JP5045682B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットプリンタに関するものであり、詳細には、インクジェットヘッド及びインクチューブ内のインクをインクカートリッジ内に回収するインクジェットプリンタに関するものである。
従来から、インクジェットヘッド及びインクチューブ内のインクをインクカートリッジ内に回収する手段を備えたインクジェットプリンタがあった。
特許文献1に記載されているインクジェットプリンタは、インク補給チューブからサブタンクに至るインク供給路を洗浄するために、インク供給路内のインクをインクカートリッジ内に回収する。インクカートリッジは、サブタンクの位置に対して、重力方向の低所に設けてある。それ故、インク供給路内のインクは、インク供給路中に設けたインク補給バルブを開弁すると、サブタンクからインクカートリッジに向かって逆流する。逆流したインクは、インクカートリッジ内に回収される。インク供給路内のインクをインクカートリッジ内に回収した後、作業者は、該インクカートリッジを洗浄液カートリッジと取り換える。インクジェットプリンタは、洗浄液カートリッジに収納された洗浄液をインク供給路内に導入してインク供給路を洗浄する。
特開2002−192751号公報
しかしながら、特許文献1のインクジェットプリンタにおいては、インク供給路内のインクを回収中に、作業者が誤ってインクカートリッジをインクジェットプリンタから外すことがあった。前述した場合、インク供給路内を逆流したインクは、行き場がなくインクジェットプリンタの周囲に漏れるという問題があった。
本発明の目的は、インク回収中にインクカートリッジを外してもインクがインクジェットプリンタの周囲に漏れないインクジェットプリンタを提供することである。
請求項1の発明は、印刷データに応じてインクをノズルから吐出する記録ヘッドと、前記インクを格納するインクカートリッジと、前記インクカートリッジを保持するインク収納手段と、前記記録ヘッドにインクを供給するインク供給管とを備えるインクジェットプリンタにおいて、前記インク供給管に配置され、インク供給管の内部を大気開放状態と大気遮断状態との間で切換可能な大気開放手段と、前記大気開放手段の大気開放状態と大気遮断状態との切り換えを制御する大気開放制御手段と、前記インク供給管内のインクを前記インクカートリッジ内に回収可能か否かを判断する判断手段とを備え、前記大気開放制御手段は、前記大気開放手段が前記大気開放状態の時に、前記判断手段により前記インクカートリッジがインク回収不可能であると判断された場合、前記大気開放手段を前記大気遮断状態に切り換えることを特徴とする。
この発明によれば、大気開放制御手段がインク供給管のインクの流路を大気開放するように大気開放手段を制御することで、大気開放手段とインクカートリッジとの水頭差を広げ、インク供給管内のインクをインクカートリッジ内に回収する。判断手段は、大気開放手段が大気開放状態のとき、インク回収が可能か否か判断する。インク回収が不可能と判断されると、大気開放制御手段は、インクの流路を大気遮断するように大気開放手段を切り換えることで、インク供給管内のインクの回収を中止することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、前記判断手段は、前記インクカートリッジが前記インク収納手段に保持されているか否かを検出するインクカートリッジ検出手段を更に備え、前記インクカートリッジ検出手段により前記インクカートリッジが前記インク収納手段に保持されていないことを検出したとき、前記判断手段は、インク回収不可能であると判断することを特徴とする。この発明によれば、インクカートリッジがインク収納手段に保持されていないときに、インク供給管内のインクの回収を中止することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明に加えて、前記判断手段は、前記インクカートリッジ内のインクの量が所定量か否かを検出するインク量検出手段を更に備え、前記インク量検出手段によりインク量が所定量であることを検出したとき、前記判断手段は、インク回収不可能であると判断することを特徴とする。この発明によれば、インクカートリッジ内のインクが所定量であるときに、インク供給管内のインクの回収を中止することができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一つの発明に加えて、前記判断手段は、前記インク供給管内にインクの有無を検出するインク供給管状態検出手段を更に備え、前記インク供給管状態検出手段により前記インク供給管内にインクが無いことを検出したとき、前記判断手段は、インク回収不可能であると判断することを特徴とする。この発明によれば、インク供給管内にインクが入っていないときに、インク供給管内のインクの回収を中止することができる。
