JP2023050777A - 車両及び車両用部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両において加熱された空気が乗員に向かって流れにくくする。【解決手段】車体フレーム(F)と、車体フレーム(F)に支持されたエンジン(P)と、エンジン(P)に接続され排気が流通する排気装置(X)と、車体フレーム(F)に設けられ、エンジン(P)及び排気装置(X)を覆うと共に、空気が流通する第1開口部(C1)が形成された外装部品(C)と、を備え、第1開口部(C1)は、前側に第1傾斜部(C1A)を有し、第1傾斜部(C1A)は、乗員の乗車位置に比して前方に配置され、平面視して外装部品(C)における車体の前後方向の中心線に対する第1角度(θ1)に比して大きい第2角度(θ2)において形成され、外装部品(C)内を流通する第1走行風を第1開口部(C1)から排出するように案内する車両(1)である。【選択図】図1

Description

本発明は、車両及び車両用部品に関する。
自動二輪車等の車両には、走行中の空気抵抗を低減するためのカウリングと呼ばれる外装部品が設けられている。カウリングには、走行風の出入りを調整する開口が適宜設けられている。例えば、特許文献1には、自動二輪車用のカウリングが記載されている。このカウリングには、エンジンの外側を流通した空気を排出する開口が設けられている。
特開2005-178621号公報
特許文献1に記載されたカウリングは、開口から排出される加熱された空気が乗員に向かって流れる虞がある。
本発明は、加熱された空気が乗員に向かって流れにくくすることができる車両及び車両用部品を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車体フレーム(F)と、前記車体フレーム(F)に支持されたエンジン(P)と、前記エンジン(P)に接続され排気が流通する排気装置(X)と、前記車体フレーム(F)に設けられ、前記エンジン(P)及び排気装置(X)を覆うと共に、空気が流通する第1開口部(C1)が形成された外装部品(C)と、を備え、前記第1開口部(C1)は、前側に第1傾斜部(C1A)を有し、前記第1傾斜部(C1A)は、乗員の乗車位置に比して前方に配置され、平面視して前記外装部品(C)における車体の前後方向の中心線に対する第1角度(θ1)に比して大きい第2角度(θ2)において形成され、前記外装部品(C)内を流通する第1走行風を前記第1開口部(C1)から排出するように案内する車両(1)である。
この構成によれば、外装部品の第1傾斜部の外側を流通する走行風が車幅方向外側向きに前方から後方に流れることで、外装部品の内部を流通する加熱された空気が第1開口部から外側に出る際に、車幅方向外側に引っ張られながら内側に沿って車幅方向外側に向かって第1開口部から排出される。この構成によれば、乗員に加熱された空気が当たりにくくすることができる。
また、請求項2に記載された発明の前記外装部品(C)は、前記第1開口部(C1)の下方に第2開口部(C2)が形成され、前記第2開口部(C2)は、後側に第2傾斜部(C2A)を有し、前記第2傾斜部(C2A)は、平面視して取り付け位置における前記外装部品(C)の前後方向に対する第1角度(θ1)に比して小さい第3角度(θ3)において形成され、前記第1走行風を前記第2開口部(C2)から後方に排出するように案内してもよい。
この構成によれば、外装部品の内部を流通する加熱された空気が第2開口部から排出された後、第2傾斜部の外側に沿って流通するため、乗員に加熱された空気が当たりにくくすることができる。また、この構成によれば、第2開口部は、乗員に比して下側に配置され、第1開口部の様に前側に傾斜部を設ける必要が無く、排出される空気を後方にスムーズに流通させることができる。
また、請求項3に記載された発明の前記第2傾斜部(C2A)は、車幅方向に対して前記第1傾斜部(C1A)に比して内側に設けられていてもよい。
この構成によれば、排気装置により加熱された空気を第2開口部から排出することができる。
