JP2011066089A - 半導体レーザ制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

半導体レーザ制御装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の光ビームを同時に走査して高速に画像を形成しつつ、PDにおける光量検出を高精度で行うことができる半導体レーザ制御装置及び画像形成装置に関する。
【解決手段】 複数の光源と、これらの光源の光量を検出する1つの検出部と、検出部において検出された光量に応じた信号と所定の光量に対応する制御信号とを比較し、光源に供給する電流を制御する光量制御手段を備え、複数の光源が8個以上の半導体レーザ素子によって構成され、各光源を点灯させて光量制御を行うときに検出部への過電防止手段として機能する電圧クランプ回路を有する半導体レーザ制御装置による。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル複写機およびレーザプリンタ等の書込系に用いられる光走査装置に適用される半導体レーザ制御装置及び同装置を用いた画像形成装置に関するものであって、詳しくは、複数の光ビームを同時に走査して高速に画像を形成するマルチビーム走査方式を備える半導体レーザ制御装置及び画像形成装置に関するものである。
従来の半導体レーザ制御装置を有する画像形成装置の例について説明をする。図7は電子写真プロセスを利用したレーザプリンタ、デジタル複写機等の一般的な画像形成装置の例を示す構成図である。図7において、光源である半導体レーザユニット1009から出射されたレーザ光は、回転するポリゴンミラー1003により偏向走査されて、走査レンズ(fθレンズ)1002を介し、被走査媒体である感光体1001上に光スポットを形成する。この光スポットによって感光体1001が露光されて静電潜像が形成される。
このとき、位相同期回路1006はクロック生成回路1005により生成された変調信号を、ポリゴンミラー1003により偏向走査されたレーザ光を検出するフォトディテクタ1004に同期した位相に設定する。すなわち、位相同期回路1006では、1ライン毎にフォトディテクタ1004の出力信号に基づいて、位相同期のとられた画像クロック(画素クロック)が生成され、画像処理ユニット1007とレーザ駆動回路1008へ供給される。
このようにして、半導体レーザユニット1009は、画像処理ユニット1007で生成された画像データと位相同期回路1006により、1ライン毎に位相が設定された画像クロックに従い、レーザ駆動回路1008を介して半導体レーザの発光時間をコントロールし、被走査媒体である感光体1001上に所定の静電潜像を形成する。
近年、印刷速度(画像形成速度)の高速化や画像の高画質化の要求に応じるべく、光偏向器であるポリゴンモータの高速化や、レーザ変調の基準クロックとなる画素クロックの高速化が図られてきた。しかし、どちらの高速化も限界が近づいてきており、さらなる印刷速度の高速化や画像の高画質化は困難となっていた。
上記の課題に対応するものとして、複数の光源を用いたマルチビームを採用し、同時に偏向できる光束を増やすことで、偏向器であるポリゴンモータの回転速度や、画素クロック周波数を低減させることが可能となり、高速にかつ安定した光走査及び画像形成を可能とした画像形成装置が知られている。
上記マルチビームを構成する光源には半導体レーザが用いられる。より具体的には、上記マルチビームを構成する光源としては、シングルビームのレーザチップを組み合わせる方法や、複数個の発光素子を一つのレーザチップに組み込んだLDアレイ(例えば面発光レーザアレイ)などを用いる方法が知られている。
上記LDアレイ(例えば面発光レーザアレイ)などの半導体レーザは、きわめて小型であり、かつ駆動電流により高速に直接変調を行うことが出来るので、近年
レーザプリンタ等の光源として広く用いられている。
しかし、半導体レーザの駆動電流と光出力との関係は、温度により著しく変化する特性を有するので、半導体レーザの光強度を所望の値に設定しようとする場合に問題となる。これを解決して半導体レーザの利点を活かすため、様々なAPC(Automatic Power Control)回路が提案されている(例えば特許文献1,特許文献2,特許文献3を参照)。
