JP6172686B2 - 自動二輪車における後部構造 - Google Patents

自動二輪車における後部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6172686B2
JP6172686B2 JP2015157050A JP2015157050A JP6172686B2 JP 6172686 B2 JP6172686 B2 JP 6172686B2 JP 2015157050 A JP2015157050 A JP 2015157050A JP 2015157050 A JP2015157050 A JP 2015157050A JP 6172686 B2 JP6172686 B2 JP 6172686B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cowl
vehicle
air
vehicle body
body frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015157050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017035930A (ja
Inventor
崇 鴫原
崇 鴫原
浩嗣 上野
浩嗣 上野
敏秋 岸
敏秋 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2015157050A priority Critical patent/JP6172686B2/ja
Priority to EP16179844.2A priority patent/EP3127796B1/en
Priority to US15/223,994 priority patent/US9975586B2/en
Publication of JP2017035930A publication Critical patent/JP2017035930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6172686B2 publication Critical patent/JP6172686B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/10Ventilation or air guiding devices forming part of fairings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D37/00Stabilising vehicle bodies without controlling suspension arrangements
    • B62D37/02Stabilising vehicle bodies without controlling suspension arrangements by aerodynamic means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/04Rear lights
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K11/00Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
    • B62K11/02Frames
    • B62K11/04Frames characterised by the engine being between front and rear wheels

Description

本発明は、後輪を駆動する動力を発揮するパワーユニットが車体フレームに搭載され、乗車用シートの少なくとも後方で前記車体フレームの後部を覆うリヤカウルに、車両後方に向けて光を照射するテールライトユニットが配設される自動二輪車に関し、特に後部構造の改良に関する。
自動二輪車のリヤカウルに、そのリヤカウルの側面から流入した空気でリヤカウル内の排気管を冷却し、リヤカウルの上面から排出するようにした構造が、特許文献1で知られている。
実開平4−37089号公報
ところで自動二輪車の走行抵抗を減らすには、走行風の整流効果を高めることが必要となるが、上記特許文献1で開示された構造では、充分な整流効果は得られない。また走行抵抗を減らすために、車幅方向に延びる鉛直面に対するリヤカウルの投影面積を小さくすることが考えられるものの、テールライトユニットの視認性を確保するためにはテールライトユニットはある程度の大きさを有することが必要であるので、前記投影面積を小さくすることで走行抵抗を減らすことは困難である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、テールライトユニットの視認性を確保した上で、走行風の整流効果をさらに高めて走行抵抗を減少することを可能とした自動二輪車における後部構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、後輪を駆動する動力を発揮するパワーユニットが車体フレームに搭載され、乗車用シートの少なくとも後方で前記車体フレームの後部を覆うリヤカウルに、車両後方に向けて光を照射するテールライトユニットが配設される自動二輪車において、前記リヤカウルは、前記乗車用シートの後方で前記車体フレームの後部を側方および上方から覆っており、前記乗車用シートの後方で前記リヤカウルには、車両前方に臨む前壁部が前記乗車用シートよりも上方に延びるようにして設けられ、前記リヤカウルに、車両前後方向に空気を流通させる空気流通路が形成されて、該空気流通路に前方から空気を吸入する第1の吸入口が、車両前方に向けて開口するようにして前記前壁部の前面に形成され、前記空気流通路を通った空気の排出口が、前記リヤカウルの後端に、前記テールライトユニットに隣接して後方に向けて開口するように形成され、前記リヤカウルの下方に、前記パワーユニットから後方に流れる空気を整流して車体後方に排出することを可能としつつ前記車体フレームの後部を下方から覆う整流板が固定配置されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記整流板の後縁の一部が、前記テールライトユニットの後縁の下方に配置されることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記整流板の下方に、前記後輪を上方から覆うハガーフェンダが配置され、前記整流板の後縁が前記ハガーフェンダの後縁よりも後方に配置されることを第3の特徴とする。
発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、記空気流通路に前方から空気を吸入する第2の吸入口が前記第1の吸入口よりも後方で前記リヤカウルの天井壁に形成され、第1および第2の吸入口の全開口面積が前記排出口の開口面積よりも大きく設定され、前記空気流通路が、第1および第2の吸入口から流入した空気を混合して前記排出口から排出するように形成されることを第4の特徴とする。
本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、前記乗車用シートの下方で前記車体フレームを下方から覆うリヤアンダーカバーが、前記整流板および前記リヤカウルとの間に空気流通孔を形成するようにして前記整流板に接続されることを第5の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第5の特徴の構成のいずれかに加えて、前記乗車用シートに座った乗員の腰部に当接し得るパッドが前記前壁部に設けられ、前記パッドの両側に配置される前記吸入口が、前記パッドの前面よりも後方で車両前方に開口するようにして前記前壁部に形成されることを第6の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、リヤカウルの下方に固定配置される整流板で走行風を整流することができるので、テールライトユニットの視認性を確保した上で、走行抵抗を減少することができる。さらに、乗車用シートの後方でリヤカウルには、車両前方に臨む前壁部が乗車用シートよりも上方に延びるようにして設けられ、リヤカウルに、車両前後方向に空気を流通させる空気流通路が形成されて、該空気流通路に前方から空気を吸入する第1の吸入口が、車両前方に向けて開口するようにして前壁部の前面に形成され、空気流通路を通った空気の排出口が、リヤカウルの後端に、テールライトユニットに隣接して後方に向けて開口するように形成されるので、リヤカウル内を走行風が車両前後方向に流通するようにして走行抵抗をより低減することができ、また空気流通路を流通した走行風がテールライトユニットに隣接する部分から後方に排出されるので、後輪が巻き上げる泥や埃がテールライトユニットに付着し難くなり、テールライトユニットの視認性をより高めることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、整流板で整流される走行風の一部がテールライトユニットの後縁の下方を流れるので、後輪が巻き上げる泥や埃がテールライトユニットに付着し難くなり、テールライトユニットの視認性をより高めることができる。
本発明の第3の特徴によれば、後輪が巻き上げる泥や埃のテールライトユニットへの付着を整流板で防止しているので、後輪を上方から覆って整流板の下方に配置されるハガーフェンダを、そのハガーフェンダの後縁よりも後方に整流板の後縁が配置されるようにして小型化することができる。
発明の第4の特徴によれば、空気流通路の第2の吸入口が第1の吸入口よりも後方で車両前方に向けて開口し、第1および第2の吸入口から流入した空気が混合して、第1および第2の吸入口の全開口面積よりも小さな開口面積の排出口から排出されるので、流速を速めた走行風がテールライトユニットの周囲から後方に排出されることになり、後輪が巻き上げる泥や埃がテールライトユニットによって付着し難くなり、テールライトユニットの視認性をさらに高めることができる。
本発明の第5の特徴によれば、整流板に、乗車用シートの下方で車体フレームを下方から覆うリヤアンダーカバーが接続され、リヤアンダーカバーと、整流板およびリヤカウルとの間に空気流通孔が形成されるので、空気流通孔を通過した走行風がテールライトユニットの下方を流れることになり、後輪が巻き上げる泥や埃がテールライトユニットに付着し難くなり、テールライトユニットの視認性を一層高めることができる。
