JP4686926B2 - インクジェット装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクを吐出するインクジェット装置に関し、特に、インク貯留部に於けるインクの凝集や沈殿等を防止することができるインクジェット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、多数のインクノズルを備えたインクジェットヘッドから、インクを印刷媒体に吐出して、印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。このインクジェットプリンタでは、染料系のインクを使用するもの以外に、顔料系のインクや高分子材料を吐出するものも知られている。この顔料系のインクでは、顔料が凝集や沈殿を起こし易いという問題点があり、また、高分子材料も時間が経過するにつれて、分子の結合により分子量分布が大きくなるという問題点があった。また、これらの状態が生じると印刷にムラが生じたりインクノズルの目詰まりを起こし易いという問題点があった。この問題を解決するために、磁気かくはん機(マグネチックスターラー)のように、非接触で駆動できる撹拌子(スターラーバー)をインクタンク内に入れて撹拌するというものが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の撹拌子の回転だけでは、顔料や高分子材料の分散効果が十分でなく、顔料等の凝集や沈殿等を解消できないという問題点があった。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、インクの凝集や沈殿等を防止することができるインクジェット装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1に係るインクジェット装置では、インクを吐出するインクジェットヘッドと、当該インクジェットヘッドに供給するインクを貯留するインク貯留部と、前記インクジェットヘッドと前記インク貯留部を接続するインク供給経路と、前記インクジェットヘッドもしくは前記インク貯留部に設けられ、前記インクに超音波振動を印加する超音波振動手段と、所定条件が成立したか否かを判断する条件判断手段と、前記インク中の分子量分布を検出する分子量検出手段とを備え、前記条件判断手段は、前記分子量検出手段により検出された前記分子量分布が所定の閾値より大きい場合に、前記所定条件が成立したと判断し、さらに、当該条件判断手段が前記所定条件が成立したと判断した場合に、前記インクに超音波振動を与えるように前記超音波振動手段を制御する振動制御手段を備えている。
【0006】
この構成のインクジェット装置では、インク貯留部にはインクを吐出するインクジェットヘッドに供給するインクが貯留されており、インク中の分子量分布を検出する分子量検出手段により検出された分子量分布が所定の閾値より大きい場合に条件判断手段が所定条件が成立したと判断し、インクジェットヘッドもしくはインク貯留部に設けられた超音波振動手段は、振動制御手段の制御により、インクに超音波振動を与える。
【0007】
また、請求項2に係るインクジェット装置では、インクを吐出するインクジェットヘッドと、当該インクジェットヘッドに供給するインクを貯留するインク貯留部と、前記インク貯留部に供給するインクを貯留する第2インク貯留部と、前記インクジェットヘッドと前記インク貯留部を接続するインク供給経路と、前記インク貯留部と前記第2インク貯留部を接続する第2インク供給経路と、前記インクジェットヘッドもしくは前記インク貯留部もしくは前記第2インク貯留部に設けられ、前記インクに超音波振動を印加する超音波振動手段と、所定条件が成立したか否かを判断する条件判断手段と、前記インク中の分子量分布を検出する分子量検出手段とを備え、前記条件判断手段は、前記分子量検出手段により検出された前記分子量分布が所定の閾値より大きい場合に、前記所定条件が成立したと判断し、さらに、当該条件判断手段が前記所定条件が成立したと判断した場合に、前記インクに超音波振動を与えるように前記超音波振動手段を制御する振動制御手段を備えている。
【0008】
