JP5720782B2 - 溶接トーチ - Google Patents

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Description

本発明は、溶接トーチに関する。
本願は、2011年6月22日に日本に出願された特願2011−138311号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
例えば、特許文献1には、TIG溶接において高速溶接を実現できる多電極方式の溶接トーチが開示されている。
この多電極方式の溶接トーチは、特許文献1に示すように、絶縁材を挟んで対向配置される一対の電極棒と、これらの電極棒を固定するコレット等とを備えて構成されている。
そして、特許文献1においては、より狭い開先の溶接を行うために、電極棒を薄い板状とすると共に、電極棒の先端を尖らせた形状を採用している。
日本国特開2000−94137号公報
特許文献1では、電極棒を薄い板状とすると共に電極棒の先端を尖らせた形状を採用している。この形状は、狭い開先の溶接を行える点で非常にメリットが高い。
ところが、電極棒は、タングステン系の材料で形成されているので、加工が難しく、薄い板状とすることが困難である。このため、電極棒の製造コストが増大してしまう。
よって、より安価な電極棒が使用できる多電極方式の溶接トーチを製造することが望まれる。
このため、電極棒をタングステン系の材料からなる断面円形の丸棒から形成することが提案されている。タングステン系の材料からなる断面円形の丸棒は、一般的にも販売され、製造技術が確立されていることから安価に製造することができる。よって、電極棒を安価に製造することが可能となる。
しかしながら、断面円形の丸棒から電極棒を形成した場合、電極棒は、断面形状の少なくとも一部に円弧状の曲面領域を有する。
電極棒にはコレットと呼ばれる金属部材を介して給電が行われているが、電極棒が曲面領域を有する場合には、電極が平面を広く有する従来の板形状である場合と比較して、コレットと電極棒との接触面積が減少し、給電が不安定となる可能性がある。
より詳細に説明すると、電極が板形状である場合には、同じく板形状とされたコレットに対して面と面で接触させることができるため広い接触面積を確保することができる。一方、電極が断面円形の棒状である場合には、板形状とされたコレットに対して線で接触するため、接触面積が減少する。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、多電極方式の溶接トーチにおいて、断面形状に曲面領域を有する電極棒を用いた場合におけるコレットと電極棒との接触面積を増大させ、電極棒への給電を安定的に行うことを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
本発明に係る第1の態様は、絶縁材を介して配置される複数の電極棒と、電極棒に当接すると共に電極棒に導電するコレットとを備える溶接トーチであって、上記電極棒が、長さ方向と直交する断面形状の少なくとも一部に円弧状の曲面領域を有する形状とされ、上記コレットが、上記電極棒が嵌合されると共に上記電極棒の長さ方向から見て上記曲面領域の複数箇所と内壁面が接触する溝部を備えるという構成を採用する。
本発明に係る第2の態様は、上記第1の態様において、上記電極棒の先端側を向く上記コレットの先端に切欠き部が設けられているという構成を採用する。
この場合、上記コレットの先端のうち、上記電極棒と接触しない部分に上記切欠き部が設けられていることが望ましい。
本発明に係る第3の態様は、上記第1または第2の態様において、上記電極棒に対する位置が固定して配置されるコレット支持部材を備え、上記コレットが、上記電極棒に対して傾動可能に上記コレット支持部材に支持されているという構成を採用する。
本発明に係る第4の態様は、上記第1〜第3いずれかの態様において、上記コレットが、上記電極棒の長さ方向と直交する方向に変位可能に上記コレット支持部材に支持されているという構成を採用する。
本発明に係る第5の態様は、上記第1〜第4いずれかの態様において、上記電極棒の長さ方向から見た上記溝部の形状が台形形状とされているという構成を採用する。
