JP2010081749A - Dc−dcコンバータの制御回路、およびdc−dcコンバータの制御方法 - Google Patents

Dc−dcコンバータの制御回路、およびdc−dcコンバータの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、オン時間固定で制御されるコンパレータ制御方式のDC−DCコンバータにおいて、スイッチング動作におけるオン時間を負荷の増大に伴って長くすることにより、スイッチング周波数を負荷が重くなる領域で一定に維持することが可能なDC−DCコンバータの制御回路、および該DC−DCコンバータの制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明ではスイッチング動作の動作周波数と設定周波数とを比較し、設定周波数に対する動作周波数の周波数差に応じた周波数差信号を出力する周波数比較回路と、スイッチング動作におけるオン時間を、周波数差信号が正値の場合には長く調整し負値の場合には短く調整する計時回路とを備えて構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、オン時間固定で制御されるDC−DCコンバータの制御回路、および該DC−DCコンバータの制御方法に関するものであり、特に、負荷変動に応じて変化するスイッチング周波数について上限値を設けたDC−DCコンバータの制御回路、および該DC−DCコンバータの制御方法に関するものである。
特許文献1の図8に開示されているDC−DCコンバータ回路は、オン時間固定でスイッチング動作が制御される、いわゆる、コンパレータ制御方式のDC−DCコンバータ回路である。
出力電圧VOUTが、DC−DCコンバータ制御回路200の入力端子(FB1)に接続され、分圧されて、電圧比較器CMP1の反転入力端子に入力される。電圧比較器CMP1の非反転入力端子には基準電圧E1が接続されている。電圧比較器CMP1の出力端子はフリップフロップFF1のセット端子に接続されている。フリップフロップFF1は、セット入力に対して、非反転出力端子Qよりワンショットのハイレベル信号を出力する。この時のパルス幅は固定である。オン時間固定制御であるからである。フリップフロップFF1の非反転、反転出力端子Q、/Qは、各々、出力端子(DH)、(DL)を介して、主トランジスタFET1、同期トランジスタFET2に接続されている。
出力電圧VOUTが低下し基準電圧E1よりも低くなると、電圧比較器CMP1はハイレベル信号を出力して、フリップフロップFF1がセットされる。フリップフロップFF1のセットに応じて、主トランジスタFET1が導通し、入力電圧VINからチョークコイルL1を介して負荷に電流が供給され、DC−DCコンバータの出力電圧VOUTが上昇する。所定時間の経過の後、フリップフロップFF1はリセットされ、同期トランジスタFET2が導通する。チョークコイルL1に蓄えられたエネルギーは同期トランジスタFET2を介して負荷に供給されるが、チョークコイルL1に流れる電流はエネルギーの放出に伴って徐々に減少し、DC−DCコンバータの出力電圧VOUTも徐々に下がる。出力電圧VOUTが基準電圧E1を下回ると、再度、電圧比較器CMP1がハイレベル信号を出力し、フリップフロップFF1がセットされる。上記の動作が繰り返される。
特開2007−174772号公報(図8)
特許文献1のDC−DCコンバータ回路では、出力電圧VOUTに接続されている負荷の状況に応じて出力電圧VOUTの降下頻度、降下速度が異なる。負荷が小さければ出力電圧VOUTの降下もゆっくりであり、スイッチング動作は必要に応じて間欠的に行われれば足る。負荷が増大するにつれて出力電圧VOUTの降下は急となり、スイッチング動作の頻度、すなわち、スイッチング周波数は増大していく。
すなわち、特許文献1のDC−DCコンバータ回路は、負荷変動に応じてスイッチング周波数が変動する特性を有することにより、スイッチング動作に伴う不要輻射ノイズも負荷変動に応じて変動することとなる。ノイズ除去対策を負荷変動に応じて変動する不要輻射ノイズの帯域に合わせて備えなければならず、ノイズ除去対策が複雑になってしまうおそれがあり問題である。
本発明は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、オン時間固定で制御されるコンパレータ制御方式のDC−DCコンバータにおいて、スイッチング動作におけるオン時間を負荷の増大に伴って長くすることにより、スイッチング周波数を負荷が重くなる領域で一定に維持することが可能なDC−DCコンバータの制御回路、および該DC−DCコンバータの制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係るDC−DCコンバータの制御回路は、DC−DCコンバータの出力電圧が設定電圧を下回るごとにスイッチング動作を行うDC−DCコンバータの制御回路であって、スイッチング動作の動作周波数と設定周波数とを比較し、設定周波数に対する動作周波数の周波数差に応じた周波数差信号を出力する周波数比較回路と、スイッチング動作におけるオン時間を、周波数差信号の値が第1の範囲にある場合には長く調整し、周波数差信号の値が第2の範囲にある場合には短く調整する計時回路とを備え構成されている。
