JP3774178B2 - おにぎり製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はおにぎり製造装置に関し、より詳しくは、安全性が高く製造作業時の重大事故の発生を防止することができ、しかもふっくらとした食感をもつ美味しいおにぎりを得ることができるおにぎり製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等で販売されるおにぎりは、短時間で大量生産する必要があるため、自動化されたおにぎり製造装置によって製造されているのが一般的である。
従来のおにぎり製造装置は、飯をおにぎりの形の三角形に成形するために、おにぎりの形の空洞部を多数有する成形型を使用し、この成形型の空洞部に飯を入れてプレスすることにより飯を締め固めるという方法が採られている。
しかしながら、このような従来のおにぎり製造装置は、作業者がプレス工程の際に飯に具を入れようとしたり、飯に付着した異物を除去しようとして、誤ってプレスで指を挟んで切断されてしまう危険性があるという問題があった。
また、プレスの際に飯が締め固められることで、ふっくらとした食感をもつ美味しいおにぎりが得られないという問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記したような従来のおにぎり製造装置がもつ問題点を解決するためになされたものであって、安全性が高く製造時に作業者が指を切断する等の重大事故の発生を防止することができるとともに、ふっくらとした食感をもつ美味しいおにぎりを得ることができるおにぎり製造装置を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、飯を収容するホッパーと、該ホッパーから放出された飯を一定量づつ供給する定量供給手段と、該定量供給手段により供給された飯を所定形状に成形する成形手段と、該成形手段により成形された飯を三角形状に整形する整形手段とからなり、該整形手段は、互いに逆方向に回転する2つの一定の厚みを有する回転体と、該回転体に当接離反する押圧部材とからなり、前記2つの回転体は回転軸に垂直な平面視において直線部を有するとともに、該2つの回転体の直線部は両回転体の回転に伴って定期的に略V字を形成し、前記押圧部材は該V字が形成されたときに前記成形された飯を直線部に対して押圧するように駆動され、前記回転体は、同一厚みをもち回転半径が異なる2つの部材を上下に重ねた形状を有し、一の回転体は回転半径が大の部材が上部に設けられ、他の回転体は回転半径が小の部材が上部に設けられてなるとともに、これら回転体の前記直線部は平面視において円の中心を挟んだ二箇所を略平行に切り欠いて形成されてなることを特徴とするにぎり製造装置に関する。
【0005】
請求項2に係る発明は、前記2つの回転体の厚み方向下部にはベルトコンベアが設けられ、厚み方向上部には前記押圧部材により直線部に対して押圧された飯を上方から押圧する第二押圧部材が設けられてなることを特徴とする請求項1記載のおにぎり製造装置に関する。
請求項3に係る発明は、前記回転体を構成する回転半径が大の部材の端部は、2つの回転体の直線部が略V字を形成したときに、該V字の折り返し部が円弧状を呈するような湾曲面に形成されてなり、前記押圧部材の平面視における両端部は円弧状に内向きに湾曲されてなることを特徴とする請求項2記載のおにぎり製造装置に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るおにぎり製造装置の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本発明に係るおにぎり製造装置は、飯を収容するホッパーと、該ホッパーから放出された飯を一定量づつ供給する定量供給手段と、該定量供給手段により供給された飯を所定形状に成形する成形手段と、該成形手段により成形された飯を三角形状に整形する整形手段とを具備するものである。
【0008】
図1は本発明に係るおにぎり製造装置のホッパー及び定量供給手段を示す図であり、(a)は全体構造を示す図、(b)は定量供給手段の最終工程部分の構成を示す図である。また、図2は定量供給手段の要部を示す部分斜視図であり、図3は定量供給手段の切り離し板の構成を示す部分斜視図である。
