JP6152781B2 - 車両のボンネット構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ボンネットアウタパネルの張り剛性を確保するためのスティフナを備えた車両のボンネット構造に関する。
従来より、エンジンルームを開閉可能に覆うボンネットの外板を構成するボンネットアウタパネルと、このボンネットアウタパネルに対して下側に配置され且つボンネットアウタパネルと協働して車幅方向中央部に空間部を構成するボンネットインナパネルと、ボンネットインナパネルに支持されたロック機構とを備えたボンネット構造が知られている。
ボンネットの車幅方向中央前端部分には、ロック機構のストライカを装着するための空間部が形成されているため、ボンネットアウタパネルの張り剛性が低くなり、車両の商品性の観点から、ボンネットアウタパネルの車幅方向中央前端部分の裏面に当接する補強部材(スティフナ又はデントレインフォースメント)を設けて耐デント性を確保している。
一方、歩行者保護の観点から、自動車アセスメント(JNCAP:Japan New Car Assessment Program)が開始され、法規として歩行者頭部保護基準が導入されている。
歩行者頭部保護基準では、歩行者の頭部を模擬したインパクタを車両の検証部位に衝突させ、発生する衝撃値から算出された基準評価値としてのHIC(Head Injury Criteria)値にて評価したとき、試験エリアの2/3以上の部分でHIC≦1000,それ以外の部分でもHIC≦2000の遵守が要求されている。
図10に示すように、HICはインパクタ衝突時の変位量が増加する程減少する傾向があるため、検証部位の変形スペース(衝撃吸収ストローク)が大きい程HICを低減することができる。そこで、ボンネットアウタパネルの耐デント性確保と衝撃吸収ストローク確保とを両立する技術が提案されている。
特許文献1の車両のボンネット構造は、ボンネットアウタパネルと、前端部の後端から屈曲されて下方へ延びる立壁部とこの立壁部の下端から屈曲されて後方へ延びる底部とを備えたボンネットインナパネルと、ボンネットアウタパネルとボンネットインナパネルとの間に配置されたスティフナとを有し、このスティフナが、ボンネットアウタパネルに接合されてボンネットアウタパネルを補強する補強部と、補強部の前端から屈曲されて立壁部側へ延びる第1壁部と、この第1壁部の下端から前側上方に折り返されて立壁部に沿って延びる第2壁部と、この第2壁部の上端から屈曲されて前方へ延び且つ前端部に接合された接合フランジとを備えている。これにより、ボンネットアウタパネルの張り剛性を確保しつつ、補強部に所定値以上の下方へ向かう衝撃荷重が作用したとき、第1壁部を第1壁部と第2壁部との折返し部を基点として下方に曲げ変形させることができる。
特許文献2の車両のボンネット構造は、ボンネットアウタパネルと、このボンネットアウタパネルに対して下側に配置され且つボンネットアウタパネルと協働して車幅方向中央部に空間部を構成するボンネットインナパネルと、空間部の底部に接合され且つストライカを支持するボンネットロックレインフォースメントと、左右方向両端部に上下方向に延びてボンネットロックレインフォースメントに支持される1対の脚部を有するスティフナとを備え、1対の脚部の中段部に折れ線部が夫々形成されている。これにより、スティフナに対して所定値以上の下方へ向かう衝撃荷重が作用したとき、折れ線部を基点として脚部を曲げ変形させることによりスティフナの高さを低くすることができる。
特開2008−143417号公報 特開2008−296796号公報
車両事故における歩行者の被害は、軽傷レベルのAIS(Abbreviated Injury Scale)1,2では挫傷や裂傷の占める割合が高く、重症レベルのAIS3以上では頭部傷害、特に脳損傷が主な要因になっている。そこで、ボンネットのインパクタ試験におけるインパクタの変位量(mm)とインパクタの減速度(m/s2)とで表された潰れ線図を作成し、脳損傷を低減するための目標特性をばねマス計算を用いてFEM解析により求めた。
図11に、ばねマス計算によって求めた頭部衝撃エネルギーを効率的に吸収可能な目標特性L1と、従来技術としてスティフナが省略されたボンネットの変形特性L2と、別の従来技術として折れビード付き脚部を備えた略コ字状のスティフナを設けたボンネットの変形特性L3との潰れ線図を示す。
