JP5724697B2 - コルゲートチューブの切断装置、および、切断されたコルゲートチューブの製造方法 - Google Patents
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Description
本発明は、コルゲートチューブを切断する技術に関する。
コルゲートチューブは、軸方向に沿って凹部と凸部とが交互に連なるように形成されることによって軸方向における柔軟性を有する筒状の部材であり、電線の周囲を覆う保護具等として広く用いられている。
コルゲートチューブは、一般に、束状にまとめられた状態から繰り出され、必要な長さに切断されて用いられる。例えば特許文献1には、コルゲートチューブを調尺して切断する技術が開示されている。
ところで、コルゲートチューブは凸部で切断されることが好ましい。凸部で切断すれば、コルゲートチューブの開口面積が大きくなるため、コルゲートチューブ内に挿通された電線等がコルゲートチューブの開口端に接触して傷つく、といった事態を回避できるからである。
そこで、従来から、コルゲートチューブを凸部で切断するための技術が各種提案されている。例えば特許文献2には、コルゲートチューブの凹凸を検出する検出部を設け、この検出部がコルゲートチューブの凸部を検出したタイミングに応じて切断刃を駆動することによって、コルゲートチューブを凸部で切断する技術が提案されている。また、特許文献3,4には、治具に形成された一対の保持片を、コルゲートチューブにおける凸部を挟んで隣り合う凹部のそれぞれに挿入してコルゲートチューブを固定した上で、治具で挟まれた凸部を切断する技術が提案されている。
ところで、コルゲートチューブは、各部のサイズ(径サイズ、凸部幅、凹部幅等)が異なるものが各種製造されており、その内部に挿通される電線の太さ、種類等に応じて、各種のコルゲートチューブが使い分けて用いられる。この点において、コルゲートチューブを凸部で切断するための従来の技術は、コルゲートチューブのサイズの変更に柔軟に対応できないという問題があった。例えば、特許文献2の技術では、コルゲートチューブのサイズが変更されると、その度に、検出部の位置等を変更しなければならない。また、特許文献3,4の技術では、コルゲートチューブのサイズが変更されると、治具を、保持片の間隔が新たな凸部幅に対応するものに取り替えなければならない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、様々なサイズのコルゲートチューブを、簡易かつ確実に凸部で切断可能とする技術を提供することを目的とする。
第1の態様は、コルゲートチューブの切断装置であって、コルゲートチューブを、その軸方向を送出経路に沿わせて送出する送出部と、前記送出経路に沿って送出される前記コルゲートチューブを、その周方向に沿って切断する切断部と、前記コルゲートチューブの切断予定位置を撮像する撮像部と、前記切断予定位置の撮像画像を画像解析して、前記切断予定位置が前記コルゲートチューブの凸部であるか否かを判定する判定部と、前記判定部が前記切断予定位置に肯定的な判定結果を与えた場合に、前記切断部に当該切断予定位置を切断させる切断制御部と、を備える。
第2の態様は、第1の態様に係るコルゲートチューブの切断装置であって、前記切断制御部が、前記判定部が前記切断予定位置に否定的な判定結果を与えた場合に、前記切断部に当該切断予定位置とは異なる位置を切断させる。
第3の態様は、第1または第2の態様に係るコルゲートチューブの切断装置であって、前記送出経路に突出する突出部を備え、前記突出部が前記送出経路に沿って送出されるコルゲートチューブの軸方向に沿う一連のスリットを介して前記コルゲートチューブの内部に差し込まれた状態とされることによって、前記コルゲートチューブの周方向に沿う姿勢を規制する規制部、を備える。
第4の態様は、第3の態様に係るコルゲートチューブの切断装置であって、前記規制部を複数個備え、前記複数の規制部が、前記送出経路に沿って間隔をあけて配置される。
第5の態様は、第4の態様に係るコルゲートチューブの切断装置であって、前記複数の規制部のうちの少なくとも一つが、前記切断予定位置と前記送出部との間に配置される。
第6の態様は、第1から第5のいずれかの態様に係るコルゲートチューブの切断装置であって、前記判定部が、前記撮像画像上において、前記切断予定位置を中心とし、前記コルゲートチューブの凸部の幅と等しい幅を有する部分領域を判定対象領域とし、前記判定対象領域に含まれる前記コルゲートチューブに由来する画素の個数が所定の閾値以上である場合に、前記切断予定位置が前記コルゲートチューブの凸部であると判定し、前記所定の閾値が、前記コルゲートチューブのサイズに応じて規定される値である。
第7の態様は、切断されたコルゲートチューブの製造方法であって、a)コルゲートチューブの切断予定位置を撮像し、得られた撮像画像を画像解析して、前記切断予定位置が前記コルゲートチューブの凸部であるか否かを判定する工程と、b)前記a)工程において前記切断予定位置に肯定的な判定結果が得られた場合に、当該切断予定位置を切断する工程と、を備える。
第8の態様は、第7の態様に係る切断されたコルゲートチューブの製造方法であって、c)前記a)工程において前記切断予定位置に否定的な判定結果が得られた場合に、当該切断予定位置から前記コルゲートチューブの軸方向に沿って定められた距離だけ離間した位置で、前記コルゲートチューブを切断する工程、を備える。
第9の態様は、第7の態様に係る切断されたコルゲートチューブの製造方法であって、d)前記a)工程において前記切断予定位置に否定的な判定結果が得られた場合に、当該切断予定位置から前記コルゲートチューブの軸方向に沿って定められた距離だけ離間した位置を新たな切断予定位置として、前記a)工程を再び行う工程と、e)前記a)工程において肯定的な判定結果が得られるまで、前記d)工程を繰り返す工程と、を備える。
