JP2890247B2 - エンジンにおけるハーネスホルダーの固定構造 - Google Patents

エンジンにおけるハーネスホルダーの固定構造

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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クランクシャフト
の駆動力を伝達する駆動力伝達手段を覆うカバー部材の
内外に亘ってハーネスを配置したエンジンに関し、特に
そのハーネスホルダーの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンのクランクシャフトの軸端部に
設けたドライブプーリの歯に対向するようにエンジン回
転数センサーやクランク角センサーを配置し、このセン
サーから延びるハーネスを前記ドライブプーリに巻き掛
けたタイミングベルトの近傍を通過させて外部に導出す
るものが、実開平4−44451公報に記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のも
のは、ハーネスがタイミングベルトの近傍において固定
されていないため、そのハーネスの位置が移動するとタ
イミングベルト等の駆動力伝達手段に接触する可能性が
ある。そこで、ハーネスをハーネスホルダーにより固定
して駆動力伝達手段との接触を防止することが考えられ
るが、一般にドライブプーリやタイミングベルト等の駆
動力伝達手段はカバー部材の内側に配置されているた
め、ハーネスホルダーをボルト等の固定手段で狭隘なカ
バー部材内の空間に固定しようとすると、部品点数が増
加するだけでなく組付作業性が低下するという問題が発
生する。しかも、組付けられたハーネスホルダーはカバ
ー部材により覆われて外部から目視することができない
ため、その組付状態を容易に確認することができないと
いう問題がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、ハーネスを簡単な構造で確実に支持して駆動力伝達
手段との接触を防止するとともに、その支持状態を容易
に確認できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、クランクシャフトの
駆動力を伝達する駆動力伝達手段を覆うカバー部材の内
外に亘ってハーネスを配置したエンジンにおいて、ハー
ネスを支持するハーネスホルダーをカバー部材内に設
け、前記ハーネスホルダーに設けられて前記カバー部材
に係合する係止爪の少なくとも一部を前記カバー部材外
に露出させたことを特徴とする。
【0006】また請求項2に記載された発明は、クラン
クシャフトの駆動力を伝達する駆動力伝達手段を覆うカ
バー部材の内外に亘ってハーネスを配置したエンジンに
おいて、ハーネスを支持するハーネスホルダーをカバー
部材内に設け、前記ハーネスを通過させるべく前記カバ
ー部材に設けた弾性シール部材に、前記ハーネスホルダ
ーに設けられた係止爪を係合させ、その係止爪の少なく
とも一部を前記カバー部材外に露出させたことを特徴と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0008】図1〜図10は本発明の第1実施例を示す
もので、図1はV型多気筒エンジンのタイミングベルト
カバーを外した状態を示す図、図2は図1の要部拡大
図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の要部拡
大図、図5は図4の5−5線拡大断面図、図6は図4の
6−6線拡大断面図、図7は図4の7−7線拡大断面
図、図8は図4の8−8線拡大断面図、図9は図1の要
部拡大図、図10は図9の10−10線断面図である。
【0009】図1に示すように、V型多気筒エンジンE
は、クランクケースを一体に有するシリンダブロック1
と、シリンダブロック1の上部に結合された前後一対の
シリンダヘッド2F ,2R と、各シリンダヘッド2F
R の上部に結合された前後一対のヘッドカバー3F
R と、シリンダブロック1の下面に結合されたオイル
パン4とを備える。シリンダブロック1に支持したクラ
ンクシャフト5の軸端部に設けたドライブプーリ6と、
各シリンダヘッド2F ,2R に支持したカムシャフト7
F ,7R の軸端部にそれぞれ設けたカムプーリ8F ,8
R とに、コグ付ベルトよりなるタイミングベルト9が巻
き掛けられる。タイミングベルト9の外面に、2個のガ
イドプーリ10,11と、1個のテンションプーリ12
とが当接する。タイミングベルト9を覆うタイミングベ
ルトカバー25(図5参照)が結合されるリブ状のタイ
ミングベルトカバー結合部13,14F ,14R が、シ
リンダブロック1に結合したオイルポンプボディ15及
びシリンダヘッド2F ,2 R に突設される。尚、本発明
