JP3405410B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射装置

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JP3405410B2
JP3405410B2 JP2000370535A JP2000370535A JP3405410B2 JP 3405410 B2 JP3405410 B2 JP 3405410B2 JP 2000370535 A JP2000370535 A JP 2000370535A JP 2000370535 A JP2000370535 A JP 2000370535A JP 3405410 B2 JP3405410 B2 JP 3405410B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被噴射液を吐出す
る液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置に関し、特に、
インク滴を吐出するノズル開口と連通する圧力発生室に
供給されたインクを圧電素子又は発熱素子を介して加圧
することによって、ノズル開口からインク滴を吐出させ
るインクジェット式記録ヘッドを備えたインクジェット
式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電素子や発熱素子によりインク滴吐出
のための圧力を発生させる複数の圧力発生室と、各圧力
発生室にインクを供給する共通のリザーバと、各圧力発
生室に連通するノズル開口とを備えたインクジェット式
記録ヘッドは、印字信号に対応するノズルと連通した圧
力発生室内のインクに吐出エネルギを印加してノズル開
口からインク滴を吐出させる。
【0003】このようなインクジェット式記録ヘッドに
は、前述したように圧力発生手段として圧力発生室内に
駆動信号によりジュール熱を発生する抵抗線を設けたバ
ブルジェット(登録商標)式のものと、圧力発生室の一
部を振動板で構成し、この振動板を圧電素子により変形
させてノズル開口からインク滴を吐出させる圧電振動式
の2種類のものに大別され、また、圧電振動式のインク
ジェット式記録ヘッドには、圧電素子の軸方向に伸長、
収縮する縦振動モードの圧電素子を使用したものと、た
わみ振動モードの圧電素子を使用したものの2種類が実
用化されている。
【0004】これらのインクジェット式記録ヘッドで
は、インクが充填された、例えば、インクカートリッジ
等から、流路を介してインクジェット式記録ヘッドの圧
力発生室にインクが供給され、駆動回路からの駆動信号
によって、圧電素子等に所定のタイミングで駆動するエ
ネルギが与えられることにより、圧力発生室内のインク
が加圧されてノズル開口から吐出される。
【0005】また、このようなインクジェット式記録ヘ
ッドでは、周囲の環境温度の変化に伴うインクの温度変
化等によりインクの粘度が増加し、ノズル開口の目詰ま
りが発生するという問題がある。そのため、通常、所定
の時期、例えば、印刷開始時等にインクを予備吐出させ
て、ノズル開口内及び近傍のインクを排出し、ノズル開
口の目詰まりを防止する、いわゆる予備吐出動作が行わ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな予備吐出動作では、吐出回数や吐出間隔等が一律に
設定されているため、印刷時のインク吐出条件等によっ
ては、予備吐出動作によるインクの吐出量が少ないた
め、ノズル開口で目詰まり(ノズル開口近傍のインク粘
度の上昇を含む)が生じ、印刷開始後に最初に吐出され
るインク滴が適正に吐出されず、又は全吐出不能となり
印刷品質が低下してしまうという問題がある。
【0007】また、このような液滴の吐出不良等の問題
は、インクジェット式記録ヘッドを具備するインクジェ
ット式記録装置だけでなく、捺染装置やマイクロデスペ
ンサ等の液体噴射手段を具備する液体噴射装置において
も、同様に存在する。
【0008】本発明はこのような事情に鑑み、液滴を常
に良好に吐出することのできる液体噴射装置を提供する
ことを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、ノズル開口に連通する圧力発生室
と、該圧力発生室内のインクを吐出させるための圧力を
