JP6133205B2 - 固定フードに繊維強化樹脂シートを備えるリールシート及び該リールシートを備えた釣竿 - Google Patents

固定フードに繊維強化樹脂シートを備えるリールシート及び該リールシートを備えた釣竿 Download PDF

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Description

本発明は、リールシート及び該リールシートを備えた釣竿に関する。
リールは、通常、リールシートを介して釣竿に装着される。従来の一般的なリールシートは、釣竿の竿杆に取り付けられるリールシート本体と、リールシート本体に設けられ、リール脚の一端を受け入れる固定フードと、前記リールシート本体に固定フードに対して移動可能に設けられ、当該リール脚の他端を受け入れる移動フードとを備える。このようなリールシートにリールを装着する場合には、リールシート本体のリール脚載置面上にリール脚を載置した状態で固定フードの開口部(固定フードとリール脚載置面とによって形成される開口部)にリール脚の一端を挿入し、その状態で、移動フードを固定フード側へ移動させてリール脚の他端を移動フードの開口部に挿入することで、リール脚を固定フードと移動フードとで保持することができる。
ヒットした魚を釣り上げる際には、釣り糸にかかる張力によって、リールは竿杆から離れる方向に引っ張られるため、リール脚を保持するフードには、リール脚載置面から離れる方向に強い力が作用することになる。よって、このような力によってフードが破損しないようにするため、リールシートのフードを補強する要請がある。
このような事情に鑑みて、特開2007−202407号公報(特許文献1)では、リールシートのフードを繊維強化樹脂から構成し、フードを補強することが提案されている。また、実用新案登録第2506854号公報(特許文献2)には、リール脚圧着フード全体を繊維強化樹脂から構成することが開示されている。この場合も、フードが繊維強化樹脂から成るので、フードが補強されている。
特開2007−202407号公報 実用新案登録第2506854号公報
繊維強化樹脂は、繊維部分の比重が大きいため、一般的な樹脂に比べて重量が大きくなる。そのため特許文献1及び特許文献2のように、フード自体を繊維強化樹脂から構成すると、リールシート自体の重量が大きくなる問題がある。
また、フードの破損を防止するために、フードを厚肉とすることも考えられるが、この場合には、リールシート及び釣竿の外観が損なわれる。さらにフードを金属製とすることも考えられるが、重量の増加がより顕著となってしまう。
本発明の目的の1つは、外観が損なわれず、しかも重量の増加を抑制しながら、リール脚を保持するフードを補強することが可能なリールシート及び該リールシートを備えた釣竿を提供することである。本発明の実施形態の他の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係るリールシートは、釣竿の竿杆に設けられるリールシートであって、リール脚が載置されるリール載置面を有するリールシート本体と、前記リールシート本体に設けられ、前記リール載置面との間に形成される開口部に該リール載置面に載置されたリール脚の一端を収容する固定フードと、前記リールシート本体に前記固定フードに対して移動可能に設けられ、前記リール脚の他端を収容する移動フードと、前記開口部を形成する前記固定フードの内壁と前記リール載置面とを跨るように設けられ、強化繊維を含む繊維強化樹脂シートと、を備える。本発明の一実施形態において、前記繊維強化樹脂シートは、前記強化繊維の延伸方向が前記竿杆の長手方向に対して傾斜または直行する向きに配置されている。
当該実施形態によれば、繊維強化樹脂シートが、リール脚の一端を収容する開口部を形成する固定フードの内壁とリール載置面とを跨るように設けられており、その強化繊維の延伸方向が竿杆の長手方向に対して傾斜または直行するようになっているので、リール脚から固定フードに対して釣竿から離れる方向の力が作用したときであっても、当該強化繊維で固定フードを支持することができる。このように、当該実施形態の繊維強化樹脂シートによって固定フードを補強することができる。そして、この固定フードの補強は、繊維強化樹脂シートによって実現されているため、固定フード全体を繊維強化樹脂から構成する場合に比べて、使用する繊維強化樹脂の量を減らすことができ、重量の増加を抑制できる。また繊維強化樹脂シートが、開口部を形成する固定フードの内壁とリール載置面とに設けられるので、美観が損なわれることがない。