第1の態様によると、判定部が切断予定位置に肯定的な判定結果を与えた場合に、切断制御部が切断部に当該切断予定位置を切断させる。したがって、コルゲートチューブを確実に凸部で切断することができる。ここにおいて、判定部は、切断予定位置を撮像して得られた撮像画像を画像解析して、当該切断予定位置が凸部であるか否かを判定するので、様々なサイズのコルゲートチューブに柔軟に対応して正確な判定結果を得ることができる。つまり、この態様においては、様々なサイズのコルゲートチューブを、簡易かつ確実に凸部で切断することができる。
第2の態様によると、判定部が切断予定位置に否定的な判定結果を与えた場合に、切断制御部が、切断部に、当該切断予定位置とは異なる位置でコルゲートチューブを切断させる。したがって、コルゲートチューブが凹部で切断されることを確実に回避することができる。
第3の態様によると、送出経路に沿って送出されるコルゲートチューブの周方向に沿う姿勢を規制する規制部を備えるので、送出経路に沿って送出されるコルゲートチューブに捩れが生じにくい。したがって、切断予定位置が凸部であるか否かの判定を正確に行うことができるとともに、コルゲートチューブをその周方向に沿って真っ直ぐに切断することができる。
第4の態様によると、送出経路に沿って間隔をあけて配置される複数の規制部を備える。したがって、送出経路に沿って送出されるコルゲートチューブの捩れを確実に防止できる。
第5の態様によると、切断予定位置と送出部との間に配置される規制部を備えるので、切断予定位置においてコルゲートチューブが捩れのない状態になるように確実に担保される。
第6の態様によると、判定部が、判定対象領域に含まれるコルゲートチューブに由来する画素の個数が所定の閾値以上であるか否かによって、切断予定位置がコルゲートチューブの凸部であるか否かを判断する。この構成によると、閾値の値を変更するだけで、様々なサイズのコルゲートチューブについて、切断予定位置がコルゲートチューブの凸部であるか否かの判定を簡易かつ正確に行うことができる。
第7の態様によると、切断予定位置が凸部であるとの肯定的な判定結果が得られた場合に当該切断予定位置を切断する。したがって、コルゲートチューブを確実に凸部で切断することができる。ここにおいて、切断予定位置が凸部であるか否かの判定は、切断予定位置を撮像して得られた撮像画像を画像解析することによって行われるので、様々なサイズのコルゲートチューブに柔軟に対応して正確な判定結果を得ることができる。つまり、この態様においては、様々な径サイズのコルゲートチューブを、簡易かつ確実に凸部で切断することができる。
第8の態様によると、切断予定位置に否定的な判定結果が得られた場合に、当該否定的な判定結果が与えられた切断予定位置とは異なる位置でコルゲートチューブを切断する。したがって、生産性の低下を抑制しつつ、コルゲートチューブが凹部で切断されることを確実に回避することができる。
第9の態様によると、肯定的な判定結果が与えられるような切断予定位置が見つかってから、当該切断予定位置を切断する。したがって、コルゲートチューブが凹部で切断されることを確実に回避することができる。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<1.コルゲートチューブ>
切断装置2について説明する前に、切断装置2にて切断対象とされるコルゲートチューブ1について、図1を参照しながら説明する。図1は、コルゲートチューブ1を示す平面図である。
切断装置2について説明する前に、切断装置2にて切断対象とされるコルゲートチューブ1について、図1を参照しながら説明する。図1は、コルゲートチューブ1を示す平面図である。
コルゲートチューブ1は、樹脂等で形成される部材であり、長尺管状に形成されている。コルゲートチューブ1は、その周方向に沿って突状に形成された環状の凸部11と同周方向に沿って凹溝状に形成された環状の凹部12とを軸方向(長手方向)に沿って交互に備えており、屈曲容易な形状に形成されている。
コルゲートチューブ1には、その軸方向全体に沿う一連の切れ目(スリット)13が形成されている。スリット13は、コルゲートチューブ1の軸線と平行に(すなわち、コルゲートチューブ1の周方向に捻れることなく真っ直ぐに)形成される。スリット13は、コルゲートチューブ1の内部に保護対象とする電線等を挿入する挿入口として機能する。すなわち、治具等を用いてこのスリット13を両側へ拡げられた状態とし、ここで形成されるコルゲートチューブ1の軸方向全体に亘る隙間から保護対象となる電線等をコルゲートチューブ1内へ挿入することができる。
<2.切断装置2>
切断装置2の構成について、図2、図3を参照しながら説明する。図2は、切断装置2の構成を模式的に示す概略斜視図である。図3は、切断装置2の構成を模式的に示す概略平面図である。
切断装置2の構成について、図2、図3を参照しながら説明する。図2は、切断装置2の構成を模式的に示す概略斜視図である。図3は、切断装置2の構成を模式的に示す概略平面図である。
切断装置2は、送出部3、切断部4、撮像部5、規制部6、操作パネル7、および、制御部8を備える。また、切断装置2には、連続的に供給されるコルゲートチューブ1が送出部3から切断部4に向かって直線状に送出される経路として、送出経路Qが規定されている。
<送出部3>
送出部3は、チューブ供給部30より供給されるコルゲートチューブ1を、その軸方向を送出経路Qに沿わせて送出する。ただし、チューブ供給部30は、切断前の長尺状のコルゲートチューブ1を巻回等して収容したものであり、コルゲートチューブ1を連続的に供給できるように構成されている。送出部3は、例えば、送出経路Qを挟んで上下に対向して設けられた一対のベルト機構31,31と、一対のベルト機構31,31を同期して駆動する駆動機構32とを備える。
