JPH08144751A - V型エンジンの排気装置 - Google Patents
V型エンジンの排気装置Info
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- JPH08144751A JPH08144751A JP6289805A JP28980594A JPH08144751A JP H08144751 A JPH08144751 A JP H08144751A JP 6289805 A JP6289805 A JP 6289805A JP 28980594 A JP28980594 A JP 28980594A JP H08144751 A JPH08144751 A JP H08144751A
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- exhaust
- exhaust manifold
- catalyst device
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/08—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
- F01N3/10—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
- F01N3/24—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by constructional aspects of converting apparatus
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】横置き式のV型エンジンの排気装置において、
触媒装置の周辺部品の熱劣化の発生を防止すると共に、
触媒装置数の削減に基づくコスト低減を図ること等を目
的とする。 【構成】前側排気マニホールド18の管部18b下流端
部と、後側排気マニホールド19の管部19b下流端部
とを、車両の一側部と対応するエンジン15側部でエン
ジン15前方にて合流して単一の排気管20とし、排気
管20を合流部Cから下方に延設した後エンジン15下
方にて後方に屈曲させてエンジン15後方に更に延設し
た排気経路を形成し、合流部C下流の排気管20のエン
ジン15前方に位置する部位に排気浄化用の触媒装置2
1を介装する。そして、前側排気マニホールド18の下
流端部を、エンジン15前方で下方に屈曲して合流部C
に接続し、後側排気マニホールド19の下流端部を、エ
ンジン15側部に沿って前方に延ばした後、エンジン1
5前方で下向きに滑らかに湾曲させて延ばして合流部C
に接続するようにした。
触媒装置の周辺部品の熱劣化の発生を防止すると共に、
触媒装置数の削減に基づくコスト低減を図ること等を目
的とする。 【構成】前側排気マニホールド18の管部18b下流端
部と、後側排気マニホールド19の管部19b下流端部
とを、車両の一側部と対応するエンジン15側部でエン
ジン15前方にて合流して単一の排気管20とし、排気
管20を合流部Cから下方に延設した後エンジン15下
方にて後方に屈曲させてエンジン15後方に更に延設し
た排気経路を形成し、合流部C下流の排気管20のエン
ジン15前方に位置する部位に排気浄化用の触媒装置2
1を介装する。そして、前側排気マニホールド18の下
流端部を、エンジン15前方で下方に屈曲して合流部C
に接続し、後側排気マニホールド19の下流端部を、エ
ンジン15側部に沿って前方に延ばした後、エンジン1
5前方で下向きに滑らかに湾曲させて延ばして合流部C
に接続するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、V型エンジンの排気装
置に関し、特に、各バンクの気筒列に接続される排気マ
ニホールド等からなる排気経路と、排気経路における排
気浄化用の触媒装置のレイアウトに係わる技術に関す
る。
置に関し、特に、各バンクの気筒列に接続される排気マ
ニホールド等からなる排気経路と、排気経路における排
気浄化用の触媒装置のレイアウトに係わる技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のV型エンジンの排気装置として、
図7に示すような技術が知られている(特開平4−29
2522号公報参照)。即ち、V型エンジン1は、エン
ジンルーム2内において、各バンクa,bの気筒列方向
が車両の横方向に延びて位置するように横置きされる。
このV型エンジン1は、その前側と後側とに設けられた
2つの排気マニホールド3,4を介して排気管に接続さ
れている。前方側の排気マニホールド3はエンジン1前
部の各気筒と接続され、後方側の排気マニホールド4は
エンジン1後部の各気筒と接続される。
図7に示すような技術が知られている(特開平4−29
2522号公報参照)。即ち、V型エンジン1は、エン
ジンルーム2内において、各バンクa,bの気筒列方向
が車両の横方向に延びて位置するように横置きされる。
このV型エンジン1は、その前側と後側とに設けられた
2つの排気マニホールド3,4を介して排気管に接続さ
れている。前方側の排気マニホールド3はエンジン1前
部の各気筒と接続され、後方側の排気マニホールド4は
エンジン1後部の各気筒と接続される。
【0003】前方側の排気マニホールド3の下流には、
