JP5471569B2 - レーザ駆動装置、光走査装置、画像形成装置及びレーザ駆動方法 - Google Patents

レーザ駆動装置、光走査装置、画像形成装置及びレーザ駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、レーザ駆動装置、光走査装置、画像形成装置及びレーザ駆動方法に係り、更に詳しくは、半導体レーザを駆動するレーザ駆動装置、該レーザ駆動装置を有する光走査装置、該光走査装置を備える画像形成装置、及び半導体レーザを駆動するレーザ駆動方法に関する。
半導体レーザの駆動方式は、無バイアス方式と有バイアス方式に大別される。無バイアス方式とは、半導体レーザのバイアス電流を0にし、発光の際に入力信号に対応する電流を供給する方式である。また、有バイアス方式とは、半導体レーザの発振閾値電流をバイアス電流に設定し、該バイアス電流を常時流しておき、発光の際に、入力信号に対応する電流とバイアス電流との差分を付加する方式である。
ところで、レーザプリンタ、デジタル複写機等の画像形成の分野では、処理速度の高速化が急速に進んでいる。また、光通信の分野においても、通信速度の高速化が著しい。
発振閾値電流の大きな半導体レーザを無バイアス方式で駆動する場合、入力信号に対応する駆動電流が該半導体レーザに供給されても、レーザ発振が可能な濃度のキャリアが生成されるまでにある程度の時間を要するため、発光遅延を生ずる。この場合に、該半導体レーザを高速でオンオフさせようとすると、所望の点灯パルス幅に対応した駆動電流を該半導体レーザに供給しても、実際の点灯パルス幅が所望のパルス幅よりも小さくなるおそれがある。
一方、有バイアス方式で駆動する場合、発振閾値電流分を常時供給しているため、発光遅延は無バイアス方式で駆動する場合よりも小さくなる。しかしながら、この場合、発光させたくないときでも、バイアス電流によって、常時、わずかに発光している(通常は200μW〜300μW)ため、光通信では消光比が小さくなり、画像形成装置では、いわゆる地肌汚れの原因となる。なお、バイアス電流による発光量は、「オフセット発光量」とも呼ばれている。
そこで、光通信の分野において、発光させる直前に発振閾値電流を供給することが提案された(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
ところで、最近、画像形成装置において、更なる高解像度を求めて、発振波長が650nm帯の赤色レーザや、発振波長が400nm帯の紫外レーザを用いた装置が実用化され始めている。これらの半導体レーザは、従来の発振波長が1.3μm帯、1.5μm帯、780nm帯のものに比べて、レーザ発振が可能な濃度のキャリアが生成されるまでの時間が長いという特性を有している。
また、パルス幅を短く(例えば数ns以下)して低濃度画像を表現しようとする場合、発光出力が光スポットのピーク強度まで到達しないため、所望の濃度よりも低濃度となり、正しく濃度が表現できないという不都合があった。そこで、この不都合を解決するため、種々の提案がなされた。
例えば、特許文献3には、発光素子に印加する素子駆動信号に対して、該素子駆動信号の微分波形(微分パルス)を自己重畳する静電潜像形成装置が開示されている。
また、例えば、特許文献4には、バイアス電流、駆動電流、閾値電流及び駆動補助電流の4つの電流の和電流で半導体レーザを駆動する半導体レーザ駆動回路が開示されている。
しかしながら、特許文献3に開示されている静電潜像形成装置では、微分パルスのピーク値を制御できないため、半導体レーザを破壊する危険性が高く、またその微分パルスを重畳する時間も微分波形に依存するため、初期の極低濃度は補正できても、その後の階調表現がリニアに増加するとは限らないという不都合があった。
また、特許文献4に開示されている半導体レーザ駆動回路では、光波形としてほぼ方形波の理想的な形を得ることが可能であるが、バイアス電流や発振閾値電流の設定値によって、入力信号におけるパルス幅よりも光波形におけるパルス幅が短くなる、いわゆる「パルス細り」が生じるおそれがあった。
また、半導体レーザが点灯を開始するタイミングでオーバーシュートさせ、光出力の立ち上がり特性を向上させることも考えられたが、オーバーシュートの大きさによっては、半導体レーザが所定の光量(例えば、定格光量)を超えて発光する場合があり、その場合には、半導体レーザの劣化や寿命の短縮等の不都合が発生した。
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、寿命を短縮させることなく、半導体レーザのパルス発光を高精度に行うことができるレーザ駆動装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、高精度の光走査を行うことができる光走査装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、高品質の画像を形成することができる画像形成装置を提供することにある。
また、本発明の第4の目的は、寿命を短縮させることなく、半導体レーザのパルス発光を高精度に行うことができるレーザ駆動方法を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、発光信号に基づいて半導体レーザを駆動するレーザ駆動装置において、前記発光信号におけるパルス幅と前記発光信号に応じて点灯されたときの前記半導体レーザの点灯パルス幅との既知の差に基づいて、前記発光信号におけるパルス幅を拡張する拡張回路と;前記拡張回路の出力信号に応じて、駆動信号を前記半導体レーザに出力するドライバと;を有し、前記拡張回路は、バイアス電流に変調電流が付加された動作電流が前記半導体レーザに供給されたときの、前記半導体レーザの閾値電流Ith、前記バイアス電流Ib、及び前記動作電流Iopを用いて、(Ith−Ib)と(Iop−Ith)との比に基づいて、前記発光信号におけるパルス幅を拡張することを特徴とするレーザ駆動装置である。
本発明は、第2の観点からすると、発光信号に基づいて半導体レーザを駆動するレーザ駆動装置において、前記発光信号におけるパルス幅と前記発光信号に応じて点灯されたときの前記半導体レーザの点灯パルス幅との既知の差に基づいて、前記発光信号におけるパルス幅を拡張する拡張回路と;前記拡張回路の出力信号に応じて、駆動信号を前記半導体レーザに出力するドライバと;を有し、前記拡張回路は、前記ドライバと前記半導体レーザとの間に寄生する寄生容量に応じて、前記発光信号におけるパルス幅を拡張することを特徴とするレーザ駆動装置である。
本発明のレーザ駆動装置によれば、寿命を短縮させることなく、半導体レーザのパルス発光を高精度に行うことが可能である。
本発明は、第の観点からすると、光によって被走査面を走査する光走査装置であって、半導体レーザと;前記半導体レーザを駆動する本発明のレーザ駆動装置と;前記半導体レーザからの光を偏向する偏向器と;前記偏向器で偏向された光を被走査面上に集光する走査光学系と;を備える光走査装置である。
これによれば、半導体レーザのパルス発光を高精度に行うことができるため、高精度の光走査を行うことが可能である。