本発明の第6の特徴によれば、乗車用シートに座った乗員の腰部に当接することを可能としてリヤカウルの前壁部に設けられるパッドの両側に、空気流通路の第1の吸入口が形成され、第1の吸入口がパッドの前面よりも後方で車両前方に開口するので、乗車用シートに座った乗員の腰がパッドの前面に当接していても、第1の吸入口が乗員の腰で塞がれることはなく、走行風を第1の吸入口から空気流通路に導入することができ、走行抵抗を低減することができる。
自動二輪車の右側面図である。 図1の2矢視図である。 図1の3−3線矢視図である。 図2の4−4線矢視図である。 シート座部の分解斜視図である。 リヤカウルの後部を前方右斜め上方から見た斜視図である。 図3の7−7線断面図である。 図3の8−8線断面図である。 リヤカウルおよび整流板の分解斜視図である。 リヤカウルに整流板が取付けられた状態の斜視図である。
本発明の実施の形態について添付の図1〜図9を参照しながら説明すると、先ず図1において、この自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを下端部で軸支するフロントフォーク11ならびに該フロントフォーク11に連結される操向ハンドル12を操向可能に支持するヘッドパイプ13と、このヘッドパイプ13から後下がりに延びる左右一対のメインフレーム14と、それらのメインフレーム14の傾斜角度よりも急角度でメインフレーム14の前部から後下がりに延びる左右一対のダウンフレーム15と、メインフレーム14の後端に一体に連なって下方に延びる左右一対のピボットフレーム16と、メインフレーム14の前後方向中間部に前端部が接続されて後上がりに延びる左右一対のシートレール17と、メインフレーム14の後端部に前端部が接続されて後上がりに延びるとともにシートレール17の前後方向中間部に後端部が接続される左右一対の補助フレーム18とを備える。
車体フレームFには、後輪WRを駆動する動力を発揮するパワーユニットPが搭載されるものであり、このパワーユニットPは、この実施の形態ではV型4気筒のエンジンを含むように構成されており、該エンジンのエンジン本体20は、前輪WFおよび後輪WRの回転軸線と平行な中心軸線を有するクランクシャフト21を回転自在に支持するクランクケース22と、上方に開いたV字状に構成されてクランクケース22の前側上部に結合される前部バンクBFおよび後部バンクBRとを有して車体フレームFに支持されており、前部バンクBFおよび後部バンクBRはそれぞれ2気筒に構成される。
クランクケース22には、エンジンとともに前記パワーユニットPを構成する変速機構(図示せず)が収容されており、この変速機構の出力軸24は、クランクケース22の左側面から側方に突出するように配置される。また車体フレームFのピボットフレーム16には、後輪WRを後端部で軸支するスイングアーム25の前端部が支軸26を介して揺動可能に支持されており、出力軸24からの回転動力は無端状の駆動チェーン27を含む伝動機構28を介して後輪WRに伝達される。
前部バンクBFが備えるシリンダヘッド23Fの前部側壁には一対の前部バンク側排気管29Fが対応する気筒毎に接続され、後部バンクBRが備えるシリンダヘッド23Rの後部側壁には一対の後部バンク側排気管29Rが対応する気筒毎に接続される。前部バンク側排気管29Fは、クランクケース22の前方から下方を通って後方に延出され、後部バンク側排気管29Rは、クランクケース22の上方から後方を下方に延出し、さらにクランクケース22の下方に回り込むように配管され、前部バンク側排気管29Fおよび後部バンク側排気管29Rはクランクケース22の後部下方で合流し、後輪WRの右側方に配置される排気マフラー30に接続される。
前部バンクBFおよび後部バンクBR間には、それらのバンクBF,BRのシリンダヘッド23F、23Rに接続される吸気系31が配置され、その吸気系31の後方かつエンジン本体20の上方には、メインフレーム14で支持される燃料タンク32が配置される。また車体フレームFのシートレール17には、パワーユニットPの後方斜め上方に配置される乗車用シート34が支持されており、燃料タンク32は、その後部が乗車用シート34の下方に回り込むように形成される。
操向ハンドル12およびヘッドパイプ13の一部はフロントカウル36で前方から覆われ、パワーユニットPの前部は左右一対のフロントサイドカウル37で車幅方向両側から覆われ、パワーユニットPの上部および燃料タンク32の上部はトップカウル38で上方および車幅方向両側から覆われ、パワーユニットPの下部はフロントサイドカウル37に連なるロアサイドカウル39で車幅方向両側から覆われ、車体フレームFの後部はトップカウル38に連なるリヤカウル40で覆われ、フロントカウル36、フロントサイドカウル37、トップカウル38、ロアサイドカウル39およびリヤカウル40は車体フレームFに支持される。
