JP5287191B2 - ヒステリシススイッチングレギュレータ及びその動作制御方法 - Google Patents

ヒステリシススイッチングレギュレータ及びその動作制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、出力電圧可変のヒステリシススイッチングレギュレータに関し、特に入出力電圧の変化に対する動作周波数の変動を少なくしたヒステリシススイッチングレギュレータ及びその動作制御方法に関する。
近年、環境対策上からも省エネルギー化が求められている。携帯電話やデジタルカメラ等の電池を使用する機器においては、電池寿命を伸ばすという観点からも、機器内で消費する電力の削減の重要度は増している。このため、電源回路としては、高効率でしかも小型化が可能な、インダクタを用いた非絶縁型のスイッチングレギュレータが多く使用されている。
また、機器の高機能化も進んでおり、例えば静止画に加えて動画の録画再生なども頻繁に行われるようになってきた。この結果、機器内で使用されるCPU等も高性能になり、より高速のクロックで動作するようになってきた。
しかし、クロックを高速にすると、クロックの周波数に比例して消費電流が増加するという問題が発生する。更に、クロックを高速にするためには、より高い電源電圧を必要とするため、消費電力が大幅に増加してしまう。このようなことから、通常動作時には電源電圧を低下させて低速のクロックで動作させて低消費電力化を図り、動画等の高速な処理が必要なときにだけ、電源電圧を高くして高速のクロックで動作させることにより、消費電力の増加を最小限に抑えるようにしていた。このため、出力電圧設定信号に応じて出力電圧を変更することができ、負荷変動に対して高速に応答することができ、しかも低消費電力モード時には消費電力を小さくすることができるスイッチングレギュレータが必要とされていた。
このような用途に適したスイッチングレギュレータとしては、ヒステリシススイッチングレギュレータがあった。しかし、従来のヒステリシススイッチングレギュレータは、インダクタに流れる電流であるインダクタ電流を検出するために、インダクタに直列に電流検出抵抗を設ける必要があり、該抵抗の影響で負荷電流−出力電圧特性が劣化し、前記電流検出抵抗による損失で電力変換効率が低下していた。更に、出力電圧に重畳するリプル電圧が大きく、動作周波数が大幅に変動する等の多くの問題があった。
図6は、このような問題を解決するためのスイッチングレギュレータの従来例を示した回路図である(例えば、特許文献1参照。)。なお、図6のヒステリシスコンパレータ121のヒステリシス電圧をVhysとする。
図6において、出力電圧Voが低下して、帰還電圧Vfbが基準電圧Vref以下になると、ヒステリシスコンパレータ121の出力信号はハイレベルになり、スイッチ素子S101をオンさせて導通状態にする。すると、電源端子からインダクタL101を介して負荷123に電力が供給されると同時に、インダクタL101と出力コンデンサCoにエネルギーが蓄積されるため、出力電圧Voは次第に上昇する。
出力電圧Voが上昇して、帰還電圧Vfbが(基準電圧Vref+ヒステリシス電圧Vhys)以上になると、ヒステリシスコンパレータ121の出力信号はローレベルになり、スイッチ素子S101をオフさせて遮断状態にする。するとインダクタL101の逆起電力の作用で接続ノードLXaの電圧が負電圧まで低下するため、接地電圧から整流素子D1を介してインダクタL101に電流が流れる。しかし、インダクタL101と出力コンデンサCoに蓄えられたエネルギーが減少するに連れて出力電圧Voは低下する。出力電圧Voが低下して、帰還電圧Vfbが基準電圧Vref以下になると、最初に説明した動作に戻り、以下このような動作を繰り返す。
前記のように、帰還電圧Vfbは基準電圧Vrefと(基準電圧Vref+ヒステリシス電圧Vhys)との間を往復するため、抵抗R101及びR102の抵抗値r101及びr102とすると、出力電圧Voにはヒステリシス電圧Vhysの(r101+r102)/r102倍のリプル電圧が発生する。通常、このようなリプル電圧はかなり大きな電圧になるため、ヒステリシススイッチングレギュレータでは前記リプル電圧を小さくするための工夫が施されている。抵抗Rfa,Rfb及びコンデンサCRからなるローパスフィルタは、前記リプル電圧を小さくするための回路である。
前記ローパスフィルタは、接続ノードLXaに発生する矩形波を三角波に変換し、抵抗R103を介して帰還電圧Vfbに加算している。帰還電圧Vfbの変化は、出力電圧Voの変化よりも前記ローパスフィルタからの電圧によって支配されるようにしている。このことから、出力電圧Voが大きく変化する前にヒステリシスコンパレータ121の出力信号の信号レベルが反転してスイッチング動作が行われるため、出力電圧Voに重畳するリプル電圧を小さく抑えることができる。
特開2007−159395号公報
しかし、図6の回路構成では、接続ノードLXaの電圧は入力電圧Vsupplyの影響を受けるため、入力電圧Vsupplyの変動で動作周波数が大きく変動するという問題があった。