送出部3は、チューブ供給部30より供給されるコルゲートチューブ1を、その軸方向を送出経路Qに沿わせて送出する。ただし、チューブ供給部30は、切断前の長尺状のコルゲートチューブ1を巻回等して収容したものであり、コルゲートチューブ1を連続的に供給できるように構成されている。送出部3は、例えば、送出経路Qを挟んで上下に対向して設けられた一対のベルト機構31,31と、一対のベルト機構31,31を同期して駆動する駆動機構32とを備える。
ベルト機構31,31のそれぞれは、一対の送出ローラ311,311と、送出ベルト312とを有している。一対の送出ローラ311,311は、送出経路Qに沿って間隔をあけるようにして配置され、鉛直に立設された支持壁20に回転可能に支持されている。また、送出ベルト312は、一対の送出ローラ311,311に循環回転可能に巻掛けられている。
駆動機構32は、送出ローラ311,311に回転駆動力を与える。駆動機構32は、例えば、モータ(好ましくは、ステッピングモータ、あるいは、サーボモータ等の回転量の制御が可能なモータ)と、モータの回転駆動力を送出ローラ311,311に伝達する機構(具体的には、例えば、モータの回転軸に取り付けられたプーリおよび送出ローラ311の回転軸に取り付けられたプーリとの間に巻掛されたベルト)とから構成することができる。
送出経路Qに沿って配設されるコルゲートチューブ1は、一対のベルト機構31,31の各送出ベルト312,312によって上下から挟み込まれた状態となる。この状態で、駆動機構32が駆動されて送出ローラ311,311が同期して回転されると、送出ベルト312,312の間に挟み込まれたコルゲートチューブ1が送出経路Qに沿って送出される。なお、少なくとも一方のベルト機構31には、これを昇降させる機構を設けることが好ましい。この構成によると、ベルト機構31を昇降させて送出経路Qに近づける(あるいは遠ざける)ことによって一対の送出ベルト312,312間の隙間寸法を調整して、これを、送出経路Qに沿って送出されるコルゲートチューブ1の太さに応じたものとすることができる。
<切断部4>
切断部4は、送出経路Qに沿って送給されるコルゲートチューブ1を、その周方向に沿って切断する。切断部4は、具体的には、切断刃41と、切断刃41を切断経路Rに沿って往復移動させる駆動機構42とを備える。切断経路Rは、送出経路Qを直交して横切る経路として設定されている。
切断部4は、送出経路Qに沿って送給されるコルゲートチューブ1を、その周方向に沿って切断する。切断部4は、具体的には、切断刃41と、切断刃41を切断経路Rに沿って往復移動させる駆動機構42とを備える。切断経路Rは、送出経路Qを直交して横切る経路として設定されている。
駆動機構42としては、例えば、モータの回転駆動力をラックおよびピニオン等を介して駆動力として作用させる機構、あるいは、エアシリンダ等の各種直線駆動機構等を採用することができる。駆動機構42の駆動を受けて、切断刃41が切断経路Rを往復移動されると、切断経路Rと送出経路Qとの交差位置において、送出経路Qに沿って送出されるコルゲートチューブ1がその周方向に沿って切断されることになる。つまり、コルゲートチューブ1と切断経路Rとの交差部分が、コルゲートチューブ1の切断予定位置(切断部4で切断される予定の位置)Cとなる。
<撮像部5>
撮像部5は、送出経路Qに沿って送出されるコルゲートチューブ1の切断予定位置Cを撮像する。撮像部5は、例えば、二次元イメージセンサおよび結像レンズ等から構成することができる。撮像部5は、コルゲートチューブ1の軸方向と平行であり、コルゲートチューブ1の切断予定位置Cを含む面領域を撮像面とし、視野が当該撮像面と平行になるように配置される。
撮像部5は、送出経路Qに沿って送出されるコルゲートチューブ1の切断予定位置Cを撮像する。撮像部5は、例えば、二次元イメージセンサおよび結像レンズ等から構成することができる。撮像部5は、コルゲートチューブ1の軸方向と平行であり、コルゲートチューブ1の切断予定位置Cを含む面領域を撮像面とし、視野が当該撮像面と平行になるように配置される。
<規制部6>
規制部6は、送出経路Qに沿って送出されるコルゲートチューブ1の周方向に沿う姿勢を規制して、コルゲートチューブ1が周方向に沿って捩れることを防止するための機能部である。切断装置2は、2個の規制部6(6a,6b)を備える。各規制部6a,6bは、送出経路Qに沿って間隔を空けて配置される。特に、一方の規制部(第1規制部)6aはできるだけ切断予定位置Cに近い位置に配置されることが好ましく、他方の規制部(第2規制部)6bは、第1規制部6aから送出経路Qの上流側に離間した位置に配置されることが好ましい。ここでは、第1規制部6aは、切断予定位置Cと送出部3との間に配置され、第2規制部6bは、送出部3とチューブ供給部30との間(すなわち、送出部3を挟んで切断予定位置Cと逆側)に配置される。
規制部6は、送出経路Qに沿って送出されるコルゲートチューブ1の周方向に沿う姿勢を規制して、コルゲートチューブ1が周方向に沿って捩れることを防止するための機能部である。切断装置2は、2個の規制部6(6a,6b)を備える。各規制部6a,6bは、送出経路Qに沿って間隔を空けて配置される。特に、一方の規制部(第1規制部)6aはできるだけ切断予定位置Cに近い位置に配置されることが好ましく、他方の規制部(第2規制部)6bは、第1規制部6aから送出経路Qの上流側に離間した位置に配置されることが好ましい。ここでは、第1規制部6aは、切断予定位置Cと送出部3との間に配置され、第2規制部6bは、送出部3とチューブ供給部30との間(すなわち、送出部3を挟んで切断予定位置Cと逆側)に配置される。
