JP2018064507A - 食品製造支援装置 - Google Patents

食品製造支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018064507A
JP2018064507A JP2016205609A JP2016205609A JP2018064507A JP 2018064507 A JP2018064507 A JP 2018064507A JP 2016205609 A JP2016205609 A JP 2016205609A JP 2016205609 A JP2016205609 A JP 2016205609A JP 2018064507 A JP2018064507 A JP 2018064507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
food material
endless belt
machine
conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016205609A
Other languages
English (en)
Inventor
道治 磯口
Michiharu ISOGUCHI
道治 磯口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uoiso Ltd
Original Assignee
Uoiso Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uoiso Ltd filed Critical Uoiso Ltd
Priority to JP2016205609A priority Critical patent/JP2018064507A/ja
Priority to PCT/JP2017/030730 priority patent/WO2018074065A1/ja
Publication of JP2018064507A publication Critical patent/JP2018064507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23PSHAPING OR WORKING OF FOODSTUFFS, NOT FULLY COVERED BY A SINGLE OTHER SUBCLASS
    • A23P20/00Coating of foodstuffs; Coatings therefor; Making laminated, multi-layered, stuffed or hollow foodstuffs
    • A23P20/10Coating with edible coatings, e.g. with oils or fats
    • A23P20/12Apparatus or processes for applying powders or particles to foodstuffs, e.g. for breading; Such apparatus combined with means for pre-moistening or battering
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23PSHAPING OR WORKING OF FOODSTUFFS, NOT FULLY COVERED BY A SINGLE OTHER SUBCLASS
    • A23P30/00Shaping or working of foodstuffs characterised by the process or apparatus
    • A23P30/10Moulding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

【課題】多品種少量の食品の製造に用いることができる食品製造支援装置を提供する。
【解決手段】食品製造支援装置100は、基台101上に食材供給機110、食材搬送コンベア120、食材押圧機130、食材分断機140、下流側作業台160および制御装置190をそれぞれ備えている。食材供給機110は、粒状の食材Mを食材搬送コンベア120に供給する。食材搬送コンベア120は、食材Mを一方側から他方側に向けて搬送する。食材分断機140は、食材供給機110によって供給された食材Mを所定量毎ごとに分断する。食材押圧機130は、食材搬送コンベア120の無端ベルト122を筒状に折り曲げて押圧する。下流側作業台160は、食材搬送コンベア120による食材Mの搬送方向下流側における無端バルト122に隣接した位置に設けられた作業台である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、米などの穀物、パン粉、またはゴマなどの種実類などの粒状の食材を用いて調理を行い際に用いられる食品製造支援装置に関する。
従来から、大量に食品を製造する装置が知られている。例えば、下記特許文献1には、全自動で巻寿司を製造する自動巻寿司製造機が開示されている。
特開平08−103233号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された自動巻寿司製造機においては、巻寿司の製造に特化されているため巻寿司以外の食品を製造することができない。このように、従来の食品の製造装置の多くは、特定の食品の製造に特化した専用機として構成されているため、多品種少量の食品の製造ができないという問題がある。特に、中小規模の食品製造業者においては、特定の食品しか製造できない専用機よりも多品種少量の食品の製造に用いることができる汎用機が望まれている。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、多品種少量の食品の製造に用いることができる食品製造支援装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、粒状の食材を載置して一方から他方に搬送するための無端ベルトを有した食材搬送コンベアと、前記食材を食材搬送コンベアの前記一方の端部側の無端ベルト上に供給する食材供給機と、食材搬送コンベアにおける前記一方の端部と前記他方の端部との間に設けられて無端ベルトにおける両端部を持ち上げて筒状に形成することにより食材を棒状に押さえ付ける食材押圧機と、棒状に押圧された食材に対して作業者が調理作業を行うために食材搬送コンベアにおける食材押圧機より下流側の無端ベルトに隣接して設けられた下流側作業台とを備えることにある。
