JPS6137069A - 食品成形機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はすしのような食品の成形機に関する。

〔従来技術〕

従来、シュート内に供給された飯を、シュートに連結さ
れシュート側より先端側がすぼめられた食品通路を通し
て駆動機構により押し出し、この食品通路から送出され
た食品をベルトコンベアにより搬送し、所定箇所におい
て成形機構によりすし形またはおにぎり形に成形する自
動食品成形機が知られている。

ところが、このような食品成形機においては、機構が複
雑な上に大型であり、コストが高いという問題があった
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明が解決しようとする問題点は、構造が簡単で小型
化することができ、コストが安く家庭等で容易に、すし
、おにぎり等の食品を成形することができるようにする
点にある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、かかる問題点を解決するために、ハウジング
内に対をなす複数のロータを外周面を対向させて回転自
在に設け、これらロータの外周にそれぞれ食品成形用の
複数の凹部を形成し、前記複数のロータを回転させると
共にこれらロータの一方のロータの凹部と他方のロータ
の凹部との離間した２凹部間に供給された食品をこれら
２凹部が対向状態に近付くに従い圧縮し遠ざかるに従い
前記２凹部間から排出するように前記一方のロータを他
方のロータに対し相対的に近接離間させる駆動機構を設
けである。

〔作　用〕

対をなす複数のロータを回転させ、相互間隔が広がった
相隣り合う２凹部間に食品を供給すると、この食品は、
一方のロータが他方のロータ側に回転しつつ接近するの
で、前記複数のロータの２凹部が対向状態に近付くに従
い圧縮されて所期の成形形状に成形され、前記一方のロ
ータが他方のロータから回転しつつ遠ざかると、前記２
凹部が遠ざかるにつれてこの２凹部間から外方へ排出さ
れる。

〔発明の効果〕

構造が簡単となり、小型化することができ、コストが安
くなり、家庭等で容易にすし、おにぎり等の食品を成形
することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図乃至第５図に基づいて
説明する。第１図中１は基台であり、この基台１には軸
２を介ｌ−て大プーリ３が回転自在に設けられている。

基台１は底板４、中板５、上板６から々つている。中板
５には円孔７が形成され、との円孔７内に大プーリ３が
嵌入されている。

大プーリ３は、底板４、上板６に回転自在に取り付けら
れた前記軸２に、この軸２と一体回転可能に取り付けら
れている。

また、基台ＩＫはハウジング８、ブラケット９が立設さ
れている。ハウジング８は後壁８１Ｌ％側壁８ｂ、８ｂ
ｓ前蓋壁８０の４囲壁からなっている。ブラケット９は
後壁８ａと平行に設けられている。

ハウジング８内には外周面を対向させて一対のローラ１
０，１１が水平軸１２．１３を介して回転自在に設けら
れている。また、ノ・ウジフグ８内にはローラ１０の上
方に位置してローラ１４が水平軸１５を介して回転自在
に設けられている。ローラ１４はローラ１０よりも外側
（第１図における左側）へ若干寄せられている。ローラ
１０，１４にはベルト１６が巻回されている。ローラ１
１の上方にはガイド板１７が設けられている。このガイ
ド板１７は垂直状態より上端が外側（第１図における右
側）に寄せられて傾斜しており、ガイド板１７の下端と
ローラ１１の外周との間には若干隙間が設けられている
。

また、ハウジング８内にはローラ１０，１１の下方に位
置してロータ１８，１９が水平軸２０゜２１を介して回
転自在に設けられている。ロータ１８．１９はほぼ五角
柱からなり、それぞれの外周５側面にはそれぞれ同形の
凹部２２が形成され、外周５側面の交叉部には円弧面２
３が形成されている。ロータ１８の凹部２２とロータ１
９の凹部２２とはこれらロータ１Ｂ、１９が回転したと
き互いに対向し、これらの凹部２２，２２とハウジング
８の後壁８ａ、前蓋壁８ｏとの間にすし飯の外形に相当
するキャビティが形成されるようになされている。水平
軸１２，１３，１５，２１は後壁８ａ、ブラケット９に
より支持され、水平軸２゜は、後壁８ａｓブラケツト９
に形成された長孔８ｄ、９ｂに嵌挿されてこれら後壁８
　ａ　ｓブラケット９に所定範囲移動自在に支持されて
いる。また、水平軸２０は水平軸２１にばね２４により
連結され、このばね２４によりロータ１９側へ付勢され
ている。

