JP6256125B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
近年、電子写真プロセスを用いたデジタル印刷機が、プロダクションプリンティング分野で盛んに用いられるようになってきている。このため、電子写真プロセスを用いたデジタル印刷機は、高画質化、高信頼化が要求されている。特に、電子写真プロセスを用いたデジタル印刷機は、細線の再現性の向上、文字再現性の向上(例えば2〜3ポイントに相当する微小サイズの文字の再現性向上)、電子写真プロセス由来の文字太りの抑制、および、色ずれ精度の向上等が要求されている。
高画質化を実現することを目的として、電子写真プロセスを用いたデジタル印刷機は、画像データを画像処理により補正する画像処理部を備える。この画像処理部は、例えば、1200dpi(dots per inch)または2400dpiの高解像度かつ多ビットデータで画像処理を実行する。
また、電子写真プロセスを用いたデジタル印刷機は、感光性を有する被走査面として表面が機能する感光体ドラム、レーザ光を射出する光源、光源からのレーザ光を偏向するポリゴンミラー、および、ポリゴンミラーで偏向されたレーザ光を感光体ドラムの表面(被走査面)に導く走査光学系等を備える。電子写真プロセスを用いたデジタル印刷機は、光源からの出射される光束を画像データに応じて変調し、光源からの光束を被走査面に照射するとともに、被走査面を光束で走査することによって、感光体ドラム上に画像データに応じた静電潜像を形成する。
このような構成の電子写真プロセスを用いたデジタル印刷機は、光源として、LDA(Laser Diode Array)またはVCSEL(垂直共振器面発光レーザ)等の複数の発光点を有する素子を用いる。これにより、電子写真プロセスを用いたデジタル印刷機は、1200dpiの画像データよりも解像度が高い、例えば2400dpiまたは4800dpiの静電潜像を形成することができる。
特許文献1および特許文献2には、画像処理部での処理によって、画像中の白抜き部分を検知し、白抜きラインを拡張したり、白抜き文字周辺の画素を補正したりすることで、反転文字の潰れを防ぎ、文字再現性向上を図る技術が記載されている。また、特許文献3には、多値データによるテンプレートマッチングを用いて、コントローラで細線化およびスムージングを同時に実行する技術が記載されている。
ところで、高密度な画像処理を実行した場合、画像処理部から下流の光源駆動回路へのデータ転送に問題が生じる。画像処理部で扱う解像度を例えば2400dpiまたは4800dpiの多ビットデータとすると、画像処理の自由度が高まり、また、1200dpiの微小な文字およびラインに対して再現性を向上させることができる。しかし、高密度な画像処理を実行した場合、画像処理部から下流側の光源駆動回路へ転送しなければならないデータ量が膨大となってしまい、生産性に対して律速になってしまう。
また、微小の文字等の再現性の向上を図るための処理を全て上流の画像処理部により実行すると、処理が複雑となり画像処理部の負担が大きくなってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像データのデータ転送量を増加させることなく、高い解像度での画像処理を実行して高画質化を実現する画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、光源から発光された光に応じた画像を形成する画像形成装置であって、所定解像度の入力画像データを取得する画像取得ユニットと、前記入力画像データに対して画像処理を行って、前記所定解像度以上である第1解像度の画像データ、および、前記第1解像度の画像データの画素のそれぞれに対応付けられた、画像処理をするか否かを示すタグ情報を生成する画像処理ユニットと、前記第1解像度の画像データおよび前記タグ情報を前記画像処理ユニットから取得し、変調信号を生成して前記光源を駆動する駆動制御ユニットと、を有し、前記駆動制御ユニットは、前記第1解像度の画像データを、前記第1解像度より高い第2解像度の画像データに変換する変換部と、前記第2解像度の画像データに応じた変調信号により前記光源を駆動する光源駆動部と、前記第1解像度の画像データにおける画像処理をする対象画素を、前記タグ情報に基づき特定する特定部と、前記対象画素に応じて、第2解像度の画像処理済の画素パターンを生成するパターン生成部と、を備え、前記変換部は、前記第1解像度の画像データにおける前記対象画素を、生成された前記画像処理済の画素パターンに変換する。
本発明によれば、画像データのデータ転送量を増加させることなく、高い解像度での画像処理を実行して高画質化を実現することができる。
図1は、実施形態のカラープリンタ2000の概略構成を示す図である。 図2は、光学センサ2245a,2245b,2245cの配置の一例を示す図である。 図3は、光学センサ2245a,2245b,2245cの構成を示す図である。 図4は、光走査装置2010の光学系の構成を示す図である。 図5は、光源2200aからポリゴンミラー2104までの光路、および、光源2200bからポリゴンミラー2104までの光路の一例を示す図である。 図6は、光源2200cからポリゴンミラー2104までの光路、および、光源2200dからポリゴンミラー2104までの光路の一例を示す図である。 図7は、ポリゴンミラー2104からそれぞれの感光体ドラム2030への光路の一例を示す図である。 図8は、光走査装置2010の電気系の構成を示す図である。 図9は、インターフェイスユニット3101の構成を示す図である。 図10は、画像処理ユニット3102の構成を示す図である。 図11は、駆動制御ユニット3103の構成を示す図である。 図12は、変調信号生成部3233の構成を示す図である。 図13は、文字または線を細線化する場合における、文字または線を示す領域、および、タグ情報を付加する画素位置を示す図である。 図14は、文字または線を細線化する場合における、対象画素の位置の一例、および、対象画素を高解像度化した一例を示す図である。 図15は、文字または線を細線化する場合における、画素パターンの選択のための判断条件を示す図である。 図16は、文字または線を細線化する場合における、対象画素に置き換えられる画素パターンの一例を示す図である。 図17は、細線化する前の画像、および、細線化した後の画像を示す図である。 図18は、細線化していない文字の一例を示す図である。 図19は、図18と同一の文字を細線化した文字の一例を示す図である。 図20は、太線化をしていない白抜き文字の一例を示す図である。 図21は、図20と同一の白抜き文字を、太線化した文字の一例を示す図である。 図22は、文字または線を細線化する場合、または、白抜き文字または線を太線化する場合における、対象画素に置き換えられる画素パターンの他の一例を示す図である。 図23は、細線化をする前の画像、および、図22で示した画素パターンにより細線化(または太線化)した後の画像を示す図である。 図24は、白抜き文字または線を太線化する場合における、対象画素の位置の他の一例、対象画素を高解像度化した一例を示す図である。 図25は、太線化する前の画像、および、太線化した後の画像を示す図である。 図26は、予め定められた第1解像度(1200dpi)の画素パターン、および、第2解像度の画素パターン(4800dpi)の一例を示す図である。 図27は、第1解像度(1200dpi)の画像の一例を示す図である。 図28は、図27で示した第1解像度(1200dpi)の画像を、図26の画素パターンを用いて変換した後の第2解像度(4800dpi)の画像を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施形態である、画像形成装置の一例としてカラープリンタ2000を詳細に説明する。
図1は、実施形態のカラープリンタ2000の概略構成を示す図である。カラープリンタ2000は、記録紙(対象物)にトナーを転写して印刷物を製造する。カラープリンタ2000は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタである。
