JP2015127042A - ピエゾ駆動回路及び駆動信号生成回路、並びにそれを用いたピエゾ駆動装置及び方法 - Google Patents

ピエゾ駆動回路及び駆動信号生成回路、並びにそれを用いたピエゾ駆動装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ピエゾ駆動回路及び駆動信号生成回路、並びにそれを用いたピエゾ駆動装置及び方法に関する。【解決手段】本発明の一実施形態によるピエゾ駆動装置は、出力波形に対する情報を含む波形情報の入力を受け、上記出力波形を生成するためのデジタル値を出力する制御部と、上記出力波形を利用して可変サンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成部と、上記可変サンプリングクロックに応じて上記デジタル値に対応するアナログ値を出力するデジタルアナログ変換部と、を含んでもよい。【選択図】図4

Description

本発明は、デジタルアナログ変換のサンプリング周波数を可変的に変換して、より正確な正弦波を出力することができるピエゾ駆動回路及び駆動信号生成回路、並びにそれを用いたピエゾ駆動装置及び方法に関する。
使用者インターフェースに対する関心及び関連技術が発展するにつれ、端末環境における使用者入力に対する反応技術が使用者インターフェースの核心要素となっている。
初期の反応技術は、使用者の入力に対して単純な振動を提供することで、使用者に直感的な入力確認を提供するのに用いられた。
最近では、使用者の入力に対してより精密な反応または振動を提供することが核心的な要素となるにつれ、より精密な振動を提供することが主な課題となっている。従って、このような課題を満たすべく、モータ駆動技術を中心とする従来のタッチ反応技術から様々な反応要素を提供することができる触覚技術への技術的転移が行われている。
触覚技術とは、使用者に触感を伝達するシステム全体を指し示し、所定の振動素子を振動させて使用者に物理力を伝達し触感を提供することができる。このような触覚技術も初期には単純な入力確認のための反応を提供するに過ぎなかったが、最近では、より精密な制御に基づいて使用者の感性をフィードバックするために様々な反応を提供することが求められている。
そのために、多様な周波数帯域を使用して豊かな立体振動パターンを提供することが求められており、該要求を満たすべく、最近では、セラミック材質のピエゾアクチュエータが用いられている。該ピエゾアクチュエータは、従来の磁石からなるリニア共振アクチュエータや振動モータより応答速度が速く、ノイズが小さく、高い共振帯域幅を有するという特性がある。従って、微細、且つ立体的な振動を多様に表現することができる。
このようなピエゾアクチュエータは正弦波を駆動信号として使用するため、より精密な制御のために、より正確、且つ歪みのない正弦波を生成することが核心的な技術事項となる。即ち、正弦波を利用してピエゾ素子を駆動するため、ピエゾ素子を正確に具現するためにピエゾ駆動装置で生成される正弦波の波形が正確であることが必須である。
しかし、従来のピエゾ駆動技術は、正確な正弦波を生成することが困難であった。また、出力される正弦波の周波数に応じて、デジタルアナログ変換過程でサンプリングされるデジタル値の個数が変更される。そのため、出力される正弦波の周波数が可変的である場合、正弦波の正確性が低下したり、歪みが発生するとの問題があった。
下記特許文献1は、可変サンプリング周波数を利用するアナログ/デジタル変換装置及び方法に関し、特許文献2は、可変サンプリング周波数を利用した送受信装置に関するもので、デジタルアナログ変換に係る内容が記載されているが、特許文献1及び2にも、上述したように、デジタルアナログ変換過程で正確な変換が行われないという問題がある。
韓国公開特許公報第2008−0006279号 韓国公開特許公報第2000−0060296号
本発明の課題は、上記した従来技術の問題点を解決するためのもので、出力波形の周波数を利用してサンプリングクロックを可変し、デジタルアナログ変換を行うことで、出力波形の周波数が変更してもルックアップテーブルの全てのデジタル値を利用することができ、より精密な正弦波を生成することができるピエゾ駆動回路及び駆動信号生成回路、並びにそれを用いたピエゾ駆動装置及び方法を提供することである。
本発明の第1技術的側面はピエゾ駆動装置を提供する。上記ピエゾ駆動装置は、出力波形に対する情報を含む波形情報の入力を受け、上記出力波形を生成するためのデジタル値を出力する制御部と、上記出力波形を利用して可変サンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成部と、上記可変サンプリングクロックに応じて上記デジタル値に対応するアナログ値を出力するデジタルアナログ変換部と、を含んでもよい。
本発明の第2技術的側面は他のピエゾ駆動装置を提供する。上記ピエゾ駆動装置は、出力波形の周波数を利用して生成した可変サンプリングクロックに応じて、出力波形を生成するためのデジタル値を出力する制御部と、上記制御部から出力された上記デジタル値に対応するアナログ値を出力するデジタルアナログ変換部と、を含んでもよい。