APC回路には種々の方式を採用しているものがあるが、一例としては、半導体レーザの光出力(光量)を受光素子によりモニタし、パワー設定時間内では発光レベル信号と光出力に比例したモニタ電流に比例した信号とが等しくなるように、光・電気負帰還ループにより半導体レーザの順方向電流を制御するものがある。パワー設定時間外では、パワー設定時間内に設定した半導体レーザの順方向電流をサンプルホールド回路により保持し、光出力を所望の値に設定すると共に、順方向電流を変調信号に基づいて変調することにより、半導体レーザを変調信号に応じた点灯と消灯をさせる。
この方式では、半導体レーザの高速変調が可能となるが、半導体レーザの光出力を常時制御しているわけではないため、外乱などにより容易に光出力が変動してしまう。また外乱として半導体レーザのドゥループ特性があり、光出力に数%の誤差を生じてしまう。特許文献2には、この点を改良する方式が示されている。
また、特許文献3には、レーザの発光パワーを制御する際、レーザの発光状態を受光素子によりモニタし、受光素子のモニタ電流を電流−電圧変換回路により電圧信号に変換して出力信号とし、この出力信号をレーザ駆動回路(レーザ駆動制御回路)にフィードバックしてレーザが適正なパワーで発光するように制御し、パルス発光時におけるフォトダイオードの出力信号の波形なまりの補償を行う例が示されている。
マルチビーム構成では、複数のレーザ光源それぞれについて光量補正を行う必要がある。つまり、複数個のレーザ光源からの出射光の光量を検出する光検出器が必要となる。光検出器には、全てのマルチビーム光源が入射可能な光検出器を1つ用いて、各光源の発光時間に差を設け、入射された光ビームに応じた検出信号に基づいて発光制御を行う方式が取られている。
ところが、このようなマルチビーム構成は、光源が1つの構成と比較すると、光検出器への入射光量がマルチビーム光源の数だけ増加することになる。入射光量が増加すると検出器による検出レベルが大きくなり、半導体レーザの光強度を所定の値に設定することが困難になる。
また、所定のレベル以上の光量が光検出器に入射されることで、光検出器からの信号が大きくなりすぎて、光量制御回路の制御レベルを超えてしまうおそれがある。
これらの課題に対応するために、複数本の光ビームの光量の総和を検出する総光量検出手段を用いて光量調整を行う装置が提案されている(例えば、特許文献4を参照)。当該装置では複数本の光ビームの光量の総和により光量調整を行うため、1光源あたりの光量制御を高精度に行うことは難しく、光量検出パターンが複数必要なことから、光量検出時間もかかってしまう。
また複数光源での複数の点灯パターン制御が必要になるなど回路構成が複雑となる。
従来の半導体レーザ制御装置の構成の例を図9乃至12に示す。図9は単体の半導体レーザLD10と、LD10の発光量を検出するPD20と、PD20の検出電流を電圧に変換する可変抵抗VR30及び抵抗R40と、PD20の検出信号(可変抵抗VR30と抵抗40によって検出電流から変換された電圧)をA/D変換するADC50と、ADC50の出力からLD10の発光電流制御信号を生成するCPU60と、CPU60からの発光電流制御信号をD/A変換するDAC70と、DAC70の出力値に基づいてLD10に駆動電流を与える電流源80とを有してなる半導体レーザ制御装置の例である。
図9に示した半導体レーザ制御装置によれば、LD10の発光レベルに応じた検出電流がPD20を流れ、検出電流に比例した検出電圧に基づいてADC50、CPU60、DAC70を介してLD10へフィードバック制御することにより、LD10の発光レベルを制御することができる。PD20の検出電流はLD10の発光レベルに比例しており、可変抵抗VR30の抵抗値を変更することで、ADC50への検出電圧レベルを調整することができる。
図10は、図9に示した半導体レーザ制御装置の光源を複数(図10においては光源を4個)にした例を示している。図9に示した半導体レーザ制御装置は、発光光源は1個であるためPD20で検出する光量の範囲は、LD1個の光量範囲のみである。図10に示す半導体レーザ制御装置は、4個の光源であるLD11、LD12、LD13、LD14が同時発光する場合、PD20で検出する光量の範囲はLD1個の光量範囲の4倍となる。例えばLD1個あたり0.5mW〜2mWの範囲で発光制御するとき、0.5mWから8mWの範囲で光量が変化することになる。
