JP2009241498A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大掛かりな機構を用いることなく、かつ、大量の廃インクを発生させることなく、確実にインクの沈降を防止することのできる印刷装置を提供する。
【解決手段】白インク用のインクジェットヘッド21の上部に大気開放バルブ44を設け、白インクの第一カートリッジ31と白インク用のインクジェットヘッド21とを接続する白インク用のインク供給チューブ34の内部を、大気開放状態と大気遮断状態とに切り換え可能とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、印刷装置に関するものであり、詳細には、固形成分が多く、濃度勾配や沈降が発生し易いインクを使用する印刷装置に関するものである。
従来から、白インクを用いるインクジェットプリンタにおいては、白インクの沈降を防ぐ手段を備えている。これは、白インクの顔料に酸化チタンが使用され、カラーインクの顔料に比べて密度が非常に大きく、また粒子径も大きいので、白インクをヘッドに供給するチューブ内において顔料の沈降が避けられないためである。
このような顔料の沈降が起こると、チューブ内において、白インクの顔料の濃度が著しく高くなる部分と、低くなる部分とが発生し、それが原因で白インクの不吐出、ヘッド内へのインク流入不足、あるいは、濃度ムラを発生させることがあった。例えば、あるものは白く、あるものは薄すぎて下地を十分に隠蔽することができないことがあった。
このような問題を解決した従来のインクジェットプリンタとしては、例えば、特許文献1に記載のものがある。この従来技術は、インクの供給経路内に、インクカートリッジ内部のインクを循環させる経路を設け、インクを循環・攪拌させるものである。
また、他の従来例としては、特許文献2に記載のものがある。この従来技術は、インクタンクまたはインクカートリッジ内に攪拌機構や振動機構を備え、定期的にインクを攪拌するものである。
特開2004−009685号公報 特開2003−003690号公報
しかしながら、前記従来例の場合には、インクの循環・攪拌のための専用の装置と制御系を用意する必要があり、装置が大掛かりとなり、コストも増大する傾向にあった。このような特別な機構を備えることなく、顔料の沈降による濃度勾配を防ぐには、十分に攪拌したインクカートリッジ内のインクと、インク供給系全体のインクとを入れ替えるために、大量のインクを廃棄するヘッドクリーニングを行う必要があった。
しかしながら、この方法では、長いインクチューブ内のインク、記録ヘッド内のインクをすべて捨てることになり、コスト、および、環境面においては好ましくなかった。
本発明の目的は、大掛かりな機構を用いることなく、かつ、大量の廃インクを発生させることなく、確実にインクの沈降を防止することのできる印刷装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載の装置では、印刷データに応じてインクをノズルから吐出する記録ヘッドと、前記インクを格納するインクカートリッジと、前記インクカートリッジを保持するインク収納手段と、前記インクカートリッジから記録ヘッドにインクを供給するインク供給管と、前記記録ヘッドのメンテナンス位置にて、キャップにより前記記録ヘッドのノズルを覆い、前記記録ヘッドおよび前記インク供給管の中のインクを吸引してクリーニングを行うメンテナンス手段とを備えた印刷装置において、前記インク供給管に配置され、インク供給管の内部を大気開放状態と大気遮断状態との間で切換可能な大気開放手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の装置によれば、インク供給管のインクの流路を大気開放することで、大気開放手段とインクカートリッジとの水頭差を広げ、インク供給管内のインクをインクカートリッジ内に回収することができる。また、流路を取り外したり分岐させる必要がないので、インクはインク供給管内部に未使用のまま残ることなく回収され、再利用させることができる。
請求項2に記載の印刷装置では、請求項1に記載した構成に加えて、前記大気開放手段は、手動バルブであることを特徴とする。
請求項2に記載の印刷装置によれば、簡易な構成で大気開放手段を実現でき、手動バルブによってインクの流路を大気開放することで、手動バルブとインクカートリッジとの水頭差を広げ、インク供給管内のインクをインクカートリッジ内に回収することができる。
請求項3に記載の印刷装置では、請求項1記載の構成に加えて、前記大気開放手段は、電気駆動されるバルブであり、前記大気開放手段の開閉を制御する大気開放制御手段を更に備え、前記大気開放制御手段は、前記メンテナンス手段により前記記録ヘッドが前記キャップに覆われている時、前記大気開放手段を制御して前記インク供給管のインクの流路を大気開放し、前記インク供給管内のインクを前記インクカートリッジ内に回収することを特徴とする。
請求項3に記載の印刷装置によれば、大気開放手段を電気的に制御するので、操作者に負荷を強いることなく安全にバルブによってインクの流路を大気開放することができ、バルブとインクカートリッジとの水頭差を広げ、インク供給管内のインクをインクカートリッジ内に回収することができる。
請求項4に記載の印刷装置では、請求項3に記載の構成に加えて、前記大気開放手段の開閉位置と前記インクカートリッジ内とのインク水頭差は、前記インクカートリッジのノズル面から20mm以上であることを特徴とする。
請求項4に記載の印刷装置によれば、大気開放手段の開閉位置とインクカートリッジ内とのインク水頭差は、前記インクカートリッジのノズル面から20mmあるので、大気開放することにより、確実にインク供給手段内のインクをインクカートリッジ内に回収することができる。
請求項5に記載の印刷装置では、請求項3または4に記載の構成に加えて、前記大気開放制御手段は、前記大気開放状態に切換えてから所定の時間が経過した後、前記大気遮断状態に切換えることを特徴とする。
請求項5に記載の印刷装置によれば、大気開放状態に切換えてから所定の時間が経過した後、大気遮断状態に切換えるので、インク供給管内のインクの流路が大気開放されたままの状態になることを確実に防ぐことができる。
請求項6に記載の印刷装置では、請求項3ないし5のいずれか一に記載の構成に加えて、前記大気開放手段の上流および下流には、異物を捕獲するためのフィルタを有することを特徴とする。
請求項6に記載の印刷装置によれば、インク回収、再吸引の際に、確実に異物を捕獲することができ、良好な印刷を可能とする。