本発明の第3技術的側面はピエゾ駆動回路を提供する。上記ピエゾ駆動回路は、出力波形の周波数を確認し、上記出力波形の周波数を考慮して可変サンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成回路と、上記可変サンプリングクロックに応じて、既設定のルックアップテーブルを利用してデジタル値を出力する制御回路と、を含んでもよい。
本発明の第4技術的側面は駆動信号生成回路を提供する。上記駆動信号生成回路は、出力波形の周波数を確認し、上記出力波形の周波数を考慮して可変サンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成回路と、複数のデジタル値の入力を順に受け、上記可変サンプリングクロックに応じて上記複数のデジタル値に該当するアナログ値を順に出力するデジタルアナログ変換回路と、を含んでもよい。
本発明の第5技術的側面はピエゾ駆動方法を提供する。上記ピエゾ駆動方法は、出力波形の周波数を確認し、上記出力波形の周波数を考慮して可変サンプリングクロックを生成する段階と、既設定のルックアップテーブルに含まれた複数のデジタル値の少なくとも一部を出力する段階と、上記可変サンプリングクロックに応じて、上記少なくとも一部のデジタル値にそれぞれ対応するアナログ値を出力する段階と、を含んでもよい。
なお、上記した課題の解決手段は、本発明の特徴を全て列挙したものではない。本発明の様々な特徴とそれによる長所及び効果は、以下の具体的な実施形態を参照し、より詳細に理解できるであろう。
本発明の一実施形態によると、出力波形の周波数を利用しサンプリングクロックを可変してデジタルアナログ変換を行うことで、出力波形の周波数が変更してもルックアップテーブルに含まれたデジタル値を全て利用することができ、より精密な正弦波を生成することができる。
ピエゾ駆動装置の一例を示す構成図である。 図1のピエゾ駆動装置の各構成要素から出力される信号の一例を示したものである。 図1のピエゾ駆動装置から出力される正弦波の例を示したものである。 本発明の一実施形態によるピエゾ駆動装置を示す構成図である。 図4のサンプリングクロック生成部の一実施形態を示す構成図である。 図4の制御部の一実施形態を示す構成図である。 図4のデジタルアナログ変換部の一実施形態を示す構成図である。 本発明の一実施形態によるピエゾ駆動回路を示す参考図である。 本発明の一実施形態による駆動信号生成回路を示す参考図である。 本発明の一実施形態によるピエゾ駆動方法を説明するフローチャートである。 図10のピエゾ駆動方法の段階S1010の一実施形態を説明するフローチャートである。 図10のピエゾ駆動方法の段階S1020の一実施形態を説明するフローチャートである。
以下では、添付の図面を参照し、本発明の好ましい実施形態について説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることができ、本発明の範囲は以下で説明する実施形態に限定されない。また、本発明の実施形態は、当該技術分野で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
図1は、ピエゾ駆動装置10の一例を示す構成図である。
図1を参照すると、制御部11は、外部から波形情報の入力を受け、既設定のルックアップテーブルを利用して出力波形を生成するためのデジタル値DS1を出力することができる。デジタルアナログ変換部12は、入力されたデジタル値DS1に該当するアナログ信号AS1を出力することができる。増幅部13はアナログ信号AS1の入力を受けてピエゾ素子20に提供することができる。
ここで、デジタルアナログ変換部12は、システムクロックなどの既設定のサンプリングクロック(clock)を利用する。
ルックアップテーブルは、既設定のサンプリングクロックで既設定の基準波形を生成することができる複数のデジタル値を含んでもよい。
以下では、ルックアップテーブルの基準サンプリングクロックが8KHz、基準波形が7.8125Hzで、デジタルアナログ変換部12のサンプリングクロックが8KHzであり、ピエゾ駆動装置10の出力波形が7.8125Hzのものを例に挙げて、ピエゾ駆動装置10の具体的な動作を説明する。
ルックアップテーブルの基準サンプリングクロックが8KHzで、基準波形が7.8125Hzであるため、ルックアップテーブルは計1024個のデジタル値を有することができる。
ピエゾ駆動装置10の出力波形がルックアップテーブルの基準波形と同一の7.8125Hzであるため、制御部11は、ルックアップテーブルに含まれた1024個のデジタル値DS1を8KHzごとに順次出力する。デジタルアナログ変換部12はサンプリングクロック、即ち、8KHzごとに制御部11から入力されるデジタル値DS1をアナログ信号AS1に変換する。増幅部13はアナログ信号AS1を差動増幅して出力する。
このような一例によるピエゾ駆動装置の各構成要素から出力される信号を例示的に示すと、図2の通りである。
図2を参照すると、制御部11は、ルックアップテーブルを利用して8KHzごとにルックアップテーブルのデジタル値DS1を出力し、デジタルアナログ変換部12は、これをアナログ信号AS1に変換して出力する。デジタルアナログ変換部12は、デジタル値をアナログに変換して出力するため、図2に示されたように、一種の階段関数状の正弦波が出力される。増幅部13は、差動増幅器で具現されてもよく、入力されたアナログ信号AS1をフィルタリングし、反対の位相を有する2つの正弦波AS2を生成してピエゾ素子20の両方の端子にそれぞれ入力することができる。
