JP2009066849A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの使用状況により適切な液体吐出ヘッドの回復動作を行う。
【解決手段】プリンタにおいては、使用状況検出部において検出された使用状況に応じて回復動作決定部がフラッシング及びパージの設定を変更する。回復動作決定部は、電源の入切頻度が所定の頻度よりも高い場合には(S102:YES)、電源が入れられたときに回復動作が行われないように設定を変更する(S103)。また、所定期間の印刷枚数が、所定枚数よりも多い場合には(S108:YES)、回復周期が長くなるように設定を変更する(S109)。さらに、主にモノクロ印刷が行われている場合(S104:YES)、及び、主にカラー印刷が行われている場合(S106:YES)には、それぞれ、ブラックのインク及びカラーのインクの回復周期が所定量だけ長くなるように設定を変更する(S105、S107)。
【選択図】図6

Description

本発明は、ノズルから液体を吐出して画像を形成する画像形成装置及び画像形成システムに関する。
インクジェット印刷装置においては、吸引機構により吐出ノズル面を吸引(所謂パージ動作)してノズル内で増粘したインクを排出することで、常に良好なインク吐出機能を維持又は回復するようにしている。特許文献1に記載のものにおいては、ホストコンピュータから複数の記録ヘッドのうち任意のものを指定して維持又は回復を行うことができるようにしている。また、特許文献2に記載のものにおいては、複数の記録ヘッドのうち選択された記録ヘッドに対してのみ、それぞれに特有の初期吸引圧、吸引量、吸引間隔などの吸引条件で吸引回復を行なうようにしている。
特開平9−109421号公報(段落0037〜0044) 特開平7−68795号公報(段落0060)
通常のインクジェット印刷装置のように、予め決めた周期などで、維持又は回復動作を行うものでは、ユーザの使用状態において記録ヘッドの吐出性能に影響を及ぼす最悪の状態を想定して、維持又は回復動作を行うように設定されている。このため、ユーザの使用状態によっては、維持又は回復動作に際して必要以上にインクを消費してしまうことがある。
例えば、電源が切られている期間の長さは通常計測できないため、電源が入れられたときに、長期間不使用状態にあったことを想定して、回復動作を行うようにしている。しかし、頻繁に電源プラグを抜き差しする等して電源を入切するユーザにおいては、このように電源が入れられるごとに、回復動作を行うと、無駄にインクを消費してしまうことになる。
また、多数枚の用紙に印刷を頻繁に行う等、媒体の使用頻度によっても、インクの増粘の進行が異なり、媒体の使用頻度が低いユーザに合わせて回復動作を設定すると、使用頻度が高いユーザにとっては、無駄にインクを消費してしまうことになる。
さらに、複数の記録ヘッドを備えるものでは、ユーザが使わないインクも所定周期の維持又は回復によって消費してしまうため、特許文献1、2に記載されているように、ユーザが記録ヘッドを指定して維持又は回復動作を設定することで、あまり使っていないインクを必要以上に消費してしまうことを回避することが提案されている。しかし、特許文献1、2に記載のものにおいては、複数の記録ヘッドを指定して維持又は回復を行うため、ユーザが印刷結果を見て記録ヘッドごとに維持又は回復を行うかどうかを判断し、または印刷データに応じて設定を調整する必要があり、一般のユーザには困難なところがあった。
本発明の目的は、電源の入切頻度や、複数種類の液体を使用する場合において各液体の使用頻度、また媒体の使用頻度など、ユーザの使用状況に応じて、適切に液体の増粘を解消することが可能な画像形成装置及び画像形成システムを提供することにある。
本発明の画像形成装置は、液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段と、前記回復手段の動作を制御する制御手段と、ユーザの使用状況を検出する使用状況検出手段とを備えており、前記制御手段は、前記使用状況検出手段によって検出されたユーザの使用状況に応じて、前記回復手段を制御する(請求項1)。
液体吐出ヘッドにおいては、内部の液体の増粘により吐出性能が変動してしまうのを防止するため、回復手段により定期的に液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出する必要があるが、ユーザの使用状況に関わらず一律に液体の排出を行うと、必要以上に液体が排出される虞がある。しかしながら、本発明においては、使用状況検出手段によって検出されたユーザの使用状況に応じて、回復手段を制御することにより、吐出性能の維持または回復のために必要以上に液体が排出されてしまうのを防止することができる。
また、本発明の画像形成装置においては、前記使用状況検出手段には、電源の入切頻度を検出する検出手段が含まれており、前記制御手段は、前記電源の入切頻度が所定の頻度以下の場合には、前記電源が入れられたことにもとづいて、前記回復手段に前記液体吐出ヘッド内の液体の排出を行わせ、前記電源の入切の頻度が所定の頻度よりも高い場合には、前記電源が入れられたことにもとづいては、前記回復手段に前記液体吐出ヘッド内の液体の排出を行わせないように、前記回復手段を制御することが好ましい(請求項2)。
つまり、電源の入切頻度が低い場合には、電源が切られてから再び入れられるまでの期間が長いと考えられるので、電源が入れられたことにもとづいて回復動作を行って、その間に液体吐出ヘッド内で増粘した液体を排出する。一方、ユーザが頻繁に電源プラグを抜き差しする等して電源の入切を行っている場合には、電源が切られてから再び入れられるまでの期間が短いと考えられるので、その間の液体吐出ヘッド内の液体の増粘はそれほど大きくない。このため、電源が入れられたことにもとづいては、前記回復手段に前記液体吐出ヘッド内の液体の排出を行わせないようにすることにより、無駄な回復動作を省略して無駄な液体の排出を防止することができる。
又は、本発明の画像形成装置においては、前記使用状況検出手段には、前記画像を形成するためのデータにもとづいてユーザの使用状況を検出する検出手段が含まれており、前記制御手段は、前記データにもとづいて検出されたユーザの使用状況に応じて、前記回復手段を制御することが好ましい(請求項3)。これによると、画像を形成するためのデータにもとづいてユーザの使用状況が検出され、その使用状況に応じて、回復動作を過不足なく行うことができる。
又は、本発明の画像形成装置においては、前記液体吐出ヘッドは、複数種類の液体ごとにそれぞれ設けられ、前記使用状況検出手段には、前記複数種類の液体の使用頻度を検出する検出手段が含まれており、前記制御手段は、前記回復手段が所定の回復周期で前記各液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させるように、前記回復手段を制御しており、前記制御手段は、前記複数種類の液体のうち1つの液体の使用頻度が他の液体のそれよりも高いとき、該使用頻度が高い液体の吐出ヘッドに対する回復周期を、前記所定の回復周期よりも長くなるように制御することが好ましい(請求項4)。
これによると、液体吐出ヘッドが複数種類の液体毎に設けられている場合、使用頻度が高い液体においては、他の液体よりもよく動いているため液体の増粘が小さく、その液体吐出ヘッドを回復周期を通常よりも長くすることができ、回復動作によって液体吐出ヘッドから必要以上に液体が排出されるのを防止することができる。
