JP2608415B2 - 整列巻コイルの捲線方法 - Google Patents

整列巻コイルの捲線方法

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JP2608415B2 JP62197212A JP19721287A JP2608415B2 JP 2608415 B2 JP2608415 B2 JP 2608415B2 JP 62197212 A JP62197212 A JP 62197212A JP 19721287 A JP19721287 A JP 19721287A JP 2608415 B2 JP2608415 B2 JP 2608415B2
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信久 本合
馨 小林
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コイルを製造するための捲線方法に関し、
特に、コイルのコアにコイル線材を精密に整列させて自
動的に捲線するものに係り、例えば、回転子外転型の磁
石発電機における多極電機子を製造するに際し、各突極
部にコイル線材を自動的に捲線するのに利用して有効な
整列巻コイルの捲線方法に関する。
〔従来の技術〕
回転子外転型の磁石発電機に使用される多極電機子と
して、そのコアが複数のスロットと突極部とを交互に配
されて星型に形成されており、そのコアの各突極部にコ
イル線材が捲線されることにより、構成されているもの
がある。
このような多極電機子における各突極部にコイル線材
を自動的に捲線する捲線装置として、実公昭60−31416
号公報に記載されているものがある。
すなわち、複数のスロットと突極部とを周方向に交互
に有する多極電機子鉄心の前記各スロットの開口部を通
して前記各突極部にコイルを巻回する捲線装置におい
て、前記電機子鉄心のコイルを巻回すべき突極部の周囲
を回動しつつコイル導体を繰り出すフライヤと、前記電
機子鉄心の軸線方向の両端面の側方のコイルを巻回すべ
き突極部に接近した位置にそれぞれ配置されたコイル導
体案内部材と、前記コイルを巻回すべき突極部以外の突
極部に前記フライヤから繰り出されたコイル導体が引掛
かるのを防止するため少なくともコイルを巻回すべき突
極部の両側の突極部を覆うように設けたガイドプレート
と、前記コイル導体案内部材と前記フライヤとをコイル
の軸線方向にトラバースさせるトラバース装置とを具備
し、前記各コイル導体案内部材は前記突極部の巾に略等
しい巾で前記電機子鉄心の径方向の外方に向かうに従っ
て該電機子鉄心から離れる向きに傾斜する傾斜面を備え
て一層のコイルの巻回が完了する毎に電機子鉄心から離
れる向きにコイル一層の厚味分だけ変位するように構成
され、前記フライヤから繰り出されたコイル導体が前記
ガイドプレートの表面及びコイル導体案内部材の傾斜面
を滑ってコイルを巻回すべき突極部に案内されつつコイ
ルが巻回されるように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような捲線装置においては、コイル導体案内部材
がトラバース装置によりコイルの軸線方向にトラバース
されるように構成されていることにより、互いに対向す
る案内部材が上下において同時に軸線方向に移動される
ため、各層の折り返し点において俵積み巻きが不揃いに
なり、捲線状態が不適正になる。
本発明の目的は、コイル線材を精密に整列させて俵積
みに捲線することができる整列巻コイルの捲線方法を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る整列巻コイルの捲線方法は、電機子のコ
ア(1)における被捲線突極部(2a)にコイル線材
(4)を整列させて1層宛積層する整列巻コイルの捲線
方法であって、コイル線材(4)を被捲線突極部(2a)
の周囲を旋回するフライヤ(39)から繰り出し、被捲線
突極部(2a)におけるコア(1)の軸方向両側面の外側
にそれぞれ配設されている一対のコイル線材案内部材
(92A)、(92B)によってそれぞれ案内されながら捲線
する整列巻コイルの捲線方法において、 前記各層の捲線に際して、前記一対のコイル線材案内
部材(92A)、(92B)を前記被捲線突極部(2a)の巻軸
