JP5259505B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば不揮発性半導体記憶装置に適用される半導体装置に関する。
近年、微細化が進むにつれ隣接ワード線及び隣接ビット線の間隔が狭くなってきている。すなわち、メモリセルトランジスタ間距離が狭くなってきている。そこで、例えば2値のデータを保持するメモリセルトランジスタにデータの書き込みを実行すると、隣接するメモリセルトランジスタの閾値分布の変動により、既に書き込みがなされたメモリセルトランジスタの閾値分布が変動してしまうといった問題がある。以下、この閾値分布の変動をカップリング効果と呼ぶ。
このため、メモリセルトランジスタの閾値は当初読み出しレベルから上昇してしまい、該メモリセルトランジスタをオン状態とするには更に大きな電圧を転送する必要がある。
ここで、メモリセルトランジスタの制御ゲートよりも先に、該メモリセルトランジスタに隣接するメモリセルトランジスタの制御ゲートに上記大きな電圧が転送されると、不純物拡散層とメモリセルトランジスタとの間にGIDL(Gate Induced Drain Leakage)が発生してしまうといった問題があった。
特開平11−134892号公報
本発明は、動作信頼性を向上させる半導体装置を提供しようとするものである。
本実施形態に係る不揮発性半導体装置は、ワード線と、前記ワード線に接続されるメモリセルと、第1負荷として機能し、前記ワード線とは異なる第1ワード線に接続された第1ノードに第1電圧を出力する第1電圧発生回路と、前記ワード線及び第1ワード線とは異なり、前記第1負荷よりも大きな第2負荷として機能する第2ワード線に接続された第2ノードに第2電圧を出力する第2電圧発生回路と、前記第1ノードと前記第2ノードとを短絡可能なMOSトランジスタと、前記メモリセルの保持データの読み出し動作であって、前記第1ワード線及び前記第2ワード線の電位が上昇する際に前記MOSトランジスタをオン状態とさせることで、前記第1ノードと前記第2ノードとを短絡するよう制御する制御部とを具備し、前記制御部は、前記MOSトランジスタをオン状態で維持させる期間を、時間で制御する。
本発明によれば、動作信頼性を向上させる半導体装置を提供できる。
この発明の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのブロック図。 この発明の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリの断面図。 この発明の第1の実施形態に係るメモリセルトランジスタの閾値分布。 この発明の第1の実施形態に係る電圧発生回路のブロック図。 この発明の第1の実施形態に係る制御部及び電圧発生回路のブロック図。 この発明の第1の実施形態に係るメモリセルトランジスタのデータ読み出し動作であり、(a)図は第1の読み出しステップであり、(b)図は第2の読み出しステップ。 この発明の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリにおけるデータ読み出し時の電圧伝送動作であり、イネーブル信号EN、MOSトランジスタ71、信号TG、MOSトランジスタ23、ノードN2、N3、及びワード線WLのタイムチャート。 この発明の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリにおけるデータ読み出し時の電圧伝送動作であり、イネーブル信号EN、MOSトランジスタ71、信号TG、ノードN2、N3、及びワード線WLのタイムチャート。 この発明の従来例に係るNAND型フラッシュメモリの断面図。 この発明の変形例に係るNAND型フラッシュメモリにおけるデータ読み出し時の電圧伝送動作であり、イネーブル信号EN、MOSトランジスタ71、信号TG、MOSトランジスタ23、ノードN2、N3、及びワード線WLのタイムチャート。 この発明の第2の実施形態に係る制御部及び電圧発生回路のブロック図。 この発明の第2の実施形態に係るメモリセルトランジスタのデータ読み出し動作であり、(a)図は第1の読み出しステップであり、(b)図は第2の読み出しステップ。 この発明の第2の実施形態に係るメモリセルトランジスタのデータ読み出し動作。 この発明の第2の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリにおけるデータ読み出し時の電圧伝送動作であり、イネーブル信号EN、MOSトランジスタ71、91、信号TG、MOSトランジスタ23、ノードN2、N3、及びワード線WLのタイムチャート。
以下、この発明の実施形態につき図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置について、図1を用いて説明する。本実施形態の概要は、読み出し時において種々の電圧を発生させる2つ以上の電圧発生回路の出力端をショートさせることで、メモリセルアレイに接続されるワード線WLに転送される電圧のタイミングを揃えるものである。まず、第1の実施形態に係る半導体装置の構成について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る半導体装置であり、その一例としてNAND型フラッシュメモリを挙げる。図1に示すように、NAND型フラッシュメモリは、メモリセルアレイ1、ロウデコーダ2、ワード線制御回路3、電圧発生回路4、センスアンプ5、制御部6を備える。まず、メモリセルアレイ1について説明する。
<メモリセルアレイ1の構成例>
メモリセルアレイ1は、データ保持可能な複数の不揮発性のメモリセルトランジスタMTを備えている。そしてメモリセルトランジスタMTは、例えば電荷蓄積層と制御ゲートを含む積層ゲートを備えたnチャネルMOSトランジスタである。メモリセルトランジスタMTの制御ゲートはワード線WLとして機能し、ドレインはビット線BLに電気的に接続され、ソースはソース線SLに電気的に接続されている。そして、メモリセルアレイ1は複数の不揮発性のメモリセルトランジスタMTを含んだブロックBLK0乃至BLKsを備える(sは自然数)。
図1に示すようにブロックBLK0乃至BLKsの各々は、不揮発性のメモリセルトランジスタMTが直列接続された複数のNANDストリング11を備えている。NANDストリング11の各々は、例えば64個のメモリセルトランジスタMTと、選択トランジスタST1、ST2とを含んでいる。メモリセルトランジスタMTは、半導体基板上にゲート絶縁膜を介在して形成された電荷蓄積層(例えば導電膜)と、電荷蓄積層上に形成された層間絶縁膜と、更に層間絶縁膜層上に形成された制御ゲート電極とを有するFG構造である。なお、メモリセルトランジスタMTの個数は64個に限られず、128個や256個、512個等であってもよく、その数は限定されるものではない。またメモリセルトランジスタMTは、隣接するもの同士でソース、ドレインを共有している。そして、選択トランジスタST1、ST2間に、その電流経路が直列接続されるようにして配置されている。直列接続されたメモリセルトランジスタMTの一端側のドレイン領域は選択トランジスタST1のソース領域に接続され、他端側のソース領域は選択トランジスタST2のドレイン領域に接続されている。