このように構成した本発明の特徴によれば、食品製造支援装置は、粒状の食材を搬送する食材搬送コンベア上に食材押圧機を備えるとともにその下流側に下流作業台を備えているため、幅広い食品を製造することができる。具体的には、食品製造支援装置は、米飯弁当、おにぎり、稲荷寿司、巻寿司、またはエビフライまたはから揚げなどの揚げ物などを製造することができる。また、粒状の食材としては、米、粟、トウモロコシまたは麦などの穀物類、ゴマまたはナッツなどの種実類、パン粉、あられ、小麦粉、魚粉、ふりかけなどの粒状または粉状の調理用加工食品などがある。
また、本発明の他の特徴は、前記食品製造支援装置において、さらに、無端ベルト上の食材を搬送方向に沿って分断する食材分断機を備えることにある。この場合、食材分断機は、食材搬送コンベア上における食材押圧機よりも上流側または下流側に設けることができる。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、食品製造支援装置は、無端ベルト上の食材を搬送方向に沿って分断する食材分断機を備えているため、作業者は一定量の食品を効率的に製造することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記食品製造支援装置において、食材押圧機は、食材搬送コンベアの搬送方向に沿って移動可能であることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、食品製造支援装置は、食材押圧機が食材搬送コンベアの搬送方向に沿って移動可能であるため、製造対象となる食品または調理作業の内容に応じて食材押圧機の位置を設定でき多品種少量の食品を効率的に製造することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記食品製造支援装置において、さらに、粒状に形成された食材に対して作業者が調理作業を行うために食材搬送コンベアにおける食材押圧機より上流側の無端ベルトに隣接して上流側作業台を備えることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、食品製造支援装置において、食材搬送コンベアにおける食材押圧機より上流側の無端ベルトに隣接して上流側作業台が設けられているため、粒状の食品を棒状に押圧する前に調理作業を行うことができ、より多品種少量の食品を効率的に製造することができる。
また、本発明の他の特徴は、食品製造支援装置において、さらに、食材搬送コンベアにおける下方に同食材搬送コンベアに沿って残渣受け体を備えることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、食品製造支援装置は、食材搬送コンベアにおける下方に同食材搬送コンベアに沿って残渣受け体を備えているため、食材搬送コンベア上に取り残された食材、不要となった食材または調理に用いた水などを下方に落下させることで食品製造に用いなかった食材を効率的に回収することができるとともに調理場が汚れることを効果的に防止することができる。
本発明の一実施形態に係る食品製造支援装置の構成の概略を模式的に示す正面図である。 本発明に係る食品製造支援装置の構成の概略を模式的に示す平面図である。 図1に示す食品製造支援装置の作動を制御するための制御システムのブロック図である。 (A)〜(C)は図1に示す食品製造支援装置における食材分断機が食材を分断する過程を説明するための図であり、(A)は食材分断機が食材を分断する前の状態を模式的に示す部分拡大正面図であり、(B)は食材分断機が食材を分断した直後の状態を模式的に示す部分拡大正面図であり、(C)は食材分断機が食材を分断した後食材の搬送方向下流側に搬送した状態を模式的に示す部分拡大正面図である。 図1に示す食品製造支援装置によって製造された棒状の食材を弁当箱に詰めた状態を示す斜視図である。 図1に示す食品製造支援装置によって製造された棒状の食材を調理道具を使っておにぎりに成形する過程を示す斜視図である。 図1に示す食品製造支援装置によって巻寿司を製造する状態を模式的に示す平面図である。 図7に示す食品製造支援装置によって製造された巻寿司の半製品である棒状の食材を示す斜視図である。 図10に示す食品製造支援装置によって製造されたエビフライの半製品である棒状の食材を示す斜視図である。 図1に示す食品製造支援装置によってエビフライを製造する状態を模式的に示す平面図である。
以下、本発明に係る食品製造支援装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る食品製造支援装置100の構成の概略を模式的に示す正面図である。また、図2は、図1に示した食品製造支援装置100の構成の概略を模式的に示す平面図である。図3は、図1に示した食品製造支援装置100の作動を制御するための制御システムのブロック図である。なお、本明細書において参照する各図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。この食品製造支援装置100は、食品製造工場などにおいて米飯の盛り付け作業、おにぎり、稲荷寿司、巻寿司およびエビフライの衣付けなどの各作業を行う際に使用される機械装置である。
(食品製造支援装置100の構成)
この食品製造支援装置100は、基台101を備えている。基台101は、食品製造支援装置100を構成する各種部品および各種機器を支持する構造体であり、鉄製の複数のフレーム材を水平方向に延びる略直方体に組み付けるとともに各側面にステンレス製の板材を貼り付けて構成されている。この基台101には、食材供給機110、食材搬送コンベア120、食材押圧機130、食材分断機140、上流側作業台150、下流側作業台160、残渣受け体180および制御装置190をそれぞれ備えている。
食材供給機110は、粒状の食材Mを食材搬送コンベア120に供給するための機械装置であり、主として、食材ホッパ111、食材供給コンベア115、幅調整壁116およびならしローラ117をそれぞれ備えて構成されている。ここで、粒状の食材Mは、本実施形態においては、米飯またはパン粉である。また、食材Mは、図1、図2、図7および図10においては二点鎖線で示している。