本発明に係る第6の態様は、上記第1〜第5いずれかの態様において、上記溝部の内壁面から突出する突起部と、上記電極棒に設けられると共に上記突起部が嵌合する嵌合穴とを備えるという構成を採用する。
本発明によれば、コレットが、電極棒が嵌合されると共に電極棒の長さ方向から見て曲面領域の複数箇所と内壁面が接触する溝部を備える。
このため、電極棒の長さ方向から見て、コレットと電極棒との接触箇所を最低2箇所確保することができる。
したがって、本発明によれば、多電極方式の溶接トーチにおいて、断面形状に曲面領域を有する電極棒を用いた場合におけるコレットと電極棒との接触面積を増大させ、電極棒への給電を安定的に行うことが可能となる。
本発明の一実施形態における溶接トーチの概略構成を示す、中心軸に沿った面での断面図である。 図1AのN−N線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態における溶接トーチが備えるコレットを電極棒と反対側から見た図である。 図2Aに示すコレットの側面図である。 図2Aに示すコレットを電極棒側から見た図である。 図2Aに示すコレットを後端側から見た図である。 本発明の一実施形態における溶接トーチが備えるコレット及びコレットベース等を抜き出して図示した断面図である。 図3AのM−M線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態における溶接トーチが備えるコレットベースの平面図である。 本発明の一実施形態における溶接トーチの変形例を示す模式図である。 本発明の一実施形態における溶接トーチの変形例を示す模式図である。 本発明の一実施形態における溶接トーチの変形例を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る溶接トーチの一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさにするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
(本実施形態の溶接トーチの構成)
図1A及び図1Bは、TIG溶接に用いられる本実施形態の溶接トーチ1の概略構成図である。なお、図1Aが中心軸Lに沿った面での断面図であり、図1Bが図1AのN−N線に沿った断面図である。
図1Aに示すように溶接トーチ1は、電極棒2と、絶縁材3と、コレット4と、ケーシング5と、ガス供給部6とを備えている。
電極棒2は、不図示の電源装置から電流が供給されると共に、溶接材料との間にアークを発生させる。
本実施形態の溶接トーチ1では、絶縁材3を挟んで2つの電極棒2が対向して配置されている。つまり、本実施形態の溶接トーチ1は、絶縁材3を挟んで配置される一対の電極棒2を備えている。
電極棒2は、図1Bに示すように、タングステン系の材料からなる断面円形の丸棒から形成されている。
そして、電極棒2の先端側は、図1Aに示すように、その最先端が中心軸L側に位置するよう尖っている。
また、電極棒2は、図1Bに示すように、先端側から見て周縁の一部が、電極棒2の軸と平行な面で切断されるように切削されている。この結果、電極棒2は、切削によって形成された加工部位として平面部位2aを備えている。
また、電極棒2は、平面部位2aを絶縁材3側に向け、平面部位2aが絶縁材3と接触するように配置されている。
このような電極棒2は、図1Bに示すように、長さ方向と直交する断面形状の少なくとも一部に円弧状の曲面領域Rを有する形状とされている。
絶縁材3は、2つの電極棒2の間に挟まれて配置され、電極棒2同士が接触して短絡することを防止する。
図1Bに示すように、絶縁材3は、断面がI字状となるような形状とされている。
そして、絶縁材3の、電極棒2の平面部位2aに当接する部位が、電極棒2の平面部位2aと面接触する平面部位3aとされている。
コレット4は、電極棒2の各々に対して設けられており、不図示の電源装置から給電される電流を電極棒2に導電する。各コレット4は、電極棒2の先端側から見て電極棒2の外側に配置されている。
図2A〜図2Dは、コレット4の全体構造を示す図である。なお、図2Aはコレット4を電極棒2と反対側から見た図であり、図2Bはコレット4の側面図であり、図2Cはコレット4を電極棒2側から見た図であり、図2Dはコレット4を後端側(電極棒2の先端と反対側)から見た図である。