本発明は、第の観点からすると、少なくとも1つの像担持体と;前記少なくとも1つの像担持体に対して、画像情報に応じて変調された光を走査する少なくとも1つの本発明の光走査装置と;を備える画像形成装置である。
これによれば、本発明の光走査装置を備えているため、結果として、高品質の画像を形成することが可能である。
本発明は、第の観点からすると、発光信号に基づいて半導体レーザを駆動するレーザ駆動方法であって、前記発光信号におけるパルス幅と前記発光信号に応じて点灯されたときの前記半導体レーザの点灯パルス幅との差を求める工程と;前記差に基づいて、前記発光信号におけるパルス幅を拡張する工程と;前記拡張された発光信号に応じて、駆動信号を前記半導体レーザに出力する工程と;を含み、前記拡張する工程では、バイアス電流に変調電流が付加された動作電流が前記半導体レーザに供給されたときの、前記半導体レーザの閾値電流Ith、前記バイアス電流Ib、及び前記動作電流Iopを用いて、(Ith−Ib)と(Iop−Ith)との比に基づいて、前記発光信号におけるパルス幅を拡張することを特徴とするレーザ駆動方法である。
これによれば、寿命を短縮させることなく、半導体レーザのパルス発光を高精度に行うことが可能である。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの概略構成を説明するための図である。 図1における光走査装置を示す概略図である。 図2における光源装置を説明するための図である。 図3における光源に含まれるレーザチップを説明するための図である。 レーザチップにおける複数の発光部の配列を説明するための図である。 光源制御装置の構成を説明するためのブロック図である。 図6における光源駆動回路の構成を説明するための図である。 図7におけるエクスパンド回路の構成を説明するための図である。 エクスパンド回路における各バッファ回路の出力信号を説明するためのタイミングチャートである。 セレクト信号とセレクタの出力信号との関係を説明するための図である。 エクスパンド回路におけるセレクタ及びOR回路の出力信号を説明するためのタイミングチャートである。 光源駆動回路の出力信号を説明するためのタイミングチャートである。 半導体レーザにおける供給電流と降下電圧との関係を説明するための図である。 半導体レーザにおける供給電流と光出力との関係を説明するための図である。 図13及び図14における具体的な数値を説明するための図である。 動作電流におけるバイアス電流と変調電流の配分例を説明するための図である。 図16における駆動電流Aに対応する光波形及び駆動電流Bに対応する光波形を説明するための図である。 動作電流の大きさが異なる2つの駆動電流の例を説明するための図である。 図18における駆動電流Bに対応する従来の光波形及び駆動電流Dに対応する従来の光波形を説明するための図である。 LD発光領域に相当する電流分Ild、LED発光領域に相当する電流分Iled、差分電圧ΔVを説明するための図である。 半導体レーザに供給される駆動電流の時間変化を説明するための図である。 寄生容量を説明するための図である。 動作電流がIop1のときに半導体レーザに供給される駆動電流の時間変化を説明するための図である。 動作電流がIop2(>Iop1)のときに半導体レーザに供給される駆動電流の時間変化を説明するための図である。 端面発光レーザに供給される駆動電流の時間変化を説明するための図である。 面発光レーザに供給される駆動電流の時間変化を説明するための図である。 初期化処理の際に行われる変調電流の設定処理を説明するための図である。 カラープリンタの概略構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図27を用いて説明する。図1には、一実施形態に係るレーザプリンタ1000の概略構成が示されている。
このレーザプリンタ1000は、光走査装置1010、感光体ドラム1030、帯電チャージャ1031、現像ローラ1032、転写チャージャ1033、除電ユニット1034、クリーニングユニット1035、トナーカートリッジ1036、給紙コロ1037、給紙トレイ1038、レジストローラ対1039、定着ローラ1041、排紙ローラ1042、排紙トレイ1043、通信制御装置1050、及び上記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置1060などを備えている。なお、これらは、プリンタ筐体1044の中の所定位置に収容されている。
通信制御装置1050は、ネットワークなどを介した上位装置(例えばパソコン)との双方向の通信を制御する。
感光体ドラム1030は、円柱状の部材であり、その表面には感光層が形成されている。すなわち、感光体ドラム1030の表面が被走査面である。そして、感光体ドラム1030は、図1における矢印方向に回転するようになっている。
帯電チャージャ1031、現像ローラ1032、転写チャージャ1033、除電ユニット1034及びクリーニングユニット1035は、それぞれ感光体ドラム1030の表面近傍に配置されている。そして、感光体ドラム1030の回転方向に沿って、帯電チャージャ1031→現像ローラ1032→転写チャージャ1033→除電ユニット1034→クリーニングユニット1035の順に配置されている。
帯電チャージャ1031は、感光体ドラム1030の表面を均一に帯電させる。
光走査装置1010は、帯電チャージャ1031で帯電された感光体ドラム1030の表面を、上位装置からの画像情報に基づいて変調された光束により走査し、感光体ドラム1030の表面に画像情報に対応した潜像を形成する。ここで形成された潜像は、感光体ドラム1030の回転に伴って現像ローラ1032の方向に移動する。なお、この光走査装置1010の構成については後述する。
トナーカートリッジ1036にはトナーが格納されており、該トナーは現像ローラ1032に供給される。
現像ローラ1032は、感光体ドラム1030の表面に形成された潜像にトナーカートリッジ1036から供給されたトナーを付着させて画像情報を顕像化させる。ここでトナーが付着した潜像(以下では、便宜上「トナー像」ともいう)は、感光体ドラム1030の回転に伴って転写チャージャ1033の方向に移動する。
給紙トレイ1038には記録紙1040が格納されている。この給紙トレイ1038の近傍には給紙コロ1037が配置されており、該給紙コロ1037は、記録紙1040を給紙トレイ1038から1枚づつ取り出し、レジストローラ対1039に搬送する。該レジストローラ対1039は、給紙コロ1037によって取り出された記録紙1040を一旦保持するとともに、該記録紙1040を感光体ドラム1030の回転に合わせて感光体ドラム1030と転写チャージャ1033との間隙に向けて送り出す。
転写チャージャ1033には、感光体ドラム1030の表面のトナーを電気的に記録紙1040に引きつけるために、トナーとは逆極性の電圧が印加されている。この電圧により、感光体ドラム1030の表面のトナー像が記録紙1040に転写される。ここで転写された記録紙1040は、定着ローラ1041に送られる。
定着ローラ1041では、熱と圧力とが記録紙1040に加えられ、これによってトナーが記録紙1040上に定着される。ここで定着された記録紙1040は、排紙ローラ1042を介して排紙トレイ1043に送られ、排紙トレイ1043上に順次スタックされる。