食材ホッパ111は、食材Mを一時的に貯留しながら食材供給コンベア115に対して所定量ずつ送り出す機械装置であり、上方に大きく開口した投入口112aを有するとともに下方に小さく開口した供給口112bを有した箱状に形成されている。この食材ホッパ111内には、食材Mを供給口112bに円滑に導くための食材供給櫛113が設けられている。この食材供給櫛113は、後述する制御装置190によって作動制御される食材供給櫛駆動モータ113aによって回転駆動する。この場合、食材供給櫛駆動モータ113aは、基台101内に支持されている。この食材ホッパ111は、基台101における一方(図示右側)の端部側上面に設けられた支持フレーム114によって食材供給コンベア115上に支持されている。
食材供給コンベア115は、食材ホッパ111から供給された食材Mを食材搬送コンベア120に搬送するための機械装置であり、2つのローラ115a,115b間に食材Mが張り付き難い樹脂繊維製の無端ベルト115cが架設されて構成されている。この場合、無端ベルト115cにおける食材Mが載置される図示上側のベルトは、基台101の側面から張り出した板状の支持板115dによって傾斜した平面状に支持されている。
この食材供給コンベア115は、一方(図示右側)の端部が食材ホッパ111の供給口112bの下方に位置するとともに他方(図示左側)の端部が食材搬送コンベア120における一方(図示右側)の端部上に位置するように基台101に支持されている。また、食材供給コンベア115における一対のローラ115a,115bは、前記制御装置190によって作動制御される食材供給コンベア駆動モータ115eによって回転駆動する。この場合、食材供給コンベア駆動モータ115eは、基台101内に支持されている。この食材供給コンベア115の無端ベルト115cにおける食材Mが載置される図示上側のベルト上には、幅調整壁116およびならしローラ117がそれぞれ設けられている。
幅調整壁116およびならしローラ117は、食材供給コンベア115上の食材Mを所定の幅および厚さの帯状に形成するための部品である。幅調整壁116は、粒状の食材Mの搬送幅を規制するための部品であり、無端ベルト115cによる搬送方向に沿って垂直方向に延びる2つの壁体で構成されている。この幅調整壁116は、無端ベルト115c上に載置されている。この場合、幅調整壁116は、基台101の側壁から張り出すストッパ116aによって搬送方向に搬送されることが規制されている。なお、図1においては、幅調整壁116を構成する2つの壁体のうちの図示手前の壁体を省略して示している。
ならしローラ117は、粒状の食材Mの厚さを規制するための部品であり、無端ベルト115cによる搬送方向の上流側および下流側にそれぞれ配置された2つのローラで構成されている。この場合、ならしローラ117を構成する2つのローラは、前記制御装置190によって作動制御されるならしローラ駆動モータ117aよって回転駆動する。この場合、ローラ駆動モータ117aは、基台101内に支持されている。すなわち、ならしローラ117は、ローラ駆動モータ117aを介して基台101によって支持されている。また、ならしローラ117を構成する2つのローラは、各両端部分が前記幅調整壁116にも回転自在な状態でそれぞれ支持されている。
食材搬送コンベア120は、食材を一方(図示右側)から他方(図示左側)に向かって搬送するための機械装置であり、2つのローラ121a,121b間に食材Mが張り付き難い樹脂繊維製の無端ベルト122が架設されて構成されている。この場合、一対のローラ121a,121bは、前記制御装置190によって作動制御される食材搬送コンベア駆動モータ123によって回転駆動する。この場合、食材搬送コンベア駆動モータ123は、基台101内に支持されている。
また、無端ベルト122における食材Mが載置される図示上側のベルトは、支持テーブル124によって支持されている。支持テーブル124は、無端ベルト122における食材Mが載置される図示上側のベルトおよび食材押圧機130をそれぞれ支持するための部品であり、2つのローラ121a,121b間で水平に延びる板状体で構成されている。この支持テーブル124は、作業者Uの腰付近の高さ位置で基台101の側面から張り出した状態で同基台101に支持されている。また、支持テーブル124は、無端ベルト122の幅よりも広い幅で形成されている。
食材押圧機130は、無端ベルト122を長手方向に沿って筒状に変形させることにより無端ベルト122上の粒状の食材Mを棒状に押圧するための機具である。この食材押圧機130は、主として、ベース体131、4つの側面押圧ローラ132a〜132d、1つの上面押圧ローラ133および2つの2面押圧ローラ134a,134bをそれぞれ備えて構成されている。ベース体131は、4つの側面押圧ローラ132a〜132d、1つの上面押圧ローラ133および2つの2面押圧ローラ134a,134bをそれぞれ支持する部品であり、ステンレス製の板状体を平面視で長方形状に形成して構成されている。このベース体131は、支持テーブル124の幅よりも短い幅で形成されている。
4つの側面押圧ローラ132a〜132dは、無端ベルト122の幅方向の両端部をそれぞれ起き上がらせるとともに起き上がらせた両端部を内側方向に押圧するための部品であり、それぞれ樹脂製のローラで構成されている。これら4つの側面押圧ローラ132a〜132dのうちの2つの側面押圧ローラ132a,132bは、ベース体131の一方(図示右側)の端部側に回転自在な状態で支持されている。この場合、側面押圧ローラ132bは、側面押圧ローラ132aよりも下流側で上面押圧ローラ133に隣接配置されている。また、4つの側面押圧ローラ132a〜132dのうちの残余の2つの側面押圧ローラ132c,133dは、ベース体131の他方(図示左側)の端部側に互いに対向した状態で回転自在に支持されている。
上面押圧ローラ133は、側面押圧ローラ132a,132bによって起き上がった無端ベルト122の両端部を互いに内側に屈曲させて上方から押さえ付けるための部品であり、樹脂製のローラで構成されている。これにより、無端ベルト122は、部分的に断面形状が略方形の筒状に形成される。この上面押圧ローラ133は、ローラ支持柱133aによって上下方向に高さ位置を変更可能な状態で回転自在に支持されている。