また、請求項4に記載された発明の前記外装部品(C)は、前記第2開口部(C2)の後方において前記排気装置(X)の側方に第3開口部(C3)が形成され、前記第3開口部(C3)は、第2走行風を前記排気装置(X)の側方に案内してもよい。
この構成によれば、排気装置の側方に外気を案内することができ、排気装置を冷却することができる。
また、請求項5に記載された発明の前記第3開口部(C3)は、乗員の足裏が載置されるステップ(18)の位置の下方に形成されていてもよい。
この構成によれば、第3開口部から空気を取り込むことにより、乗員の足裏近傍に当たる走行風を低減することができる。
また、請求項6に記載された発明の前記第1開口部(C1)は、後側に第1導風部(C1B)を有し、前記第1導風部(C1B)は、前側から後側に向かうほど車幅方向に対して外側に広がるように形成されていてもよい。
この構成によれば、外装部品の内部に流通する空気を第1開口部から排出し易くすることができる。
請求項7に記載された発明の前記第1傾斜部(C1A)は、前側から後側に向かうほど車幅方向に対して外側に広がるように形成されていてもよい。
この構成によれば、乗員に加熱された空気が当たりにくくする効果をより高めることができる。
請求項8に記載された発明は、車体フレーム(F)に本体部が取り付けられた外装部品により構成される車両用部品であって、前記車体フレーム(F)と、前記車体フレーム(F)に支持されたエンジン(P)と、前記エンジン(P)に接続され排気が流通する排気装置(X)と、を有する車両(1)の前記車体フレーム(F)に設けられ、前記エンジン(P)及び排気装置(X)を覆うと共に、前記本体部において空気が流通する第1開口部(C1)が形成され、前記第1開口部(C1)は、前側に第1傾斜部(C1A)を有し、前記第1傾斜部(C1A)は、乗員の乗車位置に比して前方に配置され、平面視して前記本体部における前後方向の中心線に対する第1角度(θ1)に比して大きい第2角度(θ2)において形成され、前記本体部内を流通する第1走行風を前記第1開口部(C1)から排出するように案内する車両用部品である。
この構成によれば、内部を流通する加熱された空気が第1傾斜部の内側に沿って車幅方向外側に向かって第1開口部から排出され、乗員に加熱された空気が当たりにくくする車両用部品を提供することができる。
本発明によれば、加熱された空気が乗員に向かって流れにくくすることができる。
本発明の実施形態に係る車両の側面図である。 アンダーカウルの構成を示す側面図である。 アンダーカウルの構成を示す断面図である。 アンダーカウルの構成を示す断面図である。
図1に示されるように車両1は、例えば、鞍乗り型自動二輪車である。以下の説明において、車両1の進行方向に沿って運転者から見て前方を前側、後方を後側とする前後方向、左右方向、上下方向が適宜設定される。車両1は、適宜車体ともいう。車両1は、例えば、前輪WF及び後輪WRに支持された車体フレームFと、車体フレームFに支持された内燃機関のエンジンPを備える。
車体フレームFは、例えば、金属管等の金属部材を組み合わせて高い剛性を有するように形成されている。車体フレームFは、強度が確保されていれば金属材料に限らず複合材料により形成されていてもよい。車体フレームFは、前方に配置されたメインフレームF1と、メインフレームF1の後部に接続されたサブフレームF2とを備える。メインフレームF1は、例えば、鋼管を組合せたトラスフレームに形成されている。
メインフレームF1の前端部には、筒状に形成されたヘッドパイプ3が設けられている。ヘッドパイプ3は、上下方向に対して後方に傾いて取り付けられている。ヘッドパイプ3には、ハンドルバー7(ハンドルともいう)を回転自在に支持するステアリングステムSが取り付けられている。ヘッドパイプ3には、ステアリングステムSのシャフト(不図示)が挿通されている。
ステアリングステムSは、ヘッドパイプ3により回転自在に支持されている。ステアリングステムSの下部は、前輪WFを回転自在に支持している。ステアリングステムSは例えば、ハンドルバー7の操作に応じて、上下方向に沿った回転軸を中心に前輪WFを左右に回転させる。回転軸は、上下方向に対して後方に傾いた所定のキャスター角が設定されている。