請求項7に記載の印刷装置では、請求項1ないし6のいずれか一に記載の構成に加えて、前記メンテナンス手段の動作を制御するメンテナンス制御手段を更に備え、前記メンテナンス制御手段は、前記大気開放手段がインク供給管を大気遮断状態にしている時に、前記メンテナンス手段のキャップで前記記録ヘッドを覆い、インクの流路内のインクを吸引することによって排出させることを特徴とする。
請求項7に記載の印刷装置によれば、回収したインクを再び流路内に戻すので、不必要にインクを廃棄することなく利用することができる。
請求項8に記載の印刷装置では、請求項7に記載の構成に加えて、前記メンテナンス制御手段は、前記インクカートリッジ内に回収されたインクを前記インク供給管を介して記録ヘッドへ再導入する場合には、インクが全く導入されていない初期導入時とは異なるインク量を吸引することを特徴とする。
請求項8に記載の印刷装置によれば、インク再導入時はインク初期導入時と異なり記録ヘッドやインク供給管内部にインクが残っており、またインク供給管の内面の流路抵抗も異なる。よってインク再導入時にはメンテナンス制御手段が適切な吸引量だけインクを吸引することにより、インクを不必要に廃棄することなくインクを導入することができる。また、インクカートリッジを洗浄液が入った洗浄用カートリッジに交換した後、インク供給管や記録ヘッドを洗浄する際にも、適切な吸引量で洗浄液を吸引することができ、印刷装置の状態を良好に保つことが可能である。
請求項9に記載の印刷装置では、請求項1ないし8のいずれか一に記載の構成に加えて、印刷装置前記記録ヘッドから吐出されるインクは白インクであることを特徴とする。
請求項9に記載の印刷装置によれば、通常のインクに比べて沈降しやすい白インクを用いた場合でも、確実に白インクを回収するので、不必要に廃棄することなく白インクを再利用することができる。
請求項10に記載の印刷装置では、請求項1ないし9のいずれか一に記載の構成に加えて、前記インク収納手段を上下に移動せしめる移動手段を更に備え、前記大気開放手段と前記インクカートリッジとの水頭差をより大きく確保することを特徴とする。
請求項10に記載の印刷装置によれば、インク収納手段を上下に移動するので、水頭差をより大きく確保することにより、より一層確実にインクの回収を行うことができる。
請求項11に記載の印刷装置では、請求項10に記載の構成において、前記大気開放制御手段は、前記大気開放手段を大気開放状態に切換えることにより前記インク供給管内のインクが前記インクカートリッジ内に回収された後、前記大気開放手段を大気遮断状態に切換え、前記メンテナンス制御手段は、前記インクの回収後に前記大気開放手段が大気遮断状態のときに、前記メンテナンス手段により前記インクカートリッジからインクを再度吸引し、前記記録ヘッドおよび前記インク供給管内のインクを再利用することを特徴とする。
請求項11に記載の印刷装置によれば、大気開放手段によってインクの流路を大気開放することで、大気開放手段とインクカートリッジとの水頭差を広げ、インク供給管内のインクをインクカートリッジ内に回収することができる。その後、インクを再度インク供給管を介して記録ヘッド側に導入することで、従来のように不必要に廃棄することなくインクを再利用用することができる。このような動作を容易に確実に実行することができる。
請求項12に記載の印刷装置では、請求項11に記載の構成に加えて、前記大気開放制御手段およびメンテナンス制御手段は、前記大気開放手段による大気開放状態と大気遮断状態の切換動作と、前記メンテナンス制御手段による吸引動作とを繰り返し、前記記録ヘッドならびに前記インク供給管、内のインクを撹拌することを特徴とする。
請求項12に記載の印刷装置によれば、インクの回収と吸引を繰り返し実施することで、インク供給管内でインクを行ったり来たりさせて揺動させることにより、記録ヘッドやインク供給系内部のインクを攪拌することができる。沈降が生じ易いインクとしては、水系白インクが挙げられる。白インクは粒子径の大きい白色顔料を水に分散したインクである場合、他の色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のインクよりも沈降しやすい特徴がある。このような白インクや、その他の固形成分の多いインクは濃度勾配が発生し、沈降しやすいので、インクを必要に応じて撹拌する必要がある。インクタンクの内のインクについては、インクタンクを振動装置や作業者により振動させればインクの顔料の沈降は解消できる。しかし、インク供給管に残っているインクについては顔料の沈降を解消することが難しい。そこで、本発明は、インク供給管内のインクとインクカートリッジのインクとの水頭差を広げるので、インク供給管内のインクの沈降が解消されることになる。
請求項13に記載の印刷装置では、請求項12に記載の構成に加えて、前記インク収納手段を上下に移動せしめる移動手段と、前記移動手段の動作を制御する移動制御手段とを更に備え、前記移動制御手段は、前記大気開放手段による大気開放状態と大気遮断状態の切換動作と、前記メンテナンス制御手段による吸引動作に応じて前記移動手段を適宜の位置に移動せしめることを特徴とする。
請求項13に記載の印刷装置によれば、白インクの撹拌動作に合わせてインク収納手段を上下に移動させるので、より一層確実にインクの撹拌を行うことができる。
本発明によれば、インク供給管に配置した大気開放手段により、インク供給管の内部を大気開放状態と大気遮断状態との間で切換可能としたので、インク供給管のインクの流路を大気開放することで、大気開放手段とインクカートリッジとの水頭差を広げ、インク供給管内のインクを確実にインクカートリッジ内に回収することができる。また、流路を取り外したり分岐させる必要がないので、インクはインク供給管内部に未使用のまま残ることなく回収され、再利用させることができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。まず、図1ないし図6を参照して、本実施の形態の印刷装置としてのインクジェットプリンタ1について説明する。具体的には布帛にインクジェット方式で印刷を行う布帛印刷装置である。図1は、インクジェットプリンタ1の平面図であり、図2は、インクジェットプリンタ1の正面図であり、図3は、大気開放バルブを示す正面図、図4は、大気開放バルブによってインクを回収する原理を説明する図、図5は、電気的構成を示すブロック図、図6はインクジェットプリンタ1の全体の処理の流れを示すフローチャートである。
