JP4084980B2 - モータ巻線方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータのステータのコアに巻線するモータ巻線方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ステータの隣接するコアに巻かれた一対のコイルは、隣接するコアにそれぞれ反対方向の磁界を発生させるために、一本の線部材を各コアに逆回りに巻いて作成しているものがある。従来、ステータの隣接する第1、第2コア1a,1bに線部材2を逆回りに巻線するために、図8に示すように円弧状の基部3から張出部を有する突極部4を突設して両側面に凹溝5,6を形成した第1、第2コア1a,1bに、コア端面及び前記両側面の凹溝5,6を被覆するインシュレータ16を被せ、該コア1a,1bを平行に並べて基部3を同一平面内で治具にクランプしていた。そして、第1コア1aの巻き始め線7をコア1a上端から一方側凹溝5aに導入し、両側の凹溝5a,6aに基部側から突極部先端側に向けて1層目、突極部先端側から基部側に向けて2層目と順次巻線し、コア上端面で他方側凹溝6aから第1コア1aの巻き終わり線8を導出していた。この第1コアの巻き終り線8が巻崩れしないようにテンションを掛けたまま第2コア1bに導いて巻線するために、第1コアの巻き終り線8をモータ巻線装置に設けた引掛け部9に引っ掛けた後に、渡り線10として第2コア1bに導き、引掛け部11に引っ掛けて方向転換して第2コア1bの巻き始め線12として第2コア1b上端から他方側凹溝6bに導入し、両側の凹溝6b,5bに複数層に巻き、コア上端面で一方側凹溝5bから第2コアの巻き終わり線13を導出していた。図8において、中に数字か記入されて俵積みされた白丸はコイルを示し、線部材2は第1コア1aを白丸1から巻き始め、数字の順番に巻き付き、白丸24で第1コア1aを巻き終りした後、第2コア2bを白丸1から巻き始め、数字の順番に巻き付き、白丸24で第2コア1bを巻き終える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のモータ巻線装置においては、第1コア1aの巻き終り線8が巻崩れしないようにテンションをかけたまま線部材2を第2コア1bに導くために引掛け部9及び11が必要であり、且つ線部材2を引掛け部9及び11に引っ掛けるためにサイクルタイムが長くなる不具合があった。また、渡り線10は引掛け部9,11を迂回して第2コア1bに導入されるので長さが長くなり、電気抵抗が増大してモータトルクをロスするとともに、渡り線10の軸線方向の飛び出し量が多くなり、ステータの軸長が長くなる問題があった。
【0004】
本発明は、係る従来の不具合を解消するためになされたもので、巻線時に第1、第2コア間の渡り線を引っ掛ける引掛け部を設けることなく、線部材を第1コアの巻き終り線の巻崩れを防いで第2コアに導入することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、ステータが複数のコアに分割され、各コアが夫々基部及び突極部よりなるモータの各突極部に、巻線手段により連続して線部材を巻きつけるモータ巻線方法において、第1、第2コアの各突極部の突出方向がなす所定角度割出回転される治具に、該第1、第2コアの各基部の外表面が対向するように背面配置し、且つ前記第1コアの巻き終わり側の側面と、前記第2コアの巻き始め側の側面とが、略同一平面に位置するように、第1、第2コアの各基部を固定し、前記巻線手段により先に前記線部材が前記突極部に巻きつけられた第1コアの巻き終わり位置から次に前記線部材が前記突極部に巻きつけられる第2コアの巻き始め位置に向かう渡り線を、前記第1コアの突極部に巻きつけられた前記線部材の巻崩れを生じることがないように、前記巻き終わり位置と前記巻き始め位置とを結ぶ線分に沿って前記治具に設けられた溝にガイドさせることである。
【0006】
請求項2に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記第1コアと第2コアとの位置関係を、前記渡り線が前記第1コアの突極部の巻き終わり位置側の側面に近接する方向に傾斜する位置関係として、前記第1、第2コアを前記治具に夫々固定することである。
【0007】
