JP2009033887A - 巻線装置 - Google Patents

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康 野村
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Abstract

【課題】巻芯に線材を巻き付けてコイルを形成する巻線装置において、線材の多様な巻き付け方を可能とする。
【解決手段】巻芯に線材を巻き付けてコイルを形成する巻線装置であって、前記巻芯を着脱自在に固定して回転させる回転手段と、前記線材を前記巻芯に供給するプーリと、前記プーリを前記巻芯の軸線方向に移動させる第1移動手段と、前記プーリを前記巻芯の軸直角方向に移動させ、前記プーリと前記巻芯との軸直交方向の距離を調整可能としている第2移動手段と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は巻線装置に関し、巻芯に線材を巻き付けてコイルを形成する巻線装置において、線材の捩れを防止すると共に、複数の線材を同時に巻芯に巻き付け且つ層状に整列巻きが出来るようにするものである。
従来、この種の巻線装置として、特許第3140729号公報(特許文献1)の巻線装置が提供されている。該巻線装置は、図11に示すように、複数のノズル1から繰り出される複数の線材2を軸周りで回転する巻芯3の外周に巻きつけるもので、略平行に設けられた複数のノズル1を保持するノズル保持部4を回転させることにより、巻芯3の軸方向に対して線材2の径と等しい幅ずつずれた状態で線材2を巻き付けて、巻芯3に線材2を整列巻き出来る構成とされている。
特許第3140729号公報
前記特許文献1の巻線装置では、複数のノズルをノズル保持部に保持しているため、これらノズルから供給される複数の線材は常に同一ピッチで平行に巻芯に供給されているため、複数の線材2を隣同士として巻芯3の軸線方向に同時に巻き付けることはできる。しかしながら、複数の線材間のピッチを変えたり、上下方向に変位させることができず、よって、線材を層状に巻き付ける場合、層上がり時に1本の線材を下層、他方の線材を上層とする場合や、上下層で1本飛ばして斜めに2本同時に巻いていく場合には、前記巻線装置では対応することができない。
また、線材として断面正六角線や断面平角線などの異形線を用いた場合、線材の形状に応じて線材間の供給ピッチを変える必要があるため、ノズル保持手段にノズルを一定ピッチで保持している特許文献1の巻線装置では対応できない。
また、線材供給用のノズル1を保持するノズル保持部4が回転するため、線材2がノズル1の回転に応じて捩れる問題がある。このように、線材が捩れて巻芯3に供給され、巻芯3に捩れた状態で巻き付けられ、所謂巻太りが生じると、コイルの占積率が低下する。
前記コイルの占積率とはコイル配置空間の断面における線材面積の比率を指す。
さらに、ノズル保持部4を回転させることによって、ノズル保持部4に設けられたノズル1内に挿通している線材2がノズル1の内周面と接触して、線材2の絶縁皮膜に損傷が生じやすい問題もある。
コイルの占有率を高めるためには、線材を巻芯に整列巻きで層状に巻き付けることが好ましいが、其の際、前記層上がりの際や上下層で1本飛ばして斜めに2本同時に巻くことが必要となる場合が多い。また、線材として、丸電線ではなく、六角形や四角形等の異形の線材を用いると層間の隙間を低減してコイルの占有率をより高めることができる。
コイルがステータコアに巻き付けられるモータにおいて、コイルの占有率が低下するとモータ特性が低下するため、コイルを形成する巻線装置の改良が強く要望されている。
ロータの外周に配置されるステータは、巻き線のしやすさ等の理由から、リング状のステータを所定角度に分割した分割ステータとされ、該分割ステータを環状に配置して締結して構成される場合が多い。よって、分割ステータの場合、線材が巻き付けられる巻芯は分割ステータコアとなり、該分割ステータコアのティース部の外周面で、外周側のバックヨーク部と内周側の鍔部とからなる軸線方向両側の両側壁に囲まれた環状凹部(スロット部)に線材が整列巻きされることとなる。
