JP5171570B2 - 米飯成形装置 - Google Patents

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Description

本発明は、寿司用のシャリ玉などの米飯成形物を自動で生産する米飯成形装置に関し、さらに詳しくいえば、成形部から落とされた米飯成形物が倒れたり、向きを変えたりするのを防止する米飯成形装置に関する。
食品小売店や回転寿司屋では、にぎり寿司用のシャリ玉(米飯成形物)を大量に生産する装置として、専用の米飯成形装置が用いられている。米飯成形装置は、例えば特許文献1に示すように、ホッパーから供給された米飯を所定の米飯成形物に圧縮しながら成形する成形部を備えている。
図9を併せて参照して、成形部1は、所定の水平回転軸を中心に互いに相反する方向に回転する一対の成形ローラ2,2と、成形ローラ2,2の端面を支持する一対の支持パネル4,4とを有し、成形ローラ2,2の間に上流側からすし飯を送り込み、各成形ローラ2,2の外表面に形成された凹型面3ですし飯を挟み込んで圧縮することにより、俵状のシャリ玉10が下流側から開放され、トレーTの上に落ちるようになっている。
しかしながら、この成形ローラ2,2を用いた成形方法には、次のような問題があった。すなわち、一般にすし飯は粘り気が強いために、図9(b)に示すように、凹型面3ですし飯を挟み込んで圧縮した際にシャリ玉10が凹型面3に貼り付き、斜めに傾いた姿勢でトレーや受け台などの放出面に落ちることがあった。
同様に、図9(c)に示すように、シャリ玉10が凹型面3から落ちて落下する際、シャリ玉10の一部が支持パネル4,4の一部に触れて斜めになり、放出面Tの上に斜めに落ちることもあった。
シャリ玉10が斜めに落下した場合、落下の勢いによって変形したり、崩れたりするおそれがあった。また、落下した拍子にシャリ玉10がトレーTの上で横に転がったりして位置や向きが変わり、次の工程をおこなうための放出部に移す際にシャリ玉10の向きや位置を修正する必要があった。
特開2006−197823公報
そこで、本発明は上述した課題を解決するため、傾いたりせずに米飯成形物をほぼ同じ姿勢で落下するようにした米飯成形装置を提供することを目的としている。
上述した目的を達成するため、本発明は以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1に記載の発明は、ホッパーから供給された米飯を圧縮しながら所定形状の米飯成形物に成形する成形部を含み、上記成形部は、水平回転軸を中心に互いに相反する方向に回転する一対の成形ローラを有し、上記各成形ローラの外周面には、上記米飯成形物を成形するための凹型面が設けられ、上記各成形ローラの上流側から送り込まれた上記米飯が上記凹型面内で圧縮成形され、上記成形ローラの下流側から上記米飯成形物となって放出される米飯成形装置において、上記成形ローラには、上記成形ローラの軸方向の両端面を支持する一対の支持パネルを有し、上記凹型面は、その一部に上記成形ローラの端面に向けて開放される切欠部備えられ、上記各支持パネルには、上記凹型面内で圧縮され、上記凹型面の上記切欠部から押し出された上記米飯の一部が入り込み、上記米飯成形物を上流から下流へと案内するガイド部が設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2において、上記ガイド部は、上端側の幅が上記凹型面の間の上記切欠部による最大開口幅に相当し、下端側の幅が上記凹型面の間の上記切欠部による最小開口幅に相当し、上流から下流に向かって上記幅が漸次狭くなる扇状の第1ガイド溝と、一端が上記第1ガイド溝の下端に接続され、他端が上記支持パネルの下端に向かって延設された第2ガイド溝とを備えていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項3において上記第1ガイド溝の溝深さをD1、上記第2ガイド溝の溝深さをD2としたとき、上記第1ガイド溝上記第2ガイド溝はD2>D1となるように形成されていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、上記請求項4において、上記第2ガイド溝は、上記米飯成形物の側面に非接触となる深さに形成されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、支持パネルの一部に凹型面内で圧縮され、上記凹型面の切欠部から押し出された上記米飯の一部を受け止めて、上流から下流へと案内するガイド部を設けたことにより、米飯成形物が貼り付いたり、傾いたりすることなく、正しい姿勢でトレーの上に落とすことができる。
