JP3384452B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP3384452B2
JP3384452B2 JP2000028499A JP2000028499A JP3384452B2 JP 3384452 B2 JP3384452 B2 JP 3384452B2 JP 2000028499 A JP2000028499 A JP 2000028499A JP 2000028499 A JP2000028499 A JP 2000028499A JP 3384452 B2 JP3384452 B2 JP 3384452B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク滴を吐出す
るノズル開口と連通する圧力発生室に供給されたインク
を圧電素子又は発熱素子を介して加圧することによっ
て、ノズル開口からインク滴を吐出させるインクジェッ
ト式記録ヘッドを備えたインクジェット式記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】圧電素子や発熱素子によりインク滴吐出
のための圧力を発生させる複数の圧力発生室と、各圧力
発生室にインクを供給する共通のリザーバと、各圧力発
生室に連通するノズル開口とを備えたインクジェット式
記録ヘッドは、印字信号に対応するノズルと連通した圧
力発生室内のインクに吐出エネルギを印加してノズル開
口からインク滴を吐出させる。
【0003】このようなインクジェット式記録ヘッドに
は、前述したように圧力発生手段として圧力発生室内に
駆動信号によりジュール熱を発生する抵抗線を設けたバ
ブルジェット式のものと、圧力発生室の一部を振動板で
構成し、この振動板を圧電素子により変形させてノズル
開口からインク滴を吐出させる圧電振動式の2種類のも
のに大別され、また、圧電振動式のインクジェット式記
録ヘッドには、圧電素子の軸方向に伸長、収縮する縦振
動モードの圧電素子を使用したものと、たわみ振動モー
ドの圧電素子を使用したものの2種類が実用化されてい
る。
【0004】これらのインクジェット式記録ヘッドで
は、インクが充填された、例えば、インクカートリッジ
等から、流路を介してインクジェット式記録ヘッドの圧
力発生室にインクが供給され、駆動回路からの駆動信号
によって、圧電素子等に所定のタイミングで駆動するエ
ネルギが与えられることにより、圧力発生室内のインク
が加圧されてノズル開口から吐出される。
【0005】また、このようなインクジェット式記録ヘ
ッドでは、周囲の環境温度の変化に伴うインクの温度変
化等によりインクの粘度が増加し、ノズル開口の目詰ま
りが発生するという問題がある。そのため、通常、所定
の時期、例えば、印刷開始時等に圧力発生室内のインク
を微振動させて、ノズル開口近傍のインクを圧力発生室
内で攪拌し、ノズル開口の目詰まりを防止する、いわゆ
る微振動駆動が行われている。
【0006】しかしながら、このような微振動駆動で
は、駆動波形、駆動発数、駆動間隔及び駆動周期等が一
律に設定されているため、圧力発生室内のインク温度に
よっては、インクの攪拌が十分に行われなく、また、イ
ンク攪拌時にノズル開口からインクが漏れてしまい、印
刷開始後に最初に吐出されるインク滴が適正に吐出され
ず、又は全吐出不能となり印刷品質が低下してしまうと
いう問題がある。そのため、インク温度を測定するため
にヘッド基板上のサーミスタから記録ヘッドの温度を測
定し、測定結果をインク温度として微振動駆動の駆動波
形、駆動発数、駆動間隔及び駆動周期等を変更する方法
が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に連
続して長い時間印刷するとヘッドが高温になり、ヘッド
基板上に設けられたサーミスタは、高温のヘッド温度を
検出する。このようにサーミスタが検出した温度に対し
て、インク温度がヘッドの温度まで達するには時間がか
かってしまう。また、特にインク残量の違いによっても
ヘッドの温度に達するまでの時間が異なってしまい、実
際のインク温度とサーミスタの検出した温度とに誤差が
生じてしまう。このため、サーミスタが検出したヘッド
温度により変更された微振動駆動の駆動波形、駆動発
数、駆動間隔及び駆動周期等を用いると、微振動駆動に
よりノズル開口を濡らしてしまったり、インクの攪拌が
適正に行われずに印字不良等が発生してしまい印刷品質
が低下してしまうという問題がある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑み、インク滴
を常に良好に吐出することのできるインクジェット式記
録装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の第1の態様は、インク貯留部からのインクを吐出す