また、水平軸２１にはハウジング８、ブラケット９間に
位置して段付プーリ２５が固定して取り付けられ、かつ
ブラケット９の後側（第３図におけるブラケット９の右
側）に位置してほぼ五角形の回転伝達板２６．２７が固
定して取シ付けられている。これら回転伝達２６．２７
は各頂点を合致させられて重ね合せられて互いに固定さ
れている。回転伝達板２６．２７の各頂点には、回転伝
達板２６．２７の円周方向に交互に半円状の突起２８と
半円状の凹部２９とが形成されている。突起２８と四部
２９との半径は同一半径とされており、回転伝達板２６
の突起２８部には回転伝達板２７の凹部２９が位置させ
られ回転伝達板２７の突起２８部には回転伝達板２６の
四部２９が位置させられている。

また、水平軸２０にはブラケット９の後側に位置して、
回転伝達板２６．２７と同形同大の回転伝達板３０．３
１が固定して取り付けられている。

これら回転板達板３０．３１も各頂点を合致させられて
重ね合せられかつ互いに固定されており、回転伝達板３
０の突起２８部にけ奔−回転伝達板３１の凹部２９が位
置させられ回転伝達板３１の突起２８部には回転伝達板
３０の凹部２９が位置させられている。ぞして、ロータ
１Ｂ、１９が回転したとき、回転伝達板３０の突起２９
に回転伝達板２６の凹部２９が嵌入しかつ回転伝達板３
１の凹部２９に回転伝達板２７の突起２８が嵌入するか
、あるいは回転伝達板３０の凹部２９に回転伝達板２６
の突起２８が嵌入しかつ回転伝達板３１の突起２８に回
転伝達板２７の凹部２９が嵌入するようになされている
。

また、水平軸２１には回転伝達板２７の後側に位置する
ウオームホイール３２が固定して設けられている。

また、ブラケット９の後面９ａＶＣは軸受板３３゜３３
が設けられ、とれら軸受板３３．３３には回転軸３４が
回転自在に支持されている。この回転軸３４０所定箇所
にはウオームホイール３２と噛み合うウオーム３５が形
成されている。回転軸３４の端部にはバンドル３６が取
シ付けられている。

そして、回転軸３４、ウオーム３５、ウオームホイール
３２、回転伝達板２６，２７，３０，３１、ばね２４等
によシロータ１ｇ、１９Ｔｈ回転させると共ｒこれらの
ロータを相対的に近接離間させる駆動機構が構成されて
いる。

水平軸１２．１３にはそれぞれハウジング８、ブラケッ
ト９！’ｌｉｉに位置させられて歯車３７，３８が増シ
付けられている。また、水平軸１２．１３間の上方には
ハウジング８の後壁８ａ、ブラケット９に支持されて水
平’１４１１３９．４０が設けられている。水平＠３９
には小プーリ４１が嵌着されており、小プーリ４１と段
付プーリ２５の大径部２５ａとにはベルト４２が巻回さ
れている。また、段付プーリ２５の小径ＷＪ２５ｂと大
プーリ３とにけベルト４３が巻回されている。このベル
ト４３は、基台１の上板６に形成されたガイド孔４４゜
４４及び中板・５に形成され円孔７に連通する凹部４５
内に移動自在に嵌入されている。大プーリ３が取り付け
られた軸２は基台１の上板６がら突出し、軸２の上端に
はターンテーブル４６が固定して取り付けられている。

また、水平軸３９ｔ　４０にはそれぞれ歯車３７．３８
と同一の歯車４７゜４８が取り付けられている。歯車４
７は歯車３７゜４８に噛み合せられ、歯車４８は歯車３
８に噛み合せられている。