また、効率アップと小型化の観点から、最近のスイッチングレギュレータはより高周波動作が求められているが、図6のスイッチングレギュレータでは利得1のバッファ回路122が必要である。高周波で動作するバッファ回路122は消費電流が大きく、しかも位相補償のために大きな回路面積が必要とし、コストアップの要因になっていたため、動作周波数をあまり高くすることができなかった。また、動作周波数を高くする場合は、バッファ回路122での消費電流が増加して、回路コストを増加させるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、動作周波数変動を小さくすることができると共に応答性能を向上させることができ、しかも出力リプル電圧を小さくすることができる、出力電圧可変で低消費電力モードを備えたヒステリシススイッチングレギュレータ及びその動作制御方法を得ることを目的とする。
この発明に係るヒステリシススイッチングレギュレータは、入力端子に入力された入力電圧を、所定の電圧に変換して出力端子から出力電圧として出力する、インダクタを使用した出力電圧可変の非絶縁型のヒステリシススイッチングレギュレータにおいて、
制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行うことにより、前記インダクタに対して、前記入力電圧による充電を行うスイッチングトランジスタと、
前記出力電圧を分圧して第1帰還電圧を生成し出力する帰還電圧生成回路部と、
前記第1帰還電圧と設定された基準電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成して出力するコンパレータを有する電圧比較回路部と、
該コンパレータの出力信号に応じて前記スイッチングトランジスタのスイッチング制御を行う制御回路部と、
前記コンパレータの出力信号に応じた電圧を第2帰還電圧として、前記第1帰還電圧に加算されるように前記帰還電圧生成回路部に帰還させる帰還ループ回路部と、
を備え
前記帰還ループ回路部は、前記帰還電圧生成回路部に帰還させる前記第2帰還電圧を、前記出力電圧に応じて変えるものである。
この場合、前記帰還ループ回路部は、スイッチングレギュレータの動作周波数が一定になるように、前記帰還電圧生成回路部に帰還させる前記第2帰還電圧を、前記出力電圧に応じて変えるようにしてもよい。
また、前記帰還電圧生成回路部は、
一端が前記出力電圧に接続された第2帰還抵抗と、
一端が前記第2帰還抵抗の他端に接続された第1分圧抵抗と、
前記第1分圧抵抗の他端と所定の負側電源電圧との間に接続された第2分圧抵抗と、
前記第2帰還抵抗と前記第1分圧抵抗との直列回路に並列に接続された帰還コンデンサと、
を備え、
前記第1分圧抵抗と前記第2分圧抵抗との接続部から前記第1帰還電圧が出力され、前記帰還ループ回路部は、前記第2帰還抵抗と前記第1分圧抵抗との接続部に前記第2帰還電圧を帰還させるようにした。
また、前記帰還ループ回路部は、
入力端が前記コンパレータの出力端に接続されたバッファ回路と、
該バッファ回路の出力端と、前記第2帰還抵抗及び前記第1分圧抵抗の接続部との間に接続された第1帰還抵抗と、
を備え、
前記第1帰還抵抗は、入力された信号に応じた抵抗値をなす可変抵抗であり、前記出力電圧に応じて抵抗値が変わるように該信号が入力されるようにした。
また、前記第1帰還抵抗は、スイッチングレギュレータの動作周波数が一定になるように、前記出力電圧に応じて抵抗値が変えられるようにした。
また、前記電圧比較回路部は、外部から入力された出力電圧設定信号に応じて前記基準電圧の設定を行い、該出力電圧設定信号に応じた電圧値に前記出力電圧を設定し、前記第1帰還抵抗は、該出力電圧設定信号に応じた抵抗値をなすようにした。
また、前記バッファ回路の出力電圧の振幅を所定値で一定なるように制御する手段を備えるようにししてもよい。
この場合、前記バッファ回路は、所定の定電圧を電源にして作動するようにした。
また、前記制御回路部は、前記インダクタに流れるインダクタ電流の逆流検出を行い、該逆流を検出すると、前記電圧比較回路部のコンパレータ内部に流れるバイアス電流を低減させるようにした。
また、前記制御回路部から制御電極に入力された制御信号に応じて、前記スイッチングトランジスタと相反するスイッチング動作を行い、前記スイッチングトランジスタがオフして前記インダクタへの充電が停止すると、該インダクタの放電を行う同期整流用トランジスタと、
前記インダクタに流れるインダクタ電流の逆流検出を行う逆流検出回路部と、
を備え、
前記制御回路部は、前記逆流検出回路部が前記逆流を検出すると、前記電圧比較回路部のコンパレータ内部に流れるバイアス電流を低減させるようにしてもよい。
また、前記電圧比較回路部のコンパレータは、所定のヒステリシスを有するようにした。
この場合、前記電圧比較回路部のコンパレータは、該コンパレータの動作遅延時間と前記第1帰還電圧の変化速度に基づいて前記ヒステリシスが設定されるようにしてもよい。
また、この発明に係るヒステリシススイッチングレギュレータの動作制御方法は、制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行うスイッチトランジスタと、
該スイッチトランジスタのスイッチングによって、入力端子に入力された入力電圧による充電が行われるインダクタと、