【0009】
定量供給手段は、図1(a)に示すように、飯(M)を投入するためのホッパー(1)と、このホッパー(1)の下方に配置されて落下された飯(M)を移送するベルトコンベアからなる第1移送手段(2)と、ホッパー内に配置された2つの攪拌羽根(31)、(32)と第1移送手段(2)の下流側に配置された攪拌羽根(33)とからなり、飯(M)を攪拌する攪拌手段(3)と、飯(M)が落下される第1移送手段(2)の下流側端部の直下に左右一定の間隙が位置するように、左右一対且つ上下2箇所に配置された混練用ローラ(4),(5)と、混練された飯(M)を移送するベルトコンベアからなる第2移送手段(6)と、この第2移送手段(6)の送り方向中途において飯(M)の高さをほぼ一定に整える第1送りローラ(71)と第2送りローラ(72)とからなる慣らし手段(7)と、第2移送手段(6)の下流側に配置されたベルトコンベアからなる第3移送手段(8)と、この第3移送手段(8)の上流側に配設され、慣らし手段(7)でほぼ一定の高さに整えられた飯(M)を一定の長さ毎に切り離す切り離し板(9)とを備えているものである。
【0010】
そして、切り離し板(9)は図1(a)、図3に示すように、下端が鋭角に形成されており、上下に移動させる第1シリンダ(91)と、前後に移動させる第2シリンダ(92)によって、上下に移動して飯(M)を一定長さに切断してから前後に移動して一定の長さ毎に切り離すように構成されている。
即ち、切り離し板(9)は断面階段形状の保持板(93)の下部側面に取り付けられており、この保持板(93)の奥部の上面に縦向きの第1シリンダ(91)のロッドの下端が取り付けられ、この保持板(93)の先端に取り付けられた取付板(94)に横向きの第2シリンダ(92)のロッドの先端が取り付けられており、第1シリンダ(91)の駆動で切り離し板(9)が保持板(93)と一体に上下移動し、第2シリンダ(92)の駆動で切り離し板(9)が前後(図にて左右)に移動するようになっている。
【0011】
また、図2に示すように、左右一対且つ上下2箇所の混練用ローラ(4),(5)のうち、上側の一対の混練用ローラ(4)には、その外周面に複数条の凸条部(41)と凹条部(42)とが長さ方向に形成され、下側の一対の混練用ローラ(5)には、長さ方向に複数の鍔状部(51)が形成されている。
攪拌羽根(31)、(32)、(33)は、図1(a)に示すように、回転軸部(3a)とこの回転軸部(3a)に複数放射状に取り付けられた羽根部(3b)とで形成されていて、回転軸部(3a)の回転によって羽根部(3b)で飯を攪拌するようになっている。
【0012】
混練用ローラ(4),(5)と第1送りローラ(71)と第2送りローラ(72)とは、図1(a)、図3に示すように、その回転軸部が装置本体の支持壁部(10)に貫通して支承されていて、駆動モータやプーリ、ベルト等によって回転駆動されるようになっている。
更に、混練用ローラ(4),(5)は互いに相対向した内向きに回転されるようになっていて、落下された飯(M)を混練しながら下方へ送り出すように構成されている。
【0013】
第1送りローラ(71)の外周面には、長さ方向に向けて凸部(71a)と凹部(71b)が交互に形成され、周方向には複数箇所に長さ方向に向けて連続する凹溝(71c)が形成されており、第2送りローラ(72)の外周には長さ方向に向けて複数の鍔状部(72a)が形成されている。尚、図示しないが、実際は、各ローラの図にて前面側には、各軸部を支承し、飯(M)の外部への飛び出しを防ぐための支持壁が設けられている。
また、ベルトコンベアからなる第2移送手段(6)と第3移送手段(8)とは段違いに配置され、第2移送手段(6)の下流側端部から第3移送手段のベルト表面に向けて斜め下向きに、飯を移送ガイドするガイド板状体(11)が配置されている。
【0014】