において、ドライブプーリ6及びタイミングベルト9は
駆動力伝達手段を構成し、タイミングベルトカバー結合
部13及びタイミングベルトカバー25はカバー部材を
構成する。
【0010】図2〜図8に示すように、オイルポンプボ
ディ15に形成されたタイミングベルトカバー結合部1
3とドライブプーリ6との間にクランクシャフト5の位
相を検出するクランク角センサー16が設けられてお
り、このクランク角センサー16が対向するドライブプ
ーリ6の外周に30°間隔で12個の被検出突起61
が放射状に突設される。クランク角センサー16を支持
する合成樹脂製のセンサーホルダー17は略台形状の基
板171 を備えており、基板171 の下面に一対の脚部
172 ,172 及び係止ピン173 が突設されるととも
に、基板171 を貫通するようにピン孔174 及びボル
ト孔175 が穿設される。
【0011】クランク角センサー16はセンサーホルダ
ー17の一対の脚部172 ,172間に挟持された状態
で、その取付フランジ161 を貫通するボルト18でセ
ンサーホルダー17の基板171 の端面に締結される。
そしてセンサーホルダー17のピン孔174 とオイルポ
ンプボディ15の壁面に形成したピン孔151 とに位置
決めピン19を嵌合させた状態で、前記センサーホルダ
ー17のボルト孔17 5 を貫通するボルト20をオイル
ポンプボディ15に形成したボルト孔152 に螺入する
ことにより、センサーホルダー17がオイルポンプボデ
ィ15に締結される。
【0012】クランク角センサー16から延びる2本の
リード線よりなるハーネス21は、クランクシャフト5
の左上のタイミングベルトカバー結合部13に形成した
切欠131 からエンジンEの外部に導出される。クラン
ク角センサー16からタイミングベルトカバー結合部1
3の切欠131 までの間、ハーネス21を駆動力伝達手
段との接触を防止しながら支持するための合成樹脂製の
ハーネスホルダー22が、タイミングベルトカバー結合
部13の内壁面に沿って配置される。
【0013】ハーネスホルダー22は円弧状に湾曲する
タイミングベルトカバー結合部13の内壁面に沿うよう
に円弧状に湾曲しており、その横断面は内部にハーネス
21を収納できるようにオイルポンプボディ15に対向
する面が開放したU字状に形成される(図8参照)。そ
してハーネスホルダー22の長手方向の複数カ所に長円
状の開口部221 …が形成されるとともに、その開口部
221 の近傍にハーネス21が脱落しないように保持す
るための係止突起222 …が設けられる(図7参照)。
【0014】図4及び図6から明らかなように、ハーネ
スホルダー22の一端部には取付板223 が一体に突設
されており、この取付板223 に形成したピン孔224
にセンサーホルダー17に一体に形成された係止ピン1
3 が嵌合する。図6から明らかなように、ハーネスホ
ルダー22は前記係止ピン173 が嵌合することにより
位置決めされ、更にセンサーホルダー17の基板171
との当接により図中上方向への脱落が規制されるととも
に、オイルポンプボディ15との当接により図中下方向
への脱落が規制される。
【0015】図4及び図5から明らかなように、ハーネ
スホルダー22の他端部にはハーネス21と同方向に延
びる係止爪225 が一体に突設されており、タイミング
ベルトカバー結合部13の切欠131 に溝部231 を嵌
合させたゴム製のグロメット23の本体部232 を前記
係止爪225 が貫通することにより、ハーネスホルダー
22の他端部がグロメット23を介してタイミングベル
トカバー結合部13に係止される。そしてハーネス21
はグロメット23の本体部232 及びハーネス案内部2
3 の内部を貫通してタイミングベルトカバー結合部1
3の外側に導出される。尚、前記グロメット23は本発
明の弾性シール部材を構成する。
【0016】このように、ハーネスホルダー22を用い
たことにより、ハーネス21を確実に支持して駆動力伝
達手段との接触を防止することができるのは勿論のこ
と、ハーネスホルダー22の他端部に設けた係止爪22
5 を、ハーネス21を案内すべくタイミングベルトカバ
ー結合部13の切欠131 に装着したグロメット23を
利用して支持したことにより、ボルト等の特別の固定部
材を用いることなくハーネスホルダー22を固定するこ
とができ、部品点数の削減によるエンジンEのコンパク
ト化と組付作業性の向上とが同時に達成される。また、
ハーネスホルダー22の係止爪225 をグロメット23
に係止する作業は、ゴム製のグロメット23が弾性変形
可能であることから極めて容易である。
【0017】しかもエンジンEへの組付前に予めハーネ
スホルダー22とグロメット23とが一体化され、それ
ら両部材の内部にハーネス21が挿通されるので、組付
前の運搬時や組付後にハーネスホルダー22とグロメッ
ト23との間からハーネス21がはみ出して他部材と干