発生させる圧力発生手段とを備えた液体噴射ヘッドと、
該液体噴射ヘッドに被噴射液を供給する噴射液供給手段
とを具備する液体噴射装置において、前記ノズル開口か
ら吐出される液滴の最小量を検出する検出手段と、該検
出手段の検出結果に基づいて予備吐出動作の制御を変更
する変更手段とを有することを特徴とする液体噴射装置
にある。
【0010】かかる第1の態様では、吐出される液滴の
最小量に応じて予備吐出動作の制御が変更されるため、
確実にノズル開口の目詰まりが防止されると共に、予備
吐出による被噴射液の無駄な吐出が抑えられる。
【0011】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、前記検出手段は、前記ノズル開口から吐出される液
滴の体積を測定することにより、当該ノズル開口から吐
出される液滴の最小量を検出することを特徴とする液体
噴射装置にある。
【0012】かかる第2の態様では、実際に吐出される
液滴の体積を検出するため、液滴の最小量を正確に検出
できる。
【0013】本発明の第3の態様は、第1又は2の態様
において、前記液体噴射ヘッドは主走査方向に移動可能
であると共に、前記圧力発生室手段は前記液体噴射ヘッ
ドの一回の主走査方向の移動中に前記ノズル開口から異
なる体積の液滴を吐出可能であり、前記検出手段は、前
記圧力発生手段が前記液体噴射ヘッドの一回の主走査方
向の移動中に吐出する複数の液滴のうちの最小量を検出
することを特徴とする液体噴射装置にある。
【0014】かかる第3の態様では、液体噴出ヘッドを
移動させて、実際に吐出される液滴の体積を検出するた
め、液滴の最小量をより正確に検出できる。
【0015】本発明の第4の態様は、第1の態様におい
て、前記検出手段は、前記圧力発生手段を駆動する駆動
信号に基づいて、前記ノズル開口から吐出される液滴の
最小量を検出することを特徴とする液体噴射装置にあ
る。
【0016】かかる第4の態様では、駆動信号から液滴
の最小量を検出するため、容易且つ正確に液滴の最良量
を検出できる。
【0017】本発明の第5の態様は、第1〜4の何れか
の態様において、前記変更手段が、一回の予備吐出動作
での吐出回数を変更することを特徴とする液体噴射装置
にある。
【0018】かかる第5の態様では、予備吐出動作によ
る被噴射液の吐出量が調整され、粘度の増加した被噴射
液が確実に吐出されると共に、無駄な被噴射液の吐出が
抑えられる。
【0019】本発明の第6の態様は、第1〜5の何れか
の態様において、前記変更手段が、前記予備吐出動作の
間隔を変更することを特徴とする液体噴射装置にある。
【0020】かかる第6の態様では、予備吐出動作の頻
度が変更されるため、粘度の増加した被噴射液が確実に
吐出されると共に、無駄な被噴射液の吐出が抑えられ
る。
【0021】本発明の第7の態様は、第1〜6の何れか
の態様において、前記変更手段が、前記予備吐出動作で
の吐出の周期を変更することを特徴とする液体噴射装置
にある。
【0022】かかる第7の態様では、予備吐出動作によ
る被噴射液の吐出量が調整されると共に液滴の吐出安定
性が向上され、粘度の増加した被噴射液が確実に吐出さ
れると共に、無駄な被噴射液の吐出が抑えられる。
【0023】本発明の第8の態様は、第1〜7の何れか
の態様において、被噴射液の温度を検出する温度検出手
段をさらに有し、前記変更手段が、前記検出手段及び前
記温度検出手段の検出結果に基づいて前記予備吐出動作
の制御を変更することを特徴とする液体噴射装置にあ
る。
【0024】かかる第8の態様では、検出手段の検出結
果と共に、温度検出手段の検出結果に基づいて予備吐出
動作の制御が変更されるため、より好適な予備吐出動作
が実行される。
【0025】本発明の第9の態様は、ノズル開口に連通
する圧力発生室と、該圧力発生室内のインクを吐出させ
るための圧力を発生させる圧力発生手段とを備えた液体
噴射ヘッドと、該液体噴射ヘッドに被噴射液を供給する
噴射液供給手段とを具備する液体噴射装置において、前
記ノズル開口から吐出される液滴の種類を識別する識別
手段と、該識別手段の識別結果に基づいて予備吐出動作
の制御を変更する変更手段とを有することを特徴とする
液体噴射装置にある。
【0026】かかる第9の態様では、被噴射液の種類に
よって、予備吐出動作の制御が変更されるため、ノズル