目標特性L1に示すように、歩行者の脳損傷を防止するためには、衝撃荷重入力初期において、所定変位量未満ではインパクタの進出変位が抑制され、所定変位量以上ではインパクタの進出変位が促進される変形挙動、所謂所定変位量を境にしてインパクタの減速度を正から負へ減速度の方向を反転する第1の変形挙動が必要である。
また、図10に示すように、HICとボンネットの変位量とは相関関係があるため、例えばAIS4の発生率が約20%以下に相当するHIC値(1000)を達成するには所定の衝撃吸収ストロークを要する。それ故、第1の変形挙動の後において、所定の衝撃吸収ストローク値に到達するまで一定減速度で変形する第2の変形挙動が必要である。
即ち、衝撃荷重入力初期における第1の変形挙動(衝撃吸収挙動)と、この第1の変形挙動とこれに連続する第2の変形挙動との総変位量(衝撃吸収ストローク)との2つの要件を満たさなければ、脳損傷を含む重度の傷害を防止することができない。
変形特性L2では、ボンネットの剛性が低くなるため、十分な衝撃吸収ストロークを確保している。しかし、衝撃荷重入力初期において第1の変形挙動を実行できないため、歩行者の脳損傷を確実に防止することができない。また、スティフナが省略されているため、ボンネットアウタパネルの張り剛性を確保することが困難である。
変形特性L3では、スティフナが装着されているため、ボンネットアウタパネルの張り剛性を確保することができる。また、衝撃荷重入力中期において減速度の方向を反転する変形挙動が実行されている。しかし、この変形挙動は、減速度の方向を反転する時期が遅く、衝撃荷重入力初期に減速度の方向を反転する第1の変形挙動ではないため、歩行者の脳損傷を確実に防止できない。しかも、減速度の反転後、再度減速度が上昇してしまうため、十分な衝撃吸収ストロークを確保することができない。
また、変形特性L3の減速度の方向を反転する変形挙動を低変位量側に移行させるために、変形特性L3のスティフナの剛性を高くすることも考えられる。
しかし、変形特性L3の変形挙動が高加速度側且つ低変位量側に全体的に移行するに過ぎないため、衝撃吸収ストロークが更に小さくなり、依然として十分な衝撃吸収ストロークを確保することができない。尚、スティフナの剛性を低くした場合には、変形特性L3の全体挙動が低加速度側且つ高変位量側に移行し、減速度の方向を反転する衝撃吸収挙動は更に遅くなり、衝撃荷重入力後期に実行される。
つまり、変形特性L3のスティフナは、その一体形成されている構造上、衝撃荷重入力初期から衝撃荷重入力後期に亙って連続的に変形するため、スティフナの屈曲した部分が変形を抑制するために変形抑制部材として機能するものの、屈曲変形の前後で略同じ変形挙動を行うものと推測される。それ故、衝撃荷重入力初期と衝撃荷重入力中後期とで変形挙動を異なるものにするためには、屈曲変形の前後で別の変形特性を有するスティフナ構造を採用することが必要である。
特許文献1,2の車両のボンネット構造は、ボンネットアウタパネルの張り剛性を確保しつつ、スティフナの脚部の屈曲変形を利用して衝撃吸収ストロークの確保を図っている。
しかし、前述のように、各々のスティフナが衝撃荷重入力初期から衝撃荷重入力後期に亙って連続的に変形するため、図11に示す変形特性L3の検証結果と同様の変形挙動になるものと推測される。それ故、特許文献1,2の技術は、衝撃荷重入力初期に減速度の方向を反転する第1の変形挙動を実行することができないため、歩行者の頭部傷害保護を十分に図ることができない虞があり、また、十分な衝撃吸収ストロークを確保できない虞がある。
本発明の目的は、ボンネットアウタパネルの張り剛性確保と歩行者の頭部傷害保護とを両立することができる車両のボンネット構造等を提供することである。