該分割ステータコアのスロット部に線材を整列巻する際、軸線方向の先端の両側壁の位置で、2本の同時に巻き付けている線材のうち、一方の線材が下層、他方の線材が上層となる場合が多々あり、かつ、上下層で1本飛ばして斜めに2本同時に巻く必要もある。
さらに、前記分割ステータのコイルを形成する線材としては、従来は丸電線が用いられているが、丸線を用いて整列巻きすると隣接する線材間に隙間が生じ、コイルの占積率が低くなりモータ特性を低下させるため、断面形状が正六角形または四角形の異形の線材を用いることが好ましい。
本発明は、前記した点に鑑みてなされたものであり、巻芯に線材を巻き付けてコイルを形成する巻線装置において、同時に複数本の線材を巻芯に巻き付けながら上下層に分けて巻き付けができる等の多様や整列巻きが可能で、かつ、供給する線材の捩れを防止して巻太りによるコイルの占有率の低下を抑制し、特に、分割ステータのコイルの形成に有効な
巻線装置を提供することを課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、巻芯に線材を巻き付けてコイルを形成する巻線装置であって、
前記巻芯を着脱自在に固定して回転させる回転手段と、
前記線材を前記巻芯に供給するプーリと、
前記プーリを前記巻芯の軸線方向に移動させる第1移動手段と、
前記プーリを前記巻芯の軸直角方向に移動させ、前記プーリと前記巻芯との軸直交方向の距離を調整可能としている第2移動手段と、
を備えていることを特徴とする巻線装置を提供している。
本発明の巻線装置は、前記したように、ノズルを通して線材を巻芯へ供給するのではなく、プーリを通して線材を巻芯へ供給し、該プーリを巻芯の軸線方向に移動させて線材を巻き付け、あるいは巻芯を軸線方向へ移動させながら回転して線材を巻芯に軸線方向に連続的に巻き付け、軸線方向の一端まで巻き付け後に上層へと巻き付け位置を変えて逆方向の軸線方向に巻き付けていく。
前述したように、プーリを巻芯の軸線方向に移動させて線材を巻き付けていくことで、線材の向きを一定に保ちながら、プーリから巻芯に線材を供給することができるため、線材に捩れを発生させず、コイルの巻き太りを防止することができると共に、スムーズに層状巻きすることができる。
なお、巻芯を回転しながら且つ軸線方向に移動させても良いが、この場合、巻芯の支持機構が複雑となると共に、プーリの支持材を軸線方向に移動させることで、プーリが複数の場合のプーリのピッチ間調整が可能となる点で、プーリを軸線方向に移動させる方が好ましい。
本発明の巻線装置は、特に、線材を同時に2本等の複数本巻き付ける場合に好適に用いられるものであり、その場合には、前記プーリを複数個設け、複数のプーリを個別に軸直角方向に移動可とし、且つ、軸線方向のピッチを調整可能としている。
具体的には、それぞれ線材を前記巻芯に供給する複数の前記プーリを備え、各プーリを夫々ガイドアームに取り付け、これらガイドアームを前記第1移動手段を構成する駆動手段により前記軸線方向に移動されるシャフトに取り付け、
前記各ガイドアームに、前記第2移動手段を構成するガイド溝を前記軸直角方向に設け、前記プーリの主軸を回転自在に支持したプーリ取付材を前記ガイド溝内に夫々摺動自在に支持し、複数のプーリ取付材を個別に移動可とし、
前記ガイドアームの軸方向の移動で前記複数の線材を前記巻芯に軸方向に同時に並列に巻き付けていくと共に、軸線方向の巻付端に前記線材が位置すると層上がりをして層状に巻き付ける構成としている。
前記構成のように、複数のプーリを個別に軸直角方向に移動可能で、かつ、軸線方向のプーリ間のピッチも調整可能とすると、巻芯へ供給する複数の線材を個別に巻付位置を制御することができる。よって、層間で斜め位置に巻き付けて整列巻きしたり、巻端位置で2本の線材を上下層に分けて同時巻き付けや等、多様な巻き付け方をすることができる。
また、プーリを個別に第2移動手段で軸直交方向に移動させることで、プーリから巻芯へと供給する線材の屈曲角度を同じとすることができる。よって、複数のプーリの場合でもプーリと線材との接触長さ、張力を同じにすることができるため、コイルを形成した際の隙間の発生を防止することができると共に、線材の太さや硬度に応じて逆反り具合を変えることができる。