ステアリングステムSの上端部には、板状に形成されたトップブリッジ4が固定されている。ステアリングステムSの下端部には、板状に形成されたボトムブリッジ14が固定されている。トップブリッジ4とボトムブリッジ14とは、平行に配置されている。トップブリッジ4及びボトムブリッジ14には、左右一対に配置された棒状のフロントフォーク15の上部が貫通して固定されている。
左右一対のフロントフォーク15の下部は、前輪WFを回転自在に軸支している。前輪WFは、例えば、複数のスポークによりリムとハブが連結された一体成型のスポークホイールである。前輪WFは、ディスクホイール、ワイヤスポークホイールであってもよい。少なくとも1つのフロントフォーク15には、制動用のブレーキ装置B1が設けられている。ブレーキ装置B1は、例えば、ディスクブレーキである。ブレーキ装置B1は、ドラムブレーキであってもよい。
前輪WFの上部には、泥除け用のフロンフェンダG1が配置されている。フロンフェンダG1は、左右一対のフロントフォーク15にステーG2を介して支持されている。フロンフェンダG1は、前輪WFの上部を覆うように形成されている。左右一対のフロントフォーク15の中間部には、伸縮自在なクッション装置D1が設けられている。クッション装置D1は、前輪WFから車両1に伝達する振動を緩衝、減衰させる。
トップブリッジ4の上部には、左右方向に延在するハンドルバー7が固定されている。ハンドルバー7は、左右に延在するバーハンドルである。ハンドルバー7の両端には、左右一対のハンドルグリップ5が設けられている。
メインフレームF1において、ヘッドパイプ3の後方とシート34との間には、燃料タンクUが設けられている。燃料タンクUの下方は、外装部品Cにより覆われている。外装部品Cは、車体フレームFにネジ止め等の固定方法を用いて固定されている。外装部品Cは、走行中の車両1に生じる空気抵抗を低減させる。外装部品Cは、例えば、樹脂成型により形成されている。
外装部品Cは、繊維強化プラスチック(FRP)、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)等他の材料により形成されていてもよい。外装部品Cは、例えば、左右一対のアッパーカウルCU、左右一対のアンダーカウルCD、及び前側に設けられたフロントカウルCFを備える。
メインフレームF1の両側は、左右一対のアッパーカウルCUにより覆われている。アッパーカウルCUは、例えば、左右分割して形成されている。アッパーカウルCUは、例えば、左右一体に形成されていてもよい。左右一対のアッパーカウルCUの前側には、車両1の前部を覆うフロントカウルCFが設けられている。フロントカウルCFの前部には、左右一対のヘッドライト12が設けられている。
左右一対のヘッドライト12の上部には、左右一対のフロントウィンカーCBが設けられている。フロントカウルCFの上部には、風よけ用のウィンドシールドCWが設けられている。ウィンドシールドCWの左右両側には、左右一対のバックミラーCMが固定されている。左右一対のアッパーカウルCUの下側には、エンジンP及び排気装置X(図2参照)を覆うアンダーカウルCDが設けられている。
メインフレームF1の後端には、下方に垂下したサブフレームF2が設けられている。サブフレームF2は、例えば、アルミニウム材の鋳造部品に形成されている。サブフレームF2の前側には、駆動力を発生するエンジンPが固定されている。エンジンPには、変速機P2が接続されている。変速機P2は、例えば、多段に設けられた複数の変速ギヤとクラッチが設けられている。変速機P2は、エンジンPにおいて発生した回転動力を複数の変速ギヤに応じた回転数に減速し、トルクを増強した回転駆動力を出力する。
