JP2003127965A - 自動二輪車 - Google Patents
自動二輪車Info
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/20—Multi-cylinder engines with cylinders all in one line
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、自動二輪車を構成する各
要素を部組みして組付けるモジュール組付けを可能とし
得て、組付性を向上することにある。 【構成】 このため、この発明は、車体を構成する一対
のメインフレームの内側に配設されたリヤクッションユ
ニットに一対のリヤスイングアームの動作を伝達するリ
ンク機構を前記一対のリヤスイングアームのいずれか一
方の外側に位置させて配設し、一対のメインフレームの
各後端のピボット軸とこのピボット軸に軸支される一対
のスイングアームの各前端との間にパワーユニットを構
成するエンジンの排気管を挿通する配管空間を形成して
設けたことを特徴とする。
要素を部組みして組付けるモジュール組付けを可能とし
得て、組付性を向上することにある。 【構成】 このため、この発明は、車体を構成する一対
のメインフレームの内側に配設されたリヤクッションユ
ニットに一対のリヤスイングアームの動作を伝達するリ
ンク機構を前記一対のリヤスイングアームのいずれか一
方の外側に位置させて配設し、一対のメインフレームの
各後端のピボット軸とこのピボット軸に軸支される一対
のスイングアームの各前端との間にパワーユニットを構
成するエンジンの排気管を挿通する配管空間を形成して
設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動二輪車に係
り、特に、自動二輪車を構成する各要素を部組みして組
付けるモジュール組付けを可能とし得て、組付性を向上
し得る自動二輪車に関する。
り、特に、自動二輪車を構成する各要素を部組みして組
付けるモジュール組付けを可能とし得て、組付性を向上
し得る自動二輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車においては、車体を構成する
メインフレームの上部に燃料タンクを搭載するととも
に、下部にエンジン及びトランスミッションからなるパ
ワーユニットを搭載している。自動二輪車は、メインフ
レームの前端のヘッドパイプに回動可能に軸支したフロ
ントフォークに前輪を軸支し、この前輪をフロントフォ
ークの上端のハンドルバーにより操向するとともに、メ
インフレームの後端にスイング可能に軸支したリヤスイ
ングアームに後輪を軸支し、この後輪にパワーユニット
の駆動力をチェーン等により伝達して走行する。
メインフレームの上部に燃料タンクを搭載するととも
に、下部にエンジン及びトランスミッションからなるパ
ワーユニットを搭載している。自動二輪車は、メインフ
レームの前端のヘッドパイプに回動可能に軸支したフロ
ントフォークに前輪を軸支し、この前輪をフロントフォ
ークの上端のハンドルバーにより操向するとともに、メ
インフレームの後端にスイング可能に軸支したリヤスイ
ングアームに後輪を軸支し、この後輪にパワーユニット
の駆動力をチェーン等により伝達して走行する。
【0003】また、自動二輪車は、車体の前方に搭載し
たエンジンの排気管を後方に導くために、排気管の中間
をリヤスイングアームの外側に配設したり、リヤスイン
グアームに形成した挿通孔に挿通して配設している。排
気管の後端には、マフラが取付けられている。マフラ
は、通常、車体後側に配設されてカバーにより覆われて
いる。
たエンジンの排気管を後方に導くために、排気管の中間
をリヤスイングアームの外側に配設したり、リヤスイン
グアームに形成した挿通孔に挿通して配設している。排
気管の後端には、マフラが取付けられている。マフラ
は、通常、車体後側に配設されてカバーにより覆われて
いる。
【0004】このような自動二輪車としては、特開平9
−263288号公報、特開平9−95284号公報、
特開平8−216953号公報、特開2000−280
957号公報に開示されるものがある。
−263288号公報、特開平9−95284号公報、
特開平8−216953号公報、特開2000−280
957号公報に開示されるものがある。
【0005】特開平9−263288号公報に開示され
るものは、左右の車体フレームの下方に前後にV字状に
開くV型エンジンを搭載した自動二輪車であって、後輪
を支持するスイングアームの前端を支持するピボットボ
デーを左右の車体フレームの後端部に突設し、このピボ
ットボデーを連結するブリッジ部材をエンジンの後気筒
の後方に設け、このブリッジ部材にエンジンのクランク
ケースの後側上部を支持する左右一対の懸架ステーを突
設し、この懸架ステー間に排気管を通す配管用空間を設
けたものである。
るものは、左右の車体フレームの下方に前後にV字状に
開くV型エンジンを搭載した自動二輪車であって、後輪
を支持するスイングアームの前端を支持するピボットボ
デーを左右の車体フレームの後端部に突設し、このピボ
ットボデーを連結するブリッジ部材をエンジンの後気筒
の後方に設け、このブリッジ部材にエンジンのクランク
ケースの後側上部を支持する左右一対の懸架ステーを突
設し、この懸架ステー間に排気管を通す配管用空間を設
けたものである。
【0006】特開平9−95284号公報に開示される
ものは、左右一対のメインフレームの後端部間を連結す
る上部クロスメンバと各メインフレームの後部から夫々
下方に延出された左右一対のピボットフレームと各ピボ
ットフレームの下端部を連結する下部クロスメンバとを
備えた自動二輪車において、左右一対のピボットフレー
ムの上端部を上部クロスメンバの両端より内方へ入った
位置に接続し、この接続部の外側方に排気管を交差させ
て前後方向へ通すための配設空間を設けたものである。
ものは、左右一対のメインフレームの後端部間を連結す
る上部クロスメンバと各メインフレームの後部から夫々
下方に延出された左右一対のピボットフレームと各ピボ
ットフレームの下端部を連結する下部クロスメンバとを
備えた自動二輪車において、左右一対のピボットフレー
ムの上端部を上部クロスメンバの両端より内方へ入った
位置に接続し、この接続部の外側方に排気管を交差させ
て前後方向へ通すための配設空間を設けたものである。
【0007】特開平8−216953号公報に開示され
るものは、車体フレームの中央下部に架設されたピボッ
ト軸に後輪を支持するスイングアームをスイング自在の
枢支し、車体フレームに搭載されたエンジンの排気管を
エンジンの下部を通して車体フレームの後方一側に延設
してマフラを接続し、このマフラを車体カバーにより覆
われた車体フレームから延設された同乗者用ステー先端
のステップに取付けたものである。
るものは、車体フレームの中央下部に架設されたピボッ
ト軸に後輪を支持するスイングアームをスイング自在の
枢支し、車体フレームに搭載されたエンジンの排気管を
エンジンの下部を通して車体フレームの後方一側に延設
してマフラを接続し、このマフラを車体カバーにより覆
われた車体フレームから延設された同乗者用ステー先端
のステップに取付けたものである。
【0008】特開2000−280957号公報に開示
されるものは、車体フレームの後下部のスイングアーム
用ピボットに後輪を支持するリヤスイングアームを取付
け、車体フレームの後部上部にリヤスイングアームを懸
架するリヤサスペンションを設け、車体フレームの後部
上部にシートレールを介してシートを取付けたものであ
る。
されるものは、車体フレームの後下部のスイングアーム
用ピボットに後輪を支持するリヤスイングアームを取付
け、車体フレームの後部上部にリヤスイングアームを懸
架するリヤサスペンションを設け、車体フレームの後部
上部にシートレールを介してシートを取付けたものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動二輪車
は、車体の前方に搭載したエンジンの排気管を後方に導
くために、排気管の中間をリヤスイングアームの外側に
配設したり、リヤスイングアームに形成した挿通孔に挿
通して配設している。
は、車体の前方に搭載したエンジンの排気管を後方に導
くために、排気管の中間をリヤスイングアームの外側に
配設したり、リヤスイングアームに形成した挿通孔に挿
通して配設している。
【0010】ところが、排気管の中間をリヤスイングア
