JP2006123142A - 切断治具 - Google Patents

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浄翁 藤田
Kyoichi Suzuki
京一 鈴木
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Abstract

【課題】 長手方向に凹凸をもつ被切断管の切断の手間と時間を低減すると共に、落下及び紛失を防止する。
【解決手段】 長手方向に凹凸をもつ被切断管2を鋸歯3等の切断刃4で切断するための切断治具7において、上記被切断管2の凹凸部5、6と係合すると共に被切断管2を跨ぐ門型の治具本体8を形成し、この治具本体8に、上記切断刃4を挿通させて保持しながら往復移動自在に案内しつつ上記被切断管2を上下に切断させる切断刃ガイド穴15を形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、長手方向に凹凸をもつ被切断管を鋸歯等の切断刃で切断するための切断治具に関するものである。
図8に示すように、例えば、波付き銅コルゲートチューブ1等の長手方向に凹凸をもつ被切断管2を、鋸歯等の切断刃で切断するには、その切断端部に接栓を取り付けるため、波付き銅コルゲートチューブ1の波溝の頂部(最も太い部分)で切断する必要があった。そのため、被切断管2に後述する切断治具51を取り付けて切断するようになっていた。
図7に示すように、切断治具51は、逆U字状に形成された治具本体52の内周側に、被切断管2の凹部5に係合する突状部53が形成されている。治具本体52の下端部には、切断治具51同士を連結するための連結部54が設けられている。連結部54には、被切断管2の長手方向に延出する突起部55が設けられ、その逆側面には、隣接する切断治具51の突起部55が挿入される穴56が形成されている。連結部54は、その厚さ(被切断管2の長手方向長さ)が治具本体52の厚さよりも厚く形成されており、二つの切断治具51を連結した際に、治具本体52間に縦長の隙間57(図8参照)が形成される。隙間57は、被切断管2の凸部6の頂部に相当する場所に位置される。
この隙間57に沿って、切断刃を往復移動させることで、隙間57が切断刃のガイド58となり、被切断管2の凸部6の中心頂部を真っ直ぐに切断することができる。
特開2002−370120号公報
しかしながら、上述の切断治具51では、被切断管2の切断前に、二つの切断治具51を連結して、被切断管2に取り付けておかなければならず、その取付に手間と時間を要するといった問題があった。また、切断治具51は小さいものであるので、取扱いが難しく落下や紛失を招いてしまうと行った問題もあった。
そこで、本発明は、上記課題を解決すべく案出されたものであり、その目的は、
長手方向に凹凸をもつ被切断管の切断の手間と時間を低減できると共に、落下及び紛失を防止できる切断治具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、長手方向に凹凸をもつ被切断管を鋸歯等の切断刃で切断するための切断治具において、上記被切断管の凹凸部と係合すると共に被切断管を跨ぐ門型の治具本体を形成し、この治具本体に、上記切断刃を挿通させて保持しながら往復移動自在に案内しつつ上記被切断管を上下に切断させる切断刃ガイド穴を形成した切断治具である。
そして、上記被切断管が、波付き銅コルゲートチューブであり、上記治具本体を上記波付き銅コルゲートチューブに係合させたときに上記切断刃ガイド穴が、波の頂部に位置するものが好ましい。
また、上記治具本体が、樹脂又は金属或いはこれらを組み合わせた材料で形成されたものが好ましい。
本発明によれば、長手方向に凹凸をもつ被切断管の切断の手間と時間を低減できると共に、治具の落下及び紛失を防止できるといった優れた効果を発揮する。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る切断治具の好適な実施の形態を示した斜視図、図2は本発明に係る切断治具の好適な実施の形態を示した正面図及び側面図、図3は本発明に係る切断治具を鋸に取り付けた状態を示した正面図、図4は被切断管を示した側面図、図5は被切断管の切断時の状態を示した側面図、図6は切断後の被切断管を示した側面図である。