請求項5の発明は、請求項2の発明に加えて、前記インクカートリッジ検出手段は、前記インク収納手段に配設される光学式センサであることを特徴とする。この発明によれば、光学式のセンサにより、インクカートリッジがインク収納手段に保持されているか否か検出される。
請求項6の発明は、請求項3の発明に加えて、前記インク量検出手段は、前記インク収納手段に配設される光学式センサであることを特徴とする。この発明によれば、光学式のセンサにより、インクカートリッジ内のインク量が所定量か否か検出される。
請求項1の発明によれば、インク供給管に配置した大気開放手段により、インク供給管の内部を大気開放状態と大気遮断状態との間で切換可能としたので、インク供給管のインクの流路を大気開放することで、大気開放手段とインクカートリッジとの水頭差を広げ、インク供給管内のインクを確実にインクカートリッジ内に回収することができる。また、大気開放状態のとき、判断手段によりインク回収が可能か否か判断する。インク回収が不可能と判断されると、インクの流路を大気遮断することで、インク供給管内のインクの回収を中止させることができる。
請求項2の発明によれば、インクカートリッジがインク収納手段に保持されていないときに、インク供給管内のインクの回収を中止することができるので、インクがインク供給管からインクジェットプリンタの周囲に漏れてしまうのを防ぐことができる。
請求項3の発明によれば、インクカートリッジ内のインクが所定量であるときに、インク供給管内のインクの回収を中止することができるので、回収されるインクがインクカートリッジから溢れてしまうのを防ぐことができる。
請求項4の発明によれば、インク供給管内にインクが入っていないときに、インク供給管内のインクの回収を中止することができるので、回収されるインクがなくなってもインク供給管内のインクの流路が大気開放されたままの状態になることを確実に防ぐことができ、インク回収処理の作業能率を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、インクカートリッジがインク収納手段に保持されているか否かを検出するために、インク収納手段の内部に光学式のセンサを設けたので、センサに埃などが付着するのを防ぐことができ、より確実に検出することができる。
請求項6の発明によれば、インクカートリッジ内のインク量が所定量か否かを検出するために、インク収納手段の内部に光学式のセンサを設けたので、センサに埃などが付着するのを防ぐことができ、より確実に検出することができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。まず、図1ないし図7を参照して、本実施の形態のインクジェットプリンタ1について説明する。具体的には布帛にインクジェット方式で印刷を行う布帛印刷装置である。図1は、インクジェットプリンタ1の平面図であり、図2は、インクジェットプリンタ1の正面図である。図3は、図2における第一インク収納手段31a周辺の部分拡大図である。図4は、インクジェットヘッドおよび大気開放バルブ44を示す正面図である。図5は、大気開放バルブ44によってインク回収を行う原理を説明する図である。図6は、電気的構成を示すブロック図である。図7は、インクジェットプリンタ1における操作パネル28、およびインク回収処理を行う際の操作パネル28の表示を示す図である。
(インクジェットプリンタ1の全体構成)
本実施の形態のインクジェットプリンタ1は、周知のインクジェットプリンタであり、インクを噴射するノズル面を備える第一記録ヘッド21および第二記録ヘッド22にインクを供給して、被記録媒体へ印刷を行う。インクジェットプリンタ1は、被記録媒体として、Tシャツ等の布帛を扱い、入力された画像情報等に基づいて印刷を行う。図1及び図2に示すように、インクジェットプリンタ1は平面板状のベース2を下面に備え、その上部に本体カバー10が設けられている。
本実施の形態におけるインクジェットプリンタ1は、第一記録ヘッド21を搭載したキャリッジ13の移動を、インクジェットプリンタ1の左右方向に案内するためのガイドレール11を備えている。このガイドレール11の右端付近に第一キャリッジモータ24(図6参照)が設けられ、左端付近にプーリ(図示省略)が設けられている。キャリッジベルト(図示省略)は、第一キャリッジモータ24と前記プーリとの間に架設されている。このキャリッジベルトはキャリッジ13の背面に固定されている。キャリッジ13は、ガイドレール11に対して摺動可能に結合している。キャリッジ13は、第一キャリッジモータ24の駆動によって、ガイドレール11に沿って往復移動する。尚、ガイドレール11の右または左の端部の何れかに第一記録ヘッド21のメンテナンスを行う図示しないキャッピング機構、ワイプ機構、および、パージ機構が設けられている。