請求項2に記載の発明によれば、凹型面内で圧縮された押し出された米飯の一部がガイド溝内に入り込み、ガイド溝に沿って落下することにより、米飯成形物の落下がより確実に案内される。
請求項3に記載の発明によれば、扇形の第1ガイド溝を設けたことにより、凹型面の噛み合わせ状況に併せて凹型面から押し出された米飯の一部が無理なくガイド部に案内されるため、米飯が成形ローラと支持パネルの間に入り込んで、押し潰されたりするのを防止できる。
請求項4および5に記載の発明によれば、第1ガイド溝の溝深さをD1、上記第2ガイド溝の溝深さをD2とし、第1ガイド溝と第2ガイド溝をD2>D1とし、かつ、米飯成形物の側面に非接触となる深さに形成したことで、ガイド溝の出口側で米飯成形物が支持パネルの一部に引っ掛かって、姿勢が崩れるのを防ぐことができる。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこの限りではない。図1は本発明の一実施形態に係る米飯成形装置の斜視図であり、図2は図1の食品成形装置を覆うカバーを取り外して内部機構が分かるようにした斜視図であり、図3は本発明の食品成形装置の内部構造を表す正面図であり、図4は本発明の食品成形装置の内部構造を表す側面図である。
図5(a)は成形部の成形ローラの横断面図であり、(b)は縦断面図である。図6(a)はガイド部の正面図であり、(b)は中央縦断面図である。図7(a)〜(c)は成形ローラの成形手順を模式的に示す正面図であり、図8(a)〜(c)は図7の成形手順の縦断面図である。
図1〜図4に示すように、この米飯成形装置100は、米飯(すし飯)が投入されるホッパー200と、ホッパー200から供給されたすし飯を圧縮しながら送り出す圧縮部300と、圧縮されたすし飯を所定の形状に成形する成形部400と、成形された米飯成形物(シャリ玉10:図4参照)を所定の場所に搬送する搬送部500と、搬送部500から搬送されたシャリ玉10を一時的に蓄えておく保管部600とを備えている。
なお、本実施形態において、X軸方向とは、米飯成形装置100の幅方向(図3の左右方向)を指し、Y軸方向は、米飯成形装置100の奥行き方向(図3の紙面垂直方向)を指す。Z軸方向とは、米飯成形装置100の上下方向(図3の上下方向)を指す。
図1に示すように、通常使用において、米飯成形装置100は、埃などが内部に侵入しないようにパネルによって覆い隠されており、メンテナンス時にそれらパネルを着脱可能とすることによって、図2に示すような内部構造が現れるようになっている。
米飯成形装置100の前面には、米飯成形装置100を操作するための操作パネル110が設けられている。この例において、操作パネル110は、前面の左上に設けられており、すし飯の量目やシャリ玉10の成形数などを設定する各種設定ボタンや、その表示部のほか、電源スイッチや緊急停止スイッチなどが配置されている。本発明において、操作パネル110の構成は、仕様に応じて任意に設定可能である。
ホッパー200は、装置本体の上部に向かって開放され、内部にすし飯が貯留される貯留部210と、同貯留部210内のすし飯を攪拌しながら下流側へ押し流す攪拌部220とを備えており、米飯成形装置1の上部には、ホッパー200にすし飯を供給する保存容器230が着脱自在に設けられている。
貯留部210は、装置本体の上から下に向かうにつれて容積が小さくなる漏斗状に形成されており、下流側が後述する圧延部300に向かって開放されている。攪拌部220は、図示しない駆動手段を介して、回転駆動される2本の攪拌アーム240を有し、各攪拌アーム240には、所定間隔で複数の攪拌ロッド250が取り付けられている。図3において、各攪拌アーム240は、右回り(時計回り)に回転する。
圧縮部300は、ホッパー200の出口側に配置され、ホッパー200から供給されるすし飯を圧縮する上段圧縮ローラ対310と、上段圧縮ローラ対310の下流側(送出側)に配置され、上段圧縮ローラ対310にて圧縮されたすし飯をさらに圧縮する下段圧縮ローラ対320とを有する2段圧縮部である。
上段圧縮ローラ対310は、所定の水平回転軸(図3では紙面垂直方向)を中心に回転する一対のローラからなり、所定の間隔をもって互いに対向配置されている。下段圧縮ローラ対320も同じく水平回転軸を中心に回転する一対のローラからなり、上段圧縮ローラ対310よりも間隔が狭くなるように配置されている。