エンジンPの車幅方向右側には、減速操作のためのブレーキペダル17が取り付けられている。エンジンPの左右両側には、一対のステップ18が設けられている。ステップ18の上部には、運転者の足裏が載置される。サブフレームF2には、左右一対のスイングアーム24の先端を回転自在に軸支する回転軸FSが設けられている。車両1の左側の下方には、車両1を自立させるためのサイドスタンド21が回転自在に支持されている。
左右一対のスイングアーム24の後端には、後輪WRが回転自在に軸支されている。後輪WRは、例えば、複数のスポークによりリムとハブが連結された一体成型のスポークホイールである。後輪WRは、ディスクホイール、ワイヤスポークホイールであってもよい。後輪WRには、前輪WFと同サイズ或いは異なるサイズのタイヤが取り付けられている。スイングアーム24の後端の右側には、後輪WRの制動用のブレーキ装置B2が設けられている。ブレーキ装置B2は、例えば、ディスクブレーキである。
ブレーキ装置B1は、ドラムブレーキであってもよい。上記構成により、後輪WRは、スイングアーム24の先端を中心に回転する。左右一対のスイングアーム24の先端側には、伸縮自在なクッション装置(不図示)の一端側が回転自在に支持されている。ダンパー装置の他端側は、サブフレームF2に回転自在に支持されている。上記構成により、後輪WRは、ダンパー装置に規制されてメインフレームF1に対して上下動する。ダンパー装置は、後輪WRから車両1に伝達する振動を緩衝、減衰させる。
後輪WRは、エンジンPの左側に設けられたドライブチェーン23により駆動される。ドライブチェーン23は、変速機P2から出力される回転駆動力を後輪WRの左側に設けられたスプロケット(不図示)に伝達する。スプロケットは、後輪WRと同心をなす円板状の歯車である。サブフレームF2の下方には、左右一対のリヤステップ22が固定されている。
サブフレームF2の上部には、後方に延在するシートフレームF3が設けられている。シートフレームF3の上部には、運転者が着座するシート34が設けられている。シート34の後方には、タンデムシート35が設けられている。タンデムシート35の後方の下部であり且つ、後輪WRの上方には、テールランプ29および左右一対の後側フラッシャランプ28が固定されている。シートフレームF3の下方は、マフラーハンガーMHを介してマフラーPMが支持されている。マフラーPMは、排気ガスの音響エネルギーを摩擦により減少させ排気ガスの音量を下げて大気開放する。
次に、外装部品CのアンダーカウルCDについて説明する。
図2から図4に示されるように、車体フレームFに支持されたエンジンPには、排気ガスを排出する排気装置Xが接続されている。排気装置X内には、エンジンPから排出された排気ガスが流通する。排気装置Xは、上流側においてエンジンPに接続されたエキゾーストマニホールドXMと、エキゾーストマニホールドXMの下流側に接続された集合部XCと、集合部XCの下流側に接続された触媒装置XTと、触媒装置XTの下流側に接続された接続パイプXPと、接続パイプXPの下流側に接続されたマフラーPM(図1参照)とを有する。
エキゾーストマニホールドXMは、例えば、エンジンPの気筒数に応じて設けられた複数の排気パイプを有する。複数の排気パイプは、エンジン特性に応じて等長又は不等長に形成されている。集合部XCは、複数の排気パイプを一つの流路に集合し、各排気パイプに発生する脈動を集合させる。集合部XCは、排気ガスの慣性流を発生させ排気効率を向上させる。触媒装置XTは、排気ガス内の浄化対象物質を酸化、還元し浄化する。接続パイプXPは、浄化された排気ガスを流通させる。接続パイプXPの下流側には、マフラーPMが接続されている。
エンジンP、排気装置Xは、走行中に発熱する発熱源となる。アンダーカウルCDは、エンジンP、排気装置Xの側面側を覆っている。マフラーPMは、アンダーカウルCD外に露出している(図1参照)。アンダーカウルCDは、走行中の車両1の空気抵抗を低減すると共に、エンジンP、排気装置X等の発熱源と乗員とを隔離し、乗員側に伝達される熱を低減する。