請求項3に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1又は2において、前記第1コアと第2コアとの位置関係を、前記渡り線が第2コアの突極部の巻き終わり位置側の側面に近接する方向に傾斜する位置関係として、前記第1、第2コアを前記治具に夫々固定することである。
【0009】
請求項に記載の発明の構成上の特徴は、ステータが複数のコアに分割され、各コアが夫々基部及び突極部よりなるモータの各突極部に、巻線手段により連続して線部材を巻きつけるモータ巻線装置において、第1、第2コアの各基部の外表面が対向するように背面配置し、且つ前記第1コアの巻き終わり側の側面と、前記第2コアの巻き始め側の側面とが、略同一平面に位置するように、前記第1、第2のコアの各突極部の突出方向が所定角度をなす位置関係で前記第1、第2のコアの各基部を固定する治具と、該治具に対向して配置され該治具に対して相対移動して、前記線部材を前記コアの突極部に巻きつける巻線手段と、前記治具が固定され各コアの突極部が前記巻線手段と順次対向するように前記所定角度割出回転される回転台とを備え、前記巻線手段により先に前記線部材が前記突極部に巻きつけられた第1コアの巻き終わり位置から次に前記線部材が前記突極部に巻きつけられる第2コアの巻き始め位置に向かう渡り線を、前記第1コアの突極部に巻きつけられた前記線部材の巻崩れを生じることがないように、前記巻き終わり位置と前記巻き始め位置とを結ぶ線分に沿ってガイドする溝が前記治具に設けられていることである。
【0010】
請求項に記載の発明の構成上の特徴は、請求項において、前記治具は、前記第1コアと第2コアとの位置関係を、前記渡り線が第1コアの突極部の巻き終わり位置側の側面に近接する方向に傾斜する位置関係として、前記第1、第2コアを夫々固定することである。
【0011】
請求項に記載の発明の構成上の特徴は、請求項4又は5において、前記治具は、前記第1コアと第2コアとの位置関係を、前記渡り線が第2コアの突極部の巻き始め位置側の側面に近接する方向に傾斜する位置関係として、前記第1、第2コアを夫々固定することである。
【0013】
請求項に記載の発明の構成上の特徴は、請求項4乃至6のいずれかにおいて、前記第1、第2コアを前記巻線手段と対向する位置に順次割出すために、前記治具を回転台上に取り付けたことである。
【0014】
請求項に記載の発明の構成上の特徴は、請求項4乃至7のいずれかにおいて、前記コアは、円弧状の基部から突極部が突設され、該突極部先端に張出部が設けられて両側に凹溝が形成された形状をなし、前記コアに両端部から中央まで半分ずつ被せられるインシュレータは、前記コアの端面を被覆する端面被覆部および前記基部に対応して前記端面被覆部に設けられた基部側突出部を有し、前記治具は、前記各コアの基部の背面を受容する凹面と前記各コアの他方端面が着座する段差が形成された本体、前記各コアの一方端面と対向し前記本体に一体的に固定されたバックアップ部材、および前記各コアの基部をクランプするクランプ部材を備え、前記バックアップ部材には、前記他方端面で段差に着座し前記基部の背面で凹面に当接したコアに一方端面から被せられたインシュレータの基部側突出部の背面と微小隙間を有して対向し、線部材が前記基部側突出部に形成された引掛け溝に引っ掛けられて前記コアの凹溝に導入されるとき基部側突出部が線部材に掛けられる張力により破損されることがないように前記基部側突出部をサポートするバックアップ面が形成されていることである。
【0016】
【発明の作用および効果】
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、第1、第2コアの各突極部の突出方向がなす所定角度割出回転される治具に、該第1、第2コアの各基部の外表面が対向するように背面配置され、巻線手段により先に線部材が突極部に巻きつけられた第1コアの巻き終わり位置から次に線部材が突極部に巻きつけられる第2コアの巻き始め位置に向かう渡り線が、第1コアの突極部に巻きつけられた線部材の巻崩れを生じることがないように、巻き終わり位置と巻き始め位置とを結ぶ線分に沿って前記治具に設けられた溝にガイドされる。このように、第1コアの巻き終わり位置から次に線部材が突極部に巻きつけられる第2コアの巻き始め位置に向かう渡り線が、治具に設けられた溝に係合してガイドされるので、第1コアの突極部に巻きつけられた線部材の巻崩れを生じることがない。