請求項1の車両のボンネット構造は、エンジンルームを開閉可能に覆うボンネットの外板を構成するボンネットアウタパネルと、このボンネットアウタパネルに対して下側に配置され且つボンネットアウタパネルと協働して車幅方向中央部に空間部を構成するボンネットインナパネルと、このボンネットインナパネルに支持されたロック機構とを備えた車両のボンネット構造において、前記ボンネットアウタパネルの裏面に当接してボンネットアウタパネルの張り剛性を確保するためのスティフナを備え、前記スティフナが、各々が車幅方向に延び且つ前後方向に並設された複数の板状体と、これら複数の板状体のうち前後方向に隣り合う板状体を分離可能に連結する分離機構であって、このスティフナが衝撃荷重により所定量下方へ変位したとき、前記前後方向に隣り合う板状体の連結を解除してこれら隣り合う板状体を分離し且つ前記ボンネットインナパネル上に堆積された複数の板状体を圧潰させることにより一定減速度で変形させる分離機構とを備えたことを特徴としている。
この車両のボンネット構造では、分離機構が前後方向に隣り合う板状体を連結するため、複数の板状体によってボンネットアウタパネルを裏面から支持すると共に展張することができる。また、衝撃荷重によりスティフナが所定量下方へ変位したとき、分離機構が前後方向に隣り合う板状体の連結を解除して分離前後でスティフナの変形挙動を異ならせることができる
請求項2の発明は、エンジンルームを開閉可能に覆うボンネットの外板を構成するボンネットアウタパネルと、このボンネットアウタパネルに対して下側に配置され且つボンネットアウタパネルと協働して車幅方向中央部に空間部を構成するボンネットインナパネルと、このボンネットインナパネルに支持されたロック機構とを備えた車両のボンネット構造において、前記ボンネットアウタパネルの裏面に当接してボンネットアウタパネルの張り剛性を確保するためのスティフナを備え、前記スティフナが、各々が車幅方向に延び且つ前後方向に並設された複数の板状体と、前記少なくとも1つの板状体の裏面から下方へ延び且つボンネットインナパネルとの間に所定の間隔を空けて配設された潰れ量調整用の脚部と、これら複数の板状体のうち前後方向に隣り合う板状体を分離可能に連結する分離機構であって、このスティフナが衝撃荷重により所定量下方へ変位したとき、前記前後方向に隣り合う板状体の連結を解除してこれら隣り合う板状体を下方へ変位させ且つ前記ボンネットインナパネルに接地した前記脚部を圧潰させることにより一定減速度で変形させる分離機構とを備えたことを特徴としている。
請求項の発明は、請求項1又は2の発明において、前記分離機構が、前記前後方向に隣り合う板状体のうち前側板状体の後端部と、前記前後方向に隣り合う板状体のうち後側板状体の前端部と、前記後端部と前端部とを接着材で接着した接着部とを備えたことを特徴としている。
請求項の発明は、請求項1又は2の発明において、前記分離機構が、前記前後方向に隣り合う板状体のうち一方の板状体の他方の板状体側端部に上下方向に突出するように固定された複数のピン部と、前記他方の板状体の一方の板状体側端部に前記複数のピン部が夫々係合する複数の係合穴及び前記複数の係合穴から延び前記ピン部よりも狭い幅の前後方向に延びる複数のスリット部とを備え、前記複数のスリット部は、前記ピン部に衝撃荷重が作用したとき、拡開して前記ピン部の通過を夫々許容することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、複数の板状体によってボンネットアウタパネルを裏面から支持すると共に展張するため、ボンネットアウタパネルの張り剛性を増加することができる。
また、分離前後でスティフナの変形挙動を異ならせることができるため、衝撃荷重入力初期において減速度の方向を反転させる衝撃吸収挙動を実行でき、衝撃吸収挙動後、再度減速度を上昇させることなく所定の衝撃吸収ストロークに到達するまで一定減速度で変形させることができる。これにより、ボンネットアウタパネルの張り剛性確保と歩行者の頭部傷害保護とを両立することができる。
請求項2の発明によれば、複数の板状体によってボンネットアウタパネルを裏面から支持すると共に展張するため、ボンネットアウタパネルの張り剛性を増加することができる。
また、衝撃荷重入力初期において衝撃吸収挙動を制御することができ、衝撃吸収挙動後、確実に一定減速度で変形させることができる。
請求項の発明によれば、部品点数を減少することができ、構造の簡単化を図ることができる。
請求項の発明によれば、スリット部の長さ調節により、隣り合う板状体の分離タイミングを容易に設定することができる