方向に前記コイル線材(4)の線径(X)分宛交互に送
るとともに、 前記各層の捲線終端における上層への捲線の移行に際
して、前記一対のコイル線材案内部材(92A)、(92B)
を前記コイル線材(4)の1/2線径(X/2)分だけ下層に
おける送り方向と逆方向に送ることを特徴とする。
〔作用〕
前記した手段によれば、下層捲線から上層捲線への移
行に際して、両コイル線材案内部材(92A)、(92B)が
半ピッチ分だけ送られるため、上層捲線における各コイ
ル線材(4)は下層捲線において隣接し合うコイル線材
(4)と(4)との間に巻回される状態になる。つま
り、下層捲線上に積み重ねられる上層捲線はコイル線材
(4)同士が俵積みされるように捲線されることにな
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例である整列巻コイルの捲線方
法を図面に即して説明する。
本実施例において、この整列巻コイルの捲線方法は回
転子外転型磁石発電機における電機子を製造するに際
し、電機子のコア1において放射状に配されて突設され
た複数個の突極部2にボビン3を介してコイル線材4を
自動的に順次捲線していくものとして構成されている。
第7図に示されているように、突極部2はコア1の軸心
方向から端面を見た状態において外側端部に頭部を有す
るT字形状に形成されており、この頭部が突極部2の外
側先端部における鍔部を実質的に構成するようになって
いる。そして、第13図(b)に示されているように、突
極部2に対応する部分をT字形状に形成されたボビン3
が突極部2に被せられる。第13図(a)に示されている
ように、突極部2にコイルが捲線された状態において、
コイルの外側側面のうち斜線で示された上下の部分はボ
ビン3の鍔部が立ち上げられていないため、露出した状
態になる。しかし、コイルの外側側面のうち周方向の両
側(左右)の部分がボビン3のT字形状の横部片3aの部
分で押さえられるため、コイルの外側側面全体としては
巻き崩れることは防止される。
本実施例において、本発明に係る整列巻コイルの捲線
方法に使用される捲線装置は機台5を備えており、機台
5上の一端部(以下、左端部とする。以下、左右および
上下は第1図を基準とし、前後は第2図を基準とす
る。)には回転軸6が垂直に立脚されて回転自在に支承
されている。回転軸6は機台5内に設置されたロータリ
ーアクチュエータ7により180度宛、間欠回転されるよ
うに構成されており、回転軸6の中間部は第1取付板8
が直交するように配されて固着されている。第1取付板
8の両端部には一対の回転送り軸9が回転軸6の同心円
位置にそれぞれ配されて垂直に立脚され、かつ回転自在
に支承されている。両回転送り軸9の下端にはクラッチ
板10がそれぞれ直交するように配されて固着されてお
り、このクラッチ板10は機台5に設備されたクラッチ装
置11に対向するように構成されている。クラッチ装置11
は後記する主軸の中心線に対向する位置に設置されてお
り、伝動歯車12を介してステッピング・モータ13により
間欠回転されるように構成されている。回転送り軸9の
上端部にはコア装着部14がコア1を着脱自在に装着され
るように形成されており、これに装着されたコア1は回
転送り軸9、クラッチ板10、クラッチ装置11および伝動
歯車12を介してステッピング・モータ13によって各突極
部2の周方向ピッチをもって規則的に間欠回転されるよ
うになっている。
回転軸6の上端部付近には第2取付板15が直交するよ
うに配されて、相対的に回転自在に外装されており、こ
の第2取付板15は適当な連結棒16を介して機台5の一部
に間接的に連結されることにより回り止めされている。
第2取付板15上にはシリンダ装置17がその右端部に配さ
れて上向きに設置されており、このシリンダ装置17は回
転軸6の上端部に回転自在に嵌合されて上下方向に摺動
自在に支持されている押さえアーム18を回り止めすると
ともに、上下動させるように構成されている。押さえア
ーム18には押さえ具19がその右端部に配されて下向きに
取り付けられており、この押さえ具19は押さえアーム18
の下降時に、前記回転送り軸9のコア装着部14に装着さ
れたコア1を上から回転自在に押さえ得るように構成さ
れている。
回転軸6における第2取付板15の下方位置には第3取