この構成のインクジェット装置では、インク貯留部にはインクを吐出するインクジェットヘッドに供給するインクが貯留されており、第2インク貯留部には、前記インク貯留部に供給するインクが貯留されている。インク中の分子量分布を検出する分子量検出手段により検出された分子量分布が所定の閾値より大きい場合に条件判断手段が所定条件が成立したと判断し、前記インクジェットヘッドもしくは前記インク貯留部もしくは前記第2インク貯留部に設けられた超音波振動手段は、振動制御手段の制御により、インクに超音波振動を与える。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
また、請求項3に係る発明のインクジェット装置では、請求項1又は2に記載のインクジェット装置の構成に加えて、前記振動制御手段は、前記インクジェットヘッドがインクを吐出しているときには、前記超音波振動手段を振動させないことを特徴とする構成となっている。
【0020】
この構成のインクジェット装置では、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、振動制御手段は、インクジェットヘッドがインクを吐出しているときには、超音波振動手段を振動させないようにする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のインクジェット装置の一実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態であるインクジェットプリンタ1の斜視図である。
【0022】
図1に示すように、インクジェットプリンタ1は、略正方形に形成されたベースフレーム2の後端部から保持フレーム3a,3bを立設し、当該保持フレーム3a,3b間にX軸枠4を架設して、当該X軸枠4上にX軸を構成するリニアスケール5が設けられている。リニアスケール5上には、ブラック、マジェンタ、シアン、イエローの4色の印字ヘッド14を保持するキャリッジ6がリニアスケール5の長手方向に摺動可能に載置されている。また、X軸枠4の右端部(図1に於ける)には、X軸モータ7が設けられ、キャリッジ6をリニアスケール5に沿って往復移動させるようになっている。また、キャリッジ6には、各色の印字ヘッド14を各々駆動する駆動回路基板8が4枚設けられている。
【0023】
さらに、ベースフレーム2には、X軸枠4と直交する位置に、Y軸枠9が設けられ、Y軸枠9上には、略長方形の平面状のプラテン10がY軸枠9の長手方向に往復移動可能に設けられ、Y軸枠9の端部にはY軸モータ11が設けられ、プラテン10は、Y軸モータ11により、Y軸に沿って往復移動するようになっている。尚、ベースフレーム2の左端部(図1に於ける)には、印字ヘッド14の目詰まり解消等のためにインクを噴射するフラッシング動作を行う場所であるフラッシングポジション12が設けられ、ベースフレーム2の右端部(図1に於ける)には、印字ヘッド14のノズル表面のふき取り動作(ワイプ動作)及び印字ヘッドのノズル内のインクの吸引動作(パージ動作)を行うメンテナンスユニット13が設けられている。
【0024】
次に、図2を参照して、インクジェットプリンタ1の電気的構成について説明する。図2は、インクジェットプリンタ1の電気的構成を示すブロック図である。
【0025】
図2に示すように、インクジェットプリンタ1には、インクジェットプリンタ1の制御を司るCPU20が設けられ、CPU20には、印字データ等の各種のデータを記憶するRAM21と、CPU20が実行するプログラムを記憶したROM22と、インクジェットプリンタ1の機能の設定を記憶するEEP−ROM23と、入出力インターフェース24とが接続されている。
【0026】
また、入出力インターフェース24には、印字ヘッド14を駆動する印字ヘッド駆動回路25と、Y軸モータ11を駆動するY軸モータ駆動回路27と、X軸モータ7を駆動するX軸モータ駆動回路29と、タイマ30と、後述する超音波振動子32の振動を制御する加振機制御回路31と、後述するインクタンク40の交換を検出するインクタンク交換検出器28と、インク中の不具合成分を検出する不具合成分検出器34と、インクポンプ36を駆動するインクポンプ駆動回路35とが接続されている。また、入出力インターフェース24には、パーソナルコンピュータ33も接続できるようになっている。尚、不具合成分検出器34としては、インク中の顔料の凝集や沈殿を検出する場合には、半導体レーザーとフォトダイオードとを用いた後述する光透過型センサにより、周知の動的光散乱法(ドップラー散乱光解析法)による粒度分布を計測する方法を用いればよく、また、インク中の分子量分布を求める場合には、分子量分布検出器として周知のサイズ排除クロマトグラフィー(size exclusion chromatography「SEC」 又は、gel permealion chromatography「GPC」)を用いればよい。