2つの2面押圧ローラ134a,134bは、側面押圧ローラ132a,132bおよび上面押圧ローラ133によって部分的に筒状に形成された無端ベルト122の両側面および上面をそれぞれ押圧するための部品であり、それぞれ樹脂製のローラで構成されている。この場合、2面押圧ローラ134a,134bは、筒状に形成された無端ベルト122の両側面をそれぞれ押圧するために垂直方向に延びるローラ部分と、筒状に形成された無端ベルト122の上面を押圧するために前記ローラ部分の上端部が径方向外側にフランジ状に張り出したフランジ部分とでそれぞれ構成されている。これらの2面押圧ローラ134a,134bは、ベース体131上における上面押圧ローラ133の下流側に互いに対向した状態で回転自在に支持されている。
この食材押圧機130は、ベース体131が支持テーブル124上に載置されて配置されている。この場合、食材押圧機130は、無端ベルト122における図示上側のベルトを側面押圧ローラ132a,132cと側面押圧ローラ132b,132dとの間および2面押圧ローラ134aと2面押圧ローラ134bとの間であって上面押圧ローラ133の下方に通した状態で設けられている。なお、食材押圧機130は、無端ベルト122の幅方向の両端部を起き上がらせて筒状に形成できればよく、4つの側面押圧ローラ132a〜132d、1つの上面押圧ローラ133および2つの2面押圧ローラ134a,134bの数および配置位置は必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。
食材分断機140は、食材搬送コンベア120に連続的に供給された粒状の食材Mを分断して一定量毎のまとまりにする機械装置であり、主として、分断刃141、食材分断機駆動装置142および下敷き143をそれぞれ備えて構成されている。分断刃141は、無端ベルト122上の食材Mに突き刺した後、搬送方向下流側に押し出すための部品であり、樹脂製の板状体で構成されている。この分断刃141は、図示下方が線状に尖って形成されており、この尖った先端部を下方の無端ベルト122に向けた状態で食材分断機駆動装置142に着脱自在に保持されている。
食材分断機駆動装置142は、図4(A)〜(C)にそれぞれ示すように、保持している分断刃141を下降させた後、食材Mの搬送方向下流側に変位させるための機械装置であり、図示しない2つのエアシリンダを備えて構成されている。この食材分断機駆動装置142は、制御装置190によって作動が制御される。下敷き143は、分断刃141の先端部を保護するとともに無端ベルト122の下流側を下りの傾斜面にするための部品であり、樹脂材料を板状に形成して構成されている。この下敷き143は、分断刃141の下方に無端ベルト122を介した支持テーブル124上に着脱自在な状態で取り付けられている。この食材分断機140は、食材搬送コンベア120上における食材押圧機130よりも搬送方向上流側の先端部付近に設けられている。
上流側作業台150は、食材搬送コンベア120における食材押圧機130よりも搬送方向の上流側の食材Mに対して調理作業を行うための作業スペースであり、食材押圧機130よりも搬送方向の上流側の基台101の上面によって構成されている。この場合、上流側作業台150は、支持テーブル124よりも高い位置で作業者Uに対して奥側に形成されている。また、上流側作業台150は、支持テーブル124の幅よりも広い幅で形成されている。本実施形態においては、上流側作業台150は、支持テーブル124の幅の1.5倍の幅で形成されている。
下流側作業台160は、食材搬送コンベア120における食材押圧機130よりも搬送方向の下流側の食材Mに対して調理作業を行うための作業スペースであり、食材押圧機130よりも搬送方向の下流側の基台101の上面によって構成されている。この場合、下流側作業台160は、支持テーブル124よりも高い位置で作業者Uに対して奥側に形成されている。また、下流側作業台160は、支持テーブル124の幅よりも広い幅で形成されている。本実施形態においては、下流側作業台160は、支持テーブル124の幅の1.5倍の幅で形成されている。
これらの上流側作業台150と下流側作業台160との間には、中間作業台170が形成されている。中間作業台170は、食材搬送コンベア120における食材押圧機130に隣接した位置で調理作業を行うための作業スペースであり、食材押圧機130に隣接した基台101の上面によって構成されている。この場合、中間作業台170は、支持テーブル124よりも高い位置で作業者Uに対して奥側に形成されている。また、中間作業台170は、支持テーブル124の幅よりも広い幅で形成されている。本実施形態においては、中間作業台170は、支持テーブル124の幅の1.5倍の幅で形成されている。
すなわち、本実施形態においては、上流側作業台150、下流側作業台160および中間作業台170は、基台101における1つの上面によって連続的かつ一体的に形成されている。また、これらの上流側作業台150、下流側作業台160および中間作業台170は、幅方向両端部における一方の端部側に食材搬送コンベア120が設けられている一方で、他方の端部側は何も設置されておらず作業者Uがアクセス可能となっている。
残渣受け体180は、食材搬送コンベア120に載置された食材Mのうち、食品の製造に用いられなかった食材Mを回収するための部品であり、ステンレス材を上方が開口した箱状に形成して構成されている。より具体的には、残渣受け体180は、食材搬送コンベア120によりも長い長さでかつ支持テーブル124の幅よりも広い幅で形成されている。この残渣受け体180は、食材搬送コンベア120の下方において基台101に支持されている。
制御装置190は、CPU、ROM、RAMなどからなるマイクロコンピュータによって構成されており、食品製造支援装置100の全体の作動を総合的に制御する。具体的には、制御装置190は、食材供給櫛駆動モータ113a、食材供給コンベア駆動モータ115e、ならしローラ駆動モータ116d、食材搬送コンベア駆動モータ123および食材分断機駆動装置142の各作動を制御して食材を食材搬送コンベア120の一方(図示右側)端部から他方(図示左側)の端部に向けて搬送する。