また、本発明に係るDC−DCコンバータの制御方法は、DC−DCコンバータの出力電圧が設定電圧を下回るごとにスイッチング動作を行うコンパレータ制御方式で動作するDC−DCコンバータの制御方法であって、スイッチング動作の動作周波数と設定周波数とを比較し、スイッチング動作におけるオン時間を、設定周波数に対する動作周波数の周波数差が第1の範囲にある場合には長く調整し第2の範囲にある場合には短く調整する。
本発明に係るDC−DCコンバータの制御回路、およびDC−DCコンバータの制御方法によれば、DC−DCコンバータの出力電圧が設定電圧を下回るごとにスイッチング動作を行うにあたり、スイッチング動作の動作周波数と設定周波数とを比較して、設定周波数に対する動作周波数の周波数差に応じて出力される周波数差信号に応じて、周波数差信号が正値の場合にはスイッチング動作のオン時間を長く調整し、負値の場合には短く調整することができる。
ここで、コンパレータ制御方式で動作するDC−DCコンバータでは、スイッチング動作の動作周波数が高いとは負荷が重いことを意味し、スイッチング動作の動作周波数が低いとは負荷が軽いことを意味する。これにより、動作周波数の増大に伴いスイッチング動作でのオン時間を増大させるので、スイッチング動作は動作周波数の増大が抑制される。また、動作周波数の減少に伴いスイッチング動作でのオン時間を減少させるので、スイッチング動作は動作周波数の減少が抑制される。その結果、負荷変動に伴うスイッチング動作の動作周波数の変動を抑制することができる。
コンパレータ制御方式で動作するDC−DCコンバータのスイッチング動作において、負荷変動に伴う動作周波数の変動を抑制することができる。スイッチング動作に伴い発生する不要輻射ノイズの周波数帯域を狭い周波数領域に抑え込むことができ、ノイズ対策が容易になる。
まず、図1を参照し、DC−DCコンバータの回路構成について説明する。なお、図1では、1が実施形態のDC−DCコンバータの制御回路である。
入力電源VCCはDC−DCコンバータの制御回路1の(VIN)端子に接続されている。DC−DCコンバータの制御回路1の出力端子(LX)はコイルL1の一方の端子に接続されている。コイルL1の他方の端子は一端子が接地された出力コンデンサC1、DC−DCコンバータの(VOUT)端子、およびDC−DCコンバータの制御回路1の帰還端子(FB)に接続されている。DC−DCコンバータの(VOUT)端子には負荷抵抗ESRが接続されている。
次に、DC−DCコンバータの制御回路1の構成について説明する。(VIN)端子はPMOSトランジスタFET1のソース端子に接続されている。PMOSトランジスタFET1のドレイン端子はダイオードD1のカソード端子とDC−DCコンバータの制御回路1の出力端子(LX)とに接続されている。ダイオードD1のアノード端子は接地されている。
帰還端子(FB)は抵抗素子R1に接続されている。抵抗素子R1は抵抗素子R2と直列接続され、分圧回路を構成している。抵抗素子R1と抵抗素子R2の接続点は比較器CMP1の反転入力端子に接続されている。比較器CMP1の非反転入力端子は設定電圧E1に接続されている。比較器CMP1の出力端子はフリップフロップ回路FFのセット端子(S)に接続されている。
フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)はPMOSトランジスタFET1のゲート端子、計時回路4の入力端子(A)、および周波数比較回路2の入力端子に接続されている。周波数比較回路2の出力端子はクランプ回路3の入力端子に接続されている。クランプ回路の出力端子は計時回路4の入力端子(B)に接続されている。計時回路4の出力端子はフリップフロップ回路FFのリセット端子(R)に接続されている。
次に、図2を参照し、周波数比較回路2の構成について説明する。周波数比較回路2の入力端子はF/V変換回路F/V1の入力端子である。F/V変換回路F/V1の出力端子は増幅器AMP1の非反転入力端子に接続されている。増幅器AMP1の反転入力端子は定電圧源VR1に接続されている。定電圧源VR1は設定周波数に応じた電圧である設定周波数電圧VR1を出力する。
増幅器AMP1の出力端子は抵抗素子R3の一方の端子に接続されている。抵抗素子R3の他方の端子はコンデンサC2の一方の端子と増幅器AMP2の反転入力端子とに接続されている。増幅器AMP2の非反転入力端子は定電圧源VR2に接続されている。コンデンサC2の他方の端子は増幅器AMP2の出力端子に接続されている。増幅器AMP2の出力端子は周波数比較回路2の出力端子である。