【0027】
次に、図3を参照して、本発明の第1の実施の形態のインク供給機構100の構造について説明する。図3は、第1の実施の形態のインクジェットプリンタ1のインク供給機構100の構造を示す図である。図1では、インクタンク40は図示されていないが、図3に示すように、円筒形のインクタンク40は、インクチューブ42により印字ヘッド14に接続されている。また、インクタンク40は、500W〜1000W程度のランジュバン振動子等の超音波振動子32の台に載置され、超音波振動子32の台は、基台41に固定されている。また、超音波振動子32は、前記加振機制御回路31に接続され、さらに、インクタンク40には、その着脱を検出するインクタンク交換検出器28のセンサ28aが当接されている。インクタンク交換検出器28の一例としては、周知のマイクロスイッチ等を用いることができる。
【0028】
次に、上記の構成を有するインクジェットプリンタ1の加振制御処理について図2、図3及び図4を参照して説明する。図4は、インクジェットプリンタ1の加振制御処理1のフローチャートである。
【0029】
まず、インクジェットプリンタ1のインクタンク40が交換されたことをインクタンク交換検出器28が検出すると(S11:YES)、CPU20から入出力インターフェース24を介して、加振機制御回路31に加振命令を送信して、超音波振動子32を約10分間振動させて、インクタンク40内のインクに超音波振動を付与する(S15)。すると、インクタンク40内のインクが顔料系インクの場合には、凝集や沈殿した顔料がインク内で拡散される。また、高分子材料を含む高分子系インクの場合には、分子の結合を切って分子量分布を小さくすることができる。
【0030】
その後、タイマ30をリセットし(S17)、S11に戻る。次いで、インクジェットプリンタ1のインクタンク40が交換されたことをインクタンク交換検出器28が検出できない場合には(S11:NO)、前回の加振処理から所定時間(例えば、6時間又は8時間)が経過したか否かを判断する(S13)。所定時間が経過していない場合には(S13:NO)、S11に戻る。また、前回の加振処理から所定時間が経過した場合には(S13:YES)、CPU20から入出力インターフェース24を介して、加振機制御回路31に加振命令を送信して、超音波振動子32を数十kHzの周波数で約10分間振動させて、インクタンク40内のインクに超音波振動を付与する(S15)。すると、インクタンク40内のインクが顔料系インクの場合には、凝集や沈殿した顔料がインク内で拡散される。また、高分子材料のインクの場合には、分子の結合が切れて、分子量分布を小さくすることができる。その後、タイマ30をリセットし(S17)、S11に戻る。
【0031】
尚、インクタンク40への加振機構は、図5又は図6に示すようにしてもよい。図5及び図6は加振機構の変形例を示す図である。図5に示す例では、500W〜1000W程度のランジュバン振動子等の超音波振動子32上にインクタンク40の外形より一回り大きい凹部43aを備えた台43を固着して、その凹部43aにインクタンク40を装着するようにしている。また、図6に示す例では、超音波振動子32上に液体収納容器44を固着して、その液体収納容器44内に、水等の液体45を充填して、その中にインクタンク40を入れる。このようにすることにより、超音波振動子32からの超音波振動がインクタンク40内のインクに更に伝わり易くなる。
【0032】
次に、図7及び図8を参照して、本発明の第2の実施の形態を説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態のインク供給機構110を示す図であり、図8は、第2の実施の形態の加振制御処理2を示すフローチャートである。
【0033】
図7に示すように、第2の実施の形態のインク供給機構110は、前記インクジェットプリンタ1に用いられるものであり、インクタンク40と印字ヘッド14との間にインク51を貯留するサブタンク50を設けている。インクタンク40とサブタンク50との間は、インクチューブ42aにより接続され、インクチューブ42aのインクタンク40側の基部には、インクポンプ36が設けられ、当該インクポンプ36によりインクタンク40からインクがサブタンク50に供給されるようになっている。