上述した例では、ルックアップテーブルの基準波形とピエゾ駆動装置10の出力波形が7.8125Hzであるため、ルックアップテーブルの全データを使用して正弦波を生成する。よって、出力波形の歪みが発生しない。
しかし、ルックアップテーブルの基準波形とピエゾ駆動装置10の出力波形が相違する場合には、上述した例と異なって出力波形に歪みが発生することがある。
以下では、ルックアップテーブルの基準サンプリングクロックが8KHz、基準波形が7.8125Hzで、デジタルアナログ変換部12のサンプリングクロックが8KHzで、ピエゾ駆動装置10の出力波形が15.625Hzである例について説明する。
本例では、ピエゾ駆動装置10の出力波形が15.625Hzであるため、ルックアップテーブルの基準波形である7.8125Hzより周波数が2倍大きい。従って、ルックアップテーブルの全デジタル値を使用しない。
即ち、制御部11は、8KHzごとにルックアップテーブルのデジタル値DS1を出力して15.625Hzの出力波形を生成するために、ルックアップテーブルの1024個のデータ値のうち、512個のデータ値のみを使用する。即ち、制御部11は、8KHzごとにルックアップテーブルのデータのうち、奇数番(あるいは偶数番)に保存されたデジタル値のみを順次出力して15.625Hzの出力波形の1周期を生成することができる。
これは、ルックアップテーブルの基準波形が7.8125Hzであるため、基準波形より高い周波数を有すると、ルックアップテーブルの全デジタル値を利用してサンプリングすることができないためである。
従って、ピエゾ駆動装置10の出力波形がルックアップテーブルの基準波形より大きい場合には、ルックアップテーブルのデジタル値のうち一部のみを使用して正弦波を生成する。これにより、実際の出力波形の周波数が大きくなると、生成される出力正弦波の形状が不正確となり、減殺が発生する。
図3には、出力波形が大きくて歪みが発生する例が示されている。図3の(a)は、ルックアップテーブルの基準波形7.8125Hzで、ピエゾ駆動装置10の出力波形が7.8125Hzの波形であり、図3の(b)は、ルックアップテーブルの基準波形7.8125Hzで、ピエゾ駆動装置10の出力波形が1.992KHzの波形である。また、図3の(a)及び(b)のサンプリングクロックは8KHzである。
図3の(a)は、ピエゾ駆動装置の出力波形がルックアップテーブルの基準波形と同一であるため、正常な正弦波が出力されていることが分かる。
一方、図3の(b)は、出力波形の1周期がルックアップテーブルの1024個のデータのうち4つのデータ値のみで形成される。ここで、ピエゾ駆動装置10の出力波形は1.992KHzであるが、ルックアップテーブルの基準波形は7.8125Hzであるため、2つの波形間の周波数の差が大きい。従って、1.992KHzの出力波形の1周期を生成するために使用されるルックアップテーブルのデータ値、即ち、サンプリングポイントは4つに過ぎない。これにより、図示されたように、正弦波ではなく、のこぎり波の形状が出力されることが分かる。このようなのこぎり波は、フィルタリングしても正確な正弦波を具現することが困難で、これにより、ピエゾ素子20の駆動特性に影響を及ぼす。
図3に示されたように、ピエゾ駆動装置10の出力波形の周波数が可変しても、デジタルアナログ変換のサンプリングクロックは可変しないため、ルックアップテーブルのデジタルデータのうち一部のみを使用して出力波形を生成する。従って、出力波形がルックアップテーブルの基準波形と相違する場合には、出力波形のサンプリング密度が低くなるため、出力される正弦波に歪みが発生する可能性が高くなる。
以下では、このような正弦波の歪みを防止することができる本発明の多様な実施形態について、図4〜図9を参照して説明する。
図4は、本発明の一実施形態によるピエゾ駆動装置を示す構成図である。
図4を参照すると、本発明の一実施形態によるピエゾ駆動装置100は、サンプリングクロック生成部110と、制御部120と、デジタルアナログ変換部130と、増幅部140と、を含んでもよい。
サンプリングクロック生成部110は波形情報の入力を受け、出力波形AS2の周波数を確認することができる。
一実施形態において、サンプリングクロック生成部110は、ルックアップテーブルの基準波形と出力波形の周波数比率を利用して可変サンプリングクロックを生成することができる。生成された可変サンプリングクロックは、デジタルアナログ変換部130に入力されることができる。
ここで、外部−MCU、携帯電話CPU、メイン制御装置から入力された波形情報は出力波形の周波数、サイクル及び振幅のうち少なくとも一つに対する情報を含むことができる。出力波形の周波数は可変的な値を有してもよく、これにより、サンプリングクロック生成部110も可変的な出力波形に対する可変サンプリングクロックを生成することができる。
一実施形態において、サンプリングクロック生成部110は、ルックアップテーブルの基準波形の周波数に対する出力波形の周波数の比率をルックアップテーブルの基準サンプリングクロックに反映して可変サンプリングクロックを生成することができる。例えば、ルックアップテーブルの基準波形が7.8125Hz、基準サンプリングクロックが8KHz、出力波形が15.625Hzであると仮定して説明すると、ルックアップテーブルの基準波形の周波数に対する出力波形の周波数の比率は15.625/7.8125であるため、2となる。従って、サンプリングクロック生成部110は、基準サンプリングクロック8KHzに2をかけて可変サンプリングクロック16KHzを生成することができる。