本発明の実施例1に係るボンネット前端部の車幅方向中央部の縦断面図である。 スティフナの分解斜視図である。 ボンネットのインパクタ試験における潰れ線図を示すグラフである。 スティフナの衝撃吸収挙動を示す模式図であって、(a)は衝撃荷重入力前状態、(b)は連結解除前状態、(c)は連結解除後状態を示す。 参考技術に係るボンネット前端部の車幅方向中央部の縦断面図である。 スティフナの斜視図である。 連結解除後状態を示す図5相当図である。 実施例に係るボンネット前端部の車幅方向中央部の縦断面図である。 スティフナの衝撃吸収挙動を示す模式図であって、(a)は連結解除直後状態、(b)は脚部がボンネットインナに当接した状態を示す。 HICと変位量との相関関係を示すグラフである。 解析結果及び従来技術のボンネットのインパクタ試験における潰れ線図を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。尚、矢印F方向を前方とし、矢印L方向を左方として説明する。
以下、本発明の実施例1について図1〜図4に基づいて説明する。
図1に示すように、車両Vには、エンジンルーム2を開閉可能に覆うボンネット1が配設されている。このボンネット1の後端部には車幅方向に延びる軸心を備えたヒンジ(図示略)が装着され、ボンネット1がヒンジの軸心回りに回転可能に構成されている。
ボンネット1の先端部の下方にはラジエータ(図示略)を支持する略矩形状のシュラウド3が設けられ、その前方にはバンパビーム及びフロントバンパ等が配設されている(何れも図示略)。
ボンネット1は、ボンネット1の意匠面である外板を構成するボンネットアウタパネル(以下、ボンネットアウタと省略する)11と、ボンネットアウタ11に対して下側に配設されてボンネット1の内板を構成するボンネットインナパネル(以下、ボンネットインナと省略する)12と、ボンネットインナ12に支持されたストライカ4(ロック機構)と、ボンネットアウタ11の裏面に当接してボンネットアウタ11の張り剛性を確保するためのスティフナ20等を備えている。
ボンネットアウタ11とボンネットインナ12は、アルミニウム合金板をプレス成形することにより形成され、ボンネットアウタ11の周縁の折返し部分がボンネットインナ12の周縁部分を挟み込む加工、所謂ヘミング加工によって接合されている。
図1に示すように、ボンネットインナ12は、車幅方向中央部で且つ前端部分が緩湾曲状のボンネットアウタ11に対して離隔するように下方へ突出形成され、周縁部分がボンネットアウタ11に挟み込まれた前端部12aと、この前端部12aの後端部から後方下がり傾斜状に延びる前側傾斜部12bと、この前側傾斜部12bの後端部から後方に略水平状に延びる底部12cと、この底部12cの後端部から後方上がり傾斜状に延びる後側傾斜部12dと、後側傾斜部12dの後端部から後方に略水平状に延びる水平部12eとを備えている。このボンネットインナ12は、車幅方向中央部で且つ前端部分にボンネットアウタ11と協働して略直方体状の空間部Sを構成している。
底部12cには、側面視にて略U字状の鉄鋼製ストライカ4が下方へ突出するように設けられている。このストライカ4は、シュラウド3側に固定されたラッチ(図示略)に係合可能に構成され、車幅方向に延びる板状のストライカレインフォースメント(以下、ストライカレインと省略する)13を介して底部12cに支持されている。
ストライカレイン13は、ストライカ4の基端部に接合され且つ空間部S内に配置されている。このストライカレイン13は、前側傾斜部12bと底部12cとの上面に配設されて溶接により接合されている。
次に、スティフナ20について説明する。
図1,図2に示すように、スティフナ20は、空間部Sの内部に配設されている。このスティフナ20は、アルミニウム合金板にて形成され、ボンネットアウタ11の裏面に当接してボンネットアウタ11の張り剛性を確保するように構成されている。
スティフナ20は、前端部12aに支持され且つ車幅方向に延びた前側支持板状体21と、水平部12eに支持され且つ車幅方向に延びた後側支持板状体22と、前側支持板状体21と後側支持板状体21との間を前後方向に並設された複数、例えば3つの第1〜第3中間板状体23〜25と、分離機構26を備えている。
前側支持板状体21と後側支持板状体21と第1〜第3中間板状体23〜25は、何れもアルミニウム合金板をプレス成形することにより一体形成されている。
