JP6332396B2 - ハーネスの取付け構造 - Google Patents

ハーネスの取付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6332396B2
JP6332396B2 JP2016202479A JP2016202479A JP6332396B2 JP 6332396 B2 JP6332396 B2 JP 6332396B2 JP 2016202479 A JP2016202479 A JP 2016202479A JP 2016202479 A JP2016202479 A JP 2016202479A JP 6332396 B2 JP6332396 B2 JP 6332396B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harness
engine
drive shaft
vehicle
laterally extending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016202479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018062918A (ja
Inventor
憲良 沖井
憲良 沖井
邦紘 西
邦紘 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2016202479A priority Critical patent/JP6332396B2/ja
Priority to EP17860267.8A priority patent/EP3511547B1/en
Priority to PCT/JP2017/036923 priority patent/WO2018070458A1/ja
Priority to US16/341,187 priority patent/US10967815B2/en
Publication of JP2018062918A publication Critical patent/JP2018062918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6332396B2 publication Critical patent/JP6332396B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/0207Wire harnesses
    • B60R16/0215Protecting, fastening and routing means therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/22Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or type of main drive shafting, e.g. cardan shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K5/00Arrangement or mounting of internal-combustion or jet-propulsion units
    • B60K5/04Arrangement or mounting of internal-combustion or jet-propulsion units with the engine main axis, e.g. crankshaft axis, transversely to the longitudinal centre line of the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B77/00Component parts, details or accessories, not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/04Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
    • B60K17/06Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing of change-speed gearing

Description

本発明は、ハーネスの取付け構造に関する。
従来より、エンジンと、該エンジンの車両後側の位置でかつ車両後側から見て上記エンジンと重なる高さ位置を通るように車幅方向に延びるドライブシャフトとを備えた車両において、該車両に設けられる複数のハーネスのうちの一部のハーネスを、上記エンジンの少なくとも車両後側の面に沿って配設するハーネスの取付け構造が知られている。
例えば、特許文献1では、エンジンの下端部に設けられたオイルパンの底部にオイルレベルセンサを設け、上記オイルパンの上記車両後側の面に沿って、上記オイルレベルセンサから延びるハーネスを配設し、該ハーネスを保護部材で覆う構成としている。
特開2008−163841号公報
ところで、ハーネスを、エンジンにおける車両後側の面に沿って配設すると、上記ハーネスの一部はドライブシャフトと近接するようになる。
ドライブシャフトには、極冷間の環境において、車両の走行中に雪などが付着することがあり、上記車両の駐車中に、上記雪などが原因となって、ドライブシャフトの外周面につらら状の氷が形成されることがある。
ドライブシャフトの外周面につらら状の氷が形成された状態で、上記車両を発進させると、上記氷がドライブシャフトと一体になって回転して、上記氷が上記ハーネスの一部と当接することによって、該ハーネスが損傷してしまうおそれがある。
特許文献1の構成では、エンジンにおける車両後側の面に沿って配置されたハーネスを保護部材で覆うことによって、上記氷による上記ハーネスの損傷を防止している。
しかしながら、ハーネスは、該ハーネスの周辺に配置された部品を避けるようにして配置されるものであるため、ハーネスのレイアウトが複雑になることがある。ハーネスのレイアウトが複雑になると、保護部材の形状も上記ハーネスのレイアウトに合わせて複雑な形状にする必要があるため、保護部材の作製自体が困難になるとともに、保護部材の製造コストが高くなってしまう。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ハーネスを保護する保護部材を設けることなく、ドライブシャフトの外周面に形成された氷から上記ハーネスを保護することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、車両に搭載されたエンジンと、該エンジンの車両後側でかつ車両後側から見て上記エンジンと重なる高さ位置を通るように車幅方向に延びるドライブシャフトと、上記エンジンの少なくとも車両後側の面に沿って配設されるハーネスとを備えた、ハーネスの取付け構造を対象として、上記ハーネスには、上記エンジンの上記車両後側の面に沿って配設されかつ上記ドライブシャフトを含む所定の高さ範囲内において、車幅方向に延びる横延び部が設けられ、上記エンジンの車両後側の部分には、上記所定の高さ範囲内において、上記横延び部の上側及び下側の少なくとも一方に、上記横延び部よりも車両後側に突出した突出部が設けられており、上記突出部は、上記ドライブシャフトの軸方向から見て、上記ドライブシャフトの軸心を中心として、上記横延び部の車両後側の部分に外接する円を描いたときに、車両後側の端部が、上記円の内側に位置するように構成されているという構成とした。