一実施形態において、外部から入力される波形情報は、ルックアップテーブルの基準波形に基づいて構成されることができる。例えば、ルックアップテーブルの基準波形が7.8125Hzで、出力波形が15.625Hzであるとするとき、波形情報の出力波形に対する情報は、基準波形の周波数に対する比率、即ち、2と入力されることができる。従って、サンプリングクロック生成部110は、波形情報における出力波形に対する周波数情報2を基準サンプリングクロック8KHzに反映して可変サンプリングクロックの周波数16Khzを決めることができる。
一実施形態において、サンプリングクロック生成部110は、既設定の単位クロックを分周して上記可変サンプリングクロックを生成することができる。本実施形態については、図5を参照して後述する。
制御部120は、外部から波形情報の入力を受け、出力波形を生成するためのデジタル値DS1を出力することができる。
一実施形態において、制御部120は、ルックアップテーブルを利用してデジタル値を出力することができる。即ち、制御部120は、外部から波形情報の入力を受け、既設定の基準波形に対するルックアップテーブルを利用して出力波形を生成するためのデジタル値DS1を出力することができる。
他の一実施形態において、制御部120は、既設定の関数を利用してデジタル値を出力してもよい。即ち、制御部120は、外部から波形情報の入力を受け、既設定の基準波形に対する関数を利用して出力波形を生成するためのデジタル値DS1を出力することができる。
ルックアップテーブルは、既設定の基準サンプリングクロックで既設定の基準波形を有する正弦波の1周期を生成するための複数のデジタル値を含んでもよい。例えば、ルックアップテーブルの基準サンプリングクロックが8KHzで、基準波形が7.8125Hzである場合、ルックアップテーブルは7.8125Hzの正弦波を生成するための1024個のデジタル値を有することができる。
一実施形態において、制御部120は、基準波形と出力波形間の差異を考慮せずにルックアップテーブルの全デジタル値を利用して出力波形の1周期を生成することができる。即ち、制御部120は、出力波形の周波数の可変性に関係なく、ルックアップテーブルに含まれた複数のデジタル値の全てを利用して出力波形の1周期を生成するようにすることができる。
図1を参照して説明した例では、固定サンプリングクロックを利用するため、ルックアップテーブルの基準波形と出力波形を比較して、ルックアップテーブルのデータのうち一部のみを使用しなければならないが、本実施形態では、出力波形の変化を反映して可変サンプリングクロックを生成するため、出力波形が変化してもそれに応じて変更されたサンプリングクロックを利用してルックアップテーブルの全データを使用することができる。従って、制御部120は、出力波形の周波数の変更に関係なく、出力波形の1周期ごとにルックアップテーブルに含まれる複数のデジタル値の全てを出力することができる。
一実施形態において、制御部120は、可変サンプリングクロックが変更されると、変更された可変サンプリングクロックに同期化してルックアップテーブルに含まれたデジタル値を出力することができる。即ち、出力波形の周波数が変更されると、それに応じて可変サンプリングクロックが変更されることができ、変更された可変サンプリングクロックに応じてデジタルアナログ変換が行われる。従って、制御部120も変更された可変サンプリングクロックに合わせてルックアップテーブルの全デジタル値を順次出力することができる。
例えば、ルックアップテーブルの基準波形が7.8125Hz、基準サンプリングクロックが8KHzであるとすると、ルックアップテーブルは1024個のデジタル値を有する。このとき、出力波形が15.625Hzであると仮定すると、サンプリングクロック生成部110は、上述したように、可変サンプリングクロック16KHzを生成する。従って、制御部120も16KHzごとにルックアップテーブルのデジタル値を出力することができる。即ち、ルックアップテーブルのデータは基準サンプリングクロックである8KHzに基づいて設定されたが、制御部120はルックアップテーブルの基準サンプリングクロックではなく、サンプリングクロック生成部110で生成された可変サンプリングクロックに応じてデジタル値を出力することができる。従って、出力波形が15.625Hzとなっても16KHzの可変サンプリングクロックに応じてルックアップテーブルのデータを出力するため、制御部120は計1024個のデータを16KHzの可変サンプリングクロックに応じて順次出力して15.625Hzの出力波形の1周期を生成するようにすることができる。
一実施形態において、ルックアップテーブルは、既設定の基準振幅情報をさらに含んでもよい。外部から入力される波形情報には出力波形の振幅情報が含まれてもよく、制御部120は波形情報に含まれた出力波形の振幅とルックアップテーブルの基準振幅を比較することができる。若し、振幅値が相違すると、制御部120は二つの振幅を比較して振幅係数を演算し、演算した振幅係数をルックアップテーブルのデジタル値に反映して出力することができる。例えば、ルックアップテーブルの基準振幅が4で、出力波形の振幅が6であると仮定すると、制御部120はルックアップテーブルのデジタル値に1.5の係数を反映して出力することができる。従って、特定ルックアップテーブルのデータ値が5であるとすると、制御部120は1.5の係数を反映して7.5のデジタル値を出力することができる。