上記のように構成された飯の定量供給手段では、ホッパー(1)に投入された飯(M)は、ホッパー(1)内の2つの攪拌羽根(31)、(32)で攪拌されながらベルトコンベアからなる第1移送手段(2)で下流側に向けて移送され、攪拌羽根(33)で更に攪拌された後に、第1移送手段(2)の下流側端部からその直下の左右一対の混練用ローラ(4)の間隙に落下されて、この左右一対の混練用ローラ(4)とその下方に配置された混練用ローラ(5)で縦横方向に混練されて同じ幅の定量を保った状態でベルトコンベアからなる第2移送手段(6)の上面に送られて、この第2移送手段(6)で下流側に移送され、第1送りローラ(71)と第2送りローラ(72)からなる慣らし手段(7)で同じ高さに整えられて、ガイド板状体(11)の上面に移送され、ベルトコンベアからなる第3移送手段(8)に送られて、この第3移送手段(8)の上流側で切り離し板(9)の上下移動と前後移動で同じ長さ毎に切り離され、この状態で定量ずつシート状の飯(M)として第3移送手段(8)で下流側に移送される。
【0015】
上記した定量供給手段の下流側には、該定量供給手段により供給されたシート状の飯から直方体状の飯を成形する成形手段が配置される。
図4は成形手段の一例を示す図である。
成形手段は、飯が載せられた状態の搬送コンベア(12)の両側部を立ち上げることにより飯を成形するものである。尚、搬送コンベア(12)は第3移送手段(8)と連続するベルトコンベアである。
【0016】
成形手段は、搬送コンベア(12)の左右側部に垂直向きに且つ回転自在に配設された左右一対の垂直押圧ローラ(13)と、その下流側に立設された支持部材(14)に水平向き且つ回転自在に支持された水平押圧ローラ(15)と、更に下流側の両側に垂直向き且つ回転自在に配設された左右一対の型保持用垂直ローラ(16)とで構成されている。
垂直押圧ローラ(13)及び型保持用垂直ローラ(16)を構成する左右一対のローラの間隔は、搬送コンベア(12)上に載置されて搬送されてくるシート状の飯の幅よりも狭い幅で配設されている。
【0017】
搬送コンベア(12)上に載置されて搬送されてくる一定量のシート状の飯(図5(a)参照)は、先ず、左右一対の垂直押圧ローラ(13)によって左右両側部が立ち上げられ(図5(b)参照)、次いで水平押圧ローラ(14)により上部から押圧されて略直方体形状に整えられ(図5(c)参照)、最後に、型保持用垂直ローラ(16)により略直方体形状が保持された状態で、ベルトコンベアが平面状に復帰されることで、略直方体形状の塊として取り出される。
【0018】
尚、成形手段に供給される前のシート状の飯の上には、梅干や昆布等の具を載置することができる。この具材の供給は手で行ってもよいし、自動具材供給装置を用いて自動的に行ってもよい。
シート状の飯の上に具材が載せられた場合、垂直押圧ローラ(13)によって飯が載置された搬送コンベア(12)の両側部が立ち上げられることで、具材は飯の内部下方に挟み込まれ、水平押圧ローラ(14)により上部から押圧されることで、略中心に具材が入った直方体状の飯となる。
【0019】
上記した成形手段の下流側には、該成形手段により成形された直方体状の飯を三角形状に整形する整形手段が配置される。
図6は整形手段の要部を示す平面図、図7は整形手段の要部を示す正面図、図8は整形手段の全体構成を概略的に示す側面図、図9は整形手段の全体構成を概略的に示す正面図である。
整形手段は、一定の厚みを有し互いに逆方向に回転する2つの回転体(17)と、これら2つの回転体(17)に当接離反する押圧部材(18)とを備えている。
【0020】
2つの回転体(17)のうち一方の回転体は、図9に示すようにモータ(24)によって回転する回転軸(25)の先端に取り付けられることにより一定方向に回転し、他方の回転体は、回転軸(25)が挿通固定された歯車(26)と噛み合う歯車(27)に挿通固定された回転軸(28)の先端に取り付けられて逆方向に回転する。
【0021】
回転体(17)は、図7に示すように、同一厚みをもち回転半径が異なる2つの部材(17a),(17b)を上下に重ねた形状を有し、一方の回転体は回転半径が大きい部材(17a)が上部に設けられ、他方の回転体は回転半径が小さい部材(17b)が上部に設けられている。尚、図6において、2つの回転体(17)の外縁部が描く回転軌跡を仮想線で示しており、部材(17a)の描く軌跡に(a)、部材(17b)の描く軌跡に(b)の符号を付している。
