JP2009161015A - 自動二輪車のフロントフェンダ、及び自動二輪車 - Google Patents
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Abstract
【課題】前輪の後方に配置される装置の冷却効果を増すことのできるフロントフェンダを提供する。
【解決手段】フロントフェンダ30は、前輪3を支持する左右一対のフロントサスペンション5,5の間において、前輪3の上方に配置されている。また、フロントフェンダ30は、前輪3の外形に沿って後方に延伸する上面部31を有している。上面部31には、左右一対のフロントサスペンションより前側の位置に変化部31aが形成されている。上面部31は、変化部31aにおいて、上面部31に沿った空気流を上面部31から剥離させるように、上面部31の延伸方向が変化している。
【選択図】図5
【解決手段】フロントフェンダ30は、前輪3を支持する左右一対のフロントサスペンション5,5の間において、前輪3の上方に配置されている。また、フロントフェンダ30は、前輪3の外形に沿って後方に延伸する上面部31を有している。上面部31には、左右一対のフロントサスペンションより前側の位置に変化部31aが形成されている。上面部31は、変化部31aにおいて、上面部31に沿った空気流を上面部31から剥離させるように、上面部31の延伸方向が変化している。
【選択図】図5
Description
本発明は、自動二輪車のフロントフェンダに関し、特にフロントフェンダの後方に配置される装置の冷却効率を高める技術に関する。
自動二輪車では、前輪の後方に配置されたエンジンやラジエータなどの装置を、車両の走行によって発生する空気流によって冷却するものがある。特許文献1に開示される車両では、前輪を覆うフロントフェンダの上面に、上方に立ち上がる壁部が形成されている。この壁部は、フロントフェンダの上面に沿って下方に流れようとする空気流の向きを、エンジン側に変えることによって、エンジンの冷却効果を増している。
特開2004−338467号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるフロントフェンダでは、壁部は、フロントフェンダの左右に設けられたフロントサスペンションより後側に位置しているため、十分な冷却効果が得られない恐れがあった。つまり、特許文献1のフロントフェンダでは、空気流は壁部に達する前にフロントサスペンションに当たってしまい、その流れが乱れる。そのため、壁部には乱流となった空気流が到達し、壁部からエンジン側への滑らかな空気流が形成されず、十分な冷却効果が得られない恐れがあった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、エンジンやラジエータなど、前輪の後方に配置される装置の冷却効果を増すことのできるフロントフェンダ、及びそれを備える自動二輪車を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るフロントフェンダは、前輪を支持する左右一対のフロントサスペンションの間において前記前輪の上方に配置され、その上面が前記前輪の外形に沿って後方に延伸する自動二輪車のフロントフェンダであって、前記フロントフェンダの上面には、前記フロントフェンダの上面に沿った空気流を該上面から剥離させるように、当該上面の延伸方向が変化する変化部が、前記左右一対のフロントサスペンションより前側に形成されることを特徴とする。
また、本発明に係る自動二輪車は上記フロントフェンダを備える。
本発明によれば、空気流は、当該空気流に乱流が生じる前に変化部に達し、フロントフェンダの上面から円滑に剥離する。そして、この空気流は、左右のフロントサスペンションの間を通って、後方に流れる。そのため、前輪の後方に配置される装置側に、空気を効率的に流すことが出来るので、これらの装置の冷却効果を増すことができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態の例であるフロントフェンダ30を備えた自動二輪車1の側面図である。図2は自動二輪車1の前部の側面図である。