この構成によると、ドライブシャフトを含む所定の高さ範囲内に、ハーネスの横延び部と、上記横延び部よりも車両後側に突出した突出部とが設けられているため、車両の駐車中に、ドライブシャフトの外周面に氷、特に、つらら状の氷が形成されたとしても、上記氷がハーネスの横延び部に当接しないように、上記氷を上記突出部に当接させて破壊することができる。具体的には、上記突出部が上記横延び部の上側に設けられているときには、車両を前進発進させるときには、該車両をそのまま前進発進させる一方、車両を後退発進させるときには、該車両を一旦前進させてから後退させるようにすれば、上記氷を上記突出部で破壊して、上記氷がハーネスに当接しない状態にしてから、車両を前進発進及び後退発進させることができる。一方で、上記突出部が上記横延び部の下側に設けられているときには、車両を前進発進させるときには、該車両を一旦後退させてから前進発進させる一方、車両を後退発進させるときには、該車両をそのまま後退発進させるようにすれば、上記氷を上記突出部に当接させて破壊して、上記氷がハーネスに当接しない状態にしてから、車両を前進発進及び後退発進させることができる。この結果、ハーネスを保護する保護部材を設けることなく、ドライブシャフトの外周面に形成された氷からハーネスを保護することができる。
上記ハーネスの取付け構造において、上記横延び部は、車両後側から見て、上記横延び部の略全体が、上記ドライブシャフトと重複するように配設されている、ことが望ましい。
この構成によると、ドライブシャフト周辺におけるハーネスの取付け構造をコンパクトにすることができる。
上記ハーネスの取付け構造の一実施形態では、上記エンジンは横置きエンジンであって、上記エンジンの車幅方向の一端側には変速機が配置され、上記ドライブシャフトは、車幅方向において、上記変速機側から上記エンジン側に向かって順に、第1部分と、該第1部分よりも大径の第2部分とを有しており、上記ハーネスは、車幅方向において、上記横延び部よりも上記変速機側に、該横延び部よりも下方から上方に向かって、上記エンジンの上記車両後側の面に沿って延びる上延び部を有し、上記上延び部は、車幅方向において、上記第2部分よりも上記変速機側に配設されている。
すなわち、ハーネスの一端が、横延び部よりも下側に位置していれば、横延び部よりも下方から、上方に向かって延びる上延び部を有することになるため、該上延び部についても、ドライブシャフトの外周面に形成された氷から保護する必要がある。そこで、上延び部を、車幅方向において、第2部分よりも変速機側に配設する。これにより、上記上延び部におけるドライブシャフトの近傍部分は、車両後側から見て、相対的に径の小さい第1部分と重複するようになる。この結果、ドライブシャフトの外周面と上延び部との距離が十分に確保されるため、上延び部が上記氷によって損傷してしまうのを防止することができる。
上記ハーネスが上延び部を有するハーネスの取付け構造において、上記第1部分における、該第1部分と上記第2部分との接続部近傍には、上記ドライブシャフトを回転可能に支持するためのドライブシャフト支持部が設けられ、上記ドライブシャフト支持部は、上記エンジンの上記車両後側の面に取り付けられており、上記ドライブシャフト支持部と上記エンジンの上記車両後側の面との間には、上記上延び部が通る空間部が形成されている、ことが望ましい。
この構成によると、上延び部は、ドライブシャフトの近傍位置において、ドライブシャフト支持部に形成された空間部を通るため、上延び部におけるドライブシャフトと近接する部分は、ドライブシャフト支持部が保護部材のような役割を果たすことになる。これにより、より一層、ハーネスをドライブシャフトの外周面に形成された氷から保護することができる。
上記ハーネスの取付け構造において、上記突出部は、上記所定の高さ範囲内において、上記横延び部の上側に設けられた上側突出部と、上記横延び部の下側に設けられた下側突出部とで構成され、上記上側突出部と上記下側突出部との間には、上記横延び部を、上記エンジンの上記車両後側の部分に固定するためのハーネスクリップが設けられ、上記ハーネスクリップは、上記上側突出部と上記下側突出部との間において、上記上側突出部又は上記下側突出部の一方に近接して配置されている、ことが望ましい。
この構成によると、横延び部の上側には上側突出部が形成されている一方、横延び部の下側には下側突出部が形成されているため、車両を前進発進させる場合及び車両を後退発進させる場合の両方の場合で、上記車両をそのまま発進させれば、ドライブシャフトの外周面に形成された氷を破壊することができる。
また、横延び部におけるハーネスクリップが設けられた部分は、該ハーネスクリップが保護部材のような役割を果たすことになるため、ハーネスの損傷をより一層防止することができる。
上記上側突出部と上記下側突出部との間に上記ハーネスクリップが設けられたハーネスの取付け構造において、上記エンジンの車両後側の部分における、上記上側突出部の近傍又は上記下側突出部の近傍には、上記ハーネスクリップを、上記エンジンの車両後側の部分に取付固定するための取付部が設けられ、上記ハーネスクリップは、上記取付部に形成された差込孔に差し込まれる差込部を有しており、上記差込部は、上記取付部に近い方の突出部に向かって、上記差込孔に差し込まれている、ことが望ましい。
例えば、ハーネスクリップが上側突出部に近接して配置されている場合、該ハーネスクリップは、上側突出部に向かって、取付部の差込孔に差し込まれる。ここで、ドライブシャフトの外周面における、エンジン側の部分でかつハーネスクリップと下側突出部との間の高さ範囲の部分に氷が形成されたと仮定とする。このときには、車両が後退すると、上記氷がハーネスクリップに近づく方向にドライブシャフトが回転するが、上記氷がハーネスクリップに当接したとしても、ハーネス(横延び部)はハーネスクリップによって保護される。また、ハーネスクリップには取付部への差込方向に荷重がかかるため、ハーネスクリップが取付部から外れることはない。さらに、ドライブシャフトの外周面における、ハーネスクリップと上側突出部との間の高さ範囲の部分に氷が形成されたとしても、上側突出部が、上記氷がハーネスに届く程度の長さにまで成長するのを妨げるため、上記部分に形成された氷がハーネスを損傷させることはない。
また、ハーネスクリップが下側突出部に近接して配置されている場合、該ハーネスクリップは、下側突出部に向かって、取付部の差込孔に差し込まれる。ここで、ドライブシャフトの外周面における、エンジン側の部分でかつハーネスクリップと上側突出部との間の高さ範囲の部分に氷が形成されたと仮定とする。このときには、車両が前進すると、上記氷がハーネスクリップに近づく方向にドライブシャフトが回転するが、上記氷がハーネスクリップに当接したとしても、ハーネスはハーネスクリップによって保護される。また、ハーネスクリップには取付部への差込方向に荷重がかかるため、ハーネスクリップが取付部から外れることはない。さらに、ドライブシャフトの外周面における、ハーネスクリップと下側突出部との間の高さ範囲の部分に氷が形成されたとしても、下側突出部が、上記氷がハーネスに届く程度の長さにまで成長するのを妨げるため、上記部分に形成された氷がハーネスを損傷させることはない。