規制部6の構成について、図4を参照しながら具体的に説明する。図4は、規制部6の構成を模式的に示す概略斜視図である。規制部6は、支持壁20に固定された支持部材61を備える。支持部材61の一部分は折れ曲げられて支持壁20から突出された格好となっており、当該突出部分に挿入板62が立設されている。挿入板62は、厚みが例えば1mm程度の薄板形状の部材であり、その主面を鉛直方向および送出経路Qの延在方向に沿わせる姿勢で立設される。挿入板62を当該定められた姿勢で立設するには、例えば、支持部材61に載置された直方体状の補助部材63の壁面をガイド面として、挿入板62の主面を当該ガイド面に沿わせるようにして当該主面をガイド面に固定すればよい。挿入板62の上端縁には、内挿体64が固定される。内挿体64は、両端が丸められた長尺棒状の部材であり、その長尺方向を送出経路Qに沿わせるようにして送出経路Q上に配置される。
挿入板62の上端付近および内挿体64は、送出経路Qに突出する突出部を構成し、この突出部が送出経路Qに沿って送出されるコルゲートチューブ1のスリット13を介してコルゲートチューブ1の筒内部に差し込まれた状態とされることによって、コルゲートチューブ1が、そのスリット13を鉛直下方に向けるようにその周方向に沿う姿勢を規制された状態で送出経路Qに沿って送出されることになる。
なお、規制部6は、例えば、支持部材61において長孔(長尺方向が鉛直方向に沿う長孔)611を介して支持壁20にボルト固定される構成とすることにより、鉛直方向に沿う配置位置を調整可能としておくことが好ましい。この構成によると、送出経路Qに沿って送出されるコルゲートチューブ1の太さに応じて規制部6を昇降させることによって、内挿体64の鉛直方向に沿う位置を送出経路Qに沿って配設されるコルゲートチューブ1の中心軸に一致させることができる。
<操作パネル7>
再び図2,図3を参照する。操作パネル7は、オペレータからの各種の指示を受け付けるとともに、オペレータに各種の情報を表示する機能部であり、例えば、各種のスイッチおよびタッチパネル等により構成される。操作パネル7は、作業者から各種の指示、情報等の入力を受け付ける。
再び図2,図3を参照する。操作パネル7は、オペレータからの各種の指示を受け付けるとともに、オペレータに各種の情報を表示する機能部であり、例えば、各種のスイッチおよびタッチパネル等により構成される。操作パネル7は、作業者から各種の指示、情報等の入力を受け付ける。
<制御部8>
制御部8は、上述した各部3,4,5,7と電気的に接続され、これら各部を制御して、切断装置2においてコルゲートチューブ1の切断処理を実行させる。制御部8の構成について、以下に具体的に説明する。
制御部8は、上述した各部3,4,5,7と電気的に接続され、これら各部を制御して、切断装置2においてコルゲートチューブ1の切断処理を実行させる。制御部8の構成について、以下に具体的に説明する。
<i.ハードウエア構成>
図5は、制御部8のハードウエア構成を示すブロック図である。制御部8は、例えば、CPU801、ROM802、RAM803、外部記憶装置804等がバスライン800を介して相互接続された一般的なコンピュータによって構成されている。ROM802は基本プログラム等を格納しており、RAM803はCPU801が所定の処理を行う際の作業領域として供される。外部記憶装置804は、フラッシュメモリ、あるいは、ハードディスク装置等の不揮発性の記憶装置によって構成されている。外部記憶装置804には、後述する切断処理を行うためのプログラムPが格納されている。プログラムPに記述された手順に従って、主制御部としてのCPU801が演算処理を行うことにより、切断処理に係る各種機能が実現されるように構成されている。プログラムPは、通常、予め外部記憶装置804等のメモリに格納されて使用されるものであるが、CD−ROMあるいはDVD−ROM、外部のフラッシュメモリ等の記録媒体に記録された形態(プログラムプロダクト)で提供され(あるいは、ネットワークを介した外部サーバからのダウンロードなどにより提供され)、追加的または交換的に外部記憶装置804等のメモリに格納されるものであってもよい。なお、制御部8において実現される一部あるいは全部の機能は、専用の論理回路等でハードウエア的に実現されてもよい。
図5は、制御部8のハードウエア構成を示すブロック図である。制御部8は、例えば、CPU801、ROM802、RAM803、外部記憶装置804等がバスライン800を介して相互接続された一般的なコンピュータによって構成されている。ROM802は基本プログラム等を格納しており、RAM803はCPU801が所定の処理を行う際の作業領域として供される。外部記憶装置804は、フラッシュメモリ、あるいは、ハードディスク装置等の不揮発性の記憶装置によって構成されている。外部記憶装置804には、後述する切断処理を行うためのプログラムPが格納されている。プログラムPに記述された手順に従って、主制御部としてのCPU801が演算処理を行うことにより、切断処理に係る各種機能が実現されるように構成されている。プログラムPは、通常、予め外部記憶装置804等のメモリに格納されて使用されるものであるが、CD−ROMあるいはDVD−ROM、外部のフラッシュメモリ等の記録媒体に記録された形態(プログラムプロダクト)で提供され(あるいは、ネットワークを介した外部サーバからのダウンロードなどにより提供され)、追加的または交換的に外部記憶装置804等のメモリに格納されるものであってもよい。なお、制御部8において実現される一部あるいは全部の機能は、専用の論理回路等でハードウエア的に実現されてもよい。
外部記憶装置804には、切断処理に供されるサイズデータDが格納されている。サイズデータDについては後に説明する。
<ii.機能構成>
図6は、制御部8において実現される機能ブロック図である。制御部8は、切断制御部81と判定部82としての機能を備えている。これら各機能は、上記したようにCPU801がプログラムPに従って所定の演算処理を行うことにより実現される。