カラープリンタ2000は、光走査装置2010と、4つの感光体ドラム2030a,2030b,2030c,2030d(4つを総称する場合には感光体ドラム2030と称する。)と、4つのクリーニングユニット2031a,2031b,2031c,2031d(4つを総称する場合にはクリーニングユニット2031と称する。)と、4つの帯電装置2032a,2032b,2032c,2032d(4つを総称する場合には帯電装置2032と称する。)とを備える。さらに、カラープリンタ2000は、4つの現像ローラ2033a,2033b,2033c,2033d(4つを総称する場合には現像ローラ2033と称する。)と、4つのトナーカートリッジ2034a,2034b,2034c,2034d(4つを総称する場合にはトナーカートリッジ2034と称する。)とを備える。さらに、カラープリンタ2000は、転写ベルト2040と、転写ローラ2042と、定着ローラ2050と、給紙コロ2054と、レジストローラ対2056と、排紙ローラ2058と、給紙トレイ2060と、排紙トレイ2070と、通信制御装置2080と、濃度検出器2245と、4つのホームポジションセンサ2246a,2246b,2246c,2246d(4つを総称する場合にはホームポジションセンサ2246と称する。)と、プリンタ制御装置2090とを備える。
通信制御装置2080は、ネットワーク等を介した上位装置(例えばコンピュータ)との双方向の通信を制御する。
プリンタ制御装置2090は、カラープリンタ2000に備えられるそれぞれの部を統括的に制御する。プリンタ制御装置2090は、CPU(Central Processing Unit)、CPUで実行されるコードで記述されたプログラムおよびプログラムを実行する際に用いられる各種データが格納されているROM、作業用のメモリであるRAM、アナログデータをデジタルデータに変換するAD変換回路等を有する。そして、プリンタ制御装置2090は、上位装置からの要求に応じてそれぞれの部を制御するとともに、上位装置からの画像データを光走査装置2010に送る。
感光体ドラム2030a、帯電装置2032a、現像ローラ2033a、トナーカートリッジ2034a、およびクリーニングユニット2031aは、一組で使用される。これらは、ブラックの画像を形成する画像形成ステーション(Kステーションという場合もある)を構成する。
感光体ドラム2030b、帯電装置2032b、現像ローラ2033b、トナーカートリッジ2034b、およびクリーニングユニット2031bは、一組で使用される。これらは、シアンの画像を形成する画像形成ステーション(Cステーションという場合もある)を構成する。
感光体ドラム2030c、帯電装置2032c、現像ローラ2033c、トナーカートリッジ2034c、およびクリーニングユニット2031cは、一組で使用される。これらは、マゼンタの画像を形成する画像形成ステーション(Mステーションという場合もある)を構成する。
感光体ドラム2030d、帯電装置2032d、現像ローラ2033d、トナーカートリッジ2034d、およびクリーニングユニット2031dは、一組で使用される。これらは、イエローの画像を形成する画像形成ステーション(Yステーションという場合もある)を構成する。
それぞれの感光体ドラム2030は、潜像担持体の一例であり、何れも、その表面に感光層が形成されている。すなわち、それぞれの感光体ドラム2030の表面は、被走査面となる。なお、感光体ドラム2030a,2030b,2030c,2030dは、回転軸が平行に並んで配置され、例えば全て同一の方向(例えば図1における面内で矢印方向)に回転する。
なお、ここでは、XYZ3次元直交座標系において、それぞれの感光体ドラム2030の中心軸に平行な方向をY軸方向、それぞれの感光体ドラム2030の配列方向に沿った方向をX軸方向として説明する。
それぞれの帯電装置2032は、対応する感光体ドラム2030の表面をそれぞれ均一に帯電させる。光走査装置2010は、画像データ(ブラック画像データ、シアン画像データ、マゼンタ画像データ、イエロー画像データ)に基づいて、色毎に変調された光束を、対応する帯電された感光体ドラム2030の表面にそれぞれ照射する。これにより、それぞれの感光体ドラム2030の表面では、光が照射された部分だけ電荷が消失し、画像データに対応した潜像がそれぞれの感光体ドラム2030の表面にそれぞれ形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラム2030の回転に伴って対応する現像ローラ2033の方向に移動する。なお、この光走査装置2010の構成については詳細を後述する。
ところで、それぞれの感光体ドラム2030において、画像データが書き込まれる領域は、「有効走査領域」、「画像形成領域」、「有効画像領域」などと呼ばれている。
トナーカートリッジ2034aには、ブラックトナーが格納されている。ブラックトナーは、現像ローラ2033aに供給される。トナーカートリッジ2034bには、シアントナーが格納されている。シアントナーは、現像ローラ2033bに供給される。トナーカートリッジ2034cには、マゼンタトナーが格納されている。マゼンタトナーは、現像ローラ2033cに供給される。トナーカートリッジ2034dには、イエロートナーが格納されている。イエロートナーは、現像ローラ2033dに供給される。
それぞれの現像ローラ2033は、回転に伴って、対応するトナーカートリッジ2034からのトナーが、その表面に薄く均一に塗布される。そして、それぞれの現像ローラ2033の表面のトナーは、対応する感光体ドラム2030の表面に接すると、この表面における光が照射された部分にだけ移行し、そこに付着する。すなわち、それぞれの現像ローラ2033は、対応する感光体ドラム2030の表面に形成された潜像にトナーを付着させて顕像化させる。
転写ベルト2040は、ベルト回転機構に掛け渡されて、一定方向に回転する。転写ベルト2040は、外側の面が、それぞれの感光体ドラム2030a,2030b,2030c,2030dの表面に、光走査装置2010とは反対側の位置で接触する。また、転写ベルト2040は、外側の面が、転写ローラ2042と接触する。
ここで、それぞれの感光体ドラム2030の表面上におけるトナーが付着した像(トナー画像)は、感光体ドラム2030の回転に伴って転写ベルト2040の方向に移動する。そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれのトナー画像は、所定のタイミングで転写ベルト2040上に順次転写され、重ね合わされてカラー画像が形成される。転写ベルト2040上に形成されたカラー画像は、転写ベルト2040の移動に伴い、転写ローラ2042の方向に移動する。
給紙トレイ2060には、記録紙が格納されている。この給紙トレイ2060の近傍には、給紙コロ2054が配置されている。給紙コロ2054は、記録紙を給紙トレイ2060から1枚ずつ取り出し、レジストローラ対2056に搬送する。
レジストローラ対2056は、所定のタイミングで記録紙を転写ベルト2040と転写ローラ2042との間隙に向けて送り出す。これにより、転写ベルト2040上のカラー画像は、記録紙に転写される。ここで転写された記録紙は、定着ローラ2050に送られる。
定着ローラ2050は、熱と圧力とを記録紙に加える。これにより、定着ローラ2050は、トナーを記録紙上に定着させることができる。トナーが定着された記録紙は、排紙ローラ2058を介して排紙トレイ2070に送られ、排紙トレイ2070上に順次スタックされる。
それぞれのクリーニングユニット2031は、対応する感光体ドラム2030の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラム2030の表面は、再度対応する帯電装置2032に対向する位置に戻る。
濃度検出器2245は、転写ベルト2040の−X側(定着ローラ2050よりも転写ベルト2040の進行方向における上流側であって、4つの感光体ドラム2030よりも下流側の位置)に配置されている。濃度検出器2245は、一例として、図2に示されるように、3つの光学センサ2245a,2245b,2245cを有する。
光学センサ2245aは、転写ベルト2040における有効画像領域内の−Y側端部近傍(転写ベルト2040の幅方向の一方の端側)に対向する位置に配置される。光学センサ2245cは、転写ベルト2040における有効画像領域内の+Y側端部近傍(転写ベルト2040の幅方向の他方の端側)に対向する位置に配置される。光学センサ2245bは、主走査方向に関して、光学センサ2245aと光学センサ2245cのほぼ中央位置(転写ベルト2040の幅方向の中央位置)に配置されている。ここでは、主走査方向(Y軸方向)に関して、光学センサ2245aの中心位置をY1、光学センサ2245bの中心位置をY2、光学センサ2245cの中心位置をY3とする。
