JP3620136B2 - 溶接トーチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、溶接トーチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、TIG自動溶接に適用される溶接トーチとしては、例えば、図6に示されるようなものがあり、これは、先端にインナノズル1とアウタノズル2が取り付けられたトーチブロック本体3の軸心部に、コレット4とコレット押え5を介して溶接電極6を配設してなる構成を有している。
【0003】
前記トーチブロック本体3の軸心部には、コレット挿入孔7が形成され、該コレット挿入孔7の下部には、コレット締付用テーパ8及び溶接電極6の貫通孔9が形成され、前記トーチブロック本体3のコレット挿入孔7と貫通孔9の外周側には、シールドガス流通路10が形成されると共に、該シールドガス流通路10の上方には、冷却水流通路11が形成され、前記トーチブロック本体3の側面には、ヘリウム(He)等のセンタガス12が供給され且つコレット挿入孔7の上部側方に連通するセンタガス供給管13と、アルゴン(Ar)等のシールドガス14が供給され且つシールドガス流通路10の上部側方に連通するシールドガス供給管15と、冷却水16が供給され且つ冷却水流通路11の側方に連通する冷却水供給管17と、冷却水流通路11に供給された冷却水16を外部へ排出するための冷却水排出管18とが接続され、更に、トーチブロック本体3の外周部はテフロン等の絶縁カバー19によって覆われ、且つ前記センタガス供給管13、シールドガス供給管15、冷却水供給管17、及び冷却水排出管18は、絶縁テープ(図示せず)により絶縁処置が施されている。
【0004】
前記トーチブロック本体3の先端に対してインナノズル1は、前記貫通孔9と連通し且つ溶接電極6先端部を包囲するよう同心状に取り付けられると共に、前記トーチブロック本体3に対してアウタノズル2は、シールドガス流通路10と連通し且つ溶接電極6先端部とインナノズル1を包囲するよう同心状に取り付けられている。
【0005】
又、前記コレット4の軸心部には、溶接電極挿通孔20が形成され、コレット4の下部には、図7及び図8に示される如く、周方向へ所要間隔をあけて長手方向に延びる溶接電極締付用スリット21が設けられている。
【0006】
前記コレット押え5は、前記トーチブロック本体3の軸心部上端に対してOリング等のシール部材22により気密に螺合され且つ前記コレット4を下方へ押し下げるようになっている。
【0007】
尚、23はトーチブロック本体3のシールドガス流通路10とアウタノズル2との間に設けられたガスフィルタ、24はトーチブロック本体3とアウタノズル2との間に設けられたシール用パッキンである。
【0008】
前述の如き溶接トーチにおいては、溶接電極挿通孔20に溶接電極6が挿入されたコレット4をコレット挿入孔7に挿入し、コレット押え5によりコレット4を押し下げ、コレット4の下端をコレット締付用テーパ8に押し付けると、楔効果によって溶接電極締付用スリット21が狭められ、コレット4の下部が絞り込まれ、これにより、溶接電極6を締め付けて支持し、更に、センタガス供給管13からセンタガス12を、前記コレット4の外周面とコレット挿入孔7の内周面との間に形成されるセンタガス流通路7aに供給し、溶接電極締付用スリット21と貫通孔9を介してインナノズル1先端から溶接電極6の周囲に噴出すると共に、シールドガス供給管15からシールドガス14をシールドガス流通路10に供給し、ガスフィルタ23を通しアウタノズル2先端から噴出し、更に、冷却水供給管17から冷却水を冷却水流通路11に導いて冷却水排出管18から外部へ排出し、トーチブロック本体3を冷却した状態で、図示していない溶接電源から溶接電極6と溶接箇所との間に溶接電圧を印加すると、溶接電極6と溶接箇所との間にアークが発生し、溶接箇所の溶接が行われるようになっている。
【0009】