図示のように、一方の回転体の部材(17a)の外縁部が描く回転軌跡は他方の回転体の部材(17b)の外縁部が描く回転軌跡と一点で接し、他方の回転体の部材(17a)の外縁部が描く回転軌跡は一方の回転体の部材(17b)の外縁部が描く回転軌跡と一点で接し、部材(17a)の外縁部が描く回転軌跡同士は交わっている。
【0022】
2つの回転体(17)は、回転軸に垂直な平面視において直線部(19)を有しており、この直線部(19)は平面視において円の中心を挟んだ二箇所を略平行に切り欠くことにより、各回転体に2箇所づつ形成されている。
そして、2つの回転体の直線部(19)は、両回転体の回転に伴って定期的に(半回転毎に)、図6に示す如く略V字を形成する。
この2つの回転体の直線部(19)によって形成されるV字は、おにぎりの三角形の二辺を形成するものであるから、略正三角形のおにぎりを得るためにV字の角度は略60度とされる。
【0023】
押圧部材(18)は、おにぎりの三角形の残りの一辺を形成するための部材であり、図6に示す如く、2つの回転体の直線部(19)によってV字が形成されたときに、前工程で直方体状に成形された飯(M)を直線部(19)に対して押圧するように一定周期で間欠駆動される。
押圧部材(18)は、エアシリンダ(20)等の公知の往復駆動手段によって2つの回転体(17)に向けて往復運動する板状部材からなり(図8参照)、この板状部材の両端部が2つの回転体の直線部(19)に当接することで、押圧部材(18)の先端面と2つの回転体の直線部(19)との間で略正三角形の空間が形成され、これにより直方体状の飯が略正三角形状のおにぎりに整形される。
【0024】
回転体(17)を構成する回転半径が大きい部材(17a)の端部は、2つの回転体の直線部(19)が略V字を形成したときに、該V字の折り返し部が円弧状を呈するような湾曲面に形成されているとともに、押圧部材(18)を構成する板状部材の両端部は円弧状に内向きに湾曲されている。
これによって、押圧部材(18)の先端面と2つの回転体の直線部(19)との間で略正三角形の空間の角部が丸みをもつようになり、角が取れて崩れにくい綺麗な略正三角形のおにぎりが整形される。
【0025】
また、図8及び図9に示すように、2つの回転体(17)の厚み方向の直下部にはベルトコンベア(21)が設けられており、厚み方向上部には第二押圧部材(22)が設けられている。
第二押圧部材(22)は、エアシリンダ(23)等の公知の往復駆動手段の先端に取り付けられた板状部材からなり、押圧部材(18)により直線部(19)に対して押圧された飯を上方から押圧することで、ベルトコンベア(21)との間で飯の厚み方向の形を整える。
【0026】
押圧部材(18)の先端面と2つの回転体の直線部(19)との間で略正三角形状とされ、第二押圧部材(22)により厚み方向の形が整えられた飯は、2つの回転体(17)の更なる回転とベルトコンベア(21)の進行に伴って押し出され、ベルトコンベア(21)によりそのまま搬送される。
このとき、回転体(17)を構成する回転半径が大きい部材(17a)の直線部(19)の、略V字の折り返し部を形成する側と反対側の端部は、図6に示す如く半円状に形成されているため、飯が押し出されるときに飯の形を崩すことがない。
そして、ベルトコンベア(21)によって搬送された飯は、必要に応じて海苔を巻く等の処理を施した後、おにぎり製品として出荷される。
【0027】
図10は整形手段の別の実施形態を示す平面図である。
この実施形態では、整形手段は互いに近接離反し、近接の際に三角形状の空間部を形成する2つの部材(29)から構成されている。
また、この整形手段を構成する2つの部材(29)の厚み方向直下部にはベルトコンベア(30)が設けられており、厚み方向上部には三角形状の空間部にて成形された飯(M)を上方から押圧する押圧部材(図示略)が設けられている。
【0028】
2つの部材(29)及び押圧部材(30)は図示しないエアシリンダ等の駆動手段によって定期的に往復駆動する。
この整形手段によれば、前工程で直方体状に成形された飯(M)は、2つの部材(29)の間で押圧されることにより略正三角形状に整形され、さらに押圧部材により厚み方向の形が整えられた後、2つの部材(29)が離反することにより、ベルトコンベア(30)によりそのまま搬送される。