本体カバー10の側面の右端部に第一インク収納手段31aを設けている。第一インク収納手段31aは、不透明の白色インクを貯留した4つの第一インクカートリッジ31をそれぞれ収容する収容凹部を有している。
第一インク収納手段31aのそれぞれの収容凹部には、インクカートリッジ検出手段としてのカートリッジ挿入センサ61(図3参照)が設けられている。カートリッジ挿入センサ61は、フォトセンサ(光学式センサ)で構成している。
第一インクカートリッジ31の収容凹部の上方には、側面視コの字形の支持部材70(図3参照)が設けられている。支持部材70は、棒状のインク量検出部材71(図3参照)を回動可能に軸支している。インク量検出部材71は、第一インクカートリッジ31の上方に位置している。インク量検出部材71は、前端に樹脂で形成した略三角形の検出部72(図3参照)を有している。
第一インク収納手段31aは、前記収容凹部の各々にインク量検出手段としてのカートリッジ内インク量センサ62(図3参照)を設けている。カートリッジ内インク量センサ62は、インク量検出部材71の後端部下方に配置している。カートリッジ内インク量センサ62は、フォトセンサ(光学式センサ)で構成している。
検出部72は、第一インクカートリッジ31の上部壁の略中央に設けた穴からカートリッジの内部に侵入し、第一インクカートリッジ31内のインクパック31b(図3参照)に接触している。インクパック31bに貯留したインクの量に応じてインク量検出部材71が揺動する。
インク供給管としての第一インク供給チューブ34は第一インクカートリッジ31と前記第一記録ヘッド21とを接続している。印刷時には第一インクカートリッジ31内の白インクが第一インク供給チューブ34を経由して第一記録ヘッド21に供給される。
第一インク供給チューブ34は、透明且つ可撓性のチューブである。第一記録ヘッド21への白インクの供給は印刷中においても実行される。第一記録ヘッド21を搭載したキャリッジ13は、印刷中ガイドレール11の右端と左端の間を移動可能であるため、第一インク供給チューブ34はガイドレール11よりも長い。インクジェットプリンタ1は、キャリッジ13の移動に伴って第一インク供給チューブ34をキャリッジ13に円滑に追従させるために、第一アーム36を備えている。
第一アーム36は、本体カバー10内に設けた支点36aを中心に回動する後アーム部と、この後アーム部に設けた支点36bを中心に回動し、キャリッジ13に支点36cにより連結された前アーム部とを備えている。第一アーム36は、キャリッジ13の移動に伴って回動する。
インクジェットプリンタ1は、ガイドレール11と平行にガイドレール12が架設されている。ガイドレール12は、第二記録ヘッド22を搭載したキャリッジ14の移動を案内する。図2に示すように、ガイドレール12は、本体カバー10の高さ方向において、ガイドレール11よりも高い位置に設けられている。
このガイドレール12の左端付近に第二キャリッジモータ25(図6参照)が設けられ、右端付近にプーリ(図示省略)が設けられている。キャリッジベルト(図示省略)は、第二キャリッジモータ25と前記プーリとの間に架設されている。このキャリッジベルトはキャリッジ14の背面に固定されている。キャリッジ14は、ガイドレール12に対して摺動可能に結合している。キャリッジ14は、第二キャリッジモータ25の駆動によって往復移動する。尚、ガイドレール12の右または左の端部の何れかに第二記録ヘッド21のメンテナンスを行う図示しないキャッピング機構、ワイプ機構及びパージ機構が設けられている。
本体カバー10の側面の左端部に第二インク収納手段32aを設けている。第二インク収納手段32aは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(K)の各色のインクの第二インクカートリッジ32をそれぞれ収容する収容凹部を有している。この第二インクカートリッジ32と第二記録ヘッド22との間には、インク供給管としての第二インク供給チューブ35が設けられており、第二インクカートリッジ32内のCMYKの各色のインクを第二記録ヘッド22に供給している。
第二インク供給チューブ35は、可撓性のチューブである。第二記録ヘッド22へのCMYKの各色インクの供給は、印刷中においても実行される。第二記録ヘッド22を搭載したキャリッジ14は、印刷中ガイドレール12の左端と右端の間を移動可能であるため、第二インク供給チューブ35は、ガイドレール12よりも長い。インクジェットプリンタ1は、キャリッジ14の移動に伴って第二インク供給チューブ35をキャリッジ14に円滑に追従させるために、第二アーム37を備えている。
第二アーム37は、本体カバー10内に設けた支点37aを中心に回動する後アーム部と、この後アーム部に設けた支点37bを中心に回動し、キャリッジ14に支点37cにより連結された前アーム部とを備えている。第二アーム37は、キャリッジ14の移動に伴って回動する。