前側支持板状体21は、前端部12aの上面に溶接によって接合された接合フランジ部21aと、この接合フランジ部21aの後端部から後方上り傾斜状に延びる前側傾斜部21bと、この前側傾斜部21bの後端部から後方へ略平坦状に延びる本体部21cとを備えている。
後側支持板状体22は、第3中間板状体25に連結された前端部22aと、この前端部22aの後端部から後方上り傾斜状に延びる前側傾斜部22bと、この前側傾斜部22bの後端部から後方へ略平坦状に延びる本体部22cと、この本体部22cの後端部から後方下り傾斜状に延びる後側傾斜部22dと、この後側傾斜部22dの後端部から後方へ延びて水平部12eの上面に溶接によって接合された接合フランジ部22eとを備えている。
図1,図2に示すように、第1中間板状体23は、車幅方向に延びるように形成され、本体部21cに連結された前端部23aと、この前端部23aの後端部から後方上り傾斜状に延びる前側傾斜部23bと、この前側傾斜部21bの後端部から後方へ略平坦状に延びる本体部23cとを備えている。前側傾斜部21bの前後長と傾斜角度は、接着材27の塗布量(厚さ)に応じて設定されている。
第2,第3中間板状体24,25は、第1中間板状体23と同じ構造に形成され、前端部24a,25aと、前側傾斜部24b,25bと、本体部24c,25cとを夫々備えている。
本体部21cの後端部下面の一部と前端部23aの上面の一部とが接着材27によって接着されて接着部20aを形成し、本体部23cの後端部下面の一部と前端部24aの上面の一部とが接着材27によって接着されて接着部20bを形成し、本体部24cの後端部下面の一部と前端部25aの上面の一部とが接着材27によって接着されて接着部20cを形成し、本体部25cの後端部下面の一部と前端部22aの上面の一部とが接着材27によって接着されて接着部20dを形成している。
本体部23cと本体部25cの上面は、接着材5(例えばマスチック)によってボンネットアウタ11の裏面に夫々接着されている。
図1,図2に示すように、分離機構26は、隣り合うように配置された板状体、具体的には、前側支持板状体21と第1中間板状体23、第1中間板状体23と第2中間板状体24、第2中間板状体24と第3中間板状体25、第3中間板状体25と後側支持板状体22を夫々連結している。
この分離機構26は、ボンネットアウタ11に作用した下方へ向かう衝撃荷重により本体部21c〜25cが所定量下方へ変位したとき、前側支持板状体21と第1中間板状体23の連結状態、第1中間板状体23と第2中間板状体24の連結状態、第2中間板状体24と第3中間板状体25の連結状態、第3中間板状体25と後側支持板状体22の連結状態を夫々解除することで、連結解除によって各々の板状体23〜25の下方移動を許容し、板状体23〜25を個別に独立して分離可能に構成されている。
分離機構26は、各本体部21c,23c〜25cの後端部と、各前端部22a〜25aと、接着部20a〜20dからなり、図3のボンネット1のインパクタ試験における潰れ線図に示す目標特性Lを実行可能に構成されている。
次に、図3,図4(a)〜図4(c)に基づき、インパクタ6によるスティフナ20の衝撃吸収挙動について説明する。
図4(a)に示すように、インパクタ6からの衝撃荷重がボンネットアウタ11に対して下方に作用してスティフナ20が変形を開始するまで、各本体部21c〜25cは略同一面上に配設され、前後方向に並設されている。それ故、空間部Sの上壁に相当するボンネットアウタ11の一部分が接着材5を介してスティフナ20により展張されているため、張り剛性を確保できる。
図4(b)に示すように、衝撃荷重がボンネットアウタ11に対して下方に作用してスティフナ20が変形を開始した際、ボンネットアウタ11の変形に追従して各本体部21c〜25cの同一面上での配列状態が崩れ、接着材27に剥離方向或いは剪断方向の応力が作用する。このとき、図3に示す変位量X未満の期間に相当している。この期間では、インパクタの進出変位が抑制されるため、変位量が大きくなる程減速度が大きくなっている。
図4(c)に示すように、ボンネット1の潰れ変形が更に増大して図3に示す変位量がXに到達したとき、衝撃荷重が接着材27の接着力よりも大きくなるため、接着材27が剥離して接着部20a〜20dの少なくとも1つが分断される。これにより、各板状体21〜25のうち隣り合う板状体の連結が解除され、隣り合う板状体の何れかが分離される。
