JP2002027928A - 飯又は寿司飯の定量供給装置 - Google Patents

飯又は寿司飯の定量供給装置

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JP2002027928A
JP2002027928A JP2000216579A JP2000216579A JP2002027928A JP 2002027928 A JP2002027928 A JP 2002027928A JP 2000216579 A JP2000216579 A JP 2000216579A JP 2000216579 A JP2000216579 A JP 2000216579A JP 2002027928 A JP2002027928 A JP 2002027928A
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rice
sushi
kneading
boiled rice
width
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JP2000216579A
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Yoshinori Shimazu
義則 島津
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Musashino Corp
Shimazu Machinery Works Co Ltd
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Musashino Corp
Shimazu Machinery Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飯又は寿司飯を自動的に攪拌混練して、同じ
高さ、幅、長さで連続して定量づつ供給でき、しかも幅
の微調整を可能とする。 【解決手段】 飯又は寿司飯Sが投入されるホッパー2
と、ホッパー2の下方に配置されて落下された飯又は寿
司飯Sを移送する第1移送手段3と、飯又は寿司飯Sを
攪拌する攪拌手段4と、飯又は寿司飯Sが落下される第
1移送手段3の下流側端部の直下に左右一定の間隙が位
置するように、左右一対かつ少なくとも上下2箇所に配
置された混練用ローラ5、6、7と、混練された飯又は
寿司飯Sを移送する第2移送手段12と、第2移送手段
12の中途で飯又は寿司飯Sを一定の長さ毎に切り離す
切離し板9と、飯又は寿司飯Sの幅を調整する幅調整手
段14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飯又は寿司飯を自
動的に定量づつ供給することが可能な飯又は寿司飯の定
量供給装置に関し、特に装置内で移送される飯又は寿司
飯の幅を微調整しうる飯又は寿司飯の定量供給装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、おにぎり等を作るための飯、又
は巻き寿司等を作るための寿司飯は、その1つ1つの重
量が等しいことが好ましいとされている。その理由は、
店頭では飯の比較的大きい弁当や巻き寿司はよく売れる
が、量の少ないものは売れ残る傾向が強いからである。
しかしながら、飯又は寿司飯を自動的に供給する装置は
存在するし、勿論人手で調整したものも市場に供給され
ているが、これらの装置や人手では、飯又は寿司飯を同
じ分量で定量づつ供給することは難しく、定量づつ供給
でき、しかも分量の微調整が可能な装置の出現が待望さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
実情に鑑みてなされたものであって、飯又は寿司飯を自
動的に攪拌混練した状態で連続して定量づつ供給でき、
しかも分量の微調整を可能とした飯又は寿司飯の定量供