同一行にあるメモリセルトランジスタMTの制御ゲート電極はワード線WL0〜WL63のいずれかに共通接続され、同一行にある選択トランジスタST1、ST2のゲート電極は、それぞれセレクトゲート線SGD1、SGS1に共通接続されている。なお説明の簡単化のため、以下ではワード線WL0〜WL63を区別しない場合には、単にワード線WLと呼ぶことがある。また、メモリセルアレイ1において同一列にある選択トランジスタST1のドレインは、いずれかのビット線BL0〜BLnに共通接続される。以下、ビット線BL0〜BLnについても、これらを区別しない場合には一括してビット線BLと呼ぶ(n:自然数)。選択トランジスタST2のソースはソース線SLに共通接続される。なお、選択トランジスタST1、ST2は必ずしも両方必要ではなく、NANDストリング11を選択出来るのであればいずれか一方のみが設けられていても良い。
また、同一のワード線WLに接続された複数のメモリセルトランジスタMTには一括してデータが書き込まれ、この単位をページと呼ぶ。更に、複数のNANDストリング11はブロックBLK単位で一括してデータが消去される。
<メモリセルアレイ1の断面図について>
次に図2を用いて、上記構成のブロックBLK0乃至BLKsにおけるメモリセルアレイ1の断面構成について説明する。図2は図1においてビット線BL方向に沿ったNANDストリング11の断面図を示している。
図2に示すように、p型半導体基板100の表面領域内にn型ウェル領域101が形成されている。n型ウェル領域101の表面領域内にはp型ウェル領域102が形成されている。p型ウェル領域102上にはゲート絶縁膜104が形成され、ゲート絶縁膜104上に、メモリセルトランジスタMTのゲート電極、及び選択トランジスタST1、ST2が形成されている。メモリセルトランジスタMTのゲート電極及び選択トランジスタST1、及びST2は、FG構造を有した積層構造である。積層構造はゲート絶縁膜104上に導電膜105、層間絶縁膜106、及び多結晶シリコン層107が順次形成されている。また、多結晶シリコン層107の表面は、金属シリサイド化されている。
上記説明したメモリセルトランジスタMTにおいて、ゲート絶縁膜104はトンネル絶縁膜として機能する。そして導電膜105は、浮遊ゲート(FG)として機能し、多結晶シリコン層107は制御ゲートとして機能する。結晶シリコン層107は、図1におけるビット線BL方向に直交するワード線WL方向で隣接するもの同士で共通接続されており、制御ゲート電極(ワード線WL)として機能する。以下、導電膜105、及び多結晶シリコン層107を、それぞれ電荷蓄積層105、及び制御ゲート107と呼ぶことがある。
また選択トランジスタST1、ST2において、導電膜105はワード線WL方向で隣接するもの同士で共通接続されている。そして、導電膜105が、セレクトゲート線SGS、SGDとして機能する。なお、多結晶シリコン107のみがセレクトゲート線として機能しても良い。この場合、選択トランジスタST1、ST2の多結晶シリコン107の電位は、一定の電位、またはフローティングの状態とされる。
ゲート電極間に位置するp−ウェル領域102表面内には、n型不純物拡散層103が形成されている。n不純物拡散層103は隣接するトランジスタ同士で共用されており、ソース(S)またはドレイン(D)として機能する。また、隣接するソースとドレインとの間の領域は、電子の移動領域となるチャネル領域として機能する。これらのゲート電極、n不純物拡散層103、及びチャネル領域によって、メモリセルトランジスタMT及び選択トランジスタST1、ST2となるトランジスタが形成されている。
またp型半導体基板100上には、上記メモリセルトランジスタMT、及び選択トランジスタST1、ST2を被覆するようにして、層間絶縁膜108が形成されている。層間絶縁膜108中には、ソース側の選択トランジスタST2のn不純物拡散層(ソース)103に達するコンタクトプラグCP2が形成されている。そして層間絶縁膜108表面には、コンタクトプラグCP2に接続される金属配線層109が形成されている。金属配線層109はソース線SLの一部として機能する。また層間絶縁膜108中には、ドレイン側の選択トランジスタST1のn不純物拡散層(ドレイン)103に達するコンタクトプラグCP3に接続される金属配線層110が形成されている。層間絶縁膜108上には層間絶縁膜111が形成されている。層間絶縁膜111上には層間絶縁膜112が形成されている。層間絶縁膜112上には金属配線層113が形成されている。金属配線層113はビット線BLとして機能する。層間絶縁膜111、112中には、その上面で金属配線層113に接し、底面で金属配線層110に接するコンタクトプラグCP4が形成されている。そして、コンタクトプラグCP3、CP4、及び金属配線層110がコンタクトプラグCP1として機能する。また、金属配線層113上に、絶縁膜114が形成されている。
<メモリセルトランジスタMTの閾値分布について>
次に上記メモリセルトランジスタMTの閾値分布について図3を用いて説明する。図3は、横軸に閾値分布をとり、縦軸にメモリセルトランジスタMTのセル数を示したグラフである。
図3に示すように、各々のメモリセルトランジスタMTは、例えば2値(2-levels)のデータ(1ビットデータ)を保持できる。すなわち、メモリセルトランジスタMTは、閾値電圧Vthの低い順に‘1’、及び‘0’の2種のデータを保持できる。
メモリセルトランジスタMTにおける‘1’データの閾値電圧Vth0は、Vth0<V01である。‘0’データの閾値電圧Vth1は、V01<Vth1である。このようにメモリセルトランジスタMTは、閾値に応じて‘0’データ、及び‘1’データの1ビットデータを保持可能とされている。この閾値電圧は、電荷蓄積層に電荷を注入することによって変動する。また、上記メモリセルトランジスタMTは4値以上のデータを保持可能とされても良い。
<ロウデコーダ2について>