上記ハーネスの取付け構造において、上記エンジンは、上記エンジンの上記車両後側の面に沿って延びる特定通路を有する排気通路を備え、上記排気通路における上記特定通路の下端は、上記横延び部よりも上側に位置しており、上記突出部は、上記排気通路における上記特定通路の下端よりも下側かつ上記横延び部よりも上側の位置に少なくとも設けられている、ことが望ましい。
すなわち、ドライブシャフトの外周面に形成された氷から保護するだけでなく、排気通路からの輻射熱からもハーネスを保護することが望ましい。突出部が、排気通路における特定部分の下端よりも下側かつ横延び部よりも上側の位置に設けられていれば、上記突出部が、排気通路からハーネスへ向かう輻射熱を遮断する遮熱部として機能するようになる。これにより、ハーネスを、上記氷から保護するだけでなく、排気通路からの輻射熱から保護することもできる。
以上説明したように、本発明によると、エンジンには、ドライブシャフトを含む所定の高さ範囲内において、ハーネスの横延び部の上側及び下側の少なくとも一方に、上記横延び部よりも車両後側に突出した突出部が設けられているため、車両の駐車中に、ドライブシャフトの外周面に氷、特に、つらら状の氷が形成されたとしても、該駐車状態から車両を前進又は後退させる際に、上記氷を上記突出部に当接させて、上記氷を破壊することができるため、上記氷がハーネスに当接しない状態にしてから、車両を発進させることができる。これにより、ハーネスを保護する保護部材を設けることなく、ドライブシャフトの外周面に形成された氷から上記ハーネスを保護することができる。
本発明の実施形態に係るハーネスの取付け構造が適用されたエンジンを車両後側から見た図である。 エンジンを下側から見た図である。 ドライブシャフト支持部周辺を車両後側かつ下側から見た斜視図である。 ドライブシャフト支持部周辺を車両後側から見た図である。 図1のV-V線で切った断面におけるドライブシャフト周辺の拡大図である。 特定ハーネスクリップ周辺を拡大した斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るハーネスの取付け構造が適用されたエンジン1を示す。このエンジン1は、自動車などの車両のエンジンルームに気筒列方向が車幅方向(図1における左右方向)を向くように横置きに配置されている。すなわち、エンジン1は横置きエンジンである。
エンジン1は、シリンダヘッド2、シリンダブロック3及びオイルパン4が、この順番で上下に連結されて構成されている。以下の説明では、シリンダヘッド2側を上側、オイルパン4側を下側という。
シリンダブロック3における上部には、複数の気筒(図示省略)が直列に気筒列をなして配設され、シリンダブロック3における下部には、車幅方向に延びるクランクシャフト6(図5参照)が配設されている。
シリンダヘッド2には、上記各気筒の燃焼室内に新気を導入するための吸気ポート(図示省略)と上記燃焼室から排気ガスを排出するための排気ポート(図示省略)とが上記気筒毎に設けられている。また、シリンダヘッド2には、上記吸気ポート及び上記排気ポートが上記燃焼室に臨む吸気口(図示省略)及び排気口(図示省略)が形成されている。
オイルパン4は、図2に示すように、複数のボルト30によってシリンダブロック3の下端部と結合されている。シリンダブロック3の下端部の周方向全体には、ブロック側取付フランジ7が形成される一方、オイルパン4の上端部の周方向全体には、オイルパン側取付フランジ8が形成されており、ブロック側取付フランジ7が上側、オイルパン側取付フランジ8が下側になるように、これらの取付フランジ7,8を当接させた状態で、取付フランジ7,8同士を複数のボルト30を締結させることで、オイルパン4がシリンダブロック3の下端に結合されている。
オイルパン4には、クランクシャフト6の軸受メタル(図示省略)等に供給するためのオイルが貯留されている。図示は省略するが、シリンダブロック3の下部には、オイルをエンジン1の各部に供給するためのオイルポンプが配設されている。また、オイルパン4の底部(以下、オイルパン底部4aという)には、オイルパン4内のオイルの残量を検出するためのオイルレベルセンサ101が配設されている。
エンジン1の車両後側には、図1に示すように、エンジン1の上記各気筒から排出される排気ガスを、上記車両の外部に排出するための排気通路50が配設されている。この排気通路50は、排気マニホールド(図示省略)、ターボ過給機51、直キャタリスト52及び下流側排気管56で構成され、排気上流側から、この順に並んでいる。
上記排気マニホールドは、エンジン1の車両後側の面に開口する開口部であって、シリンダヘッド2の上記排気ポートにおける上記燃焼室と反対側の開口部に接続されている。図示は省略しているが、上記排気マニホールドは、エンジン1の複数の気筒にそれぞれ対応する複数の排気分岐管部を有し、該複数の排気分岐管部が排気下流側で1つの集合管部となるように形成された排気マニホールドである。上記排気マニホールドの集合管部には、排気ガスによって回転駆動され、吸気通路に設けられたコンプレッサを回転駆動させるためのタービンを備えたターボ過給機51と、排気ガスを浄化するための排気浄化装置としての直キャタリスト52とが排気上流側から順に接続されている。上記各気筒に対応する上記各排気分岐管部は、上記排気ポートにおける上記燃焼室と反対側の開口部にそれぞれ接続されることで、上記各気筒とそれぞれ連通する。
直キャタリスト52は、図1に示すように、ケース53内のガス流路が略上下方向に延びるように、エンジン1の車両後側に配置されている。直キャタリスト52(ケース53)の車幅方向の一側(後述する変速機10と反対側)における下端部には、ブラケット70がボルト31(図5参照)によって取り付けられており、該ブラケット70は、固定部材54にボルト32によって固定されている。直キャタリスト52における、ブロック後面3aに沿って延びる部分は、排気通路50の特定通路59を構成している。
直キャタリスト52は、略円筒形状のケース53内のガス流路に排気浄化触媒が配設されてなる。ケース53は、上記排気浄化触媒が配設される筒状(本実施形態では、円筒状)の触媒配設部53aと、この触媒配設部53aの排気上流側及び下流側の開口を覆う上流側部材53b及び下流側部材53cとを有している。上記排気浄化触媒は、三元触媒であって、特にエンジン1の冷間時にHC及びCOの浄化を図るものである。
下流側排気管56は、直キャタリスト52におけるケース53の下流側部材53cに接続されている。この下流側排気管56は、直キャタリスト52との接続部(下流側排気管56の排気上流側の端部)から、不図示のダッシュパネルの下端部の車幅方向中央部に形成されたトンネル開口部へ向かうように配設されている。尚、下流側排気管56は、その長さ方向に複数に分割されてなる複数の分割管で構成されており、図1では、エンジンルーム内に位置する最上流部の分割管のみを示し、その他の分割管の記載は省略している。
エンジン1の車幅方向の一側(本実施形態では、車両左側(図1の左側))には、変速機10が結合されており、これらエンジン1と変速機10とでパワープラントを構成している。この変速機10は、自動変速機であって、変速機ケース内に変速機構を有している。また、変速機10は、図示を省略する入力軸及び出力軸が車幅方向に延びる横置きタイプのものであって、上記入力軸は、エンジン1のクランクシャフト6と連結され、上記出力軸は、変速機10の車両後側に配置された差動装置13と連結されている。
差動装置13からは、上記車両の右側車輪及び左側車輪を駆動させるためのドライブシャフト20が、車幅方向両側にそれぞれ延びている。