本実施の形態に係る切断治具7は、例えば、波付き銅コルゲートチューブ1等の長手方向に凹凸をもつ被切断管2を鋸歯3等の切断刃4で切断する際に、被切断管2に係合して、切断刃4の位置を決めると共にその移動を規制して切断方向をガイドするためのものである。
図4に示すように、波付き銅コルゲートチューブ1は、長手方向に凹部5と凸部6が等ピッチで交互に形成されており、その外周は外皮9によって被覆されている。凸部6は、断面円弧状に形成されている。
図1及び図2に示すように、切断治具7は、樹脂又は金属或いはこれらを組み合わせた材料で形成されており、波付き銅コルゲートチューブ1(被切断管2)の凹凸部5、6に係合すると共に波付き銅コルゲートチューブ1を跨ぐ門型の治具本体8を有している。治具本体8は、断面略矩形の箱状に形成され、波付き銅コルゲートチューブ1を跨ぐべく、下部に切欠部11が形成されている。切欠部11は、その上端が波付き銅コルゲートチューブ1の外径と略同径の半円状に形成され、この半円部より下方部分は、半円の直径と同じ幅で下端部まで延びて開放されている。切欠部11は、その幅方向(被切断管2の長手方向)中心部に断面コ字状の溝12が内周面に沿って形成されている。この溝12の両側に位置する突条部14が、波付き銅コルゲートチューブ1の凹部5に挿入されて係合するようになっている。このとき、波付き銅コルゲートチューブ1の凸部6が円弧状に形成されているので、一対の突条部14が、凸部6を中心に対称的に配置される。
なお、溝12の断面形状は、波付き銅コルゲートチューブ1の凸部6の断面形状に相当する形状に合わせてもよい。また、先端に向かって溝12の幅が拡がるように形成してもよい。
治具本体8には、鋸歯3(切断刃4)を挿通させて支持しながら往復移動自在に案内しつつ、波付き銅コルゲートチューブ1を上下に切断させる切断刃ガイド穴15が形成されている。切断刃ガイド穴15は、鋸歯3をその四方から覆うと共に上下に延出して形成されている。切断刃ガイド穴15は、治具本体8の幅方向(図2(a)中、左右方向)に貫通して形成されている。切断刃ガイド穴15は、治具本体8の厚さ方向中間部に形成されており、鋸歯3が、治具本体8の厚さ方向中心、すなわち波付き銅コルゲートチューブ1の凸部6の中心頂部に位置するようになっている。切断刃ガイド穴15は、鋸歯3より若干厚い厚さで形成されており、鋸歯3を往復移動可能にガイドする。
切断刃ガイド穴15は、その上端部が閉じており、そこに鋸歯3の上端に接する係止部18が形成されている。係止部18は、切断刃ガイド穴15に鋸歯3を挿入したときに、鋸歯3の上端に当接することで、治具本体8を鋸歯3に係止させるようになっている。係止部18は、切欠部11の溝12の上端部よりも、少なくとも鋸歯3の高さ分以上、上方に位置しており、治具本体8を鋸歯3に係止したときに、鋸歯3が、切欠部11の溝12内に突出しないようになっている。切断刃ガイド穴15は、その下端部も閉じており、波付き銅コルゲートチューブ1の切断後に、鋸歯3が、切断治具7から離反しないようになっている。
鋸歯3は、切断刃ガイド穴15内で押し引きされ往復移動しながら下方に移動して、切欠部4内に嵌め込まれた波付き銅コルゲートチューブ1を切断する。
図3に示すように、上記構成の切断治具7は、鋸16に往復移動可能に一体的に取り付けられる。かかる鋸16は、その鋸歯3がその先端部と基端部近傍とで弓状の支持部材17に支持されている。支持部材17は、ネジ(図示せず)等によって鋸歯3を着脱自在に固定するようになっている。切断治具7を鋸16に取り付ける際には、鋸歯3の先端部を一旦開放して、切断治具7の切断刃ガイド穴15に鋸歯3を挿入して、切断治具7を鋸16に装着した後、支持部材17で、鋸歯3の先端を固定する。これによって、鋸歯3の両端が支持部材17によって支持されることとなり、切断治具7は、鋸歯3に沿って移動しても、支持部材17に当接することで、鋸16からの脱落を防止できる。切断治具7の鋸16への取付は、波付き銅コルゲートチューブ1の切断作業前に予め行っておく。このように、予め切断治具7を鋸16に離反しないように取り付けているので、運搬時等に切断治具7を紛失することもない。また、切断治具7は、従来の治具が二つの治具を組み立てるようになっていたのに対して、一体で形成されているので、その取扱が容易である。