この制御装置190は、食材Mの搬送方向上流側における基台101上に設けられた箱状の制御ボックス191内に設けられている。また、制御装置190は、作業者Uの指示を入力するための操作子および制御装置190の作動状態を表示する液晶画面をそれぞれ備えた操作パネル192をそれぞれ備えている。また、食品製造支援装置100は、食材供給櫛駆動モータ113a、食材供給コンベア駆動モータ115e、ならしローラ駆動モータ116d、食材搬送コンベア駆動モータ123、食材分断機駆動装置142および制御装置190に対して外部電源からの電力を供給する電源部を備えているが、本発明に直接関わらないためその説明は省略する。
(食品製造支援装置100の作動)
(米飯の盛り付け作業)
次に、上記のように構成した食品製造支援装置100の作動について説明する。まず、米飯の盛り付け作業について説明する。作業者Uは、操作パネル192を操作して制御装置190の電源をONにした後、米飯からなる食材Mを食材ホッパ111に投入する。この場合、米飯は、事前に図示しない炊飯器で炊飯して用意される。また、作業者Uは、食材Mを詰める弁当箱Bおよび食材Mを弁当箱Bに詰める作業に用いるしゃもじまたは箸などの道具を下流側作業台160上にそれぞれ用意する。
次に、作業者Uは、操作パネル192を操作することにより食材供給機110、食材搬送コンベア120および食材分断機140の各作動を開始させる。これにより、食材供給機110は、食材供給櫛駆動モータ113aの作動開始により食材供給櫛113が回転駆動して投入された食材Mを少しずつ供給口112bから排出する。また、食材供給機110は、食材供給コンベア駆動モータ115eおよびならしローラ駆動モータ116dの各作動を開始させて無端ベルト115cおよびならしローラ116bをそれぞれ回転駆動させる。また、これらと同時に、食材搬送コンベア120は、食材搬送コンベア駆動モータ123の作動を開始させて無端ベルト122を回転駆動させる。また、これらと同時に、食材分断機140は、食材分断機駆動装置142の作動を開始させて分断刃141を変位させる。
食材ホッパ111から排出された食材Mは、食材供給コンベア115の無端ベルト115cによってならしローラ117側に搬送されてならしローラ117および幅調整壁116によって所定の幅および厚さの連続する板状に成形された後、食材搬送コンベア120の上流端に供給される。食材搬送コンベア120の上流端に供給された食材Mは、無端ベルト122によって食材分断機140側に搬送されて食材分断機140によって分断される。
具体的には、食材分断機140は、作業者Uによって予め設定された時間間隔に従って分断刃141を下降させて帯状に連続する食材Mを切断するとともに、分断刃141を食材Mの搬送方向下流側(図示左側)に押して後続の食材Mと分断する。この場合、分断された食材Mは、無端ベルト122が下敷き143によって下り傾斜面となっているため、型崩れが生じることなく搬送方向下流側に円滑にスライド移動する。これにより、食材Mは、所定の長さの独立した1つの板状に形成される。本実施形態においては、1つの食材Mは、1つの弁当箱B内に充填する量に相当する量の板状に形成される。なお、1つの食材Mの大きさは、適宜設定されるもので本実施形態に限定されるものではなく、1つの弁当箱B内に充填する量の1/2またはそれ以下に相当する量の板状に形成されて、1つの弁当箱に複数の食材Mを詰めるようにしてもよい。
食材分断機140によって小片に分断された食材Mは、無端ベルト122によって上流側作業台150の前方を通過した後、食材押圧機130に搬送されて棒状に成形される。具体的には、食材押圧機130は、4つの側面押圧ローラ132a〜132d、1つの上面押圧ローラ133および2つの2面押圧ローラ134a,134bによって無端ベルト122の幅方向の両端部を内側に屈曲させることにより筒状に形成して無端ベルト122内の食材Mを押圧する。これにより、食材Mは、食材Mの搬送方向に延びる棒状の塊に成形される。
また、食材押圧機130を通過した無端ベルト122は、側面押圧ローラ132c,132dの通過後、屈曲されていた幅方向両端部がそれぞれ展開して平面状に復帰した状態で下流側作業台160の前方を通過する。これにより、下流側作業台160に食材搬送コンベア120を介して対向する位置に待機する作業者Uの前には、無端ベルト122の幅方向中央部に搬送方向に沿って棒状に延びる食材Mが搬送される。
したがって、作業者Uは、図5に示すように、無端ベルト122によって運ばれた棒状の食材Mを2つ把持して弁当箱Bに配置した後、しゃもじまたは箸などの調理道具Tを用いて棒状の食材Mの形を解して弁当箱B内に詰めることができる。この場合、作業者Uは、食材Mが棒状に形成されているため食材Mを把持し易いとともに食材Mが弁当箱Bの充填量に対応する分量に調整されているため、効率的に作業を行うことができる。そして、作業者Uは、食材Mを詰めた弁当箱Bを下流側作業台160上に載置して食材Mを冷ますとともに、無端ベルト122によって次に運ばれて来る食材Mの弁当箱Bへの充填作業を引き続き行う。なお、図5においては、棒状に形成された食材Mを破線で示している。
この食材Mの弁当箱Bへの充填作業において、無端ベルト122上または支持テーブル124上に飛散した食材Mの一部は、支持テーブル124の下方に設けられた残渣受け体180に作業者Uによって直接または無端ベルト122によって搬送後自然落下によって間接的に導かれる。そして、作業者Uは、米飯の盛り付け作業を終了する際には、操作パネル192を操作して食材供給機110、食材搬送コンベア120および食材分断機140の各作動を停止させた後、制御装置190の電源をOFFにする。
(おにぎりおよび稲荷寿司の製造作業)
次に、おにぎりまたは稲荷寿司の製造作業についてそれぞれ説明する。なお、以後の各調理作業の説明においては、上記米飯の盛り付け作業と同じ作業の説明は適宜省略する。作業者Uは、操作パネル192を操作することにより食材分断機140が無端ベルト122上の食材Mを分断するタイミングを1つのおにぎりまたは1つの稲荷寿司の分量で分断することができるタイミングに設定して、食材供給機110、食材搬送コンベア120および食材分断機140の各作動を開始させる。
これにより、下流側作業台160に対向する位置で待機する作業者Uの前には、無端ベルト122の幅方向中央部に搬送方向に沿って棒状に延びる食材Mが搬送される。したがって、作業者Uは、無端ベルト122によって運ばれた棒状の食材Mを把持して手で握っておにぎりの形状に成形することができる。この場合、作業者Uは、図6に示すように、おにぎりの形状に成形する一対の型で構成される成形具などの調理道具T内に棒状の食材Mを押し込んでこれら2つの型を閉じる(図示破線矢印参照)ことによっておにぎりの形状に成形することもきる。なお、図6においては、棒状に形成された食材Mを破線で示している。