排気浄化用の前置大触媒装置6が接続され、後方側の排
気マニホールド4の下流には、前記前置大触媒装置6よ
り容量の小さい前置小触媒装置7が接続されている。前
置大触媒装置6と前置小触媒装置7とは、夫々分岐排気
管(図示せず)を介して車体の後方に延びる主排気管5
に接続されている。この主排気管5には、前置大触媒装
置6より容量の大きい主触媒装置8が介装されている。
排気浄化用の前置大触媒装置6が接続され、後方側の排
気マニホールド4の下流には、前記前置大触媒装置6よ
り容量の小さい前置小触媒装置7が接続されている。前
置大触媒装置6と前置小触媒装置7とは、夫々分岐排気
管(図示せず)を介して車体の後方に延びる主排気管5
に接続されている。この主排気管5には、前置大触媒装
置6より容量の大きい主触媒装置8が介装されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の排気装置にあっては、各バンクa,bの気
筒列夫々と接続される排気マニホールド3,4に対応し
て触媒装置6,7が設けられ、前側には大容量の触媒装
置6が、後側に小容量の触媒装置7が、夫々配置される
構成であるから、次のような問題点がある。
ような従来の排気装置にあっては、各バンクa,bの気
筒列夫々と接続される排気マニホールド3,4に対応し
て触媒装置6,7が設けられ、前側には大容量の触媒装
置6が、後側に小容量の触媒装置7が、夫々配置される
構成であるから、次のような問題点がある。
【0005】即ち、後側に配置される前置小触媒装置7
にあっては、走行風の流通性が低く、触媒装置7から発
せられる熱によって、オイルレベルゲージ、エアコン配
管等の触媒装置7の周辺部品の熱劣化が発生し易い。
又、北米向きの車両におけるエンジンの場合、2つの触
媒装置6,7に夫々に対応して酸素濃度を検出するO2
センサが必要となるため、コスト的に不利である。
にあっては、走行風の流通性が低く、触媒装置7から発
せられる熱によって、オイルレベルゲージ、エアコン配
管等の触媒装置7の周辺部品の熱劣化が発生し易い。
又、北米向きの車両におけるエンジンの場合、2つの触
媒装置6,7に夫々に対応して酸素濃度を検出するO2
センサが必要となるため、コスト的に不利である。
【0006】本発明は以上のような従来の問題点に鑑
み、横置き式のV型エンジンの排気装置において、各バ
ンクの気筒列に接続される排気マニホールド等からなる
排気経路と、排気経路における排気浄化用の触媒装置の
レイアウトの改良により、触媒装置の周辺部品の熱劣化
の発生を防止すると共に、触媒装置数の削減に基づくコ
スト低減を図ること等を目的とする。
み、横置き式のV型エンジンの排気装置において、各バ
ンクの気筒列に接続される排気マニホールド等からなる
排気経路と、排気経路における排気浄化用の触媒装置の
レイアウトの改良により、触媒装置の周辺部品の熱劣化
の発生を防止すると共に、触媒装置数の削減に基づくコ
スト低減を図ること等を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、各バンクの気筒列方向が車両の横方向に延び
て位置するように横置きされるV型エンジンにおいて、
前側に位置する気筒列に接続される前側排気マニホール
ドの下流端部と、後側に位置する気筒列に接続される後
側排気マニホールドの下流端部とを、車両の一側部と対
応するエンジン側部でエンジン前方にて合流させて単一
の排気管とし、該単一の排気管を前記合流部から下方に
延設させた後エンジン下方にて後方に屈曲させてエンジ
ン後方に更に延設させて構成された排気経路を有し、前
記前側排気マニホールドの下流端部は、エンジン前方で
下方に屈曲して前記合流部に接続され、前記後側排気マ
ニホールドの下流端部は、前記エンジン側部に沿って前
方に延びた後、エンジン前方で下向きに湾曲して延びて
前記合流部に接続され、前記合流部下流の単一の排気管
のエンジン前方に位置する部位には、排気浄化用の触媒
装置が介装された構成とする。
の発明は、各バンクの気筒列方向が車両の横方向に延び
て位置するように横置きされるV型エンジンにおいて、
前側に位置する気筒列に接続される前側排気マニホール
ドの下流端部と、後側に位置する気筒列に接続される後
側排気マニホールドの下流端部とを、車両の一側部と対
応するエンジン側部でエンジン前方にて合流させて単一
の排気管とし、該単一の排気管を前記合流部から下方に
延設させた後エンジン下方にて後方に屈曲させてエンジ
ン後方に更に延設させて構成された排気経路を有し、前
記前側排気マニホールドの下流端部は、エンジン前方で
下方に屈曲して前記合流部に接続され、前記後側排気マ
ニホールドの下流端部は、前記エンジン側部に沿って前
方に延びた後、エンジン前方で下向きに湾曲して延びて
前記合流部に接続され、前記合流部下流の単一の排気管
のエンジン前方に位置する部位には、排気浄化用の触媒
装置が介装された構成とする。
【0008】請求項2記載の発明は、前記前側と後側の
排気マニホールドを、後側排気マニホールドが前記合流
部に至るまでの長さが、前記前側排気マニホールドが前
記合流部に至るまでの長さよりも長く、該合流部での前
側排気マニホールドの屈曲度合いが、当該合流部での後
側排気マニホールドの屈曲度合いよりも急であるよう
に、夫々形成するようにした。
排気マニホールドを、後側排気マニホールドが前記合流
部に至るまでの長さが、前記前側排気マニホールドが前