除電ユニット1034は、感光体ドラム1030の表面を除電する。
クリーニングユニット1035は、感光体ドラム1030の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラム1030の表面は、再度帯電チャージャ1031に対向する位置に戻る。
次に、前記光走査装置1010の構成について説明する。
この光走査装置1010は、一例として図2に示されるように、光源装置10、シリンドリカルレンズ31、ポリゴンミラー33、偏向器側走査レンズ35、像面側走査レンズ36、2つの光検知用ミラー(37a、37b)、及び2つの光検知センサ(38a、38b)などを備えている。そして、これらは、不図示の光学ハウジングの所定位置に組み付けられている。
なお、本明細書では、XYZ3次元直交座標系において、感光体ドラム1030の長手方向に沿った方向をY軸方向、各走査レンズ(35、36)の光軸に沿った方向をX軸方向として説明する。また、シリンドリカルレンズ31の光軸方向を「W方向」、Z軸方向及びW方向のいずれにも直交する方向を「M方向」とする。
なお、以下では、便宜上、主走査方向に対応する方向を「主走査対応方向」と略述し、副走査方向に対応する方向を「副走査対応方向」と略述する。
光源装置10は、一例として図3に示されるように、光源11、カップリングレンズ13、第1開口板14、モニタ光用反射ミラー15、第2開口板16、集光レンズ17、受光素子18、及び光源制御装置22を有している。そして、光源11、受光素子18及び光源制御装置22は、同一の回路基板19上にそれぞれ実装されている。なお、光源装置10における主走査対応方向はM方向に平行な方向であり、副走査対応方向はZ軸方向に平行な方向である。
光源11は、一例として図4に示されるように、レーザチップ100を有している。
このレーザチップ100は、2次元的に配列されている32個の発光部、及び32個の発光部の周囲に設けられ、各発光部に対応した32個の電極パッドを有している。また、各電極パッドは、対応する発光部と配線部材によって電気的に接続されている。
32個の発光部は、図5に示されるように、全ての発光部をZ軸方向に延びる仮想線上に正射影したときに、発光部間隔が等しく(図5では「c」)なるように配置されている。なお、本明細書では、「発光部間隔」とは2つの発光部の中心間距離をいう。
ここでは、各発光部は、発振波長が780nm帯の垂直共振器型の面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)である。すなわち、レーザチップ100は、いわゆる面発光レーザアレイチップである。
光源11は、+W方向に向けて光束が射出されるように配置されている。
図3に戻り、カップリングレンズ13は、光源11から射出された光束を略平行光とする。
第1開口板14は、開口部を有し、カップリングレンズ13を介した光束を整形する。ここでは、第1開口板14は、カップリングレンズ13を介した光束の最も光強度の大きい部分が開口部のほぼ中央を通るように配置されている。また、第1開口板14の開口部の周囲は、高い反射率を有する反射部材でできている。
そして、第1開口板14は、開口部の周囲の反射部材で反射された光束をモニタ用光束として利用するため、カップリングレンズ13の光軸に直交する仮想面に対して傾斜して配置されている。
第1開口板14の開口部を通過した光束が、光源装置10から射出される光束である。
モニタ光用反射ミラー15は、第1開口板14の反射部材で反射された光束(モニタ用光束)を受光素子18に向かう方向に反射する。
第2開口板16は、モニタ光用反射ミラー15で反射されたモニタ用光束のビーム径を規定する。第2開口板16の開口部の大きさ及び形状は、第1開口板14の開口部の大きさ及び形状に応じて決定される。
集光レンズ17は、第2開口板16の開口部を通過したモニタ用光束を集光する。
受光素子18は、モニタ用光束を受光する。この受光素子18は、受光量に応じた信号(光電変換信号)を出力する。
第1開口板14と受光素子18との間のモニタ用光束の光路上に配置される光学系は、モニタ光学系とも呼ばれている。本実施形態では、モニタ光学系は、モニタ光用反射ミラー15と第2開口板16と集光レンズ17とから構成されている。
図2に戻り、シリンドリカルレンズ31は、光源装置10の第1開口板14の開口部を通過した光束、すなわち、光源装置10から射出された光束を、ポリゴンミラー33の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。
光源11とポリゴンミラー33との間の光路上に配置される光学系は、偏向器前光学系とも呼ばれている。本実施形態では、偏向器前光学系は、カップリングレンズ13と第1開口板14とシリンドリカルレンズ31とから構成されている。
ポリゴンミラー33は、一例として内接円の半径が25mmの6面鏡を有し、各鏡がそれぞれ偏向反射面となる。このポリゴンミラー33は、Z軸方向に平行な軸の周りを等速回転しながら、シリンドリカルレンズ31からの光束を偏向する。
偏向器側走査レンズ35は、ポリゴンミラー33で偏向された光束の光路上に配置されている。
像面側走査レンズ36は、偏向器側走査レンズ35を介した光束の光路上に配置されている。そして、この像面側走査レンズ36を介した光束が感光体ドラム1030の表面に照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー33の回転に伴って感光体ドラム1030の長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム1030上を走査する。このときの光スポットの移動方向が「主走査方向」である。また、感光体ドラム1030の回転方向が「副走査方向」である。
ポリゴンミラー33と感光体ドラム1030との間の光路上に配置される光学系は、走査光学系とも呼ばれている。本実施形態では、走査光学系は、偏向器側走査レンズ35と像面側走査レンズ36とから構成されている。なお、偏向器側走査レンズ35と像面側走査レンズ36の間の光路上、及び像面側走査レンズ36と感光体ドラム1030の間の光路上の少なくとも一方に、少なくとも1つの折り返しミラーが配置されても良い。
光検知センサ38aには、ポリゴンミラー33で偏向され、走査光学系を介した光束のうち1走査における書き込み開始前の光束の一部が、光検知用ミラー37aを介して入射する。また、光検知センサ38bには、ポリゴンミラー33で偏向され、走査光学系を介した光束のうち1走査における書き込み終了後の光束の一部が、光検知用ミラー37bを介して入射する。
各光検知センサはいずれも、受光量に応じた信号(光電変換信号)を出力する。
光源制御装置22は、一例として図6に示されるように、画素クロック生成回路215、画像処理回路216、書込制御回路219、及び光源駆動回路221などを有している。なお、図6における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。また、画素クロック生成回路215及び画像処理回路216の少なくとも一方は、光源制御装置22とは別に設けられても良い。
画素クロック生成回路215は、画素クロック信号を生成する。ここで生成された画素クロック信号は、書込制御回路219に供給される。