本実施の形態では、インクジェットプリンタ1は、インクを噴射するノズル面を具備する第一の記録ヘッドとしての第一インクジェットヘッド21および第二の記録ヘッドとしての第二インクジェットヘッド22にインクを供給して、被記録媒体へ印刷を行う周知のインクジェットプリンタである。被記録媒体としてTシャツ等の布帛を扱い、入力された画像情報等に基づいてTシャツ等の布帛への印刷を行う。図1および図2に示すように、インクジェットプリンタ1は平面板状のベース2を下面に備え、本体カバー10が設けられている。
本実施形態におけるインクジェットプリンタ1の記録機構は、周知のインクジェット式記録機構であり、第一インクジェットヘッド21を搭載したキャリッジ13の移動を、インクジェットプリンタ1の左右方向に案内するためのガイドレール11が架設されている。このガイドレール11の右端付近に第一キャリッジモータ24(図5参照)が設けられ、左端付近にプーリが設けられ、その間にキャリッジベルトが架設されている。このキャリッジベルトはキャリッジ13の背面に固定されており、第一キャリッジモータ24の駆動によって、同じく背面に設けられた係合部に係合されたガイドレール11に沿って、キャリッジが往復移動されるようになっている。なお、ガイドレール11の右または左の端部の何れかに第一インクジェットヘッド21のメンテナンス行う図示しないメンテナンス手段としてのキャッピング機構、ワイプ機構、および、パージ機構が設けられている。
また、図1および図2に示すように、本体カバー10の側面の右端部には白色のインクの第一インクカートリッジ31が第一インク収納手段31aに収納されている。この第一インクカートリッジ31と前記第一インクジェットヘッド21との間には、インク供給管としてのインク供給チューブ34が設けられており、第一インクカートリッジ31内の白インクを第一インクジェットヘッド21に供給している。
インク供給チューブ34は、可撓性のチューブであり、キャリッジ13がガイドレール11の右端と左端の間を移動する際に、このキャリッジ13に追従して第一インクジェットヘッド21への白インクの供給を行う。そのため、ガイドレール11よりも長く形成されている。このように長く形成されたインク供給チューブ34を、キャリッジ13の移動に円滑に追従させるため、本実施形態においては、第一アーム36を備えている。
第一アーム36は、本体カバー10内に設けられた支点36aを中心に回動する後アーム部と、この後アーム部に設けられた支点36bを中心に回動し、キャリッジ13に支点36cにより連結された前アーム部とを備えている。第一アーム36は、キャリッジ13の移動に伴って回動する。
また、本実施形態のインクジェットプリンタ1においては、ガイドレール11と平行に第二の記録ヘッドとしての第二インクジェットヘッド22を搭載したキャリッジ14の移動を案内するためのガイドレール12が架設されている。図2に示すように、ガイドレール12は、本体カバー10の高さ方向において、ガイドレール11よりも高い位置に設けられている。
このガイドレール12の左端付近に第二キャリッジモータ25(図5参照)が設けられ、右端付近にプーリが設けられ、その間にキャリッジベルトが架設されている。このキャリッジベルトはキャリッジ14の背面に固定されており、第二キャリッジモータ25の駆動によって、同じく背面に設けられた係合部に係合されたガイドレール12に沿って、キャリッジ14が往復移動されるようになっている。なお、ガイドレール12の右または左の端部の何れかに第二インクジェットヘッド21のメンテナンス行う図示しないメンテナンス手段としてのキャッピング機構、ワイプ機構及びパージ機構が設けられている。
さらに、図1および図2に示すように、本体カバー10の側面の左端部には、CMYKの各色のインクの第二インクカートリッジ32が第二インク収納手段に収納されている。この第二インクカートリッジ32と第二インクジェットヘッド22との間には、インク供給管としてのインク供給チューブ35が設けられており、第二インクカートリッジ32内のCMYKの各色のインクを第二インクジェットヘッド22に供給している。
本実施の形態では、第一インクジェットヘッド21は白インク専用のインクジェットヘッドであり、第二インクジェットヘッド22は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(K)のインクを吐出するインクジェットヘッドである。
インク供給チューブ35は、可撓性のチューブであり、キャリッジ14がガイドレール12の左端と右端の間を移動する際に、このキャリッジ14に追従して第二インクジェットヘッド22へのCMYKの各色インクの供給を行う。そのため、ガイドレール12よりも長く形成されている。このように長く形成されたインク供給チューブ34を、キャリッジ14の移動に円滑に追従させるため、本実施形態においては、第二アーム37を備えている。
第二アーム37は、本体カバー10内に設けられた支点37aを中心に回動する後アーム部と、この後アーム部に設けられた支点37bを中心に回動し、キャリッジ14に支点37cにより連結された前アーム部とを備えている。第二アーム37は、キャリッジ14の移動に伴って回動する。
なお、本実施の形態では、インクジェットプリンタ1の左右方向(図1における左右方向)が第一インクジェットヘッド21及び第二インクジェットヘッド22の主走査方向となる。
また、ベース2には、インクジェットプリンタ1の前後方向(図1においては下方向がインクジェットプリンタ1の前方向に相当し、上方向がインクジェットプリンタ1の後方向に相当する)に被記録媒体を保持するプラテン5の移動を案内するための送り機構7が設けられている。この送り機構7は、図示しないガイドレールと、当該ガイドレールの後端部(図1における上側の端部)に設けられたステッピングモータ等のプラテン搬送モータ40(図4参照)から構成されており、プラテン搬送モータ40の駆動により、プラテン5が、図1における上下方向に送り機構7のガイドレールに沿って往復移動する。
また、プラテン5は、平面視五角形に形成され、詳細には、長方形状の板体の操作者に対向する側の短辺の中央が突出した形状の五角形であり、その上面に、例えばTシャツなどの布帛からなる被記録媒体を水平に載置するのに適した形状となっている。尚、このプラテン5には、複数の種類があり被記録媒体であるTシャツ等のサイズや形状により使用するプラテン5の種類が決定される。
また、図1及び図2に示すように、インクジェットプリンタ1の前面の右端部には、インクジェットプリンタ1の操作を行うための操作パネル28が設けられている。この操作パネル28には、印刷を指示する印刷ボタン29、および、各種の表示を行うLCDから構成されたディスプレイ30が設けられている。