給装置の提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の内、請求項1記載の発明は、飯又は寿司飯が
投入されるホッパー、このホッパーの下方に配置されて
該ホッパーから落下する飯又は寿司飯を移送する第1移
送手段、この第1移送手段の下流側で飯又は寿司飯を攪
拌する攪拌手段、飯又は寿司飯が落下される前記第1移
送手段の下流側端部の直下に左右一定の間隙が位置する
ように、左右一対かつ少なくとも上下2箇所に配置され
ることにより該飯又は寿司飯を混練して厚さをほぼ一定
に整える混練用ローラと、この混練用ローラの長さ方向
の両端に配され、飯又は寿司飯の該長さ方向の幅をほぼ
一定に整える一対の端板とを有する混練手段、この混練
手段により厚さと幅とがほぼ一定に整えられた飯又は寿
司飯を移送する第2移送手段、およびこの第2移送手段
の送り方向途中において飯又は寿司飯を一定の長さ毎に
切り離す切り離し板を備えるとともに、前記混練手段
は、前記一対の端板間の距離を変えることにより、飯又
は寿司飯の前記幅を調整する幅調整手段を有することを
特徴とする飯又は寿司飯の定量供給装置である。
【0005】また、請求項2記載の発明は、前記幅調整
手段が、前記混練用ローラを回転させる回転軸に配され
て一方の前記端板を該混練用ローラをの間で保持するス
ペーサを有し、このスペーサの長さを変更することによ
り一対の端板間の距離が変わるように構成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の飯又は寿司飯の定量供給
装置である。また、請求項3記載の発明は、前記幅調整
手段が、一対の端板間の距離が変わるに伴い、前記混練
用ローラと端板との間に配される板状スペーサを有する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の飯又は寿司飯の
定量供給装置である。また、請求項4記載の発明は、前
記混練用ローラが、一対の端板間の距離が変わるに伴
い、該距離にほぼ等しい長さの別の混練用ローラに取り
替えられることを特徴とする請求項1又は2記載の飯又
は寿司飯の定量供給装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る飯又は寿司飯
の定量供給装置の実施の形態について、図面を参照しつ
つ説明する。図1は本発明の飯又は寿司飯の定量供給装
置の一実施形態を示す概略側面図、図2はその部分分解
斜視図、図3は攪拌手段として用いられる攪拌ロ−ラの
一実施形態を示す斜視図、図4、図5はそれぞれ混練用
ローラの実施形態を示す斜視図、図6〜9は幅調整手段
を説明するための概略正面図である。
【0007】本実施形態の飯又は寿司飯の定量供給装置
1(以下、単に装置1と称する)は、図1に示すよう
に、飯又は寿司飯Sを投入するためのホッパー2、この
ホッパー2の下方に配置されて落下された飯又は寿司飯
Sを移送する第1移送手段3、この第1移送手段3の下
流側で飯又は寿司飯Sを攪拌する攪拌手段4、飯又は寿
司飯Sが落下される第1移送手段3の下流側端部の直下
に左右一定の間隙が位置するように、左右一対かつ少な
くとも上下2箇所、本例では3箇所に配置された混練用
ローラ5、5、6、6、7、7と、この混練用ローラ
5、5、6、6、7、7の長さ方向の両端に配される一
対の端板9、10、とを有する混練手段11、この混練
手段11により混練された飯又は寿司飯Sを移送する第
2移送手段12、およびこの第2移送手段12の送り方
向中途において飯又は寿司飯Sを一定の長さ毎に切り離
す切離し板13を備える。
【0008】前記ホッパー2は、図2に示すように、ベ
ルトコンベアからなる移送台20と、その上面かつ両縁
近傍に立設され、投入される飯又は寿司飯Sの落下を防
止する一対の側板21、21と、この側板21、21を
移送台20の上流側でつなぐとともに下縁が下流側とな
るように傾く傾斜板22と、移送台20の下流端近傍で
側板21、21に架け渡され、移送台20に投入された
飯又は寿司飯Sを攪拌する多数の攪拌羽23S・・・を