また、作業者Uは、稲荷寿司を製造する場合には、無端ベルト122によって運ばれた棒状の食材Mを把持して予め別工程で用意した袋状の油揚げ内に棒状(俵状)の食材Mを詰めて稲荷寿司を製造することができる。なお、稲荷寿司を製造する場合には、作業者Uは、食材ホッパ111に米飯と調味料からなる寿司飯または米飯に調味料とともに具材が混ぜられた寿司飯を投入する。
(巻寿司の製造作業)
次に、巻寿司の製造作業について説明する。作業者Uは、操作パネル192を操作することにより食材分断機140が無端ベルト122上の食材Mを分断するタイミングを1つの巻寿司の分量で分断することができるタイミングに設定して、食材供給機110、食材搬送コンベア120および食材分断機140の各作動を開始させる。この場合、作業者Uは、食材ホッパ111に米飯と調味料からなる寿司飯を投入する。
この巻寿司の製造作業においては、図7に示すように、下流側作業台160に食材搬送コンベア120を介して対向する位置に作業者U1を配置するとともに、上流側作業台150に食材搬送コンベア120を介して対向する位置にも作業者U2を配置する。この場合、上流側作業台150に対向する位置に配置された作業者U2は、巻寿司の具材M1を上流側作業台150上に用意して無端ベルト122による食材Mの搬送を待つ。また、下流側作業台160に対向する位置に配置された作業者U1は、巻寿司の海苔M2および海苔M2を巻く巻すなどの調理道具Tを下流側作業台160上にそれぞれ用意して無端ベルト122による食材Mの搬送を待つ。
また、この場合、作業者U1,U2は、支持テーブル124上において食材押圧機130を食材Mの搬送方向の上流側または下流側に移動させて位置を変化させることにより、上流側作業台150および下流側作業台160の前記
搬送方向における長さ(広さ)を調整することができる。そして、上流側作業台150に対向する位置に配置された作業者U2は、食材分断機140によって所定の長さの板状に分断された食材Mが搬送されてきた場合には、同食材Mの中央部上に食材Mの搬送方向に沿って巻寿司の具材M1を配置する。
これにより、上流側作業台150に対向する支持テーブル124上を通過した食材Mは、図8に示すように、食材押圧機130によって具材M1を中心部に配置した状態で棒状に成形される。したがって、下流側作業台160に対向する位置で待機する作業者U1は、無端ベルト122によって運ばれた棒状の食材Mを把持して海苔M2が敷かれた巻すからなる調理道具T上に配置して巻寿司を製造することができる。なお、作業者U1は、巻すを用いず、手作業によって棒状の食材Mを把持して海苔M2を巻くようにしてもよいことは当然である。また、前記おにぎりおよび稲荷寿司の製造においては、おにぎりおよび稲荷寿司の各内部に梅干し、昆布、鮭などの具材を入れないおにぎりおよび稲荷寿司としたが、この巻寿司の製造作業と同様の手順でおにぎりおよび稲荷寿司を製造することにより、おにぎりおよび稲荷寿司の各内部に各種具材を入れて製造することができる。
(エビフライの製造作業)
次に、エビフライの製造作業について説明する。このエビフライの製造作業においては、食材Mは、図9に示すように、エビM3の表面を覆う衣となるパン粉で構成される。また、このエビフライの製造作業においては、図10に示すように、上流側作業台150および下流側作業台160に対してそれぞれ食材搬送コンベア120を介して対向する位置に作業者U1,U2をそれぞれ配置するとともに、下流側作業台160における食材搬送コンベア120とは反対側に下流側作業台160に直接面して作業者U3を配置している。
この場合、上流側作業台150に対向する位置に配置された作業者U2は、エビフライとなるエビM3を上流側作業台150上に用意して無端ベルト122による食材Mの搬送を待つ。また、下流側作業台160に対向する位置に配置された作業者U1は、パン粉からなる食材Mで覆ったエビM3を収容するトレイからなる調理道具Tを下流側作業台160上に用意して無端ベルト122による食材Mの搬送を待つ。また、下流側作業台160に直接面して配置された作業者Uは、パン粉からなる食材Mで覆ったエビM3を回収して次の揚げ工程を行う。
作業者Uは、食材ホッパ111にパン粉からなる食材Mを投入するとともに、操作パネル192を操作することにより食材分断機140が無端ベルト122上の食材Mを分断するタイミングを1つのエビM3に十分に付着させることができるパン粉の分量で分断することができるタイミングに設定して、食材供給機110、食材搬送コンベア120および食材分断機140の各作動を開始させる。
上流側作業台150に対向する位置に配置された作業者Uは、食材分断機140によって所定の長さの板状に分断された食材Mが搬送されてきた場合には、同食材Mの中央部上に食材Mの搬送方向に沿ってエビM3を配置する。これにより、上流側作業台150に対向する支持テーブル124上を通過した食材Mは、図に示すように、食材押圧機130によってエビM3の外表面に食材Mが付着される。したがって、下流側作業台160に対向する位置で待機する作業者Uは、無端ベルト122によって運ばれた食材Mが付着したエビM3を把持して余分な食材Mを振り落してトレイからなる調理道具T上に回収することができる。
そして、調理道具T上に回収された食材Mが付着したエビM3は、作業者U3による別工程での油で揚げる作業によってエビフライとなる。一方、エビM3に付着しなかった食材Mは、無端ベルト122上に載置されて残渣受け体180まで運ばれて残渣受け体180に回収される。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、食品製造支援装置100は、粒状の食材Mを搬送する食材搬送コンベア120上に食材押圧機130を備えるとともにその下流側に下流側作業台160を備えているため、幅広い食品を製造することができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、食品製造支援装置100は、食材分断機140を備えて構成した。しかし、食品製造支援装置100は、食材分断機140を省略して構成することもできる。この場合、食品製造支援装置100は、食材Mを連続的に供給するため、作業者Uは任意の分量で食材Mを取得して食品を製造することができ、複数種類の作業、例えば、弁当箱Bへの盛り付けとおにぎりの製造を同時に行うことができる。