渉する虞がない。また、タイミングベルトカバー25を
装着した状態でも、タイミングベルトカバー25によっ
て覆われたハーネスホルダー22の係止爪225 の先端
がグロメット23を貫通して外部から目視可能であるた
め、タイミングベルトカバー25を外すことなくハーネ
スホルダー22の取付状態を、つまりハーネス21が確
実に支持されているか否かを外部から容易にチェックす
ることができる。
【0018】このように、ハーネスホルダー22の係止
爪225 をグロメット23を貫通させた状態で該グロメ
ット23に係止したことにより、ハーネスホルダー22
の支持のための部品点数の削減と、ハーネスホルダー2
2の取付状態の確認とが同時に可能となる。
【0019】図4から明らかなように、クランク角セン
サー16の近くのタイミングベルトカバー結合部13の
最下端に水抜き用の切欠132 が形成される。この切欠
13 2 はタイミングベルトカバー結合部13の内外の通
風にも効果があり、クランク角センサー16の冷却に寄
与することができる。またセンサーホルダー17の基板
171 には、タイミングベルト9の外面に僅かな隙間を
存して対向する滑らかに湾曲したベルト案内面176
形成される。このベルト案内面176 により、ドライブ
プーリ6からのタイミングベルト9の歯飛びを防止しな
がら該タイミングベルト9をスムーズに案内することが
できる。更に、タイミングベルトカバー結合部13及び
ハーネスホルダー22がタイミングベルト9に向けて内
向きに湾曲しているので、それらの外側に形成された空
間を利用してオイルフィルター24をコンパクトに配置
することができる。
【0020】次に、図1、図9及び図10に基づいてカ
ムシャフト7F に設けられたTDC検出機構の構造を説
明する。尚、図9においてタイミングベルトカバー30
(図11参照)及びタイミングベルト9は省略されてい
る。
【0021】吸気側のカムシャフト7F の端部にワッシ
ャ31及びボルト32で固定されたカムプーリ8F は、
60°間隔で放射状に配置された6本のスポーク部33
…と、これらスポーク部33…の間に形成された6個の
肉抜孔34…,34′とを備える。1個の肉抜孔34′
を除く5個の肉抜孔34…は、カムシャフト7F の軸線
を中心とする円弧状のリング部35…で半径方向内外に
2分割されており、また4個のスポーク部33…の背面
(シリンダヘッド2F に対向する面)には前記リング部
35…と同心円上に位置するように4個の被検出突起3
1 …が突設される。そしてカムシャフト7F の軸線を
通る直径線上に位置し、且つ前記被検出突起331 …に
対向するように、2個のTDC(ピストンの上死点)セ
ンサー36,37が設けられる。これら2個のTDCセ
ンサー36,37は、シリンダヘッド2F に固定された
タイミングベルトバックカバー14 F (タイミングベル
トカバー結合部に相当)に固定されているので、取付が
容易である。
【0022】而して、カムシャフト7F と共にカムプー
リ8F が回転すると、2個のTDCセンサー36,37
の前を4個の被検出突起331 …が所定のタイミングで
通過し、そのタイミングに基づいてTDCが検出され
る。このとき、リング部35…を設けたことにより被検
出突起331 …の高さを大きくしなくても、被検出突起
331 …が設けられていないスポーク部33…を被検出
突起331 …と誤認することもなく、TDCセンサー3
6,37による検出精度の向上とエンジンEのコンパク
ト化とに寄与することができる。しかもスポーク部33
…はリング部35…で連結されるのでカムプーリ8F
剛性も向上し、TDCセンサー36,37による検出精
度も向上する。
【0023】尚、1個の肉抜孔34′からリング部35
を省略したのは、4個の被検出突起331 …が設けられ
たカムプーリ8F の直径線の一側の重量が他側の重量よ
りも大きくなるため、前記一側の重量を前記リング部3
5の省略によって軽減してカムプーリ8F の重量バラン
スを周方向に均一化するためである。
【0024】図11は本発明の第2実施例を示すもの
で、この第2実施例はセンサーホルダー17によるハー
ネスホルダー22の位置決め固定構造に特徴がある。即
ち、第1実施例ではセンサーホルダー17の係止ピン1
3 によってハーネスホルダー22のピン孔224 を係
止しているが、第2実施例では前記係止ピン173 を廃
止し、その係止ピン173 の機能を位置決めピン19に
よって賄っている。これにより、ハーネスホルダー22
の形状を単純化してコストの削減を図ることができる。
【0025】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことができる。
【0026】例えば、実施例ではタイミングベルトカバ
ー結合部13にグロメット23を装着しているが、この
グロメット23をタイミングベルトカバー25に装着し
ても、或いはタイミングベルトカバー結合部13及びタ