開口の目詰まりが防止されると共に、予備吐出による無
駄な被噴射液の吐出が抑えられる。
【0027】本発明の第10の態様は、第9の態様にお
いて、前記変更手段が、一回の予備吐出動作での吐出回
数を変更することを特徴とする液体噴射装置にある。
【0028】かかる第10の態様では、予備吐出動作に
よる被噴射液の吐出量が調整され、粘度の増加した被噴
射液が確実に吐出されると共に、無駄な被噴射液の吐出
が抑えられる。
【0029】本発明の第11の態様は、第9又は10の
態様において、前記変更手段が、前記予備吐出動作の間
隔を変更することを特徴とする液体噴射装置にある。
【0030】かかる第11の態様では、予備吐出動作の
頻度が変更されるため、粘度の増加した被噴射液が確実
に吐出されると共に、無駄な被噴射液の吐出が抑えられ
る。
【0031】本発明の第12の態様は、第9〜11の何
れかの態様において、前記変更手段が、前記予備吐出動
作での吐出の周期を変更することを特徴とする液体噴射
装置にある。
【0032】かかる第12の態様では、予備吐出動作に
よる被噴射液の吐出量が調整されると共に液滴の吐出安
定性が向上され、粘度の増加した被噴射液が確実に吐出
されると共に、無駄なインクの吐出が抑えられる。
【0033】本発明の第13の態様は、第9〜12の何
れかの態様において、被噴射液の温度を検出する温度検
出手段をさらに有し、前記変更手段が、前記識別手段及
び前記温度検出手段の検出結果に基づいて前記予備吐出
動作の制御を変更することを特徴とする液体噴射装置に
ある。
【0034】かかる第13の態様では、識別手段の識別
結果と共に、温度検出手段の検出結果に基づいて予備吐
出動作の制御が変更されるため、より好適な予備吐出動
作が実行される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、実施形態に基づいて本発明
を詳しく説明する。
【0036】(実施形態1)図1は、実施形態1に係る
インクジェット式記録装置の一例を示す概略図である。
【0037】図1に示すように、インクジェット式記録
ヘッドを有する記録ヘッドユニット1A及び1Bは、イ
ンク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着
脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A及び1
Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けら
れたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられてい
る。この記録ヘッドユニット1A及び1Bは、それぞれ
ブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出す
るものとしている。
【0038】そして、駆動モータ6の駆動力が図示しな
い複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリ
ッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A及
び1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿っ
て移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ3に沿
ってプラテン8が設けられている。また、このプラテン
8の近傍には排紙ローラ80が設けられ、図示しない紙
送りモータの駆動力により回転できるようになってお
り、給紙ローラなどにより給紙された紙等の記録媒体で
ある記録シートSが搬送されるようになっている。
【0039】このようなインクジェット式記録装置で
は、キャリッジ3がキャリッジ軸5に沿って移動される
と共にインクジェット式記録ヘッドによってインクが吐
出されて記録シートSに印刷される。
【0040】なお、本実施形態では、キャリッジ3の移
動方向の端部であるプラテン8の側方にキャップ9が設
けられており、またこのキャップ9には、図示しない吸
引ポンプが連結され、いわゆるクリーニング操作が行わ
れるようになっている。なお、キャップ9はまた、所定
時間以上印刷待機しているインクジェット式記録ヘッド
のヘッド端面をキャッピングしてノズルの乾燥を防止す