さらに、第1、第2コアを各基部の外表面が対向するように背面配置し、且つ第1コアの巻き終り側の側面と、第2コアの巻き始め側の側面とが、略同一平面に位置する位置関係としたので、第1コアに巻線後、第2コアを巻線手段に対して所定角度相対的に回転すると、渡り線は治具に設けられた溝にガイドされ、線部材を第2コアの側面に確実に導入することができ、渡り線の長さが短い所定長さとなり、その軸線方向の飛び出し量を減少し、ステータの軸長を短くすることができる。
【0017】
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、第1コアと第2コアとの位置関係を、前記渡り線が前記第1コアの突極部の巻き終わり位置側の側面に近接する方向に傾斜する位置関係としたので、渡り線を引掛け部に引っ掛けなくても第1コアの巻き終り線の巻崩れを確実に防止することができる。これにより、第1コアの巻き終り線の巻崩れを防ぐために渡り線を引掛け部に引っ掛ける必要がなく、巻線のサイクルタイムを短縮し、設備コストを低減することができる。渡り線を引掛け部に引っ掛ける部分を省いて短くできるので、その分だけ電気抵抗を小さくしてモータトルクを増大することができる。
【0018】
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、第1コアと第2コアとの位置関係を、渡り線が第2コアの突極部の巻き始め位置側の側面に近接する方向に傾斜する位置関係としたので、第2コアの巻き始め線を第2コアの側面に円滑且つ確実に導入することができる。
【0020】
上記のように構成した請求項に係る発明においては、第1、第2コアの各基部の外表面が対向するように背面配置し、且つ前記第1コアの巻き終わり側の側面と、前記第2コアの巻き始め側の側面とが、略同一平面に位置するように、前記第1、第2のコアの各突極部の突出方向が所定角度をなす位置関係で前記第1、第2のコアの各基部が治具に固定され、各コアの突極部が巻線手段と順次対向するように前記治具が回転台により前記所定角度割出回転され、巻線手段により先に線部材が突極部に巻きつけられた第1コアの巻き終わり位置から次に線部材が突極部に巻きつけられる第2コアの巻き始め位置に向かう渡り線が、第1コアの突極部に巻きつけられた線部材の巻崩れを生じることがないように、巻き終わり位置と巻き始め位置とを結ぶ線分に沿って前記治具に設けられた溝にガイドされる。このように、第1コアの巻き終わり位置から次に線部材が突極部に巻きつけられる第2コアの巻き始め位置に向かう渡り線が、治具に設けられた溝に係合してガイドされるので、第1コアの突極部に巻きつけられた線部材の巻崩れを生じることがない。
さらに、第1、第2コアを各基部の外表面が対向するように背面配置し、且つ第1コアの巻き終り側の側面と、第2コアの巻き始め側の側面とが、略同一平面に位置する位置関係としたので、第1コアに巻線後、第2コアを巻線手段に対して所定角度相対的に回転すると、渡り線は治具に設けられた溝にガイドされ、線部材を第2コアの側面に確実に導入することができ、渡り線の長さが短い所定長さとなり、その軸線方向の飛び出し量を減少し、ステータの軸長を短くすることができる。
【0021】
上記のように構成した請求項に係る発明においては、渡り線が第1コアの突極部の巻き終わり位置側の側面に近接する方向に傾斜する位置関係で第1、第2コアを治具に固定するので、第1コアの巻き終り線の巻崩れがないモータ巻線装置を提供することができる。これにより、第1コアの巻き終り線の巻崩れを防ぐために渡り線を引掛け部に引っ掛ける必要がなく、巻線のサイクルタイムを短縮し、低コストのモータ巻線装置を提供することができる。渡り線を引掛け部に引っ掛ける部分を省いて短くできるので、その分だけ電気抵抗を小さくしてモータトルクを増大することができる。
【0022】
上記のように構成した請求項に係る発明においては、渡り線が第2コアの突極部の巻き始め位置側の側面に近接する方向に傾斜する位置関係で第1、第2コアを治具に固定するので、第2コアの巻き始め線を第2コアの側面に円滑且つ確実に導入可能なモータ巻線装置を提供することができる。
【0024】