と共に該インク貯留部近傍に設けられた記録ヘッド
と、インク滴を吐出させるための駆動信号を発生する駆
動信号発生手段とを備えたインクジェット式記録装置に
おいて、インクに微振動をさせる微振動駆動手段と、記
録ヘッドの単位時間当たりの温度の変化量を取得する温
度変化量取得手段と、インク貯留部におけるインク保有
量を取得するインク保有量取得手段と、前記温度変化量
取得手段が取得した記録ヘッドの単位時間当たりの温度
の変化量及び前記インク保有量取得手段が取得したイン
ク保有量に基づいて前記微振動駆動手段の制御を変更す
る変更手段とを有することを特徴とするインクジェット
式記録装置にある。
【0010】かかる第1の態様では、実際のインク温度
に応じて微振動駆動の制御が変更されるため、ノズル開
口からのインクの漏れを防止すると共に確実にインクの
攪拌が行われる。本発明の第2の態様は、第1の態様に
おいて、前記変更手段が、前記温度変化量取得手段が取
得した前記記録ヘッドの単位時間当たりの温度の変化量
と、インク保有量取得手段が取得したインク保有量とに
より求めた係数に基づいたインク温度に対応して前記微
振動駆動手段の制御を変更することを特徴とするインク
ジェット式記録装置にある。かかる第2の態様では、実
際のインク温度に応じて微振動駆動の制御が変更される
ため、ノズル開口からのインクの漏れを防止すると共に
確実にインクの攪拌が行われる。
【0011】本発明の第の態様は、第1又は2の態様
において、前記微振動駆動手段が、前記微振動駆動での
駆動波形である駆動電圧及び駆動時間を変更することを
特徴とするインクジェット式記録装置にある。
【0012】かかる第の態様では、実際のインク温度
に適した微振動駆動での駆動波形が変更されるため、ノ
ズル開口からのインクの漏れを防止できると共に確実に
インクの攪拌が行われる。
【0013】本発明の第の態様は、第1〜3の何れか
の態様において、前記変更手段が、前記微振動駆動の駆
動発数を変更することを特徴とするインクジェット式記
録装置にある。
【0014】かかる第の態様では、実際のインク温度
に適した微振動駆動での駆動発数が変更されるため、ノ
ズル開口からのインクの漏れを防止できると共に確実に
インクの攪拌が行われる。
【0015】本発明の第の態様は、第1〜の何れか
の態様において、前記変更手段が、前記微振動駆動の駆
動間隔を変更することを特徴とするインクジェット式記
録装置にある。
【0016】かかる第の態様では、微振動駆動の頻度
が変更されるため、粘度の増加したインクが確実に攪拌
されると共に攪拌によるノズル開口からのインクの漏れ
を防止できる。
【0017】本発明の第の態様は、第1〜の何れか
の態様において、前記変更手段が、前記微振動駆動の駆
動周期を変更することを特徴とするインクジェット式記
録装置にある。
【0018】かかる第の態様では、微振動駆動による
インクの攪拌量が調整されると共にインク攪拌の安定性
が向上され、粘度の増加したインクが確実に攪拌される
と共に攪拌によるノズル開口からのインクの漏れを防止
できる。
【0019】本発明の第の態様は、第1〜の何れか
の態様において、前記温度変化量取得手段は、前記イン
クジェット式記録ヘッドの温度を検出する温度検出手段
と、この温度検出手段が検出したヘッド温度情報を記憶
する温度情報記憶手段とを有することを特徴とするイン
クジェット式記録装置にある。
【0020】かかる第の態様では、温度検出手段と温
度情報記憶手段とによって、記録ヘッドの温度の変化量
を比較的容易に取得することができる。
【0021】本発明の第の態様は、第の態様におい
て、前記温度情報記憶手段には、電源投入時からのヘッ
ド温度情報を記憶させることを特徴とするインクジェッ
ト式記録装置にある。
【0022】かかる第の態様では、電源投入時からヘ
ッド温度情報が記憶されるため、電源投入時からの記録
ヘッドの温度の変化量を取得することができると共に変
更手段は、より多くの情報からインク温度に適した補正
を行うことができる。
【0023】本発明の第の態様は、第7又は8の態様
において、前記温度情報記憶手段には、記録動作の待機
状態におけるヘッド温度情報を記憶させることを特徴と
するインクジェット式記録装置にある。
【0024】かかる第の態様では、待機状態において
もヘッド温度情報が記憶されるため、変更手段は、より
多くの情報からインク温度に適した補正を行うことがで
きる。
【0025】本発明の第10の態様は、第7〜9の何れ
かの態様において、前記温度情報記憶手段は、記憶した
ヘッド温度情報を電源の切断後も保持することを特徴と
するインクジェット式記録装置にある。
【0026】かかる第10の態様では、電源が切断後も
ヘッド温度情報が記憶されているため、電源を再度投入
した際に変更手段は、より多くの情報からインク温度に
適した補正を行うことができる。
【0027】本発明の第11の態様は、第10の態様に