次に図1に戻ってロウデコーダ2について説明する。ロウデコーダ2は、ブロックデコーダ20、及びnチャネル型MOSトランジスタ21乃至23を備える。ブロックデコーダ20は、データの書き込み動作時、読み出し動作時、及び消去時において、制御部6から与えられたブロックアドレスをデコードし、その結果に基づいてブロックBLKを選択する。すなわち、ブロックデコーダ20は制御線TGを介して、選択されたメモリセルトランジスタMTが含まれるブロックBLKに対応するMOSトランジスタ21乃至23を選択し、該MOSトランジスタ21乃至23をオン状態とする。このとき、ブロックデコーダ20からは、ブロック選択信号が出力される。ブロック選択信号とは、データの読み出し、書き込み、消去など行う際に、ロウデコーダ2が複数あるメモリブロックBLK0乃至BLKsのうちいずれかを選択する信号である。またこれにより、ロウデコーダ2は、選択されたブロックBLKに対応するメモリセルアレイ1のロウ方向を選択する。つまり、ブロックデコーダ20から与えられる選択信号に基づいて、ロウデコーダ2はセレクトゲート線SGD1、SGS1、及びワード線WL0〜WL63に対し、ワード線制御回路3を介して電圧発生回路4から与えられた電圧をそれぞれ印加する。
<ワード線制御回路3について>
次にワード線制御回路3について説明する。ここでは、ワード線制御回路3の構成については触れず、機能的な説明をする。ワード線制御回路3は、電圧発生回路4が生成した種々の電圧を、適切なワード線WLに割り当てた後、ロウデコーダ2を介して転送する。例えば、ワード線制御回路3は読み出し時においてワード線WL31に、該ワード線WLに接続されたメモリセルトランジスタMTの保持する読み出したいデータに応じた電圧を転送する場合、それ以外のワード線WL0乃至30及びワード線WL32乃至63にはメモリセルトランジスタMTがオン状態とされる電圧が転送される制御を行う。なお、このワード線制御回路3により、セレクトゲート線SGD1を介して、信号sgdが選択トランジスタST1のゲートに転送される。また、ワード線制御回路3により、セレクトゲート線SGS1を介して、信号sgsが選択トランジスタST2のゲートに転送される。そして、信号sgd及び信号sgsはそれぞれ‘H’レベルを電圧VDD(例えば、1.8[V])とし、‘L’レベルを0[V]とした信号である。選択トランジスタST1、ST2は、それぞれ電圧VDDによりオン状態とされる。
<電圧発生回路4について>
次に電圧発生回路4について説明する。図1に示すように電圧発生回路4は第1電圧発生回路41、第2電圧発生回路42、第3電圧発生回路43、第4電圧発生回路44、及び第5電圧発生回路45を備える。第1電圧発生回路41乃至第5電圧発生回路45について図4を用いて説明する。
図1に示すように第1電圧発生回路41乃至第5電圧発生回路45は、それぞれリミッタ回路50及びチャージポンプ回路51を備える。チャージポンプ51は、制御部6により制御される例えばデータの書き込み動作、消去動作、及び読み出し動作に必要な電圧を発生する。そして発生された上記各々の電圧は、ノードN1から出力され、ワード線制御回路3を介してNAND型フラッシュメモリ内の例えば、ロウデコーダ2に供給される。リミッタ回路50はノードN1の電位を監視しつつ、該ノードN1の電位に応じてチャージポンプ回路51を制御する。すなわち、リミッタ回路50はノードN1の電位が所定の値よりも高ければ、チャージポンプ回路51のポンピングを停止し、該ノードN1の電位を降圧させる。そして、ノードN1の電位が所定の値よりも低ければ、チャージポンプ回路51にポンピングするよう命令し、該ノードN1の電位を昇圧させる。
次に上記第1電圧発生回路41乃至第5電圧発生回路45が発生する電圧について説明する。まず、第1電圧発生回路41はデータの読み出し時に電圧VREADを発生させ、非選択ワード線に該電圧VREADを転送する。電圧VREADは、保持するデータに関わらずメモリセルトランジスタMTをオン状態とする電圧である。
また、第2電圧発生回路42は、電圧VREADLAを発生させ、選択ワード線WLのドレイン側に隣接する非選択ワード線WLに該電圧VREADLAを転送する。電圧VREADLAは、上記電圧VREADと同様、非選択ワード線WLに接続されたメモリセルトランジスタMTをオン状態とする電圧であり、必要に応じて電圧VREADよりも大きな値とされる。すなわち、電圧VREADよりも小さな値とされる場合もある。そして、この電圧VREADLAの大きさは、リミッタ回路50により制御される。
そして、第3電圧発生回路43はデータの読み出し時に電圧VCGRを発生させ、選択ワード線WLに該電圧VCGRを転送する。電圧VCGRとは、メモリセルトランジスタMTから読み出そうとするデータに応じた電圧である。
第4電圧発生回路44はデータの書き込み時に電圧VPGMを発生させ、選択ワード線WLに該電圧VPGMを転送する。電圧VPGMとは、メモリセルトランジスタMTにおけるチャネルの電荷が電荷蓄積層に注入され、該メモリセルトランジスタMTの閾値が別レベルに遷移する程度の大きさの電圧である。
そして、第5電圧発生回路45は、電圧VPASSを発生させ、非選択ワード線WLに該電圧VPASSを転送する。電圧VPASSとはメモリセルトランジスタMTがオン状態とされる電圧である。なお、上記第1電圧発生回路41乃至第5電圧発生回路45を区別しない場合には、単に電圧発生回路4と呼ぶ。
<センスアンプ5について>
センスアンプ5は、データの読み出し時にメモリセルトランジスタMTからビット線BLに読み出されたデータをセンスして増幅する。より具体的には、センスアンプ5は電圧VDDをビット線BLにプリチャージする。そして、センスアンプ5はビット線BLにおける電圧(または電流)をセンスする。また、データの書き込み時には、電圧発生回路4から転送された電圧VDDをビット線BLに転送する。
<制御部6について>
次に制御部6について説明する。制御部6は、特に読み出し時において、第1電圧発生回路41及び第2電圧発生回路42の出力端からそれぞれ出力される電圧が昇圧される間、該電圧の昇圧速度が揃うように、該出力端同士を短絡させる。また、制御部6はNAND型フラッシュメモリ全体の動作を制御する。すなわち、図示せぬホストから与えられた上記アドレス、及びコマンドに基づいて、データの書き込み動作、読み出し動作、及び消去動作における動作シーケンスを実行する。そして、制御部6は上記アドレス、及び動作シーケンスに基づき、ブロック選択信号/カラム選択信号を生成する。制御部6は、ブロック選択信号をロウデコーダ2に出力する。
<第1、第2電圧発生回路41、42及びショート回路7について>