次に、図3を参照して、本実施形態における大気開放手段について説明する。本実施形態のインクジェットプリンタ1においては、白インク用の第一インクジェットヘッド21と白インクを収容した第一インクカートリッジ31とを連結するインク供給管としてのインク供給チューブ34には、図3に示すように、大気開放手段としての大気開放バルブ44が取り付けられている。大気開放バルブ44は、電磁バルブから構成され、電気信号に応じて、インク供給チューブ34の内部を大気開放状態または大気遮断状態に切り換える。第一インクジェットヘッド21がメンテナンス手段のキャップに覆われている時に、大気開放バルブ44によりインク供給チューブ34の内部を大気開放状態にすると、インク供給チューブ34内のインクが、第一インクカートリッジ31に回収される。
この原理を、図4を用いて説明する。図4(A)に示すように、第一インクジェットヘッド21がメンテナンス手段のキャップに覆われている時に、大気開放バルブ44によりインク供給チューブ34の内部が大気遮断状態となっている場合には、第一インクジェットヘッド21のノズル面と、第一インクカートリッジ31のインク供給位置との水頭差は小さいため、インクは回収されない。
しかし、図4(B)に示すように、第一インクジェットヘッド21がキャップに覆われている時に、大気開放バルブ44によりインク供給チューブ34の内部が大気開放状態とされた場合には、第一インクジェットヘッド21のノズル面と、第一インクカートリッジ31のインク供給位置との水頭差は大きくなり、インク供給チューブ34内のインクは第一インクカートリッジ31に回収される。本実施形態では、大気開放バルブ44を適宜のタイミングで制御して、インクの回収処理等を行っている。このインクの回収処理等については、フローチャートを用いて後ほど詳述する。
また、本実施形態においては、大気開放バルブ44の開閉位置と、第一インクカートリッジ31とのインク水頭差は、第一インクカートリッジ31のノズル面から、100mmに設定されている。従って、大気開放バルブ44によりインク供給チューブ34内が大気開放状態に切り換えられた場合には、大きなインク水頭差が得られ、確実にインクを回収できる。但し、本発明はこの例に限定されるものではなく、大気開放バルブ44の開閉位置と、第一インクカートリッジ31とのインク水頭差は、第一インクカートリッジ31のノズル面から、20mm以上あればよい。
また、本実施形態においては、大気開放バルブ44の上流側、すなわち、第一インクカートリッジ31側には図4(A)、(B)に点線で示すフィルタ51bが設けられている。さらに、大気開放バルブ44の下流側、すなわち、第一インクジェットヘッド21側には図4(A)、(B)に点線で示すフィルタ51aが設けられている。これらのフィルタ51a、51bにより、インク回収を行った際にインク内に含まれる異物を確実に捕獲することができる。
(インクジェットプリンタ1の電気的な構成)
次に、図5を参照して、インクジェットプリンタ1の電気的な構成について説明する。図5に示すように、インクジェットプリンタ1の制御部100には、インクジェットプリンタ1全体の制御を司るCPU110が設けられ、CPU110には、バス115を介して、CPU110が実行する各種の制御プログラム等を記憶したROM120と、データを一時的に記憶するRAM130とが接続されている。
また、CPU110には、バス115を介して、通信処理部150が接続されており、USB、あるいは、パラレル等のケーブル160を介して、パーソナルコンピュータ170と接続されている。さらに、CPU110には、インクジェットプリンタ1の印刷制御を行う印刷制御部140がバス115を介して接続されている。
印刷制御部140には、第一インクジェットヘッド21の各チャンネルに設けられた圧電アクチュエータ、および、第二インクジェットヘッド22の各チャンネルに設けられた圧電アクチュエータを駆動させるための記録ヘッド駆動制御部141が設けられている。また、印刷制御部140には、第一キャリッジモータ24と第二キャリッジモータ25を駆動させるためのヘッド搬送制御部142と、プラテン搬送モータ40を駆動させるためのプラテン搬送モータ駆動部143とが設けられている。
さらに、印刷制御部140には、操作パネル28上に設けられた印刷開始キー29a、キャンセルキー29b、メンテナンスキー29c、および、カートリッジ挿入センサー43からの信号を入力するセンサ入力部144と、大気開放バルブ44を制御する大気開放制御手段としての大気開放制御部145と、操作パネル28上に設けられたデータランプ30a、エラーランプ30b、および、ディスプレイ30を制御する表示制御部145とが設けられている。
また、本実施形態においては、ガイドレール11およびガイドレール12の右または左の端部の何れかに、第一インクジェットヘッド21および第二インクジェットヘッド22のメンテナンス行う第一および第二のメンテナンス機構が設けられているが、この第一および第二のメンテナンス機構には、第一メンテナンスモータ41と第二メンテナンスモータ42が設けられている。そして、印刷制御部140には、この第一メンテナンスモータ41と第二メンテナンスモータ42をそれぞれ制御する第一メンテナンス制御部146と第二メンテナンス制御部147とが設けられている。
(全体の処理の流れ)
次に、図6のフローチャートを参照して、本実施形態のインクジェットプリンタ1における全体の処理の流れについて説明する。
まず、図示しない電源スイッチにより電源がオンされると(ステップS1)、初期化を行い、初期化が成功したかどうかを判断する(ステップS2)。この初期化処理としては、第一インクジェットヘッド21および第二インクジェットヘッド22のノズルのメニスカスを整えるためのフラッシング処理がある。初期化が成功しなかった場合には(ステップS2:No)、警告音を出力すると共に、エラーランプ30bを点灯させて警告表示を行う(ステップS11)。
次に、操作パネル28により、「印刷」、「インク回収」、「ヘッドクリーニング」以外のメニューが選択されたかどうかを判断する(ステップS12)。「印刷」、「インク回収」、「ヘッドクリーニング」以外のメニューが選択された場合には(ステップS12:Yes)、対応する処理を実行した後(ステップS13)、メニュー選択待機状態となる。
一方、「印刷」、「インク回収」、「ヘッドクリーニング」以外のメニューが選択されず(ステップS12:No)、電源スイッチにより電源がオフされると(ステップS14:Yes)、処理を終了する。