ドライブシャフト20のうち差動装置13から上記右側車輪に向かって延びるドライブシャフト20は、車幅方向において、変速機10側からエンジン1側に向かって、すなわち、差動装置13から上記右側車輪に向かって、第1シャフト部21(第1部分)、該第1シャフト部21よりも大径のボールジョイント部22(第2部分)及び該ボールジョイント部22を介して上記第1シャフト部21と接続された第2シャフト部23を有しており、第2シャフト部23が上記右側車輪に接続されている。尚、第1シャフト部21における、ボールジョイント部22との接続部分は、第1シャフト部21における他の部分よりも大径かつボールジョイント部22よりも小径になっている。
ドライブシャフト20は、第1シャフト部21における、該第1シャフト部21とボールジョイント部22との接続部の近傍部分において、ドライブシャフト支持部24を介してエンジン1に回転可能に支持されている。ドライブシャフト支持部24は、エンジン1のシリンダブロック3の下部における、車両後側の面(以下、ブロック後面3aという)にボルト33によって固定された第1支持部25と、第1支持部25の車両後側の部分に、ボルト34によって固定された第2支持部26とによって構成されている。
第1支持部25は、図1、図3及び図4に示すように、車両後側から見て、上方に向かうほど車幅方向の幅が小さくなるような略三角形状をなしており、三角形状の各頂点に相当する部分が、ボルト33によってシリンダブロック3の下部にそれぞれ取付固定されている(図1では、第1支持部25の上端部は、直キャタリスト52と重なって見えていない。また、図3では、第1支持部25の上端部は、第1シャフト部21と重なって見えていない)。第1支持部25の車両後側の面部における、上下方向の中央部は、ドライブシャフト20の第1シャフト部21の外周形状に適合するように、ドライブシャフト20の軸方向から見て、車両後側からエンジン1側に向かって半円状に凹んだ凹部となっている。また、第1支持部25は、上端部において固定部材54と一体になっている(図4参照)。
第2支持部26は、板状部材を、ドライブシャフト20の第1シャフト部21の外周形状に適合するように、半円状に湾曲成形したものであって、湾曲部が第1シャフト部21の車両後側に位置するように配置されている。第2支持部26は、その上側端部及び下側端部が、ボルト34を介して第1支持部25に取り付けられることで、該第1支持部25に固定されている。
第1シャフト21は、図3及び図4に示すように、第1支持部25と第2支持部26とに挟まれて、ドライブシャフト支持部24に支持されている。また、第1支持部25の車両後側の部分及び第2支持部26のドライブシャフト20側の部分には、それぞれ摺動部材(図示省略)が配設されており、第1シャフト部21が第1支持部25と第2支持部26との間に配置されたときには、それぞれの上記摺動部材が第1シャフト部21の外周面に接するようになっている。尚、詳しくは後述するが、第1支持部25とブロック後面3aとの間には、オイルレベルセンサ101から延びるハーネス40が通る空間部25a(図3参照)が形成されている。
ドライブシャフト20は、ドライブシャフト支持部24を介してエンジン1に支持されることによって、図1に示すように、車両後側から見て、エンジン1と重なる高さ位置を通って車幅方向に延びるようになる。
オイルパン底部4aには、図1及び図2に示すように、オイルレベルセンサ101が取り付けられている。オイルレベルセンサ101は光学式のセンサであって、図1に示すように、板状の取付部101aとオイルパン4の内部に差し込まれる検出部101bとを有している。オイルパン底部4aには、オイルレベルセンサ101を取り付けるための取付孔(図示省略)が設けられている。オイルレベルセンサ101の検出部101bは、上記取付孔を介して、オイルパン4の内部に向かって差し込まれている。取付部101aは、検出部101bが上記取付孔に差し込まれた状態で、オイルパン4に複数のボルト35(本実施形態では3つのボルト、図2参照)によって、オイルパン底部4aに固定されている。尚、オイルレベルセンサ101としては超音波式のものを用いてもよい。
図1及び図2に示すように、オイルレベルセンサ101からは、オイルレベルセンサ101の検出結果に関する電気信号をコントロールユニット100に出力するためのハーネス40が延びている。ハーネス40は、図1及び図2に示すように、オイルパン底部4aからエンジン1の車両後側の面に沿って延び、エンジン1の上方に設けられたコントロールユニット100に接続される。
ここで、エンジン1に対するハーネス40の取付け構造について、図1〜図6を参照しながら説明する。
先ず、図2に示すように、ハーネス40は、オイルパン底部4aにおいて、該オイルパン底部4aに沿って、下側から見て、オイルレベルセンサ101から反変速機10側かつ車両後側に向かって斜めに延びた後、図1に示すように、上記オイルパン底部4aとオイルパン4の車両後側の面(以下、オイルパン後面4bという)との間の角部において、該角部に沿うように上方に向かって曲げられ、上記オイルパン後面4bに沿って上方に延びる。次に、ハーネス40は、上記オイルパン後面4bに沿って上方に延びた後、ブロック後面3aに沿って上方に延びる。そして、ドライブシャフト20を含む所定の高さ範囲内、特に、車両後側から見て、ドライブシャフト20と重複する高さ範囲内において、反変速機10側に曲げられ、ブロック後面3aに沿って、反変速機10側に向かって車幅方向に延び、ブロック後面3aの反変速機10側の端部近傍において、上方に向かって曲げられ、上方に向かって延びる。その後、ハーネス40は、他のセンサ等から延びる他のハーネス140とまとめられて、エンジン1の上方に設けられたコントロールユニット100まで延びる。
ハーネス40は、上述の如く延びるように、複数のハーネスクリップ60を介して、エンジン1に取り付けられている。尚、以下の説明において、ハーネス40における、上記オイルパン底部4aとオイルパン後面4bとの間の角部において、該角部に沿うように上方に向かって曲げられた後からブロック後面3aにおいて反変速機10側に曲げられる前までの部分を上延び部42といい、ブロック後面3aにおいて反変速機10側に曲げられた後からブロック後面3aの反変速機10側の端部近傍において、上方に向かって曲げられる前までの部分を横延び部41という。すなわち、上延び部42は、横延び部41よりも下方から上方に向かって、エンジン1の車両後側の面(つまり、オイルパン後面4a及びブロック後面3a)に沿って延びるように、配設されている。
上延び部42は、図1に示すように、車幅方向において、ボールジョイント部22よりも変速機10側の位置に配設されている。詳しくは、上延び部42は、図4に示すように、車幅方向の全体が、第1支持部25の車幅方向の範囲内に含まれるように配設されている。図3に示すように、第1支持部25とブロック後面3aとの間には、空間部25aが形成されており、上延び部42における、ブロック後面3aに沿って延びる部分は、上記空間部25aを通って延びる。そして、ハーネス40は、図4に示すように、上記空間部25a内において、車両後側から見て、ドライブシャフト20の第1シャフト部21と重複する高さ範囲内、詳しくは、第1シャフト部21の上端近傍の高さ位置において、反変速機10側へ曲げられて、横延び部41を形成している。上記空間部25aは、上延び部42におけるブロック後面3aに沿って延びる部分、上延び部42と横延び部41との間の曲げ部及び横延び部41の一部が通ることができる程度の広さ及び形状に設定されている。