付板20が直交するように配されて、一体回転するように
支持されており、この第3取付板20上の左右両端部には
一対のロータリーアクチュエータ21、21が2組、前記回
転送り軸9の両脇(以下、前脇、後脇とする。)に略位
置するように対称形に配されて、上向きにそれぞれ設置
されており、各アクチュエータ21の回動軸22にはアーム
23が一体回動するようにそれぞれ固着されている。両ア
ーム23の自由端部には一対のガイドプレート25が互いに
対称となるようにそれぞれ配されて、ボルト24により取
り付けられており、両ガイドプレート25はアクチュエー
タ21の作動により、これから捲線しようとする被捲線部
としての突極部(以下、被捲線突極部2aということがあ
る。)の両脇にそれぞれ位置された際において、その両
脇の突極部(以下、両脇の突極部2b、2cということがあ
る。)を近接してそれぞれ被覆することにより、後述す
る捲線すべきコイル線材4を適正に案内するようにそれ
ぞれ構成されている。
すなわち、第7図〜第9図に示されているように、ガ
イドプレート25は平面図において大略く字形(第7図参
照)、側面図および正面図において六角形を一対辺の中
心線で2等分した半六角形(第8図および第9図参照)
をなす小ブロック形状に形成されており、このガイドプ
レート25が両脇の突極部2b、2cを被覆した際に、外側を
向く面には第1傾斜面部26が被捲線突極部2aから離れる
にしたがって左側に離反して行くように傾斜されている
とともに、第1傾斜面部26の上下には一対の第2傾斜面
部27、27が右方へ向かって先細りとなるようにそれぞれ
形成されている。したがって、両方のガイドプレート2
5、25が被捲線突極部2aの両脇に配された状態におい
て、両ガイドプレート25、25における第1および第2傾
斜面部26、27の外向面は協働して、右方に向かって次第
に先細りとなり、かつ、被捲線突極部2aの軸心線と同心
をなす略四角形錐面を形成することになる。
また、ガイドプレート25が両脇の突極部2b、2cを被覆
した際に、内側を向く面には、いずれも溝底が円弧面を
なし一定幅一定深さに形成されている第1逃げ溝28およ
び第2逃げ溝29が、いずれもコア装着部14の軸心を中心
とするように配されてそれぞれ没設されている。つま
り、両逃げ溝28、29はその円弧面をなす溝底がコア1の
同心円となるように設定されている。そして、第1逃げ
溝28の上下方向の幅W1はコイルとの干渉を避けるよう
に、被捲線突極部2aに形成されるコイルの上下方向の外
形よりも若干大きい寸法に設定されており、第2逃げ溝
29の上下方向の幅W2は被捲線突極部2aとの干渉を避ける
ように、被捲線突極部2aに外装されるボビンの上下方向
の外形よりも若干大きい寸法に設定されている。
他方、機台5上の右側半分には捲線機構部30が設備さ
れており、機台上にはこの捲線機構部30の駆動モータ31
および機枠32が前後に並べられて設置されている。機枠
32は第4図に示されているように断面が正方形の筒形状
に形成されており、その中心線が回転送り軸9のコア装
着部14に装着されたコア1の被捲線突極部2aの中心延長
線と略一致するように配されて固設されている。機枠32
内には円筒形状に形成されたドラム34が同心的に配され
て、左右端部に配設された転がり軸受33、33により回転
自在に支承されており、外周上にはプーリー35が嵌着さ
れている。プーリー35には機構部駆動モータ31に駆動さ
れるベルト36が巻き掛けられており、ドラム34はモータ
31によりベルト36およびプーリー35を介して回転駆動さ
れるようになっている。
ドラム34の左端部には略椀形状に形成されたフライヤ
取付枠37が、開口を左方に向けて同心的に配されて一体
回転するように突設されており、フライヤ取付枠37の開
口部端面にはフライヤ取付棒38がドラム34の中心線と平
行に配されて左方向に突設されている。フライヤ取付棒
38には滑車から成るフライヤ39がドラム34の中心線を含
む平面内において回転し得るように配されて回転自在に
軸支されており、フライヤ取付枠37およびドラム34には
滑車40が複数個、適当箇所に配されて回転自在に軸支さ
れている。ドラム34にはコイル線材案内路41が中心線と
平行にかつ全長にわたって敷設されている。ドラム34の