尚、本実施の形態では、インクジェットプリンタ1の左右方向(図1における左右方向)が第一記録ヘッド21および第二記録ヘッド22の主走査方向となる。
インクジェットプリンタ1のベース2には、インクジェットプリンタ1の前後方向に沿って被記録媒体を保持したプラテン5を移動するための送り機構7が設けられている。図1において、下方向がインクジェットプリンタ1の前方向に相当し、上方向がインクジェットプリンタ1の後方向に相当する。
この送り機構7は、図示しないガイドレールと、当該ガイドレールの後端部(図1における上側の端部)に設けたステッピングモータ等のプラテン搬送モータ40(図6参照)とから構成されている。プラテン5は、プラテン搬送モータ40の駆動により、図1の上下方向に送り機構7のガイドレールに沿って往復移動する。
プラテン5は、平面視五角形に形成されている。詳細には、長方形状の板体の短辺のうち、操作者に対向する側の短辺の中央が突出した形状の五角形であり、その上面が、被記録媒体を水平に載置するのに適した平坦な形状となっている。尚、このプラテン5には、複数の種類があり、被記録媒体であるTシャツ等のサイズ、形状により使用するプラテン5の種類が決定される。
図1に示すように、インクジェットプリンタ1の前面の右端部には、インクジェットプリンタ1の操作を行うための操作パネル28が設けられている。この操作パネル28には、印刷を指示する印刷ボタン29、および各種の表示を行うLCDから構成されたディスプレイ30が設けられている。
次に、本実施形態における大気開放手段について説明する。図4に示すように、第一記録ヘッド21と第一インクカートリッジ31とを連結する第一インク供給チューブ34に、大気開放手段としての大気開放バルブ44が取り付けられている。大気開放バルブ44は、電磁バルブから構成され、電気信号に応じて、第一インク供給チューブ34の内部を大気開放状態と大気遮断状態とに切り換える。第一記録ヘッド21がキャップ45(図5参照)に覆われているときに、大気開放バルブ44により第一インク供給チューブ34の内部を大気開放状態にすると、第一インク供給チューブ34内のインクが、第一インクカートリッジ31に回収される。
この原理を、図5を用いて説明する。図5(A)に示すように、第一記録ヘッド21がキャップ45に覆われているときに、大気開放バルブ44により第一インク供給チューブ34の内部が大気遮断状態になっている場合には、第一記録ヘッド21のノズル面と、第一インクカートリッジ31のインク供給位置との水頭差は小さいため、インクは回収されない。
しかし、図5(B)に示すように、第一記録ヘッド21がキャップに覆われている時に、大気開放バルブ44により第一インク供給チューブ34の内部が大気開放状態となった場合には、第一記録ヘッド21のノズル面と、第一インクカートリッジ31のインク供給位置との水頭差は大きくなり、第一インク供給チューブ34内のインクは第一インクカートリッジ31に回収される。このインクの回収処理等については、フローチャートを用いて後ほど詳述する。
本実施形態においては、大気開放バルブ44の上流側、すなわち、第一インクカートリッジ31側には図5(A)、(B)に点線で示すフィルタ51bが設けられている。大気開放バルブ44の下流側、すなわち、第一記録ヘッド21側には図5(A)、(B)に点線で示すフィルタ51aが設けられている。これらのフィルタ51a、51bにより、インク回収を行った際にインク内に含まれる異物を確実に捕獲することができる。
図4に示すように、大気開放バルブ44には、インク供給管状態検出手段としての供給管内インク検出センサ63が設けられている。供給管内インク検出センサ63は、フォトセンサ(光学式センサ)で構成している。
供給管内インク検出センサ63は、大気供給バルブ44に第一インク供給チューブ34を挟むように発光素子63a、及び受光素子63bを設けている。各第一インク供給チューブ34に対してそれぞれ発光素子63a、及び受光素子63bが設けているが、図4では右端の第一インク供給チューブ34にのみを示し、他の第一インク供給チューブ34については省略する。
(インクジェットプリンタ1の電気的構成)
次に、図6を参照して、インクジェットプリンタ1の電気的な構成について説明する。図6に示すように、インクジェットプリンタ1の制御部100には、インクジェットプリンタ1全体の制御を司るCPU110が設けられている。CPU110には、バス115を介して、ROM120と、RAM130とが接続されている。ROM120は、CPU110が実行する各種の制御プログラム等を記憶する。RAM130は、データを一時的に記憶するものである。
CPU110には、バス115を介して、通信処理部150が接続されている。通信処理部150には、USB、あるいは、パラレル等のケーブル160を介して、パーソナルコンピュータ170と接続されている。CPU110には、インクジェットプリンタ1の印刷制御を行う印刷制御部140がバス115を介して接続されている。
