JPH11334102A - インクジェット式プリンタ、気泡検出回路及び気泡検出方法 - Google Patents

インクジェット式プリンタ、気泡検出回路及び気泡検出方法

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JPH11334102A
JPH11334102A JP10143258A JP14325898A JPH11334102A JP H11334102 A JPH11334102 A JP H11334102A JP 10143258 A JP10143258 A JP 10143258A JP 14325898 A JP14325898 A JP 14325898A JP H11334102 A JPH11334102 A JP H11334102A
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JP
Japan
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head
impedance
ink
jet printer
ink jet
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JP10143258A
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Susumu Tokumaru
進 徳丸
Yoshitaka Iwashita
美隆 岩下
Hiroshi Fukumoto
宏 福本
Hirofumi Matsuo
裕文 松尾
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01—Ink jet
    • B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/19—Ink jet characterised by ink handling for removing air bubbles
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01—Ink jet
    • B41J2/135—Nozzles
    • B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14354—Sensor in each pressure chamber

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドのインク室内部に気泡があるとインク
吐出が正常に行われなくなる。このインクの気泡を検出
し最適なヘッド回復処理を行うことにより正常なインク
吐出を行い、高品質で安定した印画を得る。 【解決手段】 この発明に係る気泡検出回路及び方法に
おいては、ヘッドの圧電素子の任意の周波数におけるイ
ンピーダンスを測定し、インピーダンスの周波数特性を
作成し、その周波数特性により圧電素子に気泡が付着し
ているかを判別するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、液体を噴出する
装置、例えば水を吐出する加湿器やインクを塗布する塗
布装置等に係わり、特に、インクをジェット状に被印画
媒体に印画するインクジェット式のプリンタに関する。
【０００２】
【従来の技術】図６は、例えば特開平６−３３６０２６
号公報に記載された従来のインクジェットプリンタを示
している。
【０００３】図６において、１はインクジェットプリン
トのヘッドを表しており、このヘッド１は、複数のノズ
ル２と、ハウジング１８に形成された圧力室１７と、イ
ンク路１５と、圧力室１７の容積を変化させるピエゾ圧
電素子１６ａ、１６ｂと、ハウジング１８を加熱するヒ
ータ１９とで構成されている。
【０００４】また、ハウジング１８には、インク容器４
を備えたインクカートリッジ６が取り付けられており、
インク容器４はインク路１５を介して複数のノズル２に
連通している。また、インク容器４内には、インクを吸
収保持するための多孔質体９、１３が収容されており、
インク容器４の外面には、加熱用のヒータ５が取り付け
られている。
【０００５】次に、この従来のインクジェットプリンタ