デジタルアナログ変換部130は、可変サンプリングクロックに応じて制御部120から入力されたデジタル値に対応するアナログ値を出力することができる。
一実施形態において、可変サンプリングクロックは高い周波数値を有することができるため、デジタルアナログ変換部130は高速でより安定的な特性を有することができる。よって、デジタルアナログ変換部130は、高速のセトリング時間(Settling Time)を満たすバイナリデジタルアナログ変換器(binary DAC)であってもよい。
増幅部13は、アナログ信号AS1を差動増幅して出力することができる。
図5は図4のサンプリングクロック生成部の一実施形態を示す構成図である。
図5を参照すると、サンプリングクロック生成部110は、単位クロック生成器111と、分周比決定器112と、分周器113と、を含んでもよい。
単位クロック生成器111は、既設定の単位クロックを生成することができる。ここで、単位クロックは、ルックアップテーブルの基準サンプリングクロックより高い周波数を有することができる。
分周比決定器112は、可変サンプリングクロックを生成するための単位クロックの分周比を決めることができる。例えば、40MHzクロックを単位クロックとすると、単位クロック5000個を利用して8KHzの可変サンプリングクロックを生成することができる。または、2500個の単位クロックを利用して16KHzのサンプリングクロックを生成することができる。従って、分周比決定器112は、生成しようとする可変サンプリングクロックと単位クロックを比較して分周比を決めることができる。
分周器113は、分周比決定器112から提供された分周比に応じて単位クロックを分周し、可変サンプリングクロックを生成することができる。
他の一実施形態において、サンプリングクロック生成部110は、電圧制御発振器(VCO、 Voltage Controlled Oscillator)を利用して分周を行ってもよい。即ち、電圧制御発振器には、分周しようとする複数の周波数に該当する電圧値が保存されており、波形情報の周波数に応じて該当するデータの値を出力することで、サンプリングクロックが変更されることができる。
図6は、図4の制御部の一実施形態を示す構成図である。
図6を参照すると、制御部120は、ルックアップテーブル保存器121と、波形情報保存器122と、制御器123と、を含んでもよい。
ルックアップテーブル保存器121は、ルックアップテーブルを保存することができる。ルックアップテーブルは、既設定の基準サンプリングクロックで既設定の基準波形を有する正弦波の1周期を生成するための複数のデジタル値を含んでもよい。実施形態によって、ルックアップテーブルは基準波形の振幅に対する情報をさらに含んでもよい。
波形情報保存器122は、外部から波形情報の入力を受け、これを保存することができる。入力された波形情報は出力波形の周波数、サイクル及び振幅のうち少なくとも一つに対する情報を含むことができる。
制御器123は、サンプリングクロック生成部110で生成された可変サンプリングクロックに応じてルックアップテーブルに含まれた複数のデジタル値をデジタルアナログ変換部130に提供することができる。
一実施形態において、制御器123は、波形情報に含まれた出力波形のサイクルを確認し、上記複数のデジタル値のうち少なくとも一部を出力することができる。即ち、波形情報のサイクルが1にならない場合は、出力波形が1周期にならない。従って、このような場合、制御器123はルックアップテーブルの一部、より詳細には順に決まる少なくとも一部のみを利用して出力波形を生成することができる。
一実施形態において、制御器123は、可変サンプリングクロックが変更されると、変更された可変サンプリングクロックに同期化してルックアップテーブルに含まれたデジタル値を出力することができる。
一実施形態において、制御器123は、波形情報に含まれた出力波形の振幅とルックアップテーブルの基準振幅を比較することができる。若し、振幅値が相違すると、制御部120は二つの振幅を比較して振幅係数を演算し、演算した振幅係数をルックアップテーブルのデジタル値に反映して出力することができる。
図7は、図4のデジタルアナログ変換部の一実施形態を示す構成図である。
デジタルアナログ変換部130は、入力されるデジタル信号に応じてスイッチング動作を行う。このようなスイッチング動作によって抵抗値が選択され、出力されるアナログ信号の大きさが変更される。このようなデジタルアナログ変換器130の出力を数式で表すと、以下の数学式(1)の通りである。
Figure 2015127042
以上では、図4〜図7を参照して、本発明の一実施形態によるピエゾ駆動装置について説明した。
以下では、本発明の他の一実施形態によるピエゾ駆動回路及び駆動信号生成回路について説明する。
図8は、本発明の一実施形態によるピエゾ駆動回路を示す参考図である。
図8を参照すると、ピエゾ駆動回路300は、出力波形の周波数に応じて可変サンプリングクロックを生成し、駆動信号生成回路400に提供することができる。