画像処理回路216は、プリンタ制御装置1060を介して上位装置から受信した画像情報をラスター展開するとともに、所定の中間調処理などを行った後、各画素の階調を表す画像データを発光部毎に作成する。
書込制御回路219は、光検知センサ38aの出力信号に基づいて走査開始を検出すると、画素クロック信号に同期して画像処理回路216から画像データを取り込み、発光信号を生成する。
また、書込制御回路219は、光源駆動回路221とレーザチップ100との間の寄生容量及びレーザチップ100の発光特性に応じて、前記パルス細りの大きさを求め、該パルス細りを補正するためのセレクト信号を生成する。このセレクト信号は、光源駆動回路221に出力される。
また、書込制御回路219は、点灯時にレーザチップ100に供給される電流値に対応する発光制御信号を光源駆動回路221に出力する。
また、書込制御回路219は、受光素子18の出力信号に基づいて、APC(Auto Power Control)を行う。そして、その結果に基づいて、発光制御信号を調整する。
さらに、書込制御回路219は、光検知センサ38aの出力信号と光検知センサ38bの出力信号とから、各光検知センサの間を光束が走査するのに要した時間を求め、その時間に予め設定されている数のパルスが収まるように画素クロック信号を補正する。
光源駆動回路221は、書込制御回路219からの発光信号に基づいてレーザチップ100の各発光部を駆動する。
ここでは、光源駆動回路221は、一例として図7に示されるように、タイミング信号生成回路221a、微分量子効率検出回路221b、D/A変換回路221c、エクスパンド回路221d、比較器221e、サンプルホールド回路221f、スイッチ221gなどを有している。
タイミング信号生成回路221aは、電源投入後及びリセット後に行われる初期化処理の際のタイミング信号を生成する。
微分量子効率検出回路221bは、タイミング信号とサンプルホールド回路221fの出力信号とに基づいて、微分量子効率を検出する。
D/A変換回路221cは、微分量子効率検出回路221bの出力信号(デジタル信号)をアナログ信号に変換する。このD/A変換回路221cの出力信号に応じて変調電流の電流値が決定される。
比較器221eは、発光制御信号と受光素子18の出力信号とを比較し、比較結果を出力する。
サンプルホールド回路221fは、比較器221eの出力信号をサンプルホールドする。このサンプルホールド回路221fの出力信号に応じてバイアス電流の電流値が調整される。また、サンプルホールド回路221fの出力信号は、微分量子効率検出回路221bにも供給される。
エクスパンド回路221dは、発光信号とセレクト信号とに基づいて、変調信号を生成する。このエクスパンド回路221dの出力信号によってスイッチ221gがオン/オフされる。
スイッチ221gがオフ状態のときは、バイアス電流のみが光源11に供給され、スイッチ221gがオン状態のときは、(バイアス電流+変調電流)が光源11に供給される。
エクスパンド回路221dは、一例として図8に示されるように、発光信号を遅延させる複数段(ここでは、8段)のバッファ回路(f1〜f8)、セレクト信号に応じて各バッファ回路の出力のいずれかを選択して出力するセレクタf10、発光信号とセレクタf10の出力信号の論理和を出力するOR回路f11を有している。なお、各バッファ回路における信号の遅延量は、レーザの特性やレーザが実装される回路基板の特性に応じて設定されており、大体数百ps〜数ns程度である。
図9には、エクスパンド回路221dに入力される発光信号、及び各バッファ回路(f1〜f8)から出力される信号のタイミングチャートが示されている。
図10には、セレクタf10の動作が示されている。ここでは、セレクト信号は3つのパラレル信号から構成されている。なお、以下では、便宜上、例えば3つのパラレル信号の信号レベルがいずれも「ローレベル」のときを(000)、3つのパラレル信号の信号レベルがいずれも「ハイレベル」のときを(111)のように表現している。
そして、セレクタf10の出力信号は、セレクト信号が(000)であれば、バッファ回路f1からの信号となり、(001)であれば、バッファ回路f2からの信号となり、(010)であれば、バッファ回路f3からの信号となり、(011)であれば、バッファ回路f4からの信号となる。
また、セレクタf10の出力信号は、セレクト信号が(100)であれば、バッファ回路f5からの信号となり、(101)であれば、バッファ回路f6からの信号となり、(110)であれば、バッファ回路f7からの信号となり、(111)であれば、バッファ回路f8からの信号となる。
図11には、一例として、セレクト信号が(011)のときの、セレクタf10の出力信号、及びOR回路f11の出力信号のタイミングチャートが示されている。この場合、発光信号における立ち下がりタイミングとOR回路f11の出力信号における立ち下がりタイミングとの差が、エクスパンド量となる。
そして、図12には、このときのスイッチ221gの状態、及び光源駆動回路221の出力信号(駆動電流)のタイミングチャートが示されている。
また、図12には、このときの光源から射出される光の光波形が示されている。なお、図12には、発光信号に応じた駆動電流を光源に供給する従来の光源駆動回路を用いたときに、光源から射出される光の光波形(従来の光波形)も示されている。この場合は、パルス細りを生じた光波形となる。
すなわち、本実施形態では、前記パルス細りの発生を抑制することができる。
ここで、バイアス電流について説明する。
図13には、一般に市販されているある半導体レーザ(LD)に微小な電流ILDを供給したときのLD降下電圧VLDDOWN(V)の実測結果が示されている。また、図14には、該半導体レーザ(LD)に微小な電流ILDを供給したときの光出力P(μW)の実測結果が示されている。さらに、図15には、図13及び図14における具体的な数値が示されている。
図13及び図15によると、LD降下電圧VLDDOWNは、LD電流ILDが増えるにつれ、少しずつ大きくなり、LD電流ILDが0.25mAのときに既に1.4V程度になっている。
半導体レーザ(LD)には直流抵抗成分があるため、LD電流ILDが増えるとLD降下電圧VLDDOWNも少しずつ大きくなるが、LD電流ILDが0のときにLD降下電圧VLDDOWNが0であったのに対し、上記のようにLD電流ILDが0.25mAのときに既にLD降下電圧VLDDOWNが1.4Vになっているのは、僅か0.25mA流しただけで、半導体レーザ(LD)のインピーダンスが十分小さくなっており、次に閾値電流を流す際の応答特性が十分向上していると考えられる。
そこで、半導体レーザ(LD)に1mA程度の微小なバイアス電流を流しておくことで、その降下電圧変化も少なく、高速に応答できることが判る。
また、図14及び図15によると、LD電流ILDが1mAのときでも、半導体レーザ(LD)の発光出力は1.26μWである。この値は、通常の半導体レーザ(LD)の発光出力が1mW以上であることを考えれば、その0.1%程度であり、画像形成装置では悪影響を与えるレベルではない。