又は、本発明の画像形成装置においては、前記使用状況検出手段には、前記液体吐出ヘッドからの液体を受ける媒体の使用頻度を検出する検出手段が含まれており、前記制御手段は、前記回復手段が所定の回復周期で前記各液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させるように、前記回復手段を制御しており、前記制御手段は、前記媒体の使用頻度が所定値よりも高いとき、前記所定の回復周期よりも回復周期が長くなるように制御することが好ましい(請求項5)。
つまり、媒体の使用頻度が所定値よりも高い場合、それが低い場合に比して液体がよく動いているため液体の増粘が小さく、回復周期を通常よりも長くすることができ、回復動作によって液体吐出ヘッドから必要以上に液体が排出されるのを防止することができる。
また、本発明の画像形成装置においては、液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段と、前記前記回復手段の動作を制御する制御手段と、ユーザの電源の入切頻度を入力する入力手段とを備えており、前記制御手段は、前記電源の入切頻度が所定の頻度以下の場合には、前記電源が入れられたことにもとづいて、前記回復手段に前記液体吐出ヘッド内の液体の排出を行わせ、前記電源の入切の頻度が所定の頻度よりも高い場合には、前記電源が入れられたことにもとづいては、前記回復手段に前記液体吐出ヘッド内の液体の排出を行わせないように、前記回復手段を制御する(請求項6)。
これによると、入力手段によりユーザの電源の入切頻度を入力することにより、電源が入れられたことにもとづいて回復動作を制御することができる。つまり、電源の入切頻度が低い場合には、電源が切られてから再び入れられるまでの期間が長いと考えられるので、電源が入れられたことにもとづいて回復動作を行って、その間に液体吐出ヘッド内で増粘した液体を排出する。一方、ユーザが頻繁に電源プラグを抜き差しする等して電源の入切を行っている場合には、電源が切られてから再び入れられるまでの期間が短いと考えられるので、その間の液体吐出ヘッド内の液体の増粘はそれほど大きくない。このため、電源が入れられたことにもとづいては、前記回復手段に前記液体吐出ヘッド内の液体の排出を行わせないようにすることにより、無駄な回復動作を省略して無駄な液体の排出を防止することができる。
また、本発明の画像形成装置においては、複数種類の液体ごとに設けられ、該液体を吐出して画像を形成する複数の液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段と、前記前記回復手段の動作を制御する制御手段と,前記複数種類の液体の相対的な使用頻度を入力する入力手段とを備えており、前記制御手段は、前記回復手段が所定の回復周期で前記各液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させるように、前記回復手段を制御しており、前記制御手段は、前記複数種類の液体の1つの液体の使用頻度が他の液体のそれよりも高いとき、該使用頻度が高い液体の吐出ヘッドに対する回復周期を、前記所定の回復周期よりも長くなるように制御する(請求項7)。
これによると、複数種類の液体毎に液体吐出ヘッドが設けられているものにおいて、入力手段により複数種類の液体の相対的な使用頻度を入力することにより、液体の種類ごとに回復動作を制御することができる。つまり、使用頻度が高い液体おいては、他の液体よりもよく動いているため液体の増粘が小さく、その液体吐出ヘッドを回復周期を通常よりも長くすることができ、回復動作によって液体吐出ヘッドから必要以上に液体が排出されるのを防止することができる。
また、本発明の画像形成装置においては、液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段と、前記前記回復手段の動作を制御する制御手段と、前記液体吐出ヘッドからの液体を受ける媒体の使用頻度を入力する入力手段とを備えており、前記制御手段は、前記回復手段が所定の回復周期で前記各液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させるように、前記回復手段を制御しており、前記制御手段は、前記媒体の使用頻度が所定値よりも高いとき、前記所定の回復周期よりも回復周期が長くなるように制御する(請求項8)。
これによると、入力手段により媒体の使用頻度を入力することにより、媒体の使用頻度にもとづいて回復動作を制御することができる。つまり、媒体の使用頻度が所定値よりも高い場合、それが低い場合に比して液体がよく動いているため液体の増粘が小さく、回復周期を通常よりも長くすることができ、回復動作によって液体吐出ヘッドから必要以上に液体が排出されるのを防止することができる。
本発明の画像形成システムは、液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、前記画像形成装置に接続されており、前記画像形成装置が前記画像を形成するためのデータを前記画像形成装置に送信する制御装置とを備えており、前記制御装置が、前記画像形成装置に対するユーザの使用状況を入力する入力手段を備え、その入力手段から入力されたユーザの使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記画像形成装置に送信する(請求項9)。
これによると、制御装置例えばパーソナルコンピュータからデータを画像形成装置に送信し、そのデータにもとづいて画像形成装置で液体を吐出して画像形成するシステムにおいて、制御装置で画像形成装置に対するユーザの使用状況を入力することにより、そのユーザの使用状況にもとづいて画像形成装置の回復動作を制御することができる。
また、本発明の画像形成システムは、液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、前記画像形成装置に接続されており、前記画像形成装置に画像を形成させるためのデータを前記画像形成装置に送信する制御装置とを備えており、前記制御装置が、前記画像形成装置に対するユーザの使用状況を検出する使用状況検出手段を備え、その使用状況検出手段によって検出されたユーザの使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記画像形成装置に送信する(請求項10)。
これによると、制御装置例えばパーソナルコンピュータからデータを画像形成装置に送信し、そのデータにもとづいて画像形成装置で液体を吐出して画像形成するシステムにおいて、制御装置で画像形成装置に対するユーザの使用状況を検出することにより、そのユーザの使用状況にもとづいて画像形成装置の回復動作を制御することができる。
また、本発明の画像形成システムは、液体を吐出し画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、前記画像形成装置に接続されており、前記画像形成装置に画像を形成させるためのデータを前記画像形成装置に送信する制御装置とを備えており、前記画像形成装置が、前記画像形成装置に対するユーザの使用状況を検出する使用状況検出手段を備え、前記制御装置が、前記画像形成装置から受信した前記使用状況検出手段によって検出されたユーザの使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記画像形成装置に送信する(請求項11)。