次に、図5を用いてショート回路7及び上記説明した第1、第2電圧発生回路41、42の構成例について説明する。図5は、制御部6、ショート回路7、第1電圧発生回路41、及び第2電圧発生回路42のブロック図である。制御部6は制御ユニット60及びローカルポンプ61を備える。ローカルポンプ61は制御ユニット60から与えられるイネーブル信号EN(図中、ENと表記)に応じて、ショート回路7に‘L’または‘H’レベルの信号を出力する。そして、ローカルポンプ61は第2電圧発生回路42の出力端であるノードN3に接続される。つまり、ローカルポンプ6はノードN3の電位をリファレンス電圧として、MOSトランジスタ71に電圧を印加する。すなわち、ローカルポンプ61がMOSトランジスタ71のゲートに与える電圧の値は、ノードN3のリファレンス電圧と該MOSトランジスタ71の閾値電圧との和である。ここで、MOSトランジスタ71の閾値電圧をVth71とすると、ローカルポンプ61が出力する‘H’レベルの信号は、電圧(ノードN3の電位+Vth71)とされる。そしてこの‘H’レベルの信号により、MOSトランジスタ71がオン状態とされる。
また、第1電圧発生回路41の出力端にはノードN2が接続され、前述のように第2電圧発生回路42の出力端にはノードN3が接続されている。そして、ノードN2及びノードN3の先は上述したワード線制御回路3を介してワード線WLに接続される。
ショート回路7はMOSトランジスタ71を備える。MOSトランジスタ71はMOSトランジスタ21乃至23よりも高耐圧なn型MOSトランジスタであり、具体的にはn型イントリシックMOSトランジスタ(以下、I−Typeと呼ぶ)である。そしてMOSトランジスタ71の電流経路の一端はノードN2に接続され、他端はノードN3に接続され、ゲートにはローカルポンプ61の出力が与えられる。すなわち、ローカルポンプ61の出力に応じて、MOSトランジスタ71がオン状態とされることで、ノードN2とノードN3とが短絡される。そして、ノードN2とノードN3とが短絡されると、該ノードN2及びノードN3の電位は等電位とされる。
なお、MOSトランジスタ71はn型の高耐圧ディプレッションMOSトランジスタ(以下、D−Typeと呼ぶ)、またはn型の高耐圧エンハンスメントMOSトランジスタ(以下、E−Typeと呼ぶ)であってもよいが、より好ましくは上記I−Typeを用いる方がよい。その理由として閾値電圧の絶対値が低い方がオン・オフの切り替えが早いためである。
以下、E−Type、D−Type、及びI−Typeにおける閾値特性について説明する。これらの中で閾値電圧が一番大きいものはE−Typeであり、その閾値電圧はD−Type、及びI−Typeの閾値電圧に比して正側に位置している。すなわち、この閾値電圧をVthとすると、ノードN2またはN3の電位が0[V]として、ゲートに該電圧Vth以上の電圧が印加されると、MOSトランジスタ71がオン状態とされ、電圧Vthよりも小さな電圧が印加されるとオフ状態とされる。
次に、D−Typeの閾値電圧が一番小さく、負側に位置している。すなわち、この閾値電圧をVthとすると、ノードN2またはN3の電位が0[V]として、ゲートに該電圧Vth以上の電圧が印加されると、MOSトランジスタ71がオン状態とされ、電圧Vthよりも負側の電圧が印加されるとオフ状態とされる。
更に、I−Typeは上記D−Type及びE−Typeの中間に位置する閾値電圧とされ、0[V]と電圧Vthとの間に位置する。この閾値電圧をVthとして、ノードN2またはN3の電位が0[V]とする。この場合、ゲートに該電圧Vth以上の電圧が印加されると、MOSトランジスタ71がオン状態とされ、該電圧Vthよりも負側の電圧が印加されるとオフ状態とされる。
ここで本実施形態に係るローカルポンプ61は正電圧を生成する。このため、ローカルポンプ61を駆動させずゲートの電位を0[V]とした時、MOSトランジスタ71をオフ状態で維持しつつ、且つ該オフ状態からオン状態へと素早い切り替えが可能なものとして、図6に示すように閾値電圧の低いI−Typeを用いることが好ましい。この場合、ノードN2またはN3に2[V]程度のバックバイアスを掛けることで、MOSトランジスタ71をオフ状態とする。
また、D−Typeを用いる際は、ノードN2またはN3に4[V]程度のバックバイアスを掛けることで、MOSトランジスタ71をオフ状態とする。そして、E−TypeとしてMOSトランジスタ71を用いる際は、上記バックバイアスを印加する必要はない。
<NAND型フラッシュメモリの読み出し動作について>
次に、上記NAND型フラッシュメモリにおける読み出し動作について図6(a)、(b)を用いて説明する。図6(a)、(b)は、図2で説明したメモリセルアレイ1の断面図において、特にメモリセルトランジスタMTに着目した図であり、N番目(Nは自然数)のワード線WLに対応するメモリセルトランジスタMTのデータを読み出そうとする様子を示している。すなわち、N番目のワード線WLが選択ワード線WLとされる場合である。
<ステップ1>
まず、選択ワード線WLNに対応するメモリセルトランジスタMTのデータを読み出す場合、該選択ワード線WLNのドレイン側に隣接するメモリセルトランジスタMTに電圧VCGRを転送する。例えば、N=31とすれば、選択ワード線WL31に隣接するワード線WL32に電圧VCGRを転送する。これにより、ワード線WL32に対応するメモリセルトランジスタMTの閾値分布を把握することが出来る。つまり、メモリセルトランジスタMTの閾値分布が、例え当初予定とする閾値分布からズレていたとしても、この読み出しステップを実行することにより、メモリセルトランジスタMTの閾値分布を把握することが出来る。つまり、電圧VCGRは、メモリセルトランジスタMTから読み出したいデータに応じた電圧とされることから、該メモリセルトランジスタMTがオン状態とされたその電圧VCGRの値によりその閾値分布が確認できる。そして、この電圧VCGRの値を以って、第2電圧発生回路が生成する電圧VREADLAの値が設定される。ここで、電圧VREADLA=電圧(VREAD±α)とすると、メモリセルトランジスタMTの閾値分布が高い場合は、電圧VREADLA=電圧(VREAD+α)であり、閾値分布が低い場合は、VREADLA=電圧(VREAD−α)とされる。
<ステップ2>
次のステップとして、該選択ワード線WL31に対応するメモリセルトランジスタMTの制御ゲート107に電圧VCGRを転送する。この際、ワード線WL31に隣接するワード線WL32には電圧VREADLAを転送し、それ以外のワード線WL0乃至WL30及びワード線WL33乃至WL63には電圧VREADを転送する。ここで、ワード線WL32に転送される電圧VREADLAは、ステップ1において該ワード線WL32に対応するメモリセルトランジスタMTの閾値分布に応じた電圧とされる。これにより、ワード線WLに接続されたメモリセルトランジスタMTがオン状態とされ、データの読み出しが図示せぬビット線BLを介してセンスアンプ5により実行される。
<読み出し動作時の電圧転送動作ついて(その1)>