また、1つの光量モニタ用PDを用いて半導体レーザアレイ(LDアレイ)のAPC(Auto Power Contorol)を行う場合、1つの発光部の光量制御中に、他の発光部が約1μWの微発光をしていることは問題とならない。
他の半導体レーザ(LD)でも、図13〜図15と同様な特性を示している。
そして、発振波長が短い半導体レーザ(LD)ほど、電流を供給した際の応答時間が遅くなる。また、発振波長が短い半導体レーザ(LD)ほど、直流抵抗成分が大きくなる。
ところで、半導体レーザを点灯させる際の駆動電流である動作電流におけるバイアス電流Ibと変調電流の配分については、種々のものが考えられる(図16参照)。なお、図16におけるIopが動作電流である。
(1)駆動電流A
駆動電流Aは、バイアス電流が発振閾値電流Ithよりやや小さい駆動電流である。この場合、発光信号がローレベルのとき、半導体レーザは、まだLD発光をしていない「LED発光状態」にある。そして、発光信号がハイレベルになり、変調電流が付加されると直ちに「LD発光状態」になり、発光を開始する。
この場合には、パルス細りはほとんど生じない(図17参照)。
しかしながら、バイアス電流が発振閾値電流Ithに近いため、オフセット発光量が大きくなり、画像形成装置では地汚れを生じるおそれがある。また、オフセット発光量が大きいため、光による感光体での電荷のチャージが発生し、画像品質に悪影響を及ぼすおそれがある。
(2)駆動電流B
駆動電流Bは、駆動電流Aよりもバイアス電流Ibを小さくし、その分変調電流を大きくした駆動電流である。この場合、パルス細りに対してはあまり有効とはならない(図17参照)。
ところで、半導体レーザは、注入電流の大きさにより発光遅延特性が異なる。そこで、一般的に駆動電流が小さいほど大きな発光遅延、つまりパルス細りが発生する(図18及び図19参照)。
次に、エクスパンド回路221dでのエクスパンド量の決定について説明する。
ここでは、一例として図20のIL特性に示されるように、(Iop−Ith)をLD発光領域に相当する電流分Ildといい、(Ith−Ib)をLED発光領域に相当する電流分Iledという。そして、(Ild+Iled)を高速に駆動するレーザドライブ電流Idrvという。
また、点灯時の動作電圧をVop、閾値電流を供給した時の電圧をVth、バイアス電流を供給した時の電圧をVbとする。そして、(Vth−Vb)を差分電圧ΔVとする。
図21には、半導体レーザを点灯する際の電流波形が示されている。ここでは、時刻t1で立ち上がり開始し、時刻t2で(Ib+Iled)となり、時刻t3でIop(=Ib+Iled+Ild)となる。なお、図22では、分かりやすくするため、電流の立ち上がりは直線としている。
ところで、光源ドライバと半導体レーザの間には、光源ドライバの出力容量、回路基板の配線容量、半導体レーザを保持するパッケージ部材の入力容量等の寄生容量がある。それらの合計をCとしたときの等価回路が図22に示されている。
そこで、光源ドライバからの変調電流は、寄生容量Cのチャージを行った後に、半導体レーザに供給されることになる。
この場合における、動作電流がIop1のときの電流波形が図23に示され、動作電流がIop2(>Iop1)のときの電流波形が図24に示されている。ここでは、駆動電流の供給開始時刻をt0としている。また、動作電流の大きさに関わらずt3−t0は同じであるものとしている。
動作電流がIop1のとき、半導体レーザに供給される電流は、時刻t0ではIb、時刻t11ではIbのまま、時刻t12では(Ib+Iled)、時刻t3ではIop1(Ib+Iled+Ild1)である。但し、t0〜t11間では、寄生容量に電流が流れている。
動作電流がIop2のとき、半導体レーザに供給される電流は、時刻t0ではIb、時刻t21ではIbのまま、時刻t22ではIth(Ib+Iled)、時刻t3ではIop2(Ib+Iled+Ild2)である。但し、t0〜t21間では、寄生容量Cに電流が流れている。
光波形における「パルス細り」は、(1)寄生容量Cへのチャージ時間と(2)電流値が立ち上がり始めてからIthに到達するまでの時間(以下、「Ith到達時間」ともいう)、の和に関係していると考えられる。
(1)寄生容量Cへのチャージ時間について:
動作電流がIop1のときは、チャージ時間が(t11−t0)、Ith到達時間が(t12−t11)であるため、チャージ時間とIth到達時間の和は(t12−t0)となる。
動作電流がIop2のときは、チャージ時間が(t21−t0)、Ith到達時間が(t22−t21)であるため、チャージ時間とIth到達時間の和は(t22−t0)となる。
寄生容量Cにチャージされる電荷Qは、Q=C×ΔVである。そこで、電荷Qは、動作電流がIop1のときは、次の(1)式で示され、動作電流がIop2のときは、次の(2)式で示される。
Q=1/2×Iop1×{(t11−t0)/(t3−t0)}×(t11−t0) ……(1)
Q=1/2×Iop2×{(t12−t0)/(t3−t0)}×(t12−t0) ……(2)
ここで、Iop1/Iop2=Kとすると、上記(1)式と上記(2)式とから、次の(3)式の関係が得られる。
(t12−t0)/(t11−t0)=K1/2 ……(3)
すなわち、Kが判れば、チャージ時間の比が判る。
そこで、例えば、動作電流がIop1のときの寄生容量に起因する発光信号におけるパルス幅のエクスパンド量(Ec1とする)が既知であり、動作電流をIop2とするときは、そのときの寄生容量に起因する発光信号におけるパルス幅のエクスパンド量(Ec2とする)を、次の(4)式から求めることができる。
Ec2=Ec1×(Iop1/Iop2)1/2 ……(4)
ところで、Iledが十分に小さい場合にはΔVも十分小さく、寄生容量に起因するパルス細り分の補正は不要である。具体的には、Iled/(Iled+Ild)<0.1、つまり寄生容量Cへのチャージが既に十分なされている状態の場合には、補正の必要がないが、Iled/(Iled+Ild)≧0.1の場合には、寄生容量Cへのチャージが無視できなくなるため、補正が必要である。
(2)Ith到達時間について:
動作電流がIop1のときのIth到達時間と、動作電流がIop2のときIth到達時間の比(t12−t11)/(t22−t21)は、動作電流の比Iop1/Iop2と等しいため、Kとなる。
そこで、例えば、動作電流がIop1のときのIth到達時間に起因する発光信号におけるパルス幅のエクスパンド量(ELED1とする)が既知であり、動作電流をIop2とするときは、そのときのIth到達時間に起因する発光信号におけるパルス幅のエクスパンド量(ELED2とする)を、次の(5)式から求めることができる。
LED2=ELED1×(Iop1/Iop2) ……(5)
従って、動作電流がIop2のときには、発光信号におけるパルス幅のエクスパンド量をEc2+ELED2とすることにより、パルス細りを低減することができる。
次に、具体的に説明する。
A.半導体レーザが端面発光レーザであり、図25に示される電流波形の場合について説明する。
半導体レーザに供給する駆動電流の立ち上がり時間を2[ns]、Ib=7[mA]、Ith=10[mA]、Iop=12[mA]、Vop−Vb(=ΔV)=0.25[V]とする。すなわち、Iled=3[mA]、Ild=2[mA]である。