図6は、制御部8において実現される機能ブロック図である。制御部8は、切断制御部81と判定部82としての機能を備えている。これら各機能は、上記したようにCPU801がプログラムPに従って所定の演算処理を行うことにより実現される。
切断制御部81は、送出部3および切断部4を制御して、切断部4にコルゲートチューブ1を適切な位置で切断させる。具体的には、切断制御部81は、送出部3にコルゲートチューブ1を必要寸法だけ送出させた上で、切断部4にコルゲートチューブ1を切断させる。ただし、切断制御部81は、切断部4にコルゲートチューブ1を切断させる前に、切断予定位置Cが凸部11であるか否かを判定部82に判定させ、切断予定位置Cが凸部11であるとの肯定的な判定結果が得られた場合に、切断部4に当該切断予定位置Cでコルゲートチューブ1を切断させる。一方、切断予定位置Cについて肯定的な判定結果が得られなかった場合は、切断制御部81は、送出部3にコルゲートチューブ1をさらに送出させて切断部4とコルゲートチューブ1との相対的位置関係を変更し、切断部4に、否定的な判定結果が与えられた切断予定位置Cとは異なる位置でコルゲートチューブ1を切断させる。ただし、送出距離の制御は、例えば、送出部3の駆動機構32におけるモータの回転量(あるいは、モータ等に設けたエンコーダによる検出結果)に基づいてコルゲートチューブ1の送出距離を検出し、当該検出量に応じてモータの回転を制御することにより行われる。また、切断タイミングの制御は、例えば、切断部4の駆動機構42におけるモータの回転開始のタイミングを制御することにより行われる。
判定部82は、切断制御部81からの指示に応じて、コルゲートチューブ1の切断予定位置Cがコルゲートチューブ1の凸部11であるか否かの判定処理(凸部判定処理)を行う。具体的には、判定部82は、撮像部5に切断予定位置Cの撮像画像9を撮像させ、当該撮像画像9を画像解析して、当該切断予定位置Cがコルゲートチューブ1の凸部11であるか否かを判定する。
<iii.サイズデータD>
外部記憶装置804に格納されるサイズデータDは、各部の寸法が互いに異なる様々な種類のコルゲートチューブについてのサイズ情報であり、例えば、各種のコルゲートチューブについて、当該コルゲートチューブの凸部の幅d1、凹部の幅d2、外径d3等(図1参照)の寸法情報を含む。サイズデータDは、例えば、図7に示されるように、各種のコルゲートチューブについて、当該コルゲートチューブの各部d1,d2,d3の寸法情報と当該コルゲートチューブの識別番号(例えば、サイズ番号)とが対応付けられたテーブルの形式で保持される。サイズデータDに含まれる情報は、例えば、操作パネル7を介してオペレータから受け付けることにより取得される。
外部記憶装置804に格納されるサイズデータDは、各部の寸法が互いに異なる様々な種類のコルゲートチューブについてのサイズ情報であり、例えば、各種のコルゲートチューブについて、当該コルゲートチューブの凸部の幅d1、凹部の幅d2、外径d3等(図1参照)の寸法情報を含む。サイズデータDは、例えば、図7に示されるように、各種のコルゲートチューブについて、当該コルゲートチューブの各部d1,d2,d3の寸法情報と当該コルゲートチューブの識別番号(例えば、サイズ番号)とが対応付けられたテーブルの形式で保持される。サイズデータDに含まれる情報は、例えば、操作パネル7を介してオペレータから受け付けることにより取得される。
<iv.処理の流れ>
<全体の流れ>
切断制御部81による切断処理について、図8を参照しながら説明する。図8は、切断処理の流れを示す図である。
<全体の流れ>
切断制御部81による切断処理について、図8を参照しながら説明する。図8は、切断処理の流れを示す図である。
オペレータが操作パネル7を介して、コルゲートチューブ1に必要とされる長尺寸法(必要寸法)を入力するとともに、当該コルゲートチューブ1のサイズを特定するための情報(例えば、サイズ番号)を入力した上で、切断処理開始の指示を与えると、切断制御部81は当該入力操作を受け付けて、一連の切断処理を開始する。
まず、切断制御部81は、送出部3に、コルゲートチューブ1を先に入力された必要寸法だけ送出させる(ステップS1)。ただし、ここでは、先に入力された必要寸法よりも、許容される寸法精度の範囲内で、僅かに(例えば、1〜2mm程度)短い距離だけ送出させることが好ましい。これは、後に、切断予定位置Cに凸部11がくるように凹部12の幅d2分(通常は1〜2mm程度)の追加の送出がなされる可能性があるからである。
コルゲートチューブ1が必要寸法だけ送出されると、切断制御部81は、判定部82に、切断予定位置Cの凸部判定処理を行わせる(ステップS2)。凸部判定処理の流れについては、後に説明する。凸部判定処理において判定異常が検出された場合は、切断制御部81は、その旨を操作パネル7を介して外部に報知するとともに、以後の切断処理を中止する。
ステップS2で切断予定位置Cに肯定的な判定結果が得られた場合(すなわち、切断予定位置Cがコルゲートチューブ1の凸部11であると判定された場合)(ステップS3でYES)、切断制御部81は、切断部4に当該切断予定位置Cを切断させる(ステップS4)。この場合、コルゲートチューブ1は、凸部11において切断されることになる。
一方、ステップS2で切断予定位置Cに否定的な判定結果が得られた場合(すなわち、切断予定位置Cがコルゲートチューブ1の凸部11でないと判定された場合)(ステップS3でNO)、切断制御部81は、サイズデータDを参照して凹部12の幅d2を特定し、送出部3に、コルゲートチューブ1をその凹部12の幅d2だけ送出させる(ステップS5)。
コルゲートチューブ1が凹部12の幅d2だけ送出されると、切断制御部81は、切断部4にコルゲートチューブ1を切断させる(ステップS4)。この場合、コルゲートチューブ1は、否定的な判定結果を与えられた切断予定位置Cから凹部12の幅d2だけ離間した位置において切断されることになる。切断予定位置Cは凹部12であったため、この切断予定位置Cから凹部12の幅d2分だけ離間した位置は凸部11となっている。したがって、この場合も、コルゲートチューブ1は、凸部11において切断されることになる。