図11は、図9及び図10に示した半導体レーザ制御装置においてADC50、CPU60、DAC70で構成される光量制御回路部を、アナログ/デジタルサンプルホールド回路で構成した例である。
図11に示す構成において、電源電圧VCC90が5Vであって、ADC50に入力される検出電圧が3Vと仮定した場合、1つのLDが発光したときは、所望の3Vが得られるが、4つのLDが全部同時に発光したときは、これらのよる光が全てPD20に入射され所望の検出電圧を得ることが出来ない。
この場合、抵抗R40の値が一定だとすると、検出電圧は、理論上1chの場合の4倍の12Vになるが、実際にはPD20やADC50の保護ダイオードなどの働きによって電源電圧VCC以上になることはない。しかし、これによってPD20を劣化させたり、ADC50の入力部を劣化させたり若しくは損傷させる場合がある。
このような過電圧を防止する構成を有する半導体レーザ制御装置も知られている(例えば、特許文献5を参照)。図12に特許文献5に記載の半導体レーザ制御装置の例を示す。図12における半導体レーザ制御装置は、電圧検出端子にツェナーダイオード200を接続する事により過電圧を防止するものである。ツェナー電圧を例えば4Vに設定する事により、電圧検出端子が4V以上になることを防止し、ADC50やPD20を保護するとともに、PD20の逆電圧を1V以上取る事による特性安定化とPD20自体が逆電圧を有することを防止している。
ツェナーダイオードを用いた場合、複数の光源を点灯させた状態から1つの光源のみを点灯させた状態に遷移したときに、PD20の検出信号のレベルが安定するまで、時間を要する。例えば、10光源がそれぞれ1mWで点灯するようなマルチビーム構成の場合は、時定数が大きくなり、応答時間が50μs程度となる。
なお、「複数光源点灯した状態」とは、有効画像領域内で画像データの書き込みを複数光源点灯させて行う状態のことを示している。「1光源のみ点灯した状態」とは、各光源にAPC制御を行うため1光源ずつ点灯する状態のことを示している。
ツェナーダイオードを用いた構成は上記のように、時定数が大きい。したがって、1光源あたりの光量検出時間が短くなる場合があり、高速かつ高精度が求められる画像形成装置においては、十分とは言えない場合がある。
上記のように光量が安定するまでに時間を要する原因は、PDの飽和現象にある。ここで、図を用いてPDの飽和現象の説明をする。図13は、PDを用いた光検出器の構成例を示す図である。図13において、PDに光が入射すると入射光量とPDの効率に応じたPD電流ipdが抵抗Rpdに流れる。この抵抗RpdによってPDが光を検出したことで電流ipdが電圧に変換され、出力電圧Voutとなる。この出力電圧に応じて、図示しない制御回路による光源の光量調整を行う。
図13は、PDの電源電圧をVCCとし、PDに係る電圧を逆電圧Vpdで示している。逆電圧VpdはVCCから出力電圧Voutを引いた値となる。すなわち、VPD=VCC−Voutとなる。
一般的なPDの受光感度は0.5(A/W)程度であるため、光量制御回路で光量調整を高精度に行うためには、制御電圧となる出力電圧Voutを大きくする必要がある。そのため、抵抗Rpdは1kΩから100kΩ程度のかなり大きい抵抗値のものを用いることとなる。
例えば、PDの受光感度が0.5(A/W)、光量制御に必要な制御電圧が1V以上であって、光検出器の受光量を2mWとすると、抵抗Rpdは1kΩ以上のものが必要となる。このように、制御用電圧となる出力電圧VoutがPD電流と抵抗によって規定されるため、逆電圧VpdはVCC−ipd×Rpdとなる。したがって、逆電圧Vpdを保持するためには、PD電流ipdと抵抗Rpdは小さいことが望ましい。
次に、PDに入射される光パルスのレベルと、それに対応する出力電圧の関係を図14に示す。図14(a)に示すように、PDに入射される入射光パルスP1によって発生する出力電圧Vout1は、電源電圧Vccより低い値であるので、逆電圧Vpdが確保されており、光パルスP1のON−OFFに追従して出力電圧Vout1も変動させることができる。
しかし、図14(b)に示すように、PDに入射される入射光パルスP2によって発生する出力電圧Vout2が、電源電圧Vccとほぼ同じ値であるときは、逆電圧Vpdが小さくなりPDが飽和するので、入射光パルスP2がOFFした後においても、出力電圧Vout2はすぐに応答せず、遅延時間tdが経過したのちに、減衰する。