本実施形態においてコレット4は、電極棒2の長さ方向に沿って形成されており、図2C及び図2Dに示すように、電極棒2の端面側から見た形状が台形形状とされた溝部4aを備えている。
この溝部4aは、図2Dに示すように、電極棒2がコレット4に嵌合された際に、電極棒2の曲面領域Rが内壁面4bに当接するよう構成されている。
そして、本実施形態において溝部4aの幅及び深さは、溝部4aの内壁面4bが2箇所で電極棒2の曲面領域Rと当接するように設定されている。
また、本実施形態においては、図2A及び図2Cに示すように、電極棒2の先端側に向かうコレット4の先端に、溝部4aを先端と反対側に向けV字状に切欠いてなる切欠き部4cが設けられている。また、切欠き部4cは、溝部4aのうち、電極棒2がコレット4に嵌合された際に電極棒2と接触しない部分に設けられている。
後に詳説するが、コレット4は、先端と反対側の端を中心として電極棒2に対して傾動可能に支持されている。このため、コレット4の先端が最も電極棒2と確実に接触する箇所となっている。そして、このようなコレット4の先端のうち、電極棒2と接触しない部分に切欠き部4cを設けることによって、切欠き部4cを設けない場合と比較して、コレット4の先端が見かけ上長くなり、電極棒2と確実に接触する箇所を増大させることができる。
このようなコレット4は、コレットベース7(コレット支持部材)によって支持されている。
図3A及び図3Bは、コレット4及びコレットベース7等を抜き出して図示した断面図である。なお、図3Bは図3AのM−M線に沿った断面図である。また、図4は、コレットベース7の平面図である。
このコレットベース7は、図3Bに示すように、ケーシング5に固定されるアダプタ8に対してネジ9によって締結され、これによって電極棒2に対するコレットベース7の位置が定められている。図4に示すように、コレットベース7には、半径方向に長い長孔7aが設けられている。そして、図3Aに示すように、長孔7aには長孔7a内を長孔7aの長手方向に沿って相対的に移動可能なボルト10が挿通されており、このボルト10に対してコレット4が固定されている。
図3Aに示すように、コレット4の端(先端と反対側の端)は、コレットベース7に対して僅かに隙間Sを空けて配置されている。これによって、コレット4が、切欠き部4cが設けられた先端と反対側の端を中心として傾動可能とされている。
また、コレット4は、コレットベース7の半径方向に長い長孔7a内を移動可能なボルト10に固定されているため、電極棒2の長さ方向と直交する方向に変位可能とされている。
ケーシング5は、コレット4及びコレット4が外側に配置されていない電極棒2の一部を周囲から覆い、コレット4の外周面に当接することによってコレット4を固定している。
ガス供給部6は、溶接トーチ1の先端側に配置されており、電極棒2の先端に向け、アークを形成するためのガスを供給する。
(本実施形態の溶接トーチの作用及び効果)
以上のような本実施形態の溶接トーチ1によれば、コレット4が、電極棒2が嵌合されると共に電極棒2の長さ方向から見て曲面領域Rの複数箇所(本実施形態においては2箇所)と内壁面4bが接触する溝部4aを備える。
つまり、電極棒2の長さ方向から見て、コレット4と電極棒2との接触箇所が最低2箇所確保される。
したがって、本実施形態の溶接トーチ1によれば、多電極方式の溶接トーチにおいて、断面形状に曲面領域Rを有する電極棒2を用いた場合におけるコレット4と電極棒2との接触面積を増大させ、電極棒2への給電を安定的に行うことが可能となる。
また、本実施形態の溶接トーチ1においては、電極棒2の先端に向かうコレット4の先端に切欠き部4cが設けられている。
このため、上述のように、コレット4の先端が見かけ上長くなり、電極棒2と確実に接触する箇所を増大させることができる。よって、より確実に電極棒2への給電を安定的に行うことが可能となる。
また、本実施形態の溶接トーチ1においては、コレット4は、電極棒2に対して傾動可能にコレットベース7に支持されている。
このため、本実施形態の溶接トーチ1を組み立てる際に、コレット4を傾動させて電極棒2に対して確実に接触させることができる。
ただし、電極棒2に対するコレット4の傾動角度が大きくなる程、電極棒2とコレット4との接触面積が減少する。
これに対して、本実施形態の溶接トーチ1においては、コレット4が、電極棒2の長さ方向と直交する方向に変位可能にコレットベース7に支持されている。
このため、本実施形態の溶接トーチ1によれば、電極棒2に対するコレット4の傾動角度が大きくなり過ぎることを防止することができ、電極棒2とコレット4との接触面積を十分な広さで確保することが可能となる。
また、本実施形態の溶接トーチ1においては、溝部4aの形状が台形形状とされている。このため、溝部4aの深さを抑えつつ、電極棒2とコレット4との接触箇所を確実に2箇所確保することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、図5Aに示すように、溝部4aの内壁面4bを電極棒2側に向けて膨らむ曲面とすることも可能である。
このような構成とすることによって、溝部4aの内壁面4bを電極棒2の曲面領域Rに対して強く押し当てることが可能となり、電極棒2とコレット4との接触面積をより広く確保することが可能となる。
また、図5Bに示すように、溝部4aの内壁面4bから突出する突起部4dと、電極棒2の曲面領域Rに設けられ、突起部4dが嵌合する嵌合穴2bとを備える構成を採用することも可能である。
この構成では、突起部4dが嵌合穴2bに嵌合することにより、コレット4に対する電極棒2の回転を防止することができる。
また、図5Cに示すように、台形形状の溝部4aに換えて、三角形状の溝部4eを備える構成を採用することも可能である。
このような場合であっても、図5Cに示すように、内壁面4fと電極棒2との接触箇所を2箇所確保することができる。
また、上記実施形態においては、電極棒2の長さ方向から見て、電極棒2とコレット4との接触箇所が2箇所である構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、電極棒2とコレット4との接触箇所がさらに多数となる構成を採用することも可能である。
本発明によれば、多電極方式の溶接トーチにおいて、コレットと電極棒との接触面積を増大させ、電極棒への給電を安定的に行うことが可能となる。
1……溶接トーチ、2……電極棒、2b……嵌合穴、3……絶縁材、4……コレット、4a……溝部、4b……内壁面、4c……切欠き部、4d……突起部、4e……溝部、4f……内壁面、5……ケーシング、6……ガス供給部、7……コレットベース(コレット支持部材)、R……曲面領域

Claims (7)

  1. 絶縁材を介して配置される複数の電極棒と、この電極棒に当接すると共に前記電極棒に導電するコレットとを備える溶接トーチであって、
    前記電極棒は、長さ方向と直交する断面形状の少なくとも一部に円弧状の曲面領域を有する形状とされ、
    前記コレットは、前記電極棒が嵌合されると共に前記電極棒の長さ方向から見て前記曲面領域の複数箇所と内壁面が接触する溝部を備え
    前記電極棒の長さ方向から見た前記溝部の形状は、内壁面が当該溝部の開口端に向けて傾斜された形状とされている
    溶接トーチ。
  2. 前記電極棒の先端側を向く前記コレットの先端に切欠き部が設けられている請求項1に記載の溶接トーチ。
  3. 前記切欠き部は、前記溝部のうち、前記電極棒が前記コレットに嵌合された際に前記電極棒と接触しない前記コレットの部分に設けられている請求項2に記載の溶接トーチ。
  4. 前記電極棒に対する位置が固定して配置されるコレット支持部材を備え、
    前記コレットは、前記電極棒に対して傾動可能に前記コレット支持部材に支持されている請求項1に記載の溶接トーチ。
  5. 前記電極棒に対する位置が固定して配置されるコレット支持部材を備え、
    前記コレットは、前記電極棒の長さ方向と直交する方向に変位可能に前記コレット支持部材に支持されている請求項1に記載の溶接トーチ。
  6. 前記電極棒の長さ方向から見た前記溝部の形状が台形形状とされている請求項1に記載の溶接トーチ。
  7. 前記溝部の内壁面から突出する突起部と、前記電極棒に設けられると共に前記突起部が嵌合する嵌合穴とを備える請求項1に記載の溶接トーチ。
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