JP5403248B2 - 光源装置、光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

光源装置、光走査装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、光源装置、光走査装置及び画像形成装置に係り、更に詳しくは、面発光レーザを光源に含む光源装置、該光源装置を有する光走査装置、及び該光走査装置を備える画像形成装置に関する。
近年、レーザプリンタやデジタル複写機などの画像形成装置では、印字速度の向上(高速化)及び書込密度の向上(高密度化)が望まれている。そこで、それらを達成する手段の1つとして、複数の発光部を有する光源を備えた光走査装置を用いて、1度に複数の光束により被走査面を走査することが考案された。
光源としては一般に半導体レーザが用いられており、従来は端面発光レーザがその主流であったが、近年、垂直共振器型の面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser;「VCSEL」とも呼ばれている。)が登場してきた。
VCSEL光源は、一般的に、VCSEL素子と該VCSEL素子を搭載するパッケージとで構成されている。そして、VCSEL素子は、耐環境性(塵や埃対策)を確保するため、ガラスやサファイア等の透光性の蓋(パッケージ蓋体)を用いて密封されていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、パッケージ蓋体は透光性が高いとは言え反射光が生じる。そして、VCSEL素子とパッケージ蓋体との距離が近いため、VCSEL光源を用いて画像形成を行う場合、パッケージ蓋体での反射光がVCSEL素子に戻り、所謂戻り光として悪影響を及ぼすおそれがあった。
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、高コスト化を招くことなく、安定した光量の光を射出することができる光源装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、安定した光走査を行うことができる光走査装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、高品質の画像を形成することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、面発光レーザと;前記面発光レーザが搭載される面発光レーザ保持部材と;前記面発光レーザからの光束の光路上に配置され、該光束がその一側の面に入射する透明の平行平板と;前記面発光レーザからの光束の光路となる貫通孔が形成されているホルダと;を備え、前記面発光レーザ保持部材は前記ホルダに当接されており、前記平行平板は前記ホルダに接着固定されており、前記ホルダの貫通孔の一部は前記面発光レーザ保持部材と前記平行平板とにより密閉されており、前記平行平板の前記面発光レーザからの光束が入射する面の反射率R[%]、前記面発光レーザの射出面から前記平行平板の前記面発光レーザからの光束が入射する面までの距離d[mm]を用いて、d/√R≧1.3、が満足されていることを特徴とする光源装置である。
これによれば、高コスト化を招くことなく、安定した光量の光を射出することが可能となる。
本発明は、第2の観点からすると、面発光レーザと;前記面発光レーザが搭載される面発光レーザ保持部材と;前記面発光レーザからの光束の光路上に配置され、該光束がその一側の面に入射する1/4波長板と;前記面発光レーザからの光束の光路となる貫通孔が形成されているホルダと;を備え、前記面発光レーザ保持部材は前記ホルダに当接されており、前記1/4波長板は前記ホルダに接着固定されており、前記ホルダの貫通孔の一部は前記面発光レーザ保持部材と前記1/4波長板とにより密閉されており、前記1/4波長板の前記面発光レーザからの光束が入射する面の反射率R[%]、前記面発光レーザの射出面から前記1/4波長板の前記面発光レーザからの光束が入射する面までの距離d[mm]を用いて、d/√R≧1.3、が満足されていることを特徴とする光源装置である。
これによれば、高コスト化を招くことなく、安定した光量の光を射出することが可能となる。
本発明は、第3の観点からすると、光束により被走査面を走査する光走査装置であって、本発明の光源装置と;前記光源装置から射出された光束を偏向する偏向器と;前記偏向器で偏向された光束を前記被走査面上に集光する走査光学系と;を備える光走査装置である。
これによれば、本発明の光源装置を備えているため、安定した光走査を行うことが可能となる。