そして、IledとIldを合計した電流(Itとする)である5[mA]が半導体レーザに供給される場合について説明する。
A−1.寄生容量Cへのチャージ時間について:
寄生容量Cを5pFとすると、Q=C×ΔVから、次の(6)式が得られる。
Q=5×10−12×0.25=1.25×10−12 ……(6)
立ち上がり部分において供給される電流Itrは、時間t[s]の関数として次の(7)式で示される。
Itr=2.5×10−3×10×t ……(7)
また、Qは、次の(8)式で示すことができる。
Q=1/2×Itr×t ……(8)
上記(7)式を上記(8)式に代入すると、次の(9)式が得られる。
Q=1/2×2.5×10−3×10×t ……(9)
上記(6)式=上記(9)式から、t=1×10−9[s]となる。すなわち、寄生容量Cへのチャージによる立ち上がりの遅れが1[ns]生じる。
ここで、Ild=20[mA]に変更し、IledとIldを合計した電流It=23[mA]が供給される場合には、上記と同様にして計算すると、t=0.466×10−9[s]となる。すなわち、0.466[ns]の立ち上がりの遅れが生じる。
そこで、IledとIldを合計した電流値がItaのときの立ち上がりの遅れ量をta、IledとIldを合計した電流値がItbのときの立ち上がりの遅れ量をtbとすると、次の(10)式の関係が得られる。
ta/tb=(Ita/Itb)1/2 ……(10)
A−2.Ith到達時間について:
Ith到達時間t2は、次の(11)式から求めることができる。ここでは、(t3−t1)は2[ns]である。
t2=(t3−t1)×Iled/(Iled+Ild) ……(11)
そこで、Iled=3[mA]、Ild=2[mA]のときのIth到達時間t2は、2[ns]×(3[mA]/5[mA])=1.2[ns]である。すなわち、1.2[ns]の遅れが発生する。
また、Iled=3[mA]、Ild=20[mA]のときのIth到達時間t2は、2[ns]×(3[mA]/23[mA])=0.26[ns]である。すなわち、0.26[ns]の遅れが発生する。
そこで、IledとIldを合計した電流値がItaのときのIth到達時間をt2a、IledとIldを合計した電流値がItbのときのIth到達時間をt2bとすると、次の(12)式の関係が得られる。
t2a/t2b=2(Ita/Itb) ……(12)
A−3.パルス細り量について、
パルス細り量は、寄生容量Cのチャージ時間とIth到達時間の和であることから、上記It=5[mA]のときのパルス細り量は2.2[ns]であり、It=23[mA]のときのパルス細り量は0.726[ns]である。
B.半導体レーザが面発光レーザ(VCSEL)であり、図26に示される電流波形の場合について説明する。
半導体レーザに供給する駆動電流の立ち上がり時間を2[ns]、Ib=0.3[mA]、Ith=0.6[mA]、Iop=2.6[mA]、Vop−Vb(=ΔV)=0.34[V]とする。すなわち、Iled=0.3[mA]、Ild=0.2[mA]である。
そして、IledとIldを合計した電流Itである0.5[mA]が半導体レーザに供給される場合について説明する。
B−1.寄生容量Cへのチャージ時間について:
寄生容量Cを5pFとすると、Q=C×ΔVから、次の(13)式が得られる。
Q=5×10−12×0.34=1.7×10−12 ……(13)
上記(13)式=上記(9)式から、t=3.69×10−9[s]となる。すなわち、3.69[ns]の立ち上がりの遅れが生じる。
ここで、Ild=2[mA]に変更し、IledとIldを合計した電流It=2.3[mA]が供給される場合には、上記と同様にして計算すると、t=0.466×10−9[s]となる。すなわち、0.466[ns]の立ち上がりの遅れが生じる。
そこで、IledとIldを合計した電流値がItaのときの立ち上がりの遅れ量をta、IledとIldを合計した電流値がItbのときの立ち上がりの遅れ量をtbとすると、上記(10)式と同様な関係が得られる。
B−2.Ith到達時間について:
Ith到達時間t2は、上記(11)式から求めることができる。ここでは、(t3−t1)は2[ns]である。
そこで、Iled=0.3[mA]、Ild=0.2[mA]のときのIth到達時間t2は、2[ns]×(0.3[mA]/0.5[mA])=1.2[ns]である。すなわち、1.2[ns]の遅れが発生する。
また、Iled=0.3[mA]、Ild=2[mA]のときのIth到達時間t2は、2[ns]×(0.3[mA]/2.3[mA])=0.26[ns]である。すなわち、0.26[ns]の遅れが発生する。
そこで、IledとIldを合計した電流値がItaのときのIth到達時間をt2a、IledとIldを合計した電流値がItbのときのIth到達時間をt2bとすると、上記(12)式の関係が得られる。
B−3.パルス細り量について、
パルス細り量は、寄生容量Cへのチャージ時間とIth到達時間の和であることから、上記It=0.5[mA]のときのパルス細り量は4.88[ns]であり、It=2.3[mA]のときのパルス細り量は0.726[ns]である。
面発光レーザの場合には、端面発光レーザに比べて、駆動電流が小さい分、信号の遅延量が大きくなり、パルス細り量に関しては、より大きな補正が必要となる。なお、端面発光レーザにおいても、Ithや駆動電流が小さい場合、及び低光量で使用する場合には、面発光レーザと同様な発光信号の補正が有効である。
C.エクスパンド量について:
エクスパンド量としては、次の(14)式及び(15)式のいずれかを用いることとなる。そして、どちらが好ましいかは系に依存するため、系に応じた計算式を用いれば良い。
(寄生容量Cのチャージ時間)+(Ith到達時間) ……(14)
{(寄生容量Cのチャージ時間)+(Ith到達時間)1/2 ……(15)
例えば、寄生容量Cのチャージ時間が3[ns]、Ith到達時間が2[ns]のときには、エクスパンド量は、上記(14)式を用いると5[ns]となり、上記(15)式を用いると3.6[ns]となる。
また、上記説明したように、互いに異なる2つの動作電流における、寄生容量Cへのチャージ時間の比、及びIth到達時間の比は、2つの動作電流の比と関係があることから、1回の初期評価を行い、その結果を不図示のメモリに保存しておけば、動作電流が変更されたとしても、上記比を用いて適切なエクスパンド量を決定することができる。
すなわち、エクスパンド量を、変調電流の比に応じて設定するような構成にすれば、適切なエクスパンド量を求めることができるため、安定したパルス幅の光出力を維持することが可能となる。これは、初期評価において、遅延量が異なる複数の発光信号と実際のパルス細り量との関係を得ることにより実現できる。また、初期評価の回数が1回ですむという利点もある。
D.エクスパンド補正のアルゴリズムについて:
D−1.装置調整時あるいは装置の立ち上げ時に、あるバイアス電流及び光量において、IledとIldを合計した電流It(アナログ値)、寄生容量Cへのチャージによる立ち上がりの遅れ量、Ith到達時間を計測し、基準値としてメモリに保存する。ここでの電流ItをIs、寄生容量Cへのチャージによる立ち上がりの遅れ量をT1、Ith到達時間をT2とする。