該インダクタの放電を行う整流素子と、
を備え、
出力端子から出力される出力電圧が所定の定電圧になるように前記スイッチトランジスタに対するスイッチング制御を行い、前記入力端子に入力された入力電圧を所定の電圧に変換して前記出力端子から出力電圧として出力する出力電圧可変の非絶縁型のヒステリシススイッチングレギュレータの動作制御方法において、
複数の抵抗を直列に接続してなる分圧回路で前記出力電圧を分圧して第1帰還電圧を生成し、
前記第1帰還電圧と、設定された基準電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成し、
前記比較結果を示す信号に応じて前記スイッチングトランジスタのスイッチング制御を行い、
前記比較結果を示す信号に応じた電圧を第2帰還電圧として、前記第1帰還電圧に加算されるように前記分圧回路に帰還させ
前記第2帰還電圧を前記出力電圧に応じて変えるようにした。
具体的には、スイッチングレギュレータの動作周波数が一定になるように、前記第2帰還電圧を前記出力電圧に応じて変えるようにしてもよい。

本発明のヒステリシススイッチングレギュレータ及びその動作制御方法によれば、前記コンパレータの出力端から前記帰還電圧生成回路部に前記帰還ループ回路部による帰還ループを設けたため、前記出力電圧の負荷特性が改善され、前記出力電圧に重畳されるリプル電圧を極めて小さくすることができる。
また、前記帰還ループ回路部に使用した前記バッファ回路のハイレベルの出力信号の電圧が定電圧になるようにしたため、スイッチングレギュレータのスイッチング動作周波数が入力電圧の影響を受けないようにすることができる。
更に、前記出力電圧に応じて前記帰還ループ回路部の第1帰還抵抗の抵抗値を変化させるようにしたことから、スイッチングレギュレータの動作周波数がほぼ一定になるように制御することができる。
また、前記コンパレータのヒステリシス電圧が第1帰還電圧の変化速度と該コンパレータの遅延時間で決まる電圧になるようにしたことから、スイッチングレギュレータの動作周波数を十分高い周波数に設定することができ、より効率を向上させることができる。
更に、前記コンパレータの遅延時間を変えることによってスイッチングレギュレータの動作周波数を変えることができるため、低消費動作モード時には、前記コンパレータのバイアス電流を減らすだけで、該コンパレータの遅延時間が該バイアス電流に比例して長くなり、自動的に前記動作周波数を下げることがきる。このため、特別な回路を追加することなく周波数を下げてスイッチングロスの低減を図ることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるヒステリシススイッチングレギュレータの回路例を示した図である。
図1のヒステリシススイッチングレギュレータ(以下、スイッチングレギュレータと呼ぶ)1は、入力端子INに入力された入力電圧Vinを外部から入力された出力電圧設定信号Vosetに応じた定電圧に降圧して出力電圧Voutとして出力端子OUTから出力する出力電圧可変のスイッチングレギュレータであり、同期整流方式の非絶縁型スイッチングレギュレータをなしている。
スイッチングレギュレータ1は、入力電圧Vinの出力制御を行うためのスイッチング動作を行うPMOSトランジスタからなるスイッチングトランジスタM1と、NMOSトランジスタからなる同期整流用トランジスタM2と、インダクタL1と、出力コンデンサCoと、帰還コンデンサCf1と、可変抵抗をなす第1帰還抵抗Rf1と、第2帰還抵抗Rf2と、可変抵抗をなす第1分圧抵抗R1と、可変抵抗をなす第2分圧抵抗R2とを備えている。また、スイッチングレギュレータ1は、設定された電圧の基準電圧Vrefを生成して出力する基準電圧生成回路2と、帰還電圧Vfbと基準電圧Vrefとの電圧比較を行い該比較結果を示す信号HYSoを生成して出力するコンパレータ3と、バッファ回路4と、スイッチングトランジスタM1及び同期整流用トランジスタM2のスイッチング制御を行うための制御信号PHS及びNLSを生成して出力する制御回路5と、逆流検出コンパレータ6と、所定の定電圧Vregを生成して出力する定電圧回路7とを備えている。
なお、同期整流用トランジスタM2は整流素子を、帰還コンデンサCf1、第2帰還抵抗Rf2、第1分圧抵抗R1及び第2分圧抵抗R2は帰還電圧生成回路部を、基準電圧生成回路2及びコンパレータ3は電圧比較回路部を、制御回路5は制御回路部を、バッファ回路4及び第1帰還抵抗Rf1は帰還ループ回路部を、逆流検出コンパレータ6は逆流検出回路部をそれぞれなす。また、帰還電圧Vfbは第1帰還電圧をなし、第2帰還抵抗Rf2と第1分圧抵抗R1との接続部に帰還する電圧が第2帰還電圧をなす。また、スイッチングレギュレータ1において、インダクタL1及び出力コンデンサC1を除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよく、場合によっては、スイッチングトランジスタM1及び/又は同期整流用トランジスタM2、インダクタL1並びに出力コンデンサC1を除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよい。