右端部には滑車取付板42が右方に突出するように配され
て一体回転するように突設されており、滑車取付板42に
は滑車43が複数個、回転自在に軸支されている。そし
て、捲線されるコイル線材4はドラム右脇の滑車43、コ
イル線材案内路41、ドラム左脇の滑車40を挿通されてフ
ライヤ39に巻き掛けられるようになっており、最も右方
に位置する滑車43はコイル線材4がドラム回転中心の延
長線上に架張されるように配設されている。
機台5の右脇にはコイル線材供給部44が設備されてお
り、このコイル線材供給部44はコイル線材4をそれに適
度のバック・テンションを付勢しつつ、フライヤ39の捲
線に伴って自然に供給して行くように構成されている。
すなわち、このコイル線材供給部44の機枠45は機台5の
右端部に右方に張り出すように配されて固設されてお
り、この機枠45の一側面には複数個の滑車46が回転自在
に軸支されているとともに、その自由端部に滑車48を回
転自在に軸支されているレバー47が、垂直面内において
左右方向に回動し得るようにその下端部を回転自在に軸
支されている。レバー47は引張スプリング47Aにより右
方に常時付勢されるようになっている。各滑車46には歯
車装置49がこれら滑車を連携させるように設備されてお
り、歯車装置49にはこれらをモータ50がコイル線材4に
弛みを防止する方向に回転させるように、クラッチ(図
示せず)を介して連動されている。コイル線材4は機枠
45の下方に設置されたストッカ(図示せず)から引き出
されて、複数個の滑車46およびレバー47の滑車48に巻き
掛けられた後、ドラム回転中心の延長線上に配設された
前記滑車43に巻き掛けられる。そして、滑車46群が歯車
装置49を介してモータ50により所定の方向に回転される
とともに、レバー47がスプリング47Aによって右方に付
勢されることによって、これら滑車46群に巻き掛けられ
たコイル線材4は適度なバック・テンションを付勢され
ることになる。
捲線機構部30におけるドラム34の左端部には、略2段
円柱形状に形成されたボス部材52が同心的に配され、転
がり軸受51を挟設されて相対的に回転自在に支承されて
いる。ドラム34内には支軸53が中心線上に配されてお
り、支軸53は左端部においてボス部材52に嵌入されて固
定されるとともに、その右端部において転がり軸受54を
挟設されてドラム34に回転自在に支承されることによ
り、ドラム34に相対的に回転自在に軸架されている。支
軸53の右端にはプーリー55がドラム34の右脇において同
心的に配されて固定されており、このプーリー55にはベ
ルト56が巻き掛けられている。このプーリー55およびベ
ルト56を介して、支軸53はドラム34と共回りする現象を
防止されるようになっている。
ドラム34内には4本の操作軸60A、60B、60C、60Dが支
軸53外方の同一半径上における十文字位置において支軸
と平行にそれぞれ配されており、各軸は左端部において
ボス部材52により、右端部において支軸53に嵌着された
ボス部材57により、メタル軸受58を介して左右方向に摺
動自在に支承されて軸架されている。ドラム34内におい
て、4本の操作軸60A、60B、60C、60Dおよび支軸53には
円盤形状に形成された操作板61が4枚、軸心に直交する
ように、かつ左右方向に互いに略等間隔に配されて、摺
動自在にそれぞれ外挿されており、各操作板61の外周面
にはガイド溝62が一定幅一定深さの環状溝に没設されて
いる。4枚の操作板61のそれぞれはロックエレメント63
により各操作軸60A、60B、60C、60Dに各別に固定化され
ている。ドラム34の外周上には円形リング形状に形成さ
れた操作リング64が4枚、左右方向に摺動自在にそれぞ
れ嵌合されており、各操作リング64の外周面にはガイド
溝65が一定幅一定深さの環状溝に没設されている。ドラ
ム34の胴壁には細長いガイド孔66が一対、互いに180度
離れた位置に配されて中心線と平行にそれぞれ開設され
ており、両ガイド孔66には4個のスライダ67が摺動自在
に嵌入されている。これらスライダ67は外側端において
4枚の操作リング64に固定的に連結されているととも
に、内側端において、4枚の操作板61におけるガイド溝
62に転動自在に嵌合されたローラ68を回転自在に枢着さ
れることにより、操作板61にそれぞれ連結されている。