上記のように構成した請求項に係る発明においては、治具を回転台上に取り付けたので、第1、第2コアを簡単な構成で、迅速に巻線手段と対向する位置に順次割出すことができる。
【0025】
上記のように構成した請求項に係る発明においては、第1、第2コアには端面を被覆する端面被覆部と、側面を被覆する側面被覆部を有し、基部に対応して基部側突出部を設けたインシュレータが被せられている。線部材は、第1、第2コアに被せられたインシュレータの基部側突出部に形成された引掛け溝に引っ掛けられて第1、第2コアの凹溝に導入される。このとき基部側突出部の背面は、治具に設けたバックアップ部材のバックアップ面によりサポートされるので、第1、第2コアの巻き始め線が基部側突出部から凹溝に導入されるとき、基部側突出部が線部材に掛けられる張力により破損されることがない。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係るモータ巻線方法及び装置の実施の形態について図面に基づいて説明する。本実施形態に係るモータ巻線方法及び装置によりコアに巻線されるモータ21は、例えばラック式電気パワーステアリング装置22に適用される。図1において、ハウジング23にステータ24が嵌着され、ロータ25がステータ24内で回転可能にベアリングにより軸承されている。ロータ25は、ハウジング23にベアリングにより軸承された回転軸26の外周面に複数の永久磁石27が所定間隔で環状に固定されて構成されている。
【0028】
図2,3に示すように、ステータ24を構成する複数のコア1の円弧状の基部3がモータ21の回転軸線回りに円周方向に環状に並設されてハウジング23に嵌着されている。各コア1は、円弧状の基部3から突極部4が突設され、突極部4先端に張出部が設けられて、両側部に凹溝5,6が形成された形状となっている。コア1の凹溝5,6の各底面がコア1の側面をなしている。各コア1には、両端面14,15から中央までの半分づつに同一形状の2個のインシュレータ16が被せられ、両端面14,15及び両側の凹溝5,6が被覆されている。各インシュレータ16は、コア1の端面14又は15を被覆する端面被覆部17及び両側の凹溝5,6を被覆する凹溝被覆部18を有し、基部3及び突極部4先端の張出部に夫々対応して基部側突出部19及び張出部側突出部20が端面被覆部17に設けられている。コア1の凹溝被覆部18は、凹溝5,6の底面であるコア1の側面を被覆する側面被覆部を含む。2個のインシュレータ16により被覆された各コア1にコイル28が、凹溝5,6の各底面では回転軸線方向と平行になる俵積み状態で、突極部4の一方端面14では回転軸線及び半径方向に直角な直線に対して傾斜し、他方端面15では前記直角な直線と平行になる俵積み状態で複数層に巻かれてステータ24が構成されている。図2において、中に数字か記入されて俵積みされた白丸は、コイル28を示し、白丸1が巻き始めで、数字の順番に巻きつけられ、白丸24が巻き終わりである。
【0029】
図4に示すように、隣接する第1、第2コア1a,1bに逆回りのコイル28a,28bを巻線するために、線部材2は、第1コア1aに被せられたインシュレータ16aの基部側突出部19aに形成された引掛け溝30aに引っ掛けられて第1コア1aの巻き始め線7として第1コア1aの一方側凹溝5aに導入され、基部側突出部19a側から張出部側突出部20a側に向けて1層目c1、張出部側突出部20a側から基部側突出部19a側に向けて2層目c2、基部側突出部19a側から張出部側突出部20a側に向けて3層目c3と順次図4中A方向から見て左回りに巻き付けられている。第1コア1aの巻き終わり線8は他方側凹溝6aから導出され、従来のように引掛け部に引っ掛けられることなく渡り線10となって、第2コア1bに被せられたインシュレータ16bの基部側突出部19bに形成された引掛け溝30bに引っ掛けられて第2コア1bの巻き始め線12として他方側凹溝6bに導入され、両側の凹溝6b、5bに図4中B方向から見て右回りに巻かれ、第2コア1bの巻き終わり線13が一方側凹溝5bから導出されている。ステータ24は、このように逆回りのコイル28a,28bが巻線された隣接する第1、第2コア1a,1bの複数対で構成され、コア1a,1bの基部3a,3bがモータ21の回転軸線回りに円周方向に環状に並設されてハウジング23に嵌着されている。