る。
【0041】さらに、印刷を開始前、又は印刷の合間に
は、予備吐出動作が行われる。この予備吐出動作とは、
記録シートSに対向する領域外、例えば、キャップ9に
対向する領域に停止した状態で、インク滴を吐出させて
ノズル開口内及び近傍のインクを排出する動作をいい、
詳しくは後述するが、この予備吐出動作によりインクの
粘度の増加に伴うノズル開口の目詰まりを防止してい
る。
【0042】ここで、上述のようなインクジェット式記
録装置に搭載されるインクジェット式記録ヘッドについ
て説明する。図2は、本発明の実施形態1に係るインク
ジェット式記録ヘッドの一例を示す断面図である。
【0043】図2に示すインクジェット式記録ヘッド1
0は、縦振動型の圧電素子を有するタイプであり、スペ
ーサ31には、複数の圧力発生室32が並設され、スペ
ーサ31の両側は、各圧力発生室32に対応してノズル
開口33を有するノズルプレート34と、振動板35と
により封止されている。また、スペーサ31には、各圧
力発生室32毎にそれぞれインク供給口36を介して連
通されて複数の圧力発生室32の共通のインク室となる
リザーバ37が形成されており、リザーバ37には、図
示しないインクカートリッジが接続される。
【0044】一方、振動板35の圧力発生室32とは反
対側には、各圧力発生室32に対応する領域にそれぞれ
圧電素子38の先端が当接されている。これらの圧電素
子38は、圧電材料39と、電極形成材料40及び41
とを縦に交互にサンドイッチ状に挟んで積層され、振動
に寄与しない不活性領域が固定基板42に固着されてい
る。なお、固定基板42と、振動板35,スペーサ31
及びノズルプレート34とは、基台43を介して一体的
に固定されている。
【0045】このように構成されたインクジェット式記
録ヘッド10では、インクカートリッジに連通されるイ
ンク流路を介してリザーバ37にインクが供給され、イ
ンク供給口36を介して各圧力発生室32に分配され
る。実際には、圧電素子38に電圧を印加することによ
り圧電素子38を収縮させる。これにより、振動板35
が圧電素子38と共に変形されて(図中下方向に引き下
げられて)圧力発生室32の容積が広げられ、圧力発生
室32内にインクが引き込まれる。そして、ノズル開口
33に至るまで内部をインクで満たした後、駆動回路か
らの記録信号に従い、圧電素子38の電極形成材料40
及び41に印加していた電圧を解除すると、圧電素子3
8が伸張されて元の状態に戻る。これにより、振動板3
5も変位して元の状態に戻るため圧力発生室32が収縮
され、内部圧力が高まりノズル開口33からインク滴が
吐出される。
【0046】なお、本実施形態では、記録ヘッド本体と
して、圧電振動式のインクジェット式記録ヘッドを例示
して説明したが、これに限定されず、例えば、バブルジ
ェット式のインクジェット式記録ヘッド等、種々の構造
のインクジェット式記録ヘッドに応用することができる
ことはいうまでもない。
【0047】ここで、図3に、このようなインクジェッ
ト式記録ヘッドによるインクの吐出を制御する構成のブ
ロック図を示す。
【0048】図3に示すように、本実施形態に係るイン
クジェット式記録ヘッドでは、実際に印刷を行う機構部
となる記録ヘッド10とこの記録ヘッド10の動作を制
御する制御部50とを有する。
【0049】制御部50の印刷制御手段51は、記録ヘ
ッド10の印刷動作の制御を行い、例えば、印刷信号の
入力に伴って記録ヘッド駆動回路60を介して記録ヘッ
ド10に印刷を実行させる。
【0050】設定手段52は、印刷の解像度及びノズル
開口から吐出されるインク滴の最小量、すなわちインク
滴の体積の最小値等、各種印刷条件の設定を行う。例え
ば、本実施形態のインクジェット式記録装置では、印刷
速度を優先する速度優先モードと印刷品質を優先する品
質優先モードとを有し、設定手段52は、これらのモー
ドの切換に伴って、各種印刷条件を変更する。
【0051】本実施形態では、速度優先モードでは、解
像度を360×360dpiとすると共に、インク滴の
最小量を13.3plと比較的大きい値に設定し、品質
優先モードでは、解像度を720×720dpi以上と
すると共に、インク滴の最小量を3plと比較的小さい
値に設定している。
【0052】詳しくは、速度優先モードでは、図4
(a)に示すように、一種類の波形の組み合わせによっ