アンダーカウルCD内には、車両1が走行中の走行風が流通する。アンダーカウルCDは、例えば、左右側で略同一の形状に形成されている。アンダーカウルCDは、エンジンPや排気装置Xの形状に基づいて左右側で非対称の形状に形成されていてもよい。左右一対のアンダーカウルCDは、例えば、前側が開口している。アンダーカウルCDは、前側から走行風を取り込み、発熱源の周囲に走行風を流通させ、後方から加熱された走行風を排出する。アンダーカウルCDは、内部に流通する空気を外部に排出すると共に、外部を流通する空気を適宜取り込む。
アンダーカウルCDは、例えば、側面視して空気が流通する第1開口部C1が形成されている。アンダーカウルCDの前側から取り込まれた第1走行風は、発熱源により加熱される。アンダーカウルCDの内側には、薄膜状に形成された遮熱材(不図示)が貼付されていてもよい。遮熱材は、例えば、発熱源から放射される赤外線を反射するアルミニウム等の薄膜素材により形成されている。遮熱材は、遮熱塗料が塗布された塗膜であってもよい。第1開口部C1は、加熱された第1走行風をアンダーカウルCD内部から外部に排出するエアアウトレットである。
第1開口部C1は、例えば、側面視してアンダーカウルCDの上方に形成されている。第1開口部C1は、例えば、矩形の貫通孔である。第1開口部C1は、前側から後側に向かって下り勾配の開口に形成されている。第1開口部C1は、例えば、側面視してエンジンPの前側に配置されている。第1開口部C1の前側には、第1傾斜部C1Aが形成されている。第1開口部C1の後側には、第1導風部C1Bが形成されている。
第1傾斜部C1Aは、例えば、側面視してエンジンPと排気装置Xとの接続部の後方又は側方に配置されている。第1傾斜部C1Aは、例えば、乗員が乗車した状態において側面視して乗員の乗車位置に比して前方に配置されている。乗員の乗車位置とは、例えば、側面視して乗車した状態の乗員の下半身が占める領域である。下半身が占める領域は、例えば、乗員がシート34に着座し、足裏をステップ18に乗せ、脚部の膝が前方に屈曲した状態をいう。この状態において乗員の乗車位置に比して前方とは、例えば、乗員の膝の位置に比して前方である。ここで、乗員とはライダーのことであり、乗員の乗車位置とは、ライダーが乗るシート34の位置に比して、前方であってもよい。また、上記構成により、後述のように乗員に加熱された空気が当たりにくくすることができる。
第1傾斜部C1Aは、アンダーカウルCDと一体に形成されている。第1傾斜部C1Aは、アンダーカウルCDと別体に形成されていてもよい。第1傾斜部C1Aは、例えば、平板状に形成されている。第1傾斜部C1Aは、平面視して前側の外装部品Cにおけるの車体の前後方向の中心線に対する第1角度θ1に比して大きい第2角度θ2において形成されている。第1傾斜部C1Aは、平面方向に断面視して線形に形成されていなくてもよい。第1傾斜部C1Aは、前後方向における第1傾斜部C1A後端から第1開口部C1前端までの前後距離における車幅方向の傾きが第1角度θ1に比して傾いて形成されていてもよい。
第1傾斜部C1Aは、後方に向かうほど傾斜角が増加するように湾曲して形成されていてもよい。即ち、第1傾斜部C1Aは、平面方向に断面視して後端部の角度が第2角度θ2に形成されていてもよい。以下、角度とは、車両1を平面方向に断面視した角度である。また、角度とは、局所的な角度だけでなく、構成部分の領域の前後方向における接線の平均的な角度であってもよい。
第1傾斜部C1Aは、前側の基端部において前側のアンダーカウルCDの領域における第1角度θ1から第2角度θ2に変化するように形成されている。即ち、第1傾斜部C1Aは、前側から後側に向かうほど車幅方向に対して外側に広がるように形成されている。第1傾斜部C1Aの裏面側は、外装部品C内を流通する第1走行風を第1開口部C1から排出するように案内する。第1傾斜部C1Aの内側には、適宜、第1走行風の流れを調整するための整流板(不図示)が設けられていてもよい。