記合流部に至るまでの長さよりも長く、該合流部での前
側排気マニホールドの屈曲度合いが、当該合流部での後
側排気マニホールドの屈曲度合いよりも急であるよう
に、夫々形成するようにした。
【0009】請求項3記載の発明は、前記触媒装置を、
エンジン冷却用のラジエータファン後部に略対面する部
位に配置するようにした。請求項4記載の発明は、前記
触媒装置を、短軸方向が車両前後方向に向いた略楕円形
の断面形状を有する構成とした。
エンジン冷却用のラジエータファン後部に略対面する部
位に配置するようにした。請求項4記載の発明は、前記
触媒装置を、短軸方向が車両前後方向に向いた略楕円形
の断面形状を有する構成とした。
【0010】請求項5記載の発明は、前記触媒装置を、
上流側端部と下流側端部とを結ぶ軸線が車両横方向かつ
水平な線に対して傾斜するように配置した。
上流側端部と下流側端部とを結ぶ軸線が車両横方向かつ
水平な線に対して傾斜するように配置した。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明において、触媒装置は、走
行風の流通性が高く、触媒装置から発せられる熱によっ
て、オイルレベルゲージ、エアコン配管等の触媒装置周
辺部品の熱劣化の発生を抑制できるき共に、前側排気マ
ニホールドと後側排気マニホールドに共通の単一の触媒
装置を設けるようにしたから、触媒装置に対応して設け
るO2 センサ数を低減でき、コスト的に有利である。
行風の流通性が高く、触媒装置から発せられる熱によっ
て、オイルレベルゲージ、エアコン配管等の触媒装置周
辺部品の熱劣化の発生を抑制できるき共に、前側排気マ
ニホールドと後側排気マニホールドに共通の単一の触媒
装置を設けるようにしたから、触媒装置に対応して設け
るO2 センサ数を低減でき、コスト的に有利である。
【0012】更に、触媒装置に、前側に位置する気筒列
に接続される前側排気マニホールドからの排気と、後側
に位置する気筒列に接続される後側排気マニホールドか
らの排気とを並列して導入すると、夫々の排気温度が異
なるがために、触媒が部分的に劣化してしまうが、上記
の構成によれば、前側に位置する気筒列に接続される前
側排気マニホールドからの排気と、後側に位置する気筒
列に接続される後側排気マニホールドからの排気とを合
流させた後の排気管に触媒装置を介装するようにしたか
ら、触媒の部分的な劣化を防止できる。
に接続される前側排気マニホールドからの排気と、後側
に位置する気筒列に接続される後側排気マニホールドか
らの排気とを並列して導入すると、夫々の排気温度が異
なるがために、触媒が部分的に劣化してしまうが、上記
の構成によれば、前側に位置する気筒列に接続される前
側排気マニホールドからの排気と、後側に位置する気筒
列に接続される後側排気マニホールドからの排気とを合
流させた後の排気管に触媒装置を介装するようにしたか
ら、触媒の部分的な劣化を防止できる。
【0013】特に、前側排気マニホールドの下流端部
を、エンジン前方で下方に屈曲して前記合流部に接続さ
せた上で、後側排気マニホールドの下流端部を、エンジ
ン側部に沿って前方に延ばした後、エンジン前方で下向
きに湾曲して延びて前記合流部に滑らかに接続させるよ
うにしたから、管路抵抗を低減でき、排気温度の低下を
抑制できるから、触媒装置の触媒能力を向上することで
きる。
を、エンジン前方で下方に屈曲して前記合流部に接続さ
せた上で、後側排気マニホールドの下流端部を、エンジ
ン側部に沿って前方に延ばした後、エンジン前方で下向
きに湾曲して延びて前記合流部に滑らかに接続させるよ
うにしたから、管路抵抗を低減でき、排気温度の低下を
抑制できるから、触媒装置の触媒能力を向上することで
きる。
【0014】請求項2記載の発明において、前側排気マ
ニホールドは、合流部に至るまでの長さが後側排気マニ
ホールドの同様の長さよりも短く、合流部での屈曲度合
いが後側排気マニホールドのそれよりも急であり、後側
排気マニホールドは、合流部に至るまでの長さが前側排
気マニホールドの同様の長さよりも長く、合流部での屈
曲度合いが前側排気マニホールドのそれよりも緩やかで
ある結果、前側と後側の排気マニホールド夫々における
流路抵抗の差が小さく抑えられ、前・後バンク夫々にお
ける燃焼状態並びに排気性能を向上できる。
ニホールドは、合流部に至るまでの長さが後側排気マニ
ホールドの同様の長さよりも短く、合流部での屈曲度合
いが後側排気マニホールドのそれよりも急であり、後側
排気マニホールドは、合流部に至るまでの長さが前側排
気マニホールドの同様の長さよりも長く、合流部での屈
曲度合いが前側排気マニホールドのそれよりも緩やかで
ある結果、前側と後側の排気マニホールド夫々における
流路抵抗の差が小さく抑えられ、前・後バンク夫々にお
ける燃焼状態並びに排気性能を向上できる。
【0015】請求請求項3記載の発明において、ラジエ
ータファンからの送風により触媒装置周囲の温度を低下
させることができ、触媒装置周辺部品の熱劣化の発生を
更に効果的に抑制できる。請求項4記載の発明におい
て、例えば、エンジン冷却用のラジエータファン後部に
略対面する部位に配置させるのに、触媒装置の設置スペ
ースを確保でき、触媒装置のレイアウト性を高めること
ができる。
ータファンからの送風により触媒装置周囲の温度を低下
させることができ、触媒装置周辺部品の熱劣化の発生を
更に効果的に抑制できる。請求項4記載の発明におい