図15において、PDへの入射光を発する光源の数と遅延時間tdの関係をグラフで示す。図15は横軸が光源数であって、縦軸が遅延時間tdを表している。仮に、Rpdが3kΩ、PDの電源電圧VCCが5V、PDの受光感度が0.5(A/W)、光源1つあたりの発光量が最小3mWから最大6mWであり、光学系での光源端面から光検出器までの透過率が0.1であるならば、光検出器に入射する光量は0.3mWから0.6mWとなる。
この条件において光源数が8個の場合、最小光量におけるPDへの入射量は2.4mWとなる(0.3×8)。このとき、PDに流れる電流Ipdは1.2mAになるので、出力電圧Voutは3.6Vとなる。したがって逆電圧は1.4Vとなって、PD信号の遅延時間は数μs程度となる。
一方、最大光量のときは、PDへの入射光量が4.8mVになり(0.6×8)、PDに流れる電流Ipdは2.4mAになるので、出力電圧Voutは7.2Vとなり、逆電圧が確保できずPDは飽和状態となる。このときの遅延時間は10μs以上となる。
このように、光源数が多い画像形成装置で、多くの光源が点灯した状態となると、PDの逆電圧が小さくなり、飽和状態から復帰するまでのディレイ時間が大きくなってしまう。
次に、PDが飽和したときのAPC時間への影響について図16を用いて説明する。APCとは、Automatic Power Controlの略であって、半導体レーザの光量を調整する技術をいう。APC時間とは、半導体レーザの光量を調整するための時間をいう。
図16(a)は、複写機での同期信号、画像信号、出力電圧Vout、APC信号の関係の例を示す。図16の同期信号は図7のフォトディテクタ1004で検出される同期信号を示している。画像信号は感光体1001上で走査される光ビームの光量信号を示す。出力電圧Voutは、半導体レーザユニット1009から出射される光ビームを、例えばビーム出射方向で光の一部を反射して光検出器に導光するフロントモニタ方式で検出される場合や、レーザユニット内部に実装されているバックモニタPDを用いて検出される場合がある。PDには全光源のビームが入射するので、光源数が多いほど入射する光量が大きくなる。
APC信号は画像領域の終端とフォトディテクタ1004で検出される次の同期信号との間で、光源の光量調整を行うタイミングの信号である。
従来、複写機などで用いる半導体レーザによる光源の数は多くても4個程度であった。モニタ電流が光源1個あたり最大で0.8mAとすると、光源が4個になるとモニタ電流は最大3.2mAとなる。このときPD抵抗Rpdを1kΩ、電源電圧VCCを5Vとすると、逆電圧は1.8vとなる。よって、光量が大きくてもPDが飽和することがなく、APC時間を確保することができる。
図16(a)はPDが飽和していないときの例であって、例えば4光源による書き込みの場合を示している。このとき有効走査領域内で画像信号がON状態であった場合にも、出力電圧Voutは画像信号に対しほぼ遅れることなく応答するので、有効走査領域終了時にOFFとなって、有効走査領域終了後から次の同期信号が入るまで時間をAPC可能な時間tapc1を確保することができる。よって従来の4光源程度の系においてはPDの飽和は問題とならなかった。
図16(b)はPDが飽和したときの例であって、例えば8光源による書き込みの場合を示している。光源数を8個以上にすると高速印刷を行うことができるが、有効走査領域において全光源が点灯した場合の光量が非常に大きくなるので、既に説明をしたようにPDの逆電圧Vpdが小さくなってPDが飽和し、入射光への応答に遅れが生じる。
すなわち、画像信号の有効走査領域が終了しても、出力電圧Voutは減衰せず、所定の遅延時間を経過した後に減衰する。そうすると、有効走査領域終了後から次の同期信号が入るまでの時間がAPC可能な時間となるのでなく、出力電圧Voutが減衰してから次の同期信号が入るまでの時間がAPC可能な時間となる。
このように、出力電圧Voutが画像信号に遅れて減衰すると、APC可能な時間tapc2が非常に短くなり、複数の光源において高精度なAPC制御を行うことが困難となる。
また、1光源点灯時にAPC制御を高精度に行えるようにするためにPD抵抗Rpdを大きくすると、有効走査領域において全光源が点灯した場合の光量が大きいとPDの逆電圧が0Vに近くなり、PDが飽和する。