【0030】
図5乃至7において、31は、第1、第2コア1a,1bに互いに逆回りのコイル28a,28bを巻線するモータ巻線装置30の基台で、基台31上にはテーブル32が一対の案内レール33により水平面内で移動可能に装架され、サーボモータ34によりベルト駆動されるボールネジ機構を介してX軸方向に前後に往復動されるようになっている。テーブル32上には、回転台35が垂直軸線回りに回転可能に装架され、サーボモータ36により割出し回転される。
【0031】
回転台35には治具37が固定され、治具37にはインシュレータ16aを被せた第1コア1aが基部3aをクランプして固定されるとともに、インシュレータ16bを被せた第2コア1bが第1コア1aから所定距離はなれた位置で第1コア1aに対して所定角度回転した位置関係で並べて基部3bをクランプして固定されている。図6,7では回転台35に固定された治具37に第1、第2コア1a,1bが、互いに180度回転されて各基部3a、3bの外表面が対向する背面配置の位置関係で基部3a,3bをクランプして固定されている。
【0032】
治具37を構成するために本体38の上部はZ軸に垂直な断面が十字状に形成され、Y軸方向に形成されたZ軸に垂直な断面が台形状の凸条39a,39bの各上面には、円弧状の基部3a,3bの背面を受容する円弧状の凹面40a,40bが形成されている。凹面40a,40bの下端には円弧状の段差41a,41bが形成され、第1、第2コア1a,1bは、基部3a,3bの背面が凹面40a,40bに当接された状態で他方端面15a,15bが段差41a,41bに着座し、一方端面14a,14bは本体38の上端面である線導入出端面45より僅か下方に位置する。これにより、第1及び第2コア1a,1bは、夫々の一方端面14a,14bが治具37の線導入出端面45と略整列し、第1、第2コア1a,1bに上端面14a,14bから被せられた各インシュレータ16a,16bの基部側突出部19a,19b及び張出部側突出部20a,20bは線導入出端面45から上方に突出している。第1、第2コア1a,1bに他方端面15a,15bから被せられたインシュレータ16a,16bの基部側突出部19a,19bは、段差41a,41bの前方下方位置に別途設けられた段差により保持される。
【0033】
本体38の上部のX軸方向に形成された凸条42,42の両方の下半分及び一方の上半分には、コの字形状の3個の支持部材43が嵌め込まれて夫々ボルト44で固定されている。本体38の上端面の線導入出端面45にはバックアップ部材46が一体的に固定され、バックアップ部材46には、他方端面15a,15bで段差41a,41bに着座し基部3a,3bの背面で凹面40a,40bに当接した第1、第2コア1a,1bに一方端面14a,14bから被せられたインシュレータ16a,16bの基部側突出部19a,19bの背面と微小隙間を有して夫々対向するバックアップ面47a,47bが形成されている。凹面40a,40b、段差41a,41b、支持部材43の両脚部の傾斜端面、及びコア1a,1bの一方端面14a,14bと対向するバックアップ部材46の下面により、第1、第2コア1a,1bの基部3a,3bを受容する受容部48a,48bが形成されている。
【0034】
片側の凸条42上半分には、コの字形状のクランプ部材49が嵌め込まれ、クランプ部材49は凸条42の端面に突設された一対のガイド50に案内され、締付けボルト51により対向する支持部材43に向かって進退移動される。締付ボルト51が緩められてクランプ部材49が後退された状態で第1、第2コア1a,1bの基部3a,3bが受容部48a,48bに挿入された後に、締付ボルト51が締め付けられてクランプ部材49が前進されると、クランプ部材49が両脚の傾斜端面で基部3a,3bの両側面を対向する支持部材43の両脚の傾斜端面との間で挟持するとともに、両傾斜面の作用により基部3a,3bの背面が凹面40a,40bに押し付けられ,第1、第2コア1a,1bは、基部3a,3bをクランプされて治具37にクランプされる。
【0035】