前記1つのプーリを支持する前記ガイドアームは前記シャフトに固定すると共に他のプーリのガイドアームにシャフトに移動自在に設け、複数のプーリから供給する線材のピッチを調節可としていることが好ましい。
前記シャフトはプーリをガイドアームを介してプーリを支持し、軸線方向に移動するシャフトでも良いが、巻芯側を軸線方向に移動させる場合には、プーリをガイドアームを介して支持するシャフトは固定シャフトでよい。
また、前記各ガイドアームで支持する前記プーリ取付材の長さを変えて、前記ガイドアーム間のピッチ調節時に軸線方向における複数のプーリの配列を変更可能としていることが好ましい。
このように、プーリの配列を変えると巻芯に巻き付けられる線材の配列を変えることができ、例えば、巻付端で1本が下層、他の1本が上層に位置させて巻き付けた場合に、上層位置で下層の線材の配列順序と逆にすると線材に捩れを発生させずに巻き付けていくことができる。
また、本発明では、前記第2移動手段により前記プーリを前記巻芯に対して偏心した位置に配置し、前記巻芯への巻き付け方向と逆方向に線材をプーリに沿わせ、前記巻芯へ線材を屈曲させて供給している。
また、前記複数のプーリは前記ガイドアームに上下高さを変えて支持し、かつ、前記第2移動手段により前記各プーリと巻芯までの距離を変え、前記各プーリから巻芯へ供給される線材の屈曲角度を同一としている。
このように、線材を逆反りさせて巻芯へ供給しているため、巻芯に線材が巻き付く際にも、巻芯から線材が浮き上がらず、線材間の隙間をなくすことができるため、巻き太りを防止することができる。
前記プーリに供給する線材の張力を調整するバックテンション手段を設け、プーリから巻芯へ供給する線材に同一の張力を負荷して、巻芯に巻き付けて線材が浮き上ったり、巻き太りを防止できる。
前記線材は断面円形、断面正六角形、または断面扁平六角形とし、
前記プーリに、前記線材の形状に対応した線材嵌合溝を設けている。
このようにプーリに線材に沿った線材嵌合溝を設けることで、線材の向きを一定に保つことができると共に、線材の角部に応力が集中せず、絶縁皮膜の損傷を防止することができる。
特に、断面正六角形、断面扁平六角形、断面四角形等の線材を用いて整列巻きで巻き付けると隙間なく整列巻きすることができるため、コイルの占積率を向上させることができる。
前記巻芯は断面矩形状で、前記線材の巻層の移動は巻芯の特定の隅部または特定の一面でなされるように前記第2移動手段を制御している。
前述したように、巻層の移動を特定の一面で行うことで、下層の線材間の隙間に上層の線材を正確に配線して整列巻きすることができ、層間における線材隙間を減少させてコイルの占積率を向上させることができる。
前記巻芯は、ステータを構成する分割ステータのコアからなり、前記回転手段で前記コアを支持して回転させて、該コアの断面矩形状のティース部に前記線材を巻き付け、該線材で巻き付けたコイルを形成している。
本発明の巻線装置により、前記モータの分割ステータのコアに線材を巻き付けてコイルを形成すると、断面六角形等の異形電線を正確に整列巻きすることができ、コイルの占有率を高めることができ、モータ特性を向上させることができると共に、絶縁信頼性の高いモータを作製することができる。
前述したように、本発明によれば、プーリを巻芯の軸線方向に移動させて線材を巻き付けていくことで、線材の向きを一定に保ちながら、プーリから巻芯に線材を供給することができるため、線材に捩れを発生させず、コイルの巻き太りを防止することができると共に、スムーズに層状巻きすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図7に本発明の巻線装置の第1実施形態を示す。
本実施形態の巻線装置は、図1に示すモータの分割ステータ50のステータコア51(以下、コア51と略称する)に2本の線材60(61、62)を同時に巻き付けてコイル52を形成している。即ち、分割ステータコアを巻芯としている。
まず、コイル52が形成される分割ステータ50を図1により説明する。
前記コア51は、断面矩形状のティース部51aと、該ティース部51aの軸線方向の両端にバックヨーク部51bと鍔部51cが突設し、ティース部51aの外周面とバックヨーク部51bと鍔部51cに囲まれた環状凹部がコイル形成用のスロット部55となり、該スロット部55の表面を絶縁樹脂カバー53で被覆している。