それぞれの光学センサ2245a,2245b,2245cは、何れも一例として、図3に示されるように、転写ベルト2040に向けて光(以下、検出用光ともいう)を射出するLED11、転写ベルト2040あるいは転写ベルト2040上のトナーパッドからの正反射光を受光する正反射光受光素子12、転写ベルト2040あるいは転写ベルト2040上のトナーパッドからの拡散反射光を受光する拡散反射光受光素子13を有している。それぞれの受光素子は、何れも受光量に応じた信号(光電変換信号)を出力する。
ホームポジションセンサ2246aは、感光体ドラム2030aにおける回転のホームポジションを検出する。ホームポジションセンサ2246bは、感光体ドラム2030bにおける回転のホームポジションを検出する。ホームポジションセンサ2246cは、感光体ドラム2030cにおける回転のホームポジションを検出する。ホームポジションセンサ2246dは、感光体ドラム2030dにおける回転のホームポジションを検出する。
図4は、光走査装置2010の光学系の構成を示す図である。図5は、光源2200aからポリゴンミラー2104までの光路、および、光源2200bからポリゴンミラー2104までの光路の一例を示す図である。図6は、光源2200cからポリゴンミラー2104までの光路、および、光源2200dからポリゴンミラー2104までの光路の一例を示す図である。図7は、ポリゴンミラー2104からそれぞれの感光体ドラム2030への光路の一例を示す図である。
つぎに、光走査装置2010の光学系の構成について説明する。光走査装置2010は、光学系として、4つの光源2200a,2200b,2200c,2200dと、4つのカップリングレンズ2201a,2201b,2201c,2201dと、4つの開口板2202a,2202b,2202c,2202dと、4つのシリンドリカルレンズ2204a,2204b,2204c,2204dとを有する。さらに、光走査装置2010は、光学系として、ポリゴンミラー2104と、4つの走査レンズ2105a,2105b,2105c,2105dと、6枚の折り返しミラー2106a,2106b,2106c,2106d,2108b,2108cとを有する。これらは、光学ハウジングの所定位置に組み付けられている。
なお、光走査装置2010は、電気系の回路も有するが、電気系の回路については図8以降において説明する。
それぞれの光源2200a,2200b,2200c,2200dは、複数の発光部が2次元配列された面発光レーザアレイを含んでいる。面発光レーザアレイの複数の発光部は、すべての発光部を副走査対応方向に伸びる仮想線上に正射影したときに、発光部間隔が等間隔となるように配置されている。それぞれの光源2200a,2200b,2200c,2200dは、一例として、垂直共振器面発光レーザ(VCSEL)である。
カップリングレンズ2201aは、光源2200aから射出された光束の光路上に配置され、通過する光束を略平行光束とする。カップリングレンズ2201bは、光源2200bから射出された光束の光路上に配置され、通過する光束を略平行光束とする。カップリングレンズ2201cは、光源2200cから射出された光束の光路上に配置され、通過する光束を略平行光束とする。カップリングレンズ2201dは、光源2200dから射出された光束の光路上に配置され、通過光束を略平行光束とする。
開口板2202aは、開口部を有し、カップリングレンズ2201aを介した光束を整形する。開口板2202bは、開口部を有し、カップリングレンズ2201bを介した光束を整形する。開口板2202cは、開口部を有し、カップリングレンズ2201cを介した光束を整形する。開口板2202dは、開口部を有し、カップリングレンズ2201dを介した光束を整形する。
シリンドリカルレンズ2204aは、開口板2202aの開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー2104の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。シリンドリカルレンズ2204bは、開口板2202bの開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー2104の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。シリンドリカルレンズ2204cは、開口板2202cの開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー2104の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。シリンドリカルレンズ2204dは、開口板2202dの開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー2104の偏向反射面近傍にZ軸方向に関して結像する。
カップリングレンズ2201aと開口板2202aとシリンドリカルレンズ2204aとからなる光学系は、Kステーションの偏向器前光学系である。カップリングレンズ2201bと開口板2202bとシリンドリカルレンズ2204bとからなる光学系は、Cステーションの偏向器前光学系である。カップリングレンズ2201cと開口板2202cとシリンドリカルレンズ2204cとからなる光学系は、Mステーションの偏向器前光学系である。カップリングレンズ2201dと開口板2202dとシリンドリカルレンズ2204dとからなる光学系は、Yステーションの偏向器前光学系である。
ポリゴンミラー2104は、Z軸に平行な軸まわりに回転する2段構造の4面鏡を有し、それぞれの鏡が偏向反射面となる。そして、1段目(下段)の4面鏡では、シリンドリカルレンズ2204bからの光束およびシリンドリカルレンズ2204cからの光束がそれぞれ偏向され、2段目(上段)の4面鏡ではシリンドリカルレンズ2204aからの光束およびシリンドリカルレンズ2204dからの光束がそれぞれ偏向されるように配置されている。
また、シリンドリカルレンズ2204aおよびシリンドリカルレンズ2204bからのそれぞれの光束は、ポリゴンミラー2104の−X側に偏向され、シリンドリカルレンズ2204cおよびシリンドリカルレンズ2204dからのそれぞれの光束はポリゴンミラー2104の+X側に偏向される。
それぞれの走査レンズ2105a,2105b,2105c,2105dは、光束を対応する感光体ドラム2030近傍に集光する光学的パワー、およびポリゴンミラー2104の回転に伴って、対応する感光体ドラム2030の面上で光スポットが主走査方向に等速で移動するような光学的パワーを有している。
走査レンズ2105aおよび走査レンズ2105bは、ポリゴンミラー2104の−X側に配置されている。走査レンズ2105cおよび走査レンズ2105dは、ポリゴンミラー2104の+X側に配置されている。
そして、走査レンズ2105aおよび走査レンズ2105bは、Z軸方向に積層されている。走査レンズ2105bは、1段目の4面鏡に対向している。走査レンズ2105aは、2段目の4面鏡に対向している。
また、走査レンズ2105cおよび走査レンズ2105dは、Z軸方向に積層されている。走査レンズ2105cは、1段目の4面鏡に対向している。走査レンズ2105dは、2段目の4面鏡に対向している。
ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204aからの光束は、走査レンズ2105a、折り返しミラー2106aを介して、感光体ドラム2030aに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104の回転に伴って感光体ドラム2030aの長手方向に移動する。すなわち、この光スポットは、感光体ドラム2030a上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030aでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030aの回転方向が、感光体ドラム2030aでの「副走査方向」である。
また、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204bからの光束は、走査レンズ2105b、折り返しミラー2106bおよび折り返しミラー2108bを介して、感光体ドラム2030bに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104の回転に伴って感光体ドラム2030bの長手方向に移動する。すなわち、この光スポットは、感光体ドラム2030b上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030bでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030bの回転方向が、感光体ドラム2030bでの「副走査方向」である。