これによると、制御装置例えばパーソナルコンピュータからデータを画像形成装置に送信し、そのデータにもとづいて画像形成装置で液体を吐出して画像形成するシステムにおいて、画像形成装置で検出したユーザの使用状況にもとづいて制御装置が回復手段を制御する信号を前記画像形成装置に送信し、そのユーザの使用状況にもとづいた画像形成装置の回復動作の制御をすることができる。
また、本発明の画像形成システムは、液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、前記画像形成装置に通信回線を通じて接続された制御装置とを備えており、前記画像形成装置が、該画像形成装置に対するユーザの使用状況を入力する入力手段を備え、前記制御装置が前記画像形成装置から前記通信回線を通じて入力された前記使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記画像形成装置に送信する(請求項12)。
これによると、画像形成装置が例えばファクシミリ機能を有して通信回線を通じて外部の制御装置に接続されているシステムにおいて、画像形成装置でユーザの使用状況を入力し制御装置へ送信することにより、制御装置がそのユーザの使用状況にもとづいて画像形成装置の回復動作を制御する信号を画像形成装置に送信し、ユーザの使用状況にもとづいた画像形成装置の回復動作の制御をすることができる。
また、本発明の画像形成システムは、液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、前記画像形成装置に通信回線を通じて接続された制御装置とを備えており、前記画像形成装置が、該画像形成装置に対するユーザの使用状況を検出する検出手段を備え、前記制御装置が前記画像形成装置から前記通信回線を通じて入力された前記使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記画像形成装置に送信する(請求項13)。
これによると、画像形成装置が例えばファクシミリ機能を有して通信回線を通じて外部の制御装置に接続されているシステムにおいて、画像形成装置でユーザの使用状況を検出し制御装置へ送信することにより、制御装置がそのユーザの使用状況にもとづいて画像形成装置の回復動作を制御する信号を画像形成装置に送信し、ユーザの使用状況にもとづいた画像形成装置の回復動作の制御をすることができる。
また、本発明の画像形成システムは、液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、前記画像形成装置に接続されており、前記画像形成装置に前記画像を形成するためのデータを前記画像形成装置に送信する第1の制御装置と、前記第1の制御装置に通信回線を通じて接続された第2の制御装置とを備えており、前記画像形成装置が、該画像形成装置に対するユーザの使用状況を検出する検出手段を備え、前記第1の制御装置が、前記検出手段が検出した前記使用状況を前記画像形成装置から入力して、前記第2の制御装置に出力し、前記第2の制御装置が前記使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記第1の制御装置を通して前記画像形成装置に送信する(請求項14)。
これによると、画像形成装置が例えばパーソナルコンピュータなどの第1の制御装置に接続され、その第1の制御装置がインターネットなどの通信回線を通じて外部の第2の制御装置に接続されているシステムにおいて、画像形成装置でユーザの使用状況を検出し第1の制御装置を通じてその使用状況を第2の制御装置へ送信することにより、第2の制御装置がユーザの使用状況にもとづいて画像形成装置の回復動作を制御する信号を第1の制御装置を通じて画像形成装置に送信し、ユーザの使用状況にもとづいた画像形成装置の回復動作の制御をすることができる。
また、本発明の画像形成システムは、液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、前記画像形成装置に接続されており、前記画像形成装置に前記画像を形成するためのデータを前記画像形成装置に送信する第1の制御装置と、前記第1の制御装置に通信回線を通じて接続された第2の制御装置とを備えており、前記第1の制御装置が、該画像形成装置に対するユーザの使用状況を入力する入力手段を備え、前記第1の制御装置が、前記入力手段により入力した前記使用状況を前記第2の制御装置に出力し、前記第2の制御装置が前記使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記第1の制御装置を通して前記画像形成装置に送信する(請求項15)。
これによると、画像形成装置が例えばパーソナルコンピュータなどの第1の制御装置に接続され、その第1の制御装置がインターネットなどの通信回線を通じて外部の第2の制御装置に接続されているシステムにおいて、第1の制御装置でユーザの使用状況を入力し第1の制御装置からその使用状況を第2の制御装置へ送信することにより、第2の制御装置がユーザの使用状況にもとづいて画像形成装置の回復動作を制御する信号を第1の制御装置を通じて画像形成装置に送信し、ユーザの使用状況にもとづいた画像形成装置の回復動作の制御をすることができる。
また、本発明の画像形成システムは、前記ユーザの使用状況に、電源の入切の頻度、複数種類の液体の各使用頻度、または媒体の使用頻度が含まれていることが好ましい(請求項16,17及び18)。
以下、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は各実施の形態に係るプリンタ(液体吐出装置)に共通の概略構成図である。図1に示すように、プリンタ1は、液体噴射ヘッドすなわちインクジェットヘッド4を被画像形成媒体たる用紙と平行に往復走査する主走査装置、その往復走査方向に対して直交する方向に用紙を搬送する搬送装置、インクジェットヘッド4に画像形成用の液体すなわちインクを供給するインク供給装置、インクジェットヘッド4の噴射機能を回復させる回復装置、それらの動作を制御する制御装置60、それらに動作用の電力を供給するための電源プラグ15などを備えている。
主走査装置は、インクジェットヘッド4を搭載したキャリッジ2を備え、そのキャリッジ2をガイド軸3に沿って走査方向である図1の左右方向に往復移動させる。インクジェットヘッド4は、キャリッジ2の下面にノズル25(図2参照)を露出させており、キャリッジ2とともに走査方向に往復移動しつつ、ノズル25から用紙Pに向けてインクを噴射する。
4つのサブタンク5はインクジェットヘッド4の上方においてキャリッジ2に取り付けられており、図中左側に配置されているものから順に、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクを収容し、それらのインクをそれぞれインクジェットヘッド4に供給する。
インク供給装置は、キャリッジ2外のインクジェットプリンタ1における静止部位13に装着された4つのインクカートリッジ14a〜14dと、キャリッジ2の上に搭載された4つのサブタンク5と、インクカートリッジ14a〜14dとサブタンク5とを接続する4本のチューブ6とからなる。インクカートリッジ14a〜14dには、それぞれ、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクが充填されており、インクカートリッジ14a〜14dから各サブタンク5にこれら4色のインクが供給され、さらにサブタンク5からインクジェットヘッド4に供給される。