PDが飽和した後に、1光源点灯して光量調整するには、飽和が納まるまで待たなければならない。飽和が納まるまでの遅延時間は、例えば数10μs程度である。この遅延時間によって、APC可能な時間が狭められるので、APC可能な時間tapc2はLDが飽和しない場合のAPC可能な時間tapc1に対して短くなる。
有効走査領域の終端と先端同期の間でAPCが出来ない場合には、画像印字の時間内で光量調整が出来なくなり、画像領域内での光量安定性に問題が生じる。PDが飽和してから復帰するまでの時間は入射光量に比例するため、光源数が大きくなるほど不利となる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであって、複数の光ビームを同時に走査して高速に画像を形成しつつ、PDにおける光量検出を高精度で行うことができる半導体レーザ制御装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、半導体レーザ制御装置であって、複数の光源と、これらの光源の光量を検出する1つの検出部と、前記検出部において検出された光量に応じた信号と所定の光量に対応する制御信号とを比較し、前記光源に供給する電流を制御する光量制御手段を備え、複数の光源が8個以上の半導体レーザ素子によって構成され、各光源を点灯させて光量制御を行うときに検出部への過電防止手段として機能する電圧クランプ回路を有することを主な特徴とする。
また本発明の別の形態は、上記半導体レーザ制御装置に関するものであって、電圧クランプ回路がベース接地回路によって構成されていることを特徴とする。
また本発明の別の形態は、上記半導体レーザ制御装置に関するものであって、上記ベース接地回路がバイポーラトランジスタによるものであることを特徴とする。
また本発明の別の形態は、上記半導体レーザ制御装置に関するものであって、電圧クランプ回路がゲート接地回路によって構成されていることを特徴とする。
また本発明の別の形態は、上記半導体レーザ制御装置に関するものであって、上記ゲート接地回路は、CMOSトランジスタによるものであることを特徴とする。
また本発明の別の形態は、上記半導体レーザ制御装置に関するものであって、電圧クランプ回路が、ダイオードアレイによって構成されることを特徴とする。
また本発明の別の形態は、上記半導体レーザ制御装置に関するものであって、電圧クランプ回路が、クランプ電圧を調整するクランプ電圧調整回路をさらに有することを特徴とする。
また本発明の別の形態は、上記半導体レーザ制御装置に関するものであって、制御信号が、1V以上の電圧で与えられることを特徴とする。
また本発明の別の形態は、光走査装置に関するものであって、半導体レーザ制御装置が上記のいずれかの半導体レーザ制御装置であることを特徴とする。
また本発明の別の形態は、画像形成装置に関するものであって、上記の光走査装置を有することを特徴とする。
本発明によれば、光検出器である受光素子(フォトダイオード等)の出力信号の検出部に、電圧クランプ回路を用いることによって、複数の光源からの光が光検出器に入射され光量範囲が広くなっても、光量調整時間を十分に確保して高精度な光量制御をすることができる半導体制御装置を得ることができる。
また、本発明に係る半導体レーザ制御装置を画像形成装置に適用することで、濃度ムラを低減し、高精度な光量制御と画像形成ができる画像形成装置をえることができる。
本発明に係る半導体レーザ制御装置の例を示す回路図である。 本発明に係る半導体レーザ制御装置の別の例を示す回路図である。 本発明に係る半導体レーザ制御装置の別の例を示す回路図である。 本発明に係る半導体レーザ制御装置の別の例を示す回路図である。 本発明に係る半導体レーザ制御装置の別の例を示す回路図である。 本発明に係る半導体レーザ制御装置と従来の半導体レーザ制御装置の特性を比較するグラフである。 従来の画像形成装置の構成例を示す概略図である 本発明に係る画像処理装置の例を示す断面構成図である。 従来の半導体レーザ制御装置の例を示す回路図である。 従来の半導体レーザ制御装置の例を示す回路図である。 従来の半導体レーザ制御装置の別の例を示す回路図である。 従来の半導体レーザ制御装置のさらに別の例を示す回路である。 従来の半導体レーザ制御装置の光検出器の動作を説明する回路図である。 光パルスのレベルと光検出器の出力の関係を示すタイミングチャートである。 従来の半導体レーザ制御装置における光源数とPDの遅延時間の相関を表すグラフである。 従来の半導体レーザ制御装置の特性を表すグラフである。