てインク滴の吐出量を変化させている。すなわち、一回
の吐出波形71によって13.3plのインク滴が吐出
され、この吐出波形71を2回又は3回連続させること
により、26pl又は40plのインク滴が吐出され、
これにより3段階に階調させている。
【0053】一方、品質優先モードでは、より細かい印
刷を行うために、図4(b)に示すように、2種類の波
形を組み合わせてインク滴の吐出量を変化させている。
すなわち、第1の吐出波形72によって3plのインク
滴が吐出され、第2の吐出波形73によって10plの
インク滴が吐出される。さらに、これら第1及び第2の
吐出波形72,73を連続することにより、20plの
インク滴が吐出される。したがって、これら第1及び第
2の吐出波形72,73の組み合わせをラッチ74の有
無で制御することにより、3段階に階調させることがで
きる。なお、図4(b)は、第1及び第2の波形72,
73を組み合わせて20plのインク滴を吐出する波形
の図である。
【0054】また、検出手段53は、ノズル開口33か
ら吐出されるインク滴の最小量を検出する。例えば、本
実施形態では、設定手段52による各種印刷条件の設定
に伴って設定変更されたインク滴の最小量を検出する。
【0055】インク滴の最小量は、例えば、ノズル開口
33から実際にインク滴を吐出させて、その体積を測定
することによって検出すればよい。特に、インクジェッ
ト式記録ヘッド10が一回の主走査方向の移動中に異な
る体積のインクを吐出可能である場合には、実際にイン
クジェット式記録ヘッド10を移動させながらインク滴
を吐出させ、各インク滴の体積をそれぞれ測定すること
によって、インク滴の最小量を検出することが好まし
い。これにより、インク滴の最小量をより正確に検出す
ることができる。
【0056】また、圧電素子38を駆動する駆動信号に
基づいて、すなわち、圧電素子38を駆動する駆動波形
を参照し、この駆動波形からインク滴の最小量を検出す
るようにしてもよい。勿論、インク滴の最小量の検出方
法は、これらの方法に限定されず、何れの方法であって
もよい。
【0057】変更手段54は、検出手段53の検出結果
に基づいて予備吐出動作の制御を変更する。例えば、本
実施形態では、変更手段54は、予備吐出動作の吐出回
数、予備吐出動作の間隔及び予備吐出動作の吐出の周期
等、予備吐出動作の各種設定条件を変更する。
【0058】なお、本実施形態では、下記表1に示すよ
うに、インク滴の最小量が比較的大きい速度優先モード
に対して最小量が比較的小さい品質優先モードでは、予
備吐出動作の吐出回数を増加すると共に予備吐出動作の
間隔を短縮し、さらに周期を短くするように各種設定を
変更している。すなわち、インク滴の最小量が小さくな
るにつれて、予備吐出回数及び予備吐出動作の間隔を短
くしてインク吐出量を増加させると共に、周期を短縮し
てインク吐出の安定性を向上させている。
【0059】また、予備吐出制御手段55は、変更手段
54によって変更された予備吐出動作の各種設定条件に
基づいて記録ヘッド駆動回路60を介して記録ヘッド1
0に予備吐出を実行させる。
【0060】
【表1】
【0061】ここで、表1に示すように、本実施形態の
構成では、速度優先モードにおいては、インク滴の最小
量が、例えば、13.3plと比較的大きいため、予備
吐出動作全体としての予備吐出回数が比較的少なくても
十分にインクを吐出させることができる。一方、品質優
先モードでは、インク滴の最小量が、例えば3plと小
さいが、変更手段54によって予備吐出動作の制御が変
更され、予備吐出動作全体としての予備吐出回数が増加
されることにより、十分なインク吐出量を確保してい
る。なお、表1中で、予備吐出動作の間隔が、例えば、
1/12(回/sec)とは、12秒に1回の吐出動作
が行われることを意味する。
【0062】このように本実施形態の構成では、検出手
段53が検出したインク滴の最小量に応じて、変更手段
54が予備吐出動作の制御を変更するようにしたので、
インク滴の大きさに拘わらず、予備吐出動作によって常
に所定のインク吐出量を確保することができ、印刷開始
直後からインク滴が良好に吐出され、またノズル開口の
目詰まりを確実に防止することができる。
【0063】以下、図5のフローチャートに基づいて、
本実施形態に係るインクジェット式記録装置のインク吐
出動作について説明する。