また、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204cからの光束は、走査レンズ2105c、折り返しミラー2106cおよび折り返しミラー2108cを介して、感光体ドラム2030cに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104の回転に伴って感光体ドラム2030cの長手方向に移動する。すなわち、この光スポットは、感光体ドラム2030c上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030cでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030cの回転方向が、感光体ドラム2030cでの「副走査方向」である。
また、ポリゴンミラー2104で偏向されたシリンドリカルレンズ2204dからの光束は、走査レンズ2105d、折り返しミラー2106dを介して、感光体ドラム2030dに照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー2104の回転に伴って感光体ドラム2030dの長手方向に移動する。すなわち、この光スポットは、感光体ドラム2030d上を走査する。このときの光スポットの移動方向が、感光体ドラム2030dでの「主走査方向」であり、感光体ドラム2030dの回転方向が、感光体ドラム2030dでの「副走査方向」である。
なお、それぞれの折り返しミラー2106a,2106b,2106c,2106d,2108b,2108cは、ポリゴンミラー2104から対応する感光体ドラム2030に至る光路長が互いに一致するとともに、対応する感光体ドラム2030における光束の入射位置および入射角が何れも互いに等しくなるように、それぞれ配置されている。
ポリゴンミラー2104とそれぞれの感光体ドラム2030との間の光路上に配置される光学系は、走査光学系とも呼ばれている。ここでは、走査レンズ2105aと折り返しミラー2106aとからKステーションの走査光学系が構成されている。また、走査レンズ2105bと2枚の折り返しミラー2106b,2108bとからCステーションの走査光学系が構成されている。そして、走査レンズ2105cと2枚の折り返しミラー2106c,2108cとからMステーションの走査光学系が構成されている。さらに、走査レンズ2105dと折り返しミラー2106dとからYステーションの走査光学系が構成されている。なお、それぞれの走査光学系において、走査レンズ2105が複数のレンズから構成されていてもよい。
図8は、光走査装置2010の電気系の構成を示す図である。光走査装置2010は、電気系の構成として、インターフェイスユニット3101と、画像処理ユニット3102と、駆動制御ユニット3103とを備える。
インターフェイスユニット3101は、上位装置(例えばコンピュータ)から転送された画像データをプリンタ制御装置2090から取得する。そして、インターフェイスユニット3101は、取得した画像データを、後段の画像処理ユニット3102に受け渡す。
本例においては、インターフェイスユニット3101は、RGB形式、解像度が1200dpi、ビット数が8ビットの画像データを取得して、画像処理ユニット3102に受け渡す。
画像処理ユニット3102は、インターフェイスユニット3101から画像データを取得して、印刷方式に対応したカラーの画像データに変換する。一例として、画像処理ユニット3102は、RGB形式の画像データを、タンデム形式(CMYK形式)の画像データに変換する。また、画像処理ユニット3102は、データ形式の変換に加えて、各種の画像処理も実行する。
本例においては、画像処理ユニット3102は、CMYK形式、解像度が2400dpi、ビット数が1ビットの画像データを出力する。なお、画像処理ユニット3102から出力される画像データの解像度は、2400dpi/1ビットに限らず、どのようなものであってもよい。画像処理ユニット3102から出力される画像データの解像度は、例えば、1200dpiでビット数が2ビットの画像データであってもよい。また、画像処理ユニット3102から出力される画像データの解像度を、第1解像度という。
さらに、画像処理ユニット3102は、第1解像度(2400dpi)の画像データの画素のそれぞれに対応付けられた、画像処理をするか否かを示すタグ情報を生成する。そして、画像処理ユニット3102は、生成したタグ情報を駆動制御ユニット3103へと渡す。
駆動制御ユニット3103は、画像処理ユニット3102から第1解像度の画像データを取得して、光源駆動に対応した第2解像度のカラーの画像データに変換する。なお、第2解像度は、第1解像度より高い。本例においては、駆動制御ユニット3103は、CMYK形式、解像度が4800dpi、ビット数が1ビットの画像データに変換する。
ここで、駆動制御ユニット3103は、画素毎の解像度変換処理の内容を、タグ情報の内容に応じて切り替える。具体的には、駆動制御ユニット3103は、第1解像度の画像データの中から、タグ情報に基づき画像処理をする対象画素を特定する。そして、駆動制御ユニット3103は、対象画素を第2解像度の画像処理済みの画素パターンに変換し、対象画素以外の画素を、当該画素の濃度に応じた画素パターンに変換する。駆動制御ユニット3103は、このような変換をすることにより、第1解像度の画像データから第2解像度の画像データを生成する。画像処理済みの画素パターンは、一例として、画像中に含まれる文字または線を細線化するためのパターン、または、画像中に含まれる白抜き文字または線の白部分を太線化するためのパターン等である。
駆動制御ユニット3103は、このように生成した第2解像度の画像データを画素の発光タイミングを示すクロック信号に変調して、色毎の独立した変調信号を生成する。そして、駆動制御ユニット3103は、光源2200a,2200b,2200c,2200dを、それぞれの色に対応した変調信号に応じて駆動して発光させる。なお、駆動制御ユニット3103は、解像度変換処理と変調処理とを一体的に行ってもよい。
また、駆動制御ユニット3103は、一例として、光源2200a,2200b,2200c,2200dの近傍に設けられたワンチップ化された単一の集積デバイスである。画像処理ユニット3102およびインターフェイスユニット3101は、駆動制御ユニット3103と比較して、光源2200a,2200b,2200c,2200dよりも遠くに配置される。そして、画像処理ユニット3102と駆動制御ユニット3103との間は、ケーブル3104により接続される。
このような構成の光走査装置2010は、画像データに応じた光を光源2200a,2200b,2200c,2200dから発光させて潜像を形成することができる。
図9は、インターフェイスユニット3101の構成を示す図である。インターフェイスユニット3101は、一例として、フラッシュメモリ3211と、RAM3212と、IF回路3213と、CPU3214とを有する。フラッシュメモリ3211、RAM3212、IF回路3213およびCPU3214は、それぞれバスで接続される。
フラッシュメモリ3211は、CPU3214で実行されるプログラム、および、CPU3214でのプログラムの実行に必要な各種データを格納する。RAM3212は、CPU3214がプログラムを実行する場合の作業用の記憶領域である。IF回路3213は、プリンタ制御装置2090と双方向の通信をする。
CPU3214は、フラッシュメモリ3211に格納されたプログラムに従って動作して、光走査装置2010の全体を制御する。そして、このような構成のインターフェイスユニット3101は、プリンタ制御装置2090から送信された入力画像データ(RGB形式、1200dpi、8ビット)を、画像処理ユニット3102へと受け渡す。
図10は、画像処理ユニット3102の構成を示す図である。画像処理ユニット3102は、属性分離部3220と、色変換部3221と、墨生成部3222と、ガンマ補正部3223と、歪補正部3224と、擬似中間調処理部3225と、タグ生成部3226とを有する。