本実施形態では、横延び部41は、車両後側から見て、横延び部41の全体がドライブシャフト20と重複するように配設されている。詳しくは、横延び部41は、図4に示すように、第1支持部25の空間部25aを通る部分が、車両後側から見て、第1シャフト部21と重複するように配設されており、上記空間部25a外を延びる部分が、車両後側から見て、ボールジョイント部22と重複するように配設されている。尚、横延び部41は、必ずしも全体が、車両後側から見てドライブシャフト20と重複している必要はなく、例えば、第1シャフト部21とボールジョイント部22との接続部分において、車両後側から見て、横延び部の41の上端部がドライブシャフト20と重複しないようになっていてもよい。
また、横延び部41は、図5に示すように、車両前後方向においてドライブシャフト20と離間するように配設されている。これにより、上述のように、車両後側から見て、ドライブシャフト20と重複する高さ範囲内に横延び部41が配設されていたとしても、横延び部41とドライブシャフト20とが干渉することはなく、ドライブシャフト20自体によってハーネス40が損傷することはない。
しかしながら、上記車両が雪道を走行したとき等には、左右の車輪側からエンジンルーム内に雪が入り込んで、ドライブシャフト20に雪などが付着することがあり、上記車両の駐車中に、上記雪などが原因となって、ドライブシャフト20の外周面に氷が形成されることがある。特に、ドライブシャフト20の外周面につらら状の氷が形成された場合、該氷が形成された状態で、上記車両を、駐車状態から発進させると、上記氷が、ドライブシャフト20と一体となって該ドライブシャフト20の軸周りに回転して、ハーネス40と当接し、上記氷によって、該ハーネス40が損傷してしまうおそれがある。
ハーネス40における上延び部42は、車幅方向の全体が、ドライブシャフト支持部24(厳密には、第1支持部25)の車幅方向の範囲に含まれるように配設されており、ドライブシャフト20における、ドライブシャフト支持部24に覆われた部分には雪等が付着しにくく、該部分の外周面には氷が形成されにくいため、上延び部42は、上記氷によって損傷する可能性が低い。また、上延び部42におけるドライブシャフト20の近傍部分は、ボールジョイント部22よりも変速機10側に配置され、車両後側から見て、第1シャフト部21と重複するようになっており、第1シャフト部21の径は、ボールジョイント部22の径よりも小さいため、上延び部42とドライブシャフト20との距離は十分に確保されている。そのため、上延び部42は、上記氷が当接する可能性が低い。
一方、横延び部41については、車両後側から見て、ドライブシャフト20におけるボールジョイント部22と重複するように配設されており、ボールジョイント部22の径は第1シャフト部21の径よりも大きいため、ボールジョイント部22の外周面は、第1シャフト部21の外周面よりも横延び部41に接近している。そのため、ボールジョイント部22の外周面につらら状の氷が形成されると、該氷が、ドライブシャフト20(ボールジョイント部22)と一体となって該ドライブシャフト20の軸周りに回転して、横延び部41と当接し、上記氷により、ハーネス40の横延び部41が損傷する可能性が高い。
そこで、本実施形態では、エンジン1に、ドライブシャフト20を含む上記所定の高さ範囲内において、横延び部41の上側及び下側に、横延び部41よりも車両後側に突出した突出部80を設けている。
具体的には、突出部80として、横延び部41の上側には上側突出部81が設けられ、横延び部41の下側には下側突出部82が設けられている。より詳しくは、上側突出部81は、第1支持部25の上端部と第2支持部26(図3及び図4参照)の上端との間の高さ位置に設けられている一方、下側突出部82は、シリンダブロック3の下端部における車両後側の部分と同じ高さ位置に設けられている。
上側突出部81は、図5に示すように、直キャタリスト52のケース53をエンジン1に固定する固定部材54及び該固定部材54に固定されるブラケット70の一部によって構成されている。すなわち、固定部材54は、エンジン1のブロック後面3aから車両後側に向かって突出するように(厳密には、車両後側に向かって下側に僅かに傾斜して突出するように)形成され、固定部材54の車両後側の端部にブラケット70が取り付けられており、これにより、横延び部41の上側において、ブロック後面3aから、横延び部41よりも車両後側に突出した上側突出部81が形成される。
一方で、下側突出部82は、図5に示すように、ブロック側取付フランジ7により構成されている。すなわち、ブロック側取付フランジ7を、横延び部41よりも車両後側に突出するように形成することによって、下側突出部82が形成される。
このように、横延び部41の上側及び下側に、上側突出部81及び下側突出部82をそれぞれ設けることによって、上記車両の駐車中に、ドライブシャフト20、特にボールジョイント部22の外周面につらら状の氷が形成されたとしても、該氷は、上記車両の発進時において、ドライブシャフト20と一体に回転したときに、上側突出部81又は下側突出部82に当接して破壊される。これにより、上側突出部81と下側突出部82との間にある横延び部41には、上記氷が当接しにくくなり、ハーネス40の横延び部41を保護することができる。また、横延び部41の上側及び下側に、上側突出部81及び下側突出部82をそれぞれ設けて、ハーネス40の横延び部41を保護することによって、ハーネス40の横延び部41を上記氷から保護する保護部材を設ける必要が無くなるため、エンジン1の製造コストも抑えることができる。さらに、横延び部41の上側及び下側の両方に、突出部80がそれぞれ設けられているため、上記車両を前進発進させる場合及び後退発進させる場合の両方の場合で、上記氷が横延び部41の位置に到達する前に、該氷を破壊することができ、ハーネス40の横延び部41を上記氷で損傷させることなく、上記車両を発進させることができる。
上側突出部81及び下側突出部82の車両前後方向の長さは、ボールジョイント部22の外周面に形成されたつらら状の氷が、上側突出部81又は下側突出部82に確実に当接して破壊されるような長さに設定されている。具体的には、ドライブシャフト20の軸方向から見て、ドライブシャフト20の軸心を中心として、横延び部41の車両後側の部分に外接する円を描いたときに、上側突出部81の車両後側の端部及び下側突出部82の車両後側の端部が、上記円の内側に位置するような長さに設定されている。また、上側突出部81及び下側突出部82が設けられる所定の高さ範囲も、ドライブシャフト20の軸方向から見て、上側突出部81の車両後側の端部及び下側突出部82の車両後側の端部が、上記円の内側に位置するような高さ範囲に設定されている。
また、本実施形態では、横延び部41は、該横延び部41の全体が、上側突出部81と下側突出部82との間において、上側突出部81に近い側に配設されるように、その車幅方向の中央部が、複数のハーネスクリップ60のうちの1つのハーネスクリップ60(以下、特定ハーネスクリップ61という)によって、エンジン1に固定されている。