ームに形成した挿通孔に挿通して配設する場合には、車
体を構成するメインフレームにリヤスイングアームを組
付けた後に、リヤスイングアームの挿通孔に排気管を挿
通して組付ける手順を取る必要がある。
ームに形成した挿通孔に挿通して配設する場合には、車
体を構成するメインフレームにリヤスイングアームを組
付けた後に、リヤスイングアームの挿通孔に排気管を挿
通して組付ける手順を取る必要がある。
【0011】このため、排気管をリヤスイングアームの
挿通孔に配設する自動二輪車は、組付けに手間がかかる
とともに、排気管やリヤサスペンション等の関連部品を
先に取付けた後にリヤスイングアームを取付けることが
できない問題がある。
挿通孔に配設する自動二輪車は、組付けに手間がかかる
とともに、排気管やリヤサスペンション等の関連部品を
先に取付けた後にリヤスイングアームを取付けることが
できない問題がある。
【0012】一方、排気管をリヤスイングアームの挿通
孔に配設する自動二輪車は、組付けを容易にするため
に、中間に接続用のジョイントを設けた場合に、組付工
数や部品点数の増加を招く不都合があり、メインフレー
ムにリヤスイングアームを組付ける場合に、予め後輪を
部組みしたリヤスイングアームをメインフレームに組付
けようとするモジュール組付けを実施しにくい不都合が
ある。
孔に配設する自動二輪車は、組付けを容易にするため
に、中間に接続用のジョイントを設けた場合に、組付工
数や部品点数の増加を招く不都合があり、メインフレー
ムにリヤスイングアームを組付ける場合に、予め後輪を
部組みしたリヤスイングアームをメインフレームに組付
けようとするモジュール組付けを実施しにくい不都合が
ある。
【0013】また、自動二輪車のマフラには、デザイン
的に車体の後側上方に配設しているものがある。車体の
後側上方に配設されたマフラは、メインフレームにブラ
ケット等により取付けられているが、メインフレームが
フレームカバーにより覆われているため、フレームカバ
ーが邪魔になってマフラ位置を高く設定することができ
ず、この結果、マフラ位置を高めようとするデザイン要
求を満足することができずに外観上の不具合を招く問題
がある。
的に車体の後側上方に配設しているものがある。車体の
後側上方に配設されたマフラは、メインフレームにブラ
ケット等により取付けられているが、メインフレームが
フレームカバーにより覆われているため、フレームカバ
ーが邪魔になってマフラ位置を高く設定することができ
ず、この結果、マフラ位置を高めようとするデザイン要
求を満足することができずに外観上の不具合を招く問題
がある。
【0014】さらに、従来の自動二輪車は、燃料タンク
及びエンジンを搭載するとともにフロントフォーク及び
リヤスイングアームを支持するメインフレームや、この
メインフレームから後方に延設されてシートを搭載する
サブフレームを充分に利用しているとは言い難い問題が
あり、これら自動二輪車のを構成する各要素の多機能化
の要求がなされている。
及びエンジンを搭載するとともにフロントフォーク及び
リヤスイングアームを支持するメインフレームや、この
メインフレームから後方に延設されてシートを搭載する
サブフレームを充分に利用しているとは言い難い問題が
あり、これら自動二輪車のを構成する各要素の多機能化
の要求がなされている。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、車体を構成する一対のメ
インフレームの上部に燃料タンクを搭載して設けるとと
もに下部にパワーユニットを搭載して設け、前記一対の
メインフレームの各前端にヘッドパイプを固着して設
け、このヘッドパイプに回動可能に軸支されたフロント
フォークの下端に前輪を軸支して設けるとともにフロン
トフォークの上端に前輪を操向するハンドルバーを取付
けて設け、前記一対のメインフレームの各後端に一対の
リヤスイングアームの各前端をピボット軸により軸支し
て設け、前記リヤスイングアームの各後端に後輪を軸支
して設け、前記一対のメインフレームの各上部に一対の
サブフレームの各前端を連結して設け、このサブフレー
ムの各後端を後側上方に延設して上部にシートを搭載し
て設け、前記一対のメインフレームの内側に配設された
リヤクッションユニットに前記一対のリヤスイングアー
ムの動作を伝達するリンク機構を前記一対のリヤスイン
グアームのいずれか一方の外側に位置させて配設し、前
記一対のメインフレームの各後端のピボット軸とこのピ
ボット軸に軸支される前記一対のスイングアームの各前
端との間に前記パワーユニットを構成するエンジンの排
気管を挿通する配管空間を形成して設けたことを特徴と
する。
述の不都合を除去するために、車体を構成する一対のメ
インフレームの上部に燃料タンクを搭載して設けるとと
もに下部にパワーユニットを搭載して設け、前記一対の
メインフレームの各前端にヘッドパイプを固着して設
け、このヘッドパイプに回動可能に軸支されたフロント
フォークの下端に前輪を軸支して設けるとともにフロン
トフォークの上端に前輪を操向するハンドルバーを取付
けて設け、前記一対のメインフレームの各後端に一対の
リヤスイングアームの各前端をピボット軸により軸支し
て設け、前記リヤスイングアームの各後端に後輪を軸支
して設け、前記一対のメインフレームの各上部に一対の
サブフレームの各前端を連結して設け、このサブフレー
ムの各後端を後側上方に延設して上部にシートを搭載し
て設け、前記一対のメインフレームの内側に配設された
リヤクッションユニットに前記一対のリヤスイングアー
ムの動作を伝達するリンク機構を前記一対のリヤスイン
グアームのいずれか一方の外側に位置させて配設し、前
記一対のメインフレームの各後端のピボット軸とこのピ
ボット軸に軸支される前記一対のスイングアームの各前
端との間に前記パワーユニットを構成するエンジンの排
気管を挿通する配管空間を形成して設けたことを特徴と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の自動二輪車は、一対の
メインフレームの内側に配設されたリヤクッションユニ
ットに一対のリヤスイングアームの動作を伝達するリン
ク機構を一対のリヤスイングアームのいずれか一方の外
側に位置させて配設し、一対のメインフレームの各後端
のピボット軸とこのピボット軸に軸支される一対のスイ
ングアームの各前端との間にパワーユニットを構成する
エンジンの排気管を挿通する配管空間を形成して設けた
ことにより、排気管やリヤクッションユニット等の関連
部品を組付けた後にリヤスイングアームを組付けること
ができる。
メインフレームの内側に配設されたリヤクッションユニ
ットに一対のリヤスイングアームの動作を伝達するリン
ク機構を一対のリヤスイングアームのいずれか一方の外
側に位置させて配設し、一対のメインフレームの各後端
のピボット軸とこのピボット軸に軸支される一対のスイ
ングアームの各前端との間にパワーユニットを構成する
エンジンの排気管を挿通する配管空間を形成して設けた
ことにより、排気管やリヤクッションユニット等の関連
部品を組付けた後にリヤスイングアームを組付けること
ができる。
【0017】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図10は、この発明の第1実施例を示す
ものである。図5〜図7において、2は自動二輪車であ
る。自動二輪車2は、車体を構成する一対の平行なメイ
ンフレーム4−1・4−2を設けている。一対のメイン
フレーム4−1・4−2は、図1に示す如く、各前端を
集合させて集合部6を形成して設け、この集合された各
前端の集合部6にヘッドパイプ8を固着して設け、各前
端から下方に一対のフロントフレーム10−1・10−
2を延設し、また、後側を下方に一対のピボットフレー
ム12−1・12−2を延設している。
明する。図1〜図10は、この発明の第1実施例を示す
ものである。図5〜図7において、2は自動二輪車であ
る。自動二輪車2は、車体を構成する一対の平行なメイ
ンフレーム4−1・4−2を設けている。一対のメイン
フレーム4−1・4−2は、図1に示す如く、各前端を
集合させて集合部6を形成して設け、この集合された各
前端の集合部6にヘッドパイプ8を固着して設け、各前
端から下方に一対のフロントフレーム10−1・10−
2を延設し、また、後側を下方に一対のピボットフレー
ム12−1・12−2を延設している。
【0018】前記一対のメインフレーム4−1・4−2