属性分離部3220は、インターフェイスユニット3101から、入力画像データ(RGB形式、1200dpi、8ビット)を受け取る。ここで、入力画像データのそれぞれの画素には、属性情報が付加されている。属性情報は、その領域(画素)のソースとなるオブジェクトの種類を示す。
例えば、画素が文字の一部であれば、属性情報には、「文字」を示す属性が示される。例えば、画素が線画の一部であれば、属性情報には、「線」を示す属性が示される。また、画素が図形の一部であれば、属性情報には、「図形」を示す属性が示される。また、画素が写真の一部であれば、属性情報には、「写真」を示す属性が示される。
属性分離部3220は、入力画像データから属性情報および画像データを分離する。属性分離部3220は、分離した属性情報および画像データをタグ生成部3226に渡す。また、属性分離部3220は、画像データを色変換部3221に渡す。属性分離部3220から出力される画像データは、一例として、RGB、1200dpi/8ビットである。また、属性分離部3220から出力される属性データは、一例として、画像データと同一の解像度(1200dpi)で、ビット数が2ビットのデータである。
色変換部3221は、8ビットのRGB形式の画像データを、8ビットのCMY形式の画像データに変換する。墨生成部3222は、色変換部3221により生成されたCMY形式の画像データから、黒成分を生成してCMYK形式の画像データを生成する。ガンマ補正部3223は、墨生成部3222により生成されたCMYK形式の画像データを、テーブル等を用いて各色のレベルを線形変換する。
歪補正部3224は、ガンマ補正部3223から画像データを受け取り、ノイズまたは歪みを除去する。この際、歪補正部3224は、1200dpiの解像度を、2400dpiに変換する。擬似中間調処理部3225は、歪補正部3224から、2400dpi、8ビットのCMYK形式の画像データを受け取る。擬似中間調処理部3225は、受け取った8ビットの画像データの階調数を低減して、1ビットの画像データを出力する。擬似中間調処理部3225は、例えば、ディザ処理または誤差拡散処理等により中間調処理をすることにより、8ビットの画像データの階調数を1ビットに低減する。そして、擬似中間調処理部3225は、第1解像度(2400dpi)の1ビットの画像データを、駆動制御ユニット3103へと送信する。
タグ生成部3226は、1200dpiの画像データの画素のそれぞれに対応付けて、後段の駆動制御ユニット3103内において画像処理をするか否かを示すタグ情報を生成する。タグ生成部3226は、属性情報および画像データの画素値に基づき、画像処理をすることを示すタグ情報を付加するか、または、画像処理をしないことを示すタグ情報を付加するかを選択する。
タグ生成部3226は、一例として、属性情報が文字または線を示す画素であって、文字または線のエッジの近傍の画素に対して、画像処理をすることを示すタグ情報を付加する。
例えば、タグ生成部3226は、文字または線のエッジを構成する黒部分の画素に、画像処理をすることを示すタグ情報を付加する。また、例えば、タグ生成部3226は、白抜き文字または線の周囲の黒部分のエッジを構成する画素に、画像処理をすることを示すタグ情報を付加する。また、例えば、タグ生成部3226は、白抜き文字または線のエッジを構成する白部分の画素に、画像処理をすることを示すタグ情報を付加する。なお、タグ情報を付加する画素の具体例については、詳細を後述する。
タグ生成部3226により生成されたタグ情報は、歪補正部3224および擬似中間調処理部3225を介して、駆動制御ユニット3103へと渡される。歪補正部3224および擬似中間調処理部3225では、画像データを1200dpiから2400dpiに高解像度化する際に、タグ情報も1200dpiから2400dpiに高解像度化する。これにより、画像処理ユニット3102は、第1解像度(2400dpi)の画像データの画素のそれぞれに対応付けられたタグ情報を生成して、駆動制御ユニット3103へと送信することができる。
なお、画像処理ユニット3102は、第1解像度(2400dpi)の画像データの画素のそれぞれに対応付けられていれば、第1解像度以下の解像度(例えば、1200dpi)のタグ情報を出力してもよい。例えば、タグ情報が1200dpiの解像度で、画像データが2400dpiの解像度であれば、1つのタグ情報は、4つの画素に対応付けられる。
また、画像処理ユニット3102は、一部または全部がハードウェアにより実現されていてもよいし、CPUがソフトウェアプログラムを実行することにより実現されてもよい。
図11は、駆動制御ユニット3103の構成を示す図である。駆動制御ユニット3103は、クロック生成部3232と、変調信号生成部3233と、光源駆動部3234とを有する。
クロック生成部3232は、画素の発光タイミングを示すクロック信号を発生する。クロック信号は、4800dpiに対応する分解能で画像データが変調可能な信号である。
変調信号生成部3233は、画像処理ユニット3102から、第1解像度の画像データを取得する。そして、変調信号生成部3233は、第1解像度の画像データに基づき、第1解像度よりも高い第2解像度の画像データを生成する。本例においては、変調信号生成部3233は、CMYK形式、2400dpi、1ビットの画像データに基づき、CMYK形式、4800dpi、1ビットの画像データを生成する。そして、変調信号生成部3233は、このような第2解像度の画像データをクロック信号に変調して、4800dpiの画像を形成するための変調信号を生成する。
さらに、変調信号生成部3233は、画像処理ユニット3102から、タグ情報を取得する。そして、変調信号生成部3233は、タグ情報の内容に応じて、画素毎の解像度変換処理の内容を切り替える。
光源駆動部3234は、第2解像度の画像データに応じた変調信号を受け取る。光源駆動部3234は、変調信号生成部3233から出力された色毎に独立した変調信号のそれぞれに応じて、対応する光源2200a,2200b,2200c,2200dを駆動する。これにより光源駆動部3234は、それぞれの光源2200a,2200b,2200c,2200dを変調信号に応じた光量で発光させることができる。
図12は、変調信号生成部3233の構成を示す図である。変調信号生成部3233は、バッファメモリ3251と、変換部3252と、ガンマ変換部3253と、レジスタメモリ3254と、プロセッサ3255とを含む。
バッファメモリ3251は、画像処理ユニット3102から送られてくる、第1解像度の画像データ(2400dpi/1ビット)および第1解像度のタグ情報(2400dpi/1ビット)を蓄積する。バッファメモリ3251は、主走査ライン単位で画像データを蓄積して、後段の回路からの読み出しに応じて蓄積したデータを後段の回路に渡す。
変換部3252は、第1解像度の画像データを、第1解像度より高い第2解像度の画像データに変換する。本実施形態においては、変換部3252は、2400dpi/1ビットの画素を、主走査方向および副走査方向のそれぞれ2分割して、4800dpi/1ビットの画像データに変換する。
ここで、変換部3252は、ある画素(注目画素)の解像度を変換する場合、プロセッサ3255から、注目画素が対象画素か否かの情報を受け取る。変換部3252は、注目画素が対象画素である場合には、当該注目画素を第2解像度の画像処理済の画素パターンに置き換える。この場合、変換部3252は、画像処理済の画素パターンをプロセッサ3255から受け取る。
また、変換部3252は、注目画素が対象画素ではない場合には、注目画素を、その濃度に応じた画素パターンに置き換える。変換部3252は、一例として、2400dpi/1ビットの画像データを4800dpi/1ビットの画像データに変換する場合であれば、画素値が1の注目画素を、4つの画素の値を全て1とした画素パターンに置き換える。また、変換部3252は、画素値が0の注目画素を、4つの画素の値を全て0とした画素パターンに置き換える。変換部3252は、変換後の第2解像度の画像データをガンマ変換部3253に渡す。
ガンマ変換部3253は、第2解像度の画像データを受け取り、受け取った画像データをクロック信号に変調するとともに、光源2200の特性に応じたレベルにレベル変換することにより、変調信号を生成する。ガンマ変換部3253は、生成した変調信号を光源駆動部3234に送る。
レジスタメモリ3254は、条件記憶部3261と、パターン記憶部3262とを含む。条件記憶部3261は、第1解像度の画像データのそれぞれの画素が、画像処理の対象画素となるか否かを判定するためのアルゴリズムを記憶する。パターン記憶部3262は、注目画素が対象画素の場合に、その注目画素と置き換えられる第2解像度の複数の画像処理済の画素パターンを記憶する。このようなレジスタメモリ3254は、例えばROMまたはEPROM等であり、工場出荷時または初期設定時等に外部から各情報が書き込まれる。