搬送装置は、記録用紙Pを、インクジェットヘッド4のノズルの下方位置において、キャリッジ2の走査方向と直交する方向(紙送り方向)に搬送する搬送ローラ9を備える。
回復装置は、公知のようにパージ動作、排気動作、フラッシング動作を行う。排気動作のために、各サブタンク5には、図3に示すように、その上面から右方に延び、その右端部において下方に略直角に折れ曲がった排気流路7が設けられている。4つの排気流路7は、下端7aをインクジェットヘッド4の側方において外部に開口させており、それぞれ内部に弁17を備えている。弁17は、バネ18の作用によって通常時には排気流路7を外部に対して閉じている。
排気キャップ8およびパージキャップ10は、プリンタ1において記録用紙Pが搬送される領域よりも側方に設けられている。排気キャップ8およびパージキャップ10は、昇降機構19により上下方向に移動可能となっており、記録用紙Pの搬送位置外に移動したキャリッジ2に向け上方に移動することにより、排気流路7の下端7aの開口に排気キャップ8が、インクジェットヘッド4の下面にパージキャップ10がそれぞれ密着する。排気キャップ8は、内部に押し上げ突部8aを備えており、排気流路7の下端7aの開口に接続されたとき、その突部8aにより弁17を押し上げて開き、サブタンク5内の上部空間と接続する。
パージキャップ10は、第1キャッピング部10a及び第2キャッピング部10bを有している。第1キャッピング部10aは後述するブラックインクのノズル、また第2キャッピング部10bは、後述するカラー(イエロー、シアン、マゼンタ)インクのノズルをそれぞれ前述のように上方に移動したとき覆う。
なお、排気キャップ8、第1キャッピング部10a及び第2キャッピング部10bは、それぞれ別々の昇降機構によって、上下動するようにしてもよい。排気キャップ8とその中の突部8aとは、別々の昇降機構によって上下動するようにしてもよい。また、ブラックインクのサブタンク5に接続された排気通路7と、カラー3色のインクのサブタンク5に接続された排気通路7とで、弁17を別々に開閉するようにしてもよい。
排気キャップ8、第1キャッピング部10a及び第2キャッピング部10bは、それぞれ、切り替え装置11を介して吸引ポンプ12に接続されている。切り替え装置11は、排気キャップ8、第1キャッピング部10a及び第2キャッピング部10bと吸引ポンプ12との接続及びその遮断を切り替える。
そして、排気キャップ8が排気流路7に接続され、切り替え装置11により排気キャップ8と吸引ポンプ12とが接続された状態で吸引ポンプ12を動作させることにより、サブタンク5内の上部の空気が外部に排出される。
また、パージキャップ10によりノズル25が覆われ、切り替え装置11により第1、第2キャッピング部10a、10bの一方又は両方と吸引ポンプ12とが接続された状態で吸引ポンプ12を動作させることにより、ブラックのインクを吐出するノズル25、及び、カラーのインクを吐出するノズル25のいずれか一方又は両方からインクジェットヘッド4内のインクを吸引するパージ動作が行われる。
フラッシング動作は、公知のようにインクジェットヘッド4の噴射性能を回復させるために、キャリッジ2が記録用紙Pの搬送位置よりも側方の位置に移動した状態で、インクジェットヘッド4を駆動して全ノズル25からインクをパージキャップ10または図示しない公知の容器に向けて吐出して行われる。本実施形態では、ブラックインクを吐出するノズル25と、カラー3色のインクを吐出するノズル25とは、それぞれ別々にもフラッシング動作を行うことができる。
図2はインクジェットヘッド4の一例を示すものである。インクジェットヘッド4は、公知のものと同様に、記録用紙と対向する下面に、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクごとに列をなす多数のノズル25を備え、各インク毎に設けられたマニホールド流路21に各列のノズル25を圧力室20を介して連通させている。マニホールド流路21は、一端の供給口27を対応するサブタンク5に連通させ、サブタンク5から供給されたインクを圧力室20に分配する。圧力室20内のインクは、公知のように吐出エネルギーを付与されることによって、ノズル25から液滴となって記録用紙へ向け吐出される。吐出エネルギーの付与手段としては、圧電素子の変形させるもの、ヒータによりインクを発泡させるものなどが適用可能である。
図4は、第1の実施の形態のプリンタにおける制御装置60の概略を示すブロック図である。制御装置60はCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などによって構成されており、これらが、吐出制御部61、フラッシング制御部62、パージ制御部63、排気制御部64、使用状況設定部65及び回復動作決定部66として動作する。
吐出制御部61は、印刷などのためのユーザのデータにもとづいてインクジェットヘッド4、キャリッジ2及び用紙搬送ローラ9の動作を制御する。フラッシング制御部62は、フラッシングを行う際のインクジェットヘッド4及びキャリッジ2の動作を制御する。
パージ制御部63は、パージ動作を行う際のキャリッジ2、切り替え装置11、吸引ポンプ12及び昇降機構19の動作を制御する。排気制御部64は、サブタンク5内の気体を排出する際のキャリッジ2、切り替え装置11、吸引ポンプ12及び昇降機構19の動作を制御する。
使用状況設定部65は、電源が入切される頻度、モノクロ印刷及びカラー印刷の頻度、印刷枚数などプリンタ1に対するユーザの使用状況を設定する。使用状況設定部65は、図5(a)に示すようにプリンタ1の操作パネル部30に設けた表示部31に表示されたメッセージにしたがって、キーなどの操作部32からユーザの使用状況を入力するものである。例えば、図5(b)に示すように表示部31に表示された「1.1週間に1回以上、電源を切っていますか?」、「2.1か月の印刷枚数は、30枚以上ですか?」「3.モノクロ印刷が、メインですか?」、「4.カラー印刷が、メインですか」、などの設問に対して、「はい」、「いいえ」などを操作部32から入力する。これらは、プリンタを購入して使用開始前、あるいは使用途中において以前の使用状態から変更しようとするときに、ユーザのこれからの予定使用状況を大雑把に把握するものであればよい。
回復動作決定部66は、使用状況設定部65において入力されたユーザの使用状況に応じて、回復動作の設定を行い、フラッシング制御部62、パージ制御部63及び排気制御部64の各不揮発性の記憶手段に出力する。フラッシング制御部62、パージ制御部63及び排気制御部64は、それぞれの記憶手段に記憶された内容にしたがって、フラッシング、パージ及び排気の動作を実行する。
例えば、プリンタ1において、頻繁に電源プラグ15が商用電源に対し抜き差しが行われたり電源スイッチが操作される等して電源が入切される場合、電源が切られている間の時間を計測する機能を持たないプリンタでは、電源が切られている時間が把握できないから、電源が入れられる(すなわち商用電源と接続される)ごとに、回復動作を実行しなければならず、必要以上にインクが排出されることになる。しかし、頻繁に電源が入切される場合には、電源が切られてから次に電源が入れられるまでの時間はそれほど長くなく、この間にノズル25内のインクの増粘はそれほど進行してないと考えられ、電源が入れられたときの回復動作を省略することができる。