は、図6に示す如く、上部に燃料タンク14を搭載して
設けるとともに、下部にパワーユニット16を搭載して
設けている。パワーユニット16は、エンジン18とト
ランスミッション20とからなる。エンジン18は、後
側に各気筒(図示せず)に連通する吸気チャンバ22を
備えるとともに吸気を過給するスーパチャージャ24を
備え、前側にエンジン18の冷却水を冷却するラジエー
タ26及びエンジン18のオイルを冷却するオイルクー
ラ28を備えるとともに排気管30の前端を連絡して設
けている。
は、図6に示す如く、上部に燃料タンク14を搭載して
設けるとともに、下部にパワーユニット16を搭載して
設けている。パワーユニット16は、エンジン18とト
ランスミッション20とからなる。エンジン18は、後
側に各気筒(図示せず)に連通する吸気チャンバ22を
備えるとともに吸気を過給するスーパチャージャ24を
備え、前側にエンジン18の冷却水を冷却するラジエー
タ26及びエンジン18のオイルを冷却するオイルクー
ラ28を備えるとともに排気管30の前端を連絡して設
けている。
【0019】前記ラジエータ26は、図9・図10に示
す如く、正面視において運転者Dの臑部D1が隠れるよ
うにエンジン2の前方に配設し、フロントフレーム10
−1・10−2の前側に取付けて設けている。前記オイ
ルクーラ28は、ラジエータ26の下部に取付けて設け
ている。
す如く、正面視において運転者Dの臑部D1が隠れるよ
うにエンジン2の前方に配設し、フロントフレーム10
−1・10−2の前側に取付けて設けている。前記オイ
ルクーラ28は、ラジエータ26の下部に取付けて設け
ている。
【0020】前記吸気チャンバ30は、図1に示す如
く、分岐管32により各気筒、例えば4つの気筒に連通
して設けている。前記スーパチャージャ24は、エンジ
ン18の駆動力をベルト34により伝達されて駆動され
る。前記排気管30は、前端において4つの気筒に夫々
連絡する4本をトランスミッション20の下方で2本に
まとめ、トランスミッション20の後側で後斜め上方に
指向させるように延設し、後端に夫々マフラ36を取付
けて設けている。
く、分岐管32により各気筒、例えば4つの気筒に連通
して設けている。前記スーパチャージャ24は、エンジ
ン18の駆動力をベルト34により伝達されて駆動され
る。前記排気管30は、前端において4つの気筒に夫々
連絡する4本をトランスミッション20の下方で2本に
まとめ、トランスミッション20の後側で後斜め上方に
指向させるように延設し、後端に夫々マフラ36を取付
けて設けている。
【0021】前記一対のメインフレーム4−1・4−2
は、図2に示す如く、一方の例えば左側のメインフレー
ム4−1内に吸気通路38を形成して設け、他方の例え
ば左側のメインフレーム4−2内に冷却通路40を形成
して設けている。
は、図2に示す如く、一方の例えば左側のメインフレー
ム4−1内に吸気通路38を形成して設け、他方の例え
ば左側のメインフレーム4−2内に冷却通路40を形成
して設けている。
【0022】一方のメインフレーム4−1には、吸気通
路38に外部からエンジン用吸気を取り入れる吸気取入
口42を前外側に形成して設け、吸気通路38の吸気を
前記スーパーチャージャ24に取り出す吸気取出口44
を中間内側に形成して設け、吸気取入口42及び吸気取
出口44間の吸気通路38途中にエアクリーナ46を配
設している。
路38に外部からエンジン用吸気を取り入れる吸気取入
口42を前外側に形成して設け、吸気通路38の吸気を
前記スーパーチャージャ24に取り出す吸気取出口44
を中間内側に形成して設け、吸気取入口42及び吸気取
出口44間の吸気通路38途中にエアクリーナ46を配
設している。
【0023】他方のメインフレーム4−2には、冷却通
路40に外部から冷却用空気を導入する空気導入口48
を前外側に形成して設け、冷却通路40の空気を外部に
排出する空気排出口50を後内側に形成して設け、冷却
通路40の途中に前記スーパーチャージャ24により加
圧された吸気を冷却するインタクーラ52を配設し、イ
ンタクーラ52と吸気チャンバ22及びスーパーチャー
ジャ24を連絡する連絡孔54・56を中間内側に形成
して設けている。
路40に外部から冷却用空気を導入する空気導入口48
を前外側に形成して設け、冷却通路40の空気を外部に
排出する空気排出口50を後内側に形成して設け、冷却
通路40の途中に前記スーパーチャージャ24により加
圧された吸気を冷却するインタクーラ52を配設し、イ
ンタクーラ52と吸気チャンバ22及びスーパーチャー
ジャ24を連絡する連絡孔54・56を中間内側に形成
して設けている。
【0024】前記吸気取出口44は、吸込管58により
スーパーチャージャ24の吸込側に連絡されている。ス
ーパーチャージャ24は、吐出側を吐出管60によりイ
ンタクーラ52の上流側に連絡されている。インタクー
ラ52は、下流側を連絡官62により前記吸気チャンバ
22に連絡して設けている。
スーパーチャージャ24の吸込側に連絡されている。ス
ーパーチャージャ24は、吐出側を吐出管60によりイ
ンタクーラ52の上流側に連絡されている。インタクー
ラ52は、下流側を連絡官62により前記吸気チャンバ
22に連絡して設けている。
【0025】前記一方のメインフレーム4−1の吸気取
入口42には、走行風を吸気通路38にエンジン用吸気
として導く吸気取入ダクト64を設けている。前記他方
のメインフレーム4−2の空気導入口48には、走行風
を冷却通路40に冷却用空気として導く空気導入ダクト
66を設けている。吸気取入ダクト64及び空気導入ダ
クト66の外側には、図9・図10に示す如く、正面視
において運転者Dの膝部D2から大腿部D3が隠れるよ
うに、夫々吸気取入ダクト用カバー68及び空気導入ダ
クト用カバー70を配設している。
入口42には、走行風を吸気通路38にエンジン用吸気
として導く吸気取入ダクト64を設けている。前記他方
のメインフレーム4−2の空気導入口48には、走行風
を冷却通路40に冷却用空気として導く空気導入ダクト
66を設けている。吸気取入ダクト64及び空気導入ダ
クト66の外側には、図9・図10に示す如く、正面視
において運転者Dの膝部D2から大腿部D3が隠れるよ
うに、夫々吸気取入ダクト用カバー68及び空気導入ダ
クト用カバー70を配設している。
【0026】なお、他方のメインフレーム4−2には、
図2に示す如く、空気排出口50に排風機72を設けて
いる。排風機72は、排風機本体72Aと排風ファン7
2Bとからなり、インタクーラ52により暖められた冷
却用空気を外部に強制的に排出する。
図2に示す如く、空気排出口50に排風機72を設けて
いる。排風機72は、排風機本体72Aと排風ファン7
2Bとからなり、インタクーラ52により暖められた冷
却用空気を外部に強制的に排出する。
【0027】前記一対のメインフレーム4−1・4−2
の各前端に固着されたヘッドパイプ8には、図8〜図1
0に示す如く、ハンドルポスト(図示せず)により一対
のフロントフォーク74−1・74−2を回動可能に軸
支して設けている。フロントフォーク74−1・74−
2は、下端の前輪用車軸孔(図示せず)に前輪76を軸
支して設けるとともに、上端に前輪76を操向するハン
ドルバー78を取付けて設けている。なお、図6・図7
において、符号80は前輪用ブレーキ、符号82はフロ
ントフェンダ、符号84ハンドルグリップ、符号86は
バックミラーである。
の各前端に固着されたヘッドパイプ8には、図8〜図1
0に示す如く、ハンドルポスト(図示せず)により一対
のフロントフォーク74−1・74−2を回動可能に軸
支して設けている。フロントフォーク74−1・74−
2は、下端の前輪用車軸孔(図示せず)に前輪76を軸
支して設けるとともに、上端に前輪76を操向するハン
ドルバー78を取付けて設けている。なお、図6・図7
において、符号80は前輪用ブレーキ、符号82はフロ
ントフェンダ、符号84ハンドルグリップ、符号86は
バックミラーである。
【0028】また、フロントフォーク74−1・74−
2には、図3・図4に示す如く、前側上部にヘッドライ
ト88を取付けて設け、ヘッドライト88の上部にメー
タユニット90を取付けて設けている。メータユニット
90は、メータハウジング92の上側にメータバイザ9
4を設けている。メータバイザ94は、前端内側のヒン
ジ(図示せず)を支点として後側を開閉可能に設けてい
る。メータハウジング92には、メータバイザ94の開