本発明は、第4の観点からすると、少なくとも1つの像担持体と;前記少なくとも1つの像担持体を画像情報に応じて変調された光束により走査する少なくとも1つの本発明の光走査装置と;を備える画像形成装置である。
これによれば、本発明の光走査装置を備えているため、高品質の画像を形成することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの概略構成を説明するための図である。 図1における光走査装置を示す概略図である。 図2における光源装置を説明するための図である。 図2における光源装置の外観図である。 レーザチップを説明するための図である。 レーザチップの複数の発光部を説明するための図である。 図7(A)及び図7(B)は、それぞれパッケージ部材を説明するための図である。 第1開口板を説明するための図である。 光源装置の保持部材を説明するための図(その1)である。 光源装置の保持部材を説明するための図(その2)である。 第1保持部材における貫通孔を説明するための図である。 第1保持部材における貫通孔の密閉空間を説明するための図である。 サンプルaにおけるDの温度特性を説明するための図である。 サンプルaにおけるP3/P2と射出光の光強度との関係を説明するための図である。 サンプルbにおけるP3/P2と射出光の光強度との関係を説明するための図である。 サンプルcにおけるDの温度特性を説明するための図である。 サンプルcにおけるP3/P2と射出光の光強度との関係を説明するための図である。 P3/P2の理想値からのずれ量ΔPとd/√Rとの関係を説明するための図である。 d=18mmの位置にR=0.1%の平行平板を配置したときのDの温度特性を説明するための図である。 d=18mmの位置にR=0.1%の平行平板を配置したときのP3/P2と射出光の光強度との関係を説明するための図である。 ΔP=0.3%に対応するd/√Rを説明するための図である。 光源制御装置を説明するための図である。 平行平板に代えて1/4波長板を用いたときの、第1保持部材における貫通孔の密閉空間を説明するための図である。 カラープリンタの概略構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図22に基づいて説明する。図1には、一実施形態に係る画像形成装置としてのレーザプリンタ1000の概略構成が示されている。
このレーザプリンタ1000は、光走査装置1010、感光体ドラム1030、帯電チャージャ1031、現像ローラ1032、転写チャージャ1033、除電ユニット1034、クリーニングユニット1035、トナーカートリッジ1036、給紙コロ1037、給紙トレイ1038、レジストローラ対1039、定着ローラ1041、排紙ローラ1042、排紙トレイ1043、通信制御装置1050、及び上記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置1060などを備えている。なお、これらは、プリンタ筐体1044の中の所定位置に収容されている。
通信制御装置1050は、ネットワークなどを介した上位装置(例えばパソコン)との双方向の通信を制御する。
感光体ドラム1030は、円柱状の部材であり、その表面には感光層が形成されている。すなわち、感光体ドラム1030の表面が被走査面である。そして、感光体ドラム1030は、図1における矢印方向に回転するようになっている。
帯電チャージャ1031、現像ローラ1032、転写チャージャ1033、除電ユニット1034及びクリーニングユニット1035は、それぞれ感光体ドラム1030の表面近傍に配置されている。そして、感光体ドラム1030の回転方向に沿って、帯電チャージャ1031→現像ローラ1032→転写チャージャ1033→除電ユニット1034→クリーニングユニット1035の順に配置されている。
帯電チャージャ1031は、感光体ドラム1030の表面を均一に帯電させる。
光走査装置1010は、帯電チャージャ1031で帯電された感光体ドラム1030の表面に、上位装置からの画像情報に基づいて変調された光束を照射する。これにより、感光体ドラム1030の表面に、画像情報に対応した潜像が形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラム1030の回転に伴って現像ローラ1032の方向に移動する。なお、この光走査装置1010の構成については後述する。
トナーカートリッジ1036にはトナーが格納されており、該トナーは現像ローラ1032に供給される。
現像ローラ1032は、感光体ドラム1030の表面に形成された潜像にトナーカートリッジ1036から供給されたトナーを付着させて画像情報を顕像化させる。ここでトナーが付着した潜像(以下では、便宜上「トナー像」ともいう)は、感光体ドラム1030の回転に伴って転写チャージャ1033の方向に移動する。