次に、図3を参照し、クランプ回路3の構成について説明する。クランプ回路3の入力端子はPNPトランジスタTR1のベース端子である。PNPトランジスタTR1のコレクタ端子は接地されている。PNPトランジスタTR1のエミッタ端子は定電流源I0を介して入力電源VCCに接続されている。また、PNPトランジスタTR1のエミッタ端子はPNPトランジスタTR2のエミッタ端子、およびNPNトランジスタTR3のベース端子に接続されている。
PNPトランジスタTR2のベース端子は定電圧源VR3に接続されている。PNPトランジスタTR2のコレクタ端子は接地されている。NPNトランジスタTR3のコレクタ端子は入力電源VCCに接続されている。NPNトランジスタTR3のエミッタ端子は接地された定電流源I1に接続されている。NPNトランジスタTR3のエミッタ端子と定電流源I1との接続点がクランプ回路3の出力端子である。
次に、図4を参照し、計時回路4の構成について説明する。計時回路4の入力端子(B)はNPNトランジスタTR4のベース端子である。NPNトランジスタTR4のコレクタ端子はPMOSトランジスタFET2のドレイン端子とゲート端子、およびPMOSトランジスタFET3のゲート端子に接続されている。NPNトランジスタTR4のエミッタ端子は接地された抵抗素子R4に接続されている。
PMOSトランジスタFET2のソース端子は入力電源VCCに接続されている。PMOSトランジスタFET3のソース端子は入力電源VCCに接続されている。PMOSトランジスタFET3のドレイン端子はNMOSトランジスタFET4のドレイン端子、入力電源VCCに接続された定電流源I2、一端子が接地されたコンデンサC3、および比較器CMP2の非反転入力端子に接続されている。NMOSトランジスタFET4のゲート端子は計時回路4の入力端子(A)である。NMOSトランジスタFET4のソース端子は接地されている。比較器CMP2の反転入力端子は定電圧源VR4に接続されている。比較器CMP2の出力端子は計時回路4の出力端子である。
図1に示す実施形態では、PMOSトランジスタFET1およびダイオードD1がDC−DCコンバータの制御回路1に含まれる構成である。しかしながら、PMOSトランジスタFET1とダイオードD1との少なくとも何れか一方をDC−DCコンバータの制御回路1の外部に構成することも考えられる。また図1に示す実施形態では、抵抗素子R1およびR2で構成される分圧回路がDC−DCコンバータの制御回路1に内蔵される構成として説明した。しかしながら、抵抗素子R1およびR2で構成される分圧回路をDC−DCコンバータの制御回路1の外部素子として構成することもできる。ここで、DC−DCコンバータの制御回路1は、例えば、集積回路として構成することができる。
次に作用について説明する。(VOUT)端子に出力される出力電圧VOUTが低下し、比較器CMP1の反転入力端子に入力される出力電圧VOUTの分圧電圧が設定電圧E1を下回ると、比較器CMP1がハイレベル信号を出力する。これによりフリップフロップ回路FFがセットされ、反転出力端子(Q_)からローレベル信号が出力される。PMOSトランジスタFET1が導通状態となり、入力電源VCCから電力が供給され、(VOUT)端子の電圧、すなわち出力電圧VOUTが増加していく。
ここで、フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)から出力されるローレベル信号は計時回路4の入力端子(A)にも入力される。入力端子(A)に入力されるローレベル信号により、計時回路4(図4、参照)のNMOSトランジスタFET4は非導通状態になる。これにより、フリップフロップ回路FFがセット状態であり、反転出力端子(Q_)がローレベル信号を出力している間は、定電流源I2により計時回路4のコンデンサC3に電荷が蓄えられる。そして、コンデンサC3の端子間電圧V3が定電圧VR4を上回った時、比較器CMP2がハイレベル信号を出力する。比較器CMP2から出力されるハイレベル信号はフリップフロップ回路FFのリセット端子(R)に入力される。これにより、フリップフロップ回路FFはリセットされる。フリップフロップ回路FFがセット状態にある期間、PMOSトランジスタFET1が導通状態に維持され、入力電源VCCから(VOUT)端子に向けて電力が供給される。
計時回路4による計時の結果、比較器CMP2からハイレベル信号が出力され、フリップフロップ回路FFがリセットされると、フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)がハイレベル信号を出力する。これにより、計時回路4のNMOSトランジスタFET4は導通状態となりコンデンサC3は放電される。コンデンサC3の端子間電圧V3が定電圧VR4を下回り、比較器CMP2の出力はローレベル信号を出力するようになる。これにより、フリップフロップ回路FFのリセット端子(R)へのリセット信号(ハイレベル信号)入力は終了する。フリップフロップ回路FFはセット端子(S)へのセット信号(ハイレベル信号)の入力待ちの状態となる。このとき、出力電圧VOUTが低下した状態が継続して、比較器CMP1からハイレベル信号が出力されていれば、フリップフロップ回路FFは再度セットされ、同様の動作が繰り返される。