また、プリンタ1における所定期間当たりの印刷枚数が多い場合には、ノズル25から頻繁にインクが吐出されるため、ノズル25内のインクはよく動いており、増粘はそれほど進行しないと考えられる。したがって、このような場合に印刷枚数が少ない場合と同じ回復周期で回復動作を行うと、必要以上にインクが排出されることになってしまう。
また、モノクロ印刷及びカラー印刷が行われものであっても、ユーザによっては主にモノクロ印刷が所定枚数以上行われていることがある。そういう場合には、モノクロ印刷が少ないユーザに比して、ブラックのインクを吐出するノズル25内のインクはよく動いておりそれほど大きく増粘していない。この状態で予め決めた周期で回復動作が行われると、必要以上にブラックのインクが排出されてしまう。換言すれば、主にモノクロ印刷を行う場合には、ブラックのインクを吐出するノズル25の回復動作の周期を長くしても差し支えない。
逆に、主にカラー印刷が所定枚数以上行われている場合には、カラー印刷が少ないユーザに比して、カラーのインクを吐出するノズル25内のインクはそれほど大きく増粘していない状態でパージが行われ、必要以上にカラーのインクが排出されてしまう。換言すれば、主にカラー印刷を行う場合には、カラーのインクを吐出するノズル25の回復動作の周期を長くしても差し支えない。ここで、イエロー、シアン、マゼンタの3色のみでカラー印刷を行うものでは、その3色のノズルの回復動作を制御するが、その3色にブラックインクも加えてカラー印刷を行うものでは、ブラックインクのノズルも含めて、その回復動作を制御する。
図6は、回復動作決定部66が回復動作の決定を行うフローチャートである。
回復動作決定部66は、初期状態において、回復動作の設定をデフォルトの設定にされている(S101)。ここで、デフォルトの設定は、公知のように、所定周期で、あるいは前回のフラッシング、パージ及び排気の各動作からの経過時間にもとづいて、フラッシング制御部62、パージ制御部63及び排気制御部64に、フラッシング、パージ及び排気の各動作を実行させるようになっている。これらの所定周期及び経過時間は、フラッシング、パージ及び排気の各動作ごとに異なるようになっている。なお、所定周期及び経過時間は、時間データだけでなく、ドット数などの印刷データ量に置き換えてもよく、時間とデータ量との組み合わせを用いることもできる。以下、これらフラッシング、パージ及び排気の各動作を実行させる契機を総称して単に「周期」という。
また、デフォルトの設定では、電源プラグ15が商用電源に接続される等してプリンタ1に電力が供給されたとき、および人為的に回復動作が指示されたときに、フラッシング、パージ及び排気の各動作を実行させるようになっている。
使用状況設定部65において「1.1週間に1回以上、電源を切りますか?」に対して「はい」を入力したとき、つまり電源の入切頻度が所定の頻度よりも高い場合には(S102:YES)、回復動作の設定を電源が入れられたときに回復動作が行われないように変更する(S103)。その変更後、および電源の入切頻度が所定の頻度以下の場合には(S102:NO)、S108に進む。
回復動作決定部66は、使用状況設定部65において「2.1か月の印刷枚数は30枚以上ですか?」に対して「はい」を入力したとき、つまり所定期間当たりの印刷枚数が所定の枚数よりも多い場合には(S108:YES)、S104,S106に進む。
S104,S106では、使用状況設定部65での「3.モノクロ印刷が、メインですか?」、「4.カラー印刷が、メインですか?」に対するそれぞれの入力において、モノクロ印刷がメインである場合には(S104:YES)、ブラックのインクの回復周期をデフォルトの設定よりも所定量だけ長く設定する(S105)。また、カラー印刷がメインである場合には(S106:YES)、カラーのインクの回復周期をデフォルトの設定よりも所定量だけ長く設定する(S107)。
それらモノクロ、カラー印刷のどちらがメインともいえない場合(S104:NO、S106:NO)、ブラック及びカラーのインクの回復周期がともに、S105,S107での設定よりも短いがデフォルトの設定よりも所定量だけ長くなるように設定を変更する(S109)。所定期間当たりの印刷枚数が所定の枚数以下の場合には(S108:NO)、回復周期の変更を行わない。
そして、回復動作決定部66は、それらの変更をフラッシング制御部62、パージ制御部63及び排気制御部64の記憶手段に出力する(S111)。フラッシング制御部62、パージ制御部63及び排気制御部64は、設定された内容にもとづいて、フラッシング、パージ及び排気の動作を実行する。
なお、回復動作としては、フラッシング、パージ及び排気の動作のうち2以上を組み合わせて行うか、フラッシングまたはパージ動作を単独で行ってもよい。
上記のように、ユーザの使用状況に応じて回復動作を制御することにより、インクの増粘を防止しかつ必要以上にインクが排出されてしまうのを防止することができる。例えば、プリンタの不使用時に頻繁に電源を切るユーザにおいては、次に電源を入れるまでの時間は短く、インクの増粘の影響は少ないと考えられるので、電源を入れるごとの回復動作を省略することができる。また、モノクロ印刷またはカラー印刷を所定枚数以上行う場合は、その頻度の高い印刷にかかわる回復動作の周期を長くすることで、必要以上にインクが排出されてしまうのを防止することができる。なお、電源を切ることを頻繁に行わない場合、または印刷を所定枚数未満しか行わない場合には、デフォルトの設定で回復動作を行う。
なお、上記実施の形態では、印刷枚数とモノクロ印刷またはカラー印刷の頻度とを関連させたが、両者で別々に回復動作を制御するようにしてもよい。つまり、印刷枚数が多いことのみでブラック、カラーインクの回復周期を長く設定したり、モノクロ印刷またはカラー印刷の一方の頻度が高い場合には、その頻度の高い印刷に関わる回復動作の周期を長く設定したりしてもよい。
図7は、第2の実施の形態のプリンタにおける制御装置60の概略を示すブロック図である。この実施の形態では、前述の実施の形態における使用状況設定部65に代えて使用状況検出部67を備える。その他の構成は、前述の実施の形態と同様である。
使用状況検出部67は、図7(b)に示すように、電源入切検出部67a、データ解析部67b及び時間計測部67cを備える。時間計測部67cは、例えば2週間または1か月間での経過時間を計測する。使用状況検出部67は、商用電源との接続が切られた状態でも時間、回数及びデータ量の計測及び保持を行うことができるように、バッテリー等でバックアップされている。
電源入切検出部67aは、上記2週間または1か月間において、電源プラグ15の抜き差し等で電源が入切された回数を計測する。回復動作決定部66は、所定回数以上に電源が入切された場合、電源の入切頻度が高いと判断し、前記実施の形態でのS103と同様に、電源が入れられたときに回復動作が行われないように設定を変更する。またデータ解析部67bは、上記2週間または1か月間において、吐出制御部61にて印刷するデータにもとづいてモノクロ印刷またはカラー印刷のデータ量を計測し、また、印刷枚数を計測する。それらの計測にもとづいて、回復動作決定部66は、モノクロ印刷またはカラー印刷のどちらがメインかそのどちらでもないかを判別し、また、所定期間で所定枚数以上印刷しているかを判別する。そして、回復動作決定部66は、それらの判別結果にもとづいて、前記実施の形態と同様に、ブラック、カラーインクの回復周期をそれぞれ設定する。このとき、印刷枚数と、モノクロ印刷またはカラー印刷の頻度とを関連づけてもよいし、関連づけなくてもよい。