第1傾斜部C1Aの端部には、車幅方向内側に折れ曲がった折曲部C1Cが形成されている。折曲部C1Cは、第1開口部C1を狭めるように形成されている。折曲部C1Cは、第1走行風の流速を向上させ、第1開口部C1から排出させやすくするように形成されている。折曲部C1Cは、第1走行風に乱流を発生させ、外側を流通する空気と排出された第1走行風とを混流させ易くし、第1走行風を広げて排出させる。また、折曲部C1Cは、第1傾斜部C1Aの曲げ剛性を向上させると共に、乗員の身体が接触した際の影響を低減する。第1傾斜部C1Aは、アンダーカウルCDと他の物体との接触時にアンダーカウルCD本体へ傷が付くことを防止することができる。
第1導風部C1Bは、前側から後側に向かうほど車幅方向に対して外側に広がるように形成されている。第1導風部C1Bは、表面側において第1走行風を前側から後側に向かうほど上方に流通するように案内する。第1導風部C1Bは、第1傾斜部C1Aと協働して第1走行風を第1開口部C1から外部に排出させる。上記構成により、第1開口部C1は、外装部品C内を流通する第1走行風を車幅方向外側に広げて排出することができる。第1開口部C1によれば、発熱源により加熱された第1走行風を車幅方向外側に広げて排出し、乗員に当たりにくくすることができる。
車両1が走行中において、外装部品Cの第1傾斜部C1Aの外側を流通する走行風が車幅方向外側向きに前方から後方に流れる。この際、外装部品Cの内部を流通する加熱された空気が第1開口部C1から第1傾斜部C1Aの外側に出る際に、車幅方向外側に引っ張られる。この際に、加熱された空気は、第1傾斜部C1Aの内側に沿って車幅方向外側に向かって第1開口部C1から排出されるため、乗員に加熱された空気が当たりにくくすることができる。アンダーカウルCDにおいて、側面視して第1開口部C1の下方には、第2開口部C2が形成されている。
第2開口部C2は、例えば、側面視してアンダーカウルCDの下方に形成されている。第2開口部C2は、例えば、外装部品C内を流通する第1走行風を排出するエアアウトレットである。第2開口部C2は、乗員の足裏に比して下方において配置され、排出された第1走行風を後方に流通させ乗員に当てないように形成されている。また、第2開口部C2及び第1開口部C1は、アンダーカウルCDの上下方向においてそれぞれ異なる範囲に設けられていることにより、排気装置Xに対して異なる位置に第1走行風を流通させることができ、排気装置Xの冷却を促進することができる。
第2開口部C2は、例えば、矩形の貫通孔である。第2開口部C2は、前側から後側に向かって上り勾配の開口に形成されている。第2開口部C2は、上下方向に沿って形成されていてもよい。第2開口部C2は、第1走行風を外部に排出する。第2開口部C2の前端と第1開口部C1の前端とは離間しており、後側に向かうほど第1開口部C1と第2開口部C2とが接近し、第2開口部C2の後端と第1開口部C1の後端とは隣接している。
第2開口部C2は、第1開口部C1と連続して形成されていてもよい。第2開口部C2の後側には、第2傾斜部C2Aが形成されている。第2傾斜部C2Aは、平面視して外装部品Cの車体における前後方向の中心線に対する角度θに比して小さい第3角度θ3において形成されている。第3角度θ3は、第2角度θ2と異なり、第2開口部C2の前方の表面側を車幅方向外側に広げる物でなく、第2開口部C2の後方において車幅に略沿った形状で空気を流通させる角度に調整されている。第2傾斜部C2Aは、後方に向かうほど接線の角度が第3角度θ3に比して小さくなるように前後方向に対して凸となるように湾曲して形成されていてもよい。第2傾斜部C2Aは、車幅方向に対して第2開口部C2に比して内側に設けられている。第2傾斜部C2Aの上部及び下部には、前後方向に沿った第1段差部C2Bが設けられている。
第1段差部C2Bは、アンダーカウルCDの本体部から車幅方向内側に向かって形成されている。第1段差部C2Bは、後方に向かうほどアンダーカウルCDの本体部との段差が小さくなり、後部において消滅する。第2傾斜部C2Aは、表面側において第1走行風を第2開口部C2から後方に排出するように案内する。