そして、ベルトコンベア(30)によって搬送された飯は、必要に応じて海苔を巻く等の処理を施した後、おにぎり製品として出荷される。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、一定量で所定形状に成形された飯を、互いに逆方向に回転する2つの回転体と、該回転体に当接離反する押圧部材によって、略正三角形のおにぎりの形に整形することができるので、従来のおにぎり製造装置のようなプレス装置を必要とせず、製造時の重大な事故を防いで安全に作業することができるとともに、飯が過度に圧縮されないので、ふっくらとして食感のよい美味しいおにぎりを得ることが可能となる。
更に、回転体の半回転毎に1個の正三角形状のおにぎりを整形することができるので効率が良く、また回転半径が異なる2つの部材から回転体を構成することで、回転体同士の干渉を防ぎつつ正三角形状のおにぎりを連続して整形することが可能となる。
請求項2に係る発明によれば、第二押圧部材によって厚み方向の形を整えることが可能となり、綺麗な形のおにぎりを得ることができる。
請求項3に係る発明によれば、角が無く崩れにくい略正三角形状のおにぎりが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るおにぎり製造装置のホッパー及び定量供給手段を示す図であり、(a)は全体構造を示す図、(b)は定量供給手段の最終工程部分の構成を示す図である。
【図2】定量供給手段の要部を示す部分斜視図である。
【図3】定量供給手段の切り離し板の構成を示す部分斜視図である。
【図4】成形手段の一例を示す図である。
【図5】成形手段によって成形される飯の状態を示す概略図である。
【図6】整形手段の要部を示す平面図である。
【図7】整形手段の要部を示す正面図である。
【図8】整形手段の全体構成を概略的に示す側面図である。
【図9】整形手段の全体構成を概略的に示す正面図である。
【図10】整形手段の別の実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ホッパー
17 回転体
17a 回転半径が大の部材
17b 回転半径が小の部材
18 押圧部材
19 直線部
21 ベルトコンベア
22 第二押圧部材
29 三角形状の空間部を形成する部材
30 押圧部材
M 飯
Claims (3)
- 飯を収容するホッパーと、該ホッパーから放出された飯を一定量づつ供給する定量供給手段と、該定量供給手段により供給された飯を所定形状に成形する成形手段と、該成形手段により成形された飯を三角形状に整形する整形手段とからなり、該整形手段は、互いに逆方向に回転する2つの一定の厚みを有する回転体と、該回転体に当接離反する押圧部材とからなり、前記2つの回転体は回転軸に垂直な平面視において直線部を有するとともに、該2つの回転体の直線部は両回転体の回転に伴って定期的に略V字を形成し、前記押圧部材は該V字が形成されたときに前記成形された飯を直線部に対して押圧するように駆動され、前記回転体は、同一厚みをもち回転半径が異なる2つの部材を上下に重ねた形状を有し、一の回転体は回転半径が大の部材が上部に設けられ、他の回転体は回転半径が小の部材が上部に設けられてなるとともに、これら回転体の前記直線部は平面視において円の中心を挟んだ二箇所を略平行に切り欠いて形成されてなることを特徴とするおにぎり製造装置。
- 前記2つの回転体の厚み方向下部にはベルトコンベアが設けられ、厚み方向上部には前記押圧部材により直線部に対して押圧された飯を上方から押圧する第二押圧部材が設けられてなることを特徴とする請求項1記載のおにぎり製造装置。
- 前記回転体を構成する回転半径が大の部材の端部は、2つの回転体の直線部が略V字を形成したときに、該V字の折り返し部が円弧状を呈するような湾曲面に形成されてなり、前記押圧部材の平面視における両端部は円弧状に内向きに湾曲されてなることを特徴とする請求項2記載のおにぎり製造装置。
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JP3425222B2 (ja) | 筋切延身装置、及び該装置に使用する筋切ローラー |
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