具体的には、ピエゾ駆動回路300は、サンプリングクロック生成回路310と、制御回路320と、を含んでもよい。
サンプリングクロック生成回路310は、出力波形の周波数を確認し、出力波形の周波数を考慮して可変サンプリングクロックを生成することができる。ここで、サンプリングクロック生成回路310は、外部から入力される波形情報を利用して出力波形の周波数を確認することができる。
一実施形態において、サンプリングクロック生成回路310は、基準波形の周波数に対する出力波形の周波数の比率を基準サンプリングクロックに反映して、可変サンプリングクロックを決めることができる。
一実施形態において、サンプリングクロック生成回路310は、単位クロックを生成する単位クロック生成器と、可変サンプリングクロックに対する単位クロックの分周比を決める分周比決定器と、分周比に応じて単位クロックを分周して上記可変サンプリングクロックを生成する分周器と、を含んでもよい。
制御回路320は、可変サンプリングクロックに応じて既設定のルックアップテーブルを利用してデジタル値を出力することができる。
ここで、ルックアップテーブルは、既設定の基準サンプリングクロックで既設定の基準波形を生成するための複数のデジタル値を含んでもよい。
一実施形態において、ルックアップテーブルは、既設定の基準振幅に対する情報をさらに含み、制御回路320は波形情報に含まれた出力波形の振幅と基準振幅を比較して振幅係数を演算し、振幅係数をルックアップテーブルのデジタル値に反映して出力することができる。
駆動信号生成回路400は、可変サンプリングクロックに応じて制御回路320から提供されるデジタル値をアナログ値に変換するデジタルアナログ変換回路410と、その出力を増幅してピエゾ素子200に提供する増幅回路420と、を含んでもよい。
一実施形態によっては、ピエゾ駆動回路300は一つの集積回路で具現されてもよい。例えば、ピエゾ駆動回路300は集積回路で具現され、駆動信号生成回路400はアナログ回路で具現されてもよい。
図9は、本発明の一実施形態による駆動信号生成回路を示す参考図である。
図9を参照すると、制御回路510は所定のデジタル信号を出力することができる。駆動信号生成回路600は、このようなデジタル信号をアナログ信号に変換して所定の負荷200に出力することができる。
具体的には、駆動信号生成回路600はサンプリングクロック生成回路610と、デジタルアナログ変換回路620と、を含んでもよい。実施形態によっては、増幅回路630をさらに含んでもよい。
サンプリングクロック生成回路610は出力波形の周波数を確認し、出力波形の周波数を考慮して可変サンプリングクロックを生成することができる。
一実施形態において、サンプリングクロック生成回路610は、単位クロックを生成する単位クロック生成器と、可変サンプリングクロックに対する単位クロックの分周比を決める分周比決定器と、分周比に応じて単位クロックを分周して可変サンプリングクロックを生成する分周器と、を含んでもよい。
デジタルアナログ変換回路620は、複数のデジタル値の入力を順に受け、可変サンプリングクロックに応じて複数のデジタル値に該当するアナログ値を順次出力することができる。
一実施形態において、デジタルアナログ変換回路620は、バイナリデジタルアナログ変換器を含んでもよい。
上述した実施形態では、デジタルアナログ変換部またはデジタルアナログ変換回路が可変サンプリングクロックに応じてデジタルアナログ変換を行った。しかし、デジタルアナログ変換に対する可変サンプリングを直接適用せず、制御部からデータが提供される度にデジタルアナログ変換を行ってもよい。
一実施形態において、制御部は、出力波形の周波数を利用して生成された可変サンプリングクロックに応じて出力波形を生成するためのデジタル値を出力することができる。デジタルアナログ変換部は、上記制御部から出力された上記デジタル値に対応するアナログ値を出力することができる。
即ち、本実施形態では、制御部で可変サンプリングクロックに応じてデジタル値を出力することができ、デジタルアナログ変換部はデジタル値が入力される度にアナログ変換を行うことができる。
以下では、図10〜図12を参照して、本発明の一実施形態によるピエゾ駆動方法を説明する。但し、以下のピエゾ駆動方法は、図4〜図7を参照して上述したピエゾ駆動装置で実行されるため、上述した説明と同一またはそれに相応する内容に対しては、その説明を省略する。
図10は、本発明の一実施形態によるピエゾ駆動方法を説明するフローチャートである。
図10を参照すると、ピエゾ駆動装置100は出力波形の周波数を確認し、出力波形の周波数を考慮して可変サンプリングクロックを生成することができる(S1010)。
また、ピエゾ駆動装置100は、既設定のルックアップテーブルに含まれた複数のデジタル値のうち少なくとも一部を出力することができる(S1020)。一実施形態におけるピエゾ駆動装置100は、出力波形の1周期ごとに上記ルックアップテーブルに含まれた複数のデジタル値の全てを出力することができる。
その後、ピエゾ駆動装置100は、可変サンプリングクロックに応じて少なくとも一部のデジタル値にそれぞれ対応するアナログ値を生成することができる(S1030)。
図示された例とは異なって、段階S1010と段階S1020は同時に、または順に行われてもよい。即ち、必ずしも段階S1010を行った後に段階S1020が行われるわけではない。