尚、フリップフロップ回路FFのセット端子(S)とリセット端子(R)に同時にハイレベル信号が入力されることがある。この場合の対応として、例えば、フリップフロップ回路FFとしてリセット端子(R)への入力を優先する回路構成とすることが考えられる。これにより、フリップフロップ回路FFがリセット状態になり、反転出力端子(Q_)からハイレベル信号が出力される。計時回路4のNMOSトランジスタFET4は導通状態となりコンデンサC3は放電され、比較器CMP2の出力が反転する。比較器CMP2の出力端子がローレベル信号を出力する。これにより、フリップフロップ回路FFのリセット端子(R)にローレベル信号が入力される。そこで、再びフリップフロップ回路FFのセット端子(S)にハイレベル信号が入力されることにより、フリップフロップ回路FFがセット状態となる。
(VOUT)端子の出力電圧VOUTが増加し、出力電圧VOUTから分圧された電圧が設定電圧E1を上回れば、比較器CMP1はローレベル信号を出力する。これにより、フリップフロップ回路FFのセット動作は休止する。
フリップフロップ回路FFがリセット状態に維持されている時に、出力電圧VOUTが低下し出力電圧VOUTを分圧した電圧が設定電圧E1を下回ると、上述した動作が再開される。すねわち、フリップフロップ回路FFがセットされPMOSトランジスタFET1の導通により入力電源VCCから(VOUT)端子への電力供給が開始される。加えて、計時回路4がPMOSトランジスタFET1の導通期間、すなわち電力供給の期間を計時する。計時回路4による計時によりフリップフロップ回路FFがリセット状態とされ、(VOUT)端子への電力供給が終了する。
計時回路4による計時期間が、PMOSトランジスタFET1の導通期間となる。この動作は、出力電圧VOUTの低下の程度により頻度が決定される。出力電圧VOUTは負荷が重いほど低下の程度が大きくなるので、負荷の大きさに応じた動作頻度、すなわち動作周波数で電力供給が行われる。負荷が重いと出力電圧VOUTの降下は急となり動作周波数が増大する。反対に、負荷が軽いと出力電圧VOUTの降下は緩やかとなり動作周波数が減少する。
フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)から出力される出力電圧VOUTの負荷の軽重に応じた頻度(動作周波数)で所定期間ローレベルを繰り返す信号は、周波数比較回路2の入力端子を介してF/V変換回路F/V1に入力される。その出力端子からは、動作周波数に応じたF/V変換回路F/V1の出力電圧V0が出力される。なお、F/V変換回路F/V1では動作周波数の周期をカウントし電圧に変換して出力する。そして、F/V変換回路F/V1の出力電圧V0は増幅器AMP1の非反転入力端子に入力される。
増幅器AMP1の反転入力端子には設定周波数に応じた設定周波数電圧VR1が入力される。増幅器AMP1では、設定周波数電圧VR1に対するF/V変換回路F/V1の出力電圧V0の差電圧が増幅されて、増幅電圧V1として出力される。設定周波数に対する動作周波数の周波数差として、増幅電圧V1が出力される。この時、動作周波数が設定周波数より高ければ、増幅電圧V1は、その周波数差に応じて増幅器AMP1の動作点電圧より高い電圧となる。動作周波数が設定周波数より低ければ、増幅電圧V1は、その周波数差に応じて増幅器AMP1の動作点電圧より低い電圧となる。
増幅器AMP1から出力される増幅電圧V1は、積分回路5に入力される。積分回路5には、抵抗素子R3、増幅器AMP2、コンデンサC2、および定電圧源VR2が備えられている。
定電圧源VR2の電圧値を増幅器AMP1からの出力電圧である増幅電圧V1における動作点電圧と同電圧とすることで、フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)から出力され、周波数比較回路2の入力端子に入力されるローレベルの出現頻度(動作周波数)が設定周波数より高い場合、周波数比較回路2の出力電圧V2は、動作周波数と設定周波数の差分に応じた電圧が積分され時間経過と共に減少する信号となる。動作周波数が設定周波数より低い場合、周波数比較回路2の出力電圧V2は、動作周波数と設定周波数の差分に応じた電圧が積分され時間経過と共に増加する信号となる。