また、初期化が成功した場合には(ステップS2:Yes)、メニュー選択待機状態となり、選択されたメニューに応じた各処理を行うことになる。まず、印刷開始キー29aが押下されたかどうかを判断し(ステップS3)、印刷開始キー29aが押下された場合には(ステップS3:Yes)、印刷データがあるかどうかを判断する(ステップS4)。印刷データがない場合には(ステップS6:No)、メニュー選択待機状態に戻る。一方、印刷データがある場合には(ステップS4:Yes)、印刷を実行して(ステップS5)、メニュー選択待機状態に戻る。
次に、印刷開始キー29aが押下されず(ステップS3:No)、メニュー画面からインク回収が選択されたかどうかを判断する(ステップS7)。メニュー画面からインク回収が選択された場合には(ステップS7:Yes)、インク供給チューブ34内のインクを第一インクカートリッジ31に回収し(ステップS8)、メニュー選択待機状態に戻る。なお、このインク回収処理の詳細については後述する。
次に、メニュー画面からインク回収が選択されず(ステップS7:No)、メニュー画面からヘッドクリーニングが選択されたかどうかを判断する(ステップS9)。ヘッドクリーニングが選択された場合には(ステップS9:Yes)、第一インクカートリッジ31に一旦回収したインクを、インク供給チューブ34ないに再導入し(ステップS10)、メニュー選択待機状態に戻る。なお、このインク再導入処理の詳細については後述する。
(インク回収処理)
次に、図7および図8を参照して、本実施形態のインクジェットプリンタ1におけるインク回収処理の流れについて説明する。
図7(A)に示すように、操作パネル28には、選択可能なメニューが表示されるディスプレイ30と、印刷開始キー29aと、キャンセルキー29bと、メンテナンスキー29cと、アップキー29dと、ダウンキー29eと、OKキー29fが備えられている。メンテナンスキー29cを押下すると、図7(A)に示す状態となり、ディスプレイ30には、"Head Cleaning"、"Test Print"、"Ink Unloading"というメニューが表示される。この時、選択箇所である"Head Cleaning"上のカーソルの色が背景色と異なるように表示される。この状態から、アップキー29dとダウンキー29eを操作することにより、カーソルが上下に移動し、所望の処理を選択可能となっている。例えば、図7(A)に示す状態から、ダウンキー29eを2回押下すると、図7(B)に示すように"Ink Unloading"上にカーソルが移動する。この状態でOKキー29fを押下すると、インク回収処理が開始される。次に、図8のフローチャートに基づいて、インク回収処理について説明する。
まず、カートリッジ挿入センサ43により、第一インクカートリッジ31が所定の位置に挿入されているか等、エラーの有無が判断される(ステップS20)。エラーがある場合、例えば、第一インクカートリッジ31が所定の位置に挿入されていない場合には(ステップS20:No)、エラーランプ30bを点灯してインク回収処理の実行が不可であることを示すと共に、エラー音を出力して(ステップS27)、処理を終了する。
次に、エラーがない場合には(ステップS20:Yes)、「インクを回収します」というメッセージをディスプレイ30に表示する(ステップS21)。そして、大気開放バルブ44によりインク供給チューブ34内を大気開放状態に切り換える。大気開放バルブ44が大気開放状態になると(ステップS22:Yes)、「回収中です」というメッセージをディスプレイ30に表示する(ステップS23)。その後は、インク供給チューブ34内のインクを全て回収可能するのに十分な予め設定した時間が経過するか否かを判断し(ステップS24)、設定時間が経過したら(ステップS24:Yes)、大気開放バルブ44によりインク供給チューブ34内を大気遮断状態に切り換える(ステップS25)。このように、設定時間経過後にインク供給チューブ34内を大気遮断状態に切り換えるので、インク供給チューブ34内が大気開放状態のままとなって残留インクが乾燥してしまうことを確実に防止することができる。
そして、「完了しました」というメッセージをディスプレイ30に表示すると共に、完了したことを示す音を出力して(ステップS26)、インク回収処理を終了する。
以上のような処理の結果、インク供給チューブ34内のインクをインク水頭差を利用して確実に第一インクカートリッジ31内に回収することができる。回収した後は、第一インクカートリッジ31を取り外して振動を与えることにより、内部を十分に攪拌することができる。その攪拌済みのインクを再度にプリンタ内部に挿入することにより、不必要に白インクを廃棄することなく白インクを使うことができる。また、インク流路を取り外したり、分岐させたりする必要がないので、インク供給チューブ34内のインクが未使用のまま残ることなく回収され、確実に再利用されることができる。
(インク再導入処理)
次に、図9および図10を参照して、本実施形態のインクジェットプリンタ1におけるインク再導入処理の流れについて説明する。
図7(B)に示す状態から、さらにダウンキー29eを押下すると、図9(A)に示すように画面がスクロールして"Ink Reloading"上にカーソルが移動する。この状態でOKキー29fを押下すると、図9(B)に示すようなサブメニュー表示となり、細かな処理内容を選択することができる。図9(B)に示すように"Ink"上にカーソルがある状態でOKキー29fを押下すると、インク再導入処理が開始される。次に、図10のフローチャートに基づいて、インク再導入処理について説明する。
まず、カートリッジ挿入センサ43により、第一インクカートリッジ31が所定の位置に挿入されているか等、エラーの有無が判断される(ステップS30)。エラーがある場合、例えば、第一インクカートリッジ31が所定の位置に挿入されていない場合には(ステップS30:No)、エラーランプ30bを点灯してインク再導入処理の実行が不可であることを示すと共に、エラー音を出力して(ステップS38)、処理を終了する。
次に、エラーがない場合には(ステップS30:Yes)、「カートリッジをよく振ってください」というメッセージをディスプレイ30に表示する(ステップS31)。そして、第一インクカートリッジ31が再び所定の位置に挿入されたかどうかを判断し(ステップS32)、第一インクカートリッジ31が所定の位置に挿入された場合には(ステップS32:Yes)、「再導入中」というメッセージをディスプレイ30に表示すると共に、インクの吸引を開始する(ステップS33)。具体的には、第一インクジェットヘッド21を所定のメンテナンス位置に移動させ、第一インクジェットヘッド21のノズル面をキャップ45で覆った状態で、インクの吸引が行われる。