図11は、図10のピエゾ駆動方法の段階S1010の一実施形態を説明するフローチャートである。
図11を参照すると、ピエゾ駆動装置100は、ルックアップテーブルの基準波形の周波数に対する上記出力波形の周波数の比率を計算することができる(S1011)。
その後、ピエゾ駆動装置100は、基準波形に対する基準サンプリングクロックに比率を反映して可変サンプリングクロックの周波数を決めることができる(S1012)。
また、ピエゾ駆動装置100は、可変サンプリングクロックに対する既設定の単位クロックの分周比を決め(S1013)、決めた分周比に応じて単位クロックを分周し、可変サンプリングクロックを生成することができる(S1014)。
図12は、図10のピエゾ駆動方法の段階S1020の一実施形態を説明するフローチャートである。
図12を参照すると、ピエゾ駆動装置100は、出力波形の振幅とルックアップテーブルの基準振幅を比較して振幅係数を演算することができる(S1021)。
その後、ピエゾ駆動装置100は、少なくとも一部のデジタル値に振幅係数を反映して出力することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で多様な修正及び変形が可能であるということは、当技術分野の通常の知識を有する者には明らかである。
10 ピエゾ駆動装置
11 制御部
12 デジタルアナログ変換部
13 増幅部
20 ピエゾ素子
100 ピエゾ駆動装置
110 サンプリングクロック生成部
111 単位クロック生成器
112 分周比決定器
113 分周器
120 制御部
121 ルックアップテーブル保存器
122 波形情報保存器
123 制御器
130 デジタルアナログ変換部
140 増幅部
200 ピエゾ素子
300 ピエゾ駆動回路
310 サンプリングクロック生成回路
320 制御回路
400 駆動信号生成回路
410 デジタルアナログ変換回路
420 増幅回路
510 制御回路
600 駆動信号生成回路
610 サンプリングクロック生成回路
620 デジタルアナログ変換回路
630 増幅回路
本発明の第5技術的側面はピエゾ駆動方法を提供する。上記ピエゾ駆動方法は、出力波形の周波数を確認し、上記出力波形の周波数を考慮して可変サンプリングクロックを生成する段階と、既設定のルックアップテーブルに含まれた複数のデジタル値の少なくとも一部を出力する段階と、上記可変サンプリングクロックに応じて、上記少なくとも一部のデジタル値にそれぞれ対応するアナログ値を出力する段階と、を含んでもよい。第1から第5技術的側面に係るピエゾ駆動装置、ピエゾ駆動回路、駆動信号生成回路およびピエゾ駆動方法は、基準波形の周波数に対して2倍以上の周波数の出力波形を生成可能であってよい。

Claims (26)

  1. 出力波形に対する情報を含む波形情報の入力を受け、前記出力波形を生成するためのデジタル値を出力する制御部と、
    前記出力波形を利用して可変サンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成部と、
    前記可変サンプリングクロックに応じて前記デジタル値に対応するアナログ値を出力するデジタルアナログ変換部と、を含むピエゾ駆動装置。
  2. 前記制御部は、
    既設定の基準波形に対するルックアップテーブルを利用して前記デジタル値を出力する、請求項1に記載のピエゾ駆動装置。
  3. 前記サンプリングクロック生成部は、
    前記基準波形と前記出力波形間の差を利用して可変サンプリングクロックを生成する、請求項2に記載のピエゾ駆動装置。
  4. 前記ルックアップテーブルは、
    既設定の基準サンプリングクロックで前記基準波形を生成するための複数のデジタル値を含む、請求項2または3に記載のピエゾ駆動装置。
  5. 前記制御部は、
    前記波形情報を保存する波形情報保存器と、
    前記ルックアップテーブルを保存するルックアップテーブル保存器と、
    前記可変サンプリングクロックに応じて前記ルックアップテーブルに含まれた複数のデジタル値をデジタルアナログ変換部に提供する制御器と、を含む、請求項2から4の何れか1項に記載のピエゾ駆動装置。
  6. 前記制御部は、
    前記可変サンプリングクロックが変更されると、変更された前記可変サンプリングクロックに同期化して前記デジタル値を出力する、請求項2から5の何れか1項に記載のピエゾ駆動装置。
  7. 前記制御部は、
    前記出力波形の1周期ごとに前記ルックアップテーブルに含まれた複数のデジタル値の全てを出力する、請求項2から6の何れか1項に記載のピエゾ駆動装置。
  8. 前記ルックアップテーブルは、
    既設定の基準振幅に対する情報をさらに含み、
    前記制御部は、
    前記波形情報に含まれた出力波形の振幅と前記基準振幅を比較して振幅係数を演算し、演算した前記振幅係数を前記ルックアップテーブルのデジタル値に反映して出力する、請求項4に記載のピエゾ駆動装置。
  9. 前記サンプリングクロック生成部は、
    前記基準波形の周波数に対する前記出力波形の周波数の比率を計算し、これを前記基準サンプリングクロックに反映して前記可変サンプリングクロックを生成する、請求項4に記載のピエゾ駆動装置。
  10. 前記サンプリングクロック生成部は、