なお、便宜上、第3図においては、ガイド孔66は垂直下
位置に図示されており、また、第4図においては、コイ
ル線材案内路41の図示が省略されている。
捲線機構部30の機枠32内には4本のガイドレール69が
4隅に配されて中心線と平行になるように軸架されてお
り、これらガイドレール69には4枚の外側操作板70が前
後2枚宛2組に分けて配され、左右方向に摺動自在に外
挿支持されている。なお、第4図において、便宜上、外
側操作板70の左側半分は図示が省略されている。各外側
操作板70には一対のローラ71が上下に配されて回転自在
に枢着されており、両ローラ71は操作リング64のガイド
溝65に転動自在に嵌入されている。各外側操作板70の外
側面にはラック部材72が歯列を上向きにして中心線と平
行になるようにそれぞれ配されて固着されている。ま
た、機枠32の側壁には4本の歯車軸74が前後2本宛2組
に分けて各ラック部材72と略対応するように配され、側
壁の厚さ方向に貫通されて軸受部材73により回転自在に
支承されており、歯車軸74の内外端部にはピニオン75お
よびタイミングプーリー76が直交するようにそれぞれ配
されて固着されている。各ピニオン75は各ラック部材72
にラック部材を進退させるようにそれぞれ噛合されてい
る。機枠32上にはステッピング・モータおよびサーボ・
モータから成る操作用モータが4台設置されており、各
モータ78はタイミングベルト77を介して各々タイミング
プーリー76にそれぞれ連動されている。なお、第2図に
おいて、各モータ78はそれぞれ、符号78A、78B、78C、7
8Dをもって表されている。
前記構成によれば、操作軸はモータにより、ベルト→
タイミングプーリー→歯車軸→ピニオン→ラック部材→
外側操作板→ローラ→操作リング→スライダ→ローラ→
内側操作板→ロックエレメントを介して左右方向に移動
操作されることになる。
また、4本の操作軸60A、60B、60C、60Dのうち後記す
る上下動用操作軸に対応する歯車軸(以下、上下動用歯
車軸74A、74Bということがある。)には、ピニオン79が
一体回転するように固着されており、このピニオン79に
は機台5上に設置されたシリンダ装置81によって進退さ
れるラック部材80が回転操作されるように噛合されてい
る。なお、符号74Bの図示は、便宜上、省略されてい
る。
前記ボス部材52の上下端部にはリンク軸82が一対、支
軸53との垂直上下位置において支軸53と直交する方向に
それぞれ配されて回転自在に支持されており、上下のリ
ンク軸82の一端部には第1リンクバー83が略垂直の上向
きおよび下向きになるように配されて固着されている。
両第1リンクバー83の自由端部にはローラ84が回転自在
にそれぞれ枢着されており、両ローラ84は、4本の操作
軸60A、60B、60C、60Dのうち支軸の両横にそれぞれ配さ
れた操作軸(以下、上下動用操作軸60C、60Dということ
がある。)の左端部に形成されているガイド凹部85にそ
れぞれ転動自在に嵌装されている。上下のリンク軸82の
他端部には第2リンクバー86が、それぞれ略水平の左向
きになるように配されて一体回動するように固着されて
おり、両第2リンクバー86の自由端部にはローラ87が回
転自在にそれぞれ枢着されている。
他方、ボス部材52の前方には略直方体形状に形成され
た支持ブロック88が一対、支軸53の軸心延長線の上下に
それぞれ配設されており、上下の支持ブロック88は4本
の操作軸60A、60B、60C、60Dのうち支軸53の上下に配設
されている操作軸(以下、前後動用操作軸60A、60Bとい
うことがある。)の左端にそれぞれ固定されて支持され
ている。両支持ブロック88にはガイド凹部89が支軸延長
線と直交する面内において垂直方向にそれぞれ配されて
開設されており、両ガイド凹部89には一対のスライダ90
がそれぞれ垂直方向に摺動自在に嵌装されている。すな
わち、第5図および第6図に示されているように、ガイ
ド凹部89は支持ブロック88に、支軸53の延長線を通る垂
直線上に延在するように水平方向に一定の間口で、支軸
53の延長線方向に一定の奥行きの直方体溝形状に形成さ
れている。スライダ90はこのガイド凹部89に対応する直
方体形状に形成されて、ガイド凹部89内に上下方向に摺
動自在に嵌装されている。両スライダ90の上端部および
