JP5201163B2 - 液滴噴射装置 - Google Patents
液滴噴射装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5201163B2 JP5201163B2 JP2010078526A JP2010078526A JP5201163B2 JP 5201163 B2 JP5201163 B2 JP 5201163B2 JP 2010078526 A JP2010078526 A JP 2010078526A JP 2010078526 A JP2010078526 A JP 2010078526A JP 5201163 B2 JP5201163 B2 JP 5201163B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- bubble
- liquid
- ink
- bubbles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
Description
図8は気泡排出制御のフローチャートを示す。尚、この図8を含む、以下の全てのフローチャートにおいて、Si(i=10、11、12・・・)はステップ番号を表している。この気泡排出制御では、インク状態検出センサ40の検出信号に基づき、気泡検出部66によりチューブ15内の気泡が検出されたときには、パージ制御部62は、パージ機構7に、サブタンク4から気泡を排出する排気パージを行わせる。
図9は増粘インク排出制御のフローチャートを示す。この増粘インク排出制御では、インク状態検出センサ40の検出信号に基づき、増粘インク検出部67によりチューブ15内の増粘インクが検出されたときには、前記気泡排出制御とは異なり、パージ制御部62は、パージ機構7に、ノズル14からインクを排出する吸引パージを行わせる。
インク状態検出センサ40の構成について、以下のような様々な変更が可能である。
図10に示すように、チューブ15の、発光素子42からの光が照射される部分15dの表面(照射面)が平面であると、照射面での光の屈折及び乱反射が少なくなり、センサ40の受光素子での光の検出精度が上がる。また、チューブ15の、光が照射される部分15dの肉厚が、それ以外の部分と比べて薄くなっていると、発光素子42からの光が照射される部分が薄くなって光が透過しやすくなることから、やはり検出精度が上がる。
図11(a)に示すように、チューブ15が、合成樹脂材料やエラストマーで形成され、長手方向に延びる溝73aを有するチューブ本体73に、合成樹脂等からなる薄いフィルム74が前記溝73aを覆うように貼り付けられることによって、内部にインク流路が形成されたものであってもよい。この場合、薄いフィルム74の平坦な外表面に発光素子42からの光が照射されることにより、チューブ15の内外の間で光が透過しやすくなる。また、図11(b)に示すように、チューブ本体73に、4色のインクが流れる4本の溝73aが形成され、フィルム74が4本の溝73aを共通に覆うように貼り付けられることによって、4色のインクがそれぞれ流れるインク流路が一体化されたチューブ15であってもよい。
前記実施形態では、インク状態検出センサ40は、4本のチューブ15の検出をそれぞれ行う4つのフォトセンサ41を備えていたが(図4参照)、1つのフォトセンサ41が、複数のチューブ15が並んでいる方向(図4の例であれば上下方向)に移動可能に構成されて、この1つのフォトセンサ41で、複数のチューブ15のインク状態検出を行ってもよい。
キャリッジ2に、記録用紙P(被噴射体)の走査方向に関する端位置を検出する(用紙幅を検出する)、フォトセンサからなる端位置検出センサ(端位置検出手段)が設けられている場合、この端位置検出センサを、チューブ15のインク状態を検出するインク状態検出センサ40として使用することも可能である。このように、キャリッジ2に設けられた端位置検出センサをインク状態検出センサ40として用いることで、チューブ15内のインクの状態を検出するための専用のセンサを設ける必要がない。
インク状態検出センサ40が、透過型のフォトセンサからなるものであってもよい。例えば、図13に示すように、キャリッジ2に設けられたインク状態検出センサ40が、センサ本体80と、このセンサ本体80に、チューブ15を挟むように設けられた発光素子83と受光素子84を備え、発光素子83からチューブ15に向けて照射され、さらに、チューブ15を透過してきた光が、反対側の受光素子84で受光されるように構成されてもよい。
インク状態検出センサ40は、上述したフォトセンサには限られず、超音波を利用したセンサや、チューブ15内の気泡の有無による電気導電度、あるいは、静電容量の違いを利用したセンサなどを使用することもできる。さらには、スキャナで採用されているようなイメージセンサを用いてもよい。この場合は、イメージセンサで透明なチューブ15の内部を撮像し、撮像された画像データに公知の画像認識処理を施すことにより、気泡や増粘インクの位置や大きさを検出することができる。
可撓性のチューブ15は、キャリッジ2の移動の際に外力が作用すると容易に屈曲変形して位置が変化するため、インク状態検出センサ40によるインク状態検出を精度よく行うには、検出対象のチューブ部分の変位を小さく規制することが好ましい。具体的には、例えば、図14(a)に示すように、キャリッジ2にチューブ保持部材85Aが設けられ、このチューブ保持部材85Aには、反射型のフォトセンサからなるインク状態検出センサ40が設けられるとともに、このインク状態検出センサ40と対向する4つの溝部86が形成されている。4つの溝部86にはそれぞれ4本のチューブ15が長さ方向に摺動可能に保持され、また、キャリッジ2が移動したときの、インク状態検出センサ40により検出されるチューブの一部分の、特に上下方向の変位が規制される。尚、インク状態検出センサ40は、図14(a)のようにチューブ保持部材85Aに設けられるのではなく、前記実施形態の図4のようにキャリッジ2に設けられていてもよい。