なお、このインクの再導入時においては、インクが全く導入されていない初期導入時よりも少ない量のインクを吸引するようになっている。インク再導入時においては、インク初期導入時と異なり、第一インクジェットヘッド21やインク供給チューブ34内部にインクが残っており、またインク供給チューブ34の内面の流路抵抗も異なる。従って、インク再導入時にはメンテナンス機構が適切な吸引量だけインクを吸引することにより、インクを不必要に廃棄することなくインクを導入することができる。
具体的には、第一メンテナンスモータ41が初期導入時よりも少ない所定の回転数に達したか否かを判断し(ステップS34)、所定の回転数に達したら(ステップS34:Yes)、インクの吸引を停止し、ノズル面を覆っていたキャップを開放する(ステップS35)。次に、ノズル面のワイプを行い、フラッシングを行って、キャップを閉鎖する(ステップS36)。そして、「スタンバイ」のメッセージをディスプレイ30に表示すると共に、完了したことを示す音を出力して(ステップS37)、インク再導入処理を終了する。
以上のような処理の結果、一旦回収したインクを再利用することができ、廃インクの発生を抑えてコストの低減を図ることができる。
(洗浄処理およびインク再導入処理)
次に、図11および図12を参照して、本実施形態のインクジェットプリンタ1におけるインク再導入処理に洗浄処理をプラスした処理の流れについて説明する。
図7(B)に示す状態から、さらにダウンキー29eを押下すると、図11(A)に示すように画面がスクロールして"Ink Reloading"上にカーソルが移動する。ここまでは、上述したインク再導入処理と同様である。この状態でOKキー29fを押下すると、図9(B)に示すようなサブメニュー表示となり、さらにダウンキー29eを押下すると、図11(B)に示すように"Flush + Ink "上にカーソルがある状態となり、この状態でOKキー29fを押下すると、インク再導入処理に洗浄処理をプラスした処理が開始される。この処理を図12のフローチャートに基づいて説明する。
まず、カートリッジ挿入センサ43により、第一インクカートリッジ31が所定の位置に挿入されているか等、エラーの有無が判断される(ステップS40)。エラーがある場合、例えば、第一インクカートリッジ31が所定の位置に挿入されていない場合には(ステップS40:No)、エラーランプ30bを点灯してインク再導入及び洗浄処理の実行が不可であることを示すと共に、エラー音を出力して(ステップS52)、処理を終了する。
次に、エラーがない場合には(ステップS40:Yes)、「洗浄液カートリッジを挿入」というメッセージをディスプレイ30に表示する(ステップS41)。そして、第一インクカートリッジ31の代わりに洗浄液カートリッジが所定の位置に挿入されたかどうかを判断し(ステップS42)、洗浄液カートリッジが所定の位置に挿入された場合には(ステップS42:Yes)、「再導入中」というメッセージをディスプレイ30に表示すると共に、インクの吸引を開始する(ステップS43)。具体的には、第一インクジェットヘッド21を所定のメンテナンス位置に移動させ、第一インクジェットヘッド21のノズル面をキャップ45で覆った状態で、洗浄液の吸引が行われる。
なお、この洗浄液の導入時においては、上述したインクの再導入時と同様に、インクが全く導入されていない初期導入時よりも少ない量の吸引を行うようになっている。インク再導入時においては、インク初期導入時と異なり、第一インクジェットヘッド21やインク供給チューブ34内部にインクが残っており、またインク供給チューブ34の内面の流路抵抗も異なる。従って、洗浄液の導入時においても、メンテナンス機構が適切な吸引量だけ洗浄液を吸引することにより、インクジェットプリンタ1の状態を良好に保つことが可能である。
具体的には、第一メンテナンスモータ41が初期導入時よりも少ない所定の回転数に達したか否かを判断し(ステップS44)、所定の回転数に達したら(ステップS44:Yes)、洗浄液の吸引を停止し、「白インクを挿入」というメッセージをディスプレイ30に表示する(ステップS45)。
そして、第一インクカートリッジ31が所定の位置に挿入されたかどうかを判断し(ステップS46)、第一インクカートリッジ31が所定の位置に挿入された場合には(ステップS46:Yes)、「再導入中」というメッセージをディスプレイ30に表示すると共に、インクの吸引を開始する(ステップS47)。具体的には、第一インクジェットヘッド21を所定のメンテナンス位置に移動させ、第一インクジェットヘッド21のノズル面をキャップ45で覆った状態で、インクの吸引が行われる。
なお、このインク導入時においても、インクが全く導入されていない初期導入時よりも少ない量の吸引を行うようになっている。具体的には、第一メンテナンスモータ41が初期導入時よりも少ない所定の回転数に達したか否かを判断し(ステップS48)、所定の回転数に達したら(ステップS48:Yes)、洗浄液の吸引を停止し、ノズル面を覆っていたキャップを開放する(ステップS49)。次に、ノズル面のワイプを行い、フラッシングを行って、キャップを閉鎖する(ステップS50)。そして、「スタンバイ」のメッセージをディスプレイ30に表示すると共に、完了したことを示す音を出力して(ステップS51)、洗浄処理とインク再導入処理を終了する。
以上のような処理の結果、インク供給チューブ34内に蓄積した顔料等を確実に洗浄した後に、一旦回収したインクを再利用することができるので、顔料の沈降がない状態でインクジェットプリンタを使用することができる。
(インク攪拌処理)
次に、図13および図14を参照して、本実施形態のインクジェットプリンタ1におけるインク再導入処理とインク回収処理、さらには洗浄処理後のインク再導入処理を繰り返すことにより、インク供給チューブ34内のインクを攪拌する処理について説明する。
図7(B)に示す状態から、さらにダウンキー29eを押下すると、図13(A)に示すように画面がスクロールして"Ink Reloading"上にカーソルが移動する。ここまでは、上述したインク再導入処理等と同様である。この状態でOKキー29fを押下すると、図9(B)に示すようなサブメニュー表示となり、さらにダウンキー29eを2回押下すると、図13(B)に示すように"Mixing"上にカーソルがある状態となり、この状態でOKキー29fを押下すると、インク攪拌処理が開始される。この処理を図14のフローチャートに基づいて説明する。