図1に示すように、自動二輪車1は、フロントフェンダ30の他に、前輪3と、後輪4と、左右一対のフロントサスペンション5,5と、車体フレーム20と、整流板39と、シュラウド40と、ガイド壁50、エンジン60とを備えている。また、車体フレーム20は、ヘッドパイプ21と、メインチューブ22と、ダウンチューブ23とを含んでいる。
ヘッドパイプ21は車体フレーム20の前端に配置されている。ヘッドパイプ21には、メインチューブ22の前端とダウンチューブ23の上端とが接続されている。メインチューブ22は、その前端から後方に伸びている。メインチューブ22の下方にエンジン60が配置され、メインチューブ22は、エンジン60を支持している。
エンジン60は、車両の走行時に車両の前方から流れてくる空気流によって冷却される空冷式のエンジンである。図2に示すように、エンジン60は、当該エンジン60の下部に位置しクランクシャフト(不図示)を収容するクランクケース61と、当該クランクケース61から斜め上方に伸びるように配置され、内部にシリンダ(不図示)が形成されたシリンダブロック62と、当該シリンダブロック62の上部に取り付けられ、内部に燃料を燃焼させるための燃焼室が形成されたシリンダヘッド63とを備えている。シリンダブロック62とシリンダヘッド63は、前輪3及びフロントフェンダ30の後方であって、フロントサスペンション5,5に取り付けられたアンダーブラケット6より低い位置に位置している。また、シリンダヘッド63の側面63bには、当該側面63bから内側に凹んだ位置にプラグ取付部63aが形成されており、当該プラグ取付部63aに点火プラグ65が取り付けられている。なお、点火プラグ65にはプラグキャップ65aが取り付けられている。
なお、エンジン60は、水冷式のエンジンでもよい。この場合には、シリンダブロック62とシリンダヘッド63の前にラジエータが配置される。そして、当該ラジエータとエンジン60には、エンジン60を冷却するための冷却液が循環する。冷却液は、ラジエータ内を流れる間に、車両の走行によって生じる空気流によって冷却される。
ダウンチューブ23は、ヘッドパイプ21からエンジン60の前において斜め下方に伸びている。ダウンチューブ23の下端には、ブラケット23aが設けられており、当該ブラケット23aはクランクケース61を支持している。
エンジン60の後方には、後輪4が配置されている。エンジン60から出力された駆動力は、不図示のチェーンやベルト等を介して後輪4に伝達される。
図1に示すように、ヘッドパイプ21は、当該ヘッドパイプ21の内側に配置されたステアリングシャフト(不図示)を支持している。ステアリングシャフトの上端及び下端は、上下に並ぶアッパーブラケット7とアンダーブラケット6とに固定されている。前輪3の車軸3aは、フロントサスペンション5,5の下端部によって支持されている。フロントサスペンション5,5の上部は、アッパーブラケット7とアンダーブラケット6との両端によって保持されている。アッパーブラケット7には、ハンドル8が取り付けられている。そして、ハンドル8は、ステアリングシャフトを中心として、フロントサスペンション5,5、及び前輪3とともに左右に回転する。
フロントサスペンション5は、例えば、テレスコピック式のサスペンションであり、アウタチューブ5aと、当該アウタチューブ5aの内側に上方から挿通されるとともに、当該アウタチューブ5aに対して相対的に上下動するインナチューブ5bとを有している。アウタチューブ5aの上端には、当該アウタチューブ5aの他の部分や、インナチューブ5bよりも径の大きい大径部5cが設けられている。
フロントフェンダ30について詳細に説明する。図3は、フロントフェンダ30の側面図であり、図4はフロントフェンダ30の平面図であり、図5はフロントフェンダ30の斜視図であり、図6はフロントフェンダ30の正面図である。図7は図6に示すVII−VII線におけるフロントフェンダ30の断面図であり、図8は図6に示すVIII−VIII線におけるフロントフェンダ30の断面図である。図9は図3に示すIX−IX線におけるフロントフェンダ30の断面図である。図10は図2のXの示す方向にフロントフェンダ30を見たときに得られる当該フロントフェンダ30の斜視図である。なお、図7、図8又は図10では、フロントフェンダ30の上方を通過する空気流が矢印で示されている。