放時に起立して露出されるとともに閉鎖時に倒伏して隠
蔽されるメータパネル96を内装して設けている。ま
た、メータバイザ94には、開放時に露出されるととも
に閉鎖時に隠蔽されるインジケータ98を内側に設けて
いる。
2には、図3・図4に示す如く、前側上部にヘッドライ
ト88を取付けて設け、ヘッドライト88の上部にメー
タユニット90を取付けて設けている。メータユニット
90は、メータハウジング92の上側にメータバイザ9
4を設けている。メータバイザ94は、前端内側のヒン
ジ(図示せず)を支点として後側を開閉可能に設けてい
る。メータハウジング92には、メータバイザ94の開
放時に起立して露出されるとともに閉鎖時に倒伏して隠
蔽されるメータパネル96を内装して設けている。ま
た、メータバイザ94には、開放時に露出されるととも
に閉鎖時に隠蔽されるインジケータ98を内側に設けて
いる。
【0029】前記一対のメインフレーム4−1・4−2
の各後端のピボットフレーム12−1・12−2には、
図1に示す如く、フレーム側ピボット孔100−1・1
00−2を形成して設けている。ピボットフレーム12
−1・12−2には、一対の平行なリヤスイングアーム
102−1・102−2を軸支して設けている。一対の
リヤスイングアーム102−1・102−2は、各中間
を連結部104により連結して一体化して設け、各前端
にアーム側ピボット孔106−1・106−2を形成し
て設けるとともに、各後端に後輪用車軸孔108−1・
108−2を形成して設けている。
の各後端のピボットフレーム12−1・12−2には、
図1に示す如く、フレーム側ピボット孔100−1・1
00−2を形成して設けている。ピボットフレーム12
−1・12−2には、一対の平行なリヤスイングアーム
102−1・102−2を軸支して設けている。一対の
リヤスイングアーム102−1・102−2は、各中間
を連結部104により連結して一体化して設け、各前端
にアーム側ピボット孔106−1・106−2を形成し
て設けるとともに、各後端に後輪用車軸孔108−1・
108−2を形成して設けている。
【0030】一対のリヤスイングアーム102−1・1
02−2は、各前端のアーム側ピボット孔106−1・
106−2とピボットフレーム12−1・12−2のフ
レーム側ピボット孔100−1・100−2とに挿通し
たピボット軸110により、メインフレーム4−1・4
−2にスイング可能に軸支して設けている。一対のメイ
ンフレーム4−1・4−2の各後端のピボット軸110
とこのピボット軸110に軸支される一対のスイングア
ーム102−1・102−2の各前端との間には、パワ
ーユニット16を構成するエンジン18の排気管30を
挿通する配管空間112を形成して設けている。
02−2は、各前端のアーム側ピボット孔106−1・
106−2とピボットフレーム12−1・12−2のフ
レーム側ピボット孔100−1・100−2とに挿通し
たピボット軸110により、メインフレーム4−1・4
−2にスイング可能に軸支して設けている。一対のメイ
ンフレーム4−1・4−2の各後端のピボット軸110
とこのピボット軸110に軸支される一対のスイングア
ーム102−1・102−2の各前端との間には、パワ
ーユニット16を構成するエンジン18の排気管30を
挿通する配管空間112を形成して設けている。
【0031】また、リヤスイングアーム102−1・1
02−2は、各後端の後輪用車軸孔108−1・108
−2に後輪114を軸支して設けている。後輪114
は、パワーユニット16を構成するエンジン18に連結
されたトランスミッション20の出力する駆動力をチェ
ーン116により伝達される。なお、図5・図6におい
て、符号118は後輪用ブレーキ、符号120はスタン
ド、符号122はアンダーカウル、符号124はリヤフ
ェンダ、符号126はステップである。
02−2は、各後端の後輪用車軸孔108−1・108
−2に後輪114を軸支して設けている。後輪114
は、パワーユニット16を構成するエンジン18に連結
されたトランスミッション20の出力する駆動力をチェ
ーン116により伝達される。なお、図5・図6におい
て、符号118は後輪用ブレーキ、符号120はスタン
ド、符号122はアンダーカウル、符号124はリヤフ
ェンダ、符号126はステップである。
【0032】前記一対のメインフレーム4−1・4−2
の内側には、リヤクッションユニット128を配設して
いる。リヤクッションユニット128は、図1に示す如
く、ダンパ130とダンパスプリング132とからな
り、前後端に夫々前側・後側取付部134・136を設
けている。リヤクッションユニット128は、一対のメ
インフレーム4−1・4−2のいずれか一方、例えば右
側のメインフレーム4−2の内側の前側取付部138に
前側取付部134を前側取付ボルト140により回動可
能に取付けて設けている。
の内側には、リヤクッションユニット128を配設して
いる。リヤクッションユニット128は、図1に示す如
く、ダンパ130とダンパスプリング132とからな
り、前後端に夫々前側・後側取付部134・136を設
けている。リヤクッションユニット128は、一対のメ
インフレーム4−1・4−2のいずれか一方、例えば右
側のメインフレーム4−2の内側の前側取付部138に
前側取付部134を前側取付ボルト140により回動可
能に取付けて設けている。
【0033】前記リヤクッションユニット128は、リ
ンク機構142により一対のリヤスイングアーム102
−1・102−2のいずれか一方に連絡して設けてい
る。リンク機構142は、中間で折曲された第1部材1
44と、この第1部材144の中間に一端側を軸支され
た第2部材146とからなり、一対のリヤスイングアー
ム102−1・102−2の動作をリヤクッションユニ
ット128に伝達する。
ンク機構142により一対のリヤスイングアーム102
−1・102−2のいずれか一方に連絡して設けてい
る。リンク機構142は、中間で折曲された第1部材1
44と、この第1部材144の中間に一端側を軸支され
た第2部材146とからなり、一対のリヤスイングアー
ム102−1・102−2の動作をリヤクッションユニ
ット128に伝達する。
【0034】前記リンク機構142は、一対のリヤスイ
ングアーム102−1・102−2のいずれか一方、例
えば右側のリヤスイングアーム102−2の外側に位置
させて配設している。リンク機構142は、第1部材1
44の一端側をリヤクッションユニット128の後側取
付部136に後側取付ボトル148により回動可能に取
付けて設け、第1部材144の他端側を右側のメインフ
レーム4−2の内側の中間取付部150に中間取付ボル
ト152により回動可能に取付けて設け、第2部材14
6の他端側を右側のリヤスイングアーム102−2の外
側に位置させて配設した外側取付部154に外側取付ボ
ルト156により回動可能に取付けて設けている。
ングアーム102−1・102−2のいずれか一方、例
えば右側のリヤスイングアーム102−2の外側に位置
させて配設している。リンク機構142は、第1部材1
44の一端側をリヤクッションユニット128の後側取
付部136に後側取付ボトル148により回動可能に取
付けて設け、第1部材144の他端側を右側のメインフ
レーム4−2の内側の中間取付部150に中間取付ボル
ト152により回動可能に取付けて設け、第2部材14
6の他端側を右側のリヤスイングアーム102−2の外
側に位置させて配設した外側取付部154に外側取付ボ
ルト156により回動可能に取付けて設けている。
【0035】前記一対のメインフレーム4−1・4−2
の各上部には、一対のサブフレーム158−1・158
−2の各前端を連結して設けている。このサブフレーム
158−1・158−2は、各前端から中間に向かい後
側斜め下方に緩やかに延設し、中間において折曲して各
後端を後側上方に延設し、中間をブラケット160−1
・160−2によりメインフレーム4−1・4−2の各
上部に連結し、中間よりも前端側の上部にシート162
を搭載して設けている。
の各上部には、一対のサブフレーム158−1・158
−2の各前端を連結して設けている。このサブフレーム
158−1・158−2は、各前端から中間に向かい後
側斜め下方に緩やかに延設し、中間において折曲して各
後端を後側上方に延設し、中間をブラケット160−1
・160−2によりメインフレーム4−1・4−2の各
上部に連結し、中間よりも前端側の上部にシート162
を搭載して設けている。