これにより、後述するように、フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)から出力されるローレベルのパルス時間が拡大または短縮される。パルス時間が拡大されれば1回に供給できる電力量が増大するので、フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)から出力されるローレベルの出現頻度が減少する。逆に、パルス時間が短縮されれば、1回に供給できる電力量が減少するので、フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)から出力されるローレベル信号の出現頻度が増大する。こうして、動作周波数が設定周波数に収束された上で安定することができる。
周波数比較回路2の出力電圧V2はクランプ回路3に入力され、PNPトランジスタTR1のベースに加わる(図3、参照)。PNPトランジスタTR1とPNPトランジスタTR2は差動対を構成している。差動対の作用により、PNPトランジスタTR1のベースに加わる電圧がPNPトランジスタTR2のベースに加わる電圧VR3より低い場合、定電流源I0から流れる定電流はPNPトランジスタTR1を介して引き抜かれる。そして、クランプ回路3の出力電圧は、クランプ回路3の入力端子に加えられた電圧になる。
また、PNPトランジスタTR1のベースに加わる電圧がPNPトランジスタTR2のベースに加わる電圧VR3より高い場合、定電流源I0から流れる定電流はPNPトランジスタTR2を介して引き抜かれる。そして、クランプ回路3の出力電圧は、クランプ回路3の入力端子に加えられた電圧に関わらず、PNPトランジスタTR2のベースに加わる電圧VR3にクランプされる。
クランプ回路3の出力電圧は、計時回路4の入力端子(B)であるNPNトランジスタTR4のベース端子に加わる。(図4、参照)NPNトランジスタTR4のエミッタ端子に接続された抵抗素子R4にはNPNトランジスタTR4のベース端子に加わる電圧に比例した電流I3が流れる。また、抵抗素子R4に流れる電流I3と同じ電流がPMOSトランジスタFET2のソース−ドレイン間に流れる。
PMOSトランジスタFET2とPMOSトランジスタFET3とでカレントミラー回路を構成している。ここで、PMOSトランジスタFET2とPMOSトランジスタFET3とのサイズが同じであるとすれば、カレントミラー回路の作用により、PMOSトランジスタFET2のソース−ドレイン間に流れる電流I3とPMOSトランジスタFET3のソース−ドレイン間に流れる電流I3は等しくなる。
計時回路4の入力端子(A)に入力されるフリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)の信号がローレベルに維持されている状態では、NMOSトランジスタFET4は非導通状態となる。この時に、PMOSトランジスタFET3のソース−ドレイン間に流れる電流I3は定電流源I2から流れる定電流と一緒にコンデンサC3に流れる。これにより、コンデンサC3の端子間に電荷が蓄えられ、コンデンサC3に端子間電圧V3が加わる。コンデンサC3の端子間電圧V3が定電圧VR4を上回った時に、比較器CMP2の出力電圧VAはハイレベル信号を出力する。このハイレベル信号がフリップフロップ回路FFのリセット端子(R)に入力されると、フリップフロップ回路FFはリセットされる。フリップフロップ回路FFのリセットにより反転出力端子(Q_)の出力はハイレベル信号になる。
フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)からローレベル信号が出力され、コンデンサC3に電荷が蓄えられ、比較器CMP2の出力電圧VAがハイレベル信号に反転して、フリップフロップ回路FFがリセット状態となり、フリップフロップ回路の反転出力端子(Q_)からハイレベル信号が出力されるまでの時間が、TON時間である(図5)。この間、PMOSトランジスタFET1が導通し、DC−DCコンバータの(VOUT)端子に向けて、入力電源VCCから電力が供給される。
TON時間はフリップフロップ回路FFのセット状態からリセット状態までの時間である。この間、PMOSトランジスタFET1が導通し、入力電源VCCから(VOUT)端子に向けて電力が供給される。そのため、TON時間が長いほど、スイッチング動作1回で供給される供給電力は増大し、その結果フリップフロップ回路FFがセット状態になる動作周波数は減少する。逆に、TON時間が短いほどスイッチング動作1回で供給される供給電力は少なくなり、フリップフロップ回路FFがセット状態になる動作周波数が増大する。
TON時間を計時するコンデンサC3の端子間電圧V3の増加速度は、定電流源I2からの電流とPMOSトランジスタFET3のソース−ドレイン間電流I3とで定まる。しかしながら、定電流源I2からの電流は一定である。そのため、コンデンサC3の端子間電圧V3の増加速度は、PMOSトランジスタFET3のソース―ドレイン電流I3に依存して変化する。