以上のとおり、本発明の実施形態によって、外観が損なわれず、しかも重量の増加を抑制しながら、リール脚を保持するフードを補強することが可能なリールシート及び該リールシートを備えた釣竿を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るリールシートの平面図 本発明の一実施形態に係るリールシートの側面図 図2のI−I線断面図 図3のII−II線断面の一部を拡大する拡大断面図
本発明の様々な実施形態について添付図面を参照して説明する。これらの図面において、同一又は類似の構成要素には同一又は類似の参照符号を付し、その同一又は類似の構成要素についての詳細な説明は適宜省略する。
図1及び図2に示すとおり、本発明の一実施形態に係るリールシート10は、釣竿の竿杆30が嵌入される筒状のリールシート本体12と、固定フード16と、移動フード18とを備えている。リールシート本体12には、リールの脚部(不図示)が載置される略平坦なリール脚載置面14が形成される。リールシート本体12は、例えば、メチルメタアクリレート等の様々な合成樹脂を射出成形することで一体形成される。
本発明の一実施形態に係る固定フード16は、リール脚載置面14の穂先側端部に配置され、リールの脚部の一端を保持する。また、本発明の一実施形態に係る移動フード18は、リール脚載置面14の手元側端部に配置され、リールの脚部の他端を保持する。本実施形態では、リールシート本体12と固定フード16とが一体的に形成されている。なお、リールシート本体12と固定フード16とは別部材により形成してもよい。リールが取り付けられる際には、当該リールの脚部の両端部が、固定フード16とリール脚載置面14との間に形成された開口部16a、及び、移動フード18とリール脚載置面14との間に形成された開口部18aにそれぞれ収容される。
本発明の一実施形態において、移動フード18は、竿杆30の長手方向の両側面に形成された案内部(案内溝)20に沿って、固定フード16に対して接近する方向及び固定フード16から離間する方向に移動自在に設けられる。この案内部20には、移動フード18に一体形成された係合部が係合され、これにより、移動フード18がリールシート本体12から外れることなくリールシート10の長手方向に沿って案内される。本発明の一実施形態では、移動フード18に一体的に設けられた図示しない緊締レバーの係止爪を、緊締レバーを倒伏させてリールシート本体12に設けられた図示しない移動フード係止凹凸部材に係合することで、リールを締め付け固定できる。なお、移動フード18は、手元側にリールを締め付け固定するためのナットを設けたスクリュータイプの移動フードとすることもできる。図1においては、固定フード16を穂先側に配置し移動フード18を手元側に配置したが、この位置関係は逆であってもよい。すなわち、固定フード16が手元側に配置され、移動フード18が穂先側に配置されてもよい。
本実施形態において、固定フード16とリール脚載置面14との間に形成された開口部16aには、繊維強化樹脂シート40が設けられている。図3は、図2のI−I線断面図であり、図4は、図3のII−II線断面のうち固定フード16を含む部分を拡大した拡大断面図である。図3及び図4に示すように、繊維強化樹脂シート40は、開口部16aを形成する固定フード16の内壁16bとリール脚載置面14とを跨るように設けられており、本実施形態では、開口部16aの輪郭(固定フード16の内壁16bとこれに対向するリール脚載置面14とによって形成される輪郭)と相似の断面形状を有する。また、繊維強化樹脂シート40は、リール脚載置面14において、竿杆30の長手方向に延びる直線状の隙間を有する(図3を参照)ように設けられている。つまり、繊維強化樹脂シート40は、リール脚載置面14の全面には設けられておらず、リール脚載置面14におけるリール脚載置面14が設けられていない領域が竿杆30の長手方向に延びる直線状の隙間となる。また、繊維強化樹脂シート40は、開口部16aの穂先側先端においては設けられていない(図4を参照)。ここで、繊維強化樹脂シート40を、リール脚載置面14においても隙間を有することなく(つまり、リール脚載置面14の周方向全周を覆うように)設けても良く、また、開口部16aの穂先側先端まで設けても良い。
また、固定フード16の内壁16bのうちの手元側端部には、竿杆30の方向に開口部16aを狭めるように突出部16cが形成される。このような突出部16cを形成することにより、この突出部16cと内壁16bとにより、内壁16bに沿って凹部が画定され、図4に示す様に、この凹部に繊維強化樹脂シート40が収容される。本発明の一実施形態において、この凹部は、繊維強化樹脂シート40を収容したときに、当該繊維強化樹脂シート40の露出面と突出部16cの表面とが、竿杆30の方向に略面一な面を形成するように構成される(即ち、内壁16bに設けられた凹部の厚みと繊維強化樹脂シート40の厚みとは略同一である)。このように、繊維強化樹脂シート40と突出部16cとによって形成される面を略面一とすることによって、リール脚から固定フード16に作用する力を均一とすることができ、突出部16cや繊維強化樹脂シート40の一部への応力の集中を防止することができる。