図2および図3を併せて参照して、リヤカウル40は、乗車用シート34の少なくとも後方で車体フレームFの後部を覆うものであり、この実施の形態では、乗車用シート34の後方で車体フレームFにおけるシートレール17および補助フレーム18の後部を側方および上方から覆うとともに、乗車用シート34の下方ならびに乗車用シート34の前端部およびトップカウル38間ではシートレール17および補助フレーム18を側方から覆うように形成され、車両後方に向けて光を照射する左右一対のテールライトユニット41が、リヤカウル40の後部に配設される。
図4〜図8を併せて参照して、リヤカウル40は、合成樹脂から成るリヤカウル主体43と、そのリヤカウル主体43に結合される合成樹脂製のカバー部材44とから成る。
リヤカウル主体43は、乗車用シート34の後方でシートレール17および補助フレーム18の後部を側方から覆うとともに車用シートの下方ならびに乗車用シート34の前端部間でシートレール17および補助フレーム18を側方から覆うサイドカバー部43aと、乗車用シート34の後方で左右一対のサイドカバー部43a間を連結してシートレール17を上方から覆うトップカバー部43bと、乗車用シート34の後方で車両前方に臨むようにして乗車用シート34よりも上方に延び、トップカバー部43bの前端に連なる前壁部43cとを一体に有する。トップカバー部43bは上方に膨らむように湾曲して形成される。またカバー部材44は、リヤカウル主体43のトップカバー部43bに下方から結合される。
乗車用シート34の後方でリヤカウル40には、車両前後方向に空気を流通させる空気流通路45が形成されるものであり、この実施の形態で空気流通路45は、車両前後方向に延びる左右一対の第1の通路部45aと、左右一対の第1の通路部45a間に配置されて車両前後方向に延びる第2の通路部45bとから成る。すなわちリヤカウル主体43のトップカバー部43bと、カバー部材44とは、左右一対の第1の通路部45aと、それらの第1の通路部45a間の第2の通路部45bとを、トップカバー部43bおよびカバー部材44間に形成するように結合される。
乗車用シート34の後方でリヤカウル40の前壁部43cには、空気流通路45における第1の通路部45aに通じるようにして車両前方に向けて開口する左右一対の第1の吸入口46が形成される。しかも乗車用シート34に座った乗員の腰部に当接し得るパッド35が前壁部43cに設けられており、そのパッド35の両側に配置される第1の吸入口46が、図8で示すように、パッド35の前面35aよりも後方で車両前方に開口するようにして前壁部43cに形成される。
第1の吸入口46よりも後方でリヤカウル40の天井壁には、空気流通路45における第2の通路部45bに通じる第2の吸入口47が形成されるものであり、この実施の形態では、リヤカウル主体43のトップカバー部43bの中央部に開口するようにしてトップカバー部43bおよびカバー部材44間に第2の吸入口47が形成され。
しかも第2の吸入口47は、左右一対の第1の通路部45aの前後方向中間部にも通じており、空気流通路45は、第1の吸入口46および第2の吸入口47から流入した空気を混合して、排出口48から排出するように形成される。
ところでテールライトユニット41は、その幅方向一側にウインカ42を有するように構成されるものであり、リヤカウル40の後部内の車幅方向両側に、前記ウインカ42が車幅方向に沿う外端部に位置するようにして収容され、左右一対のシートレール17の後端部にテールライトユニット41がそれぞれ支持される。
空気流通路45の排出口48は、左右一対のテールライトユニット41に隣接して後方に向けて開口するようにしてリヤカウル40の後縁に形成されるものであり、リヤカウル40の後縁のうち左右一対のテールライトユニット41を除く部分が、排出口48として後方に向けて開口される。しかも排出口48の開口面積は、左右一対の第1の吸入口46および第2の吸入口47の全開口面積よりも小さく設定される。
図9および図10を併せて参照して、リヤカウル40の下方には、パワーユニットPから後方に流れる空気を整流して車体後方に排出することを可能としつつ車体フレームFの後部を下方から覆う整流板50が固定配置され、この実施の形態では、後上がりに傾斜した整流板50が、左右一対のシートレール17の後部および左右一対の補助フレーム18の後部を下方から覆うように固定配置される。
リヤカウル40における左右一対のサイドカバー部43aの下端部には、整流板50の車幅方向両端部を下方から当接させることを可能とした支持鍔部43dが、車幅方向内方に張り出すようにして一体に形成され、それらの支持鍔部43dの前後に間隔をあけた2箇所には、車両前後方向に長い矩形の支持孔51が形成される。一方、整流板50の車幅方向両端部には、支持孔51に挿入、係合されるようにして車両前後方向に長く延びる平板状の突部52が一体に突設されており、それらの突部52は、支持鍔部43dの下面に当接するようにして上方に臨む当接縁52aと、支持孔51に挿入される挿入板部52bと、支持鍔部43dの上面に係合するようにして挿入板部52bの後端から後方に突出する係合爪部52cとを一体に有するように形成される。このような突部52の支持孔51への挿入、係合によって、整流板50は、突部52の前後にそれぞれ配置される第1の流通孔49をリヤカウル40の支持鍔部43dとの間に形成しつつリヤカウル40に係合、支持される。