【0034】
また、サブタンク50には、光透過型センサ34aが設けられ、サブタンク50内のインク51の不具合成分である顔料の沈殿や凝集を検出するようになっている。尚、サブタンク50の下部には、500W〜1000W程度のランジュバン振動子等の超音波振動子32が設けられ、超音波振動子32は加振機制御回路31により制御されるようになっており、さらに、サブタンク50にはインクチューブ42bが接続され、印字ヘッド14にインクを供給するようになっている。
【0035】
次に、上記のように構成された第2の実施の形態のインク供給機構110の加振制御処理2について、図8を参照して説明する。まず、インクジェットプリンタ1の印字ヘッド14が印字中か否かを判断する(S21)。印字ヘッド14が印字中の場合には(S21:YES)、印字ヘッド14にサブタンク50が近いために、超音波振動子32を振動してサブタンク50に超音波振動を付与すると印字品質に影響を与えるため、加振処理を行わない。
【0036】
印字ヘッド14が印字中でない場合には(S21:NO)、光透過型センサ34aによりサブタンク50内のインクの光透過率を検出する(S23)。次いで、検出された光透過率が所定の閾値以下の場合には、顔料等の凝集や沈殿が発生していると判断できるので(S25:YES)、図2に示すCPU20から入出力インターフェース24を介して、加振機制御回路31に加振命令を送信して、超音波振動子32を数十kHzの周波数で約10分間振動させて、サブタンク50内のインクに超音波振動を付与する(S26)。すると、凝集や沈殿した顔料がインク内で拡散される。尚、S23の光の透過率検出処理で検出された光透過率が所定の閾値より大きい場合には、顔料等の凝集や沈殿が発生してないと判断できるので(S25:NO)、S21の処理に戻る。
【0037】
次に、図9及び図10を参照して、本発明の第3の実施の形態を説明する。図9は、本発明の第3の実施の形態のインク供給機構120を示す図であり、図10は、第3の実施の形態の加振制御処理3を示すフローチャートである。
【0038】
図9に示すように、第3の実施の形態のインク供給機構120は、前記インクジェットプリンタ1に用いられるものであり、インクタンク40と印字ヘッド14との間にインク51を貯留するサブタンク50を設けている。インクタンク40とサブタンク50との間は、インクチューブ42aにより接続され、サブタンク50と印字ヘッド14との間は、インクチューブ42bにより接続されている。また、インクチューブ42aのインクタンク40側の基部には、インクポンプ36及び切替バルブ62が設けられ、当該インクポンプ36によりインクタンク40からインクがサブタンク50に供給されるようになっている。また、切替バルブ62には、分子量分布検出器34bが接続されている。この分子量分布検出器34bは、インク(高分子系のインク)中の分子量分布を検出するものである。
【0039】
また、インクタンク40は、500W〜1000W程度のランジュバン振動子等の超音波振動子32が組み込まれ凹部60aを備えた台60に載置され、凹部60aには、水等の液体61が満たされて、超音波振動をインクタンク40に伝え易くなっている。超音波振動子32は、加振機制御回路31により制御されるようになっており、加振機制御回路31及び分子量検出器34bは、入出力インターフェース24に接続されている。
【0040】
次に、上記のように構成された第3の実施の形態のインク供給機構120の加振制御処理について、図10を参照して説明する。まず、分子量分布検出器34bによりインクの分子量分布を検出する(S31)。次いで、検出された分子量分布が所定の閾値以下の場合には、高分子系のインクの分子量分布が正常と判断できるので(S33:YES)、S31の処理に戻る。また、検出された分子量分布が所定の閾値より大きい場合には、高分子系のインクの分子量分布が正常でないと判断できるので(S33:NO)、図2に示すCPU20から入出力インターフェース24を介して、加振機制御回路31に加振命令を送信して、超音波振動子32を数十kHzの周波数で約10分間振動させて、インクタンク40内のインクに超音波振動を付与する(S35)。すると、インクの分子量が低下して分子量分布が正常となる。
【0041】