おいて、前記温度変化量取得手段は、電源の切断後から
所定時間以内に電源が再度投入された際には、温度情報
記憶手段に保持されているヘッド温度情報を使用して温
度変化量を取得することを特徴とするインクジェット式
記録装置にある。
【0028】かかる第11の態様では、所定時間以内に
電源が投入された際には、変更手段は、電源切断前のヘ
ッド温度情報を使用してインク温度に適した補正を行う
ことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施形態に基づい
て詳細に説明する。
【0030】(実施形態1)図1は、実施形態1に係る
インクジェット式記録装置の一例を示す概略図である。
【0031】図1に示すように、インクジェット式記録
ヘッドを有する記録ヘッドユニット1A及び1Bは、イ
ンク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着
脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A及び1
Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けら
れたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられてい
る。この記録ヘッドユニット1A及び1Bは、それぞれ
ブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出す
るものとしている。
【0032】そして、駆動モータ6の駆動力が図示しな
い複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリ
ッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A及
び1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿っ
て移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ3に沿
ってプラテン8が設けられている。このプラテン8は図
示しない紙送りモータの駆動力により回転できるように
なっており、給紙ローラなどにより給紙された紙等の記
録媒体である記録シートSがプラテン8に巻き掛けられ
て搬送されるようになっている。
【0033】このようなインクジェット式記録装置で
は、キャリッジ3がキャリッジ軸5に沿って移動される
と共にインクジェット式記録ヘッドによってインクが吐
出されて記録シートSに印刷される。
【0034】なお、本実施形態では、キャリッジ3の移
動方向の端部であるプラテン8の側方にキャップ9が設
けられており、またこのキャップ9には、図示しない吸
引ポンプが連結され、いわゆるクリーニング操作が行わ
れるようになっている。なお、キャップ9はまた、所定
時間以上印刷待機しているインクジェット式記録ヘッド
のヘッド端面をキャッピングしてノズルの乾燥を防止す
る。
【0035】さらに、印刷の開始前、又は印刷の合間に
は、予備吐出動作が行われる。この予備吐出動作とは、
記録シートSに対向する領域外、例えば、キャップ9に
対向する領域に停止した状態で、インク滴を吐出させて
ノズル開口内及び近傍のインクを排出する動作をいい、
詳しくは後述するが、この予備吐出動作によりインクの
粘度の増加に伴うノズル開口の目詰まりを防止してい
る。
【0036】ここで、上述のようなインクジェット式記
録装置に搭載されるインクジェット式記録ヘッドについ
て説明する。図2は、本発明の実施形態1に係るインク
ジェット式記録ヘッドの一例を示す断面図である。
【0037】図2に示すインクジェット式記録ヘッド1
0は、縦振動型の圧電素子を有するタイプであり、スペ
ーサ31には、複数の圧力発生室32が並設され、スペ
ーサ31の両側は、各圧力発生室32に対応してノズル
開口33を有するノズルプレート34と、振動板35と
により封止されている。また、スペーサ31には、各圧
力発生室32毎にそれぞれインク供給口36を介して連
通されて複数の圧力発生室32の共通のインク室となる
リザーバ37が形成されており、リザーバ37には、図
示しないインクカートリッジが接続される。
【0038】一方、振動板35の圧力発生室32とは反
対側には、各圧力発生室32に対応する領域にそれぞれ
圧電素子38の先端が当接されている。これらの圧電素
子38は、圧電材料39と、電極形成材料40及び41
とを縦に交互にサンドイッチ状に挟んで積層され、振動
に寄与しない不活性領域が固定基板42に固着されてい
る。なお、固定基板42と、振動板35,スペーサ31
及びノズルプレート34とは、基台43を介して一体的
に固定されている。
【0039】このように構成されたインクジェット式記
録ヘッド10では、インクカートリッジに連通されるイ