下端部にはガイド凹部91がそれぞれ形成されており、両
ガイド凹部91には第2リンクバー86に枢着されたローラ
87が左右方向に転動するようにそれぞれ嵌装されてい
る。ここで、スライダ90の上下動の作用を説明する。上
下動用操作軸60Cまたは60Dが左方向に移動されると、リ
ンクバー86はリンク軸82を支点として左右方向に回動さ
れてリンク軸82が回動されるため、第2リンクバー86は
各リンク軸82を支点として上下方向に回動される。この
第2リンクバー86の上下方向の回動力はスライダ90のガ
イド凹部91を転動するローラ87によってスライダ90に伝
達されるため、スライダ90は支持ブロック88のガイド凹
部89に案内されて上下方向に摺動される。
両スライダ90の左端面にはコイル線材案内部材(以
下、単に案内部材という。)92A、92Bが一対、それぞれ
左方に突出するように配されて一体移動するように突設
されている。案内部材92A、92Bは第6図に示されている
ように略台形形状が短辺と長辺とに対して直角をなす切
断線により2分割された半台形の板形状に形成されてお
り、上下の案内部材92A、92Bは台形斜辺を左に向けて台
形長辺が被捲線突極部2aの上面および下面にそれぞれ対
向し得るように配されて、上下のスライダ90に上下対称
形に固定されており、斜辺を形成する面はコイル線材4
を滑らせて案内する案内面93を実質的に構成するように
なっている。台形の長辺を形成する突極部対向面94に
は、適正な俵巻きを実現させるための凹部94aが没設さ
れているとともに、凸部95が左端部に配されて、被捲線
突極部2aの対向面に向かって一定幅一定高さで突設され
ている。
次に、前記構成に係る捲線装置による本発明の一実施
例である整列巻コイルの捲線方法を説明する。
機台5上の左端位置にて、コア1が回転送り軸9のコ
ア装着部14に装着されると、回転軸6が180度回転され
て回転送り軸9が右側の捲線作業位置に移送され、続い
て、回転送り軸9のクラッチ板10にクラッチ装置11が接
続される。
次いで、ロータリーアクチュエータ21によりアーム23
が内方向に回動されることにより、両脇のガイドプレー
ト25、25がコア1における両脇の突極部2b、2cを被覆す
る位置にそれぞれ移動される。
一方、前後動用操作軸60A、60Bが前後動用モータ78
A、78Bにより前記したように左方向に摺動されることに
より、支持ブロック88が左方向に移動され、上下の案内
部材92A、92Bが被捲線突極部2aの上下面に対向する位置
にそれぞれ移動される。このとき、案内部材92A、92Bの
凸部95がコイル線材の巻き始め端に対向される。
続いて、上下動用操作軸60C、60Dが基準位置設定用の
シリンダ装置81により、ラック部材80→ピニオン79→歯
車軸74→ピニオン75等を介して左方向に摺動されること
により、上下の案内部材92A、92Bが上下動用操作軸60
C、60D→第1リンクバー83→リンク軸82→第2リンクバ
ー86→スライダ90を介して上昇、下降される。これによ
り、両案内部材92A、92Bの凸部95は被捲線突極部2aの上
面および下面に当接される。このとき、歯車軸74に連携
されている上下動用モータ78C、78Dはタイミングプーリ
ー76およびタイミングベルト77を介して相対的に回転駆
動されるため、この上下動用モータ78C、78Dにおける基
準位置は、案内部材92A、92Bの凸部95が被捲線突極部2a
に当接された状態に対応するようにセットされることに
なる。したがって被捲線突極部2aの高さ寸法のばらつき
にかかわらず、この上下動用モータ78C、78Dは後述する
案内部材92A、92Bの送り作動についての制御を適正に実
行することができる。すなわち、基準位置設定用シリン
ダ装置81は上下動用モータ78C、78Dの0点設定するのに
使用される。つまり、コア1の積厚にばらつきが発生す
るために、捲線開始前に基準位置設定用シリンダ装置81
によって上下の案内部材92A、92Bをコア1の上面および
下面にそれぞれ当接させることにより、0点を予め設定
し、この0点位置から上下動用モータ78C、78Dによって
コイル線材4の線径分宛、上下の案内部材92A、92Bを移
動させるようになっている。
次いで、フライヤ39から繰り出されたコイル線材4の