入力端子INと接地電圧GNDとの間にはスイッチングトランジスタM1と同期整流用トランジスタM2が直列に接続され、スイッチングトランジスタM1と同期整流用トランジスタM2との接続部LXと、出力端子OUTとの間にインダクタL1が接続されている。出力端子OUTと接地電圧GNDとの間には、第2帰還抵抗Rf2、第1分圧抵抗R1及び第2分圧抵抗R2が直列に接続されると共に出力コンデンサCoが接続されている。第1分圧抵抗R1と第2分圧抵抗R2との接続部の電圧である帰還電圧Vfbはコンパレータ3の反転入力端に入力され、コンパレータ3の非反転入力端には基準電圧Vrefが入力されており、コンパレータ3の出力信号HYSoは制御回路5とバッファ回路4の各入力端にそれぞれ入力されている。また、出力電圧Voutと帰還電圧Vfbとの間には帰還コンデンサCf1が接続されている。
また、バッファ回路4の出力端と、第2帰還抵抗Rf2及び第1分圧抵抗R1の接続部との間に第1帰還抵抗Rf1が接続されている。逆流検出コンパレータ6の反転入力端は接続部LXに接続され、逆流検出コンパレータ6の非反転入力端は接地電圧GNDに接続されている。逆電流検出コンパレータ6は、接続部LXの電圧と接地電圧GNDとの電圧比較を行って該比較結果を示す信号CPOを生成して制御回路5に出力し、同期整流用トランジスタM2に接続部LXから接地電圧GNDの方向に電流が流れる逆流の発生する兆候の検出を行い、該逆流発生の兆候を検出すると所定の信号CPOを生成して制御回路5に出力する。
制御回路5は、逆流検出コンパレータ6からの出力信号CPOから前記逆流を検出したことを検知すると、逆流検出コンパレータ6に対して所定の制御信号LOCKを出力して、次に同期整流用トランジスタM2がオンするまで逆流検出コンパレータ6の動作を停止させる。このようにすることにより、逆流検出コンパレータ6の消費電流を削減することができる。また、制御回路5は、コンパレータ3の出力信号HYSo及び逆流検出コンパレータ6の出力信号CPOに応じて、スイッチングトランジスタM1のゲートに制御信号PHSを、同期整流用トランジスタM2のゲートに制御信号NLSをそれぞれ出力し、スイッチングトランジスタM1と同期整流用トランジスタM2のオン/オフ制御を行う。
第1帰還抵抗RF1及び基準電圧生成回路2には、外部から出力電圧設定信号Vosetがそれぞれ入力されており、第1帰還抵抗RF1は、入力された出力電圧設定信号Vosetに応じた抵抗値をなし、基準電圧生成回路2は、入力された出力電圧設定信号Vosetに応じた電圧値の基準電圧Vrefを生成して出力するD/Aコンバータをなしている。定電圧回路7は、所定の定電圧Vregを生成して基準電圧生成回路2及びバッファ回路4にそれぞれ出力し、制御回路5は、高速動作モードと低消費動作モードの切り換えを行うためのモード切換信号MODEをコンパレータ3及び定電圧回路7にそれぞれ出力する。更に、制御回路5は、逆流検出コンパレータ6の動作を制御するための制御信号LOCKを生成して出力する。
なお、バッファ回路4は、デジタル回路で構成されており、従来技術で示したアナログ回路のものとは異なっているため、インバータ回路を2段シリーズに接続したような簡単な回路構成で済むことから、低消費電力で高速動作が可能であり、更にコストアップの要因になることはない。
また、第1帰還抵抗Rf1の抵抗値を出力電圧設定信号Vosetで変更する方法は既存の技術が使える。例えば、図2に示すような回路を使用することができ、図2において、第1帰還抵抗Rf1を構成する抵抗Rf11〜Rf15を直列接続し、該各抵抗の接続部と抵抗Rf15の他端との間に接続されているスイッチ手段SW1〜SW4を、出力電圧設定信号Vosetで直接オン/オフ制御するか、又はデコーダ11で出力電圧設定信号Vosetをデコードした信号でオン/オフ制御することにより、所望の抵抗値を得るようにすることができる。
また、前記のように、基準電圧生成回路2はD/Aコンバータで構成されており、出力電圧設定信号Vosetの設定値に応じて基準電圧Vrefの電圧値を変更することができる。すなわち、基準電圧Vrefを変更することによってスイッチングレギュレータ1の出力電圧Voutの電圧値を変えることができる。
一方、定電圧回路7は、所定の定電圧Vregを生成して出力し、定電圧Vregは基準電圧生成回路2とバッファ回路4の電源をなしていることから、バッファ回路4からのハイレベルの信号BFoは、定電圧Vregとほぼ等しい電圧値をなす。
このような構成において、図3は、図1のスイッチングレギュレータ1の動作例を示したタイミングチャートであり、図3を参照しながら、スイッチングレギュレータ1の動作について説明する。
図3において、VHは帰還電圧Vfbの上限電圧を、VLは帰還電圧Vfbの下限電圧をそれぞれ示しており、上限電圧VHと下限電圧VLとの電圧差がヒステリシス電圧である。VOHはバッファ回路4における出力信号BFoの上限電圧であり、該上限電圧は前記のように定電圧回路7の出力電圧Vregとほぼ同じ電圧値である。VOLはバッファ回路4における出力信号BFoの下限電圧であり、ほぼ接地電圧GNDと同電圧である。