具体的には、図6に示すように、ブロック後面3aにおける、上側突出部81と下側突出部82との間の部分において、上側突出部81に近接する位置にはブラケット71(取付部)が設けられており、特定ハーネスクリップ61は該ブラケット71に取付固定されている。特定ハーネスクリップ61は、横延び部41の上記中央部における外周面を覆う被覆部61aとブラケット71に取り付けられる被取付部61bとを有している。被取付部61bは、上側に突出した差込部61cと該差込部61cの上下方向の中間部に設けられかつ差込部61cから車幅方向に延びた爪部61dとを有している。ブラケット71には、上記被取付部61bの差込部61cが差し込まれる差込孔71aが形成されており、図6に示すように、差込部61cは差込孔71aに下側から上側に向かって、すなわち、上側突出部81に向かって差し込まれている。差込部61cが差込孔71aに差し込まれた状態では、爪部61dがブラケット71に引っ掛かるようになっており、爪部61dがブラケット71に引っ掛かることで、特定ハーネスクリップ61が、ブラケット71から落ちないように、該ブラケット71に取り付けられる。これにより、特定ハーネスクリップ61が、上側突出部81と下側突出部82との間において、上側突出部81に近接して配置され、横延び部41の全体が、上側突出部81と下側突出部82との間における、上側突出部81に近い側に配設される。
このように、横延び部41の全体が、上側突出部81と下側突出部82との間における、上側突出部81に近い側に配設されることにより、横延び部41を、上側突出部81と下側突出部82との間における上下方向中央部に配置するよりも、ボールジョイント部22の外周面と横延び部41との離間距離を長くすることができるため、ボールシャフト部22の外周面に形成されたつらら状の氷が横延び部41に当接するのを一層防止することができる。また、ドライブシャフト20の外周面における、特定ハーネスクリップ61と上側突出部81との間の高さ範囲の部分につらら状の氷が形成されたとしても、上側突出部81が、上記氷が横延び部41に届く程度の長さにまで成長するのを妨げるため、上記氷が横延び部41を損傷させることはない。
また、横延び部41における特定ハーネスクリップ61が設けられた部分は、被覆部61aによって覆われているとともに、特定ハーネスクリップ61は、ブラケット71に下側から上側突出部81に向かって差し込まれることで、上記ブラケット71に取り付けられている。例えば、ボールジョイント部22の外周面における、エンジン1側の部分でかつ特定ハーネスクリップ61と下側突出部82との間の高さ範囲の部分につらら状の氷が形成された状態で、上記車両が後退したときには、ドライブシャフト20は、上記氷が特定ハーネスクリップ61に近づく方向に回転するが、上記氷が特定ハーネスクリップ61に当接したとしても、横延び部41(すなわち、ハーネス40)は、特定ハーネスクリップ61によって保護される。また、特定ハーネスクリップ61には、ブラケット71へ差し込まれる方向に(本実施形態では上方向に)荷重がかかるため、特定ハーネスクリップ61がブラケット71から外れることはない。さらに、ドライブシャフト20が、上記氷が特定ハーネスクリップ61から離れる方向に回転したときには、上記氷は下側突出部82に当接して破壊されるため、横延び部41を上記氷から保護することができる。
さらに、本実施形態では、上側突出部81は、図5に示すように、排気通路50における特定通路59の下端部よりも下側かつ横延び部41よりも上側の位置、すなわち、特定通路59の下端部と横延び部41との間に配設されている。すなわち、ハーネス40は、オイルレベルセンサ101(図1及び図2参照)からコントロールユニット100へ電気信号を伝えるものであるため、該電気信号にノイズが生じないように、ドライブシャフト20の外周面に形成された氷から保護するだけでなく、排気通路50からの輻射熱からも保護することが望ましい。上側突出部81が特定通路59の下端部と横延び部41との間に配設されていれば、上側突出部81が、特定通路59から横延び部41へ向かう輻射熱を遮断する遮熱部として機能するようになる。これにより、ハーネス40の横延び部41を、上記氷から保護するだけでなく、排気通路50からの輻射熱から保護することもできる。また、横延び部41における、車両後側から見て第1シャフト部21と重複する部分、及び、上延び部42の一部は、第1支持部25に形成された空間部25a内に配設されているため、第1支持部25が特定通路59からの輻射熱を遮断する遮熱部として機能するようになる。これにより、ハーネス40を排気通路50からの輻射熱から一層保護することができる。
したがって、本実施形態によると、オイルパン底部4aに配設されたオイルレベルセンサ101から延びるハーネス40には、エンジン1の車両後側の面に沿って配設されかつドライブシャフト20を含む所定の高さ範囲内において、ドライブシャフトの軸方向に延びる横延び部41が設けられ、エンジン1には、所定の高さ範囲内において、横延び部41の上側及び下側に、上記横延び部41よりも車両後側に突出した上側突出部81及び下側突出部82がそれぞれ設けられているため、上記車両の駐車中に、ドライブシャフト20の外周面に氷、特に、つらら状の氷が形成されたとしても、上記車両を、駐車状態から前進又は後退させる際に、上側突出部81又は下側突出部82に上記氷を当接させて、上記氷を破壊することで、上記氷がハーネス40に当接しない状態にしてから、上記車両を発進させることができる。この結果、ハーネス40を上記氷から保護する保護部材を設けることなく、ハーネス40をドライブシャフト20の外周面に形成された氷から保護することができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、上記実施形態では、突出部80として、上側突出部81及び下側突出部82の2つの突出部が設けられていたが、これに限らず、上側突出部81及び下側突出部82のうち一方のみが設けられている構成であってもよい。この場合、例えば、上側突出部81のみが設けられているときには、上記車両を前進発進させるときには、該車両をそのまま前進発進させる一方、上記車両を後退発進させるときには、該車両を一旦前進させてから後退発進させるようにすれば、ドライブシャフト20の外周面につらら状の氷が形成されたとしても、該氷を上側突出部81で破壊して、上記氷がハーネス40に当接しない状態にしてから、上記車両を発進させることができる。一方で、下側突出部82のみが設けられているときには、上記車両を前進発進させるときには、該車両を一旦後退させてから前進発進させる一方、上記車両を後退発進させるときには、該車両をそのまま後退発進させるようにすれば、上記氷を下側突出部82で破壊して、上記氷がハーネス40に当接しない状態にしてから、上記車両を発進させることができる。
また、上記実施形態では、ブラケット71は、上側突出部81と下側突出部82との間における、上側突出部81に近い側に配設され、特定ハーネスクリップ61は、下側から上側突出部81に向かって、ブラケット71に差し込まれていたが、これに限らず、ブラケット71を、上側突出部81と下側突出部82との間における、下側突出部82に近い側に配設し、特定ハーネスクリップ61を、上側から下側突出部82に向かって、ブラケット71に差し込むようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、上側突出部81を、図5に示すように、固定部材54及び該固定部材54に固定されるブラケット70の一部によって構成し、下側突出部82を、ブロック側取付フランジ7によって構成していたが、これに限らず、例えば、上側突出部81を、ドライブシャフト支持部24の第1支持部25によって構成したり、下側突出部82を、エンジン1の構成要素とは別の部材によって構成したりしてもよい。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、車両に搭載されたエンジンと、エンジンの車両後側でかつ車両後側から見て上記エンジンと重なる高さ位置を通るように車幅方向に延びるドライブシャフトと、上記エンジンの車両後側の面に沿って配設されるハーネスとを備えた、ハーネスの取付け構造として有用である。