前記実施形態では、インク状態検出センサ40はキャリッジ2に設けられて、キャリッジ2と一体的にチューブ15の長さ方向に移動するように構成されていた。従って、インク状態検出センサ40で検出を行う際にキャリッジ2とともにインクジェットヘッド3も移動し、その際に、ヘッド3に接続されたチューブ15に外力が作用して変形(変位)する場合があり、その場合にはセンサ40の検出精度が低下する。この観点からは、インク状態検出センサ40は、インクジェットヘッド3(キャリッジ2)と一体的に移動して検出を行うのではなく、インクジェットヘッド3に対して相対移動可能に構成されて、静止状態のチューブ15に対して、その長さ方向に沿って独立に移動して検出を行うことが好ましい。
前記実施形態では、図1からもわかるように、キャリッジ2に設けられたインク状態検出センサ40によって、同じくキャリッジ2に搭載されたインクジェットヘッド3に接続されたチューブ15の全長を検出対象とすることは難しく、前記実施形態では、屈曲反転部15cからホルダ6までのチューブ部分15aのみを検出対象としていた。しかし、これでは、屈曲反転部15cや、屈曲反転部15cからインクジェットヘッド3までのチューブ部分15bに存在する気泡や増粘インクを検出することができない。そこで、チューブ15の長さ方向全長にわたって検出を行うという観点からは、インク状態検出センサ40が、チューブ15に沿って、その屈曲にも追従して移動できるようになっていることが好ましい。
前記実施形態では、インクジェットヘッド3がキャリッジ2に搭載されて、記録用紙Pの幅方向に平行な走査方向に往復移動する、いわゆる、シリアル型のインクジェットプリンタであったが、記録用紙Pの幅方向(図1におけるキャリッジ走査方向)に長尺で、液滴噴射位置が固定されたライン型のインクジェットヘッド3を有するプリンタにも本発明を適用できる。但し、この場合には、インクジェットヘッド3を移動させるキャリッジ2が存在しないため、インク状態検出センサ40を移動させるためには、前記変更形態8(図15)、変更形態9(図16)のように、このセンサ40を単独でチューブ15に対して移動させるための構成が必要である。
1つのインク状態検出センサ40をチューブ15の長さ方向に移動させる必要は必ずしもなく、チューブ15の長さ方向に複数のインク状態検出センサ40が配置されることによっても、チューブ15の複数箇所におけるインク状態を検出することが可能である。
インク状態検出センサ40の検出信号に基づいて、気泡検出部66で検出された、チューブ15内の気泡に関する情報(位置や大きさ)を用いて、前記実施形態で記載した以外にも様々な制御や検知が可能となる。
サブタンク4にはある程度の量の気泡を貯留することができるため、チューブ15内の気泡が検出されても、その検出の度に排気パージを行う必要はない。つまり、現時点で検出された気泡がサブタンク4に送られたと仮定したときに、サブタンク4内の総気泡量が、その最大貯留量を超えるか否かを判断して、超えると予測される場合にのみ排気パージを行ってもよい。
チューブ15内の気泡がインクジェットヘッド3から遠く離れた位置にある場合には、この気泡がインクジェットヘッド3に到達するまでに時間を要するため、すぐに気泡を排出する必要はない。また、排気パージでは、インクジェットヘッド3に直結するサブタンク4から気泡を排出するため、チューブ15内の気泡を排出する前に、サブタンク4と気泡との間に存在する多量のインクを先に排出しなくてはならない。そのため、インクジェットヘッド3(サブタンク4)に近い位置に気泡が存在するときに気泡排出を行うことが好ましい。しかしながら、インクジェットヘッド3の印刷動作(液滴噴射動作)によってチューブ15内のインクがインクジェットヘッド3へ向けて移動したときに、気泡がインクジェットヘッド3に到達してしまうことは避ける必要がある。そこで、気泡検出部66で気泡が検出されたときに、その気泡の位置によって、すぐに気泡を排出するのか、それとも、インクジェットヘッド3による印刷動作をある程度おこなった後に気泡を排出するのかを決定してもよい。
この変更形態14は、前述した変更形態12と変更形態13を組み合わせた形態である。即ち、チューブ15内の気泡がインクジェットヘッド3から遠く離れた位置にある場合には、この気泡がインクジェットヘッド13に到達するまでに時間を要するため、すぐに気泡を排出する必要はなく(変形形態13)、さらに、サブタンク4にある程度の量の気泡を貯留することができれば、チューブ15内の気泡が検出されても、その検出の度に排気パージを行う必要はない(変形形態12)。
チューブ15内に気泡が存在する状態で、インクジェットヘッド3が停止したまま時間が経過すると、外気の侵入やインクの蒸発が継続することにより気泡が成長する。この気泡の成長は、気泡検出部66により、現時点で検出された気泡の位置と、それ以前に検出された気泡の位置から把握することができる。また、気泡が成長するということは、その分、インクの体積が減少して増粘が進行しているということであるから、気泡の成長(気泡量の変化)から、インクの粘度を推測することができる。
r=((前回の下流側インクの体積V0)−(今回の下流側インク体積V))/(前回の下流側インク体積V0)・・・(1)
である。また、今回の下流側インク体積Vは、簡単に算出するなら、
V=(前回の下流側インクの体積V0)−(チューブ内気泡の前進体積ΔVt1)・・・(2)
で求められる。ここで、前回のインク体積V0は、前回の粘度推測時に求められて記憶されている値であり、粘度推測が行われるたびに更新される。また、チューブ内気泡前進体積ΔVt1は、気泡51aの下流側への前進量を示すものであり、気泡検出部66により検出される気泡51aの、下流端の位置変化から求まる。