て、例えば、エンジン冷却用のラジエータファン後部に
略対面する部位に配置させるのに、触媒装置の設置スペ
ースを確保でき、触媒装置のレイアウト性を高めること
ができる。
【0016】請求項5記載の発明において、触媒装置周
辺補機類の設置スペースを確保する上で有利である。
辺補機類の設置スペースを確保する上で有利である。
【0017】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本発明を詳
述する。図1〜図6において、車両のエンジンルーム1
0内において、ロッカカバー11、シリンダヘッド1
2、シリンダブロック13及びオイルパン14から本体
が形成されるエンジン15はその各バンクA,Bの気筒
列方向が車両の横方向に延びて位置するように横置きさ
れる。
述する。図1〜図6において、車両のエンジンルーム1
0内において、ロッカカバー11、シリンダヘッド1
2、シリンダブロック13及びオイルパン14から本体
が形成されるエンジン15はその各バンクA,Bの気筒
列方向が車両の横方向に延びて位置するように横置きさ
れる。
【0018】尚、17はトランスミッションである。前
側に位置するバンクAの気筒列には前側排気マニホール
ド18が接続され、後側に位置するバンクBの気筒列に
は後側排気マニホールド19が接続される。前記前側排
気マニホールド18は、各気筒に接続される複数の枝管
部18aと、これら枝管部18aが夫々接続される管部
18bとからなる。
側に位置するバンクAの気筒列には前側排気マニホール
ド18が接続され、後側に位置するバンクBの気筒列に
は後側排気マニホールド19が接続される。前記前側排
気マニホールド18は、各気筒に接続される複数の枝管
部18aと、これら枝管部18aが夫々接続される管部
18bとからなる。
【0019】前記後側排気マニホールド19は、各気筒
に接続される複数の枝管部19aと、これら枝管部19
aが夫々接続される管部19bとからなる。前記前側排
気マニホールド18の管部18b下流端部と、後側排気
マニホールド19の管部19b下流端部とは、車両の一
側部(例えば、左側部)と対応するエンジン15側部
(左側部)でエンジン15前方にて合流して単一の排気
管20とされ、該単一の排気管20は前記合流部Cから
下方に延設された後エンジン15下方にて後方に屈曲さ
れてエンジン15後方に更に延設された排気経路が形成
される。
に接続される複数の枝管部19aと、これら枝管部19
aが夫々接続される管部19bとからなる。前記前側排
気マニホールド18の管部18b下流端部と、後側排気
マニホールド19の管部19b下流端部とは、車両の一
側部(例えば、左側部)と対応するエンジン15側部
(左側部)でエンジン15前方にて合流して単一の排気
管20とされ、該単一の排気管20は前記合流部Cから
下方に延設された後エンジン15下方にて後方に屈曲さ
れてエンジン15後方に更に延設された排気経路が形成
される。
【0020】そして、前記合流部C下流の単一の排気管
20のエンジン15前方に位置する部位に排気浄化用の
触媒装置21が介装される。ここで、前記前側排気マニ
ホールド18の下流端部は、エンジン15前方で下方に
屈曲して前記合流部Cに接続される。又、前記後側排気
マニホールド19の下流端部は、前記エンジン15側部
に沿って前方に延びた後、エンジン15前方で下向きに
滑らかに湾曲して延びて前記合流部Cに接続される。
20のエンジン15前方に位置する部位に排気浄化用の
触媒装置21が介装される。ここで、前記前側排気マニ
ホールド18の下流端部は、エンジン15前方で下方に
屈曲して前記合流部Cに接続される。又、前記後側排気
マニホールド19の下流端部は、前記エンジン15側部
に沿って前方に延びた後、エンジン15前方で下向きに
滑らかに湾曲して延びて前記合流部Cに接続される。
【0021】この場合、前側排気マニホールド18の管
部18bには、図5に詳記するように、前記合流部Cの
部分と、後側排気マニホールド19においてエンジン1
5前方で下向きに滑らかに湾曲して延びて前記合流部C
に接続される部分22と、が一体成形される。又、前記
後側マニホールド19の管部19bには、後側排気マニ
ホールド19においてエンジン15側部に沿って前方に
延びる部分23が一体成形される。
部18bには、図5に詳記するように、前記合流部Cの
部分と、後側排気マニホールド19においてエンジン1
5前方で下向きに滑らかに湾曲して延びて前記合流部C
に接続される部分22と、が一体成形される。又、前記
後側マニホールド19の管部19bには、後側排気マニ
ホールド19においてエンジン15側部に沿って前方に
延びる部分23が一体成形される。
【0022】更に、単一の排気管20は、触媒装置21
のケーシング21Aと、該ケーシング21A下流端に接
続される管部24と、該管部24に接続される管部25
と、該管部25に接続される管部26とから構成され
る。前側排気マニホールド18の管部18bに一体成形
された合流部C部分の下流端部には、取付フランジ部2
7が、エンジン15前方で下向きに滑らかに湾曲して延
びて前記合流部Cに接続される部分22の上流端部に
は、取付フランジ部28が、夫々形成される。
のケーシング21Aと、該ケーシング21A下流端に接
続される管部24と、該管部24に接続される管部25
と、該管部25に接続される管部26とから構成され
る。前側排気マニホールド18の管部18bに一体成形