この結果、インナノズル1先端から溶接電極6の周囲に噴出されたセンタガス12と、アウタノズル2先端から噴出されたシールドガス14とにより、溶接箇所が外気から遮断され、溶接箇所に形成される溶融プールの外気による酸化が防止され、更に、前記インナノズル1先端から溶接電極6の周囲に噴出されたセンタガス12により、アークの広がりが抑えられてアークを一点に集中させることが可能となり、比較的低い溶接電流で大きな溶着量が得られると共に、溶接速度も向上させることができるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如き従来の溶接トーチの場合、トーチブロック本体3の側面に張り出すように、センタガス供給管13とシールドガス供給管15と冷却水供給管17と冷却水排出管18とが接続されているため、溶接時に発生するアークによる輻射熱により、前記各供給管13,15,17及び冷却水排出管18が加熱されるという不具合を有していた。
【0011】
又、前述の如き従来の溶接トーチでは、コレット4とコレット挿入孔7との間にはセンタガス流通路7aが形成され、コレット4がその半径方向に位置ずれを起こしやすい構造となっているため、溶接トーチの組立時に、コレット押え5がコレット4に片当りして該コレット4が斜めに傾いた状態で押し込まれると、溶接電極6がインナノズル1の軸心に対して偏心したまま固定されてしまうことがあり、このような状態で溶接を行った場合、アークが偏心し、前記センタガス12によってアークを一点へ集中させることが充分に行われなくなり、大きな溶着量が得られず、溶接速度も向上させることができなくなる虞れがあった。
【0012】
更に又、前述の如き従来の溶接トーチの場合、インナノズル1の先端内周面にカーボンが付着して堆積しやすく、センタガス12の均一な流れに悪影響を及ぼす可能性があった。
【0013】
こうしたことから、前述の如き従来の溶接トーチは、自動溶接機として使用するには、いまひとつ不適当であり、実用化されていないのが現状であった。
【0014】
本発明は、斯かる実情に鑑み、センタガス供給管13、シールドガス供給管15、冷却水供給管17並びに冷却水排出管18が溶接時に発生するアークによる輻射熱の影響を受けることを防止し得、且つ溶接電極6をインナノズル1の軸心と同心に確実に支持し得、溶着量の増大並びに溶接速度の向上を図ることができ、しかも、インナノズル1の先端内周面におけるカーボンの付着堆積を回避してセンタガス12の均一な流れを保持し得、自動溶接機としても適用し得る溶接トーチを提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、トーチブロック本体3軸心部のコレット挿入孔7に、溶接電極6が挿入されたコレット4を挿入して、コレット押え5により押し下げ、該コレット4下端をコレット挿入孔7下部のコレット締付用テーパ8に押し付けることによりコレット4下部の溶接電極締付用スリット21を狭め、溶接電極6を締め付けて支持し得るようにし、且つコレット4外周面とコレット挿入孔7内周面との間に形成したセンタガス流通路7aに供給されるセンタガス12を、トーチブロック本体3の貫通孔9を介して、トーチブロック本体3先端のインナノズル1先端から溶接電極6の周囲に噴出し得るようにすると共に、トーチブロック本体3のコレット挿入孔7外周側に形成したシールドガス流通路10に供給されるシールドガス14を、トーチブロック本体3先端のアウタノズル2先端から噴出し得るようにし、トーチブロック本体3のシールドガス流通路10上方に形成した冷却水流通路11に冷却水16を給排し得るようにした溶接トーチであって、
コレット押え5の軸心部にセンタガス供給路25を形成し、該センタガス供給路25に、トーチブロック本体3の軸心方向へ延びるセンタガス供給管13を接続し、シールドガス流通路10に、センタガス供給管13と略平行に延びるシールドガス供給管15を接続し、冷却水流通路11に、センタガス供給管13と略平行に延びる冷却水供給管17と冷却水排出管18とを接続し、コレット4の内周面上部に、センタガス供給路25と連通するセンタガス流入路29を形成すると共に、該センタガス流入路29とセンタガス流通路7aとを連通する連通孔30を穿設し、コレット4の長手方向所要位置に、外周面がコレット挿入孔7の内周面に当接し且つ上下方向に通ずるセンタガス連通部31が形成された突部32を設けたことを特徴とする溶接トーチにかかるものである。
【0016】
前記溶接トーチにおいては、インナノズル1の先端内周縁部に環状切欠部33を形成することが望ましい。
【0017】
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
【0018】
溶接電極6が挿入されたコレット4をコレット挿入孔7に挿入し、コレット押え5によりコレット4を押し下げ、コレット4の下端をコレット締付用テーパ8に押し付けると、楔効果によって溶接電極締付用スリット21が狭められ、コレット4の下部が絞り込まれ、これにより、溶接電極6を締め付けて支持すると、突部32の外周面がコレット挿入孔7の内周面に当接しているため、コレット4がその半径方向に位置ずれを起こすことがなくなり、溶接電極6はインナノズル1の軸心と同心に確実に支持される。
【0019】
又、センタガス供給管13から供給されるセンタガス12は、コレット押え5のセンタガス供給路25からコレット4のセンタガス流入路29へ流入し、該センタガス流入路29から連通孔30を通って突部32の上方のセンタガス流通路7aへ流れ込み、センタガス連通部31を経て突部32の下方のセンタガス流通路7aから溶接電極締付用スリット21と貫通孔9を介してインナノズル1先端から溶接電極6の周囲に噴出されると共に、シールドガス供給管15から供給されるシールドガス14はシールドガス流通路10に供給され、アウタノズル2先端から噴出され、更に、冷却水供給管17から供給される冷却水は、冷却水流通路11に導かれ、トーチブロック本体3を冷却した後、冷却水排出管18から外部へ排出される。
【0020】
この状態で、溶接電源から溶接電極6と溶接箇所との間に溶接電圧を印加すると、溶接電極6と溶接箇所との間に、インナノズル1の軸心と同心にアークが発生し、インナノズル1先端から溶接電極6の周囲に噴出されたセンタガス12と、アウタノズル2先端から噴出されたシールドガス14とにより、溶接箇所が外気から遮断され、溶接箇所に形成される溶融プールの外気による酸化が防止されつつ、前記インナノズル1先端から溶接電極6の周囲に噴出されたセンタガス12により、アークの広がりが確実に抑えられてアークが一点に集中し、比較的低い溶接電流で大きな溶着量が得られると共に、溶接速度も向上させることが可能となる。
【0021】
しかも、本発明の場合、センタガス供給管13とシールドガス供給管15と冷却水供給管17と冷却水排出管18は、トーチブロック本体3の軸心と平行に配設されており、トーチブロック本体3の側面に張り出すように接続されていないため、溶接時に発生するアークによる輻射熱により、前記各供給管13,15,17及び冷却水排出管18が加熱される心配もない。
【0022】
又、インナノズル1の先端内周縁部に、環状切欠部33を形成すれば、インナノズル1の先端内周面にカーボンが付着してある程度まで成長すると、該カーボンは剥離するため、前記インナノズル1の先端内周面へのカーボンの堆積が起こりにくくなり、センタガス12の均一な流れが阻害されにくくなる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0024】
図1〜図5は本発明を実施する形態の一例であって、図中、図6〜図8と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、コレット押え5の軸心部にセンタガス供給路25を形成すると共に、該コレット押え5のセンタガス供給路25に、トーチブロック本体3の軸心方向へ延びるセンタガス供給管13を接続し、トーチブロック本体3のシールドガス流通路10に、センタガス供給管13と略平行に延びるシールドガス供給管15を、シールドガス供給路26を介して接続し、トーチブロック本体3の冷却水流通路11に、センタガス供給管13と略平行に延びる冷却水供給管17と冷却水排出管18とを、夫々冷却水供給路27と冷却水排出路28とを介して接続する。
【0025】
又、コレット4の内周面上部に、図1〜図4に示す如く、前記センタガス供給路25と連通するセンタガス流入路29を形成すると共に、該センタガス流入路29とセンタガス流通路7aとを連通する連通孔30を穿設し、コレット4の長手方向所要位置に、外周面がコレット挿入孔7の内周面に当接し且つ上下方向に通ずるセンタガス連通部31が形成された突部32を設ける。尚、図中、4aはトーチブロック本体3のコレット挿入孔7下部のコレット締付用テーパ8と係合するよう、コレット4下端部に形成されたテーパ部である。
【0026】
更に、インナノズル1の先端内周縁部に、図5に示す如く、環状切欠部33を形成する。
【0027】
次に、上記図示例の作動を説明する。
【0028】
溶接電極挿通孔20に溶接電極6が挿入されたコレット4をコレット挿入孔7に挿入し、コレット押え5によりコレット4を押し下げ、コレット4の下端のテーパ部4aを、トーチブロック本体3のコレット挿入孔7下部のコレット締付用テーパ8に押し付けると、楔効果によって溶接電極締付用スリット21が狭められ、コレット4の下部が絞り込まれ、これにより、溶接電極6を締め付けて支持すると、突部32の外周面がコレット挿入孔7の内周面に当接しているため、コレット4がその半径方向に位置ずれを起こすことがなくなり、溶接電極6はインナノズル1の軸心と同心に確実に支持される。
【0029】
又、センタガス供給管13から供給されるセンタガス12は、コレット押え5のセンタガス供給路25からコレット4のセンタガス流入路29へ流入し、該センタガス流入路29から連通孔30を通って突部32の上方のセンタガス流通路7aへ流れ込み、センタガス連通部31を経て突部32の下方のセンタガス流通路7aから溶接電極締付用スリット21と貫通孔9を介してインナノズル1先端から溶接電極6の周囲に噴出されると共に、シールドガス供給管15から供給されるシールドガス14は、シールドガス供給路26を介してシールドガス流通路10に供給され、ガスフィルタ23を通しアウタノズル2先端から噴出され、更に、冷却水供給管17から供給される冷却水は、冷却水供給路27を介して冷却水流通路11に導かれ、トーチブロック本体3を冷却した後、冷却水排出路28を経て冷却水排出管18から外部へ排出される。
【0030】
この状態で、図示していない溶接電源から溶接電極6と溶接箇所との間に溶接電圧を印加すると、溶接電極6と溶接箇所との間に、インナノズル1の軸心と同心にアークが発生し、インナノズル1先端から溶接電極6の周囲に噴出されたセンタガス12と、アウタノズル2先端から噴出されたシールドガス14とにより、溶接箇所が外気から遮断され、溶接箇所に形成される溶融プールの外気による酸化が防止されつつ、前記インナノズル1先端から溶接電極6の周囲に噴出されたセンタガス12により、アークの広がりが確実に抑えられてアークが一点に集中し、比較的低い溶接電流で大きな溶着量が得られると共に、溶接速度も向上させることが可能となる。
【0031】
しかも、本図示例の場合、センタガス供給管13とシールドガス供給管15と冷却水供給管17と冷却水排出管18は、トーチブロック本体3の軸心と平行に配設されており、トーチブロック本体3の側面に張り出すように接続されていないため、溶接時に発生するアークによる輻射熱により、前記各供給管13,15,17及び冷却水排出管18が加熱される心配もない。
【0032】
更に、本図示例の場合、インナノズル1の先端内周縁部には、図5に示す如く、環状切欠部33を形成してあるため、インナノズル1の先端内周面にカーボンが付着してある程度まで成長すると、該カーボンは剥離するため、前記インナノズル1の先端内周面へのカーボンの堆積が起こりにくくなり、センタガス12の均一な流れが阻害されにくくなる。
【0033】
こうして、センタガス供給管13、シールドガス供給管15、冷却水供給管17並びに冷却水排出管18が溶接時に発生するアークによる輻射熱の影響を受けることを防止し得、且つ溶接電極6をインナノズル1の軸心と同心に確実に支持し得、溶着量の増大並びに溶接速度の向上を図ることができ、しかも、インナノズル1の先端内周面におけるカーボンの付着堆積を回避してセンタガス12の均一な流れを保持し得、自動溶接機としても適用し得る。
【0034】
尚、本発明の溶接トーチは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1記載の溶接トーチによれば、センタガス供給管13、シールドガス供給管15、冷却水供給管17並びに冷却水排出管18が溶接時に発生するアークによる輻射熱の影響を受けることを防止し得、且つ溶接電極6をインナノズル1の軸心と同心に確実に支持し得、溶着量の増大並びに溶接速度の向上を図ることができるという優れた効果を奏し得、又、本発明の請求項2記載の溶接トーチによれば、上記効果に加え更に、インナノズル1の先端内周面におけるカーボンの付着堆積を回避してセンタガス12の均一な流れを保持し得、自動溶接機としても適用し得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の断面図である。
【図2】本発明を実施する形態の一例におけるコレットの拡大断面図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】図2のIV−IV矢視図である。
【図5】本発明を実施する形態の一例におけるインナノズル先端部の拡大断面図である。
【図6】従来例の断面図である。
【図7】従来例におけるコレットの拡大断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII矢視図である。
【符号の説明】
1 インナノズル
2 アウタノズル
3 トーチブロック本体
4 コレット
5 コレット押え
6 溶接電極
7 コレット挿入孔
7a センタガス流通路
8 コレット締付用テーパ
9 貫通孔
10 シールドガス流通路
11 冷却水流通路
12 センタガス
13 センタガス供給管
14 シールドガス
15 シールドガス供給管
16 冷却水
17 冷却水供給管
18 冷却水排出管
21 溶接電極締付用スリット
25 センタガス供給路
29 センタガス流入路
30 連通孔
31 センタガス連通部
32 突部
33 環状切欠部
Claims (2)
- トーチブロック本体(3)軸心部のコレット挿入孔(7)に、溶接電極(6)が挿入されたコレット(4)を挿入して、コレット押え(5)により押し下げ、該コレット(4)下端をコレット挿入孔(7)下部のコレット締付用テーパ(8)に押し付けることによりコレット(4)下部の溶接電極締付用スリット(21)を狭め、溶接電極(6)を締め付けて支持し得るようにし、且つコレット(4)外周面とコレット挿入孔(7)内周面との間に形成したセンタガス流通路(7a)に供給されるセンタガス(12)を、トーチブロック本体(3)の貫通孔(9)を介して、トーチブロック本体(3)先端のインナノズル(1)先端から溶接電極(6)の周囲に噴出し得るようにすると共に、トーチブロック本体(3)のコレット挿入孔(7)外周側に形成したシールドガス流通路(10)に供給されるシールドガス(14)を、トーチブロック本体(3)先端のアウタノズル(2)先端から噴出し得るようにし、トーチブロック本体(3)のシールドガス流通路(10)上方に形成した冷却水流通路(11)に冷却水(16)を給排し得るようにした溶接トーチであって、
コレット押え(5)の軸心部にセンタガス供給路(25)を形成し、該センタガス供給路(25)に、トーチブロック本体(3)の軸心方向へ延びるセンタガス供給管(13)を接続し、シールドガス流通路(10)に、センタガス供給管(13)と略平行に延びるシールドガス供給管(15)を接続し、冷却水流通路(11)に、センタガス供給管(13)と略平行に延びる冷却水供給管(17)と冷却水排出管(18)とを接続し、コレット(4)の内周面上部に、センタガス供給路(25)と連通するセンタガス流入路(29)を形成すると共に、該センタガス流入路(29)とセンタガス流通路(7a)とを連通する連通孔(30)を穿設し、コレット(4)の長手方向所要位置に、外周面がコレット挿入孔(7)の内周面に当接し且つ上下方向に通ずるセンタガス連通部(31)が形成された突部(32)を設けたことを特徴とする溶接トーチ。 - インナノズル(1)の先端内周縁部に環状切欠部(33)を形成した請求項1記載の溶接トーチ。
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