V=V0−ΔVt1−ΔVs・・・(3)
とし、式(2)の代わりにこの式(3)を使用して、今回の下流側インクの体積Vを求める。サブタンク内気泡成長体積ΔVsは、気泡検出部66により検出された気泡位置から求まる、チューブ内気泡成長体積ΔVt2に所定の係数Cを乗じることにより算出できる。この係数Cは、材質や構造、表面積等の、インク蒸発に関する条件が異なるチューブ15とサブタンク4との間の、気泡成長速度の違いを示す係数であり、設計段階で予め設定されて制御装置8内に記憶されている。
気泡検出部66により検出された気泡の位置の変化から、チューブ15内におけるインクの移動速度を求め、これに基づいてインクの粘度を推測することも可能である。
チューブ15の一部分にリークが生じているときには、インクジェットヘッド3で所定量のインクが消費されてチューブ15にインクの流れが発生したときに、チューブ15内の実際のインクの移動速度が、消費されるインク量から推測されるインクの移動速度と異なってくる。そこで、チューブ15内のインクが流れたときの気泡の位置からインクの移動速度を求めることで、チューブ15のリークを検出することも可能である。
2 キャリッジ
3 インクジェットヘッド
4 サブタンク
5 インクカートリッジ
7 パージ機構
8 制御装置
9 用紙搬送機構
14 ノズル
15 チューブ
19 キャリッジ駆動モータ
40 インク状態検出センサ
41 フォトセンサ
42 発光素子
43 受光素子
62 パージ制御部
66 気泡検出部
67 増粘インク検出部
83 発光素子
84 受光素子
85 チューブ保持部材
91 センサ駆動モータ
93 粘度推測部
Claims (17)
- 液滴を噴射する液滴噴射ヘッドと、
前記液滴噴射ヘッドで噴射される液体を貯留する貯留タンクと、
前記液滴噴射ヘッドと前記貯留タンクとを接続するチューブと、
前記チューブ内の液体の状態を検出信号として出力する液体状態検出手段と、
前記液体状態検出手段を、前記チューブの長さ方向に移動させる移動駆動手段を有し、
前記液体状態検出手段は、前記チューブの長さ方向における複数箇所における、液体の状態を検出信号として出力し、
前記液体状態検出手段の移動速度と、前記移動の間に前記液体状態検出手段から出力された検出信号が所定の閾値から変化した時間の長さと、に基づいて、液体の状態を検出する状態検出手段をさらに有することを特徴とする液滴噴射装置。 - 前記液滴噴射ヘッドは、前記移動駆動手段によって所定の走査方向に往復移動されるキャリッジに搭載され、
前記チューブは前記液滴噴射ヘッドから前記走査方向に沿うように配置され、
前記液体状態検出手段は前記キャリッジに設けられて、前記キャリッジの前記走査方向の移動に伴って、前記チューブの長さ方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の液滴噴射装置。 - 前記液滴噴射ヘッドの液滴噴射対象である被噴射体を、前記液滴噴射ヘッドに対して前記走査方向と直交する方向に搬送する搬送手段を備え、
前記キャリッジには、前記搬送手段によって搬送される前記被噴射体の、前記走査方向における端位置を検出する端位置検出手段が設けられ、
前記端位置検出手段は、前記被噴射体に向けて光を照射する発光素子と、前記光を受光する受光素子とを備えたフォトセンサであり、
前記端位置検出手段は、前記キャリッジとともに前記チューブの長さ方向に移動しつつ、前記発光素子から前記チューブに向けて光を照射し、前記受光素子の受光量から前記チューブ内の液体の状態を検出する、前記液体状態検出手段を兼ねていることを特徴とする請求項2に記載の液滴噴射装置。 - 前記キャリッジに設けられて前記液体状態検出手段と一体的に前記チューブに対してその長さ方向に移動可能で、前記液体状態検出手段により液体の状態が検出される前記チューブの一部分を保持しつつ、前記長さ方向と直交する方向の変位を規制する、チューブ保持部材を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の液滴噴射装置。
- 前記液体状態検出手段は、前記液滴噴射ヘッドに対して相対移動可能に構成され、
前記移動駆動手段は、静止状態のチューブに対して、前記液体状態検出手段を、前記チューブの長さ方向に沿って移動させることを特徴とする請求項1に記載の液滴噴射装置。 - 前記液体状態検出手段は、前記チューブに向けて光を照射する発光素子と、前記光を受光する受光素子とを備えた、反射型又は透過型のフォトセンサであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の液滴噴射装置。
- 前記チューブの、前記発光素子からの光が照射される照射面が平面であることを特徴とする請求項6に記載の液滴噴射装置。
- 前記チューブの、前記発光素子からの光が照射される部分は、それ以外の部分と比べて肉厚が薄くなっていることを特徴とする請求項6又は7に記載の液滴噴射装置。
- 複数種類の液体をそれぞれ貯留する複数の前記貯留タンクと、前記複数の貯留タンクと前記液滴噴射ヘッドをそれぞれ接続する複数の前記チューブを有し、
前記液体状態検出手段は、前記複数のチューブのそれぞれの液体の状態を個別に検出信号として出力することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の液滴噴射装置。 - 前記状態検出手段は、前記液体状態検出手段から出力された検出信号に基づいて、前記チューブ内の気泡の有無、前記気泡の位置、及び、前記気泡の大きさを検出する気泡検出手段を有することを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の液滴噴射装置。