先端が適当な方法により拘束された後、捲線機構部のモ
ータ31によりドラム34がプーリー35およびベルト36を介
して回転されることにより、フライヤ39が被捲線突極部
2aの周囲を旋回される。このフライヤ39の旋回に伴っ
て、コイル線材4がフライヤ39から繰り出され、両横の
ガイドプレート25、25の外表面を滑って被捲線突極部2a
の両脇のスロット内に導かれ、さらに、上下の案内部材
92A、92Bにおける案内面93を滑ってボビン3に捲線され
る。
このとき、両脇の突極部2b、2cを被覆するガイドプレ
ート25の内向面に、第2逃げ溝29が第1逃げ溝28に重ね
合わされて形成されていると、ガイドプレート25におけ
る被捲線突極部2a側を向く先端の幅寸法Wが短くなるこ
とにより、第1傾斜面部26および第2傾斜面部27による
コイル線材4のスロットへの案内が適正に実行されるた
め、捲線状態を整列し易くできるとともに、コイル線材
4にダメージを与えにくくさせることができる。すなわ
ち、ガイドプレート25の案内によりコイル線材4が被捲
線突極部2aに捲線されるに際して、コイル線材4がガイ
ドプレート25から離れる位置(案内を解除される位置)
は、被捲線突極部2aの外周面に可及的に近い方が良い。
そして、コイル線材4がガイドプレート25から離れる位
置は、第1傾斜面部26および第2傾斜面部27の先端であ
り、その幅寸法Wは可及的に短い方が被捲線突極部2aの
外周面に近くなる。
ここで、コイル線材4がボビン3に1回巻かれる毎
に、前後動用操作軸60A、60Bが各モータ78によって交互
に右方向に後退されることにより、上下案内部材92A、9
2Bは被捲線突極部2aの上下面に沿って交互に右方向に後
退されて行く。すなわち、コイル線材4がボビン3に1
回巻かれると、まず、上側案内部材92Aが1ピッチ分だ
け後退され、この案内部材92Aに沿ってコイル線材4が
ボビン3の上半分に巻きつけられる。その後、下側案内
部材92Bが1ピッチ分だけ後退され、コイル線材4がボ
ビン3の下半分に巻きつけられる。つまり、片側半分に
コイル線材4が巻かれている間、他側の半分において、
コイル線材は片方の案内部材で位置規制されているた
め、コイル線材4は1巻き毎に適正に整列された状態で
ボビン3に巻回されて行くことになる。
コイルの第1層目の捲線作業が終了すると、上下動用
操作軸60C、60Dが各上下動用モータ78C、78Dで左方向に
前進されることにより、上下の案内部材92A、92Bは被捲
線突極部2aの上面および下面から第1層の厚み分だけ離
反移動される。
次いで、コイル線材4がフライヤ39によりボビン3に
1回巻かれる毎に、前後動用操作軸60A、60Bが各前後動
用モータ78A、78Bによって交互に左方向に前進されるこ
とにより、上下の案内部材92A、92Bが被捲線突極部2aの
上下面に沿って交互に前記とは逆に左方向に前進されて
行く。
このとき、コイルの第2層の巻き始めにおいては、上
下の案内部材92A、94Bは1巻きの半ピッチ分だけ送られ
る。この半ピッチ送り作動により、第2層の捲線は第1
層のコイルにおける隣接し合うもの同士の間に俵積みさ
れるように捲線されることになる。このようにして、上
層のコイルが下層のコイルに俵積みされるように捲線さ
れるため、コイルの捲線状態はきわめて精密に整列され
るとともに、堅牢になり巻き崩れ等がきわめて確実に防
止されることになる。
以降、前記作動が繰り返されることにより、所定の巻
数のコイルが形成されて行く。このとき、案内部材92
A、92Bに凹部94aが没設されているため、案内部材92A、
92Bの平行移動による捲線したコイルに対する損傷を回
避することができる。
必要な巻数のコイルが形成されると、回転送り軸9が
モータ13により伝動歯車12、クラッチ装置11およびクラ
ッチ板10を介して所定ピッチだけ回動され、次に捲線す
べき突極部2が捲線作動位置に送られる。以後、前記作
動が繰り返されることにより、捲線作業が各突極部2に
ついて実行されて行く。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、コイル線材を
精密に整列させて俵積みに捲線することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である整列巻コイルの捲線方