前述した周波数比較回路2の作用により、動作周波数が設定周波数より高いと周波数比較回路2の出力電圧V2は時間経過と共に減少する。周波数比較回路2の出力電圧V2が減少すると、PMOSトランジスタFET3のソース−ドレイン間電流I3も減少する。すると、コンデンサC3の端子間電圧V3の増加速度が減少し、TON時間が長くなる。TON時間が長くなると、PMOSトランジスタFET1の1回の導通期間が長くなり、スイッチング動作1回で供給される供給電力が増大する。この結果、動作周波数が減少する方向に制御される。減少した動作周波数は周波数比較回路2に入力され、一連の作用が繰り返される。これにより動作周波数が設定周波数に向かって減少していく。
また、動作周波数が設定周波数より低いと周波数比較回路2の出力電圧V2は時間経過と共に増加する。周波数比較回路2の出力電圧V2が増加すると、PMOSトランジスタFET3のソース−ドレイン間電流I3も増加する。すると、コンデンサC3の端子間電圧V3の増加速度が増加し、TON時間が短くなる。TON時間が短くなると、PMOSトランジスタFET1の1回の導通期間が短くなり、スイッチング動作1回で供給される供給電力が減少する。この結果、動作周波数が増加する方向に制御される。増加した動作周波数は周波数比較回路2入力され、一連の作用が繰り返される。これにより動作周波数が設定周波数に向かって増加していく。
次に効果について説明する。周波数比較回路2は、フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)から出力されるパルス信号の動作周波数と設定周波数とを比較する。この時、定電圧源VR2の電圧値を増幅器AMP1の出力電圧V1における動作点電圧と同電圧とすることで、動作周波数が設定周波数より高ければ、周波数比較回路2の出力電圧V2は時間と共に減少する。減少する周波数比較回路2の出力電圧V2は、クランプ回路3を介して計時回路4の入力端子(B)に入力される。計時回路4において、コンデンサC3を充電する電流が時間と共に減少する。定電圧源I2からの定電流I2に応じた計時時間を最大時間として、出力電圧V2による充電電流が加わり、TON時間が設定される。周波数比較回路2の出力電圧V2が低いほど、TON時間が長い時間に設定される。
また、動作周波数が設定周波数より低くければ、周波数比較回路2の出力電圧V2は時間と共に増大する。増大する周波数比較回路2の出力電圧V2は、クランプ回路3を介して計時回路4の入力端子(B)に入力される。計時回路4において、コンデンサC3を充電する電流が時間と共に増加する。計時回路4の(B)端子に入力される電圧は、クランプ回路3にある電圧VR3を限度とする。計時回路4において、電圧VR3に応じた計時時間を最小時間として、TON時間が短い時間に設定される。
TON時間が長く設定されると、フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)から出力されるローレベルのパルス信号が長くなる。PMOSトランジスタFET1の導通時間が長くなり(VOUT)端子へのスイッチング動作1回あたりの電力供給量が増大する。その結果、フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)から出力されるパルス信号の出現頻度、すなわち、PMOSトランジスタFET1の導通頻度(動作周波数)が減少する。
TON時間が短く設定されると、フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)から出力されるローレベルのパルス信号が短くなる。PMOSトランジスタFET1の導通時間が短くなり(VOUT)端子へのスイッチング動作1回あたりの電力供給量が減少する。その結果、フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)から出力されるパルス信号の出現頻度、すなわち、PMOSトランジスタFET1の導通頻度(動作周波数)が増加する。
このようにして、変化した動作周波数が再び周波数比較回路2入力される。そして、一連の作用をくりかえすことで設定周波数に収束される。その結果、コンパレータ制御方式で動作するDC−DCコンバータのスイッチング動作において、負荷変動に伴う動作周波数の変動を抑制することができる。これにより、スイッチング動作に伴い発生する不要輻射ノイズの周波数帯域を狭い周波数領域に抑え込むことができ、ノイズ対策が容易になる。
この場合、軽負荷領域においては、クランプ回路3により、周波数比較回路2の出力電圧V2の上限値が電圧VR3でクランプされることにより、フリップフロップ回路FFの反転出力端子(Q_)から出力されるローレベルのパルス信号の最小TON時間が制限される。PMOSトランジスタFET1の導通時間が短くなり(VOUT)端子への電力供給量が小さくなる。これにより、軽負荷領域における動作周波数は、負荷の軽減に従い、動作周波数は小さくなるように制御される。軽負荷領域においては必要最小限の動作周波数で制御することができる。軽負荷状態において、回路動作に伴う電力消費を抑制しながら、負荷が重くなる領域において、動作周波数を一定に維持して不要輻射ノイズを低減することができる。