図3又は図4に示すように、フロントフェンダ30は、フロントサスペンション5,5の間であって、前輪3の上方に配置されている。フロントフェンダ30は、前輪3の外形に沿って湾曲し、当該前輪3を上方から覆っている。
図3に示すように、フロントフェンダ30は、フロントサスペンション5,5によって支持されている。詳細には、アウタチューブ5aの外周面には、フロントフェンダ30の内側において前方に突出するブラケット5dと、フロントフェンダ30の外側において後方に突出するブラケット5eとが設けられている。フロントフェンダ30は、これらブラケット5d,5eにボルト37,38によって固定されている。
フロントフェンダ30は、前輪3の径方向に位置する上面部31と、当該上面部31から下方に伸び、前輪3の側方に位置する左右一対の側面部32,32とを有している(図5参照)。上面部31は前輪3の外形に沿って後方に延伸している(図7又は図8参照)。詳細には、上面部31は、フロントサスペンション5より前方では、前輪3の外形に沿って概ね後方に延伸し、フロントサスペンション5より後方では、前輪3の外形に沿って斜め下方に延伸している。
上面部31における、フロントサスペンション5,5の前側の位置には、変化部31aが形成されている(図5又は図8参照)。上面部31は、当該上面部31に沿う空気流を当該上面部31から剥離させるように、変化部31aにおいて、その延伸方向が変化している。
詳細には、図5又は図8に示すように、変化部31aは、前側傾斜面31bと、当該前側傾斜面31bに連なる屈曲部31cと、当該屈曲部31cに連なる後側傾斜面31dとを含んでいる。そして、上面部31は、当該上面部31に沿う空気流を当該上面部31から剥離させるように、屈曲部31cにおいて下方に(前輪3の外周面側に)屈曲している。すなわち、走行時の空気流は、上面部31に沿って、その前端31fから後方に流れる(図7参照)。上面部31は屈曲部31cにおいて、空気の進行方向(図7又は図8においてAで示す方向)から離れる方向に屈曲している。そのため、空気流は、上面部31の延伸方向の変化に追従することなく、屈曲部31cにおいて、上面部31から離れる。そして、この空気流は、フロントサスペンション5,5の間及びシュラウド40を通って、エンジン60に達する。また、屈曲部31cはフロントサスペンション5,5より前方に位置しており、フロントサスペンション5,5に当たる前の滑らかな空気流が屈曲部31cに到来する。そして、空気流は屈曲部31cにおいて上面部31から剥離するので、フロントサスペンション5,5の間及びシュラウド40を通る円滑な空気流が形成される。
図4又は図8に示すように、前側傾斜面31bは、屈曲部31cの前に位置し、屈曲部31cに向かって高くなるように傾斜している。上面部31は、その前端31fから後方に延伸し、前側傾斜面31bに連なっている。そして、上面部31は、前側傾斜面31bにおいて斜め上方に傾斜し、屈曲部31cに達している。また、上面部31は、前輪3の外形に沿って後方に伸びているため、前側傾斜面31bと屈曲部31cとの間だけでなく、前端31fから屈曲部31cに至るまでの範囲においても、僅かに上方に傾斜している(図7又は図8参照)。
そして、上面部31は、屈曲部31cにおいて屈曲した後、後側傾斜面31dにおいて斜め下方に僅かに伸びた後、当該後側傾斜面31dに連なる後側上面部31iにおいて、さらに前輪3の外形に沿って斜め後方に伸びている。なお、図7に示すように、上面部31の幅方向(図6においてWの示す方向)の中心においては、前側傾斜面31bは形成されておらず、上面部31は、前端31fから屈曲部31cまで、前輪3の外形に沿って緩やかに傾斜している。