ンク流路を介してリザーバ37にインクが供給され、イ
ンク供給路36を介して各圧力発生室32に分配され
る。実際には、圧電素子38に電圧を印加することによ
り圧電素子38を収縮させる。これにより、振動板35
が圧電素子38と共に引き上げられて圧力発生室32の
容積が広げられ、圧力発生室38内にインクが引き込ま
れる。そして、ノズル33に至るまで内部をインクで満
たした後、駆動回路からの記録信号に従い、圧電素子3
8の電極形成材料40及び41に印加していた電圧を解
除すると、圧電素子38が伸張されて元の状態に戻る。
これにより、振動板35も変位して元の状態に戻るため
圧力発生室32が収縮され、内部圧力が高まりノズル3
3からインク滴が吐出される。
【0040】なお、本実施形態では、記録ヘッド本体と
して、圧電振動式のインクジェット式記録ヘッドを例示
して説明したが、これに限定されず、例えば、バブルジ
ェット式のインクジェット式記録ヘッド等、種々の構造
のインクジェット式記録ヘッドに応用することができる
ことはいうまでもない。
【0041】ここで、図3に、このようなインクジェッ
ト式記録ヘッドによる微振動駆動を制御する構成のブロ
ック図を示す。
【0042】図3に示すように、本実施形態に係るイン
クジェット式記録ヘッドでは、実際に印刷を行う機構部
となる記録ヘッド10と、この記録ヘッド10のノズル
開口33近傍に設けられた印刷時の記録ヘッド10の温
度を検出するセンサ等の温度検出装置50と、記録ヘッ
ド10の動作を制御する制御部60とを有する。
【0043】制御部60の印刷制御手段61は、記録ヘ
ッド10の印刷動作の制御を行い、例えば、印字信号の
入力に伴って記録ヘッド駆動回路70を介して記録ヘッ
ド10に印刷を実行させる。
【0044】インク保有量取得手段62は、インクカー
トリッジのインク保有量(インク残量)の取得を行う。
このインク保有量取得手段62は、例えば、インク滴の
吐出回数をカウントしたり、あるいはインクカートリッ
ジ内のインク量を直接測定することによってインク保有
量を取得する。
【0045】また、温度変化量取得手段63は、温度検
出装置50で検出された記録ヘッド10の温度をメモリ
64に書き込む。
【0046】さらに、温度変化量取得手段63は、メモ
リ64に記憶された記録ヘッド10の温度データと温度
検出装置50で検出された記録ヘッド10の温度とから
記録ヘッド10の温度変化量を取得する。なお、メモリ
64には、記録ヘッドの温度を書き込むようにしたが、
これに限定されず、例えば、メモリ64に記録ヘッド1
0の温度変化量を直接書き込むようにしてもよい。
【0047】変更手段65は、インク保有量取得手段6
2の取得したインク保有量と共に温度変化量取得手段6
3によって取得された記録ヘッド10の温度変化量か
ら、微振動駆動手段66の制御を変更する。
【0048】この微振動駆動手段66は、変更手段65
によって変更された微振動駆動の各種設定条件に基づい
て記録ヘッド駆動回路70を介して記録ヘッド10に微
振動駆動を実行させる。
【0049】ここで変更手段65は、本実施形態では、
例えば、微振動駆動の駆動波形を変更する。ここで、微
振動駆動の駆動波形とは、圧電素子を微振動駆動させて
圧力発生室32内のインクを攪拌するための波形であ
り、図4に示すように、記録ヘッド10の駆動電圧及び
駆動時間で示される。変更手段65は、このような駆動
波形の駆動電圧であるVB及び駆動時間であるTwc
1、Twd1、Twh1等を変更する。
【0050】ここで、インク温度が低温から高温に変化
した場合の変更手段65により変更される駆動波形につ
いて説明する。なお、図4(a)は、インク温度が低温
時の微振動駆動手段66により圧電素子38を駆動する
ための駆動波形であり、図4(b)及び(c)は、高温
時の駆動波形である。
【0051】高温時に微振動駆動されるインクの粘度
は、低温時のインク粘度に比べて低いため、図4(b)
に示すように、高温時の微振動駆動では、駆動電圧VB
を下げてノズル開口33からのインクの漏れを防ぐ必要
がある。また、図4(c)に示すように、高温時のイン
ク粘度が低いため、駆動時間Twc1、Twd1及びT
wh1を大きくし、ノズル開口33からのインクの漏れ
を防ぐように駆動波形を変更する。
【0052】ここで、環境温度を20℃変化させた際の
インクの温度変化を図5に示す。
【0053】図5に示すように、インク温度の変化は環
境温度が0℃から20℃まで変化したときに、インク全
体が0℃から20℃まで変化するのに時間がかかって変
化していく。このインク温度が0℃から20℃まで変化
する時間は、インク残量によって異なる。すなわち、イ
ンク残量が少なくなるにつれインク温度が0℃から20
まで変化する時間が少なくなっていく。
【0054】このように、インク温度の変化は、インク
残量によって違いがあり、変更手段65は、下記表1に