突設した攪拌棒23とを備える。
【0009】前記第1移送手段3は、前記ホッパー2か
ら前記攪拌棒23により攪拌されて落下する飯又は寿司
飯Sを上流側で受けて移送するベルトコンベアからなる
とともに、該第1移送手段3の下流側には、攪拌ローラ
24からなる攪拌手段4が、飯又は寿司飯Sの落下を防
ぐ側板29、29間に架け渡されることにより配設され
ている。
【0010】攪拌ローラ24は、図3に示すように、外
周面に一定間隔をおいて長さ方向に形成された複数条の
凹部31と、この凹部31の形成により生じた複数条の
凸部32に周方向に形成された複数の凹溝33とを備え
るとともに、この凹溝33は所定位置において深凹溝3
4とされている。この深凹溝34は、隣合う凸部32に
形成された深凹溝34とは異なる位置、すなわち攪拌ロ
ーラ24が回転した際にベルトコンベア上のある位置に
おいて深凹溝34の部分が連続して現れることがないよ
うに構成されている。
【0011】前記第1移送手段3により移送された飯又
は寿司飯Sは、前記攪拌ローラ24の前記凹溝33に入
り込んでならされるとともに、前記凹部31に入り込ん
だ状態で下流側へと押し出されるため、飯又は寿司飯S
に膨らみが保持された状態で押し出される。また、深凹
溝34が、隣合う凸部32に形成された深凹溝34とは
異なる位置、すなわち攪拌ローラ24が回転した際にベ
ルトコンベア上のある位置において深凹溝34の部分が
連続して現れることがないように構成されているため、
飯又は寿司飯Sの塊を確実に壊してある程度平坦になら
した状態で下流側の混練手段11に押し出すことができ
る。
【0012】前記混練手段11の混練用ローラ5、5、
6、6、7、7は、図示しない減速電動機、プーリ、ベ
ルト等により図1の矢印で示す方向、すなわち互いに相
対向した内向きに回転される6本の回転軸15・・・に
夫々着脱自在に取付けられるとともに、該混練用ローラ
5、5、6、6、7、7は、長さ方向両端において、前
記回転軸15・・・を通す孔部27・・・を設けた一対
の垂直な端板9、10により挟まれる。なお、前記回転
軸15の断面形状を矩形とし、混練用ローラ5、5、
6、6、7、7の回転軸15が挿入される挿入孔を、該
回転軸15の断面形状に合う矩形孔とすることにより、
混練用ローラ5、5、6、6、7、7を回転軸15・・
・と共に回転させることが出来る。また、前記孔部27
の内、例えば図1において右側で縦一列に並ぶ回転軸1
5・・・が通る孔部27・・・を、図2に示す如く水平
方向に長い長孔27Aとすることにより、混練用ローラ
5、5(6、6及び7、7)間の左右一定の間隙を調整
することができ、飯又は寿司飯Sの厚さを微調整でき
る。
【0013】なお、左右一対かつ上中下3箇所の混練用
ローラ5、5、6、6、7、7のうち、上及び下の一対
の混練用ローラ5、5、7、7は、図4に示すように、
その外周面に複数条の凸条部37と凸条部39とが長さ
方向に形成され、中の一対の混練用ローラ6、6は、図
5に示すように、長さ方向に複数の鍔状部40が形成さ
れている。このように、飯又は寿司飯Sをほぐすのに効
果的な鍔状部40を形成した混練用ローラ6、6を、飯
又は寿司飯Sをふっくらとした状態でその厚さ及び幅を
整えるのに効果的な長さ方向の凸条部37と凸条部39
とを形成した混練用ローラ5、5、7、7の間に配する
ことにより、飯又は寿司飯Sを適度にほぐしながら厚さ
及び幅を確実に整えることが出来る。
【0014】また、図6に示すように、混練用ローラ
5、5、6、6、7、7を挟むことにより一方の端板1
0から突出する前記回転軸15・・・の突出部15Aに
は、筒状のスペーサ16・・・が、該スペーサ16に突
出部15Aを挿入することにより配されるとともに、突
出部にキャップナット等の固着具42が取付けられ、端
板9、10間に混練用ローラ5、5、6、6、7、7が
回転可能に支持される。なお、中の一対の混練用ローラ
6、6を回転させる回転軸15、15には、前記スペー
サ16、固着具42を配する必要はないが、該スペーサ