の動作について説明する。通常、インク路１５には、イ
ンクが固体の状態で満たされているが、インク容器４の
ヒータ５、さらにはヘッド１のヒータ１９に電圧を印加
すると、インク路１５内のインク及び多孔質体９、１３
に吸収されているインクが溶かされる。そして、この状
態でピエゾ圧電素子１６ａ、１６ｂに電圧を印加してそ
れらを振動させることにより圧力室１７の容積を変化さ
せて、ノズル２よりインク液滴を噴出させる。これに伴
い、多孔質体９、１３に吸収されているインクは僅かず
つ圧力室１７に供給される。この動作によりインクをヘ
ッド１から噴出させて用紙に付着させることにより印画
物を得る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来のインクジェット
プリンタでは、インク路１５に気泡が入った場合には、
複数のノズル２から正常なインク吐出ができなくなり、
結果として印画物にスジが入り、高品質で安定した印画
物が得られなくなるという問題点があった。
【０００７】また、気泡の有無を印画する前に確認する
手段がなく、インクの吐出が正常かどうか判断するテス
トパターンを一枚印画する必要があった。
【０００８】また、テストパターンを印画した際に、気
泡が原因で正常な印画物が得られなかった場合、回復手
段としてインク供給回復処理を行い、再度、確認のため
にテストパターンを印画し、正常にインクが吐出したか
どうかを確認することの繰り返しを行わなければなら
ず、時間と印画コストがかかるという問題点があった。
【０００９】この発明は、上述した問題点を解決するた
めになされたものであり、印画をする前に、ヘッドの圧
電素子の任意の周波数におけるインピーダンスを測定し
てインピーダンスの周波数特性を作成し、その周波数特
性によりインク室内に気泡が付着しているかを判別し、
気泡が付着している場合には自動的にインク供給回復処
理を行い、気泡除去を行うことが可能なインクジェット
式プリンタを提供することを目的とする。
【００１０】また、本発明の他の目的は、テストパター
ン印画を無くし、時間と印画コストを削減し得るインク
ジェット式プリンタを提供することにある。
【００１１】さらに、本発明の更に他の目的は、ヘッド
に気泡が付着したことを検出し得る気泡検出回路及び気
泡検出方法を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るインクジェット式プリンタは、ヘッ
ドの圧電素子の駆動によりインクを被印画媒体に噴出す
るインクジェット式プリンタにおいて、上記ヘッドの所
定範囲の周波数におけるインピーダンスを測定するイン
ピーダンス測定手段と、測定されたインピーダンスの周
波数特性を作成する周波数特性作成手段と、上記周波数
特性により上記圧電素子に気泡が付着しているかを判別
する判別手段とを備えるものである。
【００１３】また、本発明のインクジェット式プリンタ
は、上記ヘッドを駆動するヘッド駆動手段と、上記ヘッ
ド駆動手段と上記インピーダンス測定手段とを切り換え
る切換手段と、を更に備えるものである。
【００１４】さらに、本発明のインクジェット式プリン
タは、上記判別手段により気泡の付着が判別されたと
き、上記圧電素子に付着した気泡を除去する手段を更に
備えるものである。
【００１５】さらにまた、本発明のインクジェット式プ
リンタは、消去及び書き込み可能な記憶手段を更に備
え、初期設定時に、上記ヘッドのインピーダンスを上記
記憶手段に記憶させるようにしたものである。
【００１６】また、本発明に係る気泡検出回路は、ヘッ
ドの圧電素子の駆動により液体を噴出させる装置におい
て、上記ヘッドの所定範囲の周波数におけるインピーダ
ンスを測定する手段と、測定されたインピーダンスの周
波数特性を作成する手段と、上記周波数特性により上記
圧電素子に気泡が付着しているかを判別する手段とを備
えるものである。
【００１７】また、本発明の気泡検出方法は、ヘッドの
所定範囲の周波数のインピーダンスを測定する測定過程
と、測定されたインピーダンスの周波数特性より上記ヘ
ッドに付着した気泡の有無を判別する判別過程とを備え
るものである。
【００１８】さらに、上記判別過程は、上記測定過程で
測定されたインピーダンスの周波数特性を作成する過程
と、このようにして作成された測定インピーダンスの周