次に第2電圧発生回路42が生成する電圧VREADLAが、電圧VREADよりも大きい値である場合の、上記NAND型フラッシュメモリにおいて読み出し動作時の電圧転送動作について図7を用いて説明する。すなわち、電圧VREADLA=電圧(VREAD+α)である。図7は、ローカルポンプ61に与えられるイネーブル信号EN、MOSトランジスタ71のゲートに与えられる電位、信号TG、MOSトランジスタ23のオン・オフ状態、ノードN2、N3における電位、及びワード線WLにおける電位のタイムチャートである。また、図中におけるノードN2、3について、実線がノードN2を示し、破線がノードN3を示す。これら、電圧転送動作のタイミングは、制御部6により制御される。以下、全ての実施形態においても同様である。
<時刻t0以前>
図7に示すように、時刻t0以前では、信号TGが‘L’レベルであることからMOSトランジスタ23がオフ状態とされ、また更にイネーブル信号ENが‘L’レベルであることから、MOSトランジスタ71もオフ状態とされる。これによりノードN2、N3の電位はそれぞれ電圧VREAD及び電圧VREADLAで維持される。
<時刻t0>
次に時刻t0において、それまで‘L’レベルとされたイネーブル信号ENが制御ユニット60により‘H’レベルとされる。これにより、ローカルポンプ61はMOSトランジスタ71のゲートに‘H’レベルの信号を出力する。この結果、MOSトランジスタ71はオン状態とされる。換言すれば、ノードN2とノードN3とが短絡される。そして、ロウデコーダ2のブロックデコーダ20が出力する信号TGが‘H’レベルとされることによりMOSトランジスタ23がオン状態とされるため、第1電圧発生回路41及び第2電圧発生回路42にワード線WLが有する負荷が掛かる。なお、信号TGは時刻t0以降、‘H’レベルを維持する。このため、ノードN2、N3において第1、第2電圧発生回路41、42が生成する電圧VREAD及び電圧VREADLAから、それぞれ一旦、0[V]とされる。
そして、時刻t0を経過すると、イネーブル信号ENが‘H’レベルである期間、すなわちMOSトランジスタ71がオン状態とされている期間において、ノードN2、N3の電位が同一の速度で昇圧する。そして、ノードN2、N3にそれぞれ接続されるワード線WLの電位も、同様に同一の速度で昇圧される。
<時刻t1>
そして、時刻t1とされると、ノードN2及びN3、並びに非選択ワード線WLの電位が電圧VREADに達する。すると制御部6はイネーブル信号ENを‘L’レベルへと切り替える。すなわち、ローカルポンプ61の出力を‘L’レベルとする。この結果、MOSトランジスタ71はオフ状態とされ、ノードN2とNノードN3とが電気的に分離される。このため、ノードN2の電位は電圧VREADとされ、非選択ワード線WLの電位も該電圧VREADで維持される。
<時刻t1以降>
時刻t1以降になると、第2電圧発生回路42が生成する電圧VREADLAにより、ノードN3の電位は該電圧VREADLAにまで上昇する。すなわち、電圧VREADLAが転送される非選択ワード線WLの電位は、時刻t1以降、該電圧VREADLAまで上昇する。
<読み出し動作時の電圧転送動作ついて(その2)>
次に、第1電圧発生回路41が生成する電圧VREADが、電圧VREADLAよりも大きい値である場合の、NAND型フラッシュメモリの電圧転送動作について図8を用いて説明する。すなわち、電圧VREADLA=電圧(VREAD−α)である。また、上記説明した読み出し動作(その1)と同一の動作については説明を省略する。
図8に示すように、上記(その1)と同様に時刻t0以降においてノードN3の電位はノードN2と同一の昇圧速度で上昇する。そして、電圧VREAD>電圧VREADLAであることから、ノードN2、N3の電位が電圧VREADLAに達する時刻t1において、制御部6はイネーブル信号ENを‘L’レベルへと切り替える。すなわち、ローカルポンプ61の出力を‘L’レベルとする。この際、ワード線WLも電圧VREADLAとされる。この結果、MOSトランジスタ71はオフ状態とされ、ノードN2とノードN3とが電気的に分離される。このため、ノードN3の電位は電圧VREADLAとされ、非選択ワード線WLの電位も該電圧VREADLAで維持される。そして、時刻t1以降では、第1電圧発生回路41が生成する電圧VREADにより、ノードN2の電位は該電圧VREADにまで上昇する。すなわち、電圧VREADが転送される非選択ワード線WLの電位は、時刻t1以降、該電圧VREADまで上昇する。
<本実施形態に係る効果>
本実施形態に係る半導体装置であると、(1)の効果を奏することができる。
(1)動作信頼性を向上することができる。
以下、本実施形態に係る効果について説明する。本実施形態に係る半導体装置であると、図5に示したように第1電圧発生回路41の出力端(ノードN2)と第2電圧発生回路42の出力端(ノードN3)とを短絡するショート回路7及びそれを時間で制御する機能を備えた制御部6を備える。
この為、例えばショートさせない場合における、以下の内容を想定せずに済む。具体的には、電圧VREADを発生させる第1電圧発生回路41にとって、ワード線WL0乃至WL30並びにワード線WL33乃至WL63が備える寄生容量が負荷とされ、また電圧VCGR及び電圧VREADLAを出力する第2、第3電圧発生回路42、43にとって、ワード線WL31及びWL32のみが負荷とされるといったことを想定せずに済む。このため、ワード線WL32に転送される電圧VREADLAの立ち上がり速度は、ワード線WL0乃至WL30並びにワード線WL33乃至WL63に転送される電圧VREADよりも早くなるといったことも無くなる。
つまり、本実施形態であると、制御部6が(t1−t0)期間、電圧VREADを生成する第1電圧発生回路41の出力端と電圧VREADLAを生成する第2電圧発生回路42の出力端とをショートする。つまり、図7、図8で示したように、(t1−t0)の間それぞれの出力端であるノードN2とノードN3の電位は等電位とされる。つまり、ワード線WL0乃至WL30並びにワード線WL32乃至WL63の電位は等電位とされる。これにより、ワード線WL0乃至WL30並びにワード線WL32乃至WL63の電位は、それぞれ同一の速度で昇圧し、時刻t1後、ワード線WL0乃至WL30並びにワード線WL33乃至WL63は、それぞれ電圧VREADとされる。つまり(t1−t0)の期間において制御部6が第1電圧発生回路41の出力端と第2電圧発生回路42の出力端とをショートすることで、ある時刻tでワード線WL32の電位は電圧VREADLAとされるが、ワード線WL0乃至WL30並びにワード線WL33乃至WL63では未だ0[V]とされることがなくなる。これは、ブロックBLK単位毎のワード線WL数が多くなったとしても同様である。この為、例えばワード線WL32のみが電圧VREADLAとされた結果、該ワード線WL32に接続されたメモリセルトランジスタMTのn不純物拡散層103の電位がブーストされ、該n不純物拡散層103と該ワード線WL32に隣接するメモリセルトランジスタMTの制御ゲート107との間に急激な電位差が生じるといった問題も解消される。