16、固着具42を配設してもよい。
【0015】なお、前記第1移送手段3から落下する飯
又は寿司飯Sが混練手段11を越えて飛び出すのを防止
しかつ該飯又は寿司飯Sを混練用ローラ5、5の間隙に
導くガイド板46が、一対の端板9、10の向き合う面
かつ前記混練用ローラ5の上方に斜めに凹設された溝部
49、49に両縁を支持されて配設される。
【0016】前記第1移送手段3から攪拌手段4を経て
落下した飯又は寿司飯Sは、左右に一着の間隙を隔てた
前記混練用ローラ5、5、6、6、7、7によって厚さ
がほぼ一定に整えられるとともに、この混練用ローラ
5、5、6、6、7、7の長さ方向の両端に配された前
記一対の端板9、10間の距離Dに略等しい一定の幅に
整えられる。なお、混練用ローラ5、5、6、6、7、
7は、互いに相対向した内向きに回転されるようになっ
ていて、落下された飯又は寿司飯Sを混練しながら、か
つ厚さと幅を整えながら下方へ送り出すように構成され
ている。
【0017】また、前記混練手段11により厚さと幅と
がほぼ一定に整えられた飯又は寿司飯Sは、図1に示す
ように、ベルトコンベアからなる第2移送手段12によ
り移送されるとともに、前記切離し板13が、該飯又は
寿司飯Sを一定の長さ毎に切り離す。
【0018】切離し板13は、図1に略示するように、
下端が鋭角に形成されており、上下に移動させる第1シ
リンダと、前後に移動させる第2シリンダ(ともに図示
せず)とによって、上下に移動して飯又は寿司飯Sを一
定長さに切断してから前後に移動して一定の長さ毎に切
り離すように構成されている。
【0019】また、前記混練手段11は、前記一対の端
板9、10間の距離Dを変えることにより、飯又は寿司
飯Sの幅を微調整する幅調整手段14を有する。幅調整
手段14は、長さの異なる前記スペーサ16からなり、
該スペーサ16の長さLを変更することにより、一方の
端板10を他方の端板9に近離移動させ、一対の端板
9、10間の距離Dを変える。
【0020】本例では、図7に示すように、前記固着具
42の回転軸15からの取外しによって、前記混練用ロ
ーラ5、5、6、6、7、7、及び一方の端板10を取
外し可能としており、スペーサ16の長さLを短くする
ことにより、図8に示すように、一対の端板9、10間
の距離Dを長くすることが出来る。このとき、混練用ロ
ーラ5、5、6、6、7、7として同一のものを用いた
場合、すなわち該ローラの長さが変わらない場合、一対
の端板9、10間の距離Dが変わるに伴い、端板9又は
端板10と混練用ローラ5、5、6、6、7、7との間
に板状スペーサ17・・・を配して端板9、10を保持
する。板状スペーサ17は、前記回転軸15が通る孔を
設けた平板状の種々の形態を採用しうる。
【0021】なお、板状スペーサ17を用いないで、図
9に示すように、一対の端板9、10間の距離Dにほぼ
等しい長さに変えた(長くした)混練用ローラ5A、5
A、6A、6A、7A、7Aを、元の混練用ローラ5、
5、6、6、7、7と取り替えて用いてもよく、あるい
は、板状スペーサ17と他の長さの混練用ローラとを併
用してもよい。
【0022】このように混練手段11において、一対の
端板9、10間の距離Dを変更できるため、厚さと長さ
とがほぼ一定の飯又は寿司飯Sの幅を微調整でき、用途
に応じた分量に定量供給できる。また、同じ長さ毎で同
じ厚さ、幅にされた定量の飯又は寿司飯Sは、それぞれ
定量のおにぎり等や巻き寿司等に製品化されて市場に出
される。
【0023】このようにして供給された定量の飯又は寿
司飯Sは、例えば、図10に示す折り詰め弁当Bや図1
1に示す巻き寿司Mや、図12に示す手巻き寿司T等に
用いられる。図10に示す折り詰め弁当Aについて、概
略説明すると、第2移送手段12に連なるベルトコンベ
アからなる第3移送手段19上の同じ厚さ、長さ、幅の
飯S1を、作業員Hが折り詰めの外箱B1内に順番に入
れていき、その後にこの外箱B1内に具を入れていくこ
とによって、飯の量が定量の均一化された複数の折り詰