また、上記実施形態においては、食材押圧機130は、支持テーブル124上を移動可能に構成した。しかし、食材押圧機130は、支持テーブル124上に固定的に設けることもできる。
また、上記実施形態においては、食品製造支援装置100は、1つの食材押圧機130を備えて構成した。しかし、食品製造支援装置100は、2つ以上の食材押圧機130を備えて構成することもできる。この場合、食品製造支援装置100は、支持テーブル124上に2つ以上の食材押圧機130を備えて食材Mを段階的に押圧するようにしてもよい。また、食品製造支援装置100は、無端ベルト122を互いに異なる形状または大きさの筒状に変形させる複数の食材押圧機130を支持テーブル124上に選択的に付け替えるようして構成することもできる。
また、上記実施形態においては、食品製造支援装置100は、上流側作業台150を備えて構成した。しかし、食品製造支援装置100は、上流側作業台150が不要な場合、例えば、上記実施形態における米飯の盛り付け、おにぎりの製造または稲荷寿司の製造時には上流側作業台150を省略して構成することができる。
また、上記実施形態においては、食品製造支援装置100は、中間作業台170を備えて構成した。これにより、食品製造支援装置100は、食材押圧機130の周辺にも作業スペースを確保することができるため、調理作業を行い易くすることができる。しかし、食品製造支援装置100は、中間作業台170が不要な場合、例えば、上記実施形態における米飯の盛り付け、おにぎりの製造または稲荷寿司の製造時には中間作業台170を省略して構成することができる。
また、上記実施形態においては、食材搬送コンベア120は、下流側作業台160の幅方向の両端部のうちの一方の端部側に設けた。しかし、食材搬送コンベア120は、下流側作業台160の幅方向の両端部にそれぞれ設けることもできる。
また、上記実施形態においては、食品製造支援装置100は、残渣受け体180を備えて構成した。しかし、食品製造支援装置100は、残渣受け体180が不要な場合には残渣受け体180を省略して構成するこができる。これにより、食品製造支援装置100は、構成を簡単化することができる。
また、上記実施形態においては、食品製造支援装置100は、米飯の盛り付け作業、おにぎり、稲荷寿司、巻寿司およびエビフライの製造作業に用いた。しかし、食品製造支援装置100は、粒状の食材Mを用いた食品の製造に広く用いることができる。
M…食材、M1…具材、M2…海苔、M3…エビ、U,U1,U2,U3…作業者、B…弁当箱、T…調理道具、
100…食品製造支援装置、101…基台、
110…食材供給機、111…食材ホッパ、112a…投入口、112b…供給口、113…食材供給櫛、113a…食材供給櫛駆動モータ、114…支持フレーム、115a,115b…ローラ、115c…無端ベルト、115d…支持板、115e…食材供給コンベア駆動モータ、116…幅調整壁、116a…ストッパ、117…ならしローラ、117a…ならしローラ駆動モータ、
120…食材搬送コンベア、121a,121b…ローラ、122…無端ベルト、123…食材搬送コンベア駆動モータ、124…支持テーブル、
130…食材押圧機、131…ベース体、132a〜132d…側面押圧ローラ、133…上面押圧ローラ、133a…ローラ支持柱、134a,134b…2面押圧ローラ、
140…食材分断機、141…分断刃、142…食材分断機駆動装置、143…下敷き、
150…上流側作業台、
160…下流側作業台、
170…中間作業台、
180…残渣受け体、
190…制御装置、191…制御ボックス、192…操作パネル。

Claims (5)

  1. 粒状の食材を載置して一方から他方に搬送するための無端ベルトを有した食材搬送コンベアと、
    前記食材を前記食材搬送コンベアの前記一方の端部側の前記無端ベルト上に供給する食材供給機と、
    前記食材搬送コンベアにおける前記一方の端部と前記他方の端部との間に設けられて前記無端ベルトにおける両端部を持ち上げて筒状に形成することにより前記食材を棒状に押さえ付ける食材押圧機と、
    前記棒状に押圧された前記食材に対して作業者が調理作業を行うために前記食材搬送コンベアにおける前記食材押圧機より下流側の前記無端ベルトに隣接して設けられた下流側作業台とを備えることを特徴とする食品製造支援装置。
  2. 請求項1に記載した食品製造支援装置において、さらに、
    前記無端ベルト上の前記食材を搬送方向に沿って分断する食材分断機を備えることを特徴とする食品製造支援装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載した食品製造支援装置において、
    前記食材押圧機は、
    前記食材搬送コンベアの搬送方向に沿って移動可能であることを特徴とする食品製造支援装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載した食品製造支援装置において、さらに、
    前記粒状に形成された前記食材に対して作業者が調理作業を行うために前記食材搬送コンベアにおける前記食材押圧機より上流側の前記無端ベルトに隣接して上流側作業台を備えることを特徴とする食品製造支援装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載した食品製造支援装置において、さらに、
    前記食材搬送コンベアにおける下方に同食材搬送コンベアに沿って残渣受け体を備えることを特徴とする食品製造支援装置。
JP2016205609A 2016-10-20 2016-10-20 食品製造支援装置 Pending JP2018064507A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016205609A JP2018064507A (ja) 2016-10-20 2016-10-20 食品製造支援装置