尚、本発明では前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。例えば、図1のDC−DCコンバータの制御回路1において設定電圧E1を固定としたがこの形態に限られない。設定電圧E1を変動すると(VOUT)端子の電圧の設定が変更できる。また、図2の周波数比較回路2において、定電圧源VR1を固定であるとしたが、この形態に限られない。定電圧源VR1を変動するものとして設定周波数を可変する形態としてもよい。またクランプ回路3にある定電圧源VR3を固定としたがこの形態に限られない。定電圧源VR3を可変とすることでクランプ値の上限を調整できる。これにより、計時回路4に流れる電流I3の上限が変更できる、比較器CMP2がローレベル信号からハイレベル信号に反転する時間TON時間の下限が変更できる。
ここで、図2の2は請求項における周波数比較回路に対応する。
また、図4の4は請求項における計時回路に対応する。
また、図3の3は請求項におけるクランプ回路に対応する
また、図1の(VOUT)端子の電圧は、請求項におけるDC−DCコンバータの出力電圧に対応する。
また、図2の増幅電圧V1は、請求項における周波数差信号に対応する。
また、図2のF/V変換回路F/V1は、請求項における変換回路に対応する。
また、図2の増幅器AMP1は、比較回路に対応する。
また、図2の積分回路5は請求項における積分器に対応する
また、図4の定電流源I2は請求項における基本部に対応する。
また、図4のPNPトランジスタTR2と抵抗素子R4とPMOSトランジスタFET2とPMOSトランジスタFET3が備えられた回路は請求項における補助部に対応する。
また、図4のNMOSトランジスタFET4とコンデンサC3と定電圧源VR4と比較器CMP2が備えられた回路は請求項における計時出力回路に対応する。
本発明の諸態様を以下に付記としてまとめる。
(付記1)
DC−DCコンバータの出力電圧が設定電圧を下回るごとにスイッチング動作を行うDC−DCコンバータの制御回路であって、
前記スイッチング動作の動作周波数と設定周波数とを比較し、前記設定周波数に対する前記動作周波数の周波数差に応じた周波数差信号を出力する周波数比較回路と、
前記スイッチング動作におけるオン時間を、前記周波数差信号の値が第1の範囲にある場合には長く調整し、前記周波数差信号の値が第2の範囲にある場合には短く調整する計時回路とを備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御回路。
(付記2)
前記周波数比較回路は、
前記動作周波数をアナログ信号に変換する変換回路と、
前記アナログ信号と前記設定周波数に応じた設定アナログ信号とを比較する比較回路と、
前記比較回路から出力される比較結果を積分し、前記周波数差信号を出力する積分器とを備えることを特徴とする付記1に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(付記3)
前記計時回路は、
最大オン時間に係る第1計時信号を出力する基本部と、
前記周波数差信号に応じた前記オン時間の前記最大オン時間からの時間差に係る第2計時信号を出力する補助部と、
前記第1計時信号と前記第2計時信号とを合成して前記オン時間を計時する計時出力回路とを備えることを特徴とする付記1に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(付記4)
前記周波数比較回路と前記計時回路との間に備えられ、負値の周波数差を示す前記周波数差信号の周波数差の下限値を設定するクランプ回路を備えることを特徴とする付記1乃至3の少なくとも何れか1項に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
(付記5)
DC−DCコンバータの出力電圧が設定電圧を下回るごとにスイッチング動作を行うコンパレータ制御方式で動作するDC−DCコンバータの制御方法であって、
前記スイッチング動作の動作周波数と設定周波数とを比較し、
前記スイッチング動作におけるオン時間を、前記設定周波数に対する前記動作周波数の周波数差が第1の範囲にある場合には長く調整し第2の範囲にある場合には短く調整することを特徴とするDC−DCコンバータの制御方法。
(付記6)
前記動作周波数と前記設定周波数との比較の際、
前記動作周波数をアナログ信号に変換し、
前記アナログ信号と前記設定周波数に応じた設定アナログ信号とを比較し、
前記比較結果を積分することを特徴とする付記5に記載のDC−DCコンバータの制御方法。