D−2.装置稼働時に、IledとIldを合計した電流It(アナログ値)を計測し、次の(16)式から寄生容量Cへのチャージによる立ち上がりの遅れ量tcを算出する。
tc=(It/Is)1/2・T1 ……(16)
また、次の(17)式からIth到達時間tthを算出する。
tth=(It/Is)・T2 ……(17)
D−3.次の(18)式あるいは(19)式からエクスパンド量Epを算出する。
Ep=tc+tth ……(18)
Ep=(tc+tth1/2 ……(19)
なお、バイアス電流を可変とする場合には、バイアス電流を可変調整する際(例えば、APC時、Ith検出時)に、上記D−1と同様にして基準値を計測し、メモリに保存する。ところで、バイアス電流の変更は、一般にページ間で実施されることが多い(時間的に余裕があるため)。
E.変調電流の初期化について
電源投入時もしくはリセット時に、微分量子効率検出回路221bにて変調電流の初期化が行なわれる。
ここでは、一例として図27に示されるように、タイミング信号生成回路221aにて、T=0からT=9までの10タイミングが生成される。そして、半導体レーザに対して、T=0で強制点灯(電流値=Iop)、T=1でオフセット発光(電流値=Ith近傍)、T=9で消灯(電流値=Ib)させる。
T=1において、サンプルホールド回路221fにてIop−Ithをホールドし、そのホールド値とD/A変換回路221cの出力電流(以下では、「D/A電流」ともいう)の設定値が等しくなるように、T=1からT=9まで、D/A電流の電流値を大きい方から順次比較していき、変調電流の設定を行う。ここでは、D/A変換回路221cが8ビット構成の場合について説明したが、D/A変換回路221cのビット構成により必要となるタイミング数が異なる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る光走査装置1010では、光源制御装置22によって本発明のレーザ駆動装置が構成されている。そして、書込制御回路219とエクスパンド回路221dとによって本発明のレーザ駆動装置における拡張回路が構成されている。
また、光源制御装置22によって本発明のレーザ駆動方法が実施されている。
以上説明したように、本実施形態に係る光源装置10によると、光源11、カップリングレンズ13、第1開口板14、モニタ光学系、受光素子18、及び光源制御装置22を有している。
そして、光源制御装置22は、画素クロック生成回路215、画像処理回路216、書込制御回路219、及び光源駆動回路221などを有している。
書込制御回路219は、発光信号におけるパルス幅とレーザチップ100の点灯パルス幅との差に基づいて、発光信号におけるパルス幅を拡張するためのセレクト信号を生成する。
光源駆動回路221は、書込制御回路219からのセレクト信号に基づいてパルス幅を拡張するエクスパンド回路221dと、該パルス幅が拡張された発光信号に対応する駆動信号を出力するドライバとを有している。
この場合は、光源装置10では、レーザチップ100の寿命を短縮させることなく、レーザチップ100から射出される光の光波形におけるパルス細りが低減され、高精度のパルス発光を行うことが可能となる。また、発光信号に対して光出力の積分光量のリニアリティを良好にすることができる。
また、エクスパンド回路221dでは、セレクト信号によってエクスパンド量を変更することができるため、例えば、レーザチップを交換し、発光特性が変化しても、容易に対応することができる。また、光源装置10の汎用性が向上し、低価格化を図ることができる。
本実施形態に係る光走査装置1010によると、光源装置10を有しているため、高精度の光走査を行うことができる。
また、レーザチップ100が複数の発光部を有しているため、同時に複数の光走査が可能となり、画像形成の高速化を図ることができる。
そして、本実施形態に係るレーザプリンタ1000によると、光走査装置1010を備えているため、結果として、低濃度における階調再現に優れた高品質の画像を形成することができる。
ところで、半導体レーザでは、一般に発振波長が短いほど応答時間が遅くなり、直流抵抗成分も大きくなる。そこで、半導体レーザの発振波長が短波長化(780nm帯から650nm帯及び500nm帯へ)する場合に、本実施形態の光源装置では、微少なバイアス電流を流し、閾値電流を流す時間を短くしても、パルス細りを抑制することができる。そのため、画像形成装置では、地肌汚れを従来よりも少なくすることができる。
また、上記実施形態では、発光部の発振波長が780nm帯の場合について説明したが、これに限定されるものではない。感光体の特性に応じて、発光部の発振波長を変更しても良い。
また、上記実施形態では、レーザチップが32個の発光部を有する場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記光源装置10は、画像形成装置以外の用途にも用いることができる。その場合には、レーザチップ100の発振波長は、その用途に応じて、650nm帯、850nm帯、980nm帯、1.3μm帯、1.5μm帯等の波長帯であっても良い。
また、上記実施形態では、光走査装置1010がプリンタに用いられる場合について説明したが、プリンタ以外の画像形成装置、例えば、複写機、ファクシミリ、又は、これらが集約された複合機にも用いることができる。
また、上記実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタ1000の場合について説明したが、これに限定されるものではない。要するに、光走査装置1010を備えた画像形成装置であれば良い。
例えば、レーザ光によって発色する媒体(例えば、用紙)に直接、レーザ光を照射する画像形成装置であっても良い。
また、像担持体として銀塩フィルムを用いた画像形成装置であっても良い。この場合には、光走査により銀塩フィルム上に潜像が形成され、この潜像は通常の銀塩写真プロセスにおける現像処理と同等の処理で可視化することができる。そして、通常の銀塩写真プロセスにおける焼付け処理と同等の処理で印画紙に転写することができる。このような画像形成装置は光製版装置や、CTスキャン画像等を描画する光描画装置として実施できる。
また、例えば、図28に示されるように、複数の感光体ドラムを備えるカラープリンタ2000であっても良い。
このカラープリンタ2000は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタであり、ブラック用の「感光体ドラムK1、帯電装置K2、現像装置K4、クリーニングユニットK5、及び転写装置K6」と、シアン用の「感光体ドラムC1、帯電装置C2、現像装置C4、クリーニングユニットC5、及び転写装置C6」と、マゼンタ用の「感光体ドラムM1、帯電装置M2、現像装置M4、クリーニングユニットM5、及び転写装置M6」と、イエロー用の「感光体ドラムY1、帯電装置Y2、現像装置Y4、クリーニングユニットY5、及び転写装置Y6」と、光走査装置2010と、転写ベルト2080と、定着ユニット2030などを備えている。
各感光体ドラムは、図28中の矢印の方向に回転し、各感光体ドラムの周囲には、回転方向に沿って、帯電装置、現像装置、転写装置、クリーニングユニットがそれぞれ配置されている。