- 前記チューブから前記液滴噴射ヘッドへ送られる気泡を排出する気泡排出手段と、この気泡排出手段の気泡排出動作を制御する気泡排出制御手段とを備え、
前記気泡排出制御手段は、前記気泡検出手段により検出された気泡の大きさと気泡の位置の少なくとも一方に基づいて、前記気泡排出手段を制御することを特徴とする請求項10に記載の液滴噴射装置。 - 前記液滴噴射ヘッドと前記チューブの間に介在して、前記チューブから送られてくる気泡を貯留する気泡貯留体を備えており、前記気泡排出手段は、前記気泡貯留体に貯留された気泡を排出するように構成され、
直前に行われた前記気泡排出手段の気泡排出動作が終了してから現時点に至るまでの間に、前記気泡検出手段によって検出された気泡の大きさに基づいて、前記気泡貯留体に貯留されている気泡の量を推測する気泡貯留量推測手段をさらに備え、
前記気泡排出制御手段は、前記気泡貯留量推測手段で推測された気泡貯留量と、現時点で前記気泡検出手段により検出されている気泡の大きさに基づいて、前記気泡排出手段を制御することを特徴とする請求項11に記載の液滴噴射装置。 - 前記気泡排出制御手段は、前記気泡検出手段により検出された気泡の位置に基づいて、前記液滴噴射ヘッドが液滴噴射動作を行う前に、前記気泡排出手段による気泡排出動作を行わせるか否かを決定することを特徴とする請求項11又は12に記載の液滴噴射装置。
- 前記気泡検出手段により現時点で検出された気泡の大きさと、現時点よりも前に検出された気泡の大きさとから前記チューブ内における気泡の成長速度を求め、これに基づいて前記チューブ内の液体の粘度を推定する粘度推定手段を備えていることを特徴とする請求項10〜13の何れかに記載の液滴噴射装置。
- 前記液滴噴射ヘッドの液滴噴射動作が行われる際に前記気泡検出手段により検出された、気泡の位置の変化から液体の移動速度を求め、これに基づいて前記チューブ内の液体の粘度を推定する粘度推定手段を備えていることを特徴とする請求項10〜13の何れかに記載の液滴噴射装置。
- 前記状態検出手段は、前記液体状態検出手段から出力された検出信号に基づいて、前記チューブ内の増粘した液体の有無、前記増粘した液体の位置、及び、増粘した液体の大きさを検出する増粘液体検出手段を有することを特徴とする請求項1〜15の何れかに記載の液滴噴射装置。
- 前記チューブ内の前記増粘した液体を排出する増粘液体排出手段と、この増粘液体排出手段の排出動作を制御する液体排出制御手段とを備え、
前記液体排出制御手段は、前記増粘液体検出手段により検出された増粘液体の大きさと増粘液体の位置の少なくとも一方に基づいて、前記増粘液体排出手段を制御することを特徴とする請求項16に記載の液滴噴射装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010078526A JP5201163B2 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 液滴噴射装置 |
CN201110059288.6A CN102205702B (zh) | 2010-03-30 | 2011-03-09 | 液滴喷射设备 |
EP11001992.4A EP2371553B1 (en) | 2010-03-30 | 2011-03-10 | Liquid droplet jetting apparatus |
US13/046,003 US8534791B2 (en) | 2010-03-30 | 2011-03-11 | Liquid droplet jetting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010078526A JP5201163B2 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 液滴噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011207131A JP2011207131A (ja) | 2011-10-20 |
JP5201163B2 true JP5201163B2 (ja) | 2013-06-05 |
Family
ID=44168789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010078526A Active JP5201163B2 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 液滴噴射装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8534791B2 (ja) |
EP (1) | EP2371553B1 (ja) |
JP (1) | JP5201163B2 (ja) |
CN (1) | CN102205702B (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102490464A (zh) * | 2011-11-24 | 2012-06-13 | 富美科技有限公司 | 一种喷墨打印机用字车机构 |
US9132634B2 (en) * | 2012-11-29 | 2015-09-15 | Palo Alto Research Center Incorporated | Bypass flow path for ink jet bubbles |
EP2972130A4 (en) * | 2013-03-14 | 2016-12-07 | The Alfred E Mann Found For Scient Res | MICROFLUIDIC FLOW SENSOR |
JP6302255B2 (ja) * | 2014-01-16 | 2018-03-28 | 株式会社キーエンス | カートリッジ式インクジェット記録装置 |