給紙トレイ1038には記録紙1040が格納されている。この給紙トレイ1038の近傍には給紙コロ1037が配置されており、該給紙コロ1037は、記録紙1040を給紙トレイ1038から1枚づつ取り出し、レジストローラ対1039に搬送する。該レジストローラ対1039は、給紙コロ1037によって取り出された記録紙1040を一旦保持するとともに、該記録紙1040を感光体ドラム1030の回転に合わせて感光体ドラム1030と転写チャージャ1033との間隙に向けて送り出す。
転写チャージャ1033には、感光体ドラム1030の表面上のトナーを電気的に記録紙1040に引きつけるために、トナーとは逆極性の電圧が印加されている。この電圧により、感光体ドラム1030の表面のトナー像が記録紙1040に転写される。ここで転写された記録紙1040は、定着ローラ1041に送られる。
この定着ローラ1041では、熱と圧力とが記録紙1040に加えられ、これによってトナーが記録紙1040上に定着される。ここで定着された記録紙1040は、排紙ローラ1042を介して排紙トレイ1043に送られ、排紙トレイ1043上に順次スタックされる。
除電ユニット1034は、感光体ドラム1030の表面を除電する。
クリーニングユニット1035は、感光体ドラム1030の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。なお、除去された残留トナーは、再度利用されるようになっている。残留トナーが除去された感光体ドラム1030の表面は、再度帯電チャージャ1031に対向する位置に戻る。
次に、前記光走査装置1010の構成について説明する。
この光走査装置1010は、一例として図2に示されるように、光源装置10、シリンドリカルレンズ31、ポリゴンミラー33、偏向器側走査レンズ35、像面側走査レンズ36、2つの光検知用ミラー(37a、37b)、及び2つの光検知センサ(38a、38b)などを備えている。そして、これらは、不図示の光学ハウジングの所定位置に組み付けられている。
なお、本明細書では、XYZ3次元直交座標系において、感光体ドラム1030の長手方向に沿った方向をY軸方向、各走査レンズ(35、36)の光軸に沿った方向をX軸方向として説明する。また、以下では、便宜上、光源装置10からポリゴンミラー33に向かう光束の進行方向を「W方向」、Z軸方向及びW方向のいずれにも直交する方向を「M方向」とする。
また、以下では、便宜上、主走査方向に対応する方向を「主走査対応方向」と略述し、副走査方向に対応する方向を「副走査対応方向」と略述する。
光源装置10は、一例として図3に示されるように、光源11、平行平板12、カップリングレンズ13、第1開口板14、モニタ光用反射ミラー15、第2開口板16、集光レンズ17、受光素子18、及び光源制御装置22を有している。そして、光源11、受光素子18及び光源制御装置22は、同一の回路基板19上にそれぞれ実装されている。なお、光源装置10における主走査対応方向はM方向に平行な方向であり、副走査対応方向はZ軸方向に平行な方向である。
また、光源装置10の外観が、一例として図4に示されている。
光源11は、一例として図5に示されるように、レーザチップ100を有している。
レーザチップ100は、基板のほぼ中央部に32個の発光部が2次元的に配列されている。また、基板の周囲には、各発光部に対応した電極パッドが形成されている。そして、各電極パッドは、配線部材によって対応する発光部と電気的に接続されている。
32個の発光部は、図6に示されるように、全ての発光部をZ軸方向に延びる仮想線上に正射影したときに発光部間隔が等しく(図6では「c」)なるように配置されている。なお、本明細書では、「発光部間隔」とは2つの発光部の中心間距離をいう。ここでは、一例として、c=2.3μmである。また、M方向に関する発光部間隔(図6におけるX)は30μmであり、Z軸方向に関する発光部間隔(図6におけるdz)は18.4μmである。
32個の発光部が含まれる矩形状の領域は、発光領域とも呼ばれている。ここでは、発光領域のM方向に関する長さDm=210μm、Z軸方向に関する長さDz=71.3μmである。
各発光部は、発振波長が780nm帯の垂直共振器型の面発光レーザである。すなわち、レーザチップ100は、面発光レーザアレイチップである。
そして、各発光部から射出される光束の偏光状態は直線偏光であり、その偏光方向は副走査対応方向に平行である。また、各発光部から射出される光束の定常状態(光出力が安定した状態)での発散角(FFP)は、主走査対応方向及び副走査対応方向のいずれにおいても7度(deg)である。