プロセッサ3255は、特定部3263と、パターン生成部3264とを含む。特定部3263は、注目画素が、対象画素であるか否かを判定する。特定部3263は、一例として、タグ情報と、注目画素の濃度と、注目画素の周囲の画素の濃度とに基づき、条件記憶部3261に記憶されている判定条件に従って、注目画素が対象画素であるか否かを判定する。そして、特定部3263は、変換部3252による変換対象の画素が対象画素か否かの判定結果を変換部3252に渡す。
パターン生成部3264は、注目画素が対象画素であると判定された場合、パターン記憶部3262に記憶された複数の画像処理済の画素パターンの中から何れか1つの画素パターンを選択する。パターン生成部3264は、選択した画像処理済の画素パターンを変換部3252に渡す。
このようなプロセッサ3255は、例えばCPU等のデータ処理装置である。プロセッサ3255は、ROM等に予め書き込まれたプログラムを実行することにより、特定部3263およびパターン生成部3264として機能する。
<タグ情報の付加方法、対象画素の特定方法、および、画素パターンの生成方法>
以下、タグ情報の付加方法、対象画素の特定方法および画素パターンの生成方法について具体的に説明する。
(細線化処理)
カラープリンタ2000は、駆動制御ユニット3103において第1解像度の画像データを第2解像度の画像データに変換する際に、画像内における、黒(光を照射してトナーを付着させる部分)で描かれた文字または線の部分を細線化させることができる。以下、文字または線画を細線化する処理について説明する。
図13は、文字または線を細線化する場合における、文字または線を示す領域、および、タグ情報を付加する画素位置を示す図である。文字または線を細線化する場合、タグ生成部3226は、第1解像度の画像データにおける、下記の第1の条件、第2の条件および第3の条件を全て満たす画素に、画像処理をすることを示すタグ情報(画像処理ONのタグ情報)を付加する。
第1の条件:属性情報が文字または線である画素、または、属性情報が文字または線である画素に隣接する画素
第2の条件:黒部分を示す画素(例えば、8ビットであれば値が255の画素)
第3の条件:隣接画素との値の差が所定の閾値(dth)以上の画素
これにより、タグ生成部3226は、文字または線のエッジを構成する画素(黒部分の画素)に、画像処理をすることを示すタグ情報を付加することができる。
なお、本実施形態においては、タグ生成部3226は、1200dpiの入力画像データに付加されている属性情報に基づき、1200dpiの画素単位でタグ情報を付加している。そして、タグ生成部3226の後段の歪補正部3224は、1200dpiのタグ情報を、2400dpiのタグ情報に高解像度化している。このため、図13の例では、タグ情報は、2400dpiの4つの画素(主走査方向および副走査方向の2画素ずつ)の単位で付加される。
図14は、文字または線を細線化する場合における、対象画素の位置の一例、および、対象画素を高解像度化した一例を示す図である。変換部3252は、第1解像度(2400dpi)の画像データを第2解像度(4800dpi)の画像データに変換する場合、第1解像度の画素のそれぞれを、主走査方向および副走査方向にそれぞれ2分割して、第2解像度(4800dpi)の4つの画素を生成する。
この場合、特定部3263は、高解像度化をする対象となる注目画素のそれぞれについて、注目画素の画素値と、注目画素に付加されているタグ情報とに基づき、注目画素が対象画素となるか否かを判定する。具体的には、特定部3263は、画像処理をすることを示すタグ情報(画像処理ONのタグ情報)が付加されており、且つ、画素値が黒を表す場合(例えば画素値が1の場合)、注目画素を対象画素として判定する。なお、図14の例の場合は、画像処理をすることを示すタグ情報が付加された画素は、全て対象画素として判定される。
図15は、文字または線を細線化する場合における、画素パターンの選択のための判断条件を示す図である。
本例において、パターン生成部3264は、対象画素の周囲の画素の濃淡に応じて、文字または線の黒部分を狭める画素パターンを生成する。パターン生成部3264は、一例として、対象画素の周囲の8つの画素の値を取得して、黒部分を狭めるべき方向を判断する。具体的には、パターン生成部3264は、図15の判断式に示すように、上下方向の濃淡の差、および、左右方向の濃淡の差を算出する。
そして、パターン生成部3264は、8つの画素の上側の濃度が高い場合には、対象画素内の下側半分の画素の点灯をオフする画素パターンを選択する(下側点灯off)。パターン生成部3264は、8つの画素の下側の濃度が高い場合には、対象画素内の上側半分の画素の点灯をオフする画素パターンを選択する(上側点灯off)。パターン生成部3264は、8つの画素の上側と下側の濃度が同一の場合には、対象画素内の上側と下側とで同一の点灯制御をする画素パターンを選択する(上下処理なし)。
また、パターン生成部3264は、8つの画素の左側の濃度が高い場合には、対象画素内の右側半分の画素の点灯をオフする画素パターンを選択する(右側点灯off)。パターン生成部3264は、8つの画素の右側の濃度が高い場合には、対象画素内の左側半分の画素の点灯をオフする画素パターンを選択する(左側点灯off)。パターン生成部3264は、8つの画素の右側と左側の濃度が同一の場合には、対象画素内の右側と左側とで同一の点灯制御をする画素パターンを選択する(右左処理なし)。
図16は、文字または線を細線化する場合における、対象画素に置き換えられる画素パターンの一例を示す図である。パターン生成部3264は、一例として、予め登録された複数の画像処理済の画素パターンの中から、何れか1つの画素パターンを選択する。
本例においては、パターン生成部3264は、図15で示した判断条件に従って、例えば、図16に示される9個の画素パターンの中から、何れか1つの画素パターンを選択する。
すなわち、パターン生成部3264は、右側点灯offおよび下側点灯offの場合には、左上の1つの画素を点灯する画素パターン(a)を選択する。パターン生成部3264は、右側点灯offおよび上下処理なしの場合には、左側の2つの画素を点灯する画素パターン(b)を選択する。パターン生成部3264は、右側点灯offおよび上側点灯offの場合には、左下の1つの画素を点灯する画素パターン(c)を選択する。
また、パターン生成部3264は、左右処理なしおよび下側点灯offの場合には、上側の2つの画素を点灯する画素パターン(d)を選択する。パターン生成部3264は、左右処理なしおよび上下処理なしの場合には、4つ全ての画素を点灯する画素パターン(e)を選択する。パターン生成部3264は、左右処理なしおよび上側点灯offの場合には、下側の2つの画素を点灯する画素パターン(f)を選択する。
また、パターン生成部3264は、左側点灯offおよび下側点灯offの場合には、右上の1つの画素を点灯する画素パターン(g)を選択する。パターン生成部3264は、左側点灯offおよび上下処理なしの場合には、右側の2つの画素を点灯する画素パターン(h)を選択する。パターン生成部3264は、左側点灯offおよび上側点灯offの場合には、右下の1つの画素を点灯する画素パターン(i)を選択する。
図17は、細線化する前の画像、および、細線化した後の画像を示す図である。そして、変換部3252は、対象画素を、パターン生成部3264が図16に示す9個の画素パターンの中から選択した1つの画素パターンと置き換える。これにより、変換部3252は、図17に示すように、文字または線におけるエッジの黒領域を狭めて細線化した第2解像度の画像データを生成することができる。
図18は、細線化していない文字の一例を示す図である。図19は、図18と同一の文字を細線化した文字の一例を示す図である。
図18と図19を比較すると、文字の微細な部分を細線化できていることがわかる。このようにカラープリンタ2000は、駆動制御ユニット3103において第1解像度の画像データを第2解像度の画像データに変換する際に、画像内における文字または線の部分を細線化させることができる。これにより、カラープリンタ2000は、微小な文字または線に対して、黒部分(光を照射してトナーを付着させる部分)を細くして、文字の再現性を向上させることができる。
(白抜き文字または線の太線化処理)