印刷制御部140には、記録ヘッド駆動制御部141と、ヘッド搬送制御部142と、プラテン搬送モータ駆動部143と、大気開放制御部144と、キー入力部145と、表示制御部146と、センサ入力部147とが設けられている。
記録ヘッド駆動制御部141は、第一記録ヘッド21の各チャネルに設けられた圧電アクチュエータ、および、第二記録ヘッド22の各チャネルに設けられた圧電アクチュエータを駆動させるためのものである。ヘッド搬送制御部142は、第一キャリッジモータ24と第二キャリッジモータ25を駆動させるためのものである。プラテン搬送モータ駆動部143は、プラテン搬送モータ40を駆動させるためのものである。大気開放制御部144は、大気開放バルブ44を制御するものである。
キー入力部145は、操作パネル28上に設けられた印刷開始キー29a、キャンセルキー29b、メンテナンスキー29c、アップキー29d、ダウンキー29e、OKキー29f(図7(A)参照)からの信号を入力するものである。表示制御部146は、操作パネル28上に設けられたデータランプ30a、エラーランプ30b、および、ディスプレイ30(図7(A)参照)を制御するものである。
作業者がメンテナンスキー29cを押下すると、図7(A)に示す状態となり、ディスプレイ30に、"Head Cleaning"、"Test Print"、"Ink Unloading"というメニューを表示する。この時、CPU110は、ディスプレイ30に、選択箇所である"Head Cleaning"上のカーソルの色が背景色と異なるように表示している。この状態から、作業者がアップキー29dとダウンキー29eを操作することにより、カーソルが上下に移動し、所望の処理を選択可能となっている。例えば、図7(A)に示す状態から、作業者がダウンキー29eを2回押下すると、図7(B)に示すように"Ink Unloading"上にカーソルが移動する。この状態で作業者がOKキー29fを押下すると、インク回収処理が開始される。尚、このインク回収処理については後から詳述する。
センサ入力部147は、カートリッジ挿入センサ61、カートリッジ内インク量センサ62、供給管内インク検出センサ63からの信号を入力するものである。
カートリッジ挿入センサ61は、発光部と受光部とを有している。第一インクカートリッジ31を装着すると、第一インクカートリッジ31に設けられた遮光部31c(図3参照)がカートリッジ挿入センサ61の発光部と受光部の間に入る。遮光部31cが発光部の光を遮ることで、第一インクカートリッジ31の装着が検出できる。
カートリッジ内インク量センサ62は、発光部と受光部とを有している。後述するように、インクパック31b内にインクが回収されると、インクパック31bが膨らんで検出部72が上昇し、インク量検出部材71の後端部が下降する。インクパック31b内にインクが満たされると、インク量検出部材71の後端部がカートリッジ内インク量センサ62の発光部と受光部との間に入る。それ故、インク量検出部材71の後端部が発光部の光を遮ることで、インクパック31b内のインクが満たされたことが検出できる。
前述したように、供給管内インク検出センサ63は、発光素子63aと受光素子63bとを有している。第一インク供給チューブ34内にインクが無いとき、発光素子63aから発せられた光は不透明性の白インクに遮られることなく、受光素子63bにて受光される。第一インク供給チューブ34内にインクが有るときには、発光素子63aから発せられた光が白インクによって遮られて受光素子63bが受光することができない。本実施形態では、受光素子63bから出力される信号に基づいてインクの有無を検出している。
(全体の処理の流れ)
次に、図8のフローチャートを参照して、本実施形態のインクジェットプリンタ1における全体の処理の流れについて説明する。
まず、作業者が図示しない電源スイッチを電源がオンすると、CPU110は初期化を行う(ステップS1)。この初期化処理としては、第一記録ヘッド21および第二記録ヘッド22のノズルのメニスカスを整えるためのフラッシング処理がある。CPU110は、初期化が成功したか否かを判断する(ステップS2)。初期化が成功しなかった場合には(ステップS2:No)、CPU110は警告音を出力するとともに、エラーランプ30bを点灯させて警告表示を行う(ステップS9)。
次に、CPU110は、作業者が操作パネル28を用いて、「印刷」、「インク回収」以外のメニューを選択したか否かを判断する(ステップS10)。作業者が「印刷」、「インク回収」以外のメニューを選択したとCPU110が判断した場合には(ステップS10:Yes)、CPU110は対応する処理を実行した後(ステップS11)、処理をステップS3に移行しメニュー選択待機状態となる。