1 エンジン
3a ブロック後面(エンジンにおける車両後側の面)
4b オイルパン後面(エンジンにおける車両後側の面)
10 変速機
20 ドライブシャフト
21 第1シャフト部(第1部分)
22 ボールジョイント部(第2部分)
24 ドライブシャフト支持部
25a 空間部
40 ハーネス
41 横延び部
42 上延び部
50 排気通路
59 特定通路
61 特定ハーネスクリップ(横延び部をエンジンの車両後側の部分に固定するためのハーネスクリップ)
61c 差込部
71 ブラケット(取付部)
71a 差込孔
80 突出部
81 上側突出部
82 下側突出部

Claims (7)

  1. 車両に搭載されたエンジンと、該エンジンの車両後側でかつ車両後側から見て上記エンジンと重なる高さ位置を通るように車幅方向に延びるドライブシャフトと、上記エンジンの少なくとも車両後側の面に沿って配設されるハーネスとを備えた、ハーネスの取付け構造であって、
    上記ハーネスには、上記エンジンの上記車両後側の面に沿って配設されかつ上記ドライブシャフトを含む所定の高さ範囲内において、車幅方向に延びる横延び部が設けられ、
    上記エンジンの車両後側の部分には、上記所定の高さ範囲内において、上記横延び部の上側及び下側の少なくとも一方に、上記横延び部よりも車両後側に突出した突出部が設けられており、
    上記突出部は、上記ドライブシャフトの軸方向から見て、上記ドライブシャフトの軸心を中心として、上記横延び部の車両後側の部分に外接する円を描いたときに、車両後側の端部が、上記円の内側に位置するように構成されていることを特徴とするハーネスの取付け構造。
  2. 請求項1に記載のハーネスの取付け構造において、
    上記横延び部は、車両後側から見て、上記横延び部の略全体が、上記ドライブシャフトと重複するように配設されていることを特徴とするハーネスの取付け構造。
  3. 請求項1又は2に記載のハーネスの取付け構造において、
    上記エンジンは横置きエンジンであって、
    上記エンジンの車幅方向の一端側には変速機が配置され、
    上記ドライブシャフトは、車幅方向において、上記変速機側から上記エンジン側に向かって順に、第1部分と、該第1部分よりも大径の第2部分とを有しており、
    上記ハーネスは、車幅方向において、上記横延び部よりも上記変速機側に、該横延び部よりも下方から上方に向かって、上記エンジンの上記車両後側の面に沿って延びる上延び部を有し、
    上記上延び部は、車幅方向において、上記第2部分よりも上記変速機側に配設されていることを特徴とするハーネスの取付け構造。
  4. 請求項3に記載のハーネスの取付け構造において、
    上記第1部分における、該第1部分と上記第2部分との接続部近傍には、上記ドライブシャフトを回転可能に支持するためのドライブシャフト支持部が設けられ、
    上記ドライブシャフト支持部は、上記エンジンの上記車両後側の面に取り付けられており、
    上記ドライブシャフト支持部と上記エンジンの上記車両後側の面との間には、上記上延び部が通る空間部が形成されていることを特徴とするハーネスの取付け構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載のハーネスの取付け構造において、
    上記突出部は、上記所定の高さ範囲内において、上記横延び部の上側に設けられた上側突出部と、上記横延び部の下側に設けられた下側突出部とで構成され、
    上記上側突出部と上記下側突出部との間には、上記横延び部を、上記エンジンの上記車両後側の部分に固定するためのハーネスクリップが設けられ、
    上記ハーネスクリップは、上記上側突出部と上記下側突出部との間において、上記上側突出部又は上記下側突出部の一方に近接して配置されていることを特徴とするハーネスの取付け構造。
  6. 請求項5に記載のハーネスの取付け構造において、
    上記エンジンの車両後側の部分における、上記上側突出部の近傍又は上記下側突出部の近傍には、上記ハーネスクリップを、上記エンジンの車両後側の部分に取付固定するための取付部が設けられ、
    上記ハーネスクリップは、上記取付部に形成された差込孔に差し込まれる差込部を有しており、
    上記差込部は、上記取付部に近い方の突出部に向かって、上記差込孔に差し込まれていることを特徴とするハーネスの取付け構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載のハーネスの取付け構造において、
    上記エンジンは、上記エンジンの上記車両後側の面に沿って延びる特定通路を有する排気通路を備え、
    上記排気通路における上記特定通路の下端は、上記横延び部よりも上側に位置しており、
    上記突出部は、上記排気通路における上記特定通路の下端よりも下側かつ上記横延び部よりも上側の位置に少なくとも設けられていることを特徴とするハーネスの取付け構造。
JP2016202479A 2016-10-14 2016-10-14 ハーネスの取付け構造 Active JP6332396B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016202479A JP6332396B2 (ja) 2016-10-14 2016-10-14 ハーネスの取付け構造
EP17860267.8A EP3511547B1 (en) 2016-10-14 2017-10-12 Harness mounting structure
PCT/JP2017/036923 WO2018070458A1 (ja) 2016-10-14 2017-10-12 ハーネスの取付け構造
US16/341,187 US10967815B2 (en) 2016-10-14 2017-10-12 Harness mounting structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016202479A JP6332396B2 (ja) 2016-10-14 2016-10-14 ハーネスの取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018062918A JP2018062918A (ja) 2018-04-19
JP6332396B2 true JP6332396B2 (ja) 2018-05-30

Family

ID=61906208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016202479A Active JP6332396B2 (ja) 2016-10-14 2016-10-14 ハーネスの取付け構造

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10967815B2 (ja)
EP (1) EP3511547B1 (ja)
JP (1) JP6332396B2 (ja)
WO (1) WO2018070458A1 (ja)