<凸部判定処理>
判定部82による凸部判定処理(図8のステップS2参照)の流れについて、図9〜図11を参照しながら具体的に説明する。図9は、凸部判定処理の流れを示す図である。図10は、切断予定位置Cが凸部11の場合の撮像画像9の例を模式的に示す図である。図11は、切断予定位置Cが凹部12の場合の撮像画像9の例を模式的に示す図である。
判定部82による凸部判定処理(図8のステップS2参照)の流れについて、図9〜図11を参照しながら具体的に説明する。図9は、凸部判定処理の流れを示す図である。図10は、切断予定位置Cが凸部11の場合の撮像画像9の例を模式的に示す図である。図11は、切断予定位置Cが凹部12の場合の撮像画像9の例を模式的に示す図である。
凸部判定処理に先だって、判定部82は、操作パネル7を介してオペレータから判定対象となるコルゲートチューブ1の種類を特定するための情報(例えば、サイズ番号の指定)を受け付けており、これに基づいて、判定対象となるコルゲートチューブ1の各部d1,d2,d3の寸法情報をサイズデータDから取得している。
切断制御部81から凸部判定処理の実行指示をうけると、判定部82は、撮像部5に切断予定位置Cを撮像させ、得られた撮像画像9を撮像部5から取得する(ステップS11)。
続いて、判定部82は、撮像画像9から判定対象画素を抽出する(ステップS12)。ここで、「判定対象画素」とは、撮像画像9内に設定される判定対象領域91に含まれる画素である。ただし、「判定対象領域91」とは、撮像画像9上における送出経路Qと切断経路Rの交点を中心とする矩形領域であり、送出経路Qに沿う長さが、撮像画像9上におけるコルゲートチューブ1の凸部11の幅d1と同じ長さとされる。また、切断経路Rに沿う長さが、撮像画像9上におけるコルゲートチューブ1の外径d3以上の長さとされる。
続いて、判定部82は、抽出された各判定対象画素が、コルゲートチューブ1に由来する画素(以下「特定画素」という)か否かを判断する(ステップS13)。すなわち、判定対象画素が、コルゲートチューブ1に由来する特定画素、背景(具体的には、支持壁20)に由来する背景画素、のどちらであるかを判断する。この判断は、例えば、判定対象画素の色相に基づいて行うことができる。なお、この判断の精度を高めるためには、特定画素と背景画素とが大きな色相差をもつことが好ましく、このためには、例えば、コルゲートチューブ1の背景として写り込む支持壁20の部分領域にバックライトを埋め込む等して当該部分領域を面発光させる構成としておけばよい。この構成によると、コルゲートチューブ1の正射影領域が影となって撮像画像9に映し出されるため、特定画素が比較的暗い色相領域に集中して分布し、背景画素が比較的明るい色相領域に集中して分布する。したがって、特定画素と背景画素とを簡易かつ正確に区別することができる。また例えば、背景として写り込む支持壁20の部分領域を、光を反射しにくい部材(ウレタン性部材、スポンジ性部材等)、コルゲートチューブ1とは異なる色の部材等で覆う構成も有効である。この構成によっても特定画素の分布する色相領域と背景画素が分布する色相領域とを分離させることができ、特定画素と背景画素とを簡易かつ正確に区別することができる。
続いて、判定部82は、特定画素の個数を計数する(ステップS14)。切断予定位置Cが凸部11である場合の撮像画像9(図10)と凹部12である場合の撮像画像9(図11)とを比べると、前者の方が、判定対象領域91に多数の特定画素が含まれるため、特定画素の計数値が大きくなる。
続いて、判定部82は、ステップS14で得られた特定画素の計数値に基づいて、切断予定位置Cが凸部11であるか否かを判定する。具体的には、特定画素の計数値が所定の閾値W以上である場合(ステップS15でYES)は、切断予定位置Cが凸部11であると判断し(ステップS16)、定められた閾値Wより小さい場合(ステップS15でNO)は、切断予定位置Cが凸部11でないと判断する(ステップS17)。
切断予定位置Cに凸部11の中心がある状態(図10)と、切断予定位置Cに凹部12の中心がある状態(図11)とのそれぞれにおいて、各切断予定位置Cの撮像画像9から得られる特定画素の計数値をそれぞれ「最大数N1」「最小数N2」とした場合、閾値Wは、最小数N2より十分大きく、最大数N1以下の値とされる。例えば、閾値Wを最大数N1とすれば、判定対象領域91に凸部11が100%入っている場合(すなわち、凸部11の中心が切断予定位置Cにきている場合)に限って、切断予定位置Cに肯定的な判定結果が与えられる。また例えば、閾値Wを最大数N1と最小数N2との平均値より僅かに大きな値とすれば、判定対象領域91に凸部11が半分以上入っている場合に、切断予定位置Cに肯定的な判定結果が与えられる。すなわち、この場合は、凸部11の中心が切断予定位置Cから多少ずれていても、凸部11の一部が切断予定位置Cにかかっている場合は、当該切断予定位置Cに肯定的な判定結果が与えられることになる。最小数N2より十分大きく、最大数N1以下の任意の値のうち、どの値を閾値Wとして採用するかは、オペレータが任意に選択できるものとすることが好ましい。
ただし、上述した最大数N1および最小数N2の各値は、判定対象とされるコルゲートチューブ1のサイズに応じて異なる値となってくる値であり、例えば、コルゲートチューブ1の外径d3が大きいほど大きい値となる。そこで、判定部82は、サイズデータDから取得した、判定対象とされるコルゲートチューブ1の各部d1,d2,d3の寸法情報に基づいて、最大数N1および最小数N2の各値を算出し、これに基づいて閾値Wを決定する。つまり、閾値Wは、コルゲートチューブ1のサイズに応じて規定される値となる。なお、最大数N1および最小数N2の各値は、予め算出されて、サイズ番号と対応付けてサイズデータDに記憶されていてもよい。