時刻t0で、コンパレータ3の出力信号HYSoの信号レベルが反転してローレベルになると、バッファ回路4の出力信号BFoもローレベルになる。制御回路5は、制御信号PHSをハイレベルにしてスイッチングトランジスタM1をオフさせて遮断状態にする。なお、図示していないが、このとき、制御信号NLSもハイレベルになり同期整流用トランジスタM2はオンして導通状態になる。
同期整流用トランジスタM2がオンすると、接地電圧GNDからインダクタL1にインダクタ電流が供給され、時間の経過と共に該インダクタ電流は減少する。インダクタ電流が、出力端子OUTに接続された負荷20に流れる負荷電流未満になり、出力コンデンサCoから該負荷電流が供給されると出力電圧Voutが低下する。
帰還電圧Vfbは出力電圧Voutの変化を帰還してコンパレータ3の反転入力端に伝えている。しかし、コンパレータ3の出力信号HYSoがローレベルになると同時に、バッファ回路4の出力信号BFoもローレベルになることから、第1帰還抵抗Rf1が第1分圧抵抗R1と第2分圧抵抗R2の直列回路に並列に接続された状態になる。このため、帰還電圧Vfbを生成する分圧回路の分圧比が変わり、帰還電圧Vfbの電圧が低下するが、帰還コンデンサCf1の影響で帰還電圧Vfbは所定の時間をかけて低下する。
次に、時刻t1で、帰還電圧Vfbが基準電圧Vref未満になると、コンパレータ3は出力信号HYSoの信号レベルを反転させる動作を開始するが、コンパレータ3の出力信号HYSoがローレベルからハイレベルに切り換わるまでには、コンパレータ3の応答遅れがあるため遅延時間Td1を要する。このため、コンパレータ3の出力信号HYSoの信号レベルが反転してハイレベルになるのは、時刻t2になった時点であり、帰還電圧Vfbは、この間も低下し続けていることから、時刻t2時点では下限電圧VLまで低下している。
時刻t2で、コンパレータ3の出力信号HYSoとバッファ回路4の出力信号BFoが共にハイレベルになる。なお、バッファ回路4におけるハイレベルの出力信号BFoの電圧は、定電圧回路7からの定電圧Vregと同じ電圧であることから入力電圧Vinに関係なく一定である。コンパレータ3の出力信号HYSoがハイレベルになると、制御回路5は、制御信号PHS及びNLSをそれぞれローレベルにし、スイッチングトランジスタM1をオンさせると共に同期整流用トランジスタM2をオフさせる。すると、入力電圧VinがインダクタL1に供給され、出力電圧Voutが上昇する。
また、前記帰還電圧生成回路には第1帰還抵抗Rf1を介してバッファ回路4からハイレベルの電圧Vregが印加されるため、帰還電圧Vfbの電圧が上昇する。この際、帰還コンデンサCf1の影響により、帰還電圧Vfbは所定の時間をかけて上昇する。
次に、時刻t3で帰還電圧Vfbが基準電圧Vref以上になると、コンパレータ3は、出力信号HYSoの信号レベルを反転させる動作を開始するが、コンパレータ3の出力信号HYSoがハイレベルからローレベルに切り換わるまでには応答遅れがあり、遅延時間Td2を要する。このため、コンパレータ3の出力信号HYSoがローレベルになるのは、時刻t4になった時点となる。帰還電圧Vfbはこの間も上昇し続けることから、時刻t4時点では帰還電圧Vfbが上限電圧値VHまで上昇している。時刻t4から時刻t5の動作は、前記した時刻t0から時刻t2のときと同じである。
このように、コンパレータ3の出力端からバッファ回路4及び第1帰還抵抗Rf1を介して帰還ループを設けたため、帰還電圧Vfbの変化は該帰還ループによって帰還される帰還量によって決まる。この結果、帰還電圧VfbのDC成分は出力電圧Voutに比例するが、AC成分は前記帰還ループによって生成されるため、出力電圧Voutに重畳されるリプル電圧を極めて小さくすることができる。また、電流検出用の抵抗が不要になり、DC成分が帰還されていることから、負荷電流の増加と共に出力電圧Voutが大きく低下することもなくなった。
次に、スイッチングレギュレータ1の動作周波数について考察する。以下、スイッチングトランジスタM1がオンしている期間をTonとし、オフしている期間をToffとする。
時刻t2において、(帰還電圧Vfb=下限電圧VL)という条件から、時刻t4において(帰還電圧Vfb=上限電圧VH)になるまでの時間Tonを求めると、下記(1)式のようになる。なお以下、第1帰還抵抗Rf1、第2帰還抵抗Rf2、第1分圧抵抗R1及び第2分圧抵抗R2の各抵抗値を、それぞれrf1、rf2、r1及びr2とし、帰還コンデンサCf1の容量値をcf1とする。
Ton=r1×cf1/A×In{(−VL+B/A)/(−VH+B/A)}………………(1)
ただし、
A=(α×r2+α×r1−rf1×rf2×r2)/(α×r2)
B=(r1×rf1×Vout−rf2×r1×VOH)/α
α=r1×rf1+rf2×rf1+rf2×r1
である。
ここで、(VL−VH)<<(VH+B/A)であると仮定すると、前記(1)式は更に簡略化でき、下記(2)式のようになる。
Ton=r1×cf1/A×{(VL−VH)/(−VH+B/A)}………………(2)
同様に、時刻t4における(帰還電圧Vfb=上限電圧VH)の条件から、時刻t5における(帰還電圧Vfb=下限電圧VL)になるまでの時間Toffを求めると、下記(3)式のようになる。