波数特性を、予め決められたインピーダンスの周波数特
性と比較する過程と、上記比較結果に基づいて、上記ヘ
ッドに付着した気泡の有無を判別する過程とを備えるも
のである。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の実施の形態について説明する。
【００２０】実施の形態１．図１はこの発明の一実施の
形態によるインクジェット式プリンタの概略構成を示し
ている。
【００２１】図１において、インクジェット式プリンタ
は、プリント用のヘッド３１と、ヘッド３１を駆動する
ヘッド駆動回路３２と、気泡検出回路３８と、ヘッド３
１とヘッド駆動回路３２及び気泡検出回路３８との間の
接続を択一的に切り換える切換回路３４とを備えてい
る。
【００２２】気泡検出回路３８は、切り換え回路３４に
よりヘッド３１との接続を切り換えられるインピーダン
ス測定回路３３と、ＣＰＵ３５と、メモリ３６と、テー
ブルメモリ３７とにより構成されている。
【００２３】インピーダンス測定回路３３は、ヘッド３
１のヘッド部１２０（図３）の設定周波数における電圧
及び電流を検出し、ヘッド部１２０のインピーダンスを
測定する。テーブルメモリ３７は、消去及び書き込み可
能なメモリ、例えばＥＥＰＲＯＭやフラッシュメモリで
あることが好ましい。
【００２４】なお、インピーダンス測定回路３３は、ヘ
ッド３１の所定範囲の周波数におけるインピーダンスを
測定するインピーダンス測定手段を構成し、気泡検出回
路３８は、測定されたインピーダンスの周波数特性を作
成する周波数特性作成手段と、上記周波数特性により上
記圧電素子に気泡が付着しているかを判別する判別手段
とを構成する。
【００２５】次に、この実施の形態によるインクジェッ
ト式プリンタの動作について、図２のフローチャートを
参照して説明する。図２は本発明による気泡検出方法の
フローチャートである。
【００２６】上述のように構成されたインクジェット式
プリンタにおいて、印画プロセスが実行される前に、Ｃ
ＰＵ３５が、切換回路３４のスィッチをインピーダンス
測定回路３３側に切り換える（ステップＳ１０）。
【００２７】その後、測定周波数を所定範囲に設定し
（ステップＳ１２）、所定範囲の周波数におけるヘッド
部１２０のインピーダンスを測定する（ステップＳ１
４）。
【００２８】そして、このようにして測定したインピー
ダンスの測定データをメモリ３６に順次格納し（ステッ
プＳ１６）、測定が終了したか否かを判定する（ステッ
プＳ１８）。
【００２９】ステップＳ１８で測定終了と判定されない
場合には、ステップ１２の測定周波数設定に戻り、測定
終了と判定されるまで、ステップＳ１２からステップＳ
１８の処理を繰り返す。
【００３０】ステップＳ１８において測定終了と判定さ
れた場合には、測定されたインピーダンスの周波数特性
を作成する（ステップＳ２０）。
【００３１】このようにして作成された測定インピーダ
ンスの周波数特性と、予め実験等により求められテーブ
ルメモリ３７に格納されたインピーダンス周波数特性と
を比較して、気泡の有無を判定する（ステップＳ２
４）。
【００３２】ステップＳ２４で気泡が有りと判定された
場合には、ヘッド回復処理を行い（ステップＳ２８）、
ステップＳ１２の測定周波数設定に戻る。
【００３３】また、ステップＳ２４において、気泡無し
と判定された場合には、切換回路３４をヘッド駆動回路
３２側に切り換えて（ステップＳ２６）、処理を終了す
る。
【００３４】すなわち、ステップＳ２４で気泡の有無を
インピーダンスの周波数特性より判断し、気泡があれ
ば、ステップＳ２８で自動的にヘッド回復処理を行って
気泡を除去する。ヘッド回復処理はヘッド部１２０のノ
ズル１０１（図３）からインクを吸引することにより、
気泡を除去する。気泡検出終了時には、切換回路３４の
スィッチをヘッド駆動回路３２側に切り換えておく（ス
テップＳ２６）。
【００３５】次いで、上述したステップＳ２４における
気泡検出の原理について説明する。初めに、ヘッド部１
２０について説明する。図３はこの発明によるインクジ
ェット式プリンタのインク吐出部の概略構成図である。
図３において、１００はインク１０２が充填されるイン
ク室であり、このインク室１００は、径が数十μｍから
数ｍｍ程度のノズル１０１を先端に形成したノズル部材
１０３と、反射版１１２と、振動板１２８とにより形成