イミングベルトカバー25の両方に跨がって装着しても
良い。またハーネス21はクランク角センサー16に接
続されたものに限定されず、任意の用途のハーネスであ
っても良い。また駆動力伝達手段もドライブプーリ6及
びタイミングベルト9に限定されるものではない。
【0027】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、ハーネスを支持するハーネスホルダーをカバ
ー部材内に設けたので、カバー部材内でハーネスを確実
に支持して駆動力伝達手段との接触を防止することがで
きる。またハーネスホルダーに設けられてカバー部材に
係合する係止爪の少なくとも一部をカバー部材外に露出
させたので、ハーネスホルダーの固定に必要なボルト等
の特別の固定部材を削減してエンジンのコンパクト化と
組付作業性の向上とが可能となるばかりか、カバー部材
を装着した状態でもハーネスホルダーの組付状態を容易
に確認することが可能となる。
【0028】また請求項2に記載された発明によれば、
ハーネスを支持するハーネスホルダーをカバー部材内に
設けたので、カバー部材内でハーネスを確実に支持して
駆動力伝達手段との接触を防止することができる。また
ハーネスを通過させるべくカバー部材に設けた弾性シー
ル部材に、ハーネスホルダーに設けられた係止爪を係合
させ、その係止爪の少なくとも一部をカバー部材外に露
出させたので、ハーネスホルダーの固定に必要なボルト
等の特別の固定部材を削減してエンジンのコンパクト化
と組付作業性の向上とが可能となるばかりか、カバー部
材を装着した状態でもハーネスホルダーの組付状態を容
易に確認することが可能となる。また弾性シール部材を
弾性変形させることにより、ハーネスホルダに設けた係
止爪を極めて容易に係止することができ、しかもハーネ
スホルダーと弾性シール部材とが直接接続されるので両
部材の間でハーネスが弛んで駆動力伝達手段と接触する
虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】V型多気筒エンジンのタイミングベルトカバー
を外した状態を示す図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の要部拡大図
【図5】図4の5−5線拡大断面図
【図6】図2の6−6線拡大断面図
【図7】図4の7−7線拡大断面図
【図8】図4の8−8線拡大断面図
【図9】図1の要部拡大図
【図10】図9の10−10線断面図
【図11】本発明の第2実施例に係る、前記図6に対応
する図
【符号の説明】
5 クランクシャフト 6 ドライブプーリ(駆動力伝達手段) 9 タイミングベルト(駆動力伝達手段) 13 タイミングベルトカバー結合部(カバー部
材) 21 ハーネス 22 ハーネスホルダー 225 係止爪 23 グロメット(弾性シール部材) 25 タイミングベルトカバー(カバー部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−67429(JP,A) 特開 平4−287837(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02B 77/00 F02B 67/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフト(5)の駆動力を伝達
    する駆動力伝達手段(6,9)を覆うカバー部材(1
    3,25)の内外に亘ってハーネス(21)を配置した
    エンジンにおいて、 ハーネス(21)を支持するハーネスホルダー(22)
    をカバー部材(13,25)内に設け、前記ハーネスホ
    ルダー(22)に設けられて前記カバー部材(13,2
    5)に係合する係止爪(22 5 )の少なくとも一部を前
    記カバー部材(13,25)外に露出させたことを特徴
    とする、エンジンにおけるハーネスホルダーの固定構
    造。
  2. 【請求項2】 クランクシャフト(5)の駆動力を伝達
    する駆動力伝達手段(6,9)を覆うカバー部材(1
    3,25)の内外に亘ってハーネス(21)を配置した
    エンジンにおいて、 ハーネス(21)を支持するハーネスホルダー(22)
    をカバー部材(13,25)内に設け、前記ハーネス
    (21)を通過させるべく前記カバー部材(13,2
    5)に設けた弾性シール部材(23)に、前記ハーネス
    ホルダー(22)に設けられた係止爪(22 5 )を係合
    させ、その係止爪(225 )の少なくとも一部を前記カ
    バー部材(13,25)外に露出させたことを特徴とす
    る、エンジンにおけるハーネスホルダーの固定構造。
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