    既設定の単位クロックを分周して前記可変サンプリングクロックを生成する、請求項2から9の何れか1項に記載のピエゾ駆動装置。
  11. 前記サンプリングクロック生成部は、
    単位クロックを生成する単位クロック生成器と、
    前記可変サンプリングクロックに対する前記単位クロックの分周比を決める分周比決定器と、
    前記分周比に応じて前記単位クロックを分周して前記可変サンプリングクロックを生成する分周器と、を含む、請求項10に記載のピエゾ駆動装置。
  12. 前記デジタルアナログ変換部はバイナリデジタルアナログ変換器を含む、請求項1から11の何れか1項に記載のピエゾ駆動装置。
  13. 出力波形の周波数を利用して生成された可変サンプリングクロックに応じて出力波形を生成するためのデジタル値を出力する制御部と
    前記制御部から出力された前記デジタル値に対応するアナログ値を出力するデジタルアナログ変換部と、を含むピエゾ駆動装置。
  14. 出力波形の周波数を確認し、前記出力波形の周波数を考慮して可変サンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成回路と、
    前記可変サンプリングクロックに応じて既設定のルックアップテーブルを利用してデジタル値を出力する制御回路と、を含むピエゾ駆動回路。
  15. 前記ルックアップテーブルは、
    既設定の基準サンプリングクロックで既設定の基準波形を生成するための複数のデジタル値を含む、請求項14に記載のピエゾ駆動回路。
  16. 前記サンプリングクロック生成回路は、
    前記基準波形の周波数に対する前記出力波形の周波数の比率を前記基準サンプリングクロックに反映して前記可変サンプリングクロックを決める、請求項15に記載のピエゾ駆動回路。
  17. 前記サンプリングクロック生成回路は、
    単位クロックを生成する単位クロック生成器と、
    前記可変サンプリングクロックに対する前記単位クロックの分周比を決める分周比決定器と、
    前記分周比に応じて前記単位クロックを分周して、前記可変サンプリングクロックを生成する分周器と、を含む、請求項15または16に記載のピエゾ駆動回路。
  18. 前記ルックアップテーブルは、
    既設定の基準振幅に対する情報をさらに含み、
    前記制御回路は、
    出力波形に対する情報を含む波形情報に含まれた出力波形の振幅と前記基準振幅を比較して振幅係数を演算し、演算した前記振幅係数を前記ルックアップテーブルのデジタル値に反映して出力する、請求項15から17の何れか1項に記載のピエゾ駆動回路。
  19. 出力波形の周波数を確認し、前記出力波形の周波数を考慮して可変サンプリングクロックを生成するサンプリングクロック生成回路と、
    複数のデジタル値の入力を順に受け、前記可変サンプリングクロックに応じて前記複数のデジタル値に該当するアナログ値を順次出力するデジタルアナログ変換回路と、を含む駆動信号生成回路。
  20. 前記サンプリングクロック生成回路は、
    単位クロックを生成する単位クロック生成器と、
    前記可変サンプリングクロックに対する前記単位クロックの分周比を決める分周比決定器と、
    前記分周比に応じて前記単位クロックを分周して、前記可変サンプリングクロックを生成する分周器と、を含む、請求項19に記載の駆動信号生成回路。
  21. 前記デジタルアナログ変換回路はバイナリデジタルアナログ変換器を含む、請求項19または20に記載の駆動信号生成回路。
  22. 出力波形の周波数を確認し、前記出力波形の周波数を考慮して可変サンプリングクロックを生成する段階と、
    既設定のルックアップテーブルに含まれた複数のデジタル値のうち少なくとも一部を出力する段階と、
    前記可変サンプリングクロックに応じて、前記少なくとも一部のデジタル値にそれぞれ対応するアナログ値を出力する段階と、を含むピエゾ駆動方法。
  23. 前記可変サンプリングクロックを生成する段階は、
    前記ルックアップテーブルの基準波形の周波数に対する前記出力波形の周波数の比率を計算する段階と、
    前記基準波形に対する基準サンプリングクロックに前記比率を反映して、前記可変サンプリングクロックの周波数を決める段階と、を含む、請求項22に記載のピエゾ駆動方法。
  24. 前記可変サンプリングクロックを生成する段階は、
    前記可変サンプリングクロックに対する既設定の単位クロックの分周比を決める段階と、
    前記分周比に応じて前記単位クロックを分周して前記可変サンプリングクロックを生成する段階と、を含む、請求項23に記載のピエゾ駆動方法。
  25. 前記複数のデジタル値のうち少なくとも一部を出力する段階は、
    前記出力波形の1周期ごとに前記ルックアップテーブルに含まれた複数のデジタル値の全てを出力する段階を含む、請求項22から24の何れか1項に記載のピエゾ駆動方法。
  26. 前記複数のデジタル値のうち少なくとも一部を出力する段階は、
    前記出力波形の振幅と前記ルックアップテーブルの基準振幅を比較して振幅係数を演算する段階と、
    前記少なくとも一部のデジタル値に前記振幅係数を反映して出力する段階と、を含む、請求項22から25の何れか1項に記載のピエゾ駆動方法。
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