また、同様に、リール脚載置面14には、繊維強化樹脂シート40を収容するための凹部が設けられている。具体的には、図4に示すように、リール脚載置面14の穂先側端部(開口部16aを形成するリール脚載置面14)は、手元側と比較して竿杆30の方向に凹む凹部が設けられており、この凹部に収容された繊維強化樹脂シート40とリール脚載置面14の手元側とは略面一な面を形成する(即ち、リール脚載置面14の穂先側端部に設けられた凹部の厚みと繊維強化樹脂シート40の厚みとは略同一である)。このように、繊維強化樹脂シート40とリール脚載置面14の手元側とによって形成される面を略面一とすることによって、開口部16aへのリール脚の収容がより円滑となるとともに、リール脚をより安定的に支持することができる。
図3に示すように、本実施形態の固定フード16は、釣竿の長手方向の断面において、リールシート本体12の曲面とは異なる曲面を有する領域である。こうした本実施形態のリールシート10において、固定フード16に、リール脚によって釣竿から離れる方向に力が作用すると、リールシート本体12の円筒状の曲面が固定フードの曲面に変化する部分(変曲点)に応力が集中する。本実施形態では、繊維強化樹脂シート40を、開口部16aを形成する固定フード16の内壁16bとリール脚載置面14とを跨るように設けることにより、この曲面が変化する部分を内側から補強している。繊維強化樹脂シート40は、強化繊維を樹脂に含浸して構成することができる。強化繊維が含浸される樹脂は、例えばポリプロピレン(PP)又はポリアミド6(PA6)等の熱可塑性樹脂とすることができる。ただし、繊維強化樹脂シート40の樹脂部分は、熱硬化性樹脂であってもよい。繊維強化樹脂シート40は、例えば長繊維の強化繊維を引き揃えて矩形形状に形成することができる。繊維強化樹脂シート40は、強化繊維を編みこんだ編物状または強化繊維を織った織物状に形成されていてもよい。
本実施形態のリールシート10は、繊維強化樹脂シート40が、固定フード16の内側(開口部16a)に設けられている。従って、繊維強化樹脂シート40を、固定フード16及びリールシート本体12の外側(外周)に設ける場合と比較して、繊維強化樹脂シート40の必要量が少なくなるから、重量の増加をより一層抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る繊維強化樹脂シート40の強化繊維は、例えば、ガラス繊維、ガラス長繊維、カーボン繊維、アラミド繊維、ケプラー繊維、ポリエチレン繊維、又はこれら以外の高強度繊維から成る。この強化繊維は、繊維強化樹脂シート40の全長にわたって伸びている。その全長にわたって伸びる強化繊維を含む繊維強化樹脂シート40は、繊維強化樹脂シート40の全長とほぼ等しい長さの強化繊維を樹脂に含浸させることで形成される。ただし、このような繊維強化樹脂シート40の全長にわたって伸びる強化繊維は、繊維強化樹脂シート40の成形時や使用時に切断されることがあり、その結果、本発明の一実施形態に係る繊維強化樹脂シート40には、その全長よりも短い強化繊維が含まれることがある。このように成形時や使用時に不可避的に短く切断された強化繊維を含む繊維強化樹脂シートも、本発明の繊維強化樹脂シート40に含まれる。
繊維強化樹脂シート40の強化繊維が、リールシートが取り付けられる竿杆30が伸びる方向と平行に伸びていると、リールが釣り糸の張力により竿杆から離れる方向に引っ張られた場合には、リール脚によって加えられた力が繊維強化樹脂シート40の一部の強化繊維に集中することにより、繊維強化樹脂シート40が裂けてしまう場合がある。そのため、本発明の一実施形態に係る繊維強化樹脂シート40は、その強化繊維が竿杆30の長手方向に対して傾斜または直行するように、リールシート本体12に配置される。本発明の一実施形態に係る繊維強化樹脂シート40において、強化繊維の延伸方向と竿杆30との角度は、45°以上90°以下の範囲である。このように、強化繊維の延伸方向を竿杆30の長手方向に対して傾斜または直交させることにより、リールから固定フード16に対して竿杆30から離れる方向の力が作用する場合であっても、リール脚によって固定フード16に加えられた力は、繊維強化樹脂シート40中の複数の繊維に分散するので、繊維強化樹脂シート40が裂けることを防止することができ、これにより、固定フード16を補強することができる。