示すような温度補正テーブルに基づいて駆動波形等の各
種設定を変更する。なお、下記表1は、温度変化量取得
手段63が取得した記録ヘッド10の温度変化量(℃/
min)に対して、インク残量(%)の違いによる実際
のインク温度を算出するための係数を示す。
【0055】
【表1】
【0056】表1に示すように、例えば、温度検出手段
50によって検出された記録ヘッド10の温度が20℃
で、温度変化量取得手段63によって取得された温度変
化量が0.10℃/minであるとき、インク保有量取
得手段62によって検出されたインク残量が100%の
ときは係数が0.85であるから算出されるインク温度
は17℃となる。一方、インク残量が30%のときは係
数が0.95であり、算出されるインク温度は19℃と
なる。
【0057】このように本実施形態の構成では、インク
保有量取得手段62が取得したインク保有量と共に温度
変化量検出手段63によって取得した記録ヘッド10の
温度変化量に応じて、補正テーブル等を参照してインク
温度を算出し、算出されたインク温度に対応して変更手
段65が微振動駆動手段66の制御を変更するようにし
たので、環境温度の変化や連続印刷時等の記録ヘッド1
0の温度の急激な変化などに拘わらず、実際のインク温
度に適した微振動駆動によって圧力発生室32内で常に
インク滴が良好に攪拌され、ノズル開口33の目詰まり
等の印刷不良を確実に防止することができる。
【0058】以下、図6のフローチャートに基づいて、
本実施形態に係るインクジェット式記録装置のインク吐
出動作について説明する。
【0059】図6に示すように、ステップS1で電源が
投入されると、例えば、動作確認等の準備動作を行い、
その後印刷を待機しているスタンバイの状態(ステップ
S2)となる。次いで、ステップS3で印字信号が入力
されると、ステップS4で温度検出装置50が記録ヘッ
ド10の温度を検出し、この検出結果は温度変化量取得
手段63によってステップS5でメモリ64に記憶され
る。次いで、ステップS6でインク保有量取得手段62
が、インクカートリッジのインク保有量を取得し、ステ
ップS7で変更手段65が、このインク保有量と共に温
度変化量取得手段63が、メモリ64に格納された記録
ヘッド10の温度データと温度検出装置50が検出した
記録ヘッド10の温度とから取得した記録ヘッド10の
温度変化量とに応じて補正テーブルに基づいて駆動波形
を変更する。次いで、ステップS8で微振動駆動手段6
6が記録ヘッド駆動回路70を介して記録ヘッド10に
微振動駆動を実行させ、ステップS9で印刷制御手段6
1が記録ヘッド駆動回路70を介して記録ヘッド10を
1パス移動させて印刷を実行する。ステップS10でさ
らに印字信号がある場合には、記録ヘッド10の温度変
化量及びインク保有量を再度検出すると共にこの検出結
果によって変更手段65が駆動波形を変更し、再度微振
動駆動及び1パス印字を行う(ステップS4〜ステップ
S9)。このステップS4〜ステップS9を繰り返し行
い、ステップS10で印字信号がなくなると、ステップ
S2のスタンバイの状態となる。
【0060】なお、本実施形態では、微振動駆動を1パ
ス印字前に行うようにしたが、これに限定されず、勿
論、1パス印字後に行うようにしてもよく、また、1ペ
ージ印刷後に行うようにしてもよい。
【0061】(実施形態2)上述した実施形態1では、
印字信号が入力された後に記録ヘッド10の温度を検出
しメモリ64に書き込むようにしたが、本実施形態で
は、印字信号が入力されていないとき、すなわちスタン
バイの状態であっても温度検出装置50が検出した記録
ヘッド10の温度を温度変化量取得手段63によってメ
モリ64に書き込むようにした。
【0062】以下、図7のフローチャートに基づいて、
実施形態2に係るインクジェット式記録装置のインク吐
出動作について説明する。
【0063】図7に示すように、ステップS1で電源が
投入されると、例えば、動作確認等の準備動作を行なっ
た後、ステップS14で温度検出装置50が記録ヘッド
の温度を検出し、この検出結果は温度変化量取得手段6
3によってS15でメモリ64に記憶される。スタンバ
イの状態では、このステップS14〜ステップS15を
一定時間毎に繰り返し行い、メモリ64に記録ヘッド1
0の温度データとして記憶していく。その後、ステップ
S3で印字信号が入力されると、上述した実施形態1と
同様にステップS4〜ステップS10まで行い、ステッ
プS10で印刷データがある場合は(ステップS10:
Yes)、ステップS4〜S9を繰り返し、印刷データ
がない場合は(ステップS10:No)、ステップS1
4に戻り、ステップS3で印字信号が入力されるまで、
温度検出装置50によって検出された記録ヘッド10の
温度を、温度変化量取得手段63がメモリ64に一定時
間毎に記憶させる(ステップS14及びステップS1
5)。
【0064】本実施形態は、実施形態1の構成に加え