Toff=r1×cf1/A×In{(VH+D/A)/(VL+D/A)}………………(3)
ただし、D=(−1×rf1×r1×Vout−rf2×r1×VOL)/αである。
ここで、(VH−VL)<<(VL+D/A)であると仮定すると、前記(3)式は更に簡略化することができ、下記(4)式のようになる。
Toff=r1×cf1/A×{(VH−VL)/(VL+D/A)}………………(4)
なお、前記計算式では出力電圧Voutに重畳されるリプル電圧については考慮していない。
Vout=0.6V、rf1=60kΩ、rf2=1kΩ、r1=3MΩ、r2=1MΩ、cf1=1pF、VOH=2.5V、VOL=0V、VL=0.15V、VH=0.152Vとして、前記(2)式及び(4)式からスイッチングレギュレータ1の動作周波数を求めると、およそ1.5MHzになる。
また、前記の式には入力電圧Vinの項がないため、前記動作周波数は入力電圧Vinの影響を受けないが、出力電圧Voutの項があるため出力電圧Voutを変えると周波数が変わることが分かる。
このようなことから、出力電圧Voutに応じて、第1帰還抵抗Rf1の抵抗値rf1を変えることで動作周波数をほぼ一定になるように制御することができる。
図4は、動作周波数を2MHzにした場合の第1帰還抵抗Rf1の抵抗値rf1と出力電圧Voutとの関係例を示した図である。
図4において、実線は出力電圧Voutが0.6V、1.2V及び2.0Vのときにおける第1帰還抵抗Rf1の抵抗値rf1をそれぞれ計算してプロットしたものである。ちなみに、出力電圧Voutが0.6Vのときの抵抗値rf1は33kΩであり、出力電圧Voutが1.2Vのときの抵抗値rf1は61kΩであり、出力電圧Voutが2.0Vのときの抵抗値rf1は90kΩである。また、1点鎖線は、出力電圧Voutが0.6Vと2.0Vにおける各抵抗値rf1を直線で結んだものである。図4から、出力電圧Voutの範囲が0.6Vから2.0Vの範囲であればほぼ直線近似できることが分かる。
このようなことから、本第1の実施の形態では、図2の説明で述べたように、出力電圧設定信号Vosetを使用して第1帰還抵抗Rf1の抵抗値rf1を変えるようにしている。なお、出力電圧VoutをD/Aコンバータでデジタル信号に変え、該デジタル信号を出力電圧設定信号Vosetの代わりに使用するようにしてもよいし、アナログ制御を使用し出力電圧Voutに応じて第1帰還抵抗Rf1の抵抗値rf1が変わるようにしてもよい。
図5は、高速動作モードから低消費動作モードに移行する際の図1のスイッチングレギュレータ1の動作例を示したタイミングチャートである。
図5において、高速動作モードで動作を行うときはモード切換信号MODEがハイレベルになり、低消費動作モードで動作を行うときはモード切換信号MODEがローレベルになる。
低消費動作モードに移行する手前の高速動作モードでは、スイッチングトランジスタM1のオン時間が次第に短くなる。このため、帰還電圧Vfbは全体に上昇し、下限電圧VLが基準電圧Vrefに近づき、逆に上限電圧VHは基準電圧Vrefよりもかなり大きくなっている。
時刻t1で、インダクタL1に逆流が発生して接続部LXの電圧が正電圧になると、逆流検出コンパレータ6の出力信号CPOの信号レベルが反転してローレベルになる。すると、制御回路5は、制御信号LOCKを使用して逆流検出コンパレータ6の動作を停止させて出力信号CPOをハイレベルに立ち上げる。更に、制御回路5は、スイッチングトランジスタM1がオンする次のタイミングである時刻t2で、制御信号PHSをローレベルにすると共にモード切換信号MODEをローレベルにする。モード切換信号MODEがローレベルになると、コンパレータ3の回路に供給されるバイアス電流が高速動作モード時の約1/4に減少するため、コンパレータ3の動作遅れもほぼ4倍になる。
この結果、時刻t3で帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefに到達してから、コンパレータ3の出力信号HYSoの信号レベルが反転してローレベルになる時刻t4までの遅延時間Td2Lは、高速動作モード時の遅延時間Td2の約4倍になる。このため、帰還電圧Vfbが下がり始める上限電圧VHLと基準電圧Vrefとの電圧差も、高速動作モード時の上限電圧VHと基準電圧Vrefとの電圧差の約4倍になる。
時刻t4で、コンパレータ3の出力信号HYSoがローレベルになると、スイッチングトランジスタM1がオフすると共に同期整流用トランジスタM2がオンして、帰還電圧Vfbが低下する。
次に、時刻t5で帰還電圧Vfbが基準電圧Vrefに達すると、遅延時間Td1L後の時刻t6で、コンパレータ3の出力信号HYSoの信号レベルが反転してハイレベルになる。時刻t5から時刻t6までの遅延時間Td1Lも、高速動作モード時の遅延時間Td1の約4倍になっている。
時刻t6で出力信号HYSoの信号レベルがハイレベルになると、スイッチングトランジスタM1がオンしてインダクタL1にエネルギーが蓄えられる。この後の動作は時刻t2からの動作と同じである。
