JPH04359479A - フォトダイオード装置 - Google Patents
フォトダイオード装置Info
- Publication number
- JPH04359479A JPH04359479A JP3159783A JP15978391A JPH04359479A JP H04359479 A JPH04359479 A JP H04359479A JP 3159783 A JP3159783 A JP 3159783A JP 15978391 A JP15978391 A JP 15978391A JP H04359479 A JPH04359479 A JP H04359479A
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- JP
- Japan
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- photodiode
- photocurrent
- voltage
- light
- resistor
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- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォトダイオードのス
イッチング速度の補償に関するものである。
イッチング速度の補償に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のフォトダイオード装置Pの
一例を示す。図において、1は後述の発光ダイオ−ド7
より発光され、回転板10のスリットSを透過する光を
受光するフォトダイオードで、カソード側が電源2に接
続され、また、アノード側がフォトダイオード1の光電
流を電圧に変換するための抵抗3を介してアースされて
いる。フォトダイオード1と抵抗3との接続点は比較器
4の正入力端子に接続し、比較器4の負入力端子には、
一定電圧VRを供給する基準電源5が接続され、比較器
4の出力は出力端子6に供給される。7はフォトダイオ
ード1に光を供給する発光ダイオードで、アノード側が
電源8に接続され、カソード側が発光ダイオードの電流
を制限する抵抗9を介してアースされる。フォトカプラ
を構成する発光ダイオード7とフォトダイオード1との
間にいくつかのスリットSを有するスリット付回転板1
0が設けられる。
一例を示す。図において、1は後述の発光ダイオ−ド7
より発光され、回転板10のスリットSを透過する光を
受光するフォトダイオードで、カソード側が電源2に接
続され、また、アノード側がフォトダイオード1の光電
流を電圧に変換するための抵抗3を介してアースされて
いる。フォトダイオード1と抵抗3との接続点は比較器
4の正入力端子に接続し、比較器4の負入力端子には、
一定電圧VRを供給する基準電源5が接続され、比較器
4の出力は出力端子6に供給される。7はフォトダイオ
ード1に光を供給する発光ダイオードで、アノード側が
電源8に接続され、カソード側が発光ダイオードの電流
を制限する抵抗9を介してアースされる。フォトカプラ
を構成する発光ダイオード7とフォトダイオード1との
間にいくつかのスリットSを有するスリット付回転板1
0が設けられる。
【0003】動作は次のとおりである。発光ダイオード
7に電流が流れると光が発生する。この光をスリット付
回転板10のスリットSを介してフォトダイオード1に
照射すると、フォトダイオード1に光電流IPが流れる
。また、スリット付回転板10で発光ダイオード7の光
を遮断するとフォトダイオード1には光電流は流れない
。(尚、このとき流れる電流を暗電流という。)即ち、
スリット付回転板10を回転させ発光ダイオード7の光
をチョッピングすると、フォトダイオード1の光電流は
スイッチングすることになる。上記回路Pの抵抗3の抵
抗値をRLとすれば、比較器4の正入力端子にはIPと
RLの積で表される電圧VPが供給され、比較器4は電
圧VPと、負入力端子に供給される基準電源5の一定電
圧VRとを比較し、VP>VRなら比較器4の出力電圧
はハイレベル、VP<VRなら出力電圧はローレベルと
なる。つまり、スリット付回転板10の回転速度に周期
してハイレベル,ローレベルのパルス電圧を出力端子6
より出力する。このパルスの周波数をカウンタ等で検出
することにより回転板10の回転速度が検出できる。
7に電流が流れると光が発生する。この光をスリット付
回転板10のスリットSを介してフォトダイオード1に
照射すると、フォトダイオード1に光電流IPが流れる
。また、スリット付回転板10で発光ダイオード7の光
を遮断するとフォトダイオード1には光電流は流れない
。(尚、このとき流れる電流を暗電流という。)即ち、
スリット付回転板10を回転させ発光ダイオード7の光
をチョッピングすると、フォトダイオード1の光電流は
スイッチングすることになる。上記回路Pの抵抗3の抵
抗値をRLとすれば、比較器4の正入力端子にはIPと
RLの積で表される電圧VPが供給され、比較器4は電
圧VPと、負入力端子に供給される基準電源5の一定電
圧VRとを比較し、VP>VRなら比較器4の出力電圧
はハイレベル、VP<VRなら出力電圧はローレベルと
なる。つまり、スリット付回転板10の回転速度に周期
してハイレベル,ローレベルのパルス電圧を出力端子6
より出力する。このパルスの周波数をカウンタ等で検出
することにより回転板10の回転速度が検出できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のフォトダイオー
ド装置は以上のように構成されているので、発光ダイオ
ード7の劣化や、スリット付回転板10に付着するゴミ
の影響等でフォトダイオード1に照射される光が弱くな
ることを考慮に入れ、フォトダイオード1の光電流IP
を電圧に変換する抵抗3の抵抗値RLを十分に大きなも
のとしなければならず、従ってフォトダイオード1に照
射される光が十分強いときは、抵抗3の電位が上がりす
ぎフォトダイオード1が順バイアスされ、接合容量が大