コイル52を形成する線材61、62は、本実施形態では断面正六角形状の六角線としており、前記絶縁樹脂カバー53には断面三角形状の線材嵌合溝53aを設けている。
なお、線材60の形状は特に限定されないが、整列巻時に上下層間での隙間を発生させない断面矩形の異形状が好ましい。
前記線材61、62は同時に巻き付けて整列巻きしており、ティース部51aの一面を線材のトラバース面51dとし、該トラバース面51dで線材60を上層列へと移行させている。なお、矩形状のティース部51aの一隅部でトラバースさせてもよい。
前記コイル52を備えた分割ステータ50を円環状に順次配置して締結して一体化している。
図2〜図6に前記コア51に2本の線材61、62を同時に巻き付けて、コイル52を形成する巻線装置10を示す。
全体構成を概略的に示す図2の平面図において、Aはコア51を着脱自在に固定して回転させる回転手段、Bは線材60(61、62)を夫々コア51へと供給する第1プーリ31、第2プーリ32からなる線材供給手段Cは第1、第2プーリ31、32は回転手段Aに固定されたコア51の軸線方向Xへ移動させるシャフト41を含む第1移動手段、Dは第1、第2プーリ31、32を軸線方向Xと直交する軸直角方向Yへ移動可とする第2移動手段である。
前記回転手段Aは、図2に示すように、コア51を保持して回転させるセットブロック20を備え、該セットブロック20をセットホルダ21で保持し、該セットホルダ21から突出させた回転主軸22を背面支持フレーム11に回転自在支持したスプロケット23に連結している。該スプロケット23はモータ26で回転駆動されるスプロケット24によりベルト25を介して回転している。回転主軸22の回転で、セットブロック20に着脱自在に固定するコア51を軸線Lを中心として回転させる構成としている。
前記セットブロック20は、図3(A)に示すように左右両側にコア狭持片21a、21bを備え、該コア狭持片21aと21bとでコア51のバックヨーク部51bの周方向の両端を狭持している。一方のコア狭持片21bはセットブロック20から突設すると共に、他方のコア狭持片21aをネジ28で固定し、該コア狭持片21aによる締結でコア51のバックヨーク部51bを着脱自在にセットブロック20に狭持固定している。
前記第1、第2プーリ31、32は、図2〜図4に示すように、略L形状とした第1プーリ取付板33、第2プーリ取付板34の垂直部33a、34aの先端に回転自在に軸支している。該第1、第2プーリ取付板33、34の水平部33b、34bにガイドローラ35、36を取り付けている。
前記第1、第2プーリ取付板33、34の水平部33b、34bの長さを変えて、第1プーリ取付板33は第2プーリ取付板34より大としている。
前記第1、第2プーリ取付板33、34の水平部33b、34bは夫々第1、第2ガイドアーム46、47の上面に載置し、該第1、第2ガイドアーム46、47に設けたガイド溝46a、47a内に前記ガイドローラ35、36を移動自在に挿入して、該第1、第2ガイドアーム46、47で第1、第2プーリ取付板33、34を支持している。
前記第1、第2ガイドアーム46、47は、前記セットブロック20で支持されるコア51の軸線方向Xに配置したシャフト41に対して軸直角方向Yに突出させて、軸線方向Xに並列に取り付けている。この状態で、第1、第2ガイドアーム46、47のガイド溝46a、47aは軸直角方向Yに延在し、第1、第2プーリ取付板33、34に固定した第1、第2プーリ31、32は軸直角方向Yに移動自在としている。
前記第1ガイドアーム46と第2ガイドアーム47とは、図2(A)(B)に示すように、第2ガイドアーム47をシャフト41の先端側(X1側)とし、第1ガイドアーム46は奥側(X2側)として配列している。
しかしながら、前記のように、第1プーリ取付板33の軸線方向Xに突出する水平部33bの長さを第2プーリ取付板34の長さよりも大とするため、第1プーリ取付板33に取り付けた第1プーリ31を第2プーリ32よりも図中先端側のX1側とし、第1、第2ガイドアーム46、47の配列順序と第1、第2プーリ31、32の配列順序を軸線方向Xで逆としている。
なお、後述する第1プーリ取付板33を支持する第1ガイドアーム46をX2方向に移動させると、図2(C)に示すように、第2プーリ32をX1側、第1プーリ31をX2側として軸線方向Xの配列順序を入れ替え可能としている。
前記軸線方向Xに並列している第1、第2ガイドアーム46、47は図3の正面図に示すように、第1ガイドアーム46を上方、第2ガイドアーム47は下方として上下方向Zに段差をあけて配置してシャフト41に取り付けている。
前記第1、第2ガイドアーム46、47は、それぞれコア配置側の一側部に前記ガイド溝46a、47aを設け、他側部に穿設した取付穴に前記シャフト41を貫通している。該シャフト41の先端を第2ガイドアーム47にネジ止めで固定している一方、第1ガイドアーム46はシャフト41に対して移動可能として、後述する如く第1プーリ31と第2プーリ32との軸線方向Xのピッチをピッチ調節手段Eで調節可能としている。
前記シャフト41の他端は駆動源42により軸線方向Xの往復移動を自動制御し、該シャフト41の移動に第1、第2ガイドアーム46、47、第1、第2プーリ取付板33、34を連動させ、第1、第2プーリ31、32を軸線方向Xへ移動している。
前記シャフト41を軸線方向Xへ往復移動させる駆動源42はモータで回転駆動されるネジ筒にシャフト41の外周面に形成したネジを螺嵌し、ネジ筒の回転でシャフトを移動させる構成としているが、特に限定されない。また、シャフト41をX方向に往復移動させる代わりに、前記コア51を固定するセットブロック20を軸線方向Xに往復移動させてもよい。
前記第1、第2プーリ31、32の外周面には、図4(B)に示すように、両側の誘い込みテーパ部31b、32bの間の中央部に、断面正六角形の線材60(61、62)の形状に沿わせた断面五角形状の線材嵌合溝31a、32aを設けている。
前記第1、第2プーリ31、32の軸線方向Xのピッチ調整機構Eは、前記第2ガイドアーム47にピッチ調整シャフト48を回転自在に貫通し、該ピッチ調整シャフト48の一端に回転操作ノブ48aを取り付けると共に、他端側をスベリネジ筒49と螺嵌し、該スベリネジ筒49を第1ガイドアーム46と固定している。
よって、回転操作ノブ48aを回転すると、ピッチ調整シャフト48が回転してスベリネジ筒49が軸線方向X1またはX2へ移動し、該スベリネジ筒49と連結した第1ガイドアーム46を軸線方向X1またはX2へ移動している。
このように、回転操作ノブ48aを正逆方向へ回転することで、第1ガイドアーム46を第2ガイドアーム47に近接離反させ、その間のピッチを調整している。
なお、前記ピッチ調整機構Eは回転操作ノブ48aの回転操作によらずに、自動制御で行ってもよい。
前記第1、第2ガイドアーム46、47のガイド溝46a、47a内に第1、第2プーリ取付板33、34のガイドローラ35、36をY方向に移動させる第2移動手段として、第1、第2プーリ取付板33、34に伝動材37、38を取り付け、これら伝動材37、38を駆動源39A、39BによってY方向へ自動制御で往復移動させている。
前記第1、第2プーリ31、32へ供給する線材61、62は、図5の概略正面図に示すように、ボビン68より繰り出す線材61、62をバックテンション装置65、66を通して張力を調整して第1、第2プーリ31、32へと供給している
前記構成からなる巻線装置10において、巻芯となる分割ステータのコア51は図2、3に示すように、略垂直方向に配置したセットブロック20に対して、軸線方向Xを水平方向として固定される。該コア51に対して、図3に示すように左側の下方に第1、第2プーリ31、32を支持する第1、第2ガイドアーム46、47が配置されている。
即ち、コア51の中心軸線Lに対して第1、第2プーリ31、32の中心L2、L3は下方の偏心した位置にある。
前記第1、第2プーリ31、32に対して、図5に示すように、線材61、62を反時計回り方向の巻き付け方向R1で巻き付けて、コア51へと屈曲させて供給し、コア51に前記巻き付け方向R1と逆方向の時計回り方向の巻き付け方向R2で巻き付けている。
このように、第1、第2プーリ31、32に対する線材61、62の巻き付け方向R1とコア51での巻き付け方向R2とを逆とし、第1、第2プーリ31、32で所謂逆反りさせ、該第1、第2プーリ31、32から角度αで屈曲させてコア51へと供給することで、線材61、62の巻太りを防止している。
次に、コア51に2本の線材60(61、62)を整列巻きしていく工程について説明する。
まず、コア51をセットブロック20のコア狭持片21a、21bで狭持固定する。
ついで、図6(A)に示すように、バックヨーク側巻付端52Aから第2プーリ32の線材62、第1プーリ31の線材61の順で絶縁樹脂カバー53の嵌合溝53aに沿わせて線材61、62を巻き付ける。
このとき、駆動源39A、39Bでプーリ取付板33、34をY方向に移動させ、第1プーリ31、第2プーリ32で屈曲する線材61、62の角度α(図5参照)が同一となるように、第1プーリ31と第2プーリ32のY方向位置を調節する。
このとき、図2(A)(B)に示すように、第1プーリ31は第2プーリ32よりもコア51のX1側に位置し、図6(A)に示すように、バックヨーク側巻付端52Aでは線材62がX2側、線材61がX1側に並設する。
ついで、コア51を固定したセットブロック20を駆動源26で回転させると共に、シャフト41をコア51の鍔部51c側(X1)方向へと移動させ、第1、第2ガイドアーム46、47を介して第1、第2プーリ31、32を軸線方向のX1に移動させ、線材62、61を並列状態を保持しながらバックヨーク側の巻付端52Aから鍔部側の巻付端52Bに向けて同時に巻き付けていく。その際、2本一組の巻列の軸線方向Xの移動はコア51の前記トラバース面51dで行っている。
本実施形態で形成するコイル52の最下層の1層目52aでは線材は奇数となっている。このため、図6(B)(C)に示すように、鍔部側の巻付端52Bまで巻き付けていくと、最後に1層目に巻き付ける線材62aと2層目に層上がりする線材61bとになる。
この時点で、第2層目に巻き付ける線材61aの第1プーリ31をX方向に移動させ、線材62aの第2プーリ32と上下方向の位置を揃え、第1プーリ31からの線材61bと第2プーリ32からの線材62aの軸線方向Xの位置を同一とし、第1層目の線材62aと第2層目の線材61bとを、鍔部側の巻付端52Bの下層の第1層目52aと上層の第2層目52bに同時に層状に巻き付ける。
ついで、第2層目52bにおいて、第1プーリ31をX2方向へ移動させ、第1プーリ31と第2プーリ32とのX方向の配列順序を第1層目とは逆とし軸線方向に並列させる。
この状態で、シャフト42を鍔部51c側からバックヨーク51b側へとX2方向に復路移動させ、第1、第2プーリ31、32から供給する線材61、62とを並列に巻き付けていく。其の際、第1層目52aの線材61a、62aの間に第2層目52bの線材61b、62bを巻き付けて整列巻きとなるようにシャフト41の移動を制御している。
第2層目のバックヨーク51b側の巻付端52Aにおいて、並列巻きした2本の線材61、62を同時に第3層目に層上がりする時は、そのまま、第3層目で並列に巻き付けている。
一方、第1層目の巻き付け端と同様に2本の線材61、62を上下層に分けて巻き付ける必要がある場合は、前記第1層目の巻き付け端側と同様な処理をする。
これを繰り返して、軸線方向X1、X2の往復を繰り返し、かつ、バックヨーク部51bの巻付端52Aと鍔部51c側の巻付端52Bで層上がり行い、図7に示すように最上層まで線材61、62を巻き付けてコイル52を形成する。
また、層を重ねていくにつれて、コア51と第1、第2プーリ31、32との距離を離反させていき、第1、第2プーリ31、32での線材60の屈曲角度αを同じにしながら、コア51に層状に巻き付けていってもよい。
図8に線材60の巻き付け方の第1変形例を示す。
該巻き付け方は、線材61b、62bを上層52dと下層52cとの斜め方向に巻き付けている。
この場合、前記ピッチ調整機構Eで、第1プーリ31と第2プーリ32とX方向の位置をずらせて配置することで、前記上下層52c、52dの線材61、62をコア51に同時に巻き付けることで、前記斜め方向の巻き付け方ができる。
図9に線材60の巻き付け方の第2変形例を示す。
該巻き付け方は、第1変形例と同様に、線材61c、62cを上層52dと下層52cとの斜め方向に巻き付けているが、上層52dと隣接する下層52cの線材ではなく、1本分離れて位置する上層52dと下層52cの線材61c、62cを同時に巻き付けている。
この場合も、第1プーリ31と第2プーリ32のX方向の位置をずらせることで対応することができる。
前記構成からなる第1実施形態の巻線装置10では、線材供給手段として各線材61、62を夫々ガイドしてコア51へと供給する第1、第2プーリ31、32を用い、これら第1、第2プーリ31、32を軸線方向Xのプーリ間のピッチも調節自在としている。
このように、線材61、62をコア51へ供給する第1、第2プーリ31、32の軸線方向X、軸直角方向Yへの移動を独立して行えるため、軸線方向Xに並列に同時に巻き付けることができ、スムーズに層状巻きができる。さらに、第1、第2プーリ31、32を独立してY方向に移動できるため上下層に巻き付ける線材61、62の角度αを同じにして反り量を同じにすることができると共に、前記第1変形例および第2変形例に示す多様な巻き付けを行うことができる。
また、前記のように、コア51の軸線方向Xで第1、第2プーリ31、32の並列順序を逆とできるため、線材61、62を巻付端52A、52Bまで巻き付けた後、層を上げる際にも、線材61、62を捻ることなく線材61、62をコア51に巻き付けることができる。
また、線材61、62を第1、第2プーリ31、32で逆反りさせてコア51へ供給しているため、コア51に線材61、62が巻き付く際に、コア51から線材61、62が浮き上がらず、線材61、62間の隙間をなくすことができるため、巻き太りを防止することができる。
さらに、第1、第2プーリ31、32を個別に軸直交方向Yに移動させることでると共に、第1、第2プーリ31、32を上下方向に段差をあけて配置しているため、第1、第2プーリ31、32からコア51へと供給する線材61、62の屈曲角度αを同じとすることができる。よって、各第1、第2プーリ31、32と線材61、62との接触長さを同じにすることで張力を同じにすることができ、コイル52を形成した際の隙間の発生を防止することができると共に、線材61、62の太さや硬度に応じて逆反り具合を変えることができる。
さらに、第1、第2プーリ31、32に線材61、62に沿った線材嵌合溝31a、32aを設けているため、線材61、62の向きを一定に保つことができ、線材61、62の捩れ発生を防止することができると共に、線材60の角部に応力が集中せず、絶縁皮膜の損傷を防止することができる。
図10に本発明の巻線装置の第2実施形態を示す。
本実施形態2の巻線装置100は、プーリを第1プーリ31のみとして線材61を1本としコア51に整列巻きしている。
また、線材61を平角線としており、よって、第1プーリ31の線材嵌合溝31aは断面矩形状としている。
他の構成は前記第1実施形態と同様であり、第1プーリ31をプーリ取付板、ガイドアームを介してシャフトに取り付け、該シャフトの軸線方向の移動でコアに線材61を軸線方向に巻き付け、巻付端の層上がり時には、第1プーリ31をX方向に移動させて、コア51と第1プーリ31との距離を離反させて線材61を層状に巻き付けている。
前記構成とすると、線材61が平角線の場合にも、線材61を捩ることなくコア51に整列巻きしていくことできる。
なお、本発明の巻線装置はモータの分割ステータにコイルを形成する場合に限らず、他の用途のコイル形成にも好適に用いることができる。
本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の特許請求の範囲内の種々の形態が含まれるものである。
本発明の巻線装置で形成するコイルを備えた分割ステータの斜視図である。 (A)は第1実施形態の巻線装置を示す平面図、(B)は(A)の要部拡大図、(C)は動作説明図である。 (A)は第1実施形態の巻線装置の正面図、(B)は(A)の要部拡大図である。 (A)はプーリとプーリ取付材の断面図、(B)はプーリの断面図である。 プーリへの線材の供給部分を示す概略図である。 (A)〜(C)はコアへの配線の巻き付け状況を示す図面である。 コイルが形成された分割ステータの断面図である。 コアへの線材の巻き付け方の第1変形例を示す断面図である。 コアへの線材の巻き付け方の第2変形例を示す断面図である。 (A)は本発明の第2実施形態の巻線装置を示す正面図、(B)は該巻線装置のプーリを示す断面図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
10 巻線装置
20 セットブロック
31 第1プーリ
31a 第1線材嵌合溝
32 第2プーリ
32a 第2線材嵌合溝
33 第1プーリ取付材
34 第2プーリ取付材
41 シャフト
46 第1ガイドアーム
46a ガイド溝
47 第2ガイドアーム
47a ガイド溝
50 分割ステータ
51 コア(巻芯)
51a ティース部
52 コイル
60(61、62) 線材

Claims (10)

  1. 巻芯に線材を巻き付けてコイルを形成する巻線装置であって、
    前記巻芯を着脱自在に固定して回転させる回転手段と、
    前記線材を前記巻芯に供給するプーリと、
    前記プーリを前記巻芯の軸線方向に移動させる第1移動手段と、
    前記プーリを前記巻芯の軸直角方向に移動させ、前記プーリと前記巻芯との軸直交方向の距離を調整可能としている第2移動手段と、
    を備えていることを特徴とする巻線装置。
  2. それぞれ線材を前記巻芯に供給する複数の前記プーリを備え、各プーリを夫々ガイドアームに取り付け、これらガイドアームを前記第1移動手段を構成する駆動手段により前記軸線方向に移動されるシャフトに取り付け、
    前記各ガイドアームに、前記第2移動手段を構成するガイド溝を前記軸直角方向に設け、前記プーリの主軸を回転自在に支持したプーリ取付材を前記ガイド溝内に夫々摺動自在に支持し、複数のプーリ取付材を個別に移動可とし、
    前記ガイドアームの軸方向の移動で前記複数の線材を前記巻芯に軸方向に同時に並列に巻き付けていくと共に、軸線方向の巻付端に前記線材が位置すると層上がりをして層状に巻き付ける構成としている請求項1に記載の巻線装置。
  3. 前記1つのプーリを支持する前記ガイドアームは前記シャフトに固定すると共に他のプーリのガイドアームにシャフトに移動自在に設け、複数のプーリから供給する線材のピッチを調節可としている請求項2に記載の巻線装置。
  4. 前記各ガイドアームで支持する前記プーリ取付材の長さを変えて、前記ガイドアーム間のピッチ調節時に軸線方向における複数のプーリの配列を変更可能としている請求項3に記載の巻線装置。
  5. 前記第2移動手段により前記プーリを前記巻芯に対して偏心した位置に配置し、前記巻芯への巻き付け方向と逆方向に線材をプーリに沿わせ、前記巻芯へ線材を屈曲させて供給している請求項1乃至求項4のいずれか1項に記載の巻線装置。
  6. 前記ガイドアームは上下高さを変えてプーリを支持し、かつ、前記第2移動手段により前記各プーリと巻芯までの距離を変え、前記各プーリから巻芯へ供給される線材の屈曲角度を同一としている請求項5に記載の巻線装置。
  7. 前記プーリに供給する線材の張力を調整するバックテンション手段を設けている請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の巻線装置。
  8. 前記線材は断面円形、断面正六角形、または断面扁平六角形とし、
    前記プーリに、前記線材の形状に対応した線材嵌合溝を設けている請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の巻線装置。
  9. 前記巻芯は断面矩形状で、前記層状巻きする線材の層間移動は前記巻芯の特定の隅部または特定の一面でなされるように前記第2移動手段を制御している請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の巻線装置。
  10. 前記巻芯は、ステータを構成する分割ステータのコアからなり、前記回転手段で前記コアを支持して回転させて、該コアの断面矩形状のティース部に前記線材を巻き付け、該線材で巻き付けたコイルを形成している請求項1乃至請求項9のいずれ1項に記載の巻線装置。
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