以下、本発明に係る半導体レーザ制御装置及び画像形成装置の実施形態の例について、図を用いて説明をする。図1において、半導体レーザ制御装置100は、複数個のLD101乃至108と、LD101乃至108の発光量を検出するPD110と、PD110の検出電流を検出電圧に変換する検出用抵抗である可変抵抗VR120及び抵抗R130と、電圧クランプ回路140と、PD20の検出信号をA/D変換するADC150と、ADC150の出力信号を演算してLD101乃至108の発光電流制御信号を生成するCPU160と、CPU160からの発光電流制御信号をD/A変換するDAC170と、DAC170の出力値に基づいてLD101乃至108に駆動電流を与える電流源181乃至188と、を有してなる。
LD101乃至108が発光すると、その光がPD110に入射されて、この光量に応じた電流が可変抵抗VR120及び抵抗R130に流れて電圧に変換され出力電圧Voutとなる。可変抵抗VR120は、レーザの効率や受光素子のばらつきによる出力電圧の変動範囲を調整するために用いられる。
出力電圧VoutはADC150によってデジタルに変換され、CPU160において所望の光量を示す制御信号と比較される。比較処理の結果はDAC170にてアナログ変換されて、LD101乃至108に電流を供給する電流源181乃至188の電流値を決定する。このようにして、LD101乃至LD108の光量の調整が行われる。
本実施例に係る半導体レーザ制御装置には、図1に示すとおり、出力電圧Voutを所定の値で保持する電圧クランプ回路140を備えている。この電圧クランプ回路140によって、LD101乃至108が同時点灯することによってPD110が飽和しそうになるときに、出力電圧Voutをクランプ電圧Vclによって保持し、PD110が飽和することを防止することができる。
これによって、PD110の応答をLD101乃至108の点滅に対して遅れることなく行えるようにすることで、APC可能な時間を長くとることができるようになり、高速化と高精度化を実現する半導体レーザ制御装置を得ることができる。電圧クランプ回路140は図2に示すベース接地回路や、図3に示すゲート接地回路、図4に示すダイードアレイなどによって構成することができる。
図2において、ベース接地回路による電圧クランプ回路140の例を示す。出力電圧Voutの制約電圧Vcl(クランプ電圧Vclともいう)としたとき、トランジスタのベース電位を制御することで、トランジスタのベース−エミッタ間電圧Vbeをベース電位に加算したVb+Vbeが、Voutの最大電圧として制限することができる。すなわち、PD110に入射する光量が増加してVoutがVb+Vbeで決定されるクランプ電圧Vclになったとき、トランジスタが動作状態となりPD120から流れる電流がトランジスタに流れるので、VoutはVcl以上にならない。
上記の動作によって、光量が8光源点灯時から1光源点灯に変化した場合、電圧クランプ回路140の動作はOFFになりVoutが高速で応答することができるため、1光源点灯時の出力電圧Voutがすぐに安定し、光量制御時間(APC可能時間)が増えて高精度な光量制御が可能となる。
また、ベース接地回路に用いるトランジスタをバイポーラトランジスタにすることで、より確実な高速動作を実現することができ、PD飽和状態からの復帰時間を短くすることが可能となる。
またクランプ電圧は図2のベース電位Vbを決める抵抗Rb1とRb2の分圧によって設定することが可能となる。また、抵抗Rb1とRb2の一方を可変抵抗にすることでクランプ電圧Vclを調整可能に構成することができる。
なお、電圧クランプ回路をゲート接地回路で構成した場合、動作速度はトランジスタの応答によるため、できる限り高速に応答するトランジスタを選定することが望ましい。
次に、電圧クランプ回路140をゲート接地回路で構成した実施例を図3に示す。動作原理はベース接地回路の場合と同様である。またバイポーラトランジスタを用いたベース接地回路の場合、逆トランジスタになってリーク電流が流れてしまうため、ベース接地回路としてMOS−FETトランジスタを用いることにより、リーク電流がなく動作可能な電圧クランプ回路を実現できる。またリーク電流の影響が無く、高精度な光量調整が可能となる。