回復動作決定部66は、プリンタを購入当初の上記2週間または1か月間は、デフォルトの回復動作の設定をフラッシング制御部62、パージ制御部63及び排気制御部64の記憶部に出力し、それらをデフォルトの回復動作の設定にしたがって動作させる。その間、上記のように電源の入切頻度、モノクロ印刷がメインか、カラー印刷がメインか、そのどちらでもないか、所定期間当たりの印刷枚数が多いかなどのユーザの使用状況の検出を行い、回復動作の設定を変更する。そして、その設定を、フラッシング制御部62、パージ制御部63及び排気制御部64に出力する。フラッシング制御部62、パージ制御部63及び排気制御部64の各動作は、前記実施の形態と同様である。
なお、使用状況検出部67は、上記ユーザの使用状況の検出後も、逐次検出動作を行って、回復動作決定部66のユーザの使用状況のデータを更新するようにしてもよい。また、任意の時機にユーザがキー操作等することにより、上記ユーザの使用状況の検出を開始して、所定期間の回復動作決定部66に記憶した上記データを更新することもできる。
図8は、第3の実施の形態を示すもので、プリンタ1(画像形成装置)には、パーソナルコンピュータ(以下PCという)85(制御装置)が接続されており、PC85が使用状況検出部86及び回復動作決定部87を備えている。PC85は、公知のように、文書データを含む画像データを作成し、その画像データをプリンタ1に送信してプリンタ1で媒体上に印刷するものである。プリンタ1内の制御装置80は、実施の形態と同様、印刷制御部61、フラッシング制御部62、パージ制御部63及び排気制御部64を備えているが、使用状況検出部65及び回復動作決定部66(図6参照)を備えていない。使用状況検出部86及び回復動作決定部87は、それぞれ、第2の実施の形態の使用状況検出部67及び回復動作決定部66と同様の機能を有するものである。なお、この第3の実施の形態においては、プリンタ1及びPC85を合わせたものが本発明に係る画像形成システムに相当する。
この場合には、使用状況検出部86は、第2の実施の形態と同様に、電源入切検出部67a及びデータ解析部67bを備える。時間計測部67cとしては、PC85自体がもっている時間計測機能を用いる。使用状況検出部86は、所定期間内においてプリンタ1から電源の入切にともなう信号を入力し、第2の実施の形態と同様に、回復動作決定部87は、所定頻度以上に電源が入切されたことを判断する。また、使用状況検出部86は、所定期間内においてプリンタ1へ送信するデータを解析してモノクロ印刷またはカラー印刷のデータ量を計測し、また印刷枚数を計測し、回復動作決定部87は、それにもとづいてモノクロ印刷またはカラー印刷のどちらがメインかそのどちらでもないかの判別をし、また所定期間で所定枚数以上印刷しているかを判別する。そして、回復動作決定部87は、それらの判別結果にもとづいて、前記実施の形態と同様に、電源が入れられたときの回復動作を設定する。また、ブラック、カラーインクの回復周期をそれぞれ設定し、プリンタのフラッシング制御部62、パージ制御部63及び排気制御部64へ出力する。そして、フラッシング、パージ及び排気の各動作を、第1の実施の形態と同様に実行する。
第4の実施の形態は、図示しないが、第3の実施の形態において使用状況検出部86のうち電源入切検出部をプリンタ1に設けたものである。電源の入切をプリンタ1の電源入切検出部で検出してPC85に送信し、PC85の回復動作決定部87で電源が入れられたときの回復動作を設定する。なお、データを解析してモノクロ印刷またはカラー印刷のデータ量を計測し、また印刷枚数を計測する動作は、PC85において行うのが好ましい。
図9は、第5の実施の形態を示すもので、第1の実施の形態における使用状況設定部の機能を、プリンタ1に接続されたパーソナルコンピュータ(PC)92が行う。プリンタ1の回復動作決定部66には、PC92の表示部、入力部を用いて、第1の実施の形態と同様の内容のユーザの使用状況が入力される。回復動作決定部66、フラッシング制御部62、パージ制御部63及び排気制御部64は、第1の実施の形態と同様に動作する。
図10は、第6の実施の形態を示すもので、複数のプリンタ1(画像形成装置)がネットワーク101を介して、サーバ102(制御装置)に接続されている。サーバ102は、内部に各プリンタ1に対応した回復動作決定部を備える。使用状況検出部または使用状況設定部は、プリンタ1またはサーバ102のいずれに備えてもよい。回復動作決定部、使用状況検出部及び使用状況設定部は、前記各実施の形態で説明したものと同様のものである。サーバ102は、これらにより、各プリンタ1におけるユーザの使用状況を検出または入力し、検出した使用状況に応じて回復動作の設定を行う。そして、回復動作の設定を示す信号を対応するプリンタ1に出力する。この実施の形態においては、複数のプリンタ1及びサーバ102を合わせたものが本発明に係る画像形成システムに相当する。
さらに、図11は第7の実施の形態を示すもので、プリンタ1が、通信部103を介して、サーバ104(制御装置)に接続されている。プリンタとパーソナルコンピュータ(PC:第1の制御装置)とが接続されている場合、そのPCを通信部103としてインターネットシステムを用い公衆の通信回線を通じてサーバ104(第2の制御装置)に接続する。
プリンタまたはPCは、前記各実施の形態で説明した使用状況検出部または使用状況設定部を備え、前述のように検出または入力した使用状況と機種名を、通信部103を通じて外部のサーバ104に送信する。サーバ104は、前記各実施の形態で説明した回復動作決定部を備え、前記使用状況と機種名にもとづいて、回復動作の設定を変更し、通信部103に送信する。通信部103さらにそれをプリンタのフラッシング制御部62、パージ制御部63及び排気制御部64の記憶部に送信する。そして、プリンタは、フラッシング、パージ及び排気の各動作を、前記各実施の形態と同様に実行する。
第8の実施の形態は、図示しないが、第7の実施の形態と基本的には同様であり、プリンタ1がファクシミリ(画像形成装置)の印刷機能部として設けられている場合、ファクシミリに内蔵した電話機能を通信部として公衆の電話回線を介して、サーバ104(制御装置)に接続されている。このシステムの動作は、第7の実施の形態と同様である。
これら画像形成システムにおいて、ユーザの使用状況として入力または検出する電源の入切頻度、複数種類の液体の使用頻度、または媒体の使用頻度は、第1及び第2の実施に形態と同様であり、その他の使用状況も入力または検出するようにしてもよい。
また、前記各実施の形態においては、モノクロ印刷の頻度とカラー印刷の頻度とを比較してブラックのインク及びカラーのインクの回復周期を設定したが、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタのインクごとにその使用頻度を検出し、検出した使用頻度に応じて、これら4種類のインクの回復周期を個別に設定してもよい。ただし、この場合には、パージキャップを、各色のインクを吐出するノズル25に対応する個別のキャッピング部を有するものにする必要がある。