このとき、図3に示す変位量Xから変位量Yの期間に相当している。この期間では、第1〜第3中間板状体23〜25の支持が存在しないため、インパクタ6の進出変位が促進され、変位量が大きくなる程減速度が小さくなっている。
尚、接着材27の接着力は、変位量Xの時点で衝撃荷重よりも小さくなり、接着部20a〜20dの少なくとも1つが分断されるように予め設定されている。
隣り合う板状体の連結解除後、第1〜第3中間板状体23〜25のうち一部又は全部が底部12cに落下する。これら落下した第1〜第3中間板状体23〜25のうち一部又は全部が空間部Sの底部12cに堆積している。このとき、図3に示す変位量Yから変位量Zの期間に相当している。この期間では、インパクタ6は、ボンネットアウタ11や空間部Sの底部12cに堆積している第1〜第3中間板状体23〜25等を潰しながら進出するため、インパクタ6は進出動作を制限され、所定の一定減速度に制御される。
尚、狙いとする所定の一定減速度と衝撃吸収ストローク(変位量Z)に基づいて第1〜第3中間板状体23〜25の材質、剛性、板厚、形状等が予め設定されている。また、変位量Zは、例えば、HIC値が1000を達成可能な衝撃吸収ストローク長である。
次に、上記車両Vのボンネット構造の作用・効果について説明する。
このボンネット構造によれば、各板状体21〜25によってボンネットアウタ11を裏面から支持すると共に展張するため、ボンネットアウタ11の張り剛性を増加することができる。また、第1〜第3中間板状体23〜25の分離により分離前後でスティフナ20の変形挙動を異ならせることができるため、衝撃荷重入力初期において減速度の方向を反転させる衝撃吸収挙動を実行でき、衝撃吸収挙動後、再度減速度を上昇させることなく所定の衝撃吸収ストロークに到達するまで一定減速度で変形させることができる。これにより、ボンネットアウタ11の張り剛性確保と歩行者の頭部傷害保護とを両立することができる。
分離機構26が、前後方向に隣り合う板状体21〜25のうち前側板状体21,23〜25の本体部21c,23c〜25cの後端部と、前後方向に隣り合う板状体21〜25のうち後側板状体22〜25の前端部22a〜25aと、本体部21c,23c〜25cの後端部と前端部22a〜25aとを接着材27で接着した接着部20a〜20dとを備えたため、部品点数を減少することができ、構造の簡単化を図ることができる。
次に、参考技術のスティフナ20Aについて図5〜図7に基づいて説明する。実施例1と同様の主要な構成要素には同じ参照符号を付けて図示し、それらについての説明は省略し、異なる構成要素についてのみ説明する。
実施例1の分離機構26では、各板状体21〜25を接着材27を用いて連結したが、参考技術の分離機構26Aでは、各板状体21A,22Aをシェアピン機構を用いて連結している。
図5〜図7に示すように、スティフナ20Aは、前端部12aに支持され且つ車幅方向に延びた前側支持板状体31と、水平部12eに支持され且つ車幅方向に延びた後側支持板状体32と、分離機構26Aを備えている。前側支持板状体31と後側支持板状体32は、何れもアルミニウム合金板をプレス成形することにより一体形成されている。
前側支持板状体31は、前端部12aの上面に溶接によって接合された接合フランジ部31aと、この接合フランジ部31aの後端部から後方上り傾斜状に延びる前側傾斜部31bと、この前側傾斜部31bの後端部から後方へ略平坦状に延びる本体部31cと、この本体部31cの後端部から後方下り傾斜状に延びる後側傾斜部31dと、この後側傾斜部31dの後端部から後方へ延びる後端部31eを備えている。
後側支持板状体32は、後端部31eの下面側から連結された前端部32aと、この前端部32aの後端部から後方上り傾斜状に延びる前側傾斜部32bと、この前側傾斜部32bの後端部から後方へ略平坦状に延びる本体部32cと、この本体部32cの後端部から後方下り傾斜状に延びる後側傾斜部32dと、この後側傾斜部32dの後端部から後方へ延びて水平部12eの上面に溶接によって接合された接合フランジ部32eとを備えている。