図9に示すように、上面部31の前側は、その断面が下方に開くV字状になるように形成されており、上面部31は、当該上面部31において右側に位置する右上面部31Rと、左側に位置する左上面部31Lとを含んでいる。右上面部31Rと左上面部31Lは、それぞれ後方に延伸し、前側傾斜面31bに連なっている。
また、図6に示すように、上面部31には頂部31gが形成されている。頂部31gは、上面部31の幅方向の中心を通って、前端31fから、変化部31aの前端31eに達するまで後方に伸びている。図9に示すように、右上面部31Rと左上面部31Lは、この頂部31gから左右両側に伸びている。なお、右上面部31Rと左上面部31Lとがなす角は、前端31fに近づくにしたがって大きくなっており、右上面部31Rと左上面部31Lの前端縁は、正面視において直線的に連なっている(図6参照)。
図4に示すように、変化部31aは、フロントフェンダ30の上面部31において、当該上面部31の幅方向の中心から左右両側に伸びるように形成されている。また、変化部31aは、フロントフェンダ30の平面視において、後方に向かって開くV字状を呈するように形成されており、変化部31aの幅方向の中心は、変化部31aの両端より前方に位置している。
詳細には、屈曲部31cは、前側傾斜面31bとともに、その幅方向の中心に位置する前端31eからフロントサスペンション5,5に向かって斜め後方に延びている。そして、屈曲部31cの端部31h,31h、及び当該端部31h,31hの前における前側傾斜面31bは、フロントサスペンション5,5の前に位置している(図6参照)。また、前側傾斜面31bは、屈曲部31cがその中心(前端31e)から左右両側に行くに従って高くなるように、形成されている(図5参照)。そして、端部31h,31hにおける屈曲部31cの高さは、アウタチューブ5aの大径部5cより高い位置に位置している(図3参照)。また、図7に示すように、屈曲部31cの前端31eは、車軸3aの鉛直方向の位置であって、前輪3において最も高い位置に位置する頂部3pより前方に位置している。
図5に示すように、側面部32,32は、前側面部32aと、当該後側面部32bとを含んでいる。前側面部32aは、フロントフェンダ30の前部に位置する右上面部31R及び左上面部31Lから、下方に伸びている。また、図10に示すように、前側面部32aは、アウタチューブ5aの外周面における車幅方向外側の位置に向かって斜め後方に延伸している。すなわち、前側面部32aは、アウタチューブ5a,5aに向かって伸びるとともに、後方に行くに従ってフロントフェンダ30の幅方向に広がっている。これによって、車両の走行時には、前側面部30aに沿って後方に向かい、アウタチューブ5aの側方に至る円滑な空気流B1が形成される(図10参照)。前側面部32aは、前輪3の側方であってフロントサスペンション5の前に位置し、その後端縁32cは、アウタチューブ5aの前において上下方向に伸びている(図3参照)。
後側面部32bは、後端縁32cから車幅方向中心側(内側)に屈曲し、アウタチューブ5aと前輪3との間を通って後方に延伸している(図5又は図10参照)。
整流板39について説明する。図2に示すように、整流板39は上下方向に長い板状の部材であり、アウタチューブ5aの後方に設けられている。また、整流板39は、図10に示すように、アウタチューブ5aの外周面から車幅方向の中心側に傾斜するよう配置され、その後端縁39bは前端縁39aより中心側に位置している。これによって、アウタチューブ5aの側方から、整流板39に沿って斜め後方に向かう滑らかな空気流B2が形成される。
なお、図10に示すように、整流板39は、その内側に板状の取付部39cを有している。この取付部39cは、例えばアウタチューブ5aの大径部5cに設けられたボス5fに固定される。また、図2に示すように、整流板39の後方にはブレーキホース13が配置されている。このブレーキホース13は、前輪3とともに回転するブレーキディスク11を挟むキャリパー12に接続されている。