また、前記各実施の形態では、プリンタ1において主にモノクロ印刷が行われる場合に、ブラックのインクの回復周期を所定量だけ長くしたが、この場合に、モノクロ印刷の頻度が高いほどブラックのインクの回復周期が長くなるように、ブラックのインクの回復周期を設定してもよい。また、前記各実施の形態では、プリンタ1において主にカラー印刷が行われる場合にカラーのインクの回復周期を所定量だけ長くしたが、この場合に、カラー印刷の頻度が高いほどカラーのインクの回復周期が長くなるように、カラーのインクの回復周期を設定してもよい。
また、前記各実施の形態においては、平均印刷枚数が所定の枚数よりも多い場合に、回復周期を所定量だけ長くしたが、平均印刷枚数が多くなるほど回復周期が長くなるように、回復周期を設定してもよい。
また、以上の説明では、インクを吐出することによって印刷を行うプリンタに本発明を適用したが、インクに限らず、液晶表示装置のカラーフィルタを製作するなどのために着色液を媒体上にパターン状に塗布するなど、各種の液体を吐出する装置に適用することができる。
各実施の形態に共通のプリンタの概略構成図である。 図1のインクジェットヘッドの平面図である。 (a)が図1のインクジェットヘッド、サブタンク部分の縦断面図、(b)が前記(a)のb−b断面図とそれに対応するキャップ部分の断面図である。 第1の実施の形態における制御装置のブロック図である。 (a)が図4の使用状況設定部の入力部分を示す平面図、(b)がその入力部分における表示例を説明する図である。 制御の流れの要部を示すフローチャートである。 (a)が第2の実施の形態における制御装置のブロック図、(b)がその制御装置内の使用状況検出部の詳細を示すブロック図である。 第3の実施の形態における制御装置のブロック図である。 第5の実施の形態における制御装置のブロック図である。 第6の実施の形態のブロック図である。 第7の実施の形態のブロック図である。
符号の説明
1 プリンタ
4 インクジェットヘッド
5 サブタンク
6 チューブ
10 パージキャップ
11 切り替え装置
12 吸引ポンプ
13a〜14d インクカートリッジ
25 ノズル
60 制御装置
61 印刷制御部
62 フラッシング制御部
63 パージ制御部
64 排気制御部
65 使用状況設定部
66 回復動作決定部
67 使用状況検出部
85 パーソナルコンピュータ
86 使用状況検出部
87 回復動作決定部
91 制御装置
101 ネットワーク
102 サーバ

Claims (18)

  1. 液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段と、
    前記回復手段の動作を制御する制御手段と,
    ユーザの使用状況を検出する使用状況検出手段とを備えており、
    前記制御手段は、前記使用状況検出手段によって検出されたユーザの使用状況に応じて、前記回復手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記使用状況検出手段には、電源の入切頻度を検出する検出手段が含まれており、
    前記制御手段は、
    前記電源の入切頻度が所定の頻度以下の場合には、前記電源が入れられたことにもとづいて、前記回復手段に前記液体吐出ヘッド内の液体の排出を行わせ、
    前記電源の入切の頻度が所定の頻度よりも高い場合には、前記電源が入れられたことにもとづいては、前記回復手段に前記液体吐出ヘッド内の液体の排出を行わせないように、前記回復手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記使用状況検出手段には、前記画像を形成するためのデータにもとづいてユーザの使用状況を検出する検出手段が含まれており、前記制御手段は、前記データにもとづいて検出されたユーザの使用状況に応じて、前記回復手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記液体吐出ヘッドは、複数種類の液体ごとにそれぞれ設けられ、
    前記使用状況検出手段には、前記複数種類の液体の使用頻度を検出する検出手段が含まれており、
    前記制御手段は、前記回復手段が所定の回復周期で前記各液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させるように、前記回復手段を制御しており、
    前記制御手段は、前記複数種類の液体のうち1つの液体の使用頻度が他の液体のそれよりも高いとき、該使用頻度が高い液体の吐出ヘッドに対する回復周期を、前記所定の回復周期よりも長くなるように制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記使用状況検出手段には、前記液体吐出ヘッドからの液体を受ける媒体の使用頻度を検出する検出手段が含まれており、
    前記制御手段は、前記回復手段が所定の回復周期で前記各液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させるように、前記回復手段を制御しており、
    前記制御手段は、前記媒体の使用頻度が所定値よりも高いとき、前記所定の回復周期よりも回復周期が長くなるように制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の液体吐出装置。
  6. 液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段と、
    前記前記回復手段の動作を制御する制御手段と,
    ユーザの電源の入切頻度を入力する入力手段とを備えており、
    前記制御手段は、
    前記電源の入切頻度が所定の頻度以下の場合には、前記電源が入れられたことにもとづいて、前記回復手段に前記液体吐出ヘッド内の液体の排出を行わせ、
    前記電源の入切の頻度が所定の頻度よりも高い場合には、前記電源が入れられたことにもとづいては、前記回復手段に前記液体吐出ヘッド内の液体の排出を行わせないように、
    前記回復手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  7. 複数種類の液体ごとに設けられ、該液体を吐出して画像を形成する複数の液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段と、
    前記前記回復手段の動作を制御する制御手段と,
    前記複数種類の液体の相対的な使用頻度を入力する入力手段とを備えており、
    前記制御手段は、前記回復手段が所定の回復周期で前記各液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させるように、前記回復手段を制御しており、
    前記制御手段は、前記複数種類の液体の1つの液体の使用頻度が他の液体のそれよりも高いとき、該使用頻度が高い液体の吐出ヘッドに対する回復周期を、前記所定の回復周期よりも長くなるように制御することを特徴とする画像形成装置。
  8. 液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段と、
    前記前記回復手段の動作を制御する制御手段と,