JP2015199264A (ja) * | 2014-04-08 | 2015-11-12 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
JP2015199261A (ja) | 2014-04-08 | 2015-11-12 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
JP6641684B2 (ja) | 2014-11-10 | 2020-02-05 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置 |
US10029269B2 (en) * | 2014-12-30 | 2018-07-24 | Gojo Industries, Inc. | Dispensing device |
JP6812786B2 (ja) * | 2016-12-27 | 2021-01-13 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
JP6862990B2 (ja) * | 2017-03-27 | 2021-04-21 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
DE102017205098B3 (de) * | 2017-03-27 | 2018-07-19 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Verfahren zum Betreiben einer Tintendruckmaschine |
US11446943B2 (en) * | 2017-10-10 | 2022-09-20 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Acting on the temperature of a print head die |
CN109986814B (zh) * | 2017-12-29 | 2024-01-09 | 义乌市双童日用品有限公司 | 一种吸管全自动生产方法及全自动生产线 |
JP2021146672A (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-27 | 株式会社リコー | 液体吐出装置 |
CN112641502B (zh) * | 2020-12-16 | 2022-02-15 | 杭州堃博生物科技有限公司 | 注射泵气泡排空控制方法、装置、注射泵及存储介质 |
Family Cites Families (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5770670A (en) * | 1980-10-22 | 1982-05-01 | Ricoh Co Ltd | Ink supply system for ink jet recording device |
JPH0240511B2 (ja) * | 1981-02-18 | 1990-09-12 | Canon Kk | Inkukyokyusochi |
US4700870A (en) * | 1986-02-18 | 1987-10-20 | Accuratio Systems, Inc. | Movable fluid dispenser with air bubble detectors for controlling dispenser movement |
JPH0557905A (ja) | 1991-09-04 | 1993-03-09 | Murata Mach Ltd | インクジエツト式画像形成装置 |
US5500657A (en) * | 1991-11-11 | 1996-03-19 | Alps Electric Co., Ltd. | Air-bubble detection apparatus of ink jet recording head, and method and apparatus for restoring ink jet recording head |
US5719608A (en) * | 1995-05-04 | 1998-02-17 | Calcomp Inc. | Constant flow ink delivery system |
JPH10157161A (ja) | 1996-12-03 | 1998-06-16 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JP2002000771A (ja) | 2000-06-20 | 2002-01-08 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフクラブヘッド |
JP4000773B2 (ja) * | 2000-12-28 | 2007-10-31 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP4686926B2 (ja) * | 2001-07-27 | 2011-05-25 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット装置 |
JP2003246078A (ja) * | 2002-02-25 | 2003-09-02 | Canon Inc | インク貯留容器並びに該容器を用いるインクジェットプリント装置およびインク供給方法 |
US7273271B2 (en) | 2002-02-28 | 2007-09-25 | Seiko Epson Corporation | Liquid supplying member, method of manufacturing the same, and liquid ejection apparatus incorporating the same |