される。
【００３６】ヘッド部１２０は、例えばポリイミド等の
絶縁材料により形成された振動板１２８と、例えば数百
ＫＨｚから数百ＭＨｚの範囲で振動する圧電素子１２９
とを備え、振動板１２８と圧電素子１２９とを接着材１
２１により接着させることにより形成される。
【００３７】ヘッド制御回路１２５は、接続線１２３、
１２４を介して接着材１２１と圧電素子１２９とにそれ
ぞれ接続され、圧電素子１２９にヘッド駆動信号を印加
する。また、インク１０２はヘッド部１２０に設けたイ
ンク供給路１１４からインク室１００内へ供給される。
【００３８】ヘッド制御回路１２５より圧電素子１２９
にヘッド駆動信号を印加することにより、圧電素子１２
９が振動して振動板１２８を振動させる。これにより、
インク室１００内のインク１０２が振動し、さらに反射
板１１２の内面にてインク室１００内のインク１０２が
図面上方に運動するエネルギーを得て、ノズル１０１か
ら吐出し、用紙１０４に付着して画像が印画される。こ
のとき、図３に示すように、気泡１０６がインク室１０
０内に形成されていると、気泡１０６の伸縮によりノズ
ル１０１からのインクの吐出が正常になされず、印画精
度が低下する。
【００３９】次に、ヘッド部１２０の周波数に対するイ
ンピーダンス特性について説明する。図４はこの発明の
実施の形態１に係るヘッド部１２０の周波数に対するイ
ンピーダンス特性の計算値、図５はこの発明の実施の形
態１に係るヘッド部１２０の周波数に対するインピーダ
ンス特性の実験値である。なお、図４及び図５の縦軸は
インピーダンス自然対数を表し、横軸は周波数を表して
いる。また、破線は気泡が有るときの特性、実線は気泡
が無いときの特性である。
【００４０】図４の破線で示すように、気泡が有る場合
の計算結果によるインピーダンス特性４０では、特定の
周波数でインピーダンスが極小になる点が見られる。こ
の場合は、８．７ＭＨｚ付近と、１２ＭＨｚ付近で極小
となっている。気泡の無い場合の計算結果によるインピ
ーダンス特性４１では、これらの周波数においてインピ
ーダンスは極小になっていない。
【００４１】一方、図５に示すように、気泡が有る場合
の実験結果によるインピーダンス特性５０は、特定周波
数でインピーダンスが極小になる点が見られる。この場
合は８．７ＭＨｚ付近と、１２ＭＨｚ付近で極小となっ
ている。気泡の無い場合の実験結果によるインピーダン
ス特性４１は、これらの周波数においてインピーダンス
は極小になっていない。
【００４２】なお、図５の実験値においては、図４の計
算値と異なり、５０ａ、５０ｂ、５０ｃ、５１ａ、５１
ｂにも極小値が見られるが、これは、反射板１１２によ
り発生した反射波によるものである。
【００４３】実験の結果、インピーダンス特性はヘッド
部１２０の圧電素子１２９の形状や材料、圧電素子１２
９とインクとの間に挟む振動板１２８の材料などにより
インピーダンスの極小点が変わることが判明したが、同
一のヘッドの周波数に対するインピーダンス特性は、計
算値及び実験値でほぼ一致することが確かめられた。ま
た、気泡１０６の径が変化すると、図４及び図５におけ
る極小値（ピーク）の絶対値は変化するが、その周波数
はヘッドに固有であることが判明した。従って、ヘッド
に固有のこのインピーダンス特性を、即ち極小となる周
波数を予めテーブルメモリ３７に記憶しておき、印画前
に、インピーダンス特性を計測し、テーブルメモリ３７
に記憶された周波数データと計測値を比較することによ
り、気泡の存在を検知することができる。そして、反射
波による影響もあることから、計算値をテーブルメモリ
３７に記憶させるときは、予め実験データと計算値とを
比較検討しておくことが好ましい。
【００４４】また、圧電素子１２９の形状などによりイ
ンピーダンス極小点が変わることに対して、気泡有無判
別手段としてテーブルメモリを用いることにより、圧電
素子１２９の変更などに簡単且つ柔軟に対応することが
できる。
【００４５】ところで上記説明では、この発明をインク
ジェット式のプリンタに利用する場合について述べた
が、その他の圧電素子を用いた液体を吐出させる装置に
利用できることはいうまでもない。
【００４６】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような優れた効果を奏