きくなりスイッチング速度が遅くなるという問題点があ
った。
ド装置は以上のように構成されているので、発光ダイオ
ード7の劣化や、スリット付回転板10に付着するゴミ
の影響等でフォトダイオード1に照射される光が弱くな
ることを考慮に入れ、フォトダイオード1の光電流IP
を電圧に変換する抵抗3の抵抗値RLを十分に大きなも
のとしなければならず、従ってフォトダイオード1に照
射される光が十分強いときは、抵抗3の電位が上がりす
ぎフォトダイオード1が順バイアスされ、接合容量が大
きくなりスイッチング速度が遅くなるという問題点があ
った。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、フォトダイオード1に照射される
光が十分強いときでも,フォトダイオード1の光電流I
Pのスイッチング速度が遅くならないフォトダイオード
装置を得ることを目的とする。
めになされたもので、フォトダイオード1に照射される
光が十分強いときでも,フォトダイオード1の光電流I
Pのスイッチング速度が遅くならないフォトダイオード
装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフォトダイ
オード装置は、フォトダイオード1の光電流IPを分流
してフォトダイオード1が順バイアスされることを防ぐ
クランプ回路11を設けた。
オード装置は、フォトダイオード1の光電流IPを分流
してフォトダイオード1が順バイアスされることを防ぐ
クランプ回路11を設けた。
【0007】
【作用】本発明に係るフォトダイオード装置は、クラン
プ回路11によってフォトダイオードの光電流を分流し
、抵抗6に発生する電圧を一定値以下に制限する。
プ回路11によってフォトダイオードの光電流を分流し
、抵抗6に発生する電圧を一定値以下に制限する。
【0008】
【実施例】本発明のフォトダイオード装置の一実施例を
図1及び図2を用いて説明する。図中、図3と同じもの
は同一の符号を付して説明を省略した。図1において、
11はクランプ回路で、フォトダイオード1の光電流を
必要に応じ分流するためフォトダイオード1のアノード
側とカソード側に接続される。図2はクランプ回路11
の一例であり、同図において、12はフォトダイオード
1のアノードにエミッタeを接続し、コレクタcを接地
したPNPトランジスタ、13はアノードをフォトダイ
オード1のカソード側に接続し、カソードを上記PNP
トランジスタ12のベースbに接続したダイオード、1
4はPNPトランジスタ12のベースbに接続された定
電流源である。
図1及び図2を用いて説明する。図中、図3と同じもの
は同一の符号を付して説明を省略した。図1において、
11はクランプ回路で、フォトダイオード1の光電流を
必要に応じ分流するためフォトダイオード1のアノード
側とカソード側に接続される。図2はクランプ回路11
の一例であり、同図において、12はフォトダイオード
1のアノードにエミッタeを接続し、コレクタcを接地
したPNPトランジスタ、13はアノードをフォトダイ
オード1のカソード側に接続し、カソードを上記PNP
トランジスタ12のベースbに接続したダイオード、1
4はPNPトランジスタ12のベースbに接続された定
電流源である。
【0009】動作は次のとおりである。発光ダイオード
7から発光した光が、スリット付回転板10のスリット
Sを介しフォトダイオード1に照射されると、光電流I
Pが流れ、抵抗3に電圧降下を生じさせる。
7から発光した光が、スリット付回転板10のスリット
Sを介しフォトダイオード1に照射されると、光電流I
Pが流れ、抵抗3に電圧降下を生じさせる。
【0010】PNPトランジスタ12のベースは、ダイ
オード13と定電流源14により次式VCC−VFにバ
イアスされている。なお、VCCは電源電圧、VFはダ
イオード13の順電圧である。フォトダイオード1の光
電流IPが小さく抵抗3の電圧降下がVCCより小さけ
れば、PNPトランジスタ12のベースb・エミッタe
間は逆バイアスなのでPNPトランジスタ12にはエミ
ッタ電流IEは流れない。
オード13と定電流源14により次式VCC−VFにバ
イアスされている。なお、VCCは電源電圧、VFはダ
イオード13の順電圧である。フォトダイオード1の光
電流IPが小さく抵抗3の電圧降下がVCCより小さけ
れば、PNPトランジスタ12のベースb・エミッタe
間は逆バイアスなのでPNPトランジスタ12にはエミ
ッタ電流IEは流れない。
【0011】フォトダイオード1の光電流IPが大きく
抵抗3の電圧降下がVCCに達すると、上記の式VCC
−VFよりPNPトランジスタ12のベースb・エミッ
タe間電圧はVFとなり、順バイアス状態となり、PN
Pトランジスタ12にエミッタ電流IEが流れる。以降
光電流IPが増加しても、全てPNPトランジスタ12
のエミッタ電流IEとして分流され、抵抗3の電圧降下
はVCC以上にはならない。
抵抗3の電圧降下がVCCに達すると、上記の式VCC
−VFよりPNPトランジスタ12のベースb・エミッ
タe間電圧はVFとなり、順バイアス状態となり、PN
Pトランジスタ12にエミッタ電流IEが流れる。以降
光電流IPが増加しても、全てPNPトランジスタ12
のエミッタ電流IEとして分流され、抵抗3の電圧降下
はVCC以上にはならない。
【0012】従ってフォトダイオード1のアノード電位
はVCC以上にならず、フォトダイオード1が順バイア
スになることはないので、接合容量が不必要に大きくな
らず、スイッチング速度が遅くなることはない。
はVCC以上にならず、フォトダイオード1が順バイア
スになることはないので、接合容量が不必要に大きくな
らず、スイッチング速度が遅くなることはない。
【0013】尚、本実施例では、クランプ回路11にP
NPトランジスタ12,ダイオード13を用いた例を示
したが、NPNトランジスタ,ツェナダイオード等を用
いて構成してもよい。また本実施例のクランプ回路11
では定電流源14を用いた例を示したが、電圧源を用い
て構成してもよい。
NPトランジスタ12,ダイオード13を用いた例を示