レーザチップ100は、一例として図7(A)及び該図7(A)のA−A断面図である図7(B)に示されるように、パッケージ部材120に保持されて回路基板19に実装されている。なお、ここでは、レーザチップ100は、カバーガラスなどで密閉されない。
光源11は、+W方向に向けて光束が射出されるように配置されている。
図3に戻り、平行平板12は、透明プラスチックあるいは透明ガラスの平行平板であり、光源11の+W側に配置されている。なお、レーザチップ100の射出面と平行平板12の入射側の面との距離を「d」とする。
カップリングレンズ13は、平行平板12を透過した光束を略平行光とする。
第1開口板14は、一例として図8に示されるように、開口部を有し、カップリングレンズ13を介した光束を整形する。ここでは、第1開口板14は、カップリングレンズ13を介した光束の最も光強度の大きい部分が開口部のほぼ中央を通るように配置されている。また、第1開口板14の開口部の周囲は、高い反射率を有する反射部材でできている。
そして、第1開口板14は、開口部の周囲の反射部材で反射された光束をモニタ用光束として利用するため、カップリングレンズ13の光軸に直交する仮想面に対して傾斜して配置されている。
第1開口板14の開口部を通過した光束が、光源装置10から射出される光束である。
図3に戻り、モニタ光用反射ミラー15は、第1開口板14の反射部材で反射された光束(モニタ用光束)の光路を受光素子18に向かう方向に折り返す。
第2開口板16は、モニタ光用反射ミラー15で反射されたモニタ用光束のビーム径を規定する。第2開口板16の開口部の大きさ及び形状は、第1開口板14の開口部の大きさ及び形状に応じて決定される。
集光レンズ17は、第2開口板16の開口部を通過したモニタ用光束を集光する。
受光素子18は、モニタ用光束を受光する。この受光素子18は、受光量に応じた信号(光電変換信号)を出力する。
第1開口板14と受光素子18との間のモニタ用光束の光路上に配置される光学系は、モニタ光学系とも呼ばれている。本実施形態では、モニタ光学系は、モニタ光用反射ミラー15と第2開口板16と集光レンズ17とから構成されている。
光源装置10は、更に、図9に模式図的に示されるように、第1保持部材51、第2保持部材52、及び防塵カバー57を有している。
第2保持部材52には、図10に示されるように、カップリングレンズ13、第1開口板14、モニタ光用反射ミラー15、第2開口板16及び集光レンズ17が所定の位置関係で保持されている。
第1保持部材51は、光源11とカップリングレンズ13とが所定の位置関係となるように、−W側に回路基板19が固定され、+W側に第2保持部材52が固定されている。
第1保持部材51及び第2保持部材52は、いずれも、光源11からの光束が通過する貫通孔、及び受光素子18に向かう光束が通過する貫通孔を有している。
第1保持部材51における光源11からの光束が通過する貫通孔は、一例として図11に示されるように、その−W側の端部が段付き構造となっており、その段部にパッケージ部材120の表面が当接される(図12参照)。これにより、該貫通孔の−W側の端部から外部のちりや埃が貫通孔内に侵入するのを防止できる。
また、第1保持部材51における光源11からの光束が通過する貫通孔は、その+W側の端部も段付き構造となっており、その段部に平行平板12が接着されている。
これにより、レーザチップ100は、パッケージ部材120と第1保持部材51と平行平板12とによって密閉されることとなる(図12参照)。すなわち、従来のカバーガラスがなくても、レーザチップ100の耐環境性を担保することができる。
防塵カバー57は、カップリングレンズ13、第1開口板14、モニタ光用反射ミラー15、第2開口板16及び集光レンズ17に塵やほこりが付着しないようにそれらを覆うカバーである。この防塵カバー57は、第1開口板14の開口部を通過した光束が通過する開口部を有している
ところで、従来のVCSEL光源では、VCSEL素子がガラスやサファイア等の透光性の蓋(パッケージ蓋体)を用いて密封されていたため、VCSEL素子から射出された光束が、パッケージ蓋体の入射側の面で反射され、その反射光が、VCSEL素子に戻り光として入射して干渉を起こすことがあった。特に、面発光レーザ(VCSEL)は共振長が短く、コヒーレンシーが高いため、このような戻り光との干渉が極めて起こりやすいという特性を持っている。
