム側に向かって凹ませて設けられた部分であり、
段差部は、前半部に位置するとともに、この前半部に対して略同一面上に設けられた部分であることを特徴とする。
一方、ストライカスティフナをインナパネルの上面に沿わせて取付けることで、ストライカスティフナとインナパネルとの間に段差が生じる。ガイド脚部の前端部が車体前方に向かって滑った場合であっても、ストライカスティフナよりも後方で当接するガイド脚部の前端部は、ストライカスティフナとインナパネルとの段差で止められる。
ストライカスティフナの後端部がストッパの役割を果たすため、より確実にガイド脚部を変形させることができる。被衝突物のフードストライカへの到達をより確実に防止することができる。
加えて、段差形状のストライカ取付部に跨ってストライカスティフナを設けることで、ストライカスティフナの剛性を高めることができる。
エンジンルーム12の開口部11の前部に、エンジンフード20を閉じた際にエンジンフード20をロックするためのロック機構14が設けられ、このロック機構14の近傍に、上方に向かって突出しエンジンフード20に当接することでエンジンフード20を支持するストッパ15が複数設けられる。
16、16は前輪、17、17は前照灯である。
エンジンフード20は、外板となるアウタパネル21と、このアウタパネル21を補強するためにアウタパネル21の裏面の全体にわたって接合されるインナパネル22とからなる。インナパネル22の車室側端部にヒンジ23、23が設けられることで、エンジンフード20は開閉可能に取付けられる。
補強部材40の前脚部64は、インナパネル22から離れるように膨出させたストライカスティフナ43の中央部43eに、スポット溶接によって接合される。
段差部68は、前半部41に対して略同一面上に設けられる。
図9は、エンジンフード20に被衝突物Mnが衝突してから前脚部64及び後脚部61が変形するまでを説明する図であり、図10は、ガイド脚部63の変形から被衝突物Mnが後方に流されるまでを説明する図である。
被衝突物Mnをフードストライカ25から離れる方向に流すことで、被衝突物Mnのフードストライカ25への到達を防止することができる。
前脚部64についても、同様である。即ち、ガイド脚部63の車幅方向の長さW1を、前脚部64の車幅方向の長さよりも長くすることが好ましい。
前脚部64の前後方向の長さは、後脚部61の前後方向の長さよりも大きく設定されることが好ましい。このように長さを設定することによって、後脚部61よりも前脚部64が変形し易くなる。
ガイド脚部63の前端部63aの滑りを防止するために、インナパネル22の段差部68を上方に向かって突出させた、膨出ストッパ部71を設けた。
同様に、図11では、膨出ストッパ部71に代え、切起しストッパ部72を設けた。
Claims (8)
- 車体前部に形成されたエンジンルームの開口部を開閉するエンジンフードにおいて、
前記開口部を閉じるためのアウタパネルと、このアウタパネルを補強するべくアウタパネルの裏面に重ねられて一体化されたインナパネルとからなり、
このインナパネルは、車体前部に有したラッチにロック可能なフードストライカを取付けるための、ストライカ取付部を備え、
このストライカ取付部の上方に且つ前記アウタパネルと前記インナパネルとの間の空間に位置した補強部材が、前記インナパネルに取付けられ、
前記補強部材は、後端部が前記インナパネルに接合されこの接合点から車体前方に向かって延びている後脚部と、この後脚部の前端部から車体前方へ延ばされると共に前記ストライカ取付部に対して上方へ離間して位置する補強部と、この補強部の前端部から前記インナパネルに向かって且つ車体前方に向かって延びているガイド脚部とを備え、
前記フードストライカは、前記インナパネルの上面に沿わせて取付けられるストライカスティフナを介して、前記ストライカ取付部に取付けられ、
前記後脚部が前記インナパネルに連結される連結点から前記ガイド脚部の前端部までの距離は、前記連結点から前記ストライカスティフナの後端部までの距離よりも短いことを特徴とするエンジンフード。 - 前記ストライカ取付部は、少なくとも前記ストライカスティフナの前部が接合される取付基部と、この取付基部の後端から上方に向かって折曲げられる折曲げ部と、この折曲げ部の後端から後方に向かって前記取付基部に略平行に延ばされる段差部とを備え、
前記ストライカスティフナは、前記取付基部、前記折曲げ部及び前記段差部に跨って延びると共に、前記ストライカスティフナの後端部は前記段差部の上方に位置することを特徴とする請求項1記載のエンジンフード。 - 前記ストライカスティフナは、後部が前記段差部に接合されることを特徴とする請求項2記載のエンジンフード。
- 前記インナパネルには、車幅方向の一端から他端まで延びる屈曲部が設けられ、
前記ストライカ取付部は、前記インナパネルにおいて前記屈曲部よりも車体前方の前半部に位置し、
前記取付基部は、前記前半部から前記エンジンルーム側に向かって凹ませて設けられた部分であり、
前記段差部は、前記前半部に位置するとともに、この前半部に対して略同一面上に設けられた部分であることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のエンジンフード。 - 前記ストライカスティフナの後端部は、上方に向かって折曲げられることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のエンジンフード。
- 前記ストライカスティフナの後端部は、前記インナパネルの上面に対して垂直又は垂直よりも後方側に向かって折曲げられることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のエンジンフード。
- 前記ガイド脚部の車幅方向の長さは、前記後脚部の車幅方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項記載のエンジンフード。
- 前記補強部材は、前記ガイド脚部を挟むように配置され前記補強部の前端部から前記インナパネルまでを連結する前脚部を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項記載のエンジンフード。
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