【0036】前記サブフレーム158−1・158−2
には、前側に前記シート162を搭載して設けるととも
に、後側を覆うリヤカウル164を取付けて設けてい
る。リヤカウル164には、このリヤカウル164によ
り覆われるサブフレーム158−1・158−2の各後
端を外部に露出させるべく、開口部166を形成して設
けている。外部に露出されたサブフレーム158−1・
158−2の各後端には、排風用ルーバ168を取付け
て設けている。また、リヤカウル164の後端下部に
は、テールランプ170を設けている。
には、前側に前記シート162を搭載して設けるととも
に、後側を覆うリヤカウル164を取付けて設けてい
る。リヤカウル164には、このリヤカウル164によ
り覆われるサブフレーム158−1・158−2の各後
端を外部に露出させるべく、開口部166を形成して設
けている。外部に露出されたサブフレーム158−1・
158−2の各後端には、排風用ルーバ168を取付け
て設けている。また、リヤカウル164の後端下部に
は、テールランプ170を設けている。
【0037】これらサブフレーム158−1・158−
2の各後端の間且つ排風用ルーバ168の下方には、2
本の排気管30の後端に夫々取付けられる2つのマフラ
36を配設している。マフラ36は、図5に示す如く、
背面視において後端を菱形に形成して設けている。リヤ
カウル164の後部に配設されるテールランプ170
は、2つのマフラ36間に形成される空間形状に沿うよ
うに、逆三角形状に形成して設けている。
2の各後端の間且つ排風用ルーバ168の下方には、2
本の排気管30の後端に夫々取付けられる2つのマフラ
36を配設している。マフラ36は、図5に示す如く、
背面視において後端を菱形に形成して設けている。リヤ
カウル164の後部に配設されるテールランプ170
は、2つのマフラ36間に形成される空間形状に沿うよ
うに、逆三角形状に形成して設けている。
【0038】次に、作用を説明する。
【0039】この自動二輪車2は、車体を構成するメイ
ンフレーム4−1・4−2の上部に燃料タンクを14搭
載するとともに、下部にエンジン18及びトランスミッ
ション20からなるパワーユニット16を搭載してい
る。自動二輪車2は、メインフレーム4−1・4−2の
前端のヘッドパイプ8に回動可能に軸支したフロントフ
ォーク74−1・74−2に前輪76を軸支し、この前
輪76をフロントフォーク74−1・74−2の上端の
ハンドルバー78により操向するとともに、メインフレ
ーム4−1・4−2の後端にスイング可能に軸支したリ
ヤスイングアーム102−1・102−2に後輪114
を軸支し、この後輪114にパワーユニット16の駆動
力をチェーン116により伝達して走行する。
ンフレーム4−1・4−2の上部に燃料タンクを14搭
載するとともに、下部にエンジン18及びトランスミッ
ション20からなるパワーユニット16を搭載してい
る。自動二輪車2は、メインフレーム4−1・4−2の
前端のヘッドパイプ8に回動可能に軸支したフロントフ
ォーク74−1・74−2に前輪76を軸支し、この前
輪76をフロントフォーク74−1・74−2の上端の
ハンドルバー78により操向するとともに、メインフレ
ーム4−1・4−2の後端にスイング可能に軸支したリ
ヤスイングアーム102−1・102−2に後輪114
を軸支し、この後輪114にパワーユニット16の駆動
力をチェーン116により伝達して走行する。
【0040】また、この自動二輪車2は、一対のメイン
フレーム4−1・4−2の内側に配設されたリヤクッシ
ョンユニット128に一対のリヤスイングアーム102
−1・102−2の動作を伝達するリンク機構142を
設けており、メインフレーム4−1・4−2の前方に搭
載したエンジン18の排気管30を後方に導くために、
一対のリヤスイングアーム102−1・102−2のい
ずれか一方である左側のリヤスイングアーム102−2
の外側に位置させてリンク機構142を配設し、一対の
メインフレーム4−1・4−2の各後端のピボット軸1
10とこのピボット軸110に軸支される一対のスイン
グアーム102−1・102−2の各前端との間にパワ
ーユニット16を構成するエンジン18の排気管30を
挿通する配管空間112を形成して設けている。
フレーム4−1・4−2の内側に配設されたリヤクッシ
ョンユニット128に一対のリヤスイングアーム102
−1・102−2の動作を伝達するリンク機構142を
設けており、メインフレーム4−1・4−2の前方に搭
載したエンジン18の排気管30を後方に導くために、
一対のリヤスイングアーム102−1・102−2のい
ずれか一方である左側のリヤスイングアーム102−2
の外側に位置させてリンク機構142を配設し、一対の
メインフレーム4−1・4−2の各後端のピボット軸1
10とこのピボット軸110に軸支される一対のスイン
グアーム102−1・102−2の各前端との間にパワ
ーユニット16を構成するエンジン18の排気管30を
挿通する配管空間112を形成して設けている。
【0041】これにより、この自動二輪車2は、排気管
30やリヤクッションユニット128等の関連部品を組
付けた後に、リヤスイングアーム102−1・102−
2を組付けることができる。
30やリヤクッションユニット128等の関連部品を組
付けた後に、リヤスイングアーム102−1・102−
2を組付けることができる。
【0042】このため、この自動二輪車2は、自動二輪
車2を構成する各要素を部組みして組付けるモジュール
組付けを実施することが可能になり、組付性を向上する
ことができる。
車2を構成する各要素を部組みして組付けるモジュール
組付けを実施することが可能になり、組付性を向上する
ことができる。
【0043】また、この自動二輪車2は、リヤカウル1
64に覆われる一対のサブフレーム158−1・158
−1の各後端を外部に露出させるべく、リヤカウル16
4に開口部166を形成して外部に露出されたサブフレ
ーム158−1・158−2の各後端に排風用ルーバ1
66を取付けて設け、これらサブフレーム158−1・
158−2の各後端間且つ排風用ルーバ166下方にマ
フラ30を配設している。
64に覆われる一対のサブフレーム158−1・158
−1の各後端を外部に露出させるべく、リヤカウル16
4に開口部166を形成して外部に露出されたサブフレ
ーム158−1・158−2の各後端に排風用ルーバ1
66を取付けて設け、これらサブフレーム158−1・
158−2の各後端間且つ排風用ルーバ166下方にマ
フラ30を配設している。
【0044】これにより、この自動二輪車2は、マフラ
カバーを要することなくサブフレーム158−1・15
8−2の各後端及び排風用ルーバ166によってマフラ
30をカバーすることができ、マフラカバーを不要と
し、部品点数を削減することができ、また、排風用ルー
バ166によってマフラ30の熱を走行風を利用して排
出することがでる。
カバーを要することなくサブフレーム158−1・15
8−2の各後端及び排風用ルーバ166によってマフラ
30をカバーすることができ、マフラカバーを不要と
し、部品点数を削減することができ、また、排風用ルー
バ166によってマフラ30の熱を走行風を利用して排
出することがでる。
【0045】さらに、自動二輪車2は、エンジン18に
スーパーチャージャ24を備えている場合に、加圧され
た吸気を冷却するためのインタクーラや配管が必要とな
るが、構造上においてスペースが限られているため、有
効なレイアウトが困難な問題がある。
スーパーチャージャ24を備えている場合に、加圧され
た吸気を冷却するためのインタクーラや配管が必要とな
るが、構造上においてスペースが限られているため、有
効なレイアウトが困難な問題がある。
【0046】そこで、この自動二輪車2は、一方のメイ
ンフレーム4−1内に吸気通路38と吸気取入口42及
び吸気取出口44とを形成して設けるとともに吸気通路
38の途中にエアクリーナ46を配設し、他方のメイン
フレーム4−2内に冷却通路40と空気導入口48及び
空気排出口50とを形成して設けるとともに冷却通路4
0の途中にインタクーラ52を配設している。吸気取入
口42から吸気通路38に取入れられた吸気は、エアク
リーナ46を介してスーパーチャージャ24に供給され
て圧縮され、冷却通路40内のインタクーラ52により
冷却され、吸気チャンバ22を介してエンジン18に供
給される。
ンフレーム4−1内に吸気通路38と吸気取入口42及
び吸気取出口44とを形成して設けるとともに吸気通路