治具37にクランプされた第1、第2コア1a,1bの各他方側凹溝6a,6bの底面が、X軸と直角な同一垂直面内にほぼ位置するように、受容部48a,48bはX軸方向にずらして形成されている。そして、第1コア1aの他方側凹溝6a上方でのコイル28aの巻き終わり位置52と第2コア1bの他方側凹溝6b上方でのコイル28bの巻き始め位置53とを結ぶ線分に沿って渡り線10をガイドする溝54(ガイド部に相当)がバックアップ部材46の上面に設けられている。これにより、第1コア1aと第2コア1bとの位置関係は、第1コア1aに巻かれたコイル28aの巻き終わり位置52から第2コア1bに巻かれるコイル28bの巻き始め位置53に溝54に沿って案内される渡り線10の長さが所定長さとなり、その方向が第1コア1aの一方側凹溝5aの底面を含む平面及び第2コア1bの他方側凹溝6bの底面を含む平面に近接する方向に傾斜する位置関係となる。
【0036】
55は第1コア1aに巻かれるコイル28aの巻き始め線7の端を巻き付けて止める線端止めで、本体38の側面上方に裏面側に偏奇して固定されている。線端止め55に止められた第1コア1aの巻き始め線7は、バックアップ部材46の上面に固定された案内部材56に案内され、第1コア1aに被せられたインシュレータ11aの基部側突出部19aの引掛け溝30aに係合されて一方側凹溝5aに導入される。
【0037】
基台31上に立設されたコラム57には、治具37に対して相対移動して第1コア1aの巻き始め線7を線導入出端面45側で第1コア1aに被せられたインシュレータ16aの基部側突出部19aから一方側凹溝5aに導入して両側の凹溝5a,6aに巻線し、第1コア1aの巻き終わり線8を他方側凹溝6aから線導入出端面45側に導出し第2コア1bに被せられたインシュレータ16bの基部側突出部19bから他方側凹溝6bに導入して両側の凹溝6b,5bに巻線し、第2コア1bの巻き終わり線13を一方側凹溝5bから線導入出端面45側に導出する巻線手段70が装備されている。コラム57にはサドル58が一対のレール59によりX軸と直角で水平なY軸方向に摺動可能に装架され、サーボモータ60によりボールねじ61を介して往復動される。サドル58には工具台62がレール63によりZ軸方向に摺動可能にガイドされ、工具台62はサーボモータ64によりZ軸方向に回転移動されるベルト68に連結されてZ軸方向に往復動される。工具台62の下端面には、線部材2が遊嵌するガイド穴65が先端にY軸方向に穿設された工具66が取り付けられている。67は線部材2が巻かれたボビンで、ボビン67から引き出された線部材2は、基台31に固定された線部材ガイド71に自由回転可能に支承されたローラ72により方向転換され、張力付与装置73により適当な張力を付与され、一対のローラ74間を通ってガイド穴65に導入されている。
【0038】
次に、上記実施形態の作動を説明する。図7に示すように治具37の受容部48a,48bに第1、第2コア1a,1bの基部3a,3bを入れ、クランプ部材49を締付けボルト51で締め付けて第1、第2コア1a,1bを背面配置で治具37にクランプする。図5に示すようにボビン67から引き出され、張力付与装置73により適当な張力を付与された線部材2をローラ74を介して工具66のガイド穴65を貫通して線端止め55に巻き付けて止め、案内部材56に係合する。この状態でモータ巻線装置30が起動されると、テーブル32、サドル58及び工具台62が数値指令に基づいてサーボモータ34,60,64により移動され、工具66の移動に従って線部材2は、第1コア1aに被せられたインシュレータ16aの基部側突出部19aに形成された引掛け溝30aに引っ掛けられて第1コア1aの一方側凹溝5aに導入される。このとき基部側突出部19aの背面は、治具37の線導入出端面45に設けたバックアップ部材46のバックアップ面47aによりサポートされるので、第1コア1aの巻き始め線7が基部側突出部19aから一方側凹溝5aに導入されるとき、基部側突出部19aが線部材2に掛けられる張力により破損されることがない。
【0039】
一方側凹溝5aに導入された線部材2は、基部側突出部19a側から張出部側突出部20a側に向けて1層目c1、張出部側突出部20a側から基部側突出部19a側に向けて2層目c2、基部側突出部19a側から張出部側突出部20a側に向けて3層目c3と順次左回りに巻き付けられる。第1コア1aへの巻線が終了すると、工具台62はガイド穴65が線導入出端面45より上方で3層目c3とX軸方向で整列する中間停止位置に一時停止される。
【0040】