(付記7)
前記オン時間を調整するにあたり、
最大オン時間に係る第1計時信号を出力し、
前記周波数差に応じた前記オン時間の前記最大オン時間からの時間差に係る第2計時信号を出力し、
前記第1計時信号と前記第2計時信号とを合成して前記オン時間を計時することを特徴とする付記5に記載のDC−DCコンバータの制御方法。
(付記8)
前記オン時間を調整するにあたり、
最小オン時間を設定することを特徴とする付記5乃至7の少なくとも何れか1項に記載のDC−DCコンバータの制御方法。
本発明の第1実施形態の回路図である。 本発明における周波数比較回路の回路図である。 本発明におけるクランプ回路の回路図である。 本発明における計時回路の回路図である。 本発明における計時回路の波形図である。
符号の説明
1 DC−DCコンバータの制御回路
2 周波数比較回路
3 クランプ回路
4 計時回路
5 積分回路
AMP1、AMP2 増幅器
(A)、(B) 計時回路4の入力端子
C1 出力コンデンサ
C2、C3 コンデンサ
CMP1、CMP2 比較器
D1 ダイオード
(DL)、(DH)、 出力端子
E1 設定電圧
ESR 負荷抵抗
(FB) 帰還端子
FET1、FET2、FET3 PMOSトランジスタ
FET4、FET5、FET6 NMOSトランジスタ
FF フリップフロップ回路
F/V1 F/V変換回路
I0、I1、I2 定電流源
L1 コイル
(LX) DC−DCコンバータの制御回路1の出力端子
(Q_) フリップフロップ回路の反転出力端子
(R) フリップフロップ回路のリセット端子
(S) フリップフロップ回路のセット端子
R1、R2、R3、R4、 抵抗素子
TR3、TR4 NPNトランジスタ
TR1、TR2 PNPトランジスタ
VCC 入力電源
(VIN) 入力端子
(VOUT) 出力端子
VR1、VR2、VR3、VR4 定電圧源
V0 F/V変換回路F/V1の出力電圧
V1 増幅電圧
V2 周波数比較回路2の出力電圧
V3 コンデンサC3の端子間電圧
VA 比較器CMP2の出力電圧
VOUT 出力電圧

Claims (6)

  1. DC−DCコンバータの出力電圧が設定電圧を下回るごとにスイッチング動作を行うDC−DCコンバータの制御回路であって、
    前記スイッチング動作の動作周波数と設定周波数とを比較し、前記設定周波数に対する前記動作周波数の周波数差に応じた周波数差信号を出力する周波数比較回路と、
    前記スイッチング動作におけるオン時間を、前記周波数差信号の値が第1の範囲にある場合には長く調整し、前記周波数差信号の値が第2の範囲にある場合には短く調整する計時回路とを備えることを特徴とするDC−DCコンバータの制御回路。
  2. 前記周波数比較回路は、
    前記動作周波数をアナログ信号に変換する変換回路と、
    前記アナログ信号と前記設定周波数に応じた設定アナログ信号とを比較する比較回路と、
    前記比較回路から出力される比較結果を積分し、前記周波数差信号を出力する積分器とを備えることを特徴とする請求項1に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
  3. 前記計時回路は、
    最大オン時間に係る第1計時信号を出力する基本部と、
    前記周波数差信号に応じた前記オン時間の前記最大オン時間からの時間差に係る第2計時信号を出力する補助部と、
    前記第1計時信号と前記第2計時信号とを合成して前記オン時間を計時する計時出力回路とを備えることを特徴とする請求項1に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
  4. 前記周波数比較回路と前記計時回路との間に備えられ、負値の周波数差を示す前記周波数差信号の周波数差の下限値を設定するクランプ回路を備えることを特徴とする請求項1乃至3の少なくとも何れか1項に記載のDC−DCコンバータの制御回路。
  5. DC−DCコンバータの出力電圧が設定電圧を下回るごとにスイッチング動作を行うコンパレータ制御方式で動作するDC−DCコンバータの制御方法であって、
    前記スイッチング動作の動作周波数と設定周波数とを比較し、
    前記スイッチング動作におけるオン時間を、前記設定周波数に対する前記動作周波数の周波数差が第1の範囲にある場合には長く調整し第2の範囲にある場合には短く調整することを特徴とするDC−DCコンバータの制御方法。
  6. 前記動作周波数と前記設定周波数との比較の際、
    前記動作周波数をアナログ信号に変換し、
    前記アナログ信号と前記設定周波数に応じた設定アナログ信号とを比較し、
    前記比較結果を積分することを特徴とする請求項5に記載のDC−DCコンバータの制御方法。
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