て、さらに、スタンバイの状態であっても温度変化量取
得手段63によって記録ヘッド10の温度をメモリ64
に記憶させるようにしたので、より多くの情報から変更
手段65により、実際のインク温度に適した微振動駆動
を実行させることができる。
【0065】(実施形態3)図8は、実施形態3に係る
インクジェット式記録ヘッドによる微振動駆動を制御す
る構成のブロック図を示す。
【0066】本実施形態では、温度検出装置50によっ
て検出された記録ヘッド10の温度を記憶するメモリ6
4を、例えば、EEPROM等の不揮発性メモリ64A
とし、さらに、データ制御手段67を設けた以外、上述
した実施形態2と同様である。
【0067】このデータ制御手段67は、電源が切られ
てから電源が投入されるまでの時間が一定時間以上の場
合は、不揮発性メモリ64Aに記憶された記録ヘッド1
0の温度を破棄し、新たに温度変化量取得手段63によ
って記録ヘッド10の温度を不揮発性メモリ64Aに記
憶させ、一定時間以内の場合は、電源が切られる前の不
揮発性メモリ64Aに記憶された記録ヘッド10の温度
データを保持するように不揮発性メモリ64Aを制御す
るものである。
【0068】このようなデータ制御手段67により、変
更手段65は、電源が切られてから一定時間内であれ
ば、電源が切られる前の不揮発性メモリ64Aに記憶さ
れた記録ヘッドの温度データから取得した記録ヘッド1
0の温度変化量及びインク保有量に基づいて微振動駆動
の駆動波形を変更し、電源が切られてから一定時間以上
経過していれば、電源が投入されてからの不揮発性メモ
リ64Aに記憶された記録ヘッド10の温度データから
取得した記録ヘッド10の温度変化量及びインク保有量
に基づいて微振動駆動の駆動波形を変更する。
【0069】以下、図9のフローチャートに基づいて、
実施形態3に係るインクジェット式記録装置のインク吐
出動作について説明する。
【0070】図9に示すように、ステップS1で電源が
投入されると、ステップS11で電源が切られてから電
源が投入されるまで一定時間以上経過したか否か判断
し、一定時間以上経過していた場合は、ステップS12
で不揮発性メモリ64Aに記憶されていた温度データを
破棄し、一定時間以上経過していない場合は、ステップ
S13で不揮発性メモリ64Aの温度データを保持す
る。その後、上述した実施形態2と同様にステップS1
4〜ステップS10まで行う。
【0071】本実施形態は、実施形態2の構成に加え
て、さらに、電源を切った際の経過時間によって、不揮
発性メモリ64Aに記憶されている記録ヘッド10の温
度データを保持するか破棄するかを選択できるようにし
た。これにより、電源が切られてすぐに電源が投入され
た場合の不揮発性メモリ64Aに記憶された記録ヘッド
10の温度データが失われず、変更手段65により、実
際のインク温度に適した微振動駆動が実行されることに
よって常にインク滴が良好に吐出され、ノズル開口の目
詰まり等の印刷不良を確実に防止することができる。
【0072】(実施形態4)上述した実施形態1〜3で
は、微振動駆動を1パス印字毎に行われるようにした
が、本実施形態では、再度行われる微振動駆動を最後の
微振動駆動からの経過時間で制御するようにした例であ
る。
【0073】以下、図10のフローチャートに基づい
て、実施形態4に係るインクジェット式記録装置のイン
ク吐出動作について説明する。
【0074】図10に示すように、ステップS1で電源
が投入されると、例えば、動作確認等の準備動作を行な
った後、ステップS14で温度検出装置50が記録ヘッ
ド10の温度を検出し、この検出結果は温度変化量取得
手段63によってステップS15でメモリ64に記憶さ
れる。その後、ステップS3で印字信号が入力される
と、ステップS20で最後の微振動駆動から一定時間以
上経過しているか判別し、一定時間以上経過している場
合には(ステップS20:Yes)、上述した実施形態
2と同様にステップS4〜ステップS10を行い、一定
時間以上経過していない場合には(ステップS20:N
o)、温度変化量の取得、インク保有量の取得、及び微
振動駆動手段66による微振動駆動等が行われず、ステ
ップS9で印刷制御手段61が記録ヘッド駆動回路70
を介して記録ヘッド10を1パス移動させて印刷を実行
する。その後、ステップS10で印字信号がある場合
は、ステップS20〜ステップS9を繰り返す。
【0075】このように、本実施形態では、微振動駆動
を行う間隔を、1パス印字等の印刷量に拘わらず、最後
に微振動駆動が実行されてからの時間によって判別する
ようにした。
【0076】このような構成であっても、上述した実施
形態と同様に、インク保有量及び記録ヘッド10の温度
変化量に応じて変更手段65により、実際のインク温度
に適した微振動駆動を行うことができるため、印字不良
等を防止することができる。
【0077】(実施形態5)上述した実施形態3では、