された合流部C部分の下流端部には、取付フランジ部2
7が、エンジン15前方で下向きに滑らかに湾曲して延
びて前記合流部Cに接続される部分22の上流端部に
は、取付フランジ部28が、夫々形成される。
【0023】後側排気マニホールド19の管部19bに
一体成形された、エンジン15側部に沿って前方に延び
る部分23の下流端部には、取付フランジ部29が形成
される。一方、触媒装置21のケーシング21Aの上流
端部には取付フランジ部21Bが形成される。
一体成形された、エンジン15側部に沿って前方に延び
る部分23の下流端部には、取付フランジ部29が形成
される。一方、触媒装置21のケーシング21Aの上流
端部には取付フランジ部21Bが形成される。
【0024】又、単一の排気管20における管部24の
下流端部には取付フランジ部30が、管部25の両端部
には取付フランジ部31,32が、管部26の上流端部
には取付フランジ部33が、夫々形成される。そして、
前記取付フランジ部27と取付フランジ部21Bとは、
ボルト・ナット34により締結され、前側排気マニホー
ルド18と触媒装置21のケーシング21Aとが連結さ
れる。
下流端部には取付フランジ部30が、管部25の両端部
には取付フランジ部31,32が、管部26の上流端部
には取付フランジ部33が、夫々形成される。そして、
前記取付フランジ部27と取付フランジ部21Bとは、
ボルト・ナット34により締結され、前側排気マニホー
ルド18と触媒装置21のケーシング21Aとが連結さ
れる。
【0025】又、前記取付フランジ部28と取付フラン
ジ部29とは、ボルト・ナット35により締結され、前
側排気マニホールド18と後側排気マニホールド19と
が連結される。更に、前記取付フランジ部30と取付フ
ランジ部31とは、ボルト・ナット36により締結さ
れ、前記取付フランジ部32と取付フランジ部33と
は、ボルト・ナット37により締結され、触媒装置21
と管部25、管部25と管部26、が夫々連結される。
ジ部29とは、ボルト・ナット35により締結され、前
側排気マニホールド18と後側排気マニホールド19と
が連結される。更に、前記取付フランジ部30と取付フ
ランジ部31とは、ボルト・ナット36により締結さ
れ、前記取付フランジ部32と取付フランジ部33と
は、ボルト・ナット37により締結され、触媒装置21
と管部25、管部25と管部26、が夫々連結される。
【0026】ここで、前側と後側の排気マニホールド1
8,19は、後側排気マニホールド19が合流部Cに至
るまでの長さが、前側排気マニホールド18が合流部C
に至るまでの長さよりも長く、該合流部Cでの前側排気
マニホールド18の屈曲度合いが、当該合流部Cでの後
側排気マニホールド19の屈曲度合いよりも急であるよ
うに、夫々形成される。
8,19は、後側排気マニホールド19が合流部Cに至
るまでの長さが、前側排気マニホールド18が合流部C
に至るまでの長さよりも長く、該合流部Cでの前側排気
マニホールド18の屈曲度合いが、当該合流部Cでの後
側排気マニホールド19の屈曲度合いよりも急であるよ
うに、夫々形成される。
【0027】前記触媒装置21は、短軸方向が車両前後
方向に向いた略楕円形の断面形状を有するように形成さ
れ、エンジン冷却用のラジエータファン38後部に略対
面する部位に、上流側端部と下流側端部とを結ぶ軸線が
車両横方向かつ水平な線に対して傾斜するように配置さ
れている。かかる構成のV型エンジン15の排気装置に
よれば、次のような作用・効果を奏する。 (1)横置きのV型エンジン15において、前側に位置
する気筒列に接続される前側排気マニホールド18の下
流端部と、後側に位置する気筒列に接続される後側排気
マニホールド19の下流端部とを、エンジン15側部で
エンジン15前方にて合流させて単一の排気管20と
し、前記合流部C下流の単一の排気管20のエンジン1
5前方に位置する部位に、排気浄化用の触媒装置21を
介装するようにしたから、触媒装置21は、走行風の流
通性が高く、触媒装置21から発せられる熱によって、
オイルレベルゲージ、エアコン配管等の触媒装置周辺部
品の熱劣化の発生を抑制できる。
方向に向いた略楕円形の断面形状を有するように形成さ
れ、エンジン冷却用のラジエータファン38後部に略対
面する部位に、上流側端部と下流側端部とを結ぶ軸線が
車両横方向かつ水平な線に対して傾斜するように配置さ
れている。かかる構成のV型エンジン15の排気装置に
よれば、次のような作用・効果を奏する。 (1)横置きのV型エンジン15において、前側に位置
する気筒列に接続される前側排気マニホールド18の下
流端部と、後側に位置する気筒列に接続される後側排気
マニホールド19の下流端部とを、エンジン15側部で
エンジン15前方にて合流させて単一の排気管20と
し、前記合流部C下流の単一の排気管20のエンジン1
5前方に位置する部位に、排気浄化用の触媒装置21を
介装するようにしたから、触媒装置21は、走行風の流
通性が高く、触媒装置21から発せられる熱によって、
オイルレベルゲージ、エアコン配管等の触媒装置周辺部
品の熱劣化の発生を抑制できる。
【0028】又、従来、前側排気マニホールドの下流
と、後側排気マニホールドの下流とに、夫々触媒装置を
接続したものでは、北米向きの車両におけるエンジンの
場合、2つの触媒に夫々に対応して酸素濃度を検出する
O2 センサが必要となるが、前側排気マニホールド18