シュラウド40について説明する。図2に示すように、シュラウド40は、エンジン60の前であってフロントフェンダ30の後方に配置され、フロントフェンダ30の上方及び側方を通過した空気流をエンジン60に案内する。図11はシュラウド40の正面図であり、図12は、シュラウド40及びガイド壁50の側面図である。なお、図12においては、シュラウド40の外枠41と内枠43とが部分的に破断されており、その内側に配置された前側ガイド42が示されている。
図11に示すように、シュラウド40は、シリンダヘッド63及びシリンダブロック62の前に位置する前側ガイド42と、当該前側ガイド42の左右両側に位置する板状の外枠41,41と、前側ガイド42の左右両側であって、外枠41,41の内側(車幅方向の中心側)に位置する内枠43,43とを有している。
外枠41は、車体の幅方向中央から側方に離れた位置に位置している(図11参照)。また、外枠41は、整流板39、及びフロントフェンダ30の前側面部32aと概ね同じ高さに位置しており(図2参照)、前側面部32a及び整流板39の側方を通る空気流B1,B2をシリンダヘッド63及びシリンダブロック62に案内する。
図11に示すように、外枠41,41は、ダウンチューブ23の左右において、当該車体フレーム20によって支持されている。詳細には、車体フレーム20には、側方に延伸するステー49,49が設けられ、ステー49,49の先端には円柱状のダンパー49a,49aが設けられている。外枠41は、前側ガイド42の上方において、ダウンチューブ23側に延伸する上面部41aを有し、この上面部41aの先端には、当該ダンパー49aを掴む取付部41bが形成されている。なお、ダウンチューブ23の上端とメインチューブ22との間にはガセット28が設けられ(図1参照)、ステー49は、このガセット28に取り付けられている。また、ダウンチューブ23の下端に設けられたブラケット23aには、側方に延伸するステー48,48が取り付けられている。外枠41の下縁には、ダウンチューブ23側に突出する取付部41cが形成され、この取付部41cにステー48の先端が固定されている。
前側ガイド42は、ダウンチューブ23と外枠41との間において、略水平に配置される複数の横板42L,42Rを有している。複数(ここでは3つ)の横板42Lは、ダウンチューブ23の左側において上下に並ぶよう配置され、複数(ここでは3つ)の横板42Rは、ダウンチューブ23の右側において上下に並ぶように配置されている。複数の横板42L,42Rは、上面部31の上方を通ったに空気流Aをエンジン60側に案内する。なお、各横板42Lの間と、各横板42Rの間とには、これらを支持する支柱部42aが設けられている。
前側ガイド42は、その中央に、ダウンチューブ23の外周面に沿って上下方向に延伸するとともに、当該外周面の形状に合わせて湾曲した支持部42eを有し、当該支持部42eには側方に突出する取付部42fが形成されている。ダウンチューブ23には側方に突出するブラケット23b,23bが設けられており、取付部42fはブラケット23bにボルト47によって固定されている。なお、横板42L,42Rは、支持部42eから側方に延伸している。
上述したように、内枠43,43は、前側ガイド42の左右両側であって、外枠41,41の内側(車幅方向の中心側)に位置している。左側の内枠43には、当該内枠43の下端縁から内側に突出する板状のガイド板43aが形成されている。なお、内枠43,43は、前側ガイド42と一体的に形成されている。
また、ダウンチューブ23の側方には、搭乗者の操作に応じて警報音を鳴らす警音器71が配置されている。この警音器71は、ダウンチューブ23の右側に設けられた複数の横板42Rのうち最上に位置する横板42Rと、右側の外枠41の上面部41aとの間の空間の後に位置し、車両前方に露出している。