図5,図6に示すように、分離機構26Aは、3つのピン部33と、3つの係合穴34aと、3つのスリット部34bとによって構成されている。
3つのピン部33は、車幅方向に隣り合うように前端部32aに夫々固定されている。これらピン部33は、頭部33aと、この頭部33aよりも小径に形成された軸部33bとを夫々備えている。3つのピン部33は、前端部32aを貫通するように装着され、頭部33aが前端部32aから上方に突出するように固着されている。
3つの係合穴34aは、後端部31eに3つのピン部33に夫々係合可能に車幅方向に隣り合うように形成され、頭部33aよりも小径で且つ軸部33bよりも大径の円状開口に形成されている。各係合穴34aの後側には、係合穴34aから後方へ直線状に延びるスリット部34bが形成されている。このスリット部34bのスリット幅は軸部33bの直径よりも狭く形成されている。これにより、ボンネットアウタ11に対して下方に向かう衝撃荷重が与えられた場合、スティフナ20Aが変形を開始するまでの間、軸部33bが係合穴34aに支持されるため、前側支持板状体31と後側支持板状体32とが一体的に連結されている。
衝撃荷重がボンネットアウタ11に対して下方に作用してスティフナ20Aが変形を開始すると、衝撃荷重によるボンネットアウタ11の変形に追従して本体部31c,32cが下方変位し、軸部33bがスリット部34bを押し拡げて相対的に後退移動を開始する。
図7に示すように、変形が更に増大して図3に示す変位量Xに到達したとき、軸部33bがスリット部34bから開放されるため、前側支持板状体31(後端部31e)と後側支持板状体32(前端部32a)とが分離される。
尚、スリット部34bの上下長とスリット幅は、変位量Xの時点で軸部33bがスリット部34bから開放されるように予め設定されている。
このスティフナ20Aによれば、スリット部34bの上下長の調節により、前側支持板状体31と後側支持板状体32との分離タイミングを容易に設定することができる。
次に、実施例のスティフナ20Bについて図8,図9に基づいて説明する。実施例1及び参考技術と同様の主要な構成要素には同じ参照符号を付けて図示し、それらについての説明は省略し、異なる構成要素についてのみ説明する。
実施例のスティフナ20Bは、衝撃荷重入力中後期において衝撃吸収挙動を安定させるため、減速度調整用の脚部35を備えている。
前側支持板状体31の本体部31cの下部から下方に延びるように略円柱状の脚部35が固着されている。脚部35は、その底面が底部12cから離隔するように配設され、図3に示す変位量Yが全高(上下方向高さ)になるように構成されている。脚部35は、所定の弾性特性を有する材料で形成され、その材質及び径は、図3に示す所定の一定減速度と衝撃吸収ストロークに基づいて設定されている。
図9(a)に示すように、スティフナ20Bの変形が増大して図3に示す変位量Xに到達したとき、軸部33bがスリット部34bによる拘束から開放されるため、前側支持板状体31と後側支持板状体32とが分離され、脚部35の底面が底部12cと略平行状の姿勢に配置される。
図9(b)に示すように、図3に示す変位量Yのとき、脚部35の底面が底部12cに接地し、接地後の減速度が脚部35の潰れ特性によって制御されている。
これにより、前側支持板状体31の裏面から下方へ延び且つボンネットインナ11との間に所定の間隔を空けて配設された潰れ量調整用の脚部35を設けたため、衝撃荷重入力初期において衝撃吸収挙動を制御することができ、衝撃吸収挙動後、確実に一定減速度で変形させることができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施例1においては、前側支持板状体と後側支持板状体と第1〜第3中間板状体を備えたスティフナの例を説明したが、第1〜第3中間板状体を省略しても良い。この場合、実施例のように、一方の支持板状体の下面に脚部を設けることも可能である。
また、仕様に応じて中間板状体2つ、或いは4つ以上で構成しても良い。
2〕前記参考技術及び実施例2においては、ピン部と係合穴とスリット部とを備えたスティフナの例を説明したが、スリット部を省略すると共にピン部を係合穴よりも剛性の低い材質、例えば合成樹脂材料で形成し、ピン部の破断によって前側支持板状体と後側支持板状体との分離を行っても良い。
3〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
本発明は、ボンネットアウタパネルの張り剛性を確保するためのスティフナを備えた車両のボンネット構造において、ボンネットアウタパネルの張り剛性確保と歩行者の頭部傷害保護とを両立することができる。
1 ボンネット
2 エンジンルーム
11 ボンネットアウタ(ボンネットアウタパネル)
12 ボンネットインナ(ボンネットインナパネル)
20,20A,20B スティフナ
20a〜20d 接着部
21,31 前側支持板状体
21c 本体部
22,32 後側支持板状体
22a 前端部
23〜25 第1〜第3中間板状体
26,26A 分離機構
27 接着材
33 ピン部
34a 係合穴
34b スリット部
35 脚部
S 空間部
V 車両

Claims (4)

  1. エンジンルームを開閉可能に覆うボンネットの外板を構成するボンネットアウタパネルと、このボンネットアウタパネルに対して下側に配置され且つボンネットアウタパネルと協働して車幅方向中央部に空間部を構成するボンネットインナパネルと、このボンネットインナパネルに支持されたロック機構とを備えた車両のボンネット構造において、
    前記ボンネットアウタパネルの裏面に当接してボンネットアウタパネルの張り剛性を確保するためのスティフナを備え、
    前記スティフナが、各々が車幅方向に延び且つ前後方向に並設された複数の板状体と、
    これら複数の板状体のうち前後方向に隣り合う板状体を分離可能に連結する分離機構であって、このスティフナが衝撃荷重により所定量下方へ変位したとき、前記前後方向に隣り合う板状体の連結を解除してこれら隣り合う板状体を分離し且つ前記ボンネットインナパネル上に堆積された複数の板状体を圧潰させることにより一定減速度で変形させる分離機構とを備えたことを特徴とする車両のボンネット構造。
  2. エンジンルームを開閉可能に覆うボンネットの外板を構成するボンネットアウタパネルと、このボンネットアウタパネルに対して下側に配置され且つボンネットアウタパネルと協働して車幅方向中央部に空間部を構成するボンネットインナパネルと、このボンネットインナパネルに支持されたロック機構とを備えた車両のボンネット構造において、
    前記ボンネットアウタパネルの裏面に当接してボンネットアウタパネルの張り剛性を確保するためのスティフナを備え、
    前記スティフナが、各々が車幅方向に延び且つ前後方向に並設された複数の板状体と、
    前記少なくとも1つの板状体の裏面から下方へ延び且つボンネットインナパネルとの間に所定の間隔を空けて配設された潰れ量調整用の脚部と、
    これら複数の板状体のうち前後方向に隣り合う板状体を分離可能に連結する分離機構であって、このスティフナが衝撃荷重により所定量下方へ変位したとき、前記前後方向に隣り合う板状体の連結を解除してこれら隣り合う板状体を下方へ変位させ且つ前記ボンネットインナパネルに接地した前記脚部を圧潰させることにより一定減速度で変形させる分離機構とを備えたことを特徴とする車両のボンネット構造。
  3. 前記分離機構が、前記前後方向に隣り合う板状体のうち前側板状体の後端部と、
    前記前後方向に隣り合う板状体のうち後側板状体の前端部と、
    前記後端部と前端部とを接着材で接着した接着部とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のボンネット構造。
  4. 前記分離機構が、前記前後方向に隣り合う板状体のうち一方の板状体の他方の板状体側端部に上下方向に突出するように固定された複数のピン部と、前記他方の板状体の一方の板状体側端部に前記複数のピン部が夫々係合する複数の係合穴及び前記複数の係合穴から延び前記ピン部よりも狭い幅の前後方向に延びる複数のスリット部とを備え、
    前記複数のスリット部は、前記ピン部に衝撃荷重が作用したとき、拡開して前記ピン部の通過を夫々許容することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のボンネット構造。
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