カラープリンタ2000は、駆動制御ユニット3103において第1解像度の画像データを第2解像度の画像データに変換する際に、画像内における、白抜き文字または線の部分を太線化させることができる。以下、白抜き文字または線画を太線化する処理について説明する。
白抜き文字または線を太線化する場合、タグ生成部3226は、図13と同様に、第1の条件、第2の条件および第3の条件を全て満たす画素に、画像処理をすることを示すタグ情報(画像処理ONのタグ情報)を付加する。これにより、タグ生成部3226は、白抜き文字または線の周囲の黒部分のエッジを構成する画素に、画像処理をすることを示すタグ情報を付加することができる。
また、白抜き文字または線を太線化する場合、特定部3263は、図14と同様に、画像処理をすることを示すタグ情報(画像処理ONのタグ情報)が付加されており、且つ、画素値が黒を表す場合(例えば画素値が1の場合)、注目画素を対象画素として判定する。
また、パターン生成部3264は、図15に示す判断条件に従って、図16に示す画素パターンを選択する。これにより、パターン生成部3264は、対象画素の周囲の画素の濃淡に応じて、白抜き文字または線の白部分を広げる(すなわち、周囲の黒部分を狭める)画素パターンを生成することができる。
そして、変換部3252は、対象画素を、パターン生成部3264により選択された画素パターンと置き換える。これにより、変換部3252は、白抜き文字または線の白領域を広げて太線化した第2解像度の画像データを生成することができる。
図20は、太線化をしていない白抜き文字の一例を示す図である。図21は、図20と同一の白抜き文字を太線化した文字の一例を示す図である。
図20と図21を比較すると、白抜き文字の微細な部分を太線化できていることがわかる。このようにカラープリンタ2000は、駆動制御ユニット3103において第1解像度の画像データを第2解像度の画像データに変換する際に、画像内における白抜きの文字または線の部分を太線化させることができる。これにより、カラープリンタ2000は、微小な白抜き文字または線に対して白部分(トナーが付着しない部分)を太くして、細線のつぶれを無くし、再現性を向上させることができる。
(画素パターンの変形例)
図22は、文字または線を細線化する場合、または、白抜き文字または線を太線化する場合における、対象画素に置き換えられる画素パターンの他の一例を示す図である。
パターン生成部3264は、図16に示される画素パターンに代えて、図22に示される画素パターンを選択してもよい。
すなわち、パターン生成部3264は、右側点灯offおよび下側点灯offの場合には、全ての画素を消灯する画素パターン(a)を選択する。パターン生成部3264は、右側点灯offおよび上下処理なしの場合には、左上の1つの画素を点灯する画素パターン(b)を選択する。パターン生成部3264は、右側点灯offおよび上側点灯offの場合には、全ての画素を消灯する画素パターン(c)を選択する。
また、パターン生成部3264は、左右処理なしおよび下側点灯offの場合には、右上の1つの画素を点灯する画素パターン(d)を選択する。パターン生成部3264は、左右処理なしおよび上下処理なしの場合には、4つ全ての画素を点灯する画素パターン(e)を選択する。パターン生成部3264は、左右処理なしおよび上側点灯offの場合には、左下の1つの画素を点灯する画素パターン(f)を選択する。
また、パターン生成部3264は、左側点灯offおよび下側点灯offの場合には、全ての画素を消灯する画素パターン(g)を選択する。パターン生成部3264は、左側点灯offおよび上下処理なしの場合には、右下の1つの画素を点灯する画素パターン(h)を選択する。パターン生成部3264は、左側点灯offおよび上側点灯offの場合には、全ての画素を消灯する画素パターン(i)を選択する。
図23は、細線化をする前の画像、および、図22で示した画素パターンにより細線化(または太線化)した後の画像を示す図である。そして、変換部3252は、対象画素を、パターン生成部3264が図22に示す9個の画素パターンの中から選択した1つの画素パターンと置き換える。これにより、変換部3252は、文字または線におけるエッジの黒領域を狭めて細線化した、または、白抜き文字または線における白部分を広げて太線化した第2解像度の画像データを生成することができる。
このように図22で示した画素パターンを選択した場合、カラープリンタ2000は、図23に示すように、文字または線の黒部分をより強い強度で狭める(または、白抜き文字または線の白部分をより強い強度で広げる)ことができる。
(白抜き文字または線の太線化の変形例)
図24は、白抜き文字または線を太線化する場合における、対象画素の位置の他の一例、対象画素を高解像度化した一例を示す図である。
白抜き文字または線を太線化する場合、タグ生成部3226は、第1解像度の画像データにおける、下記の第4の条件、第5の条件および第6の条件を全て満たす画素に、画像処理をすることを示すタグ情報(画像処理ONのタグ情報)を付加してもよい。
第4の条件:属性情報が文字または線である画素
第5の条件:白部分を示す画素(例えば、8ビットであれば値が0の画素)
第6の条件:隣接画素との値の差が所定の閾値(dth)以上の画素
これにより、タグ生成部3226は、白抜き文字または線のエッジを構成する画素(白部分の画素)に、画像処理をすることを示すタグ情報を付加することができる。
変換部3252は、第1解像度(2400dpi)の画像データを第2解像度(4800dpi)の画像データに変換する場合、第1解像度の画素のそれぞれを、主走査方向および副走査方向にそれぞれ2分割して、第2解像度(4800dpi)の4つの画素を生成する。
そして、特定部3263は、図24に示すように、画像処理をすることを示すタグ情報(画像処理ONのタグ情報)が付加された画素と隣接しており、且つ、当該隣接する画素の画素値が白を表す場合(例えば画素値が0の場合)、注目画素を対象画素として判定する。
パターン生成部3264は、図15に示す判断条件に従って、図16に示す画素パターンを選択する。これにより、パターン生成部3264は、対象画素の周囲の画素の濃淡に応じて、白抜き文字または線の白部分を広げる(すなわち、周囲の黒部分を狭める)画素パターンを生成することができる。
図25は、太線化する前の画像、および、太線化した後の画像を示す図である。そして、変換部3252は、対象画素を、パターン生成部3264により選択された画素パターンと置き換える。これにより、変換部3252は、白抜き文字または線の白領域を広げて太線化した第2解像度の画像データを生成することができる。
このように変形例に係る太線化処理では、第4の条件〜第6の条件に示したように、画像処理をすることを示すタグ情報が白画素に付加される。これに対して、細線化処理は、第1の条件〜第3の条件に示したように、画像処理をすることを示すタグ情報が黒画素に付加される。
従って、タグ生成部3226は、文字または線を細線化する場合には、上述した第1の条件から第3の条件を全て満たす画素に、画像処理をすることを示すタグ情報(画像処理ONのタグ情報)を付加し、白抜き文字または線を太線化する場合には、上述した第4の条件から第6の条件を全て満たす画素に、画像処理をすることを示すタグ情報(画像処理ONのタグ情報)を付加してもよい。
この場合、パターン生成部3264は、タグ情報が付加されている画素の値を検出することにより、細線化処理であるか、太線化処理であるかを判別することができる。これにより、パターン生成部3264は、細線化処理であるか太線化処理であるかに応じて、選択する画素パターンを変更することができる。従って、変形例に係るパターン生成部3264は、細線化処理であるか太線化処理であるかに応じて、線を狭くするまたは広くする強度を切り替えることができる。
(スムージング処理)
図26は、予め定められた第1解像度(1200dpi)の画素パターン、および、第2解像度の画素パターン(4800dpi)の一例を示す図である。
変換部3252は、第1解像度から第2解像度への解像度の変換の際に、複数の画素単位で、解像度変換を実行してもよい。この場合、タグ生成部3226は、予め定められた形状を構成する複数の画素に、画像処理をすることを示すタグ情報を付加する。例えば、タグ生成部3226は、図26の(A)に示されるような、1200dpiの3×2ドットの画素のまとまりに対して、画像処理をすることを示すタグ情報を付加する。