法に使用される多極電機子コア用捲線装置を示す正面
図、第2図はその平面図、第3図はその拡大部分正面断
面図、第4図はその拡大部分側面断面図、第5図は第3
図V部の詳細を示す側面図、第6図(a)は第5図の一
部切断正面図、第6図(b)は(a)のb−b線に沿う
横断面図である。第7図はガイドプレートの詳細を示す
平面図、第8図および第9図は第7図のVIII矢視図およ
びIX矢視図、第10図、第11図および第12図は作用を説明
するための各拡大部分図である。第13図は被捲線突極部
を示しており、(a)は縦断面図、(b)は分解斜視図
である。 1……多極電機子のコア、2……突極部(被捲線部)、
2a……被捲線突極部、2b、2c……両脇の突極部、3……
ボビン、4……コイル線材、5……機台、6……回転
軸、7……ロータリーアクチュエータ、8……第1取付
板、9……回転送り軸、10……クラッチ板、11……クラ
ッチ装置、12……伝動歯車、13……モータ、14……コア
装着部、15……第2取付板、16……連結棒、17……シリ
ンダ装置、18……押さえアーム、19……押さえ具、20…
…第3取付板、21……ロータリーアクチュエータ、22…
…回動軸、23……アーム、24……ボルト、25……ガイド
プレート、26……第1傾斜面部、27……第2傾斜面部、
28……第1逃げ溝、29……第2逃げ溝、30……捲線機構
部、31……機構部駆動モータ、32……機枠、33……転が
り軸受、34……ドラム、35……プーリー、36……ベル
ト、37……フライヤ取付枠、38……フライヤ取付棒、39
……フライヤ、40……滑車、41……コイル線材案内路、
42……滑車取付板、43……滑車、44……コイル線材供給
部、45……機枠、46……滑車、47……レバー、47A……
スプリング、48……レバー滑車、49……歯車装置、50…
…モータ、51……転がり軸受、52……ボス部材、53……
支軸、54……転がり軸受、55……プーリー、56……ベル
ト、57……ボス部材、58……メタル軸受、60A、60B、60
C、60D……操作軸、61……操作板、62……ガイド溝、63
……ロックエレメント、64……操作リング、65……ガイ
ド溝、66……ガイド孔、67……スライダ、68……ロー
ラ、69……ガイドレール、70……外側操作板、71……ロ
ーラ、72……ラック部材、73……軸受部材、74……歯車
軸、75……ピニオン、76……タイミングプーリー、77…
…タイミングベルト、78A、78B……前後動用モータ、78
C、78D……上下動用モータ、79……ピニオン、80……ラ
ック部材、81……基準位置設定用シリンダ装置、82……
リンク軸、83……第1リンクバー、84……ローラ、85…
…ガイド凹部、86……第2リンクバー、87……ローラ、
88……支持ブロック、89……ガイド凹部、90……スライ
ダ、91……ガイド凹部、92A、92B……コイル線材案内部
材、93……案内面、94……突極部対向面、94a……凹
部、95……凸部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電機子のコア(1)における被捲線突極部
    (2a)にコイル線材(4)を整列させて1層宛積層する
    整列巻コイルの捲線方法であって、コイル線材(4)を
    被捲線突極部(2a)の周囲を旋回するフライヤ(39)か
    ら繰り出し、被捲線突極部(2a)におけるコア(1)の
    軸方向両側面の外側にそれぞれ配設されている一対のコ
    イル線材案内部材(92A)、(92B)によってそれぞれ案
    内されながら捲線する整列巻コイルの捲線方法におい
    て、 前記各層の捲線に際して、前記一対のコイル線材案内部
    材(92A)、(92B)を前記被捲線突極部(2a)の巻軸方
    向に前記コイル線材(4)の線径(X)分宛交互に送る
    とともに、 前記各層の捲線終端における上層への捲線の移行に際し
    て、前記一対のコイル線材案内部材(92A)、(92B)を
    前記コイル線材(4)の1/2線径(X/2)分だけ下層にお
    ける送り方向と逆方向に送ることを特徴とする整列巻コ
    イルの捲線方法。
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