ガイド壁50について詳細に説明する。図13は、ガイド壁50の正面図である。ガイド壁50は、シリンダヘッド63のプラグ取付部63aに空気流を案内するよう、シリンダヘッド63の側方に設けられている(図2参照)。詳細には、ガイド壁50は、側面部50bと、上面部50cと下面部50dとを有している(図13参照)。側面部50bは、側面63bから側方に張り出したのち、側面63bに沿って前方に延伸するよう設けられる(図12及び図13参照)。上面部50cと下面部50dは、側面部50bの上縁及び下縁から側面63b側に延伸しており(図13参照)、これによって、側面63bと側面部50bと上面部50cと下面部50dと囲まれる空気の流路が構成されている。なお、この空気の流路を通る空気がプラグ取付部63aに案内された後、車体後方に向かって流れるように、ガイド壁50の後端縁50eと、側面63bとの間には隙間が設けられる(図13参照)。
ガイド壁50は、前方に行くに従って、エンジン60の側面63bと共に構成する空気の流路の断面が大きくなるように形成されている。詳細には、上面部50cと下面部50dとの距離が前方に行くに従って大きくなるように、上面部50cは下面部50dに対して上方に傾斜している(図13参照)。また、側面部50bは、その前側が後側に比べて側方(車幅方向の外側)に位置するように、エンジン60の側面63bに対して傾斜している。
図11又は図12に示すように、シュラウド40の前側ガイド42はガイド壁50の前に位置している。すなわち、左側の横板42Lはガイド壁50の前に位置し、ガイド壁50と側面63bとによって構成される空気の流路に空気流を案内する。
また、ガイド壁50の前端縁50aは、シュラウド40の外枠41より車幅方向の中心側であって、外枠41の後端縁41dより前に位置しており、外枠41によって側方から覆われている(図2参照)。また、図12に示すように、内枠43に形成されたガイド板43aは、下面部50dの前に位置し、当該下面部50dと略平行に設けられている。
このようなガイド壁50は、エンジン60に取り付けられている。詳細には、図12に示すように、シリンダヘッド63の側面63bにおける上下に離れた2つの位置には、側方に突出するボス63j,63eが形成されている。ガイド壁50の車幅方向中心側の端縁には取付部50f,50gが形成されており、当該取付部50f,50gがボルト58,59によってボス63j,63eに固定されている。
以上説明したフロントフェンダ30では、上面部31に、当該上面部31に沿った空気流を該上面部31から剥離させるように、当該上面部31の延伸方向が変化する変化部31aが、前記左右一対のフロントサスペンション5,5より前側に形成されている。フロントフェンダ30によれば、空気流は、当該空気流に乱流が生じる前に変化部31aに達し、上面部31から円滑に剥離する。そして、この空気流は、左右のフロントサスペンション5,5の間を通って、後方に流れる。そのため、前輪3の後方に配置される装置側に、空気を効率的に流すことが出来るので、これらの装置の冷却効果を増すことができる。
また、フロントフェンダ30では、変化部31は、その一部に屈曲部31cを含み、フロントフェンダ30の上面部31は、屈曲部31cにおいて下方に屈曲した後、前輪3の外形に沿ってさらに後方に延伸している。これによって、屈曲部31cにおいて、未だ乱流となっていない空気流を上面部31から剥離することができる。
また、変化部31aは、屈曲部31cの前に、屈曲部31cに向かって高くなる前側傾斜面31bを有している。これによって、空気流が前側傾斜面31bに当たり、その流れの向きは斜め上方に向くようになるので、空気流がフロントフェンダ30の上面部31から離れ易くなる。
また、上面部31は、その前端31fから後方に延伸し、前側傾斜面31bに連なっている。これによって、空気流が、フロントフェンダ30の上面部31に沿って、円滑に流れ、前側傾斜面31bに達する。
また、屈曲部31cは、上面部31において、当該上面部31の幅方向の中心から左右両側に伸びるように形成されている。そして、屈曲部31cの中心(以上の説明では前端31e)は、その端部31h,31hに対して前方に位置している。上面部31の前側は、前輪3の外形に沿って設けられているため、僅かに傾斜している。そのため、上面部31の前側では、後側に比べて、円滑な空気流が形成され易い。そして、屈曲部31cの中心が端部31h,31hに比べて前側に位置することによって、円滑な空気流が屈曲部31cの中心側に到来し、空気流が効率的にフロントフェンダ30の上面部31から剥離する。