一方、乗車用シート34の下方に配置されるリヤアンダーカバー53が、車体フレームFの後部であるシートレール17および補助フレーム18を下方から覆うとともに燃料タンク32を後部を下方から覆うようにしつつ、整流板50の前方で車体フレームFに取付けられており、このリヤアンダーカバー53の前端部の車幅方向両端部には、整流板50の前部の車幅方向両端部を、リヤカウル40の支持鍔部43dとの間に挟持するようにして挿通することができる支持凹部54が形成され、整流板50の前端部はリヤアンダーカバー53に締結される。
したがって整流板50は、リヤカウル40に係合、支持されるとともにリヤアンダーカバー53に接続されるようにして、リヤカウル40の下方に固定配置されることになり、図7および図8で示すように、整流板50の後縁50aの一部は、テールライトユニット41の後縁41aの下方に配置される。
また整流板50の下方には、後輪WRを上方から覆うハガーフェンダ55が配置されており、整流板50の後縁50aはハガーフェンダ55の後縁55aよりも後方に配置される。すなわち図1、図7および図8で示すように、車両前後方向に直交して整流板50の後縁50aを通る鉛直面VP1が、車両前後方向に直交してハガーフェンダ55の後縁55aを通る鉛直面VP2よりも距離Lだけ後方に在る。
整流板50の横断面形状は、後方に向かうにつれて深くなるようにして車両前後方向に延びる溝56をその整流板50の下面中央部に有するように形成されており、溝56の前後方向中間部に開口する第2の流通孔57が整流板50に設けられる。またリヤアンダーカバー53の後端部中央には、整流板50との間で第3の流通孔59を形成する第1の凹部61と、リヤカウル40との間に左右一対の第4の流通孔60を形成する左右一対の第2の凹部62とが設けられる。
パワーユニットPからの走行風は、リヤカウル40内を後方に流通し、矢印70(図10参照)で示すように第1の流通孔49を流通して後方に排出され、矢印71(図7、図8および図10参照)で示すように第2の流通孔57を流通して後方に排出され、さらに矢印72,73(図10参照)で示すように第3および第4の流通孔59,60を流通して後方に排出される。
第2の流通孔57よりも後方で整流板50の車幅方向中央部には、リヤカウル40の後端よりも後方に突出するナンバープレートブラケット63が一対のねじ部材64で取付けられ、このナンバープレートブラケット63には、ナンバープレート65が取付けられる。またナンバープレートブラケット63には反射板66が設けられるとともに、ナンバープレートランプ67が配設される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、乗車用シート34の後方で車体フレームFの後部を側方および上方から覆うリヤカウル40に、車両後方に向けて光を照射するテールライトユニット41が配設され、パワーユニットPから後方に流れる空気を整流して車体後方に排出することを可能としつつ車体フレームFの後部を下方から覆う整流板50がリヤカウル40の下方に固定配置されるので、整流板50で走行風を整流することができ、テールライトユニット41の視認性を確保した上で、走行抵抗を減少することができる。しかもパワーユニットPで熱せられた走行風が整流板50でガイドされるようにして後方に排出されるのでパワーユニットPの効果的な冷却が可能となる。
また整流板50の後縁50aの一部が、テールライトユニット41の後縁41aの下方に配置されるので、整流板50で整流される走行風が、矢印74(図7、図8および図10参照)で示すように、テールライトユニット41の後縁41aの下方を流れることになり、後輪WRが巻き上げる泥や埃がテールライトユニット41に付着し難くなり、テールライトユニット41の視認性をより高めることができる。
また整流板50の下方に、後輪WRを上方から覆うハガーフェンダ55が配置され、整流板50の後縁50aがハガーフェンダ55の後縁55aよりも後方に配置されるようにしており、後輪WRが巻き上げる泥や埃のテールライトユニット41への付着を整流板50で防止しているので、後輪WRを上方から覆うようにして整流板50の下方に配置されるハガーフェンダ55の後縁55aよりも後方に整流板50の後縁50aが配置されるようにしてハガーフェンダ55を小型化することができる。
またリヤカウル40に、車両前後方向に空気を流通させる空気流通路45が形成され、当該空気流通路45の排出口48がテールライトユニット41に隣接して後方に向けて開口されるので、矢印75(図7、図8および図10参照)で示すように、リヤカウル40内を走行風が車両前後方向に流通するようにして走行抵抗をより低減することができ、また空気流通路45を流通した走行風がテールライトユニット41の周囲から後方に排出されるので、後輪WRが巻き上げる泥や埃がテールライトユニット41に付着し難くなり、テールライトユニット41の視認性をより高めることができる。