そこで、発明者等は、レーザチップ100の射出面と平行平板12の入射側の面との距離d、及び平行平板12の反射率Rをそれぞれ変えながら、レーザチップ100から射出される光束の安定性について実験を行った。なお、ここでは、レーザチップ100に電流を注入した直後の光エネルギーEが、或る時間tだけ経過して安定的な光エネルギーEになったとき、(E−E)/E×100[%]をDと定義している。また、T[℃]は、光源11の温度である。さらに、第1開口板14の開口部を通過した光束の光量をP2、受光素子18に到達する光束の光量をP3としている。設計上は、P2=P3である。
図13及び図14には、d=0.3mm、R=0.1%とした「サンプルa」の結果が示されている。この場合は、図13に示されるように、DとTとの関係において、直線性が大きく損なわれている。また、図14に示されるように、P3/P2は、射出光の光強度に応じて大きく変動している。そこで、サンプルaでは、戻り光による干渉が起きていると判断できる。
図15には、d=0.6mm、R=0.7%とした「サンプルb」の結果が示されている。この場合も、P3/P2は、射出光の光強度に応じて大きく変動している。そこで、サンプルbでは、戻り光による干渉が起きていると判断できる。
図16及び図17には、d=0.3mm、R=0.05%とした「サンプルc」の結果が示されている。この場合は、図16に示されるように、Dは、光源11の温度に対して直線的に変化している。また、図17に示されるように、P3/P2は、射出光の光強度に依らずほぼ一定である。そこで、サンプルcでは、戻り光による干渉は、起きていないと判断できる。
ここで、各サンプルについて、d/R1/2を求めた。サンプルaでは0.9484、サンプルbでは0.7171、サンプルcでは1.341であった。
また、各サンプルについて、T=25℃での、P3/P2の理論値(ここでは、100%)と実測値とのずれを求めたところ、サンプルaでは2.3%、サンプルbでは1.5%、サンプルcでは0.2%であった。
そこで、縦軸をP3/P2の理論値と実測値とのずれΔP、横軸をd/R1/2として、各サンプルをプロットすると、図18に示されるように、直線で近似することができた。この直線は、次の(1)式で示される。
ΔP=−2.02・d/R1/2+2.92 ……(1)
また、平行平板の影響がほとんどないと予想されるd=18mmの位置に、R=0.1%の平行平板を配置したときの結果が図19及び図20に示されている。この場合は、図19に示されるように、Dは、光源11の温度に対して直線的に変化している。また、図20に示されるように、P3/P2は、射出光の光強度に依らずほぼ一定である。そこで、この場合は、予想した通り、戻り光による干渉は起きていないと判断できる。また、このときのP3/P2の理論値と実測値とのずれΔPを求めたところ、0.3%であった。
このことから、P3/P2の理論値と実測値とのずれΔPが0.3%以下であれば、戻り光による干渉は起きないと考えられる。
そこで、上記(1)式のΔPに0.3%を代入したとこる、d/R1/2は1.3であった(図21参照)。すなわち、d/R1/2が1.3以上であれば、平行平板を配置しても、戻り光による干渉は起きないと考えられる。
本実施形態では、R=0.1%の平行平板を、d=0.45mmの位置に配置している。
図2に戻り、シリンドリカルレンズ31は、光源装置10の第1開口板14の開口部を通過した光束、すなわち、光源装置10から射出された光束を、ポリゴンミラー33の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。
光源11とポリゴンミラー33との間の光路上に配置される光学系は、偏向器前光学系とも呼ばれている。本実施形態では、偏向器前光学系は、平行平板12とカップリングレンズ13と第1開口板14とシリンドリカルレンズ31とから構成されている。
ポリゴンミラー33は、一例として内接円の半径が25mmの6面鏡を有し、各鏡がそれぞれ偏向反射面となる。このポリゴンミラー33は、Z軸方向に平行な軸の周りを等速回転しながら、シリンドリカルレンズ31からの光束を偏向する。
偏向器側走査レンズ35は、ポリゴンミラー33で偏向された光束の光路上に配置されている。
像面側走査レンズ36は、偏向器側走査レンズ35を介した光束の光路上に配置されている。そして、この像面側走査レンズ36を介した光束が感光体ドラム1030の表面に照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー33の回転に伴って感光体ドラム1030の長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム1030上を走査する。このときの光スポットの移動方向が「主走査方向」である。また、感光体ドラム1030の回転方向が「副走査方向」である。