ステップS10において、作業者が電源スイッチをオフにした場合(ステップS10:No、ステップS12:Yes)、CPU110は処理を終了する。
ステップS2において、初期化が成功した場合には(ステップS2:Yes)、CPU110は処理をステップS3に移行しメニュー選択待機状態となり、選択されたメニューに応じた各処理を行う。ステップS3において、印刷開始キー29aが押下された場合には(ステップS3:Yes)、CPU110は印刷データがあるか否かを判断する(ステップS4)。印刷データがない場合には(ステップS4:No)、CPU110は警告音を出力して(ステップS6)、ステップS3に移行しメニュー選択待機状態に戻る。印刷データがある場合には(ステップS4:Yes)、印刷を実行して(ステップS5)、ステップS3に移行しメニュー選択待機状態に戻る。
次に、作業者が印刷開始キー29aを押下しなかった場合(ステップS3:No)、作業者がメニュー画面からインク回収を選択したか否かをCPU110は判断する(ステップS7)。作業者がメニュー画面からインク回収を選択した場合には(ステップS7:Yes)、CPU110は第一インク供給チューブ34内のインクを第一インクカートリッジ31に回収し(ステップS8)、処理をステップS3に移行しメニュー選択待機状態に戻る。ステップS7において、作業者がメニュー画面からインク回収を選択しなかった場合には(ステップS7:No)、前述したステップS10の処理に移行する。
(インク回収処理の流れ)
次に、図9のフローチャートを参照して、本実施形態のインクジェットプリンタ1におけるインク回収処理の流れについて説明する。
インク回収処理は、図7(B)に示すように、作業者が"Ink Unloading"を選択した状態でOKキー29fを押下すると開始される。
まず、インク回収処理が開始されると、CPU110はインク回収開始メッセージをディスプレイ30に表示する(ステップS20)。次に、CPU110はカートリッジ挿入センサ61からの入力により、第一インクカートリッジ31が第一インク収納手段31aの収容凹部に挿入されているか否かを検出する(ステップS21)。第一インクカートリッジ31が第一インク収納手段31aに挿入されていない場合には(ステップS21:No)、CPU110はエラーランプ30bを点灯し、「インクカートリッジが挿入されていません」というエラーメッセージをディスプレイ30に表示して(ステップS30)、処理を終了する。
ステップS21において、第一インクカートリッジ31が第一インク収納手段31aに挿入されている場合には(ステップS21:Yes)、CPU110は大気開放バルブ44により第一インク供給チューブ34内を大気開放状態に切り換える(ステップS22)。
大気開放バルブ44が大気開放状態になると、CPU110は「インク回収中です」というインク回収中メッセージをディスプレイ30に表示する(ステップS23)。第一インク供給チューブ34内のインクは、前述した水頭差により第一インクカートリッジ31に回収される。その後、CPU110は第一インクカートリッジ31が第一インク収納手段31aに挿入されているか否かを再度検出する(ステップS24)。
第一インクカートリッジ31が所定の位置に挿入されていない場合には(ステップS24:No)、CPU110は大気開放バルブ44により第一インク供給チューブ34内を大気遮断状態に切り換える(ステップS31)。第一インク供給チューブ34内を大気遮断状態に切り換えた後、CPU110はエラーランプ30bを点灯し、「インクカートリッジが挿入されていません」というエラーメッセージをディスプレイ30に表示して(ステップS32)、インク回収処理を中止する。これは、第一インク供給チューブ34内のインクを第一インクカートリッジ31に回収している間に、作業者が第一インクカートリッジ31を第一インク収納手段31aから外した場合、回収中のインクがインクジェットプリンタ1の周囲に漏れないようにするためである。
第一インクカートリッジ31が第一インク収納手段31aに挿入されている場合には(ステップS24:Yes)、CPU110はカートリッジ内インク量センサ62からの入力により、第一インクカートリッジ31内のインクが所定量に達しているか否かを検出する(ステップS25)。本実施形態において、所定量は、第一インクカートリッジ31内にインクが満たされているときである。
第一インクカートリッジ31内にインクが満たされている場合には(ステップS25:Yes)、CPU110は大気開放バルブ44により第一インク供給チューブ34内を大気遮断状態に切り換える(ステップS33)。CPU110は、「インクカートリッジ内のインクが一杯です」というメッセージをディスプレイ30に表示して(ステップS34)、インク回収処理を中止する。これは、第一インク供給チューブ34内のインクを第一インクカートリッジ31に回収している間に、第一インクカートリッジ31内にインクが満たされたときに、回収中のインクが第一インクカートリッジ31から溢れないようにするためである。