また乗車用シート34の後方でリヤカウル40に車両前方に臨む前壁部43cが乗車用シート34よりも上方に延びるようにして設けられ、空気流通路45に前方から空気を吸入する第1の吸入口46が前壁部43cに形成され、空気流通路45に前方から空気を吸入する第2の吸入口47が第1の吸入口46よりも後方でリヤカウル40の天井壁に形成され、第1および第2の吸入口47の全開口面積が排出口48の開口面積よりも大きく設定され、空気流通路45が、第1および第2の吸入口47から流入した空気を混合して排出口48から排出するように形成されるので、流速を速めた走行風がテールライトユニット41の周囲から後方に排出されることになり、後輪WRが巻き上げる泥や埃がテールライトユニット41によって付着し難くなり、テールライトユニット41の視認性をさらに高めることができる。
また乗車用シート34の下方で車体フレームFを下方から覆うリヤアンダーカバー53が、整流板50との間に第3の流通孔59を形成するとともにリヤカウル40との間に左右一対の第4の流通孔60を形成するようにして整流板50に接続されるので、第3および第4の空気流通孔59,60を通過した走行風がテールライトユニット41の下方を流れることになる。また整流板50には第1の空気流通孔57が形成されており、第1の空気流通孔57を通過した走行風もテールライトユニット41の下方を流れるので、後輪WRが巻き上げる泥や埃がテールライトユニット41に付着し難くなり、テールライトユニット41の視認性を一層高めることができる。
しかもパワーユニットPで熱せられた走行風が第1〜第4の空気流通孔49,57,59,60を流通して後方に排出されるのでパワーユニットPの効果的な冷却が可能となり、第1〜第4の空気流通孔49,57,59,60を走行風が流通することで走行抵抗の低減が可能となり、第2、第3および第4の空気流通孔57,59,60を流通して後方に排出される空気流が後輪WRによる泥や埃の上方への巻き上げを抑えることになり、ハガーフェンダ55をより小型化することができる。
さらに乗車用シート34に座った乗員の腰部に当接し得るパッド35がリヤカウル40の前壁部43cに設けられ、パッド35の両側に配置される第1の吸入口46が、パッド35の前面35aよりも後方で車両前方に開口するようにして前壁部43cに形成されるので、乗車用シート34に座った乗員の腰がパッド35の前面35aに当接していても、第1の吸入口46が乗員の腰で塞がれることはなく、走行風を第1の吸入口46から空気流通路45に導入することができ、走行抵抗を低減することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上述の実施の形態のテールライトユニット41はウインカ42を有するように構成されていたが、ウインカがナンバープレートブラケットに取付けられるようにしてもよく、またリヤカウルが、整流板50の上方を覆うように配置されるリヤロアカウルを備えるものであってもよい。
34・・・乗車用シート
35・・・パッド
35a・・・パッドの前面
40・・・リヤカウル
41・・・テールライトユニット
41a・・・テールライトユニットの後縁
43c・・・前壁部
45・・・空気流通路
46・・・第1の吸入口
47・・・第2の吸入口
48・・・排出口
50・・・整流板
50a・・・整流板の後縁
53・・・リヤアンダーカバー
55・・・ハガーフェンダ
55a・・・ハガーフェンダの後縁
59,60・・・空気流通孔
F・・・車体フレーム
P・・・パワーユニット
WR・・・後輪

Claims (6)

  1. 後輪(WR)を駆動する動力を発揮するパワーユニット(P)が車体フレーム(F)に搭載され、乗車用シート(34)の少なくとも後方で前記車体フレーム(F)の後部を覆うリヤカウル(40)に、車両後方に向けて光を照射するテールライトユニット(41)が配設される自動二輪車において、
    前記リヤカウル(40)は、前記乗車用シート(34)の後方で前記車体フレーム(F)の後部を側方および上方から覆っており、前記乗車用シート(34)の後方で前記リヤカウル(40)には、車両前方に臨む前壁部(43c)が前記乗車用シート(34)よりも上方に延びるようにして設けられ、前記リヤカウル(40)に、車両前後方向に空気を流通させる空気流通路(45)が形成されて、該空気流通路(45)に前方から空気を吸入する第1の吸入口(46)が、車両前方に向けて開口するようにして前記前壁部(43c)の前面に形成され、前記空気流通路(45)を通った空気の排出口(48)が、前記リヤカウル(40)の後端に、前記テールライトユニット(41)に隣接して後方に向けて開口するように形成され、
    前記リヤカウル(40)の下方に、前記パワーユニット(P)から後方に流れる空気を整流して車体後方に排出することを可能としつつ前記車体フレーム(F)の後部を下方から覆う整流板(50)が固定配置されることを特徴とする自動二輪車における後部構造。
  2. 前記整流板(50)の後縁(50a)の一部が、前記テールライトユニット(41)の後縁(41a)の下方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車における後部構造。
  3. 前記整流板(50)の下方に、前記後輪(WR)を上方から覆うハガーフェンダ(55)が配置され、前記整流板(50)の後縁(50a)が前記ハガーフェンダ(55)の後縁(55a)よりも後方に配置されることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車における後部構造。