め弁当Bを作ることができる。
【0024】図11に示す巻き寿司Mについて、概略説
明すると、第2移送手段12に連なるベルトコンベアか
らなる第3移送手段19の下流側を、図示しない巻き装
置によって、ベルトを一時巻くように構成し、ベルト上
の同じ厚さ、長さ、幅の寿司飯S2が予め海苔N上に置
かれるようにして、所定位置で具Gを寿司飯S2の上に
載せた状態で、ベルトを巻き装置によって巻き状態とす
ることによって、中に具Gと寿司飯S2が入った巻き寿
司Mを作ることができる。この巻き寿司Mは寿司飯S2
の量が定量の均一化された複数の巻き寿司Mとすること
ができる。なお、海苔を最後に巻いたり、寿司飯と海苔
の間に薄いビニールを介在させる他の巻き方も採用でき
る。
【0025】図12に示す手巻き寿司Tについて説明す
ると、第2移送手段12に連なるベルトコンベアからな
る第3移送手段19の上の定量の寿司飯S3を、手巻き
寿司製造用円盤Eの上に放射状に並べられた海苔Nの上
に載せてから、この寿司飯S3の上に具Kを載せて手巻
きすることによって、中に具Kと寿司飯S3とが入った
手巻き寿司Tを作ることが出来る。この手巻き寿司Tは
寿司飯S3の量が定量で均一化された複数の手巻き寿司
Tとすることができる。
【0026】このように、本実施形態の装置1で、飯又
は寿司飯Sを同じ厚さ、長さ、幅の定量のものとして移
送することが出来ることによって、均一化された複数の
折り詰め弁当Bや、巻き寿司Mや、手巻き寿司T等を作
ることが出来る。この場合は、海苔を最後に巻いたり、
寿司飯と海苔との間に薄いビニールを介在させる他の方
法も採用できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、飯又は寿司飯が投入されるホッパー、このホッパ
ーの下方に配置されて該ホッパーから落下する飯又は寿
司飯を移送する第1移送手段、この第1移送手段の下流
側で飯又は寿司飯を攪拌する攪拌手段、飯又は寿司飯が
落下される前記第1移送手段の下流側端部の直下に左右
一定の間隙が位置するように、左右一対かつ少なくとも
上下2箇所に配置されることにより該飯又は寿司飯を混
練して厚さをほぼ一定に整える混練用ローラと、この混
練用ローラの長さ方向の両端に配され、飯又は寿司飯の
該長さ方向の幅をほぼ一定に整える一対の端板とを有す
る混練手段、この混練手段により厚さと幅とがほぼ一定
に整えられた飯又は寿司飯を移送する第2移送手段、及
びこの第2移送手段の送り方向中途において飯又は寿司
飯を一定の長さ毎に切り離す切離し板を備えると共に、
前記混練手段は、前記一対の端板間の距離を変えること
により、飯又は寿司飯の前記幅を調整する幅調整手段を
有するものであるから、飯又は寿司飯を自動的に攪拌混
練した状態で同じ厚さ、幅かつ同じ長さで連続して定量
づつ供給することに加え、飯又は寿司飯の幅を微調整で
き、定量の精度を向上し、例えば数g程度の範囲内まで
微妙に調整して定量供給しうる効果を奏する。
【0028】また、請求項2記載の発明によれば、前記
幅調整手段が、前記混練用ローラを回転させる回転軸に
配されて一方の前記端板を該混練用ローラとの間で保持
するスペーサを有し、このスペーサの長さを変更するこ
とにより一対の端板間の距離が変わるように構成されて
いるため、異なる長さのスペーサと交換するだけで、容
易に飯又は寿司飯の幅を微調整できる。
【0029】また、請求項3記載の発明によれば、前記
幅調整手段が、一対の端板間の距離が変わるに伴ない、
前記混練用ローラと端板との間に配される板状スペーサ
を有するため、一対の端板間の距離を変えたにもかかわ
らず、板状スペーサを介して一対の端板間で混練用ロー
ラを確実に保持できる。
【0030】また、請求項4記載の発明によれば、前記
混練用ローラが、一対の端板間の距離が変わるに伴な
い、該距離にほぼ等しい長さの混練用ローラに取り替え
られるため、一対の端板間の距離を変えたにもかかわら
ず、一対の端板に狭持された混練用ローラにより、確実