本発明の一実施形態の繊維強化樹脂シート40は、リールシート本体12に熱溶着される。熱溶着により、繊維強化樹脂シート40のマトリクスである樹脂材料をリールシート本体12に強固に密着させることができる。
一実施形態における繊維強化樹脂シート40のマトリクスの樹脂材料は、リールシート本体12の樹脂材料と同じものとすることができる。また、繊維強化樹脂シート40をリールシート本体12に熱溶着させた際に、繊維強化樹脂シート40のマトリクスをリールシート本体12と一体化させ、両者を強固に結合させることができる。なお、繊維強化樹脂シート40のマトリクスの樹脂材料を熱硬化性樹脂としてもよい。また繊維強化樹脂シート40のマトリクスの樹脂材料は、リールシート本体12の樹脂材料と異なる樹脂材料であってもよい。
以下、上記のように構成されるリールシートの製造方法について説明する。まず、ポリプロピレン(PP)又はポリアミド6(PA6)等の熱可塑性樹脂に含浸させた繊維強化樹脂シートを準備する。この繊維強化樹脂シートでは、炭素繊維等の強化繊維がその全長にわたって実質的に伸びている。この繊維強化樹脂シートの一例は、上述の繊維強化樹脂シート40である。次に、フォーミング型を用いて、加熱した繊維強化樹脂シートを、リールシートへの配置に適した形状、具体的には、固定フードとリール脚載置面とによって形成される開口部の形状に成型する。そして、この成型した繊維強化樹脂シートを、リールシート(リールシート本体及び固定フード)の射出成形に用いる金型の対応する位置(開口部に対応する位置)に取り付けた上で、リールシートを射出成形することで、熱溶着によって繊維強化樹脂シートがリールシートに一体化される。このようにして、本発明の一実施形態に係るリールシートが得られる。
本明細書で説明された各構成要素の寸法、材料、及び配置は、実施形態中で明示的に説明されたものに限定されず、むしろ本発明の範囲に含まれうる任意の寸法、材料、及び配置を有するように各構成要素を変形することができる。また,本明細書において明示的に説明した以外の構成要素を、説明した実施形態に付加することもできるし、各実施形態において説明した構成要素の一部を省略することもできる。
10 リールシート
12 リールシート本体
14 リール脚載置面
16 固定フード
18 移動フード
20 案内溝
30 竿杆
40 繊維強化樹脂シート

Claims (7)

  1. 釣竿の竿杆に設けられるリールシートであって、
    リール脚が載置されるリール載置面を有するリールシート本体と、
    前記リールシート本体に設けられ、前記リール載置面との間に形成される開口部に該リール載置面に載置されたリール脚の一端を収容する固定フードと、
    前記リールシート本体に前記固定フードに対して移動可能に設けられ、前記リール脚の他端を収容する移動フードと、
    前記開口部を形成する前記固定フードの内壁と前記リール載置面とを跨るように設けられ、強化繊維を含む繊維強化樹脂シートと、を備え、
    前記繊維強化樹脂シートは、前記強化繊維の延伸方向が前記竿杆の長手方向に対して傾斜または直交する向きに配置されており、
    前記固定フードの前記内壁の手元側端部に、前記竿杆の方向に前記開口部を狭めるように突出部が形成され、前記繊維強化樹脂シートの露出面と該突出部の表面とが、前記竿杆の方向に略面一な面を形成することを特徴とするリールシート。
  2. 前記強化繊維が前記竿杆の長手方向に対して傾斜する角度は、45°以上90°以下の範囲であることを特徴とする請求項1に記載のリールシート。
  3. 前記開口部を形成する前記固定フードの内壁、及び/又は、前記リール載置面に、前記繊維強化樹脂シートを収容するための凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリールシート。
  4. 前記繊維強化樹脂シートの厚みは、前記凹部の厚みと同じであることを特徴とする請求項3に記載のリールシート。
  5. 前記リールシート本体は第1の樹脂材料から成り、
    前記繊維強化樹脂は前記強化繊維を第2の樹脂材料に含浸させてなり、
    前記第1の樹脂材料と前記第2の樹脂材料とは同じ樹脂材料であることを特徴とする請求項1に記載のリールシート。
  6. 前記強化繊維は、ガラス繊維、ガラス長繊維、カーボン繊維、アラミド繊維、ケプラー繊維、及びポリエチレン繊維から成る群より選択された少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載のリールシート。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のリールシートを備える釣竿。
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