    前記液体吐出ヘッドからの液体を受ける媒体の使用頻度を入力する入力手段とを備えており、
    前記制御手段は、前記回復手段が所定の回復周期で前記各液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させるように、前記回復手段を制御しており、
    前記制御手段は、前記媒体の使用頻度が所定値よりも高いとき、前記所定の回復周期よりも回復周期が長くなるように制御することを特徴とする画像形成装置。
  9. 液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、
    前記画像形成装置に接続されており、前記画像形成装置が前記画像を形成するためのデータを前記画像形成装置に送信する制御装置とを備えており、
    前記制御装置が、前記画像形成装置に対するユーザの使用状況を入力する入力手段を備え、その入力手段から入力されたユーザの使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記画像形成装置に送信することを特徴とする画像形成システム。
  10. 液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、
    前記画像形成装置に接続されており、前記画像形成装置に画像を形成させるためのデータを前記画像形成装置に送信する制御装置とを備えており、
    前記制御装置が、前記画像形成装置に対するユーザの使用状況を検出する使用状況検出手段を備え、その使用状況検出手段によって検出されたユーザの使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記画像形成装置に送信することを特徴とする画像形成システム。
  11. 液体を吐出し画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、
    前記画像形成装置に接続されており、前記画像形成装置に画像を形成させるためのデータを前記画像形成装置に送信する制御装置とを備えており、
    前記画像形成装置が、前記画像形成装置に対するユーザの使用状況を検出する使用状況検出手段を備え、前記制御装置が、前記画像形成装置から受信した前記使用状況検出手段によって検出されたユーザの使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記画像形成装置に送信することを特徴とする画像形成システム。
  12. 液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、
    前記画像形成装置に通信回線を通じて接続された制御装置とを備えており、
    前記画像形成装置が、該画像形成装置に対するユーザの使用状況を入力する入力手段を備え、前記制御装置が前記画像形成装置から前記通信回線を通じて入力された前記使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記画像形成装置に送信することを特徴とする画像形成システム。
  13. 液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、
    前記画像形成装置に通信回線を通じて接続された制御装置とを備えており、
    前記画像形成装置が、該画像形成装置に対するユーザの使用状況を検出する検出手段を備え、前記制御装置が前記画像形成装置から前記通信回線を通じて入力された前記使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記画像形成装置に送信することを特徴とする画像形成システム。
  14. 液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、
    前記画像形成装置に接続されており、前記画像形成装置に前記画像を形成するためのデータを前記画像形成装置に送信する第1の制御装置と、
    前記第1の制御装置に通信回線を通じて接続された第2の制御装置とを備えており、
    前記画像形成装置が、該画像形成装置に対するユーザの使用状況を検出する検出手段を備え、前記第1の制御装置が、前記検出手段が検出した前記使用状況を前記画像形成装置から入力して、前記第2の制御装置に出力し、前記第2の制御装置が前記使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記第1の制御装置を通して前記画像形成装置に送信することを特徴とする画像形成システム。
  15. 液体を吐出して画像を形成する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド内の液体を外部に排出させ前記液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させる回復手段とを備えた画像形成装置と、
    前記画像形成装置に接続されており、前記画像形成装置に前記画像を形成するためのデータを前記画像形成装置に送信する第1の制御装置と、
    前記第1の制御装置に通信回線を通じて接続された第2の制御装置とを備えており、
    前記第1の制御装置が、該画像形成装置に対するユーザの使用状況を入力する入力手段を備え、前記第1の制御装置が、前記入力手段により入力した前記使用状況を前記第2の制御装置に出力し、前記第2の制御装置が前記使用状況にもとづいた前記回復手段を制御する信号を前記第1の制御装置を通して前記画像形成装置に送信することを特徴とする画像形成システム。
  16. 前記ユーザの使用状況に、電源の入切の頻度が含まれており、
    前記電源の入切の頻度が所定の頻度以下の場合には、前記電源が入れられることにもとづいて、前記回復手段に前記液体吐出ヘッド内の液体の排出を行わせ、
    前記電源の入切の頻度が所定の頻度よりも高い場合には、前記電源が入れられることにもとづいては、前記回復手段に前記液体吐出ヘッド内の液体の排出を行わせないように、前記回復手段を制御することを特徴とする請求項9〜15のいずれかに記載の画像形成システム。
  17. 前記液体吐出ヘッドは、複数種類の液体ごとにそれぞれ設けられ、
    前記ユーザの使用状況に、前記各液体の使用頻度が含まれており、
    前記回復手段は、所定の回復周期で前記各液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させるように制御されており、
    前記複数種類の液体において1つの液体の使用頻度が他の液体のそれよりも高いとき、該使用頻度が高い液体の吐出ヘッドに対する回復周期が、前記所定の回復周期よりも長くなるように制御されることを特徴とする請求項9〜16のいずれかに記載の画像形成システム。
  18. 前記ユーザの使用状況に、前記液体吐出ヘッドからの液体を受ける媒体の使用頻度が含まれており、
    前記回復手段は、所定の回復周期で前記各液体吐出ヘッドの吐出性能を回復させるように制御されており、
    前記媒体の使用頻度が所定値よりも高いとき、前記所定の回復周期よりも回復周期が長くなるように、前記回復周期を制御されることを特徴とする請求項9〜17のいずれかに記載の画像形成システム。
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