以上により、例えば電圧VREADLA近くまで上昇したn不純物拡散層103とワード線WL33として機能する制御ゲート107との間に、該電圧VREADLA程度の電圧が掛かることがなくなる。この結果図9に示すように、ワード線WL32として機能する制御ゲート107とドレイン領域とが重なる部分でバンドツーバンド・トンネリング(band-to-band tunneling)により漏れ電流(GIDL)が生じるといったことがなくなる。この結果、ワード線WLへと上記電圧をそれぞれ転送した結果GIDL電流が発生することがなく動作信頼性を向上することができる。
また、(t1−t0)の期間において第1、第2電圧発生回路41、42により選択ブロックBLKのワード線WL0乃至WL30並びにワード線WL32乃至WL63に電圧が転送される。つまり、第1電圧発生回路41に加え第2電圧発生回路42が追加されることで、ワード線WL0乃至WL30並びにワード線WL32乃至WL63が備える負荷に対する電圧駆動力(ポンプ能力)が高くなる。このため、従来例のように第1電圧発生回路41のみでワード線WL0乃至WL30並びにワード線WL33乃至WL63の電位を電圧VREADまで充電するよりも、該電圧VREADにまで達するまでの時間が早くなる。つまり、図7及び図8に示すようにt´1から(t1−t0)へと短縮されることから、次の動作のセンスアンプ5によるデータ読み出し動作(センス)に移行するまでの時間が短縮される。なお、t´1とは、出力端同士をショートしなかった場合において、ワード線WL32の電位が電圧VREADLAとされてから、ワード線WL0乃至WL30並びにワード線WL33乃至63の電位が電圧VREADに達するまでの時間である。そしてt´1>(t1−t0)の関係が成立するものとする。以上により、回路全体の動作速度の向上も図ることが出来る。
<変形例>
次に上記第1の実施形態の変形例に係る半導体装置について図10を用いて説明する。図10は変形例に係るNAND型フラッシュメモリの読み出し動作時における電圧転送動作を示すタイムチャートである。図10は、ローカルポンプ61に与えられるイネーブル信号EN、MOSトランジスタ71のゲートに与えられる電位、信号TG、MOSトランジスタ23のオン・オフ状態、ノードN2、N3における電位、及びワード線WLにおける電位のタイムチャートであり、特に電圧VREAD>電圧VREADLAの場合について示す。すなわち、電圧VREADLA=電圧(VREAD−α)とされる。またこれら、電圧転送動作のタイミングは、制御部6により制御される。なお、上記第1の実施形態で説明した読み出し動作と同一の動作については説明を省略する。またなお、選択ワード線WLをN=31とする。すなわち、非選択ワード線WL32に電圧VREADLAが転送され、それ以外の非選択ワード線WL0乃至WL30及び非選択ワード線WL33乃至WL63には電圧VREADが転送される。
<時刻t0〜t1>
図10に示すように、ノードN2、N3、及びワード線WLの電位が電圧VREADLAに達する前の、時刻t1において制御部6によりMOSトランジスタ71のゲートに与える信号を‘L’レベルとする。すなわち、制御ユニット60によりローカルポンプ61に与えられるイネーブル信号ENを時刻t1において‘L’レベルとする。これにより、MOSトランジスタ71はオフ状態とされ、ノードN2とノードN3とが電気的に分離される。すると、第2電圧発生回路42にとって、負荷は非選択ワード線WL32の1本とされるため、時刻t1において該電圧発生回路42が生成する電圧VREADLAの昇圧速度が上昇する。すなわち、電圧の傾きが急峻とされる。
<時刻t2〜t3>
そして、時刻t2において、ノードN3、及び非選択ワード線WL32の電位が電圧VREADLAに達する。そして、時刻t3において非選択ワード線WL0乃至WL30及び非選択ワード線WL33乃至WL63の電位は電圧VREADに達する。
<変形例に係る効果>
変形例に係る半導体装置であると、特に電圧VREAD>電圧VREADLAの場合に下記(2)の効果を奏することが出来る。
(2)動作速度の向上が出来る。
変形例に係る半導体装置であると、制御部6はノードN3の電位が電圧VREADLAに達する前の時刻t1で、MOSトランジスタ71をオフ状態とする。これにより、ワード線WLへの円滑な電圧転送が可能となる。つまり、ノードN3の電位が電圧VREADLAに達した直後にMOSトランジスタ71をオフ状態とするものではない。このため、MOSトランジスタ71をオフ状態、すなわちノードN2とノードN3とを電気的に切り離した直後、ノードN3及びワード線WL32の電位が、電圧VREADLAからオーバーシュートしてしまうといったことを防止することが出来る。つまり、本実施形態の変形例に係る半導体装置であると、電圧VREADLAからオーバーシュートした電圧が、該電圧VREADLAに戻るまでの時間が増加してしまうことから防止することが出来る。これにより、本実施形態に係る半導体装置によれば動作速度の向上が出来、チップ全体の動作も速くなる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置について説明する。本実施形態に係る半導体装置は、上記第1の実施形態において電圧発生回路4が更に電圧VREADKを生成及び出力する構成を備えたものである。なお、上記第1の実施形態と同一の構成については説明を省略する。
図11に本実施形態に係る半導体装置が備える電圧発生回路4のブロック図を示す。また図11では、第3電圧発生回路43、第4電圧発生回路44、及び第5電圧発生回路45は省略する。
電圧発生回路4は、第6電圧発生回路46及びショート回路9を更に備える。そして、MOSトランジスタ91がショート回路として機能する。つまり、MOSトランジスタ91の電流経路の一端がノードN3に接続され、他端がノードN4に接続され、ゲートには制御部6からの信号が与えられる。よって、イネーブル信号ENにより制御部6が‘H’レベルの信号をMOSトランジスタ91に与えることで、ノードN2とノードN3とノードN4とが短絡される。
また第6電圧発生回路46の出力端はノードN4に接続される。そして、‘H’レベルの信号がMOSトランジスタ91のゲートに与えられるタイミングは、MOSトランジスタ71と同時とされる。これにより、MOSトランジスタ71及び91がオン状態とされている間では、ノードN2乃至N4の電位が等電位とされる。また、第6電圧発生回路46は電圧VREADKを生成し、該第6電圧発生回路46は、上記第1の実施形態における図5と同一の構成をとる。つまり、リミッタ回路50の値を制御することで、第6電圧発生回路46が生成する電圧VREADKを調整する。