ポリゴンミラー33と感光体ドラム1030との間の光路上に配置される光学系は、走査光学系とも呼ばれている。本実施形態では、走査光学系は、偏向器側走査レンズ35と像面側走査レンズ36とから構成されている。なお、偏向器側走査レンズ35と像面側走査レンズ36の間の光路上、及び像面側走査レンズ36と感光体ドラム1030の間の光路上の少なくとも一方に、少なくとも1つの折り返しミラーが配置されても良い。
光検知センサ38aには、ポリゴンミラー33で偏向され、走査光学系を介した光束のうち1走査における書き込み開始前の光束の一部が、光検知用ミラー37aを介して入射する。また、光検知センサ38bには、ポリゴンミラー33で偏向され、走査光学系を介した光束のうち1走査における書き込み終了後の光束の一部が、光検知用ミラー37bを介して入射する。
各光検知センサはいずれも、受光量に応じた信号(光電変換信号)を出力する。
光源制御装置22は、一例として図22に示されるように、画素クロック生成回路215、画像処理回路216、書込制御回路219、及び光源駆動回路221などを有している。なお、図22における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。
画素クロック生成回路215は、光検知センサ38aの出力信号と光検知センサ38bの出力信号とから、各光検知センサの間を光束が走査するのに要した時間を求め、その時間に予め設定されている数のパルスが収まるように周波数を設定し、該周波数の画素クロック信号PCLKを生成する。ここで生成された画素クロック信号PCLKは、画像処理回路216及び書込制御回路219に供給される。また、光検知センサ38aの出力信号は、同期信号として書込制御回路219に出力される。
画像処理回路216は、プリンタ制御装置1060を介して上位装置から受信した画像情報をラスター展開するとともに、所定の中間調処理などを行った後、画素クロック信号PCLKを基準とした各画素の階調を表す画像データを発光部毎に作成する。そして、画像処理回路216は、光検知センサ38aの出力信号に基づいて走査開始を検出すると、画素クロック信号PCLKに同期して画像データを書込制御回路219に出力する。
書込制御回路219は、画像処理回路216からの画像データ、画素クロック生成回路215からの画素クロック信号PCLK及び同期信号に基づいてパルス変調信号を生成する。また、書込制御回路219は、所定のタイミングで、受光素子18の出力信号に基づいて、光源装置10の第1開口板14の開口部を通過する光束の光量が所望の値となるように、各発光部の駆動電流を補正する。すなわち、APC(Auto Power Control)を行う。
光源駆動回路221は、書込制御回路219からのパルス変調信号に基づいてレーザチップ100の各発光部を駆動する。
以上説明したように、本実施形態に係る光源装置10は、面発光レーザアレイであるレーザチップ100、該レーザチップ100が搭載されるパッケージ部材120、平行平板12、カップリングレンズ13、第1開口板14、第1保持部材51、第2保持部材52、モニタ光学系、受光素子18及び光源制御装置22を有している。
そして、パッケージ部材120は、第1保持部材51の−W側端部に当接され、平行平板12は、第1保持部材51の+W側端部に接着固定されている。これにより、レーザチップ100は、パッケージ部材120と第1保持部材51と平行平板12とによって密閉され、従来のカバーガラスがなくても、レーザチップ100の耐環境性を担保することができる。
また、レーザチップ100の射出面から平行平板12における光束が入射する面までの距離d[mm]と、平行平板12における光束が入射する面の反射率R[%]とは、d/√R≧1.3、の関係が満足されている。
この場合は、レーザチップ100から射出される光束に、平行平板12からの戻り光が干渉するのを抑制することができる。
そこで、光源制御装置22は、受光素子18の出力信号に基づいて、レーザチップ100から射出される光束の光量変化を安定して精度良く検出することができる。そして、光源制御装置22は、APCにより、光源装置10から安定した光量の光束が射出されるようにすることができる。
すなわち、光源装置10は、高コスト化を招くことなく、安定した光量の光を射出することができる。
また、本実施形態に係る光走査装置1010は、安定した光量の光を射出することができる光源装置10を有しているため、感光体ドラム1030の表面を安定して光走査することができる。
また、本実施形態に係るレーザプリンタ1000によると、光走査装置1010を備えているため、結果として、高品質の画像を形成することができる。