まず、エラーの有無が判断される(ステップS60)。エラーがある場合には(ステップS60:No)、エラーランプ30bを点灯してインク再導入及び洗浄処理の実行が不可であることを示すと共に、エラー音を出力して(ステップS73)、処理を終了する。
次に、エラーがない場合には(ステップS60:Yes)、カートリッジ挿入センサ43により、第一インクカートリッジ31が所定の位置に挿入されているかどうかが判断される(ステップS61)。第一インクカートリッジ31が所定の位置に挿入されている場合には(ステップS61:Yes)、「再導入中」というメッセージをディスプレイ30に表示すると共に、インクの吸引を開始する(ステップS62)。具体的には、第一インクジェットヘッド21を所定のメンテナンス位置に移動させ、第一インクジェットヘッド21のノズル面をキャップ45で覆った状態で、インクの吸引が行われる。
このインクの導入時においては、上述したようにインクが全く導入されていない初期導入時よりも少ない、適切な吸引量だけインクを吸引することにより、インクジェットプリンタ1の状態を良好に保つ。
具体的には、第一メンテナンスモータ41が初期導入時よりも少ない所定の回転数に達したか否かを判断し(ステップS63)、所定の回転数に達したら(ステップS63:Yes)、インクの吸引を停止する。ここまでの処理で、一旦回収したインクの再導入処理が終了する。
しかし、このモードでは、この後にさらにもう一度インクの回収を行う。具体的には、「インクを回収します」というメッセージをディスプレイ30に表示する(ステップS64)。そして、大気開放バルブ44によりインク供給チューブ34内を大気開放状態に切り換える(ステップS65)。大気開放バルブ44が大気開放状態になると、「回収中です」というメッセージをディスプレイ30に表示する(ステップS60)。その後は、インク供給チューブ34内のインクを全て回収可能するのに十分な予め設定した時間が経過するか否かを判断し(ステップS67)、設定時間が経過したら(ステップS67:Yes)、大気開放バルブ44によりインク供給チューブ34内を大気遮断状態に切り換える(ステップS68)。ここまでの処理により、インクの再回収が終了することになる。
しかし、このモードでは、上述したインクの再導入処理とインクの再回収処理を、通常3回繰り返すように設定されおり、この所定回数が終了したかどうかが判断される(ステップS69)。なお、この所定回数は3回に限られるものではなく、それ以上実施してもよい。再導入後の再回収が所定回数終了していない場合には(ステップS69:No)、上述したステップS61〜S69の処理を繰り返す。そして、所定回数終了した場合には(ステップS69:Yes)、図12に示すステップS40〜S48の洗浄処理及び再導入処理を行う(ステップS70)。
洗浄処理及び再導入処理が終了したら、ノズル面のワイプを行い、フラッシングを行って、キャップを閉鎖する(ステップS71)。そして、「スタンバイ」のメッセージをディスプレイ30に表示すると共に、完了したことを示す音を出力して(ステップS72)、インクの攪拌処理を終了する。
以上のように、インクの再導入と再回収を繰り返し実施することで、インク供給チューブ34内において白インクを行ったり来たりさせることになり、第一インクジェットヘッド21やインク供給チューブ34内部の白インクを攪拌することができる。その結果、白インクの顔料の沈降がない状態でインクジェットプリンタを使用することができる。
(他の実施形態)
上述した例では、大気開放手段として、電磁バルブからなる大気開放バルブを用いた例について説明したが、本発明はこのような例に限定されるものではなく、手動バルブを大気開放バルブに適用することもできる。図15(A)は手動バルブ44aを第一インクジェットヘッド21の上部に設けた例である。図15(B)に示すように、手動バルブ44aには、手動にて回動可能なノブ44bが設けられている。図15(B)に示す状態では、ノブ44bの向きが、インク供給チューブ44とのジョイント部44cの流路方向に対して直角になっており、流路は大気遮断状態になっている。ノブ44bの向きを流路方向に沿うように動かすことにより、流路は大気開放状態となる。
この手動バルブ44aを用いてインク回収処理を行う場合には、ユーザーが手動で手動バルブ44aを回動させて流路を大気開放状態に切り換える。これにより、インク供給チューブ34内のインクは第一インクカートリッジ31内に回収されるので、所定時間経過後に、ユーザーが手動で手動バルブ44aを回動させて流路を大気遮断状態に切り換える。インクの再導入処理を行う場合には、手動バルブ44aが流路を大気遮断状態に切り換える位置にあることをユーザーが確認し、インクの吸引処理を行う。
この手動バルブ44aを用いることにより、余分な部品や電力を使わずにインクの回収とインクの再導入を行うことができる。
また、図16に示すように、第一インクカートリッジ31を収納するインク収納手段31aを上下に移動させる移動手段50を設けるようにしてもよい。図16に示す移動手段50は、手動式で、インク収納手段31aを図16(A)に示す通常使用位置と、図16(B)に示すインク回収位置に移動させるようになっている。つまり、通常の印刷動作を行う場合には、インク収納手段31aを図16(A)に示す通常使用位置にしておき、インク回収を行う場合には、図16(B)に示すインク回収位置まで移動させる。図16に示す例では、多段のアーム部材から構成されている。
このような移動手段50を設けることにより、インク回収処理を行う際に、インク水頭差を大きく広げることができ、インク回収速度を早めることができる。なお、移動手段50は、手動式に限られるものではなく、電動式等の制御可能な駆動方式にしてもよい。
また、上述した例では、白インク用のインク供給路側に大気開放手段、あるいは移動手段を設けた場合について説明したが、CMYK用のインク供給路側にも大気開放手段、あるいは移動手段を設けるようにしてもよい。
さらに、本発明の大気開放手段は、白インクにのみ有効なものではなく、固形成分が多く、沈降や濃度勾配の発生し易いインクに対して有効である。
本発明の印刷装置は、白インク等の沈降や濃度勾配が発生しやすいインク用の記録ヘッドを備え、筺体側に固定的に取り付けられたインク用のカートリッジから前記記録ヘッドにインクを供給する印刷装置に適用可能である。