また、特定部3263は、画像処理をすることを示すタグ情報が付加された画素であって、且つ、予め定められた形状と一致する領域に含まれるそれぞれの画素を、対象画素として特定する。そして、パターン生成部3264は、予め定められた形状内における複数の対象画素に対応する、第2解像度の画像処理済みの画素パターンを選択する。例えば、タグ生成部3226は、図26の(B)に示すような、4800dpiの12×8ドットの画素パターンを選択する。
図27は、第1解像度(1200dpi)の画像の一例を示す図である。図28は、図27で示した第1解像度(1200dpi)の画像を、図26の画素パターンを用いて変換した後の第2解像度(4800dpi)の画像を示す図である。
変換部3252は、第1解像度の画像データにおける複数の対象画素を、選択された画像処理済の画素パターンに変換する。これによりカラープリンタ2000は、文字または線の細線化または太線化に限らず、様々な画像処理を実行することができる。例えば、カラープリンタ2000は、図27に示すような万線パターンを高解像度化する場合に、エッジをスムージングすることができる。
2000 カラープリンタ
2010 光走査装置
2030a,2030b,2030c,2030d 感光体ドラム
2031a,2031b,2031c,2031d クリーニングユニット
2032a,2032b,2032c,2032d 帯電装置
2033a,2033b,2033c,2033d 現像ローラ
2034a,2034b,2034c,2034d トナーカートリッジ
2040 転写ベルト
2042 転写ローラ
2050 定着ローラ
2054 給紙コロ
2056 レジストローラ対
2058 排紙ローラ
2060 給紙トレイ
2070 排紙トレイ
2080 通信制御装置
2090 プリンタ制御装置
2104 ポリゴンミラー
2105a,2105b,2105c,2105d 走査レンズ
2106a,2106b,2106c,2106d,2108b,2108c 折り返しミラー
2200a,2200b,2200c,2200d 光源
2201a,2201b,2201c,2201d カップリングレンズ
2202a,2202b,2202c,2202d 開口板
2204a,2204b,2204c,2204d シリンドリカルレンズ
2245 濃度検出器
2246a,2246b,2246c,2246d ホームポジションセンサ
3101 インターフェイスユニット
3102 画像処理ユニット
3103 駆動制御ユニット
3211 フラッシュメモリ
3212 RAM
3213 IF回路
3214 CPU
3220 属性分離部
3221 色変換部
3222 墨生成部
3223 ガンマ補正部
3224 歪補正部
3225 擬似中間調処理部
3226 タグ生成部
3232 クロック生成部
3233 変調信号生成部
3234 光源駆動部
3251 バッファメモリ
3252 変換部
3253 ガンマ変換部
3254 レジスタメモリ
3255 プロセッサ
3261 条件記憶部
3262 パターン記憶部
3263 特定部
3264 パターン生成部
特許4968902号公報 特許4640257号公報 特開2008−85487号公報

Claims (12)

  1. 光源から発光された光に応じた画像を形成する画像形成装置であって、
    所定解像度の入力画像データを取得する画像取得ユニットと、
    前記入力画像データに対して画像処理を行って、前記所定解像度以上である第1解像度の画像データ、および、前記第1解像度の画像データの画素のそれぞれに対応付けられた、画像処理をするか否かを示すタグ情報を生成する画像処理ユニットと、
    前記第1解像度の画像データおよび前記タグ情報を前記画像処理ユニットから取得し、変調信号を生成して前記光源を駆動する駆動制御ユニットと、
    を有し、
    前記駆動制御ユニットは、
    前記第1解像度の画像データを、前記第1解像度より高い第2解像度の画像データに変換する変換部と、
    前記第2解像度の画像データに応じた変調信号により前記光源を駆動する光源駆動部と、
    前記第1解像度の画像データにおける画像処理をする対象画素を、前記タグ情報に基づき特定する特定部と、
    前記対象画素に応じて、第2解像度の画像処理済の画素パターンを生成するパターン生成部と、
    を備え、
    前記変換部は、前記第1解像度の画像データにおける前記対象画素を、生成された前記画像処理済の画素パターンに変換する
    画像形成装置。
  2. 前記変換部は、前記対象画素以外の画素を、当該画素の濃度に応じた画素パターンに変換する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記パターン生成部は、前記対象画素の周囲の画素の濃淡に基づき、前記画像処理済の画素パターンを生成する
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記パターン生成部は、予め登録された複数の画素パターンの中から、前記対象画素の周囲の画素の濃淡に応じて選択された1つの画素パターンを、前記画像処理済の画素パターンとして出力する
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像処理ユニットは、前記入力画像データに基づき前記第1解像度の画像データを生成するとともに、前記入力画像データのそれぞれの画素の付加された属性情報に基づき前記タグ情報を生成する
    請求項1から4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像処理ユニットは、前記属性情報が文字または線を示す画素であって、前記文字または前記線のエッジの近傍の画素に、画像処理をすることを示す前記タグ情報を付加する
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像処理ユニットは、前記文字または前記線のエッジを構成する画素に、画像処理をすることを示す前記タグ情報を付加し、
    前記特定部は、画像処理をすることを示す前記タグ情報が付加された画素を、前記対象画素として特定し、
    前記パターン生成部は、前記対象画素の周囲の画素の濃淡に応じて、前記文字または前記線の黒部分を狭める画素パターンを生成する
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像処理ユニットは、白抜き文字または線の周囲の黒部分のエッジを構成する画素に、画像処理をすることを示す前記タグ情報を付加し、
    前記特定部は、画像処理をすることを示す前記タグ情報が付加された画素を、前記対象画素として特定し、
    前記パターン生成部は、前記対象画素の周囲の画素の濃淡に応じて、前記白抜き文字または線の白部分を広げる画素パターンを生成する
    請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像処理ユニットは、白抜き文字または線のエッジを構成する画素に、画像処理をすることを示す前記タグ情報を付加し、
    前記特定部は、画像処理をすることを示す前記タグ情報が付加された画素の領域に隣接する、周囲の黒部分の画素を前記対象画素として特定し、
    前記パターン生成部は、前記対象画素の周囲の画素の濃淡に応じて、前記白抜き文字または線の周囲の黒部分を狭める画素パターンを生成する
    請求項6に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像処理ユニットは、予め定められた形状を構成する複数の画素に、画像処理をすることを示す前記タグ情報を付加し、
    前記特定部は、画像処理をすることを示す前記タグ情報が付加された画素であって、前記予め定められた形状と一致する領域に含まれる複数の画素を、それぞれ前記対象画素として特定し、
    前記パターン生成部は、前記予め定められた形状内における複数の対象画素に対応する、第2解像度の画像処理済みの画素パターンを選択し、
    前記変換部は、前記第1解像度の画像データにおける複数の前記対象画素を、選択された前記画像処理済の画素パターンに変換する
    請求項4に記載の画像形成装置。
  11. 前記変換部、前記光源駆動部、前記特定部および前記パターン生成部は、単一の集積デバイスに集積されている
    請求項1から10の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記光源は、垂直共振器面発光レーザである
    請求項1から11の何れか1項に記載の画像形成装置。
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