なお、上記実施形態において、光源装置10は、1/4波長板55を有していても良い。この場合は、光源装置10から射出された光束が、レンズなどで反射して光源11に戻ってきても、該戻り光束の偏光方向は、光源11から射出される光束の偏光方向と90°異なっているため、干渉を起こすのを更に防ぐことができる。
従来は、1/4波長板を用いる場合であっても、平行平板は必要であった。一方、上記実施形態では、一例として図23に示されるように、前記平行平板12に代えて、1/4波長板55を用いることができる。このときは、レーザチップ100は、パッケージ部材120と第1保持部材51と1/4波長板55とによって密閉される。そこで、前記平行平板12が不要であり、従来よりも部品点数の減少及び低コスト化を図ることができる。
そして、レーザチップ100の射出面から1/4波長板55における光束が入射する面までの距離d[mm]と、1/4波長板55における光束が入射する面の反射率R[%]とは、d/√R≧1.3、の関係が満足されていれば、レーザチップ100から射出される光束に、1/4波長板55からの戻り光が干渉するのを抑制することができる。
また、上記実施形態では、保持部材が第1保持部材51と第2保持部材52とからなる場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1保持部材51と第2保持部材52とが一体化されても良い。あるいは、保持部材が3つ以上の保持部材から構成されていても良い。
また、上記実施形態では、レーザチップ100が32個の発光部を有する場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態において、前記レーザチップ100に代えて、複数の発光部が1次元配列されているレーザチップを用いても良い。
また、上記実施形態では、光源11と受光素子18が、同一の回路基板19上にそれぞれ実装されている場合について説明したが、これに限定されるものではなく、光源11と受光素子18が、異なる回路基板上に実装されていても良い。
なお、上記実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタ1000の場合について説明したが、これに限定されるものではない。要するに、光走査装置1010を備えた画像形成装置であれば良い。
例えば、レーザ光によって発色する媒体(例えば、用紙)に直接、レーザ光を照射する画像形成装置であっても良い。
また、像担持体として銀塩フィルムを用いた画像形成装置であっても良い。この場合には、光走査により銀塩フィルム上に潜像が形成され、この潜像は通常の銀塩写真プロセスにおける現像処理と同等の処理で可視化することができる。そして、通常の銀塩写真プロセスにおける焼付け処理と同等の処理で印画紙に転写することができる。このような画像形成装置は光製版装置や、CTスキャン画像等を描画する光描画装置として実施できる。
また、例えば、図24に示されるように、複数の感光体ドラムを備えるカラープリンタ2000であっても良い。
このカラープリンタ2000は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタであり、ブラック用の「感光体ドラムK1、帯電装置K2、現像装置K4、クリーニングユニットK5、及び転写装置K6」と、シアン用の「感光体ドラムC1、帯電装置C2、現像装置C4、クリーニングユニットC5、及び転写装置C6」と、マゼンタ用の「感光体ドラムM1、帯電装置M2、現像装置M4、クリーニングユニットM5、及び転写装置M6」と、イエロー用の「感光体ドラムY1、帯電装置Y2、現像装置Y4、クリーニングユニットY5、及び転写装置Y6」と、光走査装置2010と、転写ベルト2080と、定着ユニット2030などを備えている。
各感光体ドラムは、図24中の矢印の方向に回転し、各感光体ドラムの周囲には、回転順に帯電装置、現像装置、転写装置、クリーニングユニットがそれぞれ配置されている。各帯電装置は、対応する感光体ドラムの表面を均一に帯電する。この帯電装置によって帯電された各感光体ドラム表面に光走査装置2010により光が照射され、各感光体ドラムに静電潜像が形成されるようになっている。そして、対応する現像装置により各感光体ドラム表面にトナー像が形成される。さらに、対応する転写装置により、記録紙に各色のトナー像が転写され、最終的に定着ユニット2030により記録紙に画像が定着される。
光走査装置2010は、前記光源装置10と同様な光源装置を色毎に有している。従って、前記光走査装置1010と同様な効果を得ることができる。
そして、カラープリンタ2000は、前記レーザプリンタ1000と同様な効果を得ることができる。
なお、タンデム方式の多色カラープリンタでは、機械精度等で各色の色ずれが発生する場合があるが、点灯させる発光部を選択することで各色の色ずれの補正精度を高めることができる。