次に、電圧クランプ回路140をダイオードアレイで構成した実施例を図4に示す。図4に示すように、ダイオードを直列に接続して構成するダイオードアレイ143は、Voutがダイオードの順方向電圧を加算した分より高くなると、ダイオード側に電流が流れるので、出力電圧Voutが所定の値以上になることがなく、この所定の値をクランプ電圧Vclとすればよい。
図4に示す回路によれば、光量が8光源点灯から1光源点灯に変化した場合であっても、ダイオードアレイ143が動作OFF状態となることで、Vpdは高速に応答できるため、1光源点灯時の電圧にすぐに安定し、光量制御時間が増えて高精度な光量制御を行うことができるようになる。
また、クランプ電圧Vclはダイオードの順方向電圧や直列に接続するダイオードの数を調整することで所定の値に設定することができるようになる。
また、次に電圧クランプ回路140をベース接地回路で構成する別の実施例について図5を用いて説明する。図5において、電圧クランプ回路140のクランプ電圧Vclを決定する方法として抵抗Rb1と可変抵抗VRb1による抵抗分圧の例を示している。本実施例では、可変抵抗VRb1の値を調整することにより、クランプ電圧Vclを可変することができる。このため、PDの感度ばらつきなどがある場合にも対応した電圧クランプ機能を実現することができる。
次に、図6を用いて本発明に係る半導体レーザ制御装置の動作について、従来例と比較しながら説明をする。図6(a)は、光源からPD140に入射される光量の時間変化を示すグラフである。本実施例において、Rpdを3kΩ、最大光源数を8、1CHあたり(1光源あたり)の発光量を6(mW)、光学系における光源端面から光検出器までの透過率を0.1、PD140の受光感度0.5(A/W)、当該装置の電源電圧VCCを5Vとすると、1光源あたりのPD140への入射光量は0.6mWとなるので、8光源が点灯したときのPD140への入射光量は4.8mWとなる。図6における時間t1において8光源を点灯し、時間t2において7光源を消灯して1光源のみを点灯させたままにし、時間t3において全光源を消灯したときの光量の変化は図6(a)のようになる。
図10において示した従来の半導体レーザ制御装置のように、電圧クランプ回路を備えていない半導体レーザ制御装置では、上記の点灯パターンにおける出力電圧Voutが図6(b)に示すようになる。この場合、1光源を光量P1で点灯したときは出力電圧が0.9Vになるので、8光源を点灯した場合、本来ならば出力電圧は7.2Vになる。しかし、電源電圧VCCなどの制限により出力電圧は電源電圧VCCと同等レベルになる。
このときの出力電圧Voutは時間t2において電源電圧VCCとほぼ同等のレベルであって、この状態から1光源点灯状態に変更し光量がP1になったとしても、PD20は飽和しているため、出力電圧Voutが入射光量P1の変化に追従できない。そうすると、時間t4までの遅延時間をもって入射光量P1の発光レベルに対応した電圧Voutに遷移する。この遅延時間(t4−t2)は例えば上記の条件において、約40μs程度となる。
このような遅延時間の発生はマルチビーム書き込みの光走査装置で光量制御を行う上で、制御時間の制約となってしまう。
また、図12において示した従来の半導体レーザ制御装置のように、電圧クランプ回路ではなく、ツェナーダイオードを用いた半導体レーザ制御装置では、上記の点灯パターンにおける出力電圧Voutが図6(c)に示すようになる。ツェナーダイオード200のツェナー電圧をVzとしたとき、出力電圧VOutの最大値はVzとなる。
ツェナーダイオードを用いて出力電圧Voutを制限する場合、PDが飽和状態にならないため、PD飽和による遅延時間は低減できる。
しかしながら、ツェナーダイオード200自身の寄生容量(約1000pF程度)が大きいために、1光源あたりの発光レベルに相当するVoutに安定するまでの時間が、例えば40μs程度となるため、マルチビーム書き込みの光走査装置で光量制御を行う上では、APC時間の制約となってしまう。
図6(d)に本発明に係る半導体レーザ制御装置の動作パターンを示す。本発明に係る半導体レーザ制御装置は、電圧クランプ回路を備えている。