なお、特定画素が適切に計数されている場合は、得られる計数値は最大数N1に比べて極端に大きな値にはならないはずであり、最大数N1に比べて極端に大きな値の計数値が得られている場合は、信用に足る計数値が得られていない可能性が高い。そこで、上限閾値をさらに設定して、特定画素の計数値が上限閾値よりも大きい場合は、判定異常であると判断してもよい。この場合、上限閾値は、例えば、最大数N1より僅かに(例えば、10画素程度)大きな値とすればよい。
<3.効果>
上記の実施形態によると、判定部82が凸部判定処理において切断予定位置Cに肯定的な判定結果を与えた場合に、切断制御部81が切断部4に当該切断予定位置Cを切断させる。したがって、コルゲートチューブ1を確実に凸部11で切断することができる。ここにおいて、判定部82は、切断予定位置Cを撮像して得られた撮像画像9を画像解析して、当該切断予定位置Cが凸部11であるか否かを判定するので、様々なサイズのコルゲートチューブに柔軟に対応して正確な判定結果を得ることができる。つまり、この態様においては、様々なサイズのコルゲートチューブを簡易かつ確実に凸部で切断することができる。
上記の実施形態によると、判定部82が凸部判定処理において切断予定位置Cに肯定的な判定結果を与えた場合に、切断制御部81が切断部4に当該切断予定位置Cを切断させる。したがって、コルゲートチューブ1を確実に凸部11で切断することができる。ここにおいて、判定部82は、切断予定位置Cを撮像して得られた撮像画像9を画像解析して、当該切断予定位置Cが凸部11であるか否かを判定するので、様々なサイズのコルゲートチューブに柔軟に対応して正確な判定結果を得ることができる。つまり、この態様においては、様々なサイズのコルゲートチューブを簡易かつ確実に凸部で切断することができる。
また、上記の実施形態によると、判定部82が凸部判定処理において切断予定位置Cに否定的な判定結果を与えた場合に、切断制御部81が、切断部4に、当該否定的な判定結果が与えられた切断予定位置Cとは異なる位置(具体的には、切断予定位置Cから凹部12の幅d2だけ離間した位置)でコルゲートチューブ1を切断させる。したがって、生産性の低下を抑制しつつ、コルゲートチューブ1が凹部12で切断されることを確実に回避することができる。
また、上記の実施形態によると、送出経路Qに沿って送出されるコルゲートチューブ1の周方向に沿う姿勢を規制する規制部6を備えるので、送出経路Qに沿って送出されるコルゲートチューブ1に捩れが生じにくい。特に、ここでは、送出経路Qに沿って間隔をあけて配置される規制部6を複数個備えるので、送出経路Qに沿って送出されるコルゲートチューブ1の捩れを確実に防止できる。さらに、一方の規制部6(第1規制部6a)は、切断予定位置Cと送出部3との間に配置されるので、切断予定位置Cにおいてコルゲートチューブ1が捩れのない状態になるように確実に担保される。したがって、撮像部5にて捩れのない状態のコルゲートチューブ1が撮像されることになり、凸部判定処理を正確に行うことができる。また、切断部4において、コルゲートチューブ1をその周方向に沿って真っ直ぐに切断することができる。
また、上記の実施形態によると、判定部82が、撮像画像9に設定された判定対象領域91に含まれる画素(判定対象画素)のうち、コルゲートチューブ1に由来する特定画素の個数が所定の閾値W以上であるか否かによって、切断予定位置Cがコルゲートチューブ1の凸部11であるか否かを判断する。この構成によると、閾値Wの値を変更するだけで、様々なサイズのコルゲートチューブについて、凸部判定処理を簡易かつ正確に行うことができる。
<4.変形例>
上記の実施形態においては、切断制御部81は、切断予定位置Cがコルゲートチューブ1の凸部11でないと判定された場合は、送出部3にコルゲートチューブ1を凹部12の幅d2だけ送出させた上で(ステップS5)、切断部4にコルゲートチューブ1を切断させる構成としていたが、コルゲートチューブ1が凹部12の幅d2だけ送出された状態における新たな切断予定位置Cについて再び判定部82に凸部判定処理を行わせる態様としてもよい。すなわち、図12に示すように、コルゲートチューブ1をその凹部12の幅d2だけ送出させた上で(ステップS5)、再びステップS2の処理にもどって、新たな切断予定位置Cについて判定部82に凸部判定処理を行わせてもよい。この場合、ステップS2において肯定的な判定結果が得られるまで、ステップS5、および、ステップS2の一連の工程が繰り返されることになる。
上記の実施形態においては、切断制御部81は、切断予定位置Cがコルゲートチューブ1の凸部11でないと判定された場合は、送出部3にコルゲートチューブ1を凹部12の幅d2だけ送出させた上で(ステップS5)、切断部4にコルゲートチューブ1を切断させる構成としていたが、コルゲートチューブ1が凹部12の幅d2だけ送出された状態における新たな切断予定位置Cについて再び判定部82に凸部判定処理を行わせる態様としてもよい。すなわち、図12に示すように、コルゲートチューブ1をその凹部12の幅d2だけ送出させた上で(ステップS5)、再びステップS2の処理にもどって、新たな切断予定位置Cについて判定部82に凸部判定処理を行わせてもよい。この場合、ステップS2において肯定的な判定結果が得られるまで、ステップS5、および、ステップS2の一連の工程が繰り返されることになる。
この変形例によると、判定部82が凸部判定処理において肯定的な判定結果を与えるような切断予定位置Cが見つかってから、当該切断予定位置Cを切断することになる。したがって、コルゲートチューブ1が凹部12で切断されることを確実に回避することができる。
<5.その他の変形例>