また、ローカルポンプ61はノードN3に加え、ノードN4の電位もリファレンス電圧としてもよい。すなわち、MOSトランジスタ91の閾値電圧がMOSトランジスタ71の閾値電圧Vth71と同一であれば、ローカルポンプ61はノードN3またはノードN4の電位のいずれかをリファレンスして、そのリファレンス電圧とVth71との和の電位をMOSトランジスタ71、91のゲートにそれぞれ与えればよい。
なお、MOSトランジスタ91の閾値電圧をVth91として、電圧Vth91>電圧Vth71であれば、ローカルポンプ61は電圧(ノードN3またはノードN4の電位+電圧Vth91)をMOSトランジスタ71、91のゲートに与えればよい。他方、電圧Vth71>電圧Vth91であれば、ローカルポンプ61は電圧(ノードN3またはノードN4の電位+電圧Vth71)をMOSトランジスタ71、91のゲートに与えればよい。
またなお、電圧Vth71の値と電圧Vth91の値とが異なった場合、ローカルポンプ61は、MOSトランジスタ71、91のゲートに対して別々に‘H’レベルの信号を与えても良い。すなわち、ローカルポンプ61はMOSトランジスタ71のゲートに電圧(ノードN3またはノードN4の電位+電圧Vth71)を与えつつ、MOSトランジスタ91のゲートに電圧(ノードN3またはノードN4の電位+電圧Vth91)を与えてもよい。
<NAND型フラッシュメモリの読み出し動作について>
次に、上記NAND型フラッシュメモリにおいて上記電圧VCGR、電圧VREAD、電圧VREADLA、及び電圧VREADKを用いた読み出し動作について図12(a)、(b)及び図13を用いて説明する。電圧VREADKは、選択ワード線WLをN番目とすると(N−1)番目のワード線WLまたは(N−1)番目のワード線WL及び(N+1)番目のワード線WLに転送される。
まず、図12(a)、(b)を用いて、電圧VREADKが(N−1)番目に転送される場合について説明する。そして、この場合ワード線WL(N+1)には電圧VREADLAが転送される。図12(a)、(b)は上記第1の実施形態の図2におけるメモリセルアレイ1の断面図において、特にメモリセルトランジスタMTに着目した図であり、(N−1)番目のワード線WLに電圧VREADKが転送された様子である。なお、選択ワード線WLN及び非選択ワード線WL(N+1)における読み出し方法は上記第1の実施形態と同一であるため説明を省略する。
<読み出し動作その1>
<ステップ1>
まずステップ1において図12(a)に示すように、ワード線WL(N−3)乃至ワード線WL(N−2)、ワード線WL(N+2)、及びワード線WL(N+3)に電圧VREADを転送する。そして第6電圧発生回路46は、ワード線WL(N−1)に電圧VREADを転送する。
<ステップ2>
次にステップ2において、ワード線WL(N−1)に電圧VREADKを転送する。電圧VREADKはメモリセルトランジスタMTをオン状態とする電圧であり、電圧VREADLAと同様、メモリセルトランジスタMTの閾値分布に基づいてその大きさを変えることが出来る。つまり、第6電圧発生回路46のチャージポンプ50により電圧VREADKは、電圧(VREAD+β)または電圧(VREAD−β)いずれかの値をとる。なお、αとβとの値は同一でもよいし、α>β、α<βのうちいずれの関係でもよい。これにより、ワード線WL(N−3)乃至WL(N+3)に接続されたメモリセルトランジスタMTがオン状態とされ、データの読み出しが図示せぬビット線BLを介してセンスアンプ5により実行される。また、電圧VREADKが必要に応じて電圧(VREAD+β)の値をとっても良い。すなわちこの場合、電圧VREADKは常に電圧VREADよりも大きな値とされる。
<読み出し動作その2>
次に図13を用いて、ワード線WL(N−1)及びワード線WL(N+1)にそれぞれ電圧VREADKを転送する場合について説明する。図13に示すように、ワード線WL(N+1)に上記電圧VREADLAを転送せず、ワード線WL(N−1)及び(N+1)にそれぞれ電圧VREADKを転送する。この場合においても、電圧VREADKは図12で説明した値をとる。すなわち、電圧VREADKは、電圧(VREAD+β)または電圧(VREAD−β)いずれかの値でよく(以下、必要に応じて電圧(VREAD−β)を電圧VREADKと、電圧(VREAD+β)を電圧VREADKと呼ぶことがある)、ワード線WL(N−1)及びワード線WL(N+1)には場合の数だけ、これら電圧が転送される。また電圧VREADKによりメモリセルトランジスタMTがオン状態とされる。これにより、ワード線WL(N−3)乃至WL(N+3)に接続されたメモリセルトランジスタMTがオン状態とされ、データの読み出しが図示せぬビット線BLを介してセンスアンプ5により実行される。
<電圧VREAD、電圧VREADLA、電圧VREADKの大小関係について>
次に上記第1電圧発生回路41、第2電圧発生回路42、及び第6電圧発生回路46がそれぞれ生成する電圧の大小関係について説明する。第1電圧発生回路41、第2電圧発生回路42、及び第6電圧発生回路46がそれぞれ生成する電圧の大小関係は次の5つのパターン(I)〜(V)に分けられる。なお、上記図12におけるデータの読み出し時を(I)〜(V)までとし、上記図13におけるデータの読み出しの電圧関係を(VI)及び(VII)とする。
(I)電圧VREAD≦電圧VREADLA≦電圧VREADK
(II)電圧VREADK<電圧VREAD<電圧VREADLA
(III)電圧VREADLA≦電圧VREAD≦電圧VREADK
(IV)電圧VREADK≦電圧VREADLA<電圧VREAD
(V)電圧VREAD≦電圧VREADK≦電圧VREADLA
(VI)電圧VREADK<電圧VREAD<電圧VREADK
(VII)電圧VREAD≦電圧VREADK≦電圧VREADK
<読み出し動作時の電圧転送動作ついて(その3)>
次に、上記説明したNAND型フラッシュメモリにおいて読み出し動作時の電圧転送動作について図14を用いて説明する。図14は、ローカルポンプ61に与えられるイネーブル信号EN、MOSトランジスタ71のゲートに与えられる電位、ノードN2、N3における電位、及びワード線WLにおける電位のタイムチャートである。これら、電圧転送動作のタイミングは、制御部6により制御される。なお、ここでは、一例として上記(I)の場合におけるノードN2、N3の電位を挙げる。また、上記説明した読み出し動作(その1、その2)と同一の動作については説明を省略する。
<時刻t0以前>
図14に示すように、時刻t0以前では、信号TGが‘L’レベルとされ、MOSトランジスタ23がオフ状態とされることにより、ノードN2乃至ノードN4の電位はそれぞれ電圧VREAD、電圧VREADLA、及び電圧VREADKとされる。
<時刻t0〜t1>
時刻t0を経過するとノードN2乃至N4の電位はそれぞれ同一の昇圧速度で上昇する。そして時刻t1になると制御部6はイネーブル信号ENを‘L’レベルへと切り替える。すなわち、ローカルポンプ61の出力を‘L’レベルとする。ここで電圧VREAD≦電圧VREADLA≦電圧VREADKであることから、制御部6は時刻t1においてノードN2乃至N4の電位が電圧VREADとされるように時間を制御する。またこの際、ワード線WLの電位も電圧VREADとされる。
そして、時刻t1においてMOSトランジスタ71、91はそれぞれ同時にオフ状態とされるため、ノードN2乃至N4はそれぞれ電気的に分離される。
<時刻t1〜t3>
時刻t2において、例えば選択ワード線WLをN=31とすれば、該選択ワード線WL31に隣接するワード線WL32の電位、及びノードN3の電位はそれぞれ電圧VREADLAに達する。また、時刻t3においてワード線WL30の電位、及びノードN4の電位はそれぞれ電圧VREADKに達する。
以上、(I)の場合における電圧転送動作について説明したが、上記(II)〜(V)も同様の動作をとる。つまり、ノードN2乃至N4のいずれかが、電圧VREAD、電圧VREADLA、及び電圧VREADKのいずれかに達するまで、制御部6はMOSトランジスタ71及び91をオン状態とし、ノードN2乃至N4をそれぞれ短絡させる。そして、ノードN2乃至N4における電位がそのいずれかの電圧に達した時刻を過ぎると、MOSトランジスタ71、91をオフ状態とすることで、選択ワード線WLに隣接する非選択ワード線WLに電圧VREADLA、または電圧VREADKが転送され、その他非選択ワード線WLには電圧VREADが転送される。
<本実施形態に係る効果>
本実施形態に係る半導体装置であっても上記(1)の効果を奏することができる。すなわち、半導体装置の動作信頼性を向上させることが出来る。本実施形態に係る半導体装置であると、上記第1の実施形態で説明した電圧VREADLAの他、電圧VREADKがワード線WLに転送された場合であっても、該電圧VREADLA、電圧VREADK、及び電圧VREADが転送されるべきワード線WLの電位は同一の昇圧速度で上昇する。このため、上記第1の実施形態で説明した従来例のようにワード線WLの電位の立ち上がりにタイムラグが生じるといった問題がない。つまり、本実施形態に係る半導体装置であっても、GIDL電流を抑圧させることが出来、動作信頼性の向上を図ることが出来る。
また電圧VREADLA及び電圧VREADKのいずれかが、電圧VREADよりも大きな値である場合、上記変形例で説明したような動作を制御部6が行うことで上記(2)の効果を奏する可能性もある。すなわち、本実施形態においても、上記(I)、(II)、(III)、(V)の場合において、ノードN2乃至N4の値が電圧VREADLA及び電圧VREADKのいずれかの値に達する前に、イネーブル信号ENを‘L’レベルへと切り替え、MOSトランジスタ71、91をオフ状態とする。これにより、ワード線WLへの円滑な電圧転送が可能とされ、所望の電圧からオーバーシュートすることで、動作遅延が生じるといった問題もなくなる。
なお、メモリセルトランジスタMTはMONOS型でもよい。MONOS型の場合には、積層ゲートは半導体基板上にゲート絶縁膜を介在して形成された絶縁膜(電荷蓄積層)と、該電荷蓄積層上に形成され、該電荷蓄積層より誘電率の高い絶縁膜(ブロック層)と、更にブロック層上に形成された制御ゲート電極とを備える。
また、本実施形態に係る半導体装置において制御部6は、前記第2ノードの前記第2電位を監視しつつ、MOSトランジスタ71、91の閾値電位と第2電圧との和を、該MOSトランジスタ71及び91のゲートに転送する。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
1…メモリセルアレイ、2…ロウデコーダ、3…ワード線制御回路、4…電圧発生顔色、5…センスアンプ、6…制御部、7、9…ショート回路、20…ブロックデコーダ、21乃至23…MOSトランジスタ、41乃至46…第1乃至第6電圧発生回路、51…チャージポンプ、50…リミッタ回路、60…制御ユニット、61…ローカルポンプ、71、91…n型高耐圧イントリッシックMOSトランジスタ、100…p型半導体基板、101…p型ウェル領域、102…n型ウェル領域、103…n不純物拡散層、104、105、106…絶縁膜、107…ポリシリコン、108…層間絶縁膜

Claims (4)

  1. ワード線と、
    前記ワード線に接続されるメモリセルと、
    第1負荷として機能し、前記ワード線とは異なる第1ワード線に接続された第1ノードに第1電圧を出力する第1電圧発生回路と、
    前記ワード線及び第1ワード線とは異なり、前記第1負荷よりも大きな第2負荷として機能する第2ワード線に接続された第2ノードに第2電圧を出力する第2電圧発生回路と、
    前記第1ノードと前記第2ノードとを短絡可能なMOSトランジスタと、
    前記メモリセルの保持データの読み出し動作であって、前記第1ワード線及び前記第2ワード線の電位が上昇する際に前記MOSトランジスタをオン状態とさせることで、前記第1ノードと前記第2ノードとを短絡するよう制御する制御部と
    を具備し、前記制御部は、前記MOSトランジスタをオン状態で維持させる期間を、時
    間で制御することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 記第1電圧が前記第2電圧よりも大きい場合、前記制御部は前記第1負荷の電位が前記第2電圧に達する前に、前記MOSトランジスタをオフ状態とする
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. み出し時において、前記第2電圧が前記第1電圧よりも大きい場合、制御部は前記第2負荷の電位が前記第1電圧に達する前に、前記MOSトランジスタをオフ状態とする
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 前記MOSトランジスタはn型高耐圧イントリシックMOSトランジスタである
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
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