【0064】図5に示すように、ステップS1で電源が
投入され、ステップS2で印刷信号が入力されると、ス
テップS3で検出手段53がインク滴の最小量を検出す
る。このとき、インク滴の最小量に変更があった場合に
は(ステップS4)、ステップS5で変更手段54が検
出手段53の検出結果に基づいて予備吐出動作の設定を
変更する。次いで、ステップS6で予備吐出制御手段5
5が記録ヘッド駆動回路60を介して記録ヘッド10に
予備吐出動作を実行させ、ステップS7で印刷制御手段
51が記録ヘッド駆動回路60を介して記録ヘッド10
を1パス移動させて印刷を実行する。ステップS8で印
刷データがある場合には、ステップS9で印刷制御手段
51は、最後の予備吐出動作から所定時間印刷が実行さ
れたか否かを判断し、実行されていない場合にはステッ
プS7に戻りさらに記録ヘッド10を1パス移動させて
印刷を実行し、所定時間印刷が実行されている場合には
ステップS6に戻り、予備吐出制御手段55が記録ヘッ
ド10に再び予備吐出動作を実行させる。その後、ステ
ップS6〜ステップS9を繰り返し、ステップS8で印
刷データがない、すなわち、印刷が完了した場合には、
他の印刷があるか否かを判断し、他の印刷がある場合に
は(ステップS10:Yes)、ステップS2に戻り、
他の印刷が無い場合には(ステップS10:No)、印
刷を終了する。
【0065】なお、本実施形態では、予備吐出動作の間
隔を印刷時間で制御するようにしたが、これに限定され
ず、例えば、印刷行数等で制御するようにしてもよい。
【0066】(実施形態2)図6は、実施形態2に係る
インクジェット式記録装置の制御ブロック図である。
【0067】本実施形態は、実施形態1の構成に加え
て、さらに、インクの種類、例えば、染料又は顔料等を
識別する識別手段56を設けた例であり、変更手段54
が、検出手段53の検出結果と共に、この識別手段56
の識別結果に基づいて、予備吐出動作の制御を変更する
以外は、実施形態1と同様である。
【0068】なお、識別手段56の識別方法は、特に限
定されないが、例えば、インクカートリッジに搭載され
たIC基板等から検出することができる。
【0069】ここで、例えば、インクの種類が染料であ
る場合には、比較的ノズル開口の目詰まりが少ないが、
インクの種類が顔料である場合には、固形であるためノ
ズル開口の目詰まりは多くなってしまう。このようにイ
ンクの種類によって、ノズル開口の目詰まりのし易さが
異なるため、本実施形態では、変更手段54が検出手段
53の検出結果と共に識別手段56の識別結果に基づい
て、予備吐出動作の制御を変更するようにし、インクの
種類に拘わらず、確実にノズル開口の目詰まりを防止し
ている。下記表2には本実施形態の変更手段54による
予備吐出動作の制御の変更例を示す。
【0070】
【表2】
【0071】表2に示すように、本実施形態では、イン
クの種類が染料である場合には、実施形態1と同様に予
備吐出動作の制御を変更するが、インクの種類が顔料で
ある場合には、予備吐出の回数を著しく多くした制御に
変更する。
【0072】このように、本実施形態では、インク滴の
最小量と共にインクの種類に応じて予備吐出動作の制御
を変更しているため、インクの種類を含む各種印刷条件
に好適な予備吐出動作を実行することができ、ノズル開
口の目詰まりをより確実に防止することができる。
【0073】なお、本実施形態では、インクの種類を識
別する識別手段56と、インク滴の最小量の設定を検出
する検出手段53とを設け、これらの検出結果に基づい
て予備吐出動作の制御を変更するようにしたが、これに
限定されず、勿論、識別手段だけを設け、インクの種類
のみで予備吐出動作の変更を行ってもよいことは言うま
でもない。
【0074】(実施形態3)図7は、実施形態3に係る
インクジェット式記録ヘッドの制御ブロック図である。
【0075】本実施形態は、図7に示すように、実施形
態1の構成に加えて、さらに、インクの温度を検出する
温度検出手段57を設けた例であり、記録ヘッド10の
ノズル開口近傍には、温度を検出するためのセンサ等の
検出装置58が設けられている。また、変更手段54
は、検出手段53の検出結果と共に温度検出手段57の
検出結果に基づいて、予備吐出動作の制御を変更する以
外は、実施形態1と同様である。
【0076】なお、インク滴の粘度は、温度の上昇に伴
って低下するが、ノズル開口近傍のインク滴は、温度が
上昇した外気と接触するため粘度が著しく向上する。そ
のため、本実施形態では、変更手段54が、温度の上昇
に伴って、予備吐出動作による吐出量を増加するよう
に、予備吐出動作の各種設定条件を変更する。
【0077】このような構成では、温度検出手段57に
よってインクの温度を検出し、その検出結果に基づいて
予備吐出動作の制御を変更するようにしたので、インク
の粘度等の状態に応じて、より適した予備吐出動作を実
行させることができ、より確実にノズル開口の目詰まり
を防止することができる。
【0078】なお、本実施形態では、変更手段54は、
検出手段53及び温度検出手段57の検出結果に基づい
て、予備吐出の回数、予備吐出動作の間隔及び予備吐出
の周期を変更するようにしたが、これに限定されず、例
えば、温度検出手段57の検出結果と、インクの温度と
予備吐出のための電圧との関係を示すテーブル等とを参
照して、予備吐出電圧を変更するようにしてもよい。こ
のように予備吐出電圧を変更することによっても、勿
論、所望のインク吐出量を確保することができ、ノズル
開口の目詰まりを確実に防止することができる。
【0079】なお、本実施形態では、変更手段54によ
って予備吐出の回数、予備吐出動作の間隔及び予備吐出
の周期の全てを変更するようにしたが、これに限定され
ず、勿論、何れか一つを変更するようにしてもよい。
【0080】(他の実施形態)以上、本発明に係る液体
噴射装置の一例としてインクジェット式記録装置につい
て説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0081】例えば、上述の実施形態では、インクジェ
ット式記録ヘッドを印刷媒体に所定の画像や文字を印刷
する手段として用いた例を説明したが、インクジェット
式記録ヘッドの用途はこれに限定されず、例えば、捺染
装置又はマイクロデスペンサ等の被塗布体に液滴を供給
する液体噴射手段として用いるようにしてもよい。すな
わち、上述の実施形態のインクジェット式記録ヘッド
は、例えば、図8に示すように、基板81の表面をバン
ク材82により、一定の面積で区画し、各区画された各
領域83に規定量の液状染料84を注入してから、溶媒
を揮散させてフィルタを形成する目的にも最適な手段と
なる。
【0082】また、本発明はインクジェット式記録ヘッ
ドを用いたものに限定されず、他の液体噴射装置であっ
てもよいことは言うまでもない。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
変更手段が検出手段の検出結果、すなわち、液滴の最小
量に基づいて予備吐出動作の制御を変更するようにし
た。これにより、吐出する液滴の大きさに拘わらず、吐
出開始直後から液滴を良好に吐出させることができ、且
つノズル開口の目詰まりを確実に防止することができ
る。
【0084】特に、インクジェット式記録装置に用いた
場合には、印刷品質を向上できると共に信頼性を向上す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録装置の概略図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドの断面図である。
【図3】本発明の実施形態1に係る制御ブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施形態1に係る吐出波形を示す図で
ある。
【図5】本発明の実施形態1に係るインク吐出動作を説
明するフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態2に係る制御ブロック図であ
る。
【図7】本発明の実施形態3に係る制御ブロック図であ
る。
【図8】本発明の液体噴射装置によってフィルタを形成
する工程を示す斜視図及び断面図である。
【符号の説明】
10 記録ヘッド 52 設定手段 53 検出手段 54 変更手段 55 予備吐出制御手段 56 識別手段 57 温度検出手段 60 記録ヘッド駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175 B41J 2/045 B41J 2/055

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル開口に連通する圧力発生室と、該
    圧力発生室内のインクを吐出させるための圧力を発生さ
    せる圧力発生手段とを備えた液体噴射ヘッドと、該液体
    噴射ヘッドに被噴射液を供給する噴射液供給手段とを具
    備する液体噴射装置において、所定の印字期間内に各ノズル開口から複数の大きさの異
    なる液滴が吐出された際の全てのノズル開口から吐出さ
    れた液滴のうちの最小体積を検出する検出手段と、前記
    検出手段の検出結果に基づいて、それぞれから体積の異
    なる液滴を吐出している複数のノズル開口に対応する予
    備吐出の回数、予備吐出動作の間隔、予備吐出での吐出
    の周期及び予備吐出電圧の少なくとも何れか一つを変更
    する変更手段とを有することを特徴とする液体噴射装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記検出手段は、前
    記ノズル開口から吐出される各液滴の体積を測定するこ
    とにより、当該ノズル開口から吐出される液滴の最小体
    を検出することを特徴とする液体噴射装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記液体噴射
    ヘッドは主走査方向に移動可能であり、前記検出手段
    は、前記圧力発生手段が前記液体噴射ヘッドの一回の主
    走査方向の移動中に吐出する複数の液滴のうちの最小体
    を検出することを特徴とする液体噴射装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記検出手段は、前
    記圧力発生手段を駆動する駆動信号に基づいて、前記ノ
    ズル開口から吐出される液滴の最小体積を検出すること
    を特徴とする液体噴射装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、被噴射
    液の温度を検出する温度検出手段をさらに有し、前記変
    更手段が、前記検出手段及び前記温度検出手段の検出結
    果に基づいて前記予備吐出動作の制御を変更することを
    特徴とする液体噴射装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかにおいて、前記予
    備吐出動作時に前記圧電素子に供給される駆動波形とし
    て、印字期間に前記圧電素子に供給される駆動波形が用
    いられることを特徴とする液体噴射装置。
  7. 【請求項7】 ノズル開口に連通する圧力発生室と、該
    圧力発生室内のインクを吐出させるための圧力を発生さ
    せる圧力発生手段とを備えた液体噴射ヘッドと、該液体
    噴射ヘッドに被噴射液を供給する噴射液供給手段とを具
    備する液体噴射装置において、所定の印字期間内に各ノズル開口から複数の大きさの異
    なる液滴が吐出され、全てのノズル開口から吐出された
    液滴のうちの最小体積を検出する検出手段と、 前記ノズ
    ル開口から吐出される液滴の種類を識別する識別手段
    と、前記検出手段の検出結果及び前記識別手段の識別結
    果に基づいて、それぞれ体積の異なる液滴を吐出してい
    る複数のノズル開口に対応する予備吐出の回数、予備吐
    出動作の間隔、予備吐出での吐出の周期及び予備吐出電
    圧の少なくとも何れか一つを変更する変更手段とを有す
    ることを特徴とする液体噴射装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、被噴射液の温度を検
    出する温度検出手段をさらに有し、前記変更手段が、前
    記識別手段及び前記温度検出手段の検出結果に基づいて
    前記予備吐出動作の制御を変更することを特徴とする液
    体噴射装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8において、前記予備吐出
    動作時に前記圧電素子に供給される駆動波形として、印
    字期間に前記圧電素子に供給される駆動波形が用いられ
    ることを特徴とする液体噴射装置。
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