38の途中にエアクリーナ46を配設し、他方のメイン
フレーム4−2内に冷却通路40と空気導入口48及び
空気排出口50とを形成して設けるとともに冷却通路4
0の途中にインタクーラ52を配設している。吸気取入
口42から吸気通路38に取入れられた吸気は、エアク
リーナ46を介してスーパーチャージャ24に供給され
て圧縮され、冷却通路40内のインタクーラ52により
冷却され、吸気チャンバ22を介してエンジン18に供
給される。
【0047】これにより、この自動二輪車2は、一対の
メインフレーム4−1・4−2内空間を利用してスーパ
ーチャージャ24やインタクーラ52、配管をレイアウ
トすることができ、スペースの有効利用を図ることがで
きるとともに配管部品の点数を削減することができ、ま
た、外部に露出されるメインフレーム4−1・4−2に
よって熱を放出することができ、エンジン性能を向上す
ることができる。また、他方のメインフレーム4−2に
は、排風機72を設けていることにより、冷却用空気を
強制排出することができ、放熱効率を高めてエンジン性
能をさらに向上することができる。
メインフレーム4−1・4−2内空間を利用してスーパ
ーチャージャ24やインタクーラ52、配管をレイアウ
トすることができ、スペースの有効利用を図ることがで
きるとともに配管部品の点数を削減することができ、ま
た、外部に露出されるメインフレーム4−1・4−2に
よって熱を放出することができ、エンジン性能を向上す
ることができる。また、他方のメインフレーム4−2に
は、排風機72を設けていることにより、冷却用空気を
強制排出することができ、放熱効率を高めてエンジン性
能をさらに向上することができる。
【0048】さらにまた、この自動二輪車2は、図9・
図10に示す如く、エンジン16の冷却水を冷却するラ
ジエータ26を設け、正面視において運転者Dの臑部D
1が隠れるようにエンジン16の前方にラジエータ26
を配設し、また、一対のメインフレーム4−1・4−2
の吸気取入口42及び空気導入口48に夫々吸気取入ダ
クト64及び空気導入ダクト68を設け、正面視におい
て運転者Dの膝部D2から大腿部D3が隠れるように吸
気取入ダクト64及び空気導入ダクト66の外側に夫々
吸気取入ダクト用カバー68及び空気導入ダクト用カバ
ー70を配設している。
図10に示す如く、エンジン16の冷却水を冷却するラ
ジエータ26を設け、正面視において運転者Dの臑部D
1が隠れるようにエンジン16の前方にラジエータ26
を配設し、また、一対のメインフレーム4−1・4−2
の吸気取入口42及び空気導入口48に夫々吸気取入ダ
クト64及び空気導入ダクト68を設け、正面視におい
て運転者Dの膝部D2から大腿部D3が隠れるように吸
気取入ダクト64及び空気導入ダクト66の外側に夫々
吸気取入ダクト用カバー68及び空気導入ダクト用カバ
ー70を配設している。
【0049】これにより、この自動二輪車2は、ラジエ
ータ26や吸気取入ダクト用カバー68及び空気導入ダ
クト用カバー70を利用して、運転者Dの臑部D1、膝
部D2、大腿部D3をカバーすることができ、ラジエー
タ26や吸気取入ダクト用カバー68及び空気導入ダク
ト用カバー70にカウリングの機能を持たせることがで
き、カウリングを不要にして部品点数を削減することが
できる。
ータ26や吸気取入ダクト用カバー68及び空気導入ダ
クト用カバー70を利用して、運転者Dの臑部D1、膝
部D2、大腿部D3をカバーすることができ、ラジエー
タ26や吸気取入ダクト用カバー68及び空気導入ダク
ト用カバー70にカウリングの機能を持たせることがで
き、カウリングを不要にして部品点数を削減することが
できる。
【0050】また、この自動二輪車2は、図8に示す如
く、サブフレーム158−1・158−2の各後端間且
つ排風用ルーバ166下方に配設した2つのマフラ30
の形状を、背面視において菱形に形成して設けている。
く、サブフレーム158−1・158−2の各後端間且
つ排風用ルーバ166下方に配設した2つのマフラ30
の形状を、背面視において菱形に形成して設けている。
【0051】これにより、この自動二輪車2は、リヤカ
ウル164と2つのマフラ36間に形成される空間を利
用して、リヤカウル164の後部に配設されるテールラ
ンプ170の形状を大型の逆三角形状に形成することが
でき、後続車に対する視認性を向上することができる。
ウル164と2つのマフラ36間に形成される空間を利
用して、リヤカウル164の後部に配設されるテールラ
ンプ170の形状を大型の逆三角形状に形成することが
でき、後続車に対する視認性を向上することができる。
【0052】さらに、自動二輪車2は、メータ部が外部
に露出されていることから、風雨や外部からの衝撃に耐
えられるように強固な素材や構造を採用しているため、
メータ部が大きく重い構造にならざるを得ない問題があ
る。
に露出されていることから、風雨や外部からの衝撃に耐
えられるように強固な素材や構造を採用しているため、
メータ部が大きく重い構造にならざるを得ない問題があ
る。
【0053】そこで、この自動二輪車2は、ヘッドライ
ト88の上部に取付けたメータユニット90のメータハ
ウジング92の上側にメータバイザ94を開閉可能に設
け、このメータバイザ94の開放時に起立して露出され
るとともに閉鎖時に倒伏して隠蔽されるメータパネル9
6をメータハウジング92に内装して設け、また、メー
タバイザ94の内側に開放時に露出されるとともに閉鎖
時に隠蔽されるインジケータ98を設けている。メータ
ユニット90は、自動二輪車2の運転に際してはメータ
バイザ94を開くことによりメータパネル96及びイン
ジケータ98をメータハウジング92の上方に現出させ
ることができ、運転の停止時にはメータバイザ94を閉
じることによりメータパネル96及びインジケータ98
をメータハウジング92内に収納して隠蔽することがで
きる。
ト88の上部に取付けたメータユニット90のメータハ
ウジング92の上側にメータバイザ94を開閉可能に設
け、このメータバイザ94の開放時に起立して露出され
るとともに閉鎖時に倒伏して隠蔽されるメータパネル9
6をメータハウジング92に内装して設け、また、メー
タバイザ94の内側に開放時に露出されるとともに閉鎖
時に隠蔽されるインジケータ98を設けている。メータ
ユニット90は、自動二輪車2の運転に際してはメータ
バイザ94を開くことによりメータパネル96及びイン
ジケータ98をメータハウジング92の上方に現出させ
ることができ、運転の停止時にはメータバイザ94を閉
じることによりメータパネル96及びインジケータ98
をメータハウジング92内に収納して隠蔽することがで
きる。
【0054】これにより、この自動二輪車2は、停止時
にメータパネル96及びインジケータ98が隠蔽される
ことにより、メータ表面や配線等に過剰な強度を持たせ
る必要がなく、風雨や外部からの衝撃から保護すること
ができ、第3者による操作を防止することがでる。ま
た、この自動二輪車2は、図9に示す如く、走行時にメ
ータバイザ94が開かれて起こされることにより、メー
タバイザ94による風防効果により運転者Dの疲労を軽
減することができ、メータパネル96及びインジケータ
98がメータハウジング92の上方に現出されることに
より、走行中の運転者Dの道路前方を確認する視線(2
点差線)に対するメータパネル96及びインジケータ9
8を確認する視線(実線)の角度差θ1を、従来のメー
タ部を確認する視線(破線)との角度差θ2よりも小さ
くすることができ、視線移動量を小さくしてメータ確認
性を向上することができる。
にメータパネル96及びインジケータ98が隠蔽される
ことにより、メータ表面や配線等に過剰な強度を持たせ
る必要がなく、風雨や外部からの衝撃から保護すること
ができ、第3者による操作を防止することがでる。ま
た、この自動二輪車2は、図9に示す如く、走行時にメ
ータバイザ94が開かれて起こされることにより、メー
タバイザ94による風防効果により運転者Dの疲労を軽
減することができ、メータパネル96及びインジケータ
98がメータハウジング92の上方に現出されることに
より、走行中の運転者Dの道路前方を確認する視線(2
点差線)に対するメータパネル96及びインジケータ9
8を確認する視線(実線)の角度差θ1を、従来のメー
タ部を確認する視線(破線)との角度差θ2よりも小さ
くすることができ、視線移動量を小さくしてメータ確認
性を向上することができる。
【0055】図11は、第2実施例を示すものである。