前記のように低消費動作モードでは、コンパレータ3の遅延時間が高速動作モードのときよりも約4倍長くなったため、低消費動作モードではスイッチングレギュレータ1の動作周波数も約4倍になり、スイッチング電力も1/4に減少する。また、低消費動作モードでは、帰還電圧Vfbの上限電圧VHLと下限電圧VLLの電圧差も高速動作モードのときよりも約4倍大きくなっている。
このように、負荷電流が減少して逆流検出コンパレータ6が逆流を検出すると、制御回路5はコンパレータ3のバイアス電流を1/4に減少させることによって、結果的にスイッチングレギュレータ1の動作周波数を1/4に低下させることができるため、スイッチング電力も1/4に低下させることができ、高速動作モードよりも大幅な電力削減を行うことができる。なお、コンパレータ3におけるバイアス電流の減少は1/4に限ることはなく、機器の電源仕様に合わせて決めるようにすればよい。
本第1の実施の形態におけるスイッチングレギュレータは、コンパレータ3の出力端からバッファ回路4と第1帰還抵抗Rf1を介して帰還ループを設けたことから、出力電圧Voutの負荷特性を改善することができ、出力電圧Voutに重畳されるリプル電圧を極めて小さくすることができる。
また、前記帰還ループに使用したバッファ回路4におけるハイレベルの出力電圧を定電圧にしたことから、スイッチングレギュレータ1のスイッチング動作周波数が入力電圧Vinの影響を受けないようにすることができる。
また、出力電圧Voutに応じて前記帰還ループをなす第1帰還抵抗Rf1の抵抗値を変えるようにしたことから、スイッチングレギュレータ1の動作周波数をほぼ一定にすることができる。
更に、ヒステリシス電圧が帰還電圧Vfbの変化速度とコンパレータ3の遅延時間で決まるようにしたことから、スイッチングレギュレータ1の動作周波数を十分高い周波数に設定することができ、より効率の向上を図ることができる。
更に、コンパレータ3の遅延時間を変えることによってスイッチングレギュレータ1の動作周波数を変えることができるようにしたことから、低消費動作モード時には、コンパレータ3のバイアス電流を低減させるだけで、コンパレータ3の遅延時間がバイアス電流に比例して長くなり、自動的にスイッチングレギュレータ1の動作周波数を低下させることができるため、特別な回路を追加することなく周波数を下げてスイッチングロスの低減を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態におけるスイッチングレギュレータの回路例を示した図である。 図1の第1帰還抵抗Rf1の回路例を示した図である。 図1のスイッチングレギュレータ1の動作例を示したタイミングチャートである。 第1帰還抵抗Rf1の抵抗値rf1と出力電圧Voutとの関係例を示した図である。 高速動作モードから低消費動作モードに移行する際のスイッチングレギュレータ1の動作例を示したタイミングチャートである。 スイッチングレギュレータの従来例を示した回路図である。
符号の説明
1 スイッチングレギュレータ
2 基準電圧生成回路
3 コンパレータ
4 バッファ回路
5 制御回路
6 逆流検出コンパレータ
7 定電圧回路
11 デコーダ
20 負荷
M1 スイッチングトランジスタ
M2 同期整流用トランジスタ
L1 インダクタ
Rf1 第1帰還抵抗
Rf2 第2帰還抵抗
R1 第1分圧抵抗
R2 第2分圧抵抗
Cf1 帰還コンデンサ
Co 出力コンデンサ
Rf11〜Rf15 抵抗
SW1〜SW4 スイッチ手段

Claims (14)

  1. 入力端子に入力された入力電圧を、所定の電圧に変換して出力端子から出力電圧として出力する、インダクタを使用した出力電圧可変の非絶縁型のヒステリシススイッチングレギュレータにおいて、
    制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行うことにより、前記インダクタに対して、前記入力電圧による充電を行うスイッチングトランジスタと、
    前記出力電圧を分圧して第1帰還電圧を生成し出力する帰還電圧生成回路部と、
    前記第1帰還電圧と設定された基準電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成して出力するコンパレータを有する電圧比較回路部と、
    該コンパレータの出力信号に応じて前記スイッチングトランジスタのスイッチング制御を行う制御回路部と、
    前記コンパレータの出力信号に応じた電圧を第2帰還電圧として、前記第1帰還電圧に加算されるように前記帰還電圧生成回路部に帰還させる帰還ループ回路部と、
    を備え
    前記帰還ループ回路部は、前記帰還電圧生成回路部に帰還させる前記第2帰還電圧を、前記出力電圧に応じて変えることを特徴とするヒステリシススイッチングレギュレータ。
  2. 前記帰還ループ回路部は、スイッチングレギュレータの動作周波数が一定になるように、前記帰還電圧生成回路部に帰還させる前記第2帰還電圧を、前記出力電圧に応じて変えることを特徴とする請求項1記載のヒステリシススイッチングレギュレータ。
  3. 前記帰還電圧生成回路部は、
    一端が前記出力電圧に接続された第2帰還抵抗と、
    一端が前記第2帰還抵抗の他端に接続された第1分圧抵抗と、