上段圧縮ローラ対310と下段圧縮ローラ対320はともに、対向するローラの間に流し込まれたすし飯を上流側から下流側に向かって移動させるため、互いに相反する方向に回転するように設定されている。
この例において、圧縮部300は、2段圧縮ローラであるが、仕様に応じては一段であってもよいし、多段化してもよい。本発明において、ホッパー200および圧縮部300の具体的な構成は任意的事項であり、その形状や配置などは仕様に応じて任意に変更可能である。
図5を併せて参照して、成形部400は、圧縮部300の下流側に配置された一対の成形ローラ410,410と、成形ローラ410,410の軸方向の両端面を支持する一対の支持パネル450,450とを備えている。各成形ローラ410,410はともに同一形状の合成樹脂製で、それらが互いに相反する方向に同期的に回転するように設計されている。
成形ローラ410の外周には、成形部400に送り込まれたすし飯をシャリ玉10に成形する凹型面420が設けられている。凹型面420は、成形ローラ410の外表面から中心に向かってシャリ玉10のほぼ半分に相当する容積を有する断面が半俵状の凹部からなり、成形ローラ410の円周方向に所定の間隔、この例では60°間隔で6箇所設けられている。
各成形ローラ410は、外接円同士が接するように配置されており、凹型面420の端部が噛み合うようになっている。これによれば、各成形ローラ410の間に上流側から流し込まれるすし飯は、凹型面420,420の中に詰め込まれ、成形ローラ410同士回転に伴い、凹型面420内で圧縮され、俵型に成形されたのち、下流側に放出される。
凹型面420の両端(図5(b)では左右方向)は、成形ローラ410の端面に向けて開放された切欠部421,421が設けられている。切欠部421,421は、凹型面420の中央の断面積よりも小さな開口であり、凹型面420内で圧縮された米飯の一部が切欠部421,421から外に押し出されるようになっている。
支持パネル450,450は、合成樹脂製の板体からなり、成形ローラ410の軸方向の端面に沿って配置されている。支持パネル450はともに同一形状であり、それらが成形ローラ410を挟んで対称に配置されおり、以下においては、いずれか一方の支持パネル450を例にとって説明する。
図6(a),(b)を参照して、支持パネル450には、成形ローラ410,410の回転軸411,411が挿通される軸挿通孔451,451が回転軸411,411に対して同軸的に設けられている。
支持パネル450の中央には、成形ローラ410の凹型面420の切欠部421から押し出された米飯を受け止めて、下流へと案内するガイド部460が設けられている。ガイド部460は、支持パネル450の表面(成形ローラ410の対向面)から所定深さ凹ませたガイド溝からなる。ガイド部460は、各成形ローラ410,410の突き合わせ面を中心とする垂直軸線に沿って同軸的に形成されている。
ガイド部460は、深さの異なる2種類のガイド溝461,462とを備えている。一方のガイド溝(第1ガイド溝461)は、始端側(図6(a)では上端側)の幅W1が凹型面420の間の最大開口幅に相当し、終端側(図6(a)では下端側)の幅W2が凹型面の間の最小開口幅に相当し、始端側から終端側に向かって幅が漸次狭くなる扇状に形成されている。第1ガイド溝461の始端側は、米飯を案内しやすいように所定角度のテーパ面とされている。
他方のガイド溝(第2ガイド溝462)は、上端が第1ガイド溝461の終端に接続され、下端が支持パネル450の下端に向かって延設された等幅の溝である。第1ガイド溝461と第2ガイド溝462とは溝深さが異なっており、その境界部は、米飯が引っ掛かったりしないように所定曲率の曲率面に形成されている。
第1ガイド溝461の溝深さをD1、第2ガイド溝462の溝深さをD2としたとき、第1ガイド溝461第2ガイド溝462はD2>D1となるように形成されている。なお、第1ガイド溝461に対して第2ガイド溝462が深く形成されていればよく、具体的な溝深さD1,D2は、仕様に応じて任意に設定されてよい。
この例において、第1ガイド溝461第2ガイド溝462はD2>D1となるように形成されているが、第2ガイド溝462は、少なくとも米飯成形物に対して非接触となる深さに形成されていることが好ましい。