  4. 記空気流通路(45)に前方から空気を吸入する第2の吸入口(47)が前記第1の吸入口(46)よりも後方で前記リヤカウル(40)の天井壁に形成され、第1および第2の吸入口(46,47)の全開口面積が前記排出口(48)の開口面積よりも大きく設定され、前記空気流通路(45)が、第1および第2の吸入口(46,47)から流入した空気を混合して前記排出口(48)から排出するように形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二輪車における後部構造。
  5. 前記乗車用シート(34)の下方で前記車体フレーム(F)を下方から覆うリヤアンダーカバー(53)が、前記整流板(50)および前記リヤカウル(40)との間に空気流通孔(59,60)を形成するようにして前記整流板(50)に接続されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の自動二輪車における後部構造。
  6. 前記乗車用シート(34)に座った乗員の腰部に当接し得るパッド(35)が前記前壁部(43c)に設けられ、前記パッド(35)の両側に配置される第1の吸入口(46)が、前記パッド(35)の前面(35a)よりも後方で車両前方に開口するようにして前記前壁部(43c)に形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動二輪車における後部構造。
JP2015157050A 2015-08-07 2015-08-07 自動二輪車における後部構造 Active JP6172686B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015157050A JP6172686B2 (ja) 2015-08-07 2015-08-07 自動二輪車における後部構造
EP16179844.2A EP3127796B1 (en) 2015-08-07 2016-07-18 Rear structure of motorcycle
US15/223,994 US9975586B2 (en) 2015-08-07 2016-07-29 Rear structure of motorcycle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015157050A JP6172686B2 (ja) 2015-08-07 2015-08-07 自動二輪車における後部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017035930A JP2017035930A (ja) 2017-02-16
JP6172686B2 true JP6172686B2 (ja) 2017-08-02

Family

ID=56418437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015157050A Active JP6172686B2 (ja) 2015-08-07 2015-08-07 自動二輪車における後部構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9975586B2 (ja)
EP (1) EP3127796B1 (ja)
JP (1) JP6172686B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10086903B2 (en) * 2015-10-27 2018-10-02 Suzuki Motor Corporation Saddle-ridden vehicle
JP6798974B2 (ja) * 2017-12-28 2020-12-09 本田技研工業株式会社 車両用樹脂部品
JP7206718B2 (ja) * 2018-09-11 2023-01-18 スズキ株式会社 自動二輪車のリヤフェンダ構造
JP6816081B2 (ja) 2018-09-28 2021-01-20 本田技研工業株式会社 車両のフェンダ構造
US20230073889A1 (en) * 2020-03-23 2023-03-09 Timothy Sean Christopher Martin An apparatus and method for reducing drag on moving vehicles
DE102022114927A1 (de) * 2022-06-14 2023-12-14 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Heckverkleidung für ein einspuriges Kraftfahrzeug und einspuriges Kraftfahrzeug mit der Heckverkleidung

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028716B2 (ja) * 1982-09-11 1985-07-06 本田技研工業株式会社 自動二輪車等のエンジン冷却装置