ステップS25において、CPU110はインクカートリッジ31内のインクが所定量に達していないと判断した場合、供給管内インク検出センサ63からの入力により、第一インク供給チューブ34内のインクの有無を検出する(ステップS26)。
第一インク供給チューブ34内にインクが無い場合には(ステップS26:No)、CPU110は大気開放バルブ44により第一インク供給チューブ34内を大気遮断状態に切り換える(ステップS35)。CPU110は、「インク供給チューブ内にインクがありません」というメッセージをディスプレイ30に表示して(ステップS36)、処理を中止する。これは、第一インク供給チューブ34内にインクがなくなった場合には、その時点で第一インク供給チューブ34内を大気遮断状態に切り換えてインク回収を中止することで、作業能率を向上させるためである。本実施形態において、ステップS24ないしステップS26を実行するCPU110が判断手段に相当する。
第一インク供給チューブ34内にインクが有る場合には(ステップS26:Yes)、CPU110は第一インク供給チューブ34内のインクを全て回収するのに十分な予め設定した時間(設定時間)が経過したか否かを判断する(ステップS27)。尚、ステップS22において、大気開放バルブ44により第一インク供給チューブ34内を大気開放状態に切り換えたとき、CPU110は内部のタイマーを起動している。ステップS27では、CPU110は該タイマーと設定時間とを比較する。
設定時間が経過していない場合には(ステップS27:No)、CPU110は処理をステップS24に移行する。設定時間が経過した場合(ステップS27:Yes)、CPU110は大気開放バルブ44により第一インク供給チューブ34内を大気遮断状態に切り換える(ステップS28)。このように、設定時間経過後に第一インク供給チューブ34内を大気遮断状態に切り換えるので、第一インク供給チューブ34内が大気開放状態のままとなって残留インクが乾燥してしまうことを確実に防止することができる。
その後、CPU110は「完了しました」というインク回収終了メッセージをディスプレイに表示して(ステップS29)、インク回収処理を終了する。
以上のような処理の結果、インクジェットプリンタ1は、第一インク供給チューブ34内のインクを、インク水頭差を利用して確実に第一インクカートリッジ31内に回収することができる。回収した後は、作業者は第一インクカートリッジ31を取り外して振動を与えることにより、内部を十分に攪拌することができる。その攪拌済みのインクカートリッジを作業者が再度インクジェットプリンタ内部に挿入して次回の印刷に使用することにより、従来のパージ処理で廃棄されていたチューブ内の白インクを廃棄することなく使うことができる。また、インク流路を取り外したり、分岐させたりする必要がないので、第一インク供給チューブ34内のインクが未使用のまま残ることなく回収され、確実に再利用することができる。
尚、前述したステップS22、S28、S31、S33、S35を実行するCPU110が、大気開放制御手段に相当する。
(他の実施形態)
上述した例では、第一インクカートリッジ31内のインク量が所定量であるか否かを検出するため、フォトセンサ(光学式センサ)で構成するカートリッジ内インク量センサ62を設けるようにしたが、本発明はこのような例に限定されるものでなく、ロードセル等の重量センサを設けるようにしてもよいし、フォトセンサと重量センサの両方を併用するようにしてもよい。重量センサを設けた場合、CPU110は第一インクカートリッジ31の重さが所定重量であるか否かによって判断する。第一インクカートリッジ31の重量が所定重量である場合には、CPU110は大気開放バルブ44により第一インク供給チューブ34内を大気遮断状態に切り換える。
この重量センサを用いることによって、インクジェットプリンタ1は、フォトセンサを用いるのと同様に、第一インク供給チューブ34内のインクが第一インクカートリッジ31の外に溢れて出てきてしまうのを確実に防止することができる。また、フォトセンサと重量センサを併用することによって、インクジェットプリンタ1は、より確実に第一インクカートリッジ31内のインク量を検出することができる。
上述した例では、所定量は、第一インクカートリッジ31内にインクが満たされているときであったが、本発明はこのような例に限定されるものでなく、第一インクカートリッジ31内にインクがほぼ満たされているとき等、適宜変更可能である。所定量を変更する場合は、カートリッジ内インク量センサ62を設ける位置を上下にずらして調節する。
上述した例では、供給管内インク検出センサ63を大気開放バルブ44に設けた場合について説明したが、第一インクカートリッジ31の近辺に固定部材で固定するようにして設けるのがより好ましい。