    前記第1分圧抵抗の他端と所定の負側電源電圧との間に接続された第2分圧抵抗と、
    前記第2帰還抵抗と前記第1分圧抵抗との直列回路に並列に接続された帰還コンデンサと、
    を備え、
    前記第1分圧抵抗と前記第2分圧抵抗との接続部から前記第1帰還電圧が出力され、前記帰還ループ回路部は、前記第2帰還抵抗と前記第1分圧抵抗との接続部に前記第2帰還電圧を帰還させることを特徴とする請求項1又は2記載のヒステリシススイッチングレギュレータ。
  4. 前記帰還ループ回路部は、
    入力端が前記コンパレータの出力端に接続されたバッファ回路と、
    該バッファ回路の出力端と、前記第2帰還抵抗及び前記第1分圧抵抗の接続部との間に接続された第1帰還抵抗と、
    を備え、
    前記第1帰還抵抗は、入力された信号に応じた抵抗値をなす可変抵抗であり、前記出力電圧に応じて抵抗値が変わるように該信号が入力されることを特徴とする請求項3記載のヒステリシススイッチングレギュレータ。
  5. 前記第1帰還抵抗は、スイッチングレギュレータの動作周波数が一定になるように、前記出力電圧に応じて抵抗値が変えられることを特徴とする請求項4記載のヒステリシススイッチングレギュレータ。
  6. 前記電圧比較回路部は、外部から入力された出力電圧設定信号に応じて前記基準電圧の設定を行い、該出力電圧設定信号に応じた電圧値に前記出力電圧を設定し、前記第1帰還抵抗は、該出力電圧設定信号に応じた抵抗値をなすことを特徴とする請求項4又は5記載のヒステリシススイッチングレギュレータ。
  7. 前記バッファ回路の出力電圧の振幅を所定値で一定なるように制御する手段を備えることを特徴とする請求項4、5又は6記載のヒステリシススイッチングレギュレータ。
  8. 前記バッファ回路は、所定の定電圧を電源にして作動することを特徴とする請求項7記載のヒステリシススイッチングレギュレータ。
  9. 前記制御回路部は、前記インダクタに流れるインダクタ電流の逆流検出を行い、該逆流を検出すると、前記電圧比較回路部のコンパレータの内部に流れるバイアス電流を低減させることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載のヒステリシススイッチングレギュレータ。
  10. 前記制御回路部から制御電極に入力された制御信号に応じて、前記スイッチングトランジスタと相反するスイッチング動作を行い、前記スイッチングトランジスタがオフして前記インダクタへの充電が停止すると、該インダクタの放電を行う同期整流用トランジスタと、
    前記インダクタに流れるインダクタ電流の逆流検出を行う逆流検出回路部と、
    を備え、
    前記制御回路部は、前記逆流検出回路部が前記逆流を検出すると、前記電圧比較回路部のコンパレータ内部に流れるバイアス電流を低減させることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又記載のヒステリシススイッチングレギュレータ。
  11. 前記電圧比較回路部のコンパレータは、所定のヒステリシスを有することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10記載のヒステリシススイッチングレギュレータ。
  12. 前記電圧比較回路部のコンパレータは、該コンパレータの動作遅延時間と前記第1帰還電圧の変化速度に基づいて前記ヒステリシスが設定されることを特徴とする請求項11記載のヒステリシススイッチングレギュレータ。
  13. 制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行うスイッチトランジスタと、
    該スイッチトランジスタのスイッチングによって、入力端子に入力された入力電圧による充電が行われるインダクタと、
    該インダクタの放電を行う整流素子と、
    を備え、
    出力端子から出力される出力電圧が所定の定電圧になるように前記スイッチトランジスタに対するスイッチング制御を行い、前記入力端子に入力された入力電圧を所定の電圧に変換して前記出力端子から出力電圧として出力する出力電圧可変の非絶縁型のヒステリシススイッチングレギュレータの動作制御方法において、
    複数の抵抗を直列に接続してなる分圧回路で前記出力電圧を分圧して第1帰還電圧を生成し、
    前記第1帰還電圧と、設定された基準電圧との電圧比較を行い、該比較結果を示す信号を生成し、
    前記比較結果を示す信号に応じて前記スイッチングトランジスタのスイッチング制御を行い、
    前記比較結果を示す信号に応じた電圧を第2帰還電圧として、前記第1帰還電圧に加算されるように前記分圧回路に帰還させ、
    前記第2帰還電圧を前記出力電圧に応じて変えることを特徴とするヒステリシススイッチングレギュレータの動作制御方法
  14. スイッチングレギュレータの動作周波数が一定になるように、前記第2帰還電圧を前記出力電圧に応じて変えることを特徴とする請求項13記載のヒステリシススイッチングレギュレータの動作制御方法。
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