第2実施例の自動二輪車2は、一対のメインフレーム4
−1・4−2の各後端のピボット軸110とこのピボッ
ト軸110に軸支される一対のスイングアーム102−
1・102−2の各前端との間の配管空間112に配設
される排気管30を、断面略三角筒形状に形成するとと
もに頂部が互いに逆方向に指向するように組み合わせた
ものである。
第2実施例の自動二輪車2は、一対のメインフレーム4
−1・4−2の各後端のピボット軸110とこのピボッ
ト軸110に軸支される一対のスイングアーム102−
1・102−2の各前端との間の配管空間112に配設
される排気管30を、断面略三角筒形状に形成するとと
もに頂部が互いに逆方向に指向するように組み合わせた
ものである。
【0056】これにより、 第2実施例の自動二輪車2
は、断面円筒形状の排気管30よりも配設スペースを小
さくすることができ、排気管30を配管空間112の一
側に偏らせて配設することにより、配管空間112の他
側の他方のスイングアーム102−2内側に余剰空間1
72を現出させることができるため、この余剰空間17
2を利用して他方のスイングアーム102−2内側にリ
ンク機構142を配設することが可能となり、スペース
の有効利用を図ることができる。
は、断面円筒形状の排気管30よりも配設スペースを小
さくすることができ、排気管30を配管空間112の一
側に偏らせて配設することにより、配管空間112の他
側の他方のスイングアーム102−2内側に余剰空間1
72を現出させることができるため、この余剰空間17
2を利用して他方のスイングアーム102−2内側にリ
ンク機構142を配設することが可能となり、スペース
の有効利用を図ることができる。
【0057】図12は、第3実施例を示すものである。
第3実施例の自動二輪車2は、排風機72の排風機本体
72Aに前側に指向する導風管174を連絡して設け、
この導風管174によりスーパーチャージャ24の吐出
側部位24Aの後側において一端側を前方に拡開して開
口するとともに他端側を排風機本体72Aに連通する導
風通路176を形成して設けたものである。
第3実施例の自動二輪車2は、排風機72の排風機本体
72Aに前側に指向する導風管174を連絡して設け、
この導風管174によりスーパーチャージャ24の吐出
側部位24Aの後側において一端側を前方に拡開して開
口するとともに他端側を排風機本体72Aに連通する導
風通路176を形成して設けたものである。
【0058】これにより、第3実施例の自動二輪車2
は、スーパーチャージャ24の吐出側部位24Aの周囲
に前側から後側に向かう空気流を生じさせることがで
き、この空気流によってスーパーチャージャ24の特に
吐出側部位24Aの冷却を図ることができ、圧縮された
吸気の昇温を防止し得て、エンジン性能の向上を図るこ
とができる。
は、スーパーチャージャ24の吐出側部位24Aの周囲
に前側から後側に向かう空気流を生じさせることがで
き、この空気流によってスーパーチャージャ24の特に
吐出側部位24Aの冷却を図ることができ、圧縮された
吸気の昇温を防止し得て、エンジン性能の向上を図るこ
とができる。
【0059】図13は、第4実施例を示すものである。
第4実施例の自動二輪車2は、リヤフェンダ124の後
端に、サブフレーム158−1・158−2の各後端の
間且つ排風用ルーバ168の下方の配設された2つのマ
フラ36間に走行風を導くガイド部材178を設けたも
のである。
第4実施例の自動二輪車2は、リヤフェンダ124の後
端に、サブフレーム158−1・158−2の各後端の
間且つ排風用ルーバ168の下方の配設された2つのマ
フラ36間に走行風を導くガイド部材178を設けたも
のである。
【0060】これにより、第4実施例の自動二輪車2
は、走行風を2つのマフラ36間から排風用ルーバ16
8に向かって導くことができ、マフラ36を冷却して排
気の音圧を低下させることができ、消音効果を高めるこ
とができる。
は、走行風を2つのマフラ36間から排風用ルーバ16
8に向かって導くことができ、マフラ36を冷却して排
気の音圧を低下させることができ、消音効果を高めるこ
とができる。
【0061】
【発明の効果】このように、この発明の自動二輪車は、
排気管やリヤクッションユニット等の関連部品を組付け
た後にスイングアームを組付けることができる。
排気管やリヤクッションユニット等の関連部品を組付け
た後にスイングアームを組付けることができる。
【0062】このため、この自動二輪車は、自動二輪車
を構成する各要素を部組みして組付けるモジュール組付
けを実施することが可能になり、組付性を向上すること
ができる。
を構成する各要素を部組みして組付けるモジュール組付
けを実施することが可能になり、組付性を向上すること
ができる。
【図1】この発明による自動二輪車の第1実施例を示す
メインフレーム及びリヤスイングアームの組立斜視図で
ある。
メインフレーム及びリヤスイングアームの組立斜視図で
ある。
【図2】メインフレーム及びインタクーラの断面図であ
る。
る。
【図3】メータユニットの後方からの斜視図である。
【図4】メータユニットの前方からの斜視図である。
【図5】自動二輪車の背面図である。
【図6】自動二輪車の側面図である。
【図7】自動二輪車の正面図である。
【図8】運転時の自動二輪車の背面図である。
【図9】運転時の自動二輪車の側面図である。
【図10】運転時の自動二輪車の正面図である。
【図11】第2実施例を示すメインフレーム及びリヤス
イングアームの平面図である。
イングアームの平面図である。
【図12】第3実施例を示すメインフレーム及びインタ
クーラの断面図である。
クーラの断面図である。
【図13】第4実施例を示す自動二輪車の後部の側面図
である。
である。
【符号の説明】
2 自動二輪車
4−1・4−2 メインフレーム
8 ヘッドパイプ
14 燃料タンク
16 パワーユニット
18 エンジン
20 トランスミッション
24 スーパチャージャ
26 ラジエータ
30 排気管
36 マフラ
68 吸気取入ダクト用カバー
70 空気導入ダクト用カバー
74−1・74−2 フロントフォーク
76 前輪
90 メータユニット
94 メータバイザ
96 メータパネル
102−1・102−2 リヤスイングアーム
110 ピボット軸
112 配管空間
114 後輪
128 リヤクッションユニット
142 リンク機構
158−1・158−2 サブフレーム
164 リヤカウル
168 排風用ルーバ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B62K 11/00 B62K 11/00 A
25/20 25/20
F01P 3/18 F01P 3/18 G
11/10 11/10 H
(72)発明者 岡本 裕之
静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式
会社内
(72)発明者 西本 雄二
静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式
会社内
Fターム(参考) 3D011 AF04 AF06 AF07 AH01 AK03
AK14 AL13 AL21 AL33 AL34
AL35
3D014 DF03 DF32 DF36
Claims (5)
- 【請求項1】 車体を構成する一対のメインフレームの
上部に燃料タンクを搭載して設けるとともに下部にパワ
ーユニットを搭載して設け、前記一対のメインフレーム
の各前端にヘッドパイプを固着して設け、このヘッドパ
イプに回動可能に軸支されたフロントフォークの下端に
前輪を軸支して設けるとともにフロントフォークの上端
に前輪を操向するハンドルバーを取付けて設け、前記一
対のメインフレームの各後端に一対のリヤスイングアー
ムの各前端をピボット軸により軸支して設け、前記リヤ
スイングアームの各後端に後輪を軸支して設け、前記一
対のメインフレームの各上部に一対のサブフレームの各
前端を連結して設け、このサブフレームの各後端を後側
上方に延設して上部にシートを搭載して設け、前記一対
のメインフレームの内側に配設されたリヤクッションユ
ニットに前記一対のリヤスイングアームの動作を伝達す
るリンク機構を前記一対のリヤスイングアームのいずれ
か一方の外側に位置させて配設し、前記一対のメインフ
レームの各後端のピボット軸とこのピボット軸に軸支さ
れる前記一対のスイングアームの各前端との間に前記パ
ワーユニットを構成するエンジンの排気管を挿通する配