また、屈曲部31cは、当該上面部31の幅方向の中心から左右一対のフロントサスペンション5,5に向かって伸びるように形成されている。これによって、空気流がフロントサスペンション5,5に当たる前に、当該空気流を上面部31から剥離させることができる。
また、屈曲部31cは、上面部31の幅方向の中心から左右両側に行くにしたがって高くなっている。これによって、上面部31の幅方向の端部、すなわち端部31h,31h側を流れる空気流を、当該上面部31から効率的に剥離させることができる。
また、屈曲部31cは、上面部31の幅方向の中心から左右両側に行くにしたがって高くなり、その端部31h,31hは前記フロントサスペンション5,5の下部に設けられるアウタチューブ5a,5aの上端(以上の説明では大径部5c,5c)より高い。自動二輪車1で示すように、アウタチューブの上端は、通常、フロントサスペンションの他の部分より太くなっているため、当該上端に空気流が当たると乱流が生じ易い。フロントフェンダ30では、屈曲部31cの端部31h,31hは、アウタチューブ5aの上端より高いので、そのような乱流の発生を抑えることができる。
また、フロントフェンダ30は、前輪3の外形に沿って湾曲している。そして、屈曲部31cの幅方向の中心(前端31e)は、前輪3における最も高い位置3pより前方に位置している。これによって、円滑な空気流が屈曲部31cの中心側に到来し、空気流を効率的にフロントフェンダの上面から剥離させることができる。
また、フロントフェンダ30は、下方に垂れ下がるとともに左右一対のフロントサスペンション5,5に向かって後方に伸びる左右一対の前側面部32a,32aをさらに含む。これによって、フロントサスペンション5,5の下部に空気流が当たって、乱流が生じることを抑えることができる。
また、上面部31には、その幅方向の中央を通って、その前端31fから後方に伸びる頂部31gが形成されている。これによって、フロントフェンダ30に空気流が当たることによって生じる空気抵抗を低減できる。
また、屈曲部31cは、その幅方向の中心から左右一対のフロントフェンダ5,5に向かって伸びるように形成され、頂部31gは、上面部31の前端31fから後方に向かって伸び、屈曲部31cの中心(以上の説明では前端31e)に達する。これによって、走行時の空気抵抗を減らすとともに、上面部31の前端31fから変化部31に至る空気の流れを円滑にできる。
また、自動二輪車1は、フロントフェンダ30の後方に配置される空冷式のエンジン2を備える。これによって、空冷式のエンジン2を効率的に冷却できる。
また、自動二輪車1では、上述したように、エンジンを冷却する冷却液がその内部を流れ、空気流によって前記冷却液を冷却するラジエータが、フロントフェンダの後方に配置されてもよい。この場合、水冷式のエンジンを効率的に冷却できる。
なお、本発明は、以上説明したフロントフェンダ30に限られず、種々の変更が可能である。例えば、以上の説明では、屈曲部31cの前に前側傾斜面31bが設けられることによって、上面部31は変化部31aにおいて膨らんでいた。しかしながら、上面部31には、このような前側傾斜面31bが形成されていなくてもよい。すなわち、上面部31には、屈曲部31cによって段差が形成されてもよい。
また、以上の説明では、変化部31aは、上面部31の幅方向の一方端から他方端に亘って形成されていた。しかしながら、変化部31aは、上面部31の幅方向の中心近傍にのみ形成されていてもよい。
1 自動二輪車、3 前輪、4 後輪、5 フロントサスペンション、5a アウタチューブ、6 アンダーブラケット、7 アッパーブラケット、8 ハンドル、20 車体フレーム、21 ヘッドパイプ、22 メインチューブ、23 ダウンチューブ、30 フロントフェンダ、31 上面部、31a 変化部、31b 前側傾斜面(傾斜面)、31c 屈曲部、31e 屈曲部の前端、31h 屈曲部の端部、40 シュラウド、41 外枠、42 前側ガイド、43 内枠、50 ガイド壁、60 エンジン、61 クランクケース、62 シリンダブロック、63 シリンダヘッド、64 カバー、65 点火プラグ。