電圧クランプ回路140のクランプ電圧Vclが、出力電圧Voutの最大値となり、VoutがVcl以上の値になることはない。PDの入射光量のパターンが図6(a)であれば、PDが飽和状態にならないため、PD飽和による遅延時間は低減できる。
さらに、ツェナーダイオードのように寄生容量が大きくないために、1光源あたりの発光レベルに相当するV1に安定するまでの時間はきわめて短くなる(例えば0.2μs)。
したがって、マルチビーム書き込みの光走査装置で光量制御を行う上で、制御時間の制約となることはない。
次に本発明に係る半導体レーザ制御装置を適用した画像形成装置の実施例を、図8を参照しながら説明する。
被走査面である感光体ドラム901の周囲には感光体を高圧に帯電する帯電チャージャ902、光走査装置900により記録された静電潜像に帯電したトナーを付着して顕像化する現像ローラ903、現像ローラにトナーを供給するトナーカートリッジ904、ドラムに残ったトナーを掻き取り備蓄するクリーニングケース905が配置される。感光体ドラムへは上記したように1面毎に複数ラインによって同時に潜像記録が行われる。記録紙は給紙トレイ906から給紙コロ907により供給され、レジストローラ対908により副走査方向の記録開始のタイミングに合わせて送りだされ、感光体ドラムを通過する際に転写チャージャ906によってトナーが転写され、定着ローラ909で定着して排紙ローラ912により排紙トレイ910に排出される。本発明に係る半導体レーザ制御装置を上記画像形成装置に適用することにより、高精度な半導体レーザの光量制御が可能となり、高画質な画像を得ることができる。
100 半導体レーザ制御装置
110 フォトダイオード(PD)
140 電圧クランプ回路
特開平11−298079号公報 特開平2−205086号公報 特開平5−121805号公報 特許第3503301号公報 特開2008−233115号公報

Claims (10)

  1. 複数の光源と、これらの光源の光量を検出する1つの検出部と、前記検出部において検出された光量に応じた信号と所定の光量に対応する制御信号とを比較し、前記光源に供給する電流を制御する光量制御手段を備えた半導体レーザ制御装置であって、
    上記複数の光源は8個以上の半導体レーザ素子によって構成され、
    各光源を点灯させて光量制御を行うときに上記検出部への過電防止手段として機能する電圧クランプ回路を有することを特徴とする半導体レーザ制御装置。
  2. 上記電圧クランプ回路は、ベース接地回路によって構成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ制御装置。
  3. 上記ベース接地回路は、バイポーラトランジスタによるものであることを特徴とする請求項2記載の半導体レーザ制御装置。
  4. 上記電圧クランプ回路は、ゲート接地回路によって構成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ制御装置。
  5. 上記ゲート接地回路は、CMOSトランジスタによるものであることを特徴とする請求項4記載の半導体レーザ制御装置。
  6. 上記電圧クランプ回路は、ダイオードアレイによって構成されることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ制御装置。
  7. 上記電圧クランプ回路のクランプ電圧を調整するクランプ電圧調整回路をさらに有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の半導体レーザ制御装置。
  8. 上記制御信号は、1V以上の電圧で与えられることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の半導体レーザ制御装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体レーザ制御装置を有することを特徴とする光走査装置。
  10. 請求項9記載の光走査装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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