回転台35がサーボモータ36により反時計方向に180度回転され、第2コア1bが工具台62と対向される。回転台35は、他方側凹溝6aが中間停止位置に停止中のガイド穴65から遠ざかる方向に回転されるので、巻き終り線8は2層目c2の線部材2に押し付けられ、巻崩れを生じることがない。回転台35が180度回転されると、第2コア1bの他方側凹溝6bの底面がガイド穴65と対向する。
【0041】
そして工具台62が下降され、他方凹溝6aから導出された線部材2は、渡り線10となって溝54(ガイド部)に係合してガイドされ、第2コア1bに被せられたインシュレータ16bの基部側突出部19bに形成された引掛け溝30bに引っ掛けられて第2コア1bの巻き始め線12として他方側凹溝6bに導入される。渡り線10は第1コア1a側のコイル28aの巻き終わり位置52と第2コア1b側のコイルの巻き始め位置53とを結ぶ線分に沿って設けられた溝54にガイドされるので、線部材2は所定長さとなって第1コア1aから第2コア1bに確実に導入される。そして渡り線10の方向が第1コア1aの一方側凹溝5aの底面(側面)を含む平面に接近する方向に傾斜されるので、巻き終り線8が巻崩れすることがない。また、渡り線10は第2コア1bの他方凹溝6bの底面(側面)を含む平面に接近する方向に傾斜されるので、第2コア1bの巻き始め線12を第2コア1bの他方凹溝6bの底面に円滑且つ確実に導入することができる。このとき基部側突出部19bの背面は、バックアップ部材46のバックアップ面47bによりサポートされるので、第2コア1bの巻き始め線12が基部側突出部19bから他方側凹溝6bに導入されるとき、基部側突出部19bが線部材2に掛けられる張力により破損されることがない。他方側凹溝6bに導入された線部材2は両側の凹溝6b、5bに右回りに巻かれ、第2コア1bへの巻線が終了すると、工具台62はガイド穴65が線導入出端面45より上方で3層目c3とX軸方向で整列する巻き終り位置に停止される。第2コア1bの巻き終わり線13が切断され、締付けボルト51が緩められてクランプ部材49が後退され、コイル28a,28bが巻かれた第1、第2コア1a,1bが治具37から取り出される。
【0043】
本実施の形態はガイド穴より線部材を供給するいわゆるノズル巻きの形態を示したが、本発明はフライヤ巻きにより巻線を行う場合にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るモータ巻線装置でコアに巻線されたモータを適用したラック式電気パワーステアリング装置を示す縦断面図。
【図2】 ステータの一部を正面から見た図。
【図3】 コアを側面から見た図。
【図4】 第1、第2コアに巻線する状態を示す図。
【図5】 モータ巻線装置の側面図。
【図6】 治具の正面図。
【図7】 治具を上方から見た図。
【図8】 従来の第1、第2コアに巻線する状態を示す図。
【符号の説明】
1a,1b…第1、第2コア、2…線部材、3,3a,3b…基部,4…突極部、5,5a,5b…一方側凹溝、6,6a,6b…他方側凹溝、10…渡り線、7,12…巻き始め線、8,13…巻き終わり線、14…一方端面、15…他方端面、16,16a,16b…インシュレータ、17…端面被覆部、18…凹溝被覆部、19,19a,19b…基部側突出部、20,20a,20b…張出部側突出部、21…モータ、22…ラック式電気パワーステアリング装置、23…ハウジング、24…ステータ、25…ロータ、27…永久磁石、28,28a,28b…コイル、32…テーブル、34,36,60,64…サーボモータ、35…回転台、37…治具、38…本体、45…線導入出端面、46…バックアップ部材、47a,47b…バックアップ面、48a,48b…受容部、49…クランプ部材、54…溝、58…サドル、62…工具台、65…ガイド穴、67…ボビン、68…ベルト、73…張力付与装置。

Claims (8)

  1. ステータが複数のコアに分割され、各コアが夫々基部及び突極部よりなるモータの各突極部に、巻線手段により連続して線部材を巻きつけるモータ巻線方法において、
    第1、第2コアの各突極部の突出方向がなす所定角度割出回転される治具に、該第1、第2コアの各基部の外表面が対向するように背面配置し、且つ前記第1コアの巻き終わり側の側面と、前記第2コアの巻き始め側の側面とが、略同一平面に位置するように、第1、第2コアの各基部を固定し、