Claims (15)
- 前輪を支持する左右一対のフロントサスペンションの間において前記前輪の上方に配置され、その上面が前記前輪の外形に沿って後方に延伸する自動二輪車のフロントフェンダであって、
前記フロントフェンダの上面には、前記フロントフェンダの上面に沿った空気流を該上面から剥離させるように、当該上面の延伸方向が変化する変化部が、前記左右一対のフロントサスペンションより前側に形成される、
ことを特徴とする自動二輪車のフロントフェンダ。 - 請求項1に記載のフロントフェンダにおいて、
前記変化部は、少なくともその一部に屈曲部を含み、
前記フロントフェンダの上面は、前記屈曲部において下方に屈曲した後、前記前輪の外形に沿ってさらに後方に延伸する、
ことを特徴とするフロントフェンダ。 - 請求項2に記載のフロントフェンダにおいて、
前記変化部は、前記屈曲部の前に、当該屈曲部に向かって高くなる傾斜面を有する、
ことを特徴とするフロントフェンダ。 - 請求項3に記載のフロントフェンダにおいて、
前記フロントフェンダの上面は、当該フロントフェンダの前端から後方に延伸し、前記傾斜面に連なる、
ことを特徴とするフロントフェンダ。 - 請求項3に記載のフロントフェンダにおいて、
前記変化部は、前記フロントフェンダの上面において、当該フロントフェンダの幅方向の中心から左右両側に伸びるように形成され、
前記変化部の中心は、その端部に対して前方に位置する、
ことを特徴とするフロントフェンダ。 - 請求項5に記載のフロントフェンダにおいて、
前記変化部は、当該フロントフェンダの幅方向の中心から前記左右一対のフロントサスペンションに向かって伸びるように形成される、
ことを特徴とするフロントフェンダ。 - 請求項6に記載のフロントフェンダにおいて、
前記屈曲部は、前記フロントフェンダの幅方向の中心から左右両側に行くにしたがって高くなる、
ことを特徴とするフロントフェンダ。 - 請求項7に記載のフロントフェンダにおいて、
前記屈曲部は、前記フロントフェンダの幅方向の中心から左右両側に行くにしたがって高くなり、その端は前記フロントサスペンションの下部に位置するアウタチューブの上端より高い、
ことを特徴とするフロントフェンダ。 - 請求項5に記載のフロントフェンダにおいて、
前記フロントフェンダは、前記前輪の外形に沿って湾曲し、
前記変化部の幅方向の中心は、前記前輪における最も高い位置より前方に位置する、
ことを特徴とするフロントフェンダ。 - 請求項1に記載のフロントフェンダにおいて、
当該フロントフェンダの前側から、下方に垂れ下がるとともに前記左右一対のフロントサスペンションに向かって伸びる左右一対の側面部をさらに含む、
ことを特徴とするフロントフェンダ。 - 請求項10に記載のフロントフェンダにおいて、
前記フロントフェンダの上面には、その幅方向の中央を通って当該フロントフェンダの前端から後方に伸びる頂部が形成される、
ことを特徴とするフロントフェンダ。 - 請求項11に記載のフロントフェンダにおいて、
前記変化部は、当該フロントフェンダの幅方向の中心から前記左右一対のフロントフェンダに向かって伸びるように形成され、
前記頂部は、前記フロントフェンダの前端から後方に向かって伸び、前記変化部の中心に達する、
ことを特徴とするフロントフェンダ。 - 請求項1に記載のフロントフェンダを備える自動二輪車。
- 請求項13に記載の自動二輪車において、
前記フロントフェンダの後方に配置される空冷式のエンジンを備える、
ことを特徴とする自動二輪車。 - 請求項13に記載の自動二輪車において、
エンジンを冷却する冷却液がその内部を流れ、前記フロントフェンダの後方に配置され、空気流によって前記冷却液を冷却するラジエータをさらに備える、
ことを特徴とする自動二輪車。
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