と後側排気マニホールド19に共通の単一の触媒装置2
1を設けるようにしたから、O2 センサ数を低減でき、
コスト的に有利である。
と、後側排気マニホールドの下流とに、夫々触媒装置を
接続したものでは、北米向きの車両におけるエンジンの
場合、2つの触媒に夫々に対応して酸素濃度を検出する
O2 センサが必要となるが、前側排気マニホールド18
と後側排気マニホールド19に共通の単一の触媒装置2
1を設けるようにしたから、O2 センサ数を低減でき、
コスト的に有利である。
【0029】更に、触媒装置21に、前側に位置する気
筒列に接続される前側排気マニホールド18からの排気
と、後側に位置する気筒列に接続される後側排気マニホ
ールド19からの排気とを並列して導入すると、夫々の
排気温度が異なるがために、触媒装置21の触媒が部分
的に劣化してしまうが、上記の構成によれば、前側排気
マニホールド18からの排気と、後側排気マニホールド
19からの排気とを合流させた後の排気管22に触媒装
置21を介装するようにしたから、触媒の部分的な劣化
を防止できる。 (2)前側排気マニホールド18の下流端部を、エンジ
ン15前方で下方に屈曲して前記合流部Cに接続させた
上で、後側排気マニホールド19の下流端部を、エンジ
ン15側部に沿って前方に延ばした後、エンジン15前
方で下向きに湾曲して延びて前記合流部Cに滑らかに接
続させるようにしたから、管路抵抗を低減でき、排気温
度の低下を抑制できるから、触媒装置21の触媒能力を
向上することできる。 (3)前側排気マニホールド18は、合流部Cに至るま
での長さが後側排気マニホールド19の同様の長さより
も短く、合流部Cでの屈曲度合いが後側排気マニホール
ド19のそれよりも急であり、後側排気マニホールド1
9は、合流部Cに至るまでの長さが前側排気マニホール
ド18の同様の長さよりも長く、合流部Cでの屈曲度合
いが前側排気マニホールド18のそれよりも緩やかであ
る結果、前側と後側の排気マニホールド18,19夫々
における流路抵抗の差が小さく抑えられ、前・後バンク
A,B夫々における燃焼状態並びに排気性能を向上でき
る。 (4)触媒装置21を、エンジン冷却用のラジエータフ
ァン39後部に略対面する部位に配置させるようにした
から、ラジエータファン39からの送風により触媒装置
21周囲の温度を低下させることができ、触媒装置21
周辺部品の熱劣化の発生を更に効果的に抑制できる。 (5)触媒装置21を、短軸方向が車両前後方向に向い
た略楕円形の断面形状を有する構成したから、例えば、
エンジン冷却用のラジエータファン38後部に略対面す
る部位に配置させるのに、触媒装置21の設置スペース
を確保でき、触媒装置21のレイアウト性を高めること
ができる。 (6)触媒装置21を、上流側端部と下流側端部とを結
ぶ軸線が車両横方向かつ水平な線に対して傾斜するよう
に配置させたから、触媒装置21周辺の補機類の設置ス
ペースを確保する上で有利である。
筒列に接続される前側排気マニホールド18からの排気
と、後側に位置する気筒列に接続される後側排気マニホ
ールド19からの排気とを並列して導入すると、夫々の
排気温度が異なるがために、触媒装置21の触媒が部分
的に劣化してしまうが、上記の構成によれば、前側排気
マニホールド18からの排気と、後側排気マニホールド
19からの排気とを合流させた後の排気管22に触媒装
置21を介装するようにしたから、触媒の部分的な劣化
を防止できる。 (2)前側排気マニホールド18の下流端部を、エンジ
ン15前方で下方に屈曲して前記合流部Cに接続させた
上で、後側排気マニホールド19の下流端部を、エンジ
ン15側部に沿って前方に延ばした後、エンジン15前
方で下向きに湾曲して延びて前記合流部Cに滑らかに接
続させるようにしたから、管路抵抗を低減でき、排気温
度の低下を抑制できるから、触媒装置21の触媒能力を
向上することできる。 (3)前側排気マニホールド18は、合流部Cに至るま
での長さが後側排気マニホールド19の同様の長さより
も短く、合流部Cでの屈曲度合いが後側排気マニホール
ド19のそれよりも急であり、後側排気マニホールド1
9は、合流部Cに至るまでの長さが前側排気マニホール
ド18の同様の長さよりも長く、合流部Cでの屈曲度合
いが前側排気マニホールド18のそれよりも緩やかであ
る結果、前側と後側の排気マニホールド18,19夫々
における流路抵抗の差が小さく抑えられ、前・後バンク
A,B夫々における燃焼状態並びに排気性能を向上でき
る。 (4)触媒装置21を、エンジン冷却用のラジエータフ
ァン39後部に略対面する部位に配置させるようにした
から、ラジエータファン39からの送風により触媒装置
21周囲の温度を低下させることができ、触媒装置21
周辺部品の熱劣化の発生を更に効果的に抑制できる。 (5)触媒装置21を、短軸方向が車両前後方向に向い
た略楕円形の断面形状を有する構成したから、例えば、
エンジン冷却用のラジエータファン38後部に略対面す
る部位に配置させるのに、触媒装置21の設置スペース
を確保でき、触媒装置21のレイアウト性を高めること
ができる。 (6)触媒装置21を、上流側端部と下流側端部とを結
ぶ軸線が車両横方向かつ水平な線に対して傾斜するよう
に配置させたから、触媒装置21周辺の補機類の設置ス
ペースを確保する上で有利である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、横置きのV型エンジンにおいて、前側排気