再び図2〜図4を参照して、搬送部500は、成形されたシャリ玉10を掴む一対の保持アーム510,510と、同保持アーム510,510の先端を開閉するアーム開閉手段530と、保持アーム510,510を上下方向(Z軸方向:図3では上下方向)に昇降させるZ軸移動手段550と、保持アーム510,510を左右方向(X軸方向:図3の左右方向)に移動させるX軸移動手段570とを備えている。
搬送部500は、保持アーム510、アーム開閉手段530およびZ軸移動手段550が組み込まれた筐体カバー501が成形部400の下流側に配置されており、保護カバー501全体がX軸移動手段570によって左右方向に動くようになっている。
保管部600は、シャリ玉10を一時的に保管しておくトレー610と、トレー610をY軸方向に移動させるY軸移動手段630とを備えている。トレー610は、合成樹脂の成形品からなり上面が開放された矩形状の箱体である。トレー610の大きさや形状は仕様に応じて、任意に選択されてよい。
本発明において、搬送部500および保管部600の具体的な構成は任意であり、本発明の成形部400を備えていれば、仕様に応じて任意に変更されてよい。
次に、図1〜図8を参照しながら、この米飯成形装置100の使用手順の一例について説明する。まず、すし飯が入れられた保存容器230をホッパー200の上部に取り付けたのち、電源スイッチを入れる。これに伴い、ホッパー200の攪拌ロッド240が回転し始める。
次に、操作パネル110を操作して、すし飯の量目やシャリ玉10の成形数などの各種項目を設定したのち、作業開始ボタンを操作する。作業開始ボタンを受けて、図示しない制御部は、まず、全ての機構の初期化を行い、エラー信号が出ていないか、搬送部500が初期位置にあるかなどをチェックする。
チェックが完了すると、制御部は、圧縮部300の各圧縮ローラ対310,320を回転させ、ホッパー200から送り出されたすし飯を圧縮しながら成形部400の上流側に搬送する。
成形部400の上流側にすし飯の到来を確認すると、制御部は、成形部400に指令を出し、成形部400の成形ローラ410,410同士を互いに相反する方向に回転させる。
成形ローラ410,410の回転に伴い、すし飯は、図7(a)および図8(a)に示すように、成形ローラ410,410の凹型面420,420の間に取り込まれ、シャリ玉10の圧縮が開始される。
成形ローラ410,410の回転に伴って、凹型面420,420内に閉じ込められたすし飯10は、徐々に圧縮されてゆき、その一部が圧縮に伴って両端の切欠部421,421から押し出される。
図7(b)および図8(b)に示すように、切欠部421から押し出されたすし飯10は、第1ガイド溝461に押し当てられるとともに、成形ローラ410,410の回転に伴い徐々に下方に移動する。その際、扇状に形成された第1ガイド溝461によって、下方に向かいながら、中心に向けて圧縮される。
これによれば、上流側から投入されたすし飯を第1ガイド溝461内にスムーズに流し込むことができため、シャリ玉10の側面に押し出された部分が、シャリ玉10の落下時におけるガイドとなり、シャリ玉10の直進安定性および落下姿勢安定性が向上する。
次に、図7(c)および図8(c)に示すように、成形ローラ410,410をさらに回転させることで、凹型面420,420の下端側が開かれるとともに、凹型面420,420内で圧縮されたシャリ玉10が凹型面420,420から開放され落下する。
その際、第2ガイド溝462の側面にシャリ玉10の側面が当接せずに、シャリ玉10が落下することにより、シャリ玉10の側面が引っ掛かって傾いたりすることを防止しつつ、万が一、姿勢が崩れた場合は、第2ガイド溝462によって、姿勢を大きく崩すこと防止る。
成形されたシャリ玉10が凹型面420から抜け落ち、下流の搬送部500に向けて投下される。搬送部500に向けて投下されたシャリ玉10は、保持アーム510,510によって、安定した姿勢を維持したままの状態でキャッチされる。
シャリ玉10が保持アーム510によって捕捉されたのを確認したのち、制御部は、まず、X軸移動手段570に指令を出し、所定のトレー610のX軸位置に保持アーム510を含む筐体カバー501全体を移動させる。
所定のX軸位置に移動させたのち、制御部は次に、Z軸移動手段550に下降指令を出す。下降指令を受け、Z軸移動手段550は、図示しない駆動モータにより保持アーム510を下降させたのち、併せてアーム開閉手段530に「アーム開」指令を出し、保持アーム510の先端を開いてシャリ玉10をトレー610の上にリリースする。