したが、NPNトランジスタ,ツェナダイオード等を用
いて構成してもよい。また本実施例のクランプ回路11
では定電流源14を用いた例を示したが、電圧源を用い
て構成してもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、フォトダイオードの光
電流を分流してフォトダイオードが順バイアスされるこ
とを防ぐクランプ回路を設けたので、照射される光が十
分強いときでも、フォトダイオードが順バイアスされる
ことはないので、接合容量が不必要に大きくならず、フ
ォトダイオードのスイッチング速度が遅くならない。
電流を分流してフォトダイオードが順バイアスされるこ
とを防ぐクランプ回路を設けたので、照射される光が十
分強いときでも、フォトダイオードが順バイアスされる
ことはないので、接合容量が不必要に大きくならず、フ
ォトダイオードのスイッチング速度が遅くならない。
【図1】本発明に係るフォトダイオード装置の一実施例
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】本発明に係るフォトダイオード装置のクランプ
回路の一実施例を示す構成回路図ある。
回路の一実施例を示す構成回路図ある。
【図3】従来のフォトダイオード装置の一例を示す構成
図である。
図である。
1 フォトダイオード
2,8 電源
3,9 抵抗
4 比較器
5 基準電源
6 出力端子
7 発光ダイオード
10 スリット付回転板
11 クランプ回路
12 PNPトランジスタ
13 ダイオード
14 定電流源
IP フォトダイオード1の光電流
IE エミッタ電流
Claims (1)
- 【請求項1】 フォトダイオードと、このフォトダイ
オードに接続されこのフォトダイオードの光電流を電圧
に変換するための抵抗と、上記電圧の大小を検出する比
較器とを有するフォトダイオード装置において、上記光
電流を分流してフォトダイオードが順バイアスされるこ
とを防ぐクランプ回路を設けたことを特徴とするフォト
ダイオード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3159783A JPH04359479A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | フォトダイオード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3159783A JPH04359479A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | フォトダイオード装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04359479A true JPH04359479A (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15701177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3159783A Pending JPH04359479A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | フォトダイオード装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04359479A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011066089A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Ricoh Co Ltd | 半導体レーザ制御装置及び画像形成装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6276329A (ja) * | 1985-09-28 | 1987-04-08 | Toshiba Corp | 光受信回路 |
JPH0250534A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-20 | Nec Corp | Apdバイアス電圧制御回路 |
JPH04265004A (ja) * | 1991-02-20 | 1992-09-21 | Nec Corp | Apdバイアス電圧制御回路 |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP3159783A patent/JPH04359479A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6276329A (ja) * | 1985-09-28 | 1987-04-08 | Toshiba Corp | 光受信回路 |
JPH0250534A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-20 | Nec Corp | Apdバイアス電圧制御回路 |
JPH04265004A (ja) * | 1991-02-20 | 1992-09-21 | Nec Corp | Apdバイアス電圧制御回路 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011066089A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Ricoh Co Ltd | 半導体レーザ制御装置及び画像形成装置 |
US8995486B2 (en) | 2009-09-15 | 2015-03-31 | Ricoh Company, Ltd. | Semiconductor laser control device and image forming device |
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