マニホールドの下流端部と、後側排気マニホールドの下
流端部とを、エンジン側部でエンジン前方にて合流させ
て単一の排気管とし、前記合流部下流の単一の排気管の
エンジン前方に位置する部位に、排気浄化用の触媒装置
を介装するようにしたから、触媒装置周辺部品の熱劣化
の発生を抑制できると共に、O2 センサ数を低減でき、
コスト的に有利である。又、触媒の部分的な劣化を防止
でき、更に、管路抵抗を低減でき、排気温度の低下を抑
制できるから、触媒装置の触媒能力を向上することでき
る。
明によれば、横置きのV型エンジンにおいて、前側排気
マニホールドの下流端部と、後側排気マニホールドの下
流端部とを、エンジン側部でエンジン前方にて合流させ
て単一の排気管とし、前記合流部下流の単一の排気管の
エンジン前方に位置する部位に、排気浄化用の触媒装置
を介装するようにしたから、触媒装置周辺部品の熱劣化
の発生を抑制できると共に、O2 センサ数を低減でき、
コスト的に有利である。又、触媒の部分的な劣化を防止
でき、更に、管路抵抗を低減でき、排気温度の低下を抑
制できるから、触媒装置の触媒能力を向上することでき
る。
【0031】請求項2記載の発明によれば、前側排気マ
ニホールドは、合流部に至るまでの長さが後側排気マニ
ホールドの同様の長さよりも短く、合流部での屈曲度合
いが後側排気マニホールドのそれよりも急であり、後側
排気マニホールドは、合流部に至るまでの長さが前側排
気マニホールドの同様の長さよりも長く、合流部での屈
曲度合いが前側排気マニホールドのそれよりも緩やかで
あるようにしたから、前側と後側の排気マニホールド夫
々における流路抵抗の差が小さく抑えられ、前・後バン
ク夫々における燃焼状態並びに排気性能を向上できる。
ニホールドは、合流部に至るまでの長さが後側排気マニ
ホールドの同様の長さよりも短く、合流部での屈曲度合
いが後側排気マニホールドのそれよりも急であり、後側
排気マニホールドは、合流部に至るまでの長さが前側排
気マニホールドの同様の長さよりも長く、合流部での屈
曲度合いが前側排気マニホールドのそれよりも緩やかで
あるようにしたから、前側と後側の排気マニホールド夫
々における流路抵抗の差が小さく抑えられ、前・後バン
ク夫々における燃焼状態並びに排気性能を向上できる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、ラジエータ
ファンからの送風により触媒装置周囲の温度を低下させ
ることができ、触媒装置周辺部品の熱劣化の発生を更に
効果的に抑制できる。請求項4記載の発明によれば、例
えば、エンジン冷却用のラジエータファン後部に略対面
する部位に配置させるのに、触媒装置の設置スペースを
確保でき、触媒装置のレイアウト性を高めることができ
る。
ファンからの送風により触媒装置周囲の温度を低下させ
ることができ、触媒装置周辺部品の熱劣化の発生を更に
効果的に抑制できる。請求項4記載の発明によれば、例
えば、エンジン冷却用のラジエータファン後部に略対面
する部位に配置させるのに、触媒装置の設置スペースを
確保でき、触媒装置のレイアウト性を高めることができ
る。
【0033】請求項5記載の発明によれば、触媒装置周
辺補機類の設置スペースを確保する上で有利である。
辺補機類の設置スペースを確保する上で有利である。
【図1】 請求項1〜5記載の発明の一実施例を示すエ
ンジン側面図
ンジン側面図
【図2】 図1中A矢視図で、エンジンの正面図
【図3】 図2中B−B矢視断面図
【図4】 同上実施例のエンジンの斜視図
【図5】 同上実施例における前側排気マニホールドの
構成を示す図で、(A)は正面図、(B)は側面図
構成を示す図で、(A)は正面図、(B)は側面図
【図6】 同上実施例のエンジン設置状態を示すエンジ
ンルームの平面図
ンルームの平面図
【図7】 従来のV型エンジンの排気装置の平面図
15 エンジン 18 前側排気マニホールド 19 後側排気マニホールド 20 排気管 21 触媒装置 A,B バンク C 合流部
Claims (5)
- 【請求項1】各バンクの気筒列方向が車両の横方向に延
びて位置するように横置きされるV型エンジンにおい
て、 前側に位置する気筒列に接続される前側排気マニホール
ドの下流端部と、後側に位置する気筒列に接続される後
側排気マニホールドの下流端部とを、車両の一側部と対
応するエンジン側部でエンジン前方にて合流させて単一
の排気管とし、該単一の排気管を前記合流部から下方に
延設させた後エンジン下方にて後方に屈曲させてエンジ
ン後方に更に延設させて構成された排気経路を有し、 前記前側排気マニホールドの下流端部は、エンジン前方
で下方に屈曲して前記合流部に接続され、 前記後側排気マニホールドの下流端部は、前記エンジン
側部に沿って前方に延びた後、エンジン前方で下向きに
湾曲して延びて前記合流部に接続され、 前記合流部下流の単一の排気管のエンジン前方に位置す
る部位には、排気浄化用の触媒装置が介装されたことを
特徴とするV型エンジンの排気装置。 - 【請求項2】前記前側と後側の排気マニホールドは、後
側排気マニホールドが前記合流部に至るまでの長さが、
前記前側排気マニホールドが前記合流部に至るまでの長
さよりも長く、該合流部での前側排気マニホールドの屈
曲度合いが、当該合流部での後側排気マニホールドの屈
曲度合いよりも急であるように、夫々形成されたことを