本発明の一実施形態のインクジェットプリンタ1の平面図である。 図1のインクジェットプリンタ1の正面図である。 図1のインクジェットプリンタ1のインクジェットヘッドおよび大気開放バルブを示す正面図である。 (A)〜(B)は、本発明の大気開放バルブによるインク回収原理を説明する図である。 図1のインクジェットプリンタ1における電気的構成を示すブロック図である。 図1のインクジェットプリンタ1における全体の処理の流れを示すフローチャートである。 (A)〜(B)は、図1のインクジェットプリンタ1における操作パネル、および、インク回収処理を行う際の操作パネルの表示を示す図である。 図1のインクジェットプリンタ1におけるインク回収処理を示すフローチャートである。 (A)〜(B)は、図1のインクジェットプリンタ1におけるインク再導入処理を行う際の操作パネルの表示を示す図である。 図1のインクジェットプリンタ1におけるインク再導入処理を示すフローチャートである。 (A)〜(B)は、図1のインクジェットプリンタ1における洗浄およびインク再導入処理を行う際の操作パネルの表示を示す図である。 図1のインクジェットプリンタ1における洗浄およびインク再導入処理を示すフローチャートである。 (A)〜(B)は、図1のインクジェットプリンタ1におけるインク撹拌処理を行う際の操作パネルの表示を示す図である。 図1のインクジェットプリンタ1におけるインク撹拌処理を示すフローチャートである。 (A)〜(B)は、本発明の大気開放バルブの他の実施形態を示す図である。 (A)〜(B)は、図1のインクジェットプリンタ1における移動手段を示す図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
2 ベース
5 プラテン
7 送り機構
10 本体カバー
13 キャリッジ
14 キャリッジ
21 第一インクジェットヘッド
22 第二インクジェットヘッド
28 操作パネル
29a 印刷開始キー
29b キャンセルキー
29c メンテナンスキー
30 ディスプレイ
31 第一インクカートリッジ
31a 第一インク収納手段
32 第二インクカートリッジ
32a 第二インク収納手段
34 インク供給チューブ
35 インク供給チューブ
36 第一アーム
37 第二アーム
44 大気開放バルブ

Claims (13)

  1. 印刷データに応じてインクをノズルから吐出する記録ヘッドと、
    前記インクを格納するインクカートリッジと、
    前記インクカートリッジを保持するインク収納手段と、
    前記インクカートリッジから記録ヘッドにインクを供給するインク供給管と、
    前記記録ヘッドのメンテナンス位置にて、キャップにより前記記録ヘッドのノズルを覆い、前記記録ヘッドおよび前記インク供給管の中のインクを吸引してクリーニングを行うメンテナンス手段とを備えた印刷装置において、
    前記インク供給管に配置され、インク供給管の内部を大気開放状態と大気遮断状態との間で切換可能な大気開放手段と、
    を備えた印刷装置。
  2. 前記大気開放手段は、手動バルブであることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記大気開放手段は、電気駆動されるバルブであり、
    前記大気開放手段の開閉を制御する大気開放制御手段を更に備え、
    前記大気開放制御手段は、前記メンテナンス手段により前記記録ヘッドが前記キャップに覆われている時、前記大気開放手段を制御して前記インク供給管のインクの流路を大気開放し、前記インク供給管内のインクを前記インクカートリッジ内に回収することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 前記大気開放手段の開閉位置と前記インクカートリッジ内とのインク水頭差は、前記インクカートリッジのノズル面から20mm以上であることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記大気開放制御手段は、前記大気開放状態に切換えてから所定の時間が経過した後、前記大気遮断状態に切換えることを特徴とする請求項3または4に記載の印刷装置。
  6. 前記大気開放手段の上流および下流には、異物を捕獲するためのフィルタを有することを特徴とする請求項3ないし5のいずれか一に記載の印刷装置。
  7. 前記メンテナンス手段の動作を制御するメンテナンス制御手段を更に備え、
    前記メンテナンス制御手段は、前記大気開放手段がインク供給管を大気遮断状態にしている時に、前記メンテナンス手段のキャップで前記記録ヘッドを覆い、インクの流路内のインクを吸引することによって排出させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載の印刷装置。
  8. 前記メンテナンス制御手段は、前記インクカートリッジ内に回収されたインクを前記インク供給管を介して記録ヘッドへ再導入する場合には、インクが全く導入されていない初期導入時とは異なるインク量を吸引することを特徴とする、請求項7に記載の印刷装置。
  9. 前記記録ヘッドから吐出されるインクは白インクであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一に記載の印刷装置。
  10. 前記インク収納手段を上下に移動せしめる移動手段を更に備え、前記大気開放手段と前記インクカートリッジとの水頭差をより大きく確保することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一に記載の印刷装置。
  11. 前記大気開放制御手段は、前記大気開放手段を大気開放状態に切換えることにより前記インク供給管内のインクが前記インクカートリッジ内に回収された後、前記大気開放手段を大気遮断状態に切換え、
    前記メンテナンス制御手段は、前記インクの回収後に前記大気開放手段が大気遮断状態のときに、前記メンテナンス手段により前記インクカートリッジからインクを再度吸引し、前記記録ヘッドおよび前記インク供給管内のインクを再利用することを特徴とする請求項10に記載の印刷装置。
  12. 前記大気開放制御手段およびメンテナンス制御手段は、前記大気開放手段による大気開放状態と大気遮断状態の切換動作と、前記メンテナンス制御手段による吸引動作とを繰り返し、前記記録ヘッドならびに前記インク供給管、内のインクを撹拌することを特徴とする、請求項11に記載の印刷装置。
  13. 前記インク収納手段を上下に移動せしめる移動手段と、
    前記移動手段の動作を制御する移動制御手段とを更に備え、
    前記移動制御手段は、前記大気開放手段による大気開放状態と大気遮断状態の切換動作と、前記メンテナンス制御手段による吸引動作に応じて前記移動手段を適宜の位置に移動せしめることを特徴とする請求項12記載の印刷装置。
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