上述した例では、白インク用のインク供給路側に大気開放手段を設けた場合について説明したが、CMYK用のインク供給路側にも大気開放手段を設けるようにしてもよい。
本発明の大気開放手段は、白インクにのみ有効なものではなく、固形成分が多く、沈降や濃度勾配の発生し易いインクに対して有効である。
本発明のインクジェットプリンタは、筐体側に固定的に取り付けられたインク用のカートリッジから記録ヘッドにインクを供給するインクジェットプリンタに適用可能である。
本発明の一実施形態のインクジェットプリンタ1の平面図である。 インクジェットプリンタ1の正面図である。 図2の第一インク収納手段31a周辺の部分拡大図である。 インクジェットプリンタ1の第一記録ヘッド21および大気開放バルブ44を示す正面図である。 (A)〜(B)は、本発明の大気開放バルブ44によるインク回収の原理を説明する図である。 インクジェットプリンタ1における電気的構成を示すブロック図である。 (A)〜(B)は、インクジェットプリンタ1における操作パネル28、およびインク回収処理を行う際の操作パネル28の表示を示す図である。 インクジェットプリンタ1における全体の処理の流れを示すフローチャートである。 インクジェットプリンタ1におけるインク回収処理を示すフローチャートである。
1 インクジェットプリンタ
2 ベース
5 プラテン
7 送り機構
10 本体カバー
13 キャリッジ
14 キャリッジ
21 第一記録ヘッド
22 第二記録ヘッド
28 操作パネル
29a 印刷開始キー
29b キャンセルキー
29c メンテナンスキー
30 ディスプレイ
31 第一インクカートリッジ
31a 第一インク収納手段
32 第二インクカートリッジ
32a 第二インク収納手段
34 第一インク供給チューブ
35 第二インク供給チューブ
36 第一アーム
37 第二アーム
44 大気開放バルブ
61 カートリッジ挿入センサ
62 カートリッジ内インク量センサ
63 供給管内インク検出センサ
70 支持部材
71 インク量検出部材
72 検出部

Claims (6)

  1. 印刷データに応じてインクをノズルから吐出する記録ヘッドと、
    前記インクを格納するインクカートリッジと、
    前記インクカートリッジを保持するインク収納手段と、
    前記記録ヘッドにインクを供給するインク供給管とを備えるインクジェットプリンタにおいて、
    前記インク供給管に配置され、インク供給管の内部を大気開放状態と大気遮断状態との間で切換可能な大気開放手段と、
    前記大気開放手段の大気開放状態と大気遮断状態との切り換えを制御する大気開放制御手段と、
    前記インク供給管内のインクを前記インクカートリッジ内に回収可能か否かを判断する判断手段とを備え、
    前記大気開放制御手段は、前記大気開放手段が前記大気開放状態の時に、前記判断手段により前記インクカートリッジがインク回収不可能であると判断された場合、前記大気開放手段を前記大気遮断状態に切り換えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記判断手段は、前記インクカートリッジが前記インク収納手段に保持されているか否かを検出するインクカートリッジ検出手段を更に備え、
    前記インクカートリッジ検出手段により前記インクカートリッジが前記インク収納手段に保持されていないことを検出したとき、前記判断手段は、インク回収不可能であると判断することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記判断手段は、前記インクカートリッジ内のインクの量が所定量か否かを検出するインク量検出手段を更に備え、
    前記インク量検出手段によりインク量が所定量であることを検出したとき、前記判断手段は、インク回収不可能であると判断することを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記判断手段は、前記インク供給管内にインクの有無を検出するインク供給管状態検出手段を更に備え、
    前記インク供給管状態検出手段により前記インク供給管内にインクが無いことを検出したとき、前記判断手段は、インク回収不可能であると判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記インクカートリッジ検出手段は、前記インク収納手段に配設される光学式センサであることを特徴とする請求項2に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記インク量検出手段は、前記インク収納手段に配設される光学式センサであることを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
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