    前記巻線手段により先に前記線部材が前記突極部に巻きつけられた第1コアの巻き終わり位置から次に前記線部材が前記突極部に巻きつけられる第2コアの巻き始め位置に向かう渡り線を、前記第1コアの突極部に巻きつけられた前記線部材の巻崩れを生じることがないように、前記巻き終わり位置と前記巻き始め位置とを結ぶ線分に沿って前記治具に設けられた溝にガイドさせることを特徴とするモータ巻線方法。
  2. 請求項1において、前記第1コアと第2コアとの位置関係を、前記渡り線が前記第1コアの突極部の巻き終わり位置側の側面に近接する方向に傾斜する位置関係として、前記第1、第2コアを前記治具に夫々固定することを特徴とするモータ巻線方法。
  3. 請求項1又は2において、前記第1コアと第2コアとの位置関係を、前記渡り線が第2コアの突極部の巻き始め位置側の側面に近接する方向に傾斜する位置関係として、前記第1、第2コアを前記治具に夫々固定することを特徴とするモータ巻線方法。
  4. ステータが複数のコアに分割され、各コアが夫々基部及び突極部よりなるモータの各突極部に、巻線手段により連続して線部材を巻きつけるモータ巻線装置において、
    第1、第2コアの各基部の外表面が対向するように背面配置し、且つ前記第1コアの巻き終わり側の側面と、前記第2コアの巻き始め側の側面とが、略同一平面に位置するように、前記第1、第2のコアの各突極部の突出方向が所定角度をなす位置関係で前記第1、第2のコアの各基部を固定する治具と、
    該治具に対向して配置され該治具に対して相対移動して、前記線部材を前記コアの突極部に巻きつける巻線手段と、
    前記治具が固定され各コアの突極部が前記巻線手段と順次対向するように前記所定角度割出回転される回転台とを備え、
    前記巻線手段により先に前記線部材が前記突極部に巻きつけられた第1コアの巻き終わり位置から次に前記線部材が前記突極部に巻きつけられる第2コアの巻き始め位置に向かう渡り線を、前記第1コアの突極部に巻きつけられた前記線部材の巻崩れを生じることがないように、前記巻き終わり位置と前記巻き始め位置とを結ぶ線分に沿ってガイドする溝が前記治具に設けられていることを特徴とするモータ巻線装置。
  5. 請求項において、前記治具は、前記第1コアと第2コアとの位置関係を、前記渡り線が第1コアの突極部の巻き終わり位置側の側面に近接する方向に傾斜する位置関係として、前記第1、第2コアを夫々固定することを特徴とするモータ巻線装置。
  6. 請求項4又は5において、前記治具は、前記第1コアと第2コアとの位置関係を、前記渡り線が第2コアの突極部の巻き始め位置側の側面に近接する方向に傾斜する位置関係として、前記第1、第2コアを夫々固定することを特徴とするモータ巻線装置。
  7. 請求項4乃至6のいずれかにおいて、前記第1、第2コアを前記巻線手段と対向する位置に順次割出すために、前記治具を回転台上に取り付けたことを特徴とするモータ巻線装置。
  8. 請求項4乃至7のいずれかにおいて、前記コアは、円弧状の基部から突極部が突設され、該突極部先端に張出部が設けられて両側に凹溝が形成された形状をなし、
    前記コアに両端部から中央まで半分ずつ被せられるインシュレータは、前記コアの端面を被覆する端面被覆部および前記基部に対応して前記端面被覆部に設けられた基部側突出部を有し、
    前記治具は、前記各コアの基部の背面を受容する凹面と前記各コアの他方端面が着座する段差が形成された本体、前記各コアの一方端面と対向し前記本体に一体的に固定されたバックアップ部材、および前記各コアの基部をクランプするクランプ部材を備え、
    前記バックアップ部材には、前記他方端面で段差に着座し前記基部の背面で凹面に当接したコアに一方端面から被せられたインシュレータの基部側突出部の背面と微小隙間を有して対向し、線部材が前記基部側突出部に形成された引掛け溝に引っ掛けられて前記コアの凹溝に導入されるとき前記基部側突出部が線部材に掛けられる張力により破損されることがないように前記基部側突出部をサポートするバックアップ面が形成されていることを特徴とするモータ巻線装置。
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