第2傾斜部C2Aは、例えば、排気装置Xにより加熱された第1走行風を第2開口部C2から外部に排出させ、後方に案内する。第2傾斜部C2Aは、第2開口部C2から排出された第1走行風をアンダーカウルCDの下方において流通させ、乗員に当たりにくくすることができる。従って、第2開口部C2は、乗員に比して下側に配置され、第1開口部の様に前側に傾斜部を設ける必要が無く、排出される空気を後方にスムーズに流通させることができる。また、第2傾斜部C2Aは、触媒装置XTの前側において第1走行風を第2開口部C2から外部に排出させるため、触媒装置XTがオーバークールとなることを防止し、触媒装置XTの温度を保持することができる。
外装部品Cにおいて第2開口部C2の後方には、第3開口部C3が形成されている。第3開口部C3は、例えば、側面視してアンダーカウルCDの下方に形成されている。第3開口部C3は、乗員の足裏が載置されるステップ18の位置の下方に形成されている。第3開口部C3は、例えば、外装部品C内に。外気を取り込むエアインレットである。第3開口部C3は、例えば、矩形の貫通孔である。第3開口部C3は、前側から後側に向かって上り勾配の開口に形成されている。第3開口部C3は、上下方向に沿って形成されていてもよい。第3開口部C3は、排気装置Xの側方に配置されている。第3開口部C3の前側には、第3傾斜部C3Aが設けられている。
第3傾斜部C3Aは、車幅方向において車幅方向に対して第3開口部C3に比して内側に設けられている。第3傾斜部C3Aの上部及び下部には、前後方向に沿った第2段差部C3Bが設けられている。第2段差部C3Bは、アンダーカウルCD本体部から車幅方向内側に向かって形成されている。第2段差部C3Bは、前方に向かうほどアンダーカウルCD本体部との段差が小さくなり、前部において消滅する。
第3傾斜部C3Aは、表面側において外装部品Cの外側を流通する第2走行風を第3開口部C3から触媒装置XTの下流側に接続された排気装置Xの側方に案内する。第3傾斜部C3Aは、触媒装置XTの後側において第2走行風を第3開口部C3から取り込むため、触媒装置XTがオーバークールとなることを防止し、触媒装置XTの温度を保持することができる。第3傾斜部C3Aは、表面側においてステップ18の位置の下方に配置された第3開口部C3に外部を流通する第2走行風を案内するため、乗員の足に風を当たりにくくすることができる。
第3開口部C3から取り込まれた空気や、第1開口部C1及び第2開口部C2から排出されないアンダーカウルCD内を流通する空気は、アンダーカウルCDと車両1側との間の隙間やアンダーカウルCDの下部から適宜排出される。
上述したように、アンダーカウルCDによれば、第1開口部C1に第1傾斜部C1Aが設けられていることにより、外装部品C内の加熱された空気を車幅方向外側に排出することができ、乗員に熱い空気を当てにくくすることができる。アンダーカウルCDによれば、第2開口部C2に第2傾斜部C2Aが設けられていることにより、外装部品C内の加熱された空気を後側に案内して排出することができ、乗員に熱い空気を当てにくくすることができる。アンダーカウルCDによれば、第3開口部C3に第3傾斜部C3Aが設けられていることにより、第3開口部C3に外部を流通する第2走行風を案内し取り込むため、乗員の足に風を当たりにくくすることができる。
上述した外装部品Cは、車両用部品として提供されてもよい。即ち、車両用部品は、車体フレームFに設けられ、エンジンP及び排気装置Xを覆うと共に、本体部において空気が流通する第1開口部C1が形成されている。車両用部品は、第1開口部C1の前側に第1傾斜部C1Aを有し、第1傾斜部C1Aは、エンジンPと排気装置Xとの接続部の後方又は側方に配置されている。車両用部品の第1傾斜部C1Aは、平面視して本体部の前後方向に対する第1角度θ1に比して大きい第2角度θ2において形成されている。車両用部品の第1傾斜部C1Aは、本体部内を流通する第1走行風を第1開口部C1から排出するように案内する。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した変形例を適宜組み合わせてもよい。例えば、車両1は、自動二輪車だけでなく、他の自走車両、非自走車両に適用されてもよい。車両1は、内燃機関のエンジンPを有するものを例示したが、これに限らず、電動車、燃料電池車、又はこれらのいずれかの組合せによるハイブリッド車両であってもよい。この場合、外装部品は、内燃機関以外の発熱源に基づく空気の流れを調整するものであってもよい。