PCT/JP2017/030730 WO2018074065A1 (ja) 2016-10-20 2017-08-28 食品製造支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016205609A JP2018064507A (ja) 2016-10-20 2016-10-20 食品製造支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018064507A true JP2018064507A (ja) 2018-04-26

Family

ID=62018958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016205609A Pending JP2018064507A (ja) 2016-10-20 2016-10-20 食品製造支援装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2018064507A (ja)
WO (1) WO2018074065A1 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5579896U (ja) * 1978-11-29 1980-06-02
JPS5639987U (ja) * 1979-09-05 1981-04-14
JPS575651A (en) * 1980-06-12 1982-01-12 Teijin Seiki Co Ltd Preparation of material to be fried
JPH01134481U (ja) * 1989-02-17 1989-09-13
JPH08103233A (ja) * 1994-10-06 1996-04-23 Shimazu Kikai Seisakusho:Kk 自動巻寿司製造機
JP2002027928A (ja) * 2000-07-17 2002-01-29 Shimazu Machinery Works Co Ltd 飯又は寿司飯の定量供給装置
JP2004081011A (ja) * 2002-08-22 2004-03-18 Shimazu Machinery Works Co Ltd おにぎり製造装置
JP2016039785A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 不二精機株式会社 規格定量の飯ブロック形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5579896U (ja) * 1978-11-29 1980-06-02
JPS5639987U (ja) * 1979-09-05 1981-04-14
JPS575651A (en) * 1980-06-12 1982-01-12 Teijin Seiki Co Ltd Preparation of material to be fried
JPH01134481U (ja) * 1989-02-17 1989-09-13
JPH08103233A (ja) * 1994-10-06 1996-04-23 Shimazu Kikai Seisakusho:Kk 自動巻寿司製造機
JP2002027928A (ja) * 2000-07-17 2002-01-29 Shimazu Machinery Works Co Ltd 飯又は寿司飯の定量供給装置
JP2004081011A (ja) * 2002-08-22 2004-03-18 Shimazu Machinery Works Co Ltd おにぎり製造装置
JP2016039785A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 不二精機株式会社 規格定量の飯ブロック形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018074065A1 (ja) 2018-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200472759Y1 (ko) 김밥용 단무지 절단장치
EP1078573A2 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Garnieren von Pizza
US20150125564A1 (en) Dumpling maker
JP2000511473A (ja) 生産品をスライスするための方法と装置
CN204157600U (zh) 一种小型制面条机
JPH072099B2 (ja) 袋詰め即席麺、その製造方法及びその製造装置
JPS5835657B2 (ja) ヤクミノモリツケソウチ
KR102122046B1 (ko) 꼬치 자동화 제조 시스템 및 방법
CN211129563U (zh) 一种油炸型方便面生产装置
WO2018074065A1 (ja) 食品製造支援装置
JP5338949B2 (ja) スライス肉片の搬出装置
KR102624086B1 (ko) 강정 제조 장치
JP2000004767A (ja) 麺の裁断方法、およびそれ用の製麺用裁断装置
US2599894A (en) Forming apparatus for edible food products
KR101444797B1 (ko) 냉떡국 제조방법
US3033099A (en) Toaster for buttered buns
US3061440A (en) Process for making spaghetti
JPH07203881A (ja) 米飯盛機
CN210094575U (zh) 一种面类食品即时制作的全自动设备
JP2012240190A (ja) 食肉スライサー
CN207561293U (zh) 一种馅饼生产线
US2637959A (en) Article packaging machine
AU2011201145B2 (en) A method of producing a sliced food product and a product produced by the method
US2162079A (en) Molding machine
CN209594611U (zh) 一种面点压制成型装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190911

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200205