各帯電装置は、対応する感光体ドラムの表面を均一に帯電する。この帯電装置によって帯電された各感光体ドラム表面に光走査装置2010により光走査が行われ、各感光体ドラムに潜像が形成される。
そして、対応する現像装置により各感光体ドラム表面にトナー像が形成される。さらに、対応する転写装置により、転写ベルト2080上の記録紙に各色のトナー像が順次転写され、最終的に定着ユニット2030により記録紙に画像が定着される。
光走査装置2010は、前記光源装置10と同様な光源装置を色毎に有している。従って、前記光走査装置1010と同様な効果を得ることができる。
そして、カラープリンタ2000は、前記レーザプリンタ1000と同様な効果を得ることができる。
なお、タンデム方式の多色カラープリンタでは、機械精度等で各色の色ずれが発生する場合があるが、点灯させる発光部を選択することで各色の色ずれの補正精度を高めることができる。
また、このカラープリンタ2000において、光走査装置を1色毎に設けても良いし、2色毎に設けても良い。
以上説明したように、本発明のレーザ駆動装置及びレーザ駆動方法によれば、寿命を短縮させることなく、半導体レーザのパルス発光を高精度に行うのに適している。また、本発明の光走査装置によれば、高精度の光走査を行うのに適している。また、本発明の画像形成装置によれば、高品質の画像を形成するのに適している。
10…光源装置、11…光源、18…受光素子、33…ポリゴンミラー(偏向器)、35…偏向器側走査レンズ(走査光学系の一部)、36…像面側走査レンズ(走査光学系の一部)、100…レーザチップ(半導体レーザ、面発光レーザ)、22…光源制御装置(レーザ駆動装置)、219…書込制御回路(拡張回路の一部)、221d…エクスパンド回路(拡張回路の一部)、1000…レーザプリンタ(画像形成装置)、1010…光走査装置、1030…感光体ドラム(像担持体)、2000…カラープリンタ(画像形成装置)、2010…光走査装置、K1,C1,M1,Y1…感光体ドラム(像担持体)。
特開平4−283978号公報 特開平9−083050号公報 特開平5−328071号公報 特許第3466599号公報

Claims (13)

  1. 発光信号に基づいて半導体レーザを駆動するレーザ駆動装置において、
    前記発光信号におけるパルス幅と前記発光信号に応じて点灯されたときの前記半導体レーザの点灯パルス幅との既知の差に基づいて、前記発光信号におけるパルス幅を拡張する拡張回路と;
    前記拡張回路の出力信号に応じて、駆動信号を前記半導体レーザに出力するドライバと;を有し、
    前記拡張回路は、バイアス電流に変調電流が付加された動作電流が前記半導体レーザに供給されたときの、前記半導体レーザの閾値電流Ith、前記バイアス電流Ib、及び前記動作電流Iopを用いて、(Ith−Ib)と(Iop−Ith)との比に基づいて、前記発光信号におけるパルス幅を拡張することを特徴とするレーザ駆動装置。
  2. 前記半導体レーザに動作電流Iop1が供給されたときの前記発光信号におけるパルス幅の拡張量ELED1は既知であり、
    前記拡張回路は、前記半導体レーザに動作電流Iop2が供給されるとき、前記発光信号におけるパルス幅の拡張量ELED2を、ELED1×(Iop1/Iop2)から求めることを特徴とする請求項に記載のレーザ駆動装置。
  3. 発光信号に基づいて半導体レーザを駆動するレーザ駆動装置において、
    前記発光信号におけるパルス幅と前記発光信号に応じて点灯されたときの前記半導体レーザの点灯パルス幅との既知の差に基づいて、前記発光信号におけるパルス幅を拡張する拡張回路と;
    前記拡張回路の出力信号に応じて、駆動信号を前記半導体レーザに出力するドライバと;を有し、
    前記拡張回路は、前記ドライバと前記半導体レーザとの間に寄生する寄生容量に応じて、前記発光信号におけるパルス幅を拡張することを特徴とするレーザ駆動装置。
  4. 前記半導体レーザに動作電流Iop1が供給されたときの前記発光信号におけるパルス幅の拡張量Ec1は既知であり、
    前記拡張回路は、前記半導体レーザに動作電流Iop2が供給されるとき、前記発光信号におけるパルス幅の拡張量Ec2を、Ec1×(Iop1/Iop2)1/2から求めることを特徴とする請求項に記載のレーザ駆動装置。
  5. 前記拡張回路は、前記ドライバと前記半導体レーザとの間に寄生する寄生容量に応じて、前記発光信号におけるパルス幅を更に拡張することを特徴とする請求項に記載のレーザ駆動装置。
  6. 前記半導体レーザに動作電流Iop1が供給されたときの、前記寄生容量に起因する前記発光信号におけるパルス幅の拡張量Ec1は既知であり、
    前記拡張回路は、前記半導体レーザに動作電流Iop2が供給されるとき、前記寄生容量に起因する前記発光信号におけるパルス幅の拡張量Ec2を、Ec1×(Iop1/Iop2)1/2から求めることを特徴とする請求項に記載のレーザ駆動装置。
  7. 前記拡張回路は、あらかじめ設定されている複数の拡張量から1つの拡張量を選択する選択回路を有していることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のレーザ駆動装置。
  8. 前記半導体レーザの発光量を検出する受光素子と、
    前記受光素子の出力信号に基づいて、前記半導体レーザの発光量を制御する制御装置を更に有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のレーザ駆動装置。
  9. 光によって被走査面を走査する光走査装置であって、
    半導体レーザと;
    前記半導体レーザを駆動する請求項1〜のいずれか一項に記載のレーザ駆動装置と;
    前記半導体レーザからの光を偏向する偏向器と;
    前記偏向器で偏向された光を被走査面上に集光する走査光学系と;を備える光走査装置。
  10. 半導体レーザは、垂直共振器型の面発光レーザであることを特徴とする請求項に記載の光走査装置。
  11. 少なくとも1つの像担持体と;
    前記少なくとも1つの像担持体に対して、画像情報に応じて変調された光を走査する少なくとも1つの請求項9又は10に記載の光走査装置と;を備える画像形成装置。
  12. 前記画像情報は、多色のカラー画像情報であることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 発光信号に基づいて半導体レーザを駆動するレーザ駆動方法であって、
    前記発光信号におけるパルス幅と前記発光信号に応じて点灯されたときの前記半導体レーザの点灯パルス幅との差を求める工程と;
    前記差に基づいて、前記発光信号におけるパルス幅を拡張する工程と;
    前記拡張された発光信号に応じて、駆動信号を前記半導体レーザに出力する工程と;を含み、
    前記拡張する工程では、バイアス電流に変調電流が付加された動作電流が前記半導体レーザに供給されたときの、前記半導体レーザの閾値電流Ith、前記バイアス電流Ib、及び前記動作電流Iopを用いて、(Ith−Ib)と(Iop−Ith)との比に基づいて、前記発光信号におけるパルス幅を拡張することを特徴とするレーザ駆動方法。
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