JPS6056629A (ja) * 1983-09-06 1985-04-02 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車
JPH0211266Y2 (ja) * 1984-12-26 1990-03-20
JPS63101185A (ja) * 1986-10-17 1988-05-06 本田技研工業株式会社 自動二輪車
JPH0361185A (ja) * 1989-07-31 1991-03-15 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車
JPH0414587U (ja) * 1990-05-28 1992-02-05
JPH0437089U (ja) 1990-07-25 1992-03-27
JPH06321155A (ja) * 1993-05-19 1994-11-22 Suzuki Motor Corp 自動二輪車の新気導入機構
US6695088B2 (en) * 2001-06-28 2004-02-24 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Air management system for a motorcycle
JP2003081162A (ja) * 2001-09-17 2003-03-19 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車用テールランプの周辺カバー構造
JP2003127965A (ja) * 2001-10-23 2003-05-08 Suzuki Motor Corp 自動二輪車
JP4463639B2 (ja) * 2004-08-06 2010-05-19 本田技研工業株式会社 電動車両の冷却構造
JP2007145133A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
JP2009161015A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車のフロントフェンダ、及び自動二輪車
JP5461162B2 (ja) * 2009-12-07 2014-04-02 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の後部構造

Also Published As

Publication number Publication date
EP3127796A1 (en) 2017-02-08
US20170036711A1 (en) 2017-02-09
EP3127796B1 (en) 2017-12-06
US9975586B2 (en) 2018-05-22
JP2017035930A (ja) 2017-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6172686B2 (ja) 自動二輪車における後部構造
JP5988639B2 (ja) 鞍乗り型車両の導風構造
EP2952708B1 (en) Air cleaner apparatus of straddle type vehicle
JP6447383B2 (ja) 鞍乗型車両の吸気構造
US8950799B2 (en) Windbreak structure for saddle type vehicle
EP1759969A1 (en) Windshield system of small-sized vehicle
JP3154590U (ja) 自動二輪車
WO2011037181A1 (ja) 自動二輪車
CN102300764B (zh) 摩托车
JP5460376B2 (ja) 鞍乗型車両
JP2021042727A (ja) 鞍乗り型車両
JP2009173216A (ja) 鞍乗り型車両のシート構造
JP6263781B2 (ja) 鞍乗り型車両
TWI421190B (zh) locomotive
JP7170014B2 (ja) 鞍乗り型車両
JPH09249171A (ja) スクータ型車両のラジエータ配置構造
JP2005225492A (ja) スクータ型自動二輪車
JP6195168B2 (ja) 鞍乗り型車両におけるリヤフェンダ構造
JP7146057B2 (ja) 鞍乗り型車両の消音器構造
TWI555908B (zh) locomotive
JP2016180332A (ja) 自動二輪車
JP5080431B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP2023016259A (ja) 鞍乗り型車両
JP2023050777A (ja) 車両及び車両用部品
JP5042175B2 (ja) 自動二輪車の排気装置およびこれを備えた自動二輪車

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6172686

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150