次に、図11を参照して、第4の実施の形態について説明する。図11は、印字ヘッド14に超音波振動子32を組み込んだ第4の実施の形態の印字ヘッド14の断面図である。
【0042】
図11に示すように、第4の実施の形態の印字ヘッド14は、内部にインク室14bが形成され、インク室14b内にはインクフィルタ14cが設けられ、インク室14bは、マニホールド14d及び複数のキャビティ14eを介して各ノズル14aに繋がっている。また、キャビティ14eには、インクに圧力を付与するピエゾ素子14fが設けられている。さらに、印字ヘッド14へのインクチューブ42bの接続部には、発光素子34c1と受光素子34c2から構成された光透過型センサ34cが設けられている。このような構成にすることにより、構造を小さく簡略化することができる。
【0043】
さらに、印字ヘッド14のインク室14bが設けられている部分の外周には、ピエゾ素子を用いた超音波振動子32が設けられている。このような構成にすることにより、光透過型センサ34cがインク内の顔料の凝集を検出したときには、図8に示す前記加振制御処理2によって、印字中を避けて、インク室14b内に貯留されたインクに超音波振動を与えることができる。ここで、印字中を避けているのは、印字ヘッド14に直接超音波振動を与えることになるために、印字中であると、ノズル14aからのインクの噴射に悪影響を与えるからである。
【0044】
以上説明したように、本実施の形態のインクジェットプリンタ1では、インク供給機構100乃至120の何れか、又は、図11に示す印字ヘッド14を用いることにより、顔料系インクの場合には、インク中の顔料の凝集や沈殿を検出して、凝集や沈殿が所定値以上になったときには超音波振動により、顔料をインク中に拡散して凝集や沈殿を解消することができる。また、高分子系のインクの場合には、インク中の分子量分布を検出して、所定の分子量よりも大きなものの割合が所定の閾値を越えた場合には、超音波振動により、分子の結合を切って分子量を小さくすることができる。
【0045】
尚、本発明は、上記実施の形態に限られず各種のインクジェットプリンタに適用できることは言うまでもない。また、インクは、顔料系及び高分子系のインクに限られず、各種のタイプのインクを用いるインクジェットプリンタに適用できる。また、超音波振動子32により加振する時間は、必ずしも10分で無くてもよい。また、インクの吐出対象物としては、紙、布、ガラス板、プラスチック板等を使用することができ、このインクジェット装置は、オフィス用途や産業用途に使用できる。産業用途とした時のインクの一例としては、光硬化性樹脂を溶剤を使ってインク化したものがあげられ、このインクは、高分子系のインクに相当する。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係るインクジェット装置では、インク貯留部にはインクを吐出するインクジェットヘッドに供給するインクが貯留されており、インク中の分子量分布を検出する分子量検出手段により検出された分子量分布が所定の閾値より大きい場合に条件判断手段が所定条件が成立したと判断し、インクジェットヘッドもしくはインク貯留部に設けられた超音波振動手段は、振動制御手段の制御により、インクに超音波振動を与えることができる。従って、インクの不具合成分を拡散してインクの品質を向上できるので、インクジェットヘッドのノズルの目詰まり等を防止でき、印字品質を向上できる。
【0047】
また、請求項2に係るインクジェット装置では、インク貯留部にはインクを吐出するインクジェットヘッドに供給するインクが貯留されており、第2インク貯留部には、前記インク貯留部に供給するインクが貯留されている。インク中の分子量分布を検出する分子量検出手段により検出された分子量分布が所定の閾値より大きい場合に条件判断手段が所定条件が成立したと判断し、前記インクジェットヘッドもしくは前記インク貯留部もしくは前記第2インク貯留部に設けられた超音波振動手段は、振動制御手段の制御により、インクに超音波振動を与えることができる。従って、インクの不具合成分を拡散してインクの品質を向上できるので、インクジェットヘッドのノズルの目詰まり等を防止でき、印字品質を向上できる。
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