また、このカラープリンタ2000において、光走査装置を1色毎に設けても良いし、2色毎に設けても良い。
以上説明したように、本発明の光源装置によれば、高コスト化を招くことなく、安定した光量の光を射出するのに適している。また、本発明の光走査装置によれば、安定した光走査を行うのに適している。また、本発明の画像形成装置によれば、高品質の画像を形成するのに適している。
10…光源装置、11…光源、12…平行平板、14…第1開口板(アパーチャ部材)、18…受光素子(光検出器)、33…ポリゴンミラー(偏向器)、35…偏向器側走査レンズ(走査光学系の一部)、36…像面側走査レンズ(走査光学系の一部)、51…第1保持部材(ホルダの一部)、52…第2保持部材(ホルダの一部)、55…1/4波長板、100…レーザチップ(面発光レーザアレイ)、1000…レーザプリンタ(画像形成装置)、1010…光走査装置、1030…感光体ドラム(像担持体)、2000…カラープリンタ(画像形成装置)、2010…光走査装置、K1,C1,M1,Y1…感光体ドラム(像担持体)。
特開2001−267681号公報

Claims (8)

  1. 面発光レーザと;
    前記面発光レーザが搭載される面発光レーザ保持部材と;
    前記面発光レーザからの光束の光路上に配置され、該光束がその一側の面に入射する透明の平行平板と;
    前記面発光レーザからの光束の光路となる貫通孔が形成されているホルダと;を備え、
    前記面発光レーザ保持部材は前記ホルダに当接されており、
    前記平行平板は前記ホルダに接着固定されており、
    前記ホルダの貫通孔の一部は前記面発光レーザ保持部材と前記平行平板とにより密閉されており、
    前記平行平板の前記面発光レーザからの光束が入射する面の反射率R[%]、前記面発光レーザの射出面から前記平行平板の前記面発光レーザからの光束が入射する面までの距離d[mm]を用いて、d/√R≧1.3、が満足されていることを特徴とする光源装置。
  2. 面発光レーザと;
    前記面発光レーザが搭載される面発光レーザ保持部材と;
    前記面発光レーザからの光束の光路上に配置され、該光束がその一側の面に入射する1/4波長板と;
    前記面発光レーザからの光束の光路となる貫通孔が形成されているホルダと;を備え、
    前記面発光レーザ保持部材は前記ホルダに当接されており、
    前記1/4波長板は前記ホルダに接着固定されており、
    前記ホルダの貫通孔の一部は前記面発光レーザ保持部材と前記1/4波長板とにより密閉されており、
    前記1/4波長板の前記面発光レーザからの光束が入射する面の反射率R[%]、前記面発光レーザの射出面から前記1/4波長板の前記面発光レーザからの光束が入射する面までの距離d[mm]を用いて、d/√R≧1.3、が満足されていることを特徴とする光源装置。
  3. 前記平行平板を通過した光束を略平行光とするカップリングレンズを更に備え、
    該カップリングレンズは、前記ホルダに保持されていることを特徴とする請求項に記載の光源装置。
  4. 前記1/4波長板を通過した光束を略平行光とするカップリングレンズを更に備え、
    該カップリングレンズは、前記ホルダに保持されていることを特徴とする請求項に記載の光源装置。
  5. 前記カップリングレンズを介した光束の最も光強度の大きい部分がそのほぼ中央を通る開口部を有し、該開口部の周囲に入射した光束をモニタ用光束として反射するアパーチャ部材と;
    前記アパーチャ部材で反射されたモニタ用光束を受光する光検出器と;を更に備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の光源装置。
  6. 光束により被走査面を走査する光走査装置であって、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の光源装置と;
    前記光源装置から射出された光束を偏向する偏向器と;
    前記偏向器で偏向された光束を前記被走査面上に集光する走査光学系と;を備える光走査装置。
  7. 少なくとも1つの像担持体と;
    前記少なくとも1つの像担持体を画像情報に応じて変調された光束により走査する少なくとも1つの請求項に記載の光走査装置と;を備える画像形成装置。
  8. 前記画像情報は、多色の画像情報であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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