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3725459C2 (de) 1987-07-31 1998-01-29 Bayerische Motoren Werke Ag Stromversorgungseinrichtung für Kraftfahrzeuge
JPH02207169A (ja) * 1989-02-03 1990-08-16 Honda Motor Co Ltd 多気筒エンジンの吸気装置
US5060625A (en) * 1990-12-10 1991-10-29 Caterpillar Inc. Ignition system wiring harness and spring clip retainers therefor
KR960005976B1 (ko) * 1991-07-31 1996-05-06 마쯔다 가부시기가이샤 자동차의 파우어트레인의 구조
JP2890247B2 (ja) * 1996-04-12 1999-05-10 本田技研工業株式会社 エンジンにおけるハーネスホルダーの固定構造
JPH1199917A (ja) * 1997-09-30 1999-04-13 Suzuki Motor Corp 車輪速センサのハーネス配索構造
DE10160290B4 (de) 2001-12-07 2005-08-11 Audi Ag E-Anlage eines Kraftfahrzeuges
JP2004353508A (ja) * 2003-05-28 2004-12-16 Petroliam Nasional Bhd エンジンにおけるセンサー取付部構造
JP4608478B2 (ja) 2006-12-28 2011-01-12 本田技研工業株式会社 オイルセンサのハーネス配置構造
JP2009255858A (ja) * 2008-04-21 2009-11-05 Toyota Auto Body Co Ltd 衝撃緩衝材
JP4715892B2 (ja) * 2008-09-17 2011-07-06 マツダ株式会社 車両用エンジンのセンサ配設構造
JP5494333B2 (ja) * 2010-07-28 2014-05-14 スズキ株式会社 自動車のケーブルの配索構造
JP5580178B2 (ja) * 2010-11-29 2014-08-27 ヤンマー株式会社 エンジン装置
JP5638363B2 (ja) * 2010-11-29 2014-12-10 マツダ株式会社 ハーネスの固定構造
US8365858B2 (en) * 2010-12-27 2013-02-05 Mazda Motor Corporation Harness arrangement structure of vehicle
JP5847597B2 (ja) * 2012-01-18 2016-01-27 本田技研工業株式会社 内燃機関の油温センサー取付け構造
JP5991021B2 (ja) * 2012-05-18 2016-09-14 マツダ株式会社 ハーネスの配設構造
JP5998825B2 (ja) * 2012-10-11 2016-09-28 マツダ株式会社 高電圧ハーネスの保護構造
JP5928289B2 (ja) * 2012-10-11 2016-06-01 マツダ株式会社 車両の高電圧ハーネス保護構造
US20160121822A1 (en) * 2013-05-29 2016-05-05 International Engine Intellectual Property Company ,LLC. Harness clip and system for clipping wiring harness
JP2015068218A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 ヤンマー株式会社 エンジン
JP2015068278A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 ダイハツ工業株式会社 内燃機関の補助具用カバー装置
JP6216670B2 (ja) * 2014-03-26 2017-10-18 本田技研工業株式会社 パワーユニット
JP6340638B2 (ja) * 2016-09-26 2018-06-13 マツダ株式会社 エンジンのオイルレベル検出装置取付構造
JP6344445B2 (ja) * 2016-09-27 2018-06-20 マツダ株式会社 車両のハーネス配索構造
JP6521004B2 (ja) * 2017-08-24 2019-05-29 マツダ株式会社 エンジンのカバー部材取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
EP3511547A1 (en) 2019-07-17
EP3511547B1 (en) 2020-09-09
EP3511547A4 (en) 2019-10-09
WO2018070458A1 (ja) 2018-04-19
US10967815B2 (en) 2021-04-06
US20200189380A1 (en) 2020-06-18
JP2018062918A (ja) 2018-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3235714B1 (en) Saddle-ride vehicle
US7818964B2 (en) Exhaust system for motorcycle
US8739918B2 (en) Exhaust systems for vehicles
EP2664761B1 (en) Muffler unit for saddle-ride type vehicle
JP5019166B2 (ja) 車両の排気装置
US20150014083A1 (en) Exhaust structure for compact vehicle
JP2005240714A (ja) 自動二輪車の排気装置
US20080251306A1 (en) Front structure of vehicle
JP2007038838A (ja) 自動車の車体下部構造
JP2019183673A (ja) 排気ガスセンサの配置構造
JP6332396B2 (ja) ハーネスの取付け構造
JP6149705B2 (ja) 自動二輪車の排気装置
JP2011033394A (ja) 車両用エンジンの排気圧力検出装置
TWI727283B (zh) 速克達型機車
JP5223510B2 (ja) 車両の排気装置
JP4715892B2 (ja) 車両用エンジンのセンサ配設構造
JP7095279B2 (ja) 車両の排気装置
JP5151847B2 (ja) 車両用エンジンのオイルフィルタ取付構造
EP2703616B1 (en) Method of making a vehicle
JPH06135246A (ja) エンジンルーム内への補機配置方法および補機配置構造
JPH08144751A (ja) V型エンジンの排気装置
JP5568351B2 (ja) 小型車両用パワーユニット
JP6750649B2 (ja) 自動二輪車
WO2023189500A1 (ja) 鞍乗型車両
JP7243107B2 (ja) 排気構造及び車両

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6332396

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150