また、請求項3に係る発明のインクジェット装置では、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、振動制御手段は、インクジェットヘッドがインクを吐出しているときには、超音波振動手段を振動させないようにすることができる。従って、超音波振動手段をインクジェットヘッドの近傍に設けた場合でも、超音波振動により印字品質を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の一実施の形態であるインクジェットプリンタ1の斜視図である。
【図2】 図2は、インクジェットプリンタ1の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】 図3は、第1の実施の形態のインクジェットプリンタ1のインク供給機構100の構造を示す図である。
【図4】 図4は、インクジェットプリンタ1の加振制御処理1のフローチャートである。
【図5】 図5は加振機構の変形例を示す図である。
【図6】 図6は加振機構の変形例を示す図である。
【図7】 図7は、本発明の第2の実施の形態のインク供給機構110を示す図である。
【図8】 図8は、第2の実施の形態の加振制御処理2を示すフローチャートである。
【図9】 図9は、本発明の第3の実施の形態のインク供給機構120を示す図である。
【図10】 図10は、第3の実施の形態の加振制御処理3示すフローチャートである。
【図11】 図11は、印字ヘッド14に超音波振動子32を組み込んだ第4の実施の形態の印字ヘッド14の断面図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ
14 印字ヘッド
20 CPU
21 RAM
22 ROM
24 入出力インターフェース
28 インクタンク交換検出器
31 加振機制御回路
32 超音波振動子
34 不具合成分検出器
34a 光透過型センサ
34b 分子量分布検出器
36 インクポンプ
40 インクタンク
41 基台
43 台
44 液体収納容器
45 液体
50 サブタンク
60 台
62 切替バルブ
100 インク供給機構
110 インク供給機構
120 インク供給機構
Claims (3)
- インクを吐出するインクジェットヘッドと、
当該インクジェットヘッドに供給するインクを貯留するインク貯留部と、
前記インクジェットヘッドと前記インク貯留部を接続するインク供給経路と、
前記インクジェットヘッドもしくは前記インク貯留部に設けられ、前記インクに超音波振動を印加する超音波振動手段と、
所定条件が成立したか否かを判断する条件判断手段と、
前記インク中の分子量分布を検出する分子量検出手段とを備え、
前記条件判断手段は、前記分子量検出手段により検出された前記分子量分布が所定の閾値より大きい場合に、前記所定条件が成立したと判断し、
さらに、当該条件判断手段が前記所定条件が成立したと判断した場合に、前記インクに超音波振動を与えるように前記超音波振動手段を制御する振動制御手段を備えたことを特徴とするインクジェット装置。 - インクを吐出するインクジェットヘッドと、
当該インクジェットヘッドに供給するインクを貯留するインク貯留部と、
前記インク貯留部に供給するインクを貯留する第2インク貯留部と、
前記インクジェットヘッドと前記インク貯留部を接続するインク供給経路と、
前記インク貯留部と前記第2インク貯留部を接続する第2インク供給経路と、
前記インクジェットヘッドもしくは前記インク貯留部もしくは前記第2インク貯留部に設けられ、前記インクに超音波振動を印加する超音波振動手段と、
所定条件が成立したか否かを判断する条件判断手段と、
前記インク中の分子量分布を検出する分子量検出手段とを備え、
前記条件判断手段は、前記分子量検出手段により検出された前記分子量分布が所定の閾値より大きい場合に、前記所定条件が成立したと判断し、
さらに、当該条件判断手段が前記所定条件が成立したと判断した場合に、前記インクに超音波振動を与えるように前記超音波振動手段を制御する振動制御手段を備えたことを特徴とするインクジェット装置。 - 前記振動制御手段は、前記インクジェットヘッドがインクを吐出しているときには、前記超音波振動手段を振動させないことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット装置。
Priority Applications (2)
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