管空間を形成して設けたことを特徴とする自動二輪車。 - 【請求項2】 前記サブフレームには、前側に前記シー
トを搭載して設けるとともに後側を覆うリヤカウルを取
付けて設け、このリヤカウルに覆われる前記サブフレー
ムの各後端を外部に露出させるべく開口部を形成して設
けるとともに外部に露出されたサブフレームの各後端に
排風用ルーバを取付けて設け、これらサブフレームの各
後端間且つ排風用ルーバ下方に前記排気管の後端に取付
けられるマフラを配設したことを特徴とする請求項1に
記載の自動二輪車。 - 【請求項3】 前記エンジンは、スーパーチャージャを
備え、前記一対のメインフレームの一方のメインフレー
ム内に吸気通路を形成して設けるとともに他方のメイン
フレーム内に冷却通路を形成して設け、前記一方のメイ
ンフレームには前記吸気通路に外部からエンジン用吸気
を取り入れる吸気取入口及び前記吸気通路の吸気を前記
スーパーチャージャに取り出す吸気取出口を形成して設
けるとともに前記吸気通路の途中にエアクリーナを配設
し、前記他方のメインフレームには前記冷却通路に外部
から冷却用空気を導入する空気導入口及び前記冷却通路
の空気を外部に排出する空気排出口を形成して設けると
ともに前記冷却通路の途中にインタクーラを配設したこ
とを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。 - 【請求項4】 前記他方のメインフレームには、前記空
気排出口に排風機を設けたことを特徴とする請求項3に
記載の自動二輪車。 - 【請求項5】 前記一対のメインフレームには前記吸気
取入口及び空気導入口に夫々吸気取入ダクト及び空気導
入ダクトを設け、正面視において運転者の膝部から大腿
部が隠れるように前記吸気取入ダクト及び空気導入ダク
トの外側に夫々吸気取入ダクト用カバー及び空気導入ダ
クト用カバーを配設し、前記エンジンの冷却水を冷却す
るラジエータを設け、正面視において運転者の臑部が隠
れるように前記エンジンの前方にラジエータを配設した
ことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001324632A JP2003127965A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 自動二輪車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001324632A JP2003127965A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 自動二輪車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003127965A true JP2003127965A (ja) | 2003-05-08 |
Family
ID=19141326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001324632A Pending JP2003127965A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 自動二輪車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003127965A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008162589A (ja) * | 2008-03-10 | 2008-07-17 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
EP2075181A2 (en) | 2007-12-26 | 2009-07-01 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Saddle type vehicle |
JP2012136137A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 車両のハンドル支持構造 |
JP2014065467A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両 |
WO2014097774A1 (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-26 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの過給システム |
US8813894B1 (en) | 2013-03-26 | 2014-08-26 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Motorcycle |
JP2015190359A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 本田技研工業株式会社 | 過給機付きエンジン |
JP2016068920A (ja) * | 2014-10-02 | 2016-05-09 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車 |
JP2017035930A (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車における後部構造 |
-
2001
- 2001-10-23 JP JP2001324632A patent/JP2003127965A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2075181A2 (en) | 2007-12-26 | 2009-07-01 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Saddle type vehicle |
JP2009173259A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-08-06 | Yamaha Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
JP2008162589A (ja) * | 2008-03-10 | 2008-07-17 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
JP4612070B2 (ja) * | 2008-03-10 | 2011-01-12 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車 |
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WO2014097774A1 (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-26 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの過給システム |
US9957928B2 (en) | 2012-12-17 | 2018-05-01 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Supercharging system for engine |
US8813894B1 (en) | 2013-03-26 | 2014-08-26 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Motorcycle |
EP2783968A1 (en) | 2013-03-26 | 2014-10-01 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Motorcycle |
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JP2017035930A (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車における後部構造 |
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