波付き銅コルゲートチューブ1を切断する際は、まず図4に示すように、波付き銅コルゲートチューブ1の外皮9を剥がした後、図5に示すように、切断治具7を波付き銅コルゲートチューブ1の凹凸部5、6に係合させる。このとき、切断治具7は鋸歯3に一体的に取り付けられているので、落下することはない。また、鋸歯3が切断刃ガイド穴15に挿入されているので、鋸歯3を切断すべき位置に近づけるだけで、切断治具7をその取付位置に移動できる。よって、従来のように、切断治具を別個に取り付ける必要がなく、切断治具の取付にかかる手間と時間を大幅に低減できる。
そして、切断治具7は、切欠部11の溝12両側の突条部14が波付き銅コルゲートチューブ1の凸部6に沿って対称位置へと移動し、凹部5に挿入されて係合することとなるので、一対の突条部14が凸部6を中心に対称的に配置され、治具本体8の厚さ方向中心に形成された切断刃ガイド穴15が、凸部6の中心頂部に位置することとなる。
そして、切断治具7を押さえながら、鋸歯3を押し引きして往復移動させて、波付き銅コルゲートチューブ1を切断する。このとき、鋸歯3は切断面に対しては自由に動かすことはできるが、それ以外(波付き銅コルゲートチューブ1の軸方向)については切断刃ガイド穴15に拘束されているので、図6に示すように、波付き銅コルゲートチューブ1の凸部6の中央を、一定の角度で真っ直ぐに切断することができる。
なお、上記実施の形態では、切断刃ガイド穴15が波付き銅コルゲートチューブ1の直交方向に延出され、波付き銅コルゲートチューブ1を直交方向に切断しているが、切断刃ガイド穴15の延出方向を変更すれば、波付き銅コルゲートチューブ1と直交する角度とは別の角度、例えば斜めに切断することも可能である。
また、上記実施の形態では、鋸歯3の両端を弓状の支持部材17で支持しているが、これに限られるものではない。鋸歯3の両端に、切断治具7を係止する突起部が、少なくとも一方が着脱自在に形成されていればよい。
さらに、上記実施の形態では、鋸16の鋸歯3に切断治具7を取り付けた例を示したが、これに限られるものではなく、棒状板材の側面に刃が設けられたものであれば、カッタ等にも適用できる。
本発明に係る切断治具の好適な実施の形態を示した斜視図である。 本発明に係る切断治具の好適な実施の形態を示した(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明に係る切断治具を鋸に取り付けた状態を示した正面図である。 被切断管を示した側面図である。 被切断管の切断時の状態を示した側面図である。 切断後の被切断管を示した側面図である。 従来の切断治具を示した(a)は正面図、(b)は側面図である。 従来の切断治具を被切断管に装着した状態を示した側面図である。
符号の説明
1 波付き銅コルゲートチューブ
2 被切断管
3 鋸歯
4 切断刃
5 凹部
6 凸部
7 切断治具
8 治具本体
15 切断刃ガイド穴

Claims (3)

  1. 長手方向に凹凸をもつ被切断管を鋸歯等の切断刃で切断するための切断治具において、上記被切断管の凹凸部と係合すると共に被切断管を跨ぐ門型の治具本体を形成し、この治具本体に、上記切断刃を挿通させて保持しながら往復移動自在に案内しつつ上記被切断管を上下に切断させる切断刃ガイド穴を形成したことを特徴とする切断治具。
  2. 上記被切断管が、波付き銅コルゲートチューブであり、上記治具本体を上記波付き銅コルゲートチューブに係合させたときに上記切断刃ガイド穴が、波の頂部に位置する請求項1記載の切断治具。
  3. 上記治具本体が、樹脂又は金属或いはこれらを組み合わせた材料で形成された請求項1又は2記載の切断治具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184079A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Atox Co Ltd 配管切断用治具及び切断機
CN103600122A (zh) * 2013-08-19 2014-02-26 苏州市胜能弹簧五金制品有限公司 一种锯工辅助件
CN103648736A (zh) * 2011-07-08 2014-03-19 住友电装株式会社 波纹管的切断装置及切断的波纹管的制造方法

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