する。
【００４７】ヘッドに付着した気泡を印画する前に検出
することができ、また、自動的にヘッド回復処理を行う
ことにより気泡を完全に無くし、正常なインク吐出を行
うことができ、高品質で安定した印画を得ることができ
る。
【００４８】また、テストパターン印画を無くし、時間
と印画コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この発明による一実施の形態によるインクジ
ェット式プリンタの概略構成を表すブロック図である。
【図２】 図１のインクジェット式プリンタの気泡検出
回路のフローチャートを示す図である。
【図３】 本発明によるインクジェット式プリンタのヘ
ッドを示す概略図である。
【図４】 ヘッドのインピーダンス特性の一例を示す図
（計算値）である。
【図５】 ヘッドのインピーダンス特性の一例を示す図
（実験値）である。
【図６】 従来のインクジェットヘッドを示す図であ
る。
【符号の説明】
３１ ヘッド、３２ ヘッド駆動回路、３３ インピー
ダンス測定回路、３４切換回路、３５ ＣＰＵ、３６
メモリ、３７ テーブルメモリ、４０ 気泡が有る場合
のインピーダンス特性、４１ 気泡が無い場合のインピ
ーダンス特性。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 裕文 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ヘッドの圧電素子の駆動によりインクを
    被印画媒体に噴出するインクジェット式プリンタにおい
    て、 上記ヘッドの所定範囲の周波数におけるインピーダンス
    を測定するインピーダンス測定手段と、 測定されたインピーダンスの周波数特性を作成する周波
    数特性作成手段と、 上記周波数特性により上記圧電素子に気泡が付着してい
    るかを判別する判別手段と、 を備えることを特徴とするインクジェット式プリンタ。
  2. 【請求項２】 上記ヘッドを駆動するヘッド駆動手段
    と、 上記ヘッド駆動手段と上記インピーダンス測定手段とを
    切り換える切換手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項１記載のインクジ
    ェット式プリンタ。
  3. 【請求項３】 上記判別手段により気泡の付着が判別さ
    れたとき、上記圧電素子に付着した気泡を除去する手段
    を更に備えることを特徴とする請求項１記載のインクジ
    ェット式プリンタ。
  4. 【請求項４】 消去及び書き込み可能な記憶手段を更に
    備え、初期設定時に、上記ヘッドのインピーダンスを上
    記記憶手段に記憶させるようにしたことを特徴とする請
    求項１乃至３のいずれかに記載のインクジェット式プリ
    ンタ。
  5. 【請求項５】 ヘッドの圧電素子の駆動により液体を噴
    出させる装置において、 上記ヘッドの所定範囲の周波数におけるインピーダンス
    を測定する手段と、 測定されたインピーダンスの周波数特性を作成する手段
    と、 上記周波数特性により上記圧電素子に気泡が付着してい
    るかを判別する手段と、 を備えることを特徴とする気泡検出回路。
  6. 【請求項６】 ヘッドの所定範囲の周波数のインピーダ
    ンスを測定する測定過程と、 測定されたインピーダンスの周波数特性より上記ヘッド
    に付着した気泡の有無を判別する判別過程と、 を備えることを特徴とする気泡検出方法。
  7. 【請求項７】 上記判別過程は、上記測定過程で測定さ
    れたインピーダンスの周波数特性を作成する過程と、 このようにして作成された測定インピーダンスの周波数
    特性を、予め決められたインピーダンスの周波数特性と
    比較する過程と、 上記比較結果に基づいて、上記ヘッドに付着した気泡の
    有無を判別する過程と、 を備えることを特徴とする請求項６記載の気泡検出方
    法。
JP10143258A 1998-05-25 1998-05-25 インクジェット式プリンタ、気泡検出回路及び気泡検出方法 Pending JPH11334102A (ja)

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