特徴とする請求項1記載のV型エンジンの排気装置。 - 【請求項3】前記触媒装置は、エンジン冷却用のラジエ
ータファン後部に略対面する部位に配置されることを特
徴とする請求項1又は2記載のV型エンジンの排気装
置。 - 【請求項4】前記触媒装置は、短軸方向が車両前後方向
に向いた略楕円形の断面形状を有したことを特徴とする
請求項1〜3のうちいずれか1つに記載のV型エンジン
の排気装置。 - 【請求項5】前記触媒装置は、上流側端部と下流側端部
とを結ぶ軸線が車両横方向かつ水平な線に対して傾斜す
るように配置されたことを特徴とする請求項1〜4のう
ちいずれか1つに記載のV型エンジンの排気装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28980594A JP3385758B2 (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | V型エンジンの排気装置 |
KR1019950033696A KR0169410B1 (ko) | 1994-11-24 | 1995-10-02 | 브이형 엔진의 배기장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28980594A JP3385758B2 (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | V型エンジンの排気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08144751A true JPH08144751A (ja) | 1996-06-04 |
JP3385758B2 JP3385758B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=17748000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28980594A Expired - Fee Related JP3385758B2 (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | V型エンジンの排気装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3385758B2 (ja) |
KR (1) | KR0169410B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100350130B1 (ko) * | 2000-08-10 | 2002-08-24 | 현대자동차주식회사 | 엔진용 배기 |
JP2003041919A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Honda Motor Co Ltd | エンジン用オイルパン |
DE102008018350A1 (de) | 2007-04-13 | 2008-10-16 | Suzuki Motor Corporation, Hamamatsu | Abgasvorrichtung eines V-Motors für Fahrzeuge |
-
1994
- 1994-11-24 JP JP28980594A patent/JP3385758B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-10-02 KR KR1019950033696A patent/KR0169410B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100350130B1 (ko) * | 2000-08-10 | 2002-08-24 | 현대자동차주식회사 | 엔진용 배기 |
JP2003041919A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-13 | Honda Motor Co Ltd | エンジン用オイルパン |
DE102008018350A1 (de) | 2007-04-13 | 2008-10-16 | Suzuki Motor Corporation, Hamamatsu | Abgasvorrichtung eines V-Motors für Fahrzeuge |
US8151562B2 (en) | 2007-04-13 | 2012-04-10 | Suzuki Motor Corporation | Exhaust device of V-type engine for vehicle |
DE102008018350B4 (de) * | 2007-04-13 | 2017-05-24 | Suzuki Motor Corporation | Abgasvorrichtung eines V-Motors für Fahrzeuge |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR0169410B1 (ko) | 1999-01-15 |
KR960018160A (ko) | 1996-06-17 |
JP3385758B2 (ja) | 2003-03-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |