JPH10257724A - 巻線装置 - Google Patents

巻線装置

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JPH10257724A
JPH10257724A JP6111697A JP6111697A JPH10257724A JP H10257724 A JPH10257724 A JP H10257724A JP 6111697 A JP6111697 A JP 6111697A JP 6111697 A JP6111697 A JP 6111697A JP H10257724 A JPH10257724 A JP H10257724A
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Hiroyuki Taguchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センタフォーマにより線材を案内して電機子
の鉄心に巻線を行う巻線装置において、巻乱れを生じる
ことなく巻線を行う。 【解決手段】 電機子10の巻線すべき鉄心10aの上
下を挟むようにセンタフォーマ36A,36Bを設け、
その左右を挟むように、鉄心10aの両側の鉄心を覆う
サイドフォーマ40A,40Bを設ける。センタフォー
マ36A,36Bと線材Wの線径分程度の間隔を空け
て、対向フォーマ43A,43Bを設ける。サイドフォ
ーマ40A,40Bからセンタフォーマ36A,36B
に案内され、センタフォーマ36A,36Bにはねられ
た線材Wは対向フォーマ43A,43Bに当接するた
め、巻線位置から離れることがなくなり、これにより線
材Wを整列して巻回することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多極電機子の鉄心
に線材を巻線する巻線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発電機や電動機を構成する多極電機子の
鉄心に、フライヤから繰り出される線材を巻線するため
のフライヤ式の巻線装置においては、巻線中の鉄心に隣
接する鉄心に線材が巻回されないようにするために、線
材を案内するガイド(フォーマ)を使用したものが知ら
れている(例えば実公昭60−31416号公報)。
【0003】この実公昭60−31416号公報に記載
された巻線装置は、水平に配置された電機子に対して、
電機子鉄心の側方から線材を案内するサイドフォーマ
と、電機子鉄心の上下方向から線材を案内するセンタフ
ォーマとを備えるものである。センタフォーマは、その
端部を鉄心に隣接させつつ鉄心の長軸方向(前後方向)
にフライヤと同期して移動可能とされている。そして、
フライヤとセンタフォーマを移動させつつ鉄心に対して
線材を整列巻きし、一層の巻線が終了した後、センタフ
ォーマを線材の一層の厚さ分鉄心から離れる方向へ移動
して、再度フライヤとともにセンタフォーマを前後方向
に移動して鉄心に対して線材を整列巻きする。この際、
線材はフライヤの回転とともに、サイドフォーマの斜面
に沿って滑り落ちて、巻線すべき鉄心に隣接する鉄心に
接することなくセンタフォーマに達し、次いでセンタフ
ォーマの側面から斜面に沿って先端部分へと移動して、
センタフォーマの先端部分において鉄心に線材が巻き付
けられる。そして以上の動作を繰り返すことにより、電
機子鉄心に線材が複数層に亘って整列巻きされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公昭60−31416号公報に記載された巻線装置にお
いては、とくにフライヤを高速で回転させると、線材が
サイドフォーマからセンタフォーマに案内され、さらに
センタフォーマの側面から先端部分に案内されたとき
に、線材に生じるテンションによりセンタフォーマの先
端部分において線材がはねて、巻線すべき位置から離れ
た位置に線材が巻き付けられてしまう現象が生じる。こ
のように、巻線すべき位置から線材が離れてしまうと巻
乱れが生じ、巻層を重ねるにつれて巻層の表面に凹凸が
生じてしまう。その結果、電機子鉄心の所定スペースに
巻回される巻線の巻数が減少してしまい、所定のモータ
特性が得られないという問題が生じる。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、電機子鉄心に巻乱れを生じることなく確実
に整列巻きを行うことができる巻線装置を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、多極電機
子鉄心における巻線すべき鉄心の周囲を回動して線材を
繰り出すフライヤと、前記鉄心を挟持するように配設さ
れ、該フライヤから繰り出された前記線材を前記鉄心に
向けて案内する、前記フライヤとともに該フライヤの回
転軸方向に移動可能な一対のセンタフォーマとを備えた
巻線装置において、前記センタフォーマから繰り出され
る線材を挟んで該センタフォーマと対向するとともに、
該センタフォーマの移動に同期して移動する一対の対向
フォーマをさらに備える。
【0007】第2の発明は、前記対向フォーマは、前記
センタフォーマと前記線材の略線径分離れた位置に配設
されてなる。
【0008】第3の発明は、前記巻線すべき鉄心の両側
の鉄心を覆うように設けられ、前記フライヤから繰り出
された線材を前記センタフォーマに案内するサイドフォ
ーマをさらに備える。
【0009】第4の発明は、前記一対のセンタフォーマ
を、前記鉄心を挟んで前記フライヤ回転軸に略垂直方向
に互いに離接するように駆動するセンタフォーマ駆動手
段をさらに備える。
【0010】第5の発明は、前記センタフォーマ駆動手
段は、前記一対のセンタフォーマをそれぞれ別個に駆動
する手段である。
【0011】第6の発明は、前記一対の対向フォーマ
を、前記鉄心を挟んで前記フライヤ回転軸に略垂直方向
に互いに離接するように駆動する対向フォーマ駆動手段
をさらに備える。
【0012】第7の発明は、前記対向フォーマ駆動手段
は、前記一対の対向フォーマをそれぞれ別個に駆動する
手段である。
【0013】第8の発明は、前記対向フォーマを所望と
する方向に移動可能な対向フォーマ移動手段をさらに備
える。
【0014】第9の発明は、前記対向フォーマはその先
端に係止部を有し、前記鉄心への巻線終了後、前記線材
を前記係止部に係止して、前記電機子の端子に前記線材
を係止させるよう前記フォーマ移動手段を駆動する制御
手段を備える。
【0015】
【作用】第1の発明によれば、フライヤから繰り出され
た線材は、センタフォーマにより鉄心に向けて案内され
る。そして、フライヤが回転するとともに、センタフォ
ーマおよび対向フォーマが互いに同期しつつフライヤの
回転軸方向に移動することにより、線材が鉄心に整列巻
きされる。この際、センタフォーマの先端部分にまで案
内された線材は、フライヤの回転力によりセンタフォー
マ先端部分においてはじかれて、巻線すべき位置から離
れた位置において巻線を行おうとするが、センタフォー
マ先端部分においてはじかれた線材は対向フォーマに当
接するため、巻線すべき位置から線材が移動することが
阻止される。
【0016】第2の発明によれば、対向フォーマはセン
タフォーマから線材の線径程度離れた位置に保持される
ため、センタフォーマ先端部分において線材がはじかれ
ても、その位置はほとんど変化することがなくなる。し
たがって、線材が巻線すべき位置から離れることが確実
に防止される。
【0017】第3の発明によれば、フライヤから繰り出
された線材は、サイドフォーマによりセンタフォーマに
案内される。この際、サイドフォーマは、巻線すべき鉄
心の両側の鉄心を覆っているため、線材は巻線すべき鉄
心に隣接する邪魔されることなく巻線される。
【0018】第4の発明によれば、センタフォーマはセ
ンタフォーマ駆動手段により鉄心を挟んでフライヤ回転
軸に略垂直方向に移動されるため、巻線による鉄心の径
の変化に応じてその位置を変更することができる。した
がって、線材の巻付に応じて線材一層の厚さ分センタフ
ォーマを移動し、これにより、線材はセンタフォーマに
邪魔されることなく鉄心に整列して巻き付けられる。
【0019】第5の発明によれば、一対のセンタフォー
マは、それぞれ別個に駆動されるため、例えば巻層が増
加するときに、鉄心の一方の側のセンタフォーマを線材
が通過した後、直ちにこの一方の側のセンタフォーマを
線材一層分移動しておけば、他方の側に移動したフライ
ヤが再度一方の側に回転してきたときに、フライヤの回
転を停止することなく引き続き一方の側からの巻線動作
を行うことができる。
【0020】第6の発明によれば、対向フォーマは対向
フォーマ駆動手段により鉄心を挟んでフライヤ回転軸に
略垂直方向に移動されるため、巻線による鉄心の径の変
化に応じてその位置を変更することができる。したがっ
て、線材の巻付に応じて線材一層の厚さ分対向フォーマ
を移動し、これにより、線材は対向フォーマに邪魔され
ることなく鉄心に整列して巻き付けられる。
【0021】第7の発明によれば、一対の対向フォーマ
は、それぞれ別個に駆動されるため、例えば巻層が増加
するときに、鉄心の一方の側の対向フォーマを線材が通
過した後、直ちにこの一方の側の対向フォーマを線材一
層分移動しておけば、他方の側に移動したフライヤが再
度一方の側に回転してきたときに、フライヤの回転を停
止することなく引き続き一方の側からの巻線動作を行う
ことができる。
【0022】第8の発明によれば、対向フォーマが所望
とする方向に任意に移動可能であるため、例えば第9の
発明のように、巻線終了後に線材を対向フォーマに係止
させて、電機子の端子に巻き付けるなどの作業を行うこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0024】図1は本発明の実施の形態による巻線装置
の構成を示す側面図、図2はその要部斜視図、図3は後
述するフライヤを回転させる機構の断面図である。図1
に示すように、本実施の形態による巻線装置1は、本体
2と、本体2に設けられたインデックスモータ3に取り
付けられたインデックス台4と、インデックス台4上に
載置された電機子10の鉄心に巻線を行うための巻線部
5とからなる。
【0025】図2に示すように、電機子10は、複数の
鉄心10a,10b……(以下10aで代表する)をス
ロット11を介して周方向に並べて形成されるものであ
り、その中心部を貫通するボルト13によりインデック
ス台4に着脱可能に固定されている。インデックス台4
はインデックスモータ3により回転可能とされており、
1つの鉄心への巻線作業が完了すると、次に巻線が行わ
れる鉄心が巻線位置に送られるようになっている。
【0026】巻線部5は、トラバース装置16とトラバ
ース装置16に載置された軸受台17とからなる。トラ
バース装置16はトラバースモータ18により、後述す
るように線材Wの鉄心長軸方向の巻線位置に応じて移動
可能とされる。軸受台17は中空の回転軸19を回転自
在に支承するものであり、回転軸19の一端には、プー
リ20が取り付けられ、このプーリ20とスピンドルモ
ータ21に取り付けられたプーリ22との間にベルト2
3が掛け回されている。これにより、スピンドルモータ
21が駆動すると回転軸19が回転する。回転軸19の
他端には、フライヤ取付部24が固定され、この取付部
24の回転軸19に対して偏心した位置には、電機子1
0に向けて延在するフライヤ25が取り付けられてい
る。また、フライヤ取付部24のフライヤ25に近接し
た位置には、線材導出部26が形成されており、不図示
のドラムから供給された線材Wはこの線材導出部26か
らフライヤ25に導かれる。
【0027】フライヤ25は線材Wの案内用のローラ2
7,28を有し、電機子10側のローラ28の近傍に設
けられたノズル29より線材Wを繰り出すようになって
いる。
【0028】図3にも示すように、回転軸19の中空部
中心には、巻線部5からフライヤ取付部24まで貫通す
るロッド30が嵌挿されている。ロッド30の一端には
移動板31が固定されており、この移動板31がロッド
駆動モータ32により回転されるねじ棒33と螺合して
いる。また、ロッド30は軸受ブッシュ30Aに内挿さ
れており、図1および図3の左右方向に往復移動可能と
されている。そしてロッド駆動モータ32が駆動する
と、ロッド駆動モータ32の回転方向に応じてロッド3
0は軸受ブッシュ30A内を図1の左右方向に往復移動
する。
【0029】ロッド30の他端には軸受ブッシュ30A
に対してセンタフォーマ取付部35が相対回転自由に取
り付けられており、センタフォーマ取付部35には巻線
すべき電機子鉄心10aに近接した位置に相対向して配
置される一対のセンタフォーマ36A,36Bが互いに
平行なまま図1の上下方向に移動可能に取り付けられて
いる。
【0030】図2に示すようにセンタフォーマ36A,
36Bは、先端部において鉄心10aの幅に等しい幅を
有し、電機子10の径方向外方に向かうにしたがって鉄
心10aから離れる向きに傾斜する傾斜面を有する形状
をなし、この傾斜面上において線材Wを滑らせて線材W
を鉄心10aに案内するようになっている。なお、セン
タフォーマ36A,36Bの傾斜面は線材Wが滑りやす
いように丸みを帯びた形状となっている。
【0031】ここで、センタフォーマ36A,36Bの
上下移動機構は以下のように構成される。すなわち、セ
ンタフォーマ36A,36Bの互いに接する部分には、
ローラ37A,37Bが取り付けられており、かつセン
タフォーマ36A,36Bはバネ39により互いに近づ
く方向に付勢されている。ロッド30のセンタフォーマ
36A,36B側の端部にはテーパ部40が形成されて
おり、ロッド駆動モータ32を駆動してロッド30をセ
ンタフォーマ36A,36B側へ移動させると、ローラ
37A,37Bの間にテーパ部40が挿入され、これに
よりセンタフォーマ36A,36Bは、バネ39の付勢
力に抗して互いに離れる方向に移動する。また逆に、ロ
ッド30をセンタフォーマ36A,36Bとは反対方向
に移動すると、ローラ37A,37Bの間からテーパ部
40が外れ、センタフォーマ36A,36Bはバネ39
の付勢力により互いに近づく方向に移動する。この際、
センタフォーマ36A,36Bを駆動するためのロッド
駆動モータ32は、鉄心10aに対して一層の線材Wの
巻回が完了するとセンタフォーマ36A,36Bが電機
子鉄心10aの線材一層の厚さ分だけ上下方向に移動す
るようにその回転が制御される。
【0032】センタフォーマ取付部35を回転軸19に
対して制止させるため、軸受台17およびセンタフォー
マ取付部35には大径のリング状プーリ60,61が固
定されており、フライヤ取付部24のフライヤ25と回
転軸19を挟んだ反対側には両端に小径のプーリ62,
63が取り付けられた回転軸64が挿嵌されている。そ
してプーリ60とプーリ62とにベルト65が、プーリ
61とプーリ63とにベルト66がそれぞれ掛け回され
ている。回転軸19と一体にフライヤ取付部24が回転
すると、小径のプーリ62,63も回転軸19の回りに
回転するが、大径のプーリ60,61が固定されている
ため、大径のプーリ60,61の回りをベルト65,6
6が回転しつつ移動することとなる。したがって、フラ
イヤ25が回転してもセンタフォーマ取付部35は回転
することなく、静止状態に保持される。なお、大径のプ
ーリ60,61、小径のプーリ62,63およびベルト
65,66に代えて、ギアを用いてもよい。
【0033】フライヤ25から繰り出される線材Wが巻
線すべき鉄心10aの両側にある鉄心に引っかかること
を防止するために、巻回すべき鉄心10aの両側にある
鉄心をそれぞれ覆うようにして一対のサイドフォーマ4
0A,40Bが配設されている。これらのサイドフォー
マ40A,40Bは、巻線すべき鉄心10aから離れる
にしたがって鉄心10aから離れる向きに傾斜するとと
もに、鉄心10aの先端に向かって先細となるような曲
面を有する形状をなしており、固定部材56に固定され
ている。また、サイドフォーマ40A,40Bは後述す
るように回転軸19の軸に沿って往復移動可能とされて
いる。
【0034】また、上記一対のセンタフォーマ36A,
36Bに線材Wを挟んで対向する位置には、一対の対向
フォーマ43A,43Bが配設されている。各対向フォ
ーマ43A,43Bは保持板44A,44Bに固定され
ており、移動装置55により3次元的に移動可能とされ
ている。すなわち、保持板44A,44Bは上下モータ
45A,45Bにより回転されるねじ棒46A,46B
と螺合されている。ここで、ねじ棒46A,46Bの端
部にはプーリ47A,47Bが、上下モータ45A,4
5Bの回転軸にはプーリ48A,48Bがそれぞれ取り
付けられており、各プーリ47A,47B,48A,4
8Bをベルト49A,49Bにより連結することによ
り、モータ45A,45Bの回転がねじ棒46A,46
Bに伝達される。そして、モータ45A,45Bが駆動
すると、その回転方向に応じて、対向フォーマ43A,
43Bは互いに離接するように移動する。
【0035】上下モータ45A,45Bはモータ保持板
50に取り付けられ、モータ保持板50は図1の左右方
向および紙面に垂直な方向に移動可能な移動台51に固
定されている。移動台51は前後モータ52により図1
の左右方向に移動する第1移動部51Aと、左右モータ
53により紙面に垂直な方向に移動する第2移動部51
Bとにより移動可能とされる。各モータ52,53の駆
動は不図示の制御装置により制御される。これにより対
向フォーマ43A,43Bは3次元的に移動可能とされ
る。
【0036】また、上述したサイドフォーマ40A,4
0Bは、移動台51の第1移動部51Aを第2移動部5
1Bに取り付ける取付部51Cに取り付けられており、
これによりサイドフォーマ40A,40Bは、図1の左
右方向に往復移動可能とされている。
【0037】次いで、本実施の形態の動作について説明
する。
【0038】まず、電機子10をインデックス台4にボ
ルト13により固定する。次に、トラバース装置16、
ロッド30および移動装置55を駆動して、センタフォ
ーマ36A,36Bおよび対向フォーマ43A,43B
を両者の間に線材Wの線径よりも若干大きい程度の隙間
を形成した状態にて、巻線すべき鉄心10aの外周側端
部に位置せしめる。この際、センタフォーマ36A,3
6Bおよび対向フォーマ43A,43Bは、図4(a)
に示すように、鉄心10aとは線材Wの線径より若干大
きい隙間介して位置される。また、サイドフォーマ40
A,40Bは巻線すべき鉄心10aの両側の鉄心を覆う
ように位置される。この時点におけるセンタフォーマ3
6A,36B、サイドフォーマ40A,40Bおよび対
向フォーマ43A,43Bの状態の図1のC方向矢視図
を図5に示す。
【0039】この状態において、フライヤ25から繰り
出された線材Wの先端を所定の方法により鉄心10aの
端子に固定した後、スピンドルモータ21を駆動して、
フライヤ25を回転して鉄心10aに線材Wを巻回す
る。この際、図4(b)に示すように、トラバース装置
16および移動装置55により、センタフォーマ36
A,36Bと対向フォーマ43A,43Bとは、隙間を
保持しつつ線材Wの一ピッチずつ電機子10の中心に向
けて回転軸19と同軸方向に移動される。
【0040】これにより、フライヤ25から繰り出され
た線材Wは、サイドフォーマ40A,40Bの表面を滑
って鉄心10aの両側にあるスロット11内に導かれ、
さらにセンタフォーマ36A,36Bの傾斜面を滑って
鉄心10aに案内されつつコイル状に巻回される。
【0041】そして、鉄心10aの根元まで一層目の巻
線が終了すると、図4(c)に示すように対向フォーマ
43A,43Bのみを線材Wの線径分鉄心10aから離
れる方向に移動させて、両フォーマ36A,36B,4
3A,43Bを鉄心10aの根元から先端方向に向けて
移動させる。この際、二層目においては、一層目の線材
Wの間に線材Wが巻回されるため、二層目における最初
の1ターンにおいては両フォーマ36A,36B,43
A,43Bは線材Wの線径の半分程度のみ移動し、2タ
ーン目以降は線材幅移動させるものとする。
【0042】ここで、対向フォーマ43A,43Bは、
図1の上下方向にはそれぞれ別個に駆動可能であるた
め、例えば、鉄心10aの中心側端部にまで線材Wが巻
回され、鉄心10aの上側を線材Wが通過し、下側を通
過している最中に上側の対向フォーマ43Aを直ちに一
層分だけ上方へ移動し、さらに線材Wの線径の半分程度
鉄心10aの先端方向に移動しておくことにより、下側
に移動した線材Wが再度上側に移動してきたときに、動
作を中断することなく引き続き鉄心10aの上側の巻線
を行うことができる。したがって、上下の対向フォーマ
43A,43Bを同時に駆動するものと比較して効率よ
く巻線作業を行うことができる。また、センタフォーマ
36A,36Bについても、対向フォーマ43A,43
Bと同様に駆動することにより、作業効率を向上させる
ことができる。
【0043】同様に、鉄心10aの先端までの巻線が終
了すると、図4(d)に示すように、センタフォーマ3
6A,36Bのみを線材Wの線径分鉄心10aから離れ
る方向に移動させて、両フォーマ36A,36B,43
A,43Bを鉄心10aの先端から根元方向に向けて移
動させる。この際、両フォーマ36A,36B,43
A,43Bは線材Wの線径の半分程度のみ移動し、2タ
ーン目以降は線材幅移動させるものとする。
【0044】以上の動作を繰り返すことにより、所定の
巻層分線材Wが鉄心10aに巻回される。そして巻線が
終了すると、移動装置55により上側の対向フォーマ4
3Aを駆動してこの対向フォーマ43Aにより線材Wを
引っかけ、電機子10の端子に線材Wを係止させる。そ
して、線材Wから対向フォーマ43Aを外し、線材Wを
端子の周囲に押し当てて、端子に線材Wを絡げ付ける。
この間、フライヤ25の先端のノズル29から繰り出さ
れる線材Wには所望とするテンションを付与して、端子
への絡げ中に線材Wが緩まないようにする。
【0045】この端子への線材Wの係止を図6および図
7を参照して説明する。まず図6(a),(b)に示す
ように、線材Wを対向フォーマ43Aの先端に引っかけ
て、鉄心10aから、鉄心10aに隣接する鉄心の根元
近傍にある端子10Bに向けて移動する。そして図6
(c),(d)に示すように、対向フォーマ43Aの先
端に線材Wを引っかけつつ、端子10Bの周囲に線材W
を巻回させる。そして、以下図7(a)〜(d)に示す
ように、線材Wを所定回数端子10Bの周囲に巻回させ
て、線材Wを端子10Bに係止する。
【0046】このようにして、鉄心10aへの線材Wの
巻線が終了すると、インデックスモータ3を駆動して電
機子10をインデックスさせ、上記と同様に他の鉄心に
巻線を行う。
【0047】このように、本実施の形態においては、セ
ンタフォーマ36A,36Bに、線材Wの略線径分隙間
を空けて対向する対向フォーマ43A,43Bを設けた
ため、センタフォーマ36A,36Bによりはねられた
線材Wは対向フォーマ43A,43Bに当接して、巻回
すべき位置から離れることなく所望とする巻回位置に巻
回されることとなる。したがって、巻乱れを生じること
なく線材Wの巻線を行うことができる。また、隙間を生
じることなく巻線を行うことができるため、鉄心10a
に最大に線材Wを巻回することができ、これにより電機
子を用いたモータの特性を最良なものとすることができ
る。
【0048】なお、上記実施の形態においては、トラバ
ース装置16および移動装置55により、センタフォー
マ36A,36Bおよび対向フォーマ43A,43Bを
それぞれ別個に駆動しているが、両フォーマ36A,3
6B,43A,43Bを同一の移動装置により駆動して
もよい。この際、鉄心10aの端部においては、センタ
フォーマ36A,36Bおよび対向フォーマ43A,4
3Bは同時に逆方向にトラバースされることとなる。
【0049】また、上記実施の形態においては、鉄心1
0aに線材Wを巻終えた後、対向フォーマ43A,43
Bにより線材Wを電機子10の鉄心に係止させるように
しているが、対向フォーマ43A,43Bとは別個に線
材Wを端子にまで案内する部材を設けるようにしてもよ
い。
【0050】さらに、上記実施の形態においては、セン
タフォーマ36A,36Bを互いに同期させて離接させ
ているが、対向フォーマ43A,43Bと同様に、各セ
ンタフォーマ36A,36Bを別個に駆動してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、センタフォーマ先端部分においてはじかれた
線材は対向フォーマによりセンタフォーマ先端部分から
離れた方向への移動が阻止されるため、巻線が乱れるこ
となく確実に整列巻きを行うことができる。また、巻線
が乱れないため、電機子鉄心に最大に線材を巻回するこ
とができ、この電機子鉄心を用いたモータの特性を最良
なものとすることができる。
【0052】第2の発明によれば、センタフォーマ先端
部分において線材がはじかれても、その位置はほとんど
変化することがなくなるため、巻線される線材間に隙間
が生じることがなくなり、これにより、より正確に整列
巻きを行うことができる。
【0053】第3の発明によれば、サイドフォーマによ
り、巻線すべき鉄心の両側の鉄心に線材が邪魔されるこ
となく巻線を行うことができ、これにより、多極の電機
子であっても、効率よく巻線を行うことができる。
【0054】第4の発明によれば、センタフォーマは巻
線による鉄心の径の変化に応じてその位置を変更するこ
とができ、これにより線材はセンタフォーマに邪魔され
ることなく整列巻きされることとなる。
【0055】第5の発明によれば、一対のセンタフォー
マを、それぞれ別個に駆動するようにしたため、例えば
巻層が増加するときに、鉄心の一方の側のセンタフォー
マを線材が通過したら、直ちにこの一方の側のセンタフ
ォーマを線材一層分移動しておけば、他方の側に移動し
たフライヤが再度一方の側に回転してきたときに、フラ
イヤの回転を停止することなく引き続き一方の側からの
巻線動作を行うことができる。このため、一対のセンタ
フォーマが同時に駆動するものと比較して、効率よく巻
線作業を行うことができる。
【0056】第6の発明によれば、対向フォーマは巻線
による鉄心の径の変化に応じてその位置を変更すること
ができ、これにより線材は対向フォーマに邪魔されるこ
となく整列巻きされることとなる。
【0057】第7の発明によれば、一対の対向フォーマ
を、それぞれ別個に駆動するようにしたため、例えば巻
層が増加するときに、鉄心の一方の側の対向フォーマを
線材が通過したら、直ちにこの一方の側の対向フォーマ
を線材一層分移動しておけば、他方の側に移動したフラ
イヤが再度一方の側に回転してきたときに、フライヤの
回転を停止することなく引き続き一方の側からの巻線動
作を行うことができる。このため、一対の対向フォーマ
が同時に駆動するものと比較して、効率よく巻線作業を
行うことができる。
【0058】第8の発明によれば、対向フォーマが所望
とする方向に任意に移動可能であるため、例えば第9の
発明のように、巻線終了後に線材を対向フォーマに係止
させて、電機子の端子に巻き付けるなどの作業を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による巻線装置の構成を示
す図
【図2】図1の要部斜視図
【図3】図1の要部断面図
【図4】巻線状態を説明するための図
【図5】各フォーマの配置を示す図
【図6】線材の端子への係止状態を示す図
【図7】線材の端子への係止状態を示す図
【符号の説明】 1 巻線装置 2 本体 3 インデックスモータ 4 インデックス台 5 巻線部 10 電機子 10a 電機子鉄心 16 トラバース装置 19 回転軸 24 フライヤ取付部 25 フライヤ 30 ロッド 35 センタフォーマ取付部 36A,36B センタフォーマ 40A,40B サイドフォーマ 43A,43B 対向フォーマ 55 移動装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多極電機子鉄心における巻線すべき鉄心
    の周囲を回動して線材を繰り出すフライヤと、 前記鉄心を挟持するように配設され、該フライヤから繰
    り出された前記線材を前記鉄心に向けて案内する、前記
    フライヤとともに該フライヤの回転軸方向に移動可能な
    一対のセンタフォーマとを備えた巻線装置において、 前記センタフォーマから繰り出される線材を挟んで該セ
    ンタフォーマと対向するとともに、該センタフォーマの
    移動に同期して移動する一対の対向フォーマをさらに備
    えたことを特徴とする巻線装置。
  2. 【請求項2】 前記対向フォーマは、前記センタフォー
    マと前記線材の略線径分離れた位置に配設されてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の巻線装置。
  3. 【請求項3】 前記巻線すべき鉄心の両側の鉄心を覆う
    ように設けられ、前記フライヤから繰り出された線材を
    前記センタフォーマに案内するサイドフォーマをさらに
    備えたことを特徴とする請求項1または2記載の巻線装
    置。
  4. 【請求項4】 前記一対のセンタフォーマを、前記鉄心
    を挟んで前記フライヤ回転軸に略垂直方向に互いに離接
    するように駆動するセンタフォーマ駆動手段をさらに備
    えたことを特徴とする請求項1、2または3記載の巻線
    装置。
  5. 【請求項5】 前記センタフォーマ駆動手段は、前記一
    対のセンタフォーマをそれぞれ別個に駆動する手段であ
    ることを特徴とする請求項4記載の巻線装置。
  6. 【請求項6】 前記一対の対向フォーマを、前記鉄心を
    挟んで前記フライヤ回転軸に略垂直方向に互いに離接す
    るように駆動する対向フォーマ駆動手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の巻
    線装置。
  7. 【請求項7】 前記対向フォーマ駆動手段は、前記一対
    の対向フォーマをそれぞれ別個に駆動する手段であるこ
    とを特徴とする請求項6記載の巻線装置。
  8. 【請求項8】 前記対向フォーマを所望とする方向に移
    動可能な対向フォーマ移動手段をさらに備えたことを特
    徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の巻線装置。
  9. 【請求項9】 前記対向フォーマはその先端に係止部を
    有し、 前記鉄心への巻線終了後、前記線材を前記係止部に係止
    して、前記電機子の端子に前記線材を係止させるよう前
    記フォーマ移動手段を駆動する制御手段を備えたことを
    特徴とする請求項8記載の巻線装置。
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