上記の実施形態においては、規制部6を2個備える構成であったが、規制部6は必ずしも複数個設ける必要はない。また、逆に、規制部6を3個以上設ける構成であってもよい。なお、これらの各場合も、少なくとも一個の規制部6はできるだけ切断予定位置Cに近い位置に配置されることが好ましい。
上記の実施形態においては、規制部6を2個備える構成であったが、規制部6は必ずしも複数個設ける必要はない。また、逆に、規制部6を3個以上設ける構成であってもよい。なお、これらの各場合も、少なくとも一個の規制部6はできるだけ切断予定位置Cに近い位置に配置されることが好ましい。
また、判定部82が、撮像画像9を画像解析して切断予定位置Cがコルゲートチューブ1の凸部11であるか否かを判定する態様は、上記に説明したものに限らない。例えば、撮像画像9からエッジ検出等によりコルゲートチューブ1の輪郭を抽出することにより、切断予定位置Cがコルゲートチューブ1の凸部11であるか否かを判定する、といった態様を採用してもよい。
また、上記の実施形態においては、切断部4が送出経路Qに沿う定位置に固定されており、送出部3がコルゲートチューブ1を送出することによって、切断部4とコルゲートチューブ1との相対的位置関係を変更させる態様であったが、切断部4とコルゲートチューブ1との相対的位置関係を変更する態様は必ずしもこれに限らない。例えば、切断部4を送出経路Qに沿って移動させることにより、切断部4とコルゲートチューブ1との相対的位置関係を変更する態様を採用してもよい。
また、上記の実施の形態において、撮像画像9上に、上下中心軸が送出経路Qと一致し、送出経路Qに沿う長さが凸部11の幅d1と同じ長さの矩形領域を複数個設定し、各矩形領域について、当該矩形領域に含まれる特定画素の個数を計数し、特定画素を最も多く含んでいた矩形領域の左右中心軸を切断部4に切断させる構成としてもよい。
1 コルゲートチューブ
2 切断装置
3 送出部
4 切断部
5 撮像部
6 規制部
7 操作パネル
8 制御部
81 切断制御部
82 判定部
D サイズデータ
2 切断装置
3 送出部
4 切断部
5 撮像部
6 規制部
7 操作パネル
8 制御部
81 切断制御部
82 判定部
D サイズデータ
Claims (9)
- コルゲートチューブを、その軸方向を送出経路に沿わせて送出する送出部と、
前記送出経路に沿って送出される前記コルゲートチューブを、その周方向に沿って切断する切断部と、
前記コルゲートチューブの切断予定位置を撮像する撮像部と、
前記切断予定位置の撮像画像を画像解析して、前記切断予定位置が前記コルゲートチューブの凸部であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部が前記切断予定位置に肯定的な判定結果を与えた場合に、前記切断部に当該切断予定位置を切断させる切断制御部と、
を備えるコルゲートチューブの切断装置。 - 請求項1に記載のコルゲートチューブの切断装置であって、
前記切断制御部が、
前記判定部が前記切断予定位置に否定的な判定結果を与えた場合に、前記切断部に当該切断予定位置とは異なる位置を切断させる、コルゲートチューブの切断装置。 - 請求項1または2に記載のコルゲートチューブの切断装置であって、
前記送出経路に突出する突出部を備え、前記突出部が前記送出経路に沿って送出されるコルゲートチューブの軸方向に沿う一連のスリットを介して前記コルゲートチューブの内部に差し込まれた状態とされることによって、前記コルゲートチューブの周方向に沿う姿勢を規制する規制部、
を備える、コルゲートチューブの切断装置。 - 請求項3に記載のコルゲートチューブの切断装置であって、
前記規制部を複数個備え、
前記複数の規制部が、前記送出経路に沿って間隔をあけて配置される、コルゲートチューブの切断装置。 - 請求項4に記載のコルゲートチューブの切断装置であって、
前記複数の規制部のうちの少なくとも一つが、前記切断予定位置と前記送出部との間に配置される、コルゲートチューブの切断装置。 - 請求項1から5のいずれかに記載のコルゲートチューブの切断装置であって、
前記判定部が、
前記撮像画像上において、前記切断予定位置を中心とし、前記コルゲートチューブの凸部の幅と等しい幅を有する部分領域を判定対象領域とし、前記判定対象領域に含まれる前記コルゲートチューブに由来する画素の個数が所定の閾値以上である場合に、前記切断予定位置が前記コルゲートチューブの凸部であると判定し、
前記所定の閾値が、前記コルゲートチューブのサイズに応じて規定される値である、コルゲートチューブの切断装置。 - a)コルゲートチューブの切断予定位置を撮像し、得られた撮像画像を画像解析して、前記切断予定位置が前記コルゲートチューブの凸部であるか否かを判定する工程と、
b)前記a)工程において前記切断予定位置に肯定的な判定結果が得られた場合に、当該切断予定位置を切断する工程と、
を備える、切断されたコルゲートチューブの製造方法。 - 請求項7に記載の切断されたコルゲートチューブの製造方法であって、
c)前記a)工程において前記切断予定位置に否定的な判定結果が得られた場合に、当該切断予定位置から前記コルゲートチューブの軸方向に沿って定められた距離だけ離間した位置で、前記コルゲートチューブを切断する工程、
を備える、切断されたコルゲートチューブの製造方法。 - 請求項7に記載の切断されたコルゲートチューブの製造方法であって、
d)前記a)工程において前記切断予定位置に否定的な判定結果が得られた場合に、当該切断予定位置から前記コルゲートチューブの軸方向に沿って定められた距離だけ離間した位置を新たな切断予定位置として、前記a)工程を再び行う工程と、
e)前記a)工程において肯定的な判定結果が得られるまで、前記d)工程を繰り返す工程と、
を備える、切断されたコルゲートチューブの製造方法。
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