JP3573151B2 (ja) | 2002-02-28 | 2004-10-06 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置用液体供給チューブおよび液体噴射装置 |
US7370949B2 (en) | 2002-02-28 | 2008-05-13 | Seiko Epson Corporation | Liquid supplying member, method of manufacturing the same, and liquid ejection apparatus incorporating the same |
US7201475B2 (en) | 2002-02-28 | 2007-04-10 | Seiko Epson Corporation | Liquid supplying member, method of manufacturing the same, and liquid ejection apparatus incorporating the same |
JP4052176B2 (ja) * | 2003-05-09 | 2008-02-27 | セイコーエプソン株式会社 | 液体導通材、その製造方法、及び液体噴射装置 |
JP2004188647A (ja) * | 2002-12-09 | 2004-07-08 | Noritsu Koki Co Ltd | インクジェットプリンタ |
JP2004294147A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Yamatake Corp | 流速計 |
JP4127222B2 (ja) * | 2004-02-25 | 2008-07-30 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置および液体噴射装置のクリーニング方法 |
JP2005288766A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置および液体噴射装置のクリーニング方法 |
JP4120836B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2008-07-16 | 富士フイルム株式会社 | 液体供給装置及び方法並びにインクジェット記録装置 |
JP2006256230A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置 |
US7621626B2 (en) * | 2005-07-27 | 2009-11-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Inkjet recording apparatus |
JP4940809B2 (ja) * | 2005-07-27 | 2012-05-30 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP2007050565A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Fujifilm Corp | インク供給装置、インクジェット記録装置及びインクカートリッジ |
JP2007160629A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Canon Inc | 記録装置 |
JP2007261127A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Brother Ind Ltd | インク供給システム、インクタンク、プリンタ |
JP2008087217A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Brother Ind Ltd | インクジェット記録装置 |
JP4841467B2 (ja) * | 2007-03-07 | 2011-12-21 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2008254312A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Seiko Epson Corp | 液体吐出装置、液体吐出方法、及び、プログラム |
EP1997639B1 (en) * | 2007-05-31 | 2010-02-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Liquid-droplet ejecting apparatus |
JP2009066849A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置及び画像形成システム |
JP5153369B2 (ja) * | 2008-01-31 | 2013-02-27 | 理想科学工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP2010036517A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置のクリーニング方法、及び液体噴射装置 |
JP2010078526A (ja) | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Brother Ind Ltd | 移動局測位システム |
US20100149232A1 (en) * | 2008-12-16 | 2010-06-17 | Xiaorong Cai | System and Method for Identifying a Particular Inkjet Ink |
JP5045682B2 (ja) * | 2009-01-19 | 2012-10-10 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットプリンタ |
JP5394773B2 (ja) * | 2009-02-26 | 2014-01-22 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 画像形成装置 |
-
2010
- 2010-03-30 JP JP2010078526A patent/JP5201163B2/ja active Active
-
2011
- 2011-03-09 CN CN201110059288.6A patent/CN102205702B/zh active Active
- 2011-03-10 EP EP11001992.4A patent/EP2371553B1/en active Active
- 2011-03-11 US US13/046,003 patent/US8534791B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN102205702B (zh) | 2014-01-22 |
US20110242158A1 (en) | 2011-10-06 |
EP2371553A3 (en) | 2012-11-07 |
CN102205702A (zh) | 2011-10-05 |
US8534791B2 (en) | 2013-09-17 |
EP2371553A2 (en) | 2011-10-05 |
JP2011207131A (ja) | 2011-10-20 |
EP2371553B1 (en) | 2014-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5201163B2 (ja) | 液滴噴射装置 | |
JP5217338B2 (ja) | 液滴噴射装置 | |
JP3577011B2 (ja) | インクの残量検出方法およびインクジェット記録装置 | |
JP3281520B2 (ja) | 記録装置 | |
JP5164570B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインク残量検出方法 | |
JP2002292890A (ja) | インクカートリッジ | |
JP2008290451A (ja) | 記録装置及びインク残量検知方法 | |
JP2009202525A (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP4947966B2 (ja) | 記録装置 | |
JP5257145B2 (ja) | 液体供給装置及び液滴噴射装置 | |
JP2009190189A (ja) | インクジェットヘッドの温度検出装置、インクジェットヘッド、インクジェット記録装置、およびインクジェットヘッドの温度検出方法 | |
JP6880734B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
US7905566B2 (en) | Liquid ejecting device | |
JP2005225198A (ja) | 液体吐出性能維持方法及び液体吐出装置 | |
JP4333237B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2008087217A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH08112910A (ja) | インクジェット記録装置におけるインク残量検知方法および装置 | |
JP3162972B2 (ja) | 記録装置及びその記録装置を用いたファクシミリ装置 | |
JP7463932B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP6146060B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014051105A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2013039685A (ja) | インクジェット記録装置及び部品交換時期の判断方法 | |
JP7326710B2 (ja) | 液体供給装置 | |
JP7230410B2 (ja) | 液体排出装置 | |
JP2022057992A (ja) | 液体吐出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120301 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120911 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121017 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130128 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5201163 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222 Year of fee payment: 3 |