に飯又は寿司飯の厚さ及び幅を定量化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飯又は寿司飯の定量供給装置の一実施
形態を示す概略側面図である。
【図2】その部分分解斜視図である。
【図3】攪拌ローラの一実施形態を示す斜視図である。
【図4】混練用ローラの一実施形態を示す斜視図であ
る。
【図5】混練用ローラの一実施形態を示す斜視図であ
る。
【図6】幅調整手段を説明するための概略正面図であ
る。
【図7】幅調整手段を説明するための概略正面図であ
る。
【図8】幅調整手段を説明するための概略正面図であ
る。
【図9】幅調整手段を説明するための概略正面図であ
る。
【図10】実施形態の飯又は寿司飯の定量供給装置によ
って供給された飯で均一化した折り詰め弁当を作るとき
の作業状態を示す説明図である。
【図11】実施形態の飯又は寿司飯の定量供給装置によ
って供給された飯で均一化した巻き寿司を作るときの作
業状態を示す説明図である。
【図12】実施形態の飯又は寿司飯の定量供給装置によ
って供給された飯で均一化した手巻き寿司を作るときの
作業状態を示す説明図である。
【符号の説明】
2 ホッパー 3 第1移送手段 4 攪拌手段 5、6、7 混練用ローラ 9、10 端板 11 混練手段 12 第2移送手段 13 切離し板 14 幅調整手段 15 回転軸 16 スペーサ 17 板状スペーサ D 一対の端板間の距離 S 飯又は寿司飯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B023 LE11 LE16 LT44 LT62 LT64 4B048 PE03 PK03 PL04 PM06 PS01 PS09 PS18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飯又は寿司飯が投入されるホッパー、 このホッパーの下方に配置されて該ホッパーから落下す
    る飯又は寿司飯を移送する第1移送手段、 この第1移送手段の下流側で飯又は寿司飯を攪拌する攪
    拌手段、 飯又は寿司飯が落下される前記第1移送手段の下流側端
    部の直下に左右一定の間隙が位置するように、左右一対
    かつ少なくとも上下2箇所に配置されることにより該飯
    又は寿司飯を混練して厚さをほぼ一定に整える混練用ロ
    ーラと、この混練用ローラの長さ方向の両端に配され、
    飯又は寿司飯の該長さ方向の幅をほぼ一定に整える一対
    の端板とを有する混練手段、 この混練手段により厚さと幅とがほぼ一定に整えられた
    飯又は寿司飯を移送する第2移送手段、およびこの第2
    移送手段の送り方向中途において飯又は寿司飯を一定の
    長さ毎に切り離す切離し板を備えるとともに、 前記混練手段は、前記一対の端板間の距離を変えること
    により、飯又は寿司飯の前記幅を調整する幅調整手段を
    有することを特徴とする飯又は寿司飯の定量供給装置。
  2. 【請求項2】 前記幅調整手段は、前記混練用ローラを
    回転させる回転軸に配されて一方の前記端板を該混練用
    ローラとの間で保持するスペーサを有し、このスペーサ
    の長さを変更することにより一対の端板間の距離が変わ
    るように構成されていることを特徴をする請求項1記載
    の飯又は寿司飯の定量供給装置。
  3. 【請求項3】 前記幅調整手段は、一対の端板間の距離
    が変わるに伴い、前記混練用ローラと端板との間に配さ
    れる板状スペーサを有することを特徴とする請求項1又
    は2記載の飯又は寿司飯の定量供給装置。
  4. 【請求項4】 前記混練用ローラは、一対の端板間の距
    離が変わるに伴い、該距離にほぼ等しい長さの別の混練
    用ローラに取り替えられることを特徴とする請求項1又
    は2記載の飯又は寿司飯の定量供給装置。
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