1パス分の記録動作毎に変更手段により微振動駆動手段
の制御を変更するようにしたが、本実施形態では、微振
動駆動が規定時間内に再度行われた際は、変更手段65
による微振動駆動手段66の制御の変更を行わずに微振
動駆動を行うようにした例である。
【0078】以下、図11のフローチャートに基づい
て、実施形態5に係るインクジェット式記録装置のイン
ク吐出動作について説明する。
【0079】図11に示すように、ステップS1で電源
が投入されると、例えば、動作確認等の準備動作を行な
った後、ステップS14で温度検出装置50が記録ヘッ
ド10の温度を検出し、この検出結果は温度変化量取得
手段63によってステップS15でメモリ64に記憶さ
れる。その後、ステップS3で印字信号が入力される
と、ステップS21で最後に微振動駆動が実行されてか
ら一定時間以上経過しているか判別し、一定時間以上経
過している場合には(ステップS21:Yes)、上述
した実施形態2と同様にステップS4〜ステップS10
を行い、一定時間以上経過していない場合には(ステッ
プS21:No)、記録ヘッド10の温度変化量の取
得、インク保有量の取得等の変更手段65による微振動
駆動の駆動波形の変更が行われず、ステップS8でメモ
リ64に記憶された最後の微振動駆動で使用した記録ヘ
ッド10の温度データに基づいて微振動駆動を行い、ス
テップS9で印刷制御手段61が記録ヘッド駆動回路7
0を介して記録ヘッド10を1パス移動させて印刷を実
行する。また、ステップS13で最後に微振動駆動が実
行されてから一定時間以上経過した場合は、新たに記録
ヘッド10の温度変化量を取得し、駆動波形を変更する
ために、ステップS3〜ステップ10を行う。その後、
ステップS10で印字信号がある場合は、ステップS4
〜ステップS9を繰り返す。
【0080】(他の実施形態)以上本発明のインクジェ
ット式記録ヘッドについて説明したが、これらに限定さ
れるものではなく、例えば、上述の実施形態では、変更
手段65は微振動駆動波形を変更するようにしたが、こ
れに限定されず、例えば、微振動駆動波形に加えて微振
動駆動発数、微振動駆動の間隔及び微振動駆動の周期等
の各種微振動駆動の設定条件を変更するようにしてもよ
く、また、何れか一つを変更するようにしてもよい。こ
の各種設定条件の変更は、例えば、インク温度が高温の
際は、低温時に比べてインク粘度が低いため、微振動駆
動の回数を減らし、微振動駆動の間隔を長くし、微振動
駆動の周期を長くするのが好ましく、この各種設定は、
補正されたインク温度から演算により設定してもよく、
また、各種設定を各補正テーブルに基づいて設定するよ
うにしてもよい。
【0081】また、上述した例で示した微振動駆動を、
通常印刷開始前又は印刷の間に行うフラッシングと併せ
て行うことによりさらにインク滴の吐出が良好に行わ
れ、印字不良等を防止することができる。
【0082】このように、上述した実施形態では、通常
印刷時の駆動信号とは独立して微振動駆動の制御を変更
するようにしたので、温度環境の変化に拘わらず、常に
適正な微振動が可能となる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
変更手段が温度変化量取得手段及びインク保有量取得手
段の取得結果、すなわち、記録ヘッドの温度変化量及び
インク保有量に基づいて微振動駆動手段の制御を変更
し、実際のインク温度に応じた微振動駆動を実行できる
ようにした。これにより、印刷開始直後から適正なイン
ク滴の吐出が行われ、且つノズル開口の目詰まりを確実
に防止することができ、印刷品質を向上できると共に信
頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録装置の概略図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドの断面図である。
【図3】本発明の実施形態1に係るインクジェット式記
録ヘッドによる微振動駆動を制御する構成のブロック図
である。
【図4】本発明の実施形態1に係る吐出波形を示す図で
ある。
【図5】本発明の実施形態1に係るインク残量とインク
の温度変化との関係を示す図である。
【図6】本発明の実施形態1に係るインク吐出動作を説
明するフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態2に係るインク吐出動作を説
明するフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態3に係るインクジェット式記
録ヘッドによる微振動駆動を制御する構成のブロック図
である。
【図9】本発明の実施形態3に係るインク吐出動作を説
明するフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態4に係るインク吐出動作を
説明するフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態5に係るインク吐出動作を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 記録ヘッド 50 温度検出装置 60 制御部 61 制御手段 62 インク保有量取得手段 63 温度変化量取得手段 64 メモリ 64A 不揮発性メモリ 65 変更手段 66 微振動駆動手段 67 データ制御手段 70 記録ヘッド駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175 B41J 2/125 B41J 2/165

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク貯留部からのインクを吐出する
    共に該インク貯留部近傍に設けられた記録ヘッドと、イ
    ンク滴を吐出させるための駆動信号を発生する駆動信号
    発生手段とを備えたインクジェット式記録装置におい
    て、 インクに微振動をさせる微振動駆動手段と、記録ヘッド
    単位時間当たりの温度の変化量を取得する温度変化量
    取得手段と、インク貯留部におけるインク保有量を取得
    するインク保有量取得手段と、前記温度変化量取得手段
    が取得した記録ヘッドの単位時間当たりの温度の変化量
    及び前記インク保有量取得手段が取得したインク保有量
    に基づいて前記微振動駆動手段の制御を変更する変更手
    段とを有することを特徴とするインクジェット式記録装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記変更手段が、前
    記温度変化量取得手段が取得した前記記録ヘッドの単位
    時間当たりの温度の変化量と、インク保有量取得手段が
    取得したインク保有量とにより求めた係数に基づいたイ
    ンク温度に対応して前記微振動駆動手段の制御を変更す
    ることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記微振動駆
    動手段が、前記微振動駆動での駆動波形である駆動電圧
    及び駆動時間を変更することを特徴とするインクジェッ
    ト式記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記変
    更手段が、前記微振動駆動の駆動発数を変更することを
    特徴とするインクジェット式記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜の何れかにおいて、前記変
    更手段が、前記微振動駆動の駆動間隔を変更することを
    特徴とするインクジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜の何れかにおいて、前記変
    更手段が、前記微振動駆動の駆動周期を変更することを
    特徴とするインクジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜の何れかにおいて、前記温
    度変化量取得手段は、前記インクジェット式記録ヘッド
    の温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段が
    検出したヘッド温度情報を記憶する温度情報記憶手段と
    を有することを特徴とするインクジェット式記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項において、前記温度情報記憶手
    段には、電源投入時からのヘッド温度情報を記憶させる
    ことを特徴とするインクジェット式記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項又はにおいて、前記温度情報
    記憶手段には、記録動作の待機状態におけるヘッド温度
    情報を記憶させることを特徴とするインクジェット式記
    録装置。
  10. 【請求項10】 請求項の何れかにおいて、前記
    温度情報記憶手段は、記憶したヘッド温度情報を電源の
    切断後も保持することを特徴とするインクジェット式記
    録装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記温度変化量
    取得手段は、電源の切断後から所定時間以内に電源が再
    度投入された際には、温度情報記憶手段に保持されてい
    るヘッド温度情報を使用して温度変化量を取得すること
    を特徴とするインクジェット式記録装置。
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