1…車両
18…ステップ
C…外装部品
C1…第1開口部
C1A…第1傾斜部
C2…第2開口部
C2A…第2傾斜部
C3…第3開口部
C3A…第3傾斜部
F…車体フレーム
P…エンジン
X…排気装置
θ1…第1角度
θ2…第2角度
θ3…第3角度

Claims (8)

  1. 車体フレーム(F)と、
    前記車体フレーム(F)に支持されたエンジン(P)と、
    前記エンジン(P)に接続され排気が流通する排気装置(X)と、
    前記車体フレーム(F)に設けられ、前記エンジン(P)及び排気装置(X)を覆うと共に、空気が流通する第1開口部(C1)が形成された外装部品(C)と、を備え、
    前記第1開口部(C1)は、前側に第1傾斜部(C1A)を有し、
    前記第1傾斜部(C1A)は、乗員の乗車位置に比して前方に配置され、平面視して前記外装部品(C)における車体の前後方向の中心線に対する第1角度(θ1)に比して大きい第2角度(θ2)において形成され、前記外装部品(C)内を流通する第1走行風を前記第1開口部(C1)から排出するように案内する、車両(1)。
  2. 前記外装部品(C)は、前記第1開口部(C1)の下方に第2開口部(C2)が形成され、
    前記第2開口部(C2)は、後側に第2傾斜部(C2A)を有し、
    前記第2傾斜部(C2A)は、平面視して取り付け位置における前記外装部品(C)の前後方向に対する第1角度(θ1)に比して小さい第3角度(θ3)において形成され、前記第1走行風を前記第2開口部(C2)から後方に排出するように案内する、
    請求項1に記載の車両(1)。
  3. 前記第2傾斜部(C2A)は、車幅方向に対して前記第1傾斜部(C1A)に比して内側に設けられている、
    請求項2に記載の車両(1)。
  4. 前記外装部品(C)は、前記第2開口部(C2)の後方において前記排気装置(X)の側方に第3開口部(C3)が形成され、
    前記第3開口部(C3)は、前記外装部品(C)の外側を流通する第2走行風を前記排気装置(X)の側方に案内する、
    請求項3に記載の車両(1)。
  5. 前記第3開口部(C3)は、乗員の足裏が載置されるステップ(18)の位置の下方に形成されている、
    請求項4に記載の車両(1)。
  6. 前記第1開口部(C1)は、後側に第1導風部(C1B)を有し、
    前記第1導風部(C1B)は、前側から後側に向かうほど車幅方向に対して外側に広がるように形成されている、
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の車両(1)。
  7. 前記第1傾斜部(C1A)は、前側から後側に向かうほど車幅方向に対して外側に広がるように形成されている、
    請求項1から6のうちいずれか1項に記載の車両(1)。
  8. 車体フレーム(F)に本体部が取り付けられた外装部品により構成される車両用部品であって、
    前記車体フレーム(F)と、前記車体フレーム(F)に支持されたエンジン(P)と、前記エンジン(P)に接続され排気が流通する排気装置(X)と、を有する車両(1)の前記車体フレーム(F)に設けられ、前記エンジン(P)及び排気装置(X)を覆うと共に、前記本体部において空気が流通する第1開口部(C1)が形成され、
    前記第1開口部(C1)は、前側に第1傾斜部(C1A)を有し、
    前記第1傾斜部(C1A)は、乗員の乗車位置に比して前方に配置され、平面視して前記本体部における前後方向の中心線に対する第1角度(θ1)に比して大きい第2角度(θ2)において形成され、前記本体部内を流通する第1走行風を前記第1開口部(C1)から排出するように案内する、車両用部品。
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