しかるのち、制御部は、アーム開閉手段530に「アーム中立」指令を出す。これを受けて、アーム開閉手段530は、中立位置に保持アーム510を戻す。さらに、Z軸移動手段550にも「初期位置」指令を出し、保持アーム510を初期位置まで持ち上げる。さらには、X軸移動手段570にも同様の「初期位置」指令を出し、搬送部500の筐体501を初期位置に戻す。
以上の一連の工程を繰り返し、トレー610の上に規定量のシャリ玉10が敷き詰められたのを確認すると、制御部は、Y軸移動手段630を介してトレー610を取り出し位置まで移動させる。しかるのち、制御部は搬送部500を初期位置まで戻すとともに、最後にブザーなどで成形完了を作業者に知らせる。
上述した実施形態において、米飯成形装置100は、米飯成形物としてシャリ玉10を成形する場合について例示したが、本発明の米飯成形装置100は、上述した特徴を備えていれば、シャリ玉10以外の米飯成形物に適用されてもよい。さらには、米飯成形物だけでなく、コロッケやクッキーなどの各種食品成形物の成形装置に適用されてもよい。
本発明の一実施形態に係る米飯成形装置の斜視図。 図1の食品成形装置を覆うカバーを取り外して内部機構が分かるようにした斜視図。 本発明の食品成形装置の内部構造を表す正面図。 本発明の食品成形装置の内部構造を表す側面図。 (a)は成形部の成形ローラの横断面図、(b)は縦断面図。 (a)はガイド部の正面図、(b)は中央縦断面図。 (a)〜(c)成形ローラの成形手順を模式的に示す正面図。 (a)〜(c)図7の成形手順の縦断面図。 (a)〜(c)本発明の従来技術に関連する関連図。
10 シャリ玉
100 米飯成形装置
200 ホッパー
300 圧縮部
310 上段圧縮ローラ対
320 下段圧縮ローラ対
400 成形部
410,410 成形ローラ
420 凹型面
421 切欠部
450,450 支持パネル
460 ガイド部
461 第1ガイド溝
462 第2ガイド溝
500 搬送部
510 保持アーム
530 アーム開閉手段
550 Z軸移動手段
570 X軸移動手段
600 保管部
610 トレー

Claims (5)

  1. ホッパーから供給された米飯を圧縮しながら所定形状の米飯成形物に成形する成形部を含み、上記成形部は、水平回転軸を中心に互いに相反する方向に回転する一対の成形ローラを有し、上記各成形ローラの外周面には、上記米飯成形物を成形するための凹型面が設けられ、上記各成形ローラの上流側から送り込まれた上記米飯が上記凹型面内で圧縮成形され、上記成形ローラの下流側から上記米飯成形物となって放出される米飯成形装置において、
    上記成形ローラには、上記成形ローラの軸方向の両端面を支持する一対の支持パネルを有し、上記凹型面は、その一部に上記成形ローラの端面に向けて開放される切欠部備えられ
    上記各支持パネルには、上記凹型面内で圧縮され、上記凹型面の上記切欠部から押し出された上記米飯の一部が入り込み、上記米飯成形物を上流から下流へと案内するガイド部が設けられていることを特徴とする米飯成形装置。
  2. 上記ガイド部は、上記支持パネルの一部を凹ませたガイド溝からなり、上記ガイド溝は、上記各成形ローラの突き合わせ面を通る垂直軸線に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の米飯成形装置。
  3. 上記ガイド部は、上端側の幅が上記凹型面の間の上記切欠部による最大開口幅に相当し、下端側の幅が上記凹型面の間の上記切欠部による最小開口幅に相当し、上流から下流に向かって上記幅が漸次狭くなる扇状の第1ガイド溝と、一端が上記第1ガイド溝の下端に接続され、他端が上記支持パネルの下端に向かって延設された第2ガイド溝とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の米飯成形装置。
  4. 上記第1ガイド溝の溝深さをD1、上記第2ガイド溝の溝深さをD2としたとき、上記第1ガイド溝上記第2ガイド溝はD2>D1となるように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の米飯成形装置。
  5. 上記第2ガイド溝は、上記米飯成形物の側面に非接触となる深さに形成されていることを特徴とする請求項4に記載の米飯成形装置。
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