また、ハウジング８の後壁８ａ及びブラケット９の上端
には載せ板４９が固定されている。この載せ板４９の上
面とハウジング８の側壁８ｂの上面とは同一高さとされ
ている。ハウジング８及び載せ板４９上には容器５ｏが
載置される。この容器５０の所定箇所には出口５１が形
成されている。

次に、前記のように構成された食品成形機の作用につい
て説明する。

まず、ハウジング８及び載せ板４９上に容器５゜を載せ
る。このとき、出口５１をベルト１６、ガイド板１７間
の上方に位置させる０ 次に、ハンドル３６を回すと回転軸３４が回転し、ウオ
ーム３５、ウオームホイール３２、水平軸２１を介して
回転伝達板２６．２７が回転し、これに伴い回転伝達板
３０．３１が回転する。回転伝達板３０，３１はばね２
４により回転伝達板２６．２７側へ付勢されていてこれ
ら回転伝達板２６．２７に接触するため回転する。また
これと同時にロータ１９及び段付プーリ２５が回転する
。

段付プーリ２５が回転すると、ベルト４２、小ブー　Ｉ
Ｊ　４１　、、歯車４７を介して歯車３７が回転すると
共に歯車４８．３８が回転し、これにより、ローラ１０
，１１が回転し、ベルト１６を介してローラ１４も回転
し、ベルト４３を介して大プーリ３も回転する。

そこで、日−夕１８の凹ｍ２２とロータ１９の凹部２２
とがローラ１ｏ、１１側において離間した第４図に示す
状態において、容器５ｏ内に炊かれた飯を入れ、これを
出口５１がらハウジング８内のベルト１６、ガイド板１
７間に落下させる。

そして、さらにハンドル３６を回し続けると、ローラ１
１、ベルト１６の回動により飯はロータ１８の凹部２２
とロータ１９の凹部２２とハウジング８の後壁８ａと前
蓋壁８ｃとの間に強制的に送られ、これらの凹部２２，
２２が対向状態に向かうに従い圧縮され、とれらの凹部
２２，２２が第５図に示すように対向すると最も圧縮さ
れ、すし形に成形される。さらにハンドル３６を回すと
、凹部２２，２２がターンテーブル４６側において離間
し、これら凹部２２，２２間から回転しているターンテ
ーブル上に圧縮成形されたすし飯を排出する。この動作
を、ターンテーブル４６上に皿を載置してくり返すと、
この皿上に、この皿の円周方向に順次圧縮成形されたす
し飯が並べられる。

この実施例によれば、モータ等の動力を要さず、構造が
簡単であるので小型化することができ、家庭においても
容易にすし、おにぎり等の食品を成形することができる
。

なお、前記実施例においては、ロータ１８．１９の凹部
２２，２２間への飯の供給を、ローラ１０゜１４にベル
ト１６を巻回してなるコンベアと、ガイド板１７の下方
のローラ１１との共働作用により行なっているが、これ
に限られることなく、ローラ１１及びガイド板１７の代
りにもう一つのローラ１０，１４及びベルト１６からな
るコンベアを用いてもよく、またローラ１１のみとして
もよく、またローラ１４、ベルト１６、ガイド板１７を
設けず、ローラ１０，１１のみとしてもよい。

また、前記実施例においては、ロータ１ｇ、１９をほぼ
五角柱からなるものとし、これらロータ１８゜１９の駆
動機構を、回転軸３４、ウオーム３５、ウオームホイー
ル３２、はぼ五角形の回転伝達板２６．２７，３０，３
１、ばね２４等から構成したが、これに限られることな
く、これらのうちのロータ１８，１９のアウトラインと
、回転伝達板２６．２７，３０，３１のアウトラインと
を同一形状とすれば、これらロータ、回転伝達板を他の
多角形状あるいは円からなるものとしてもよい。

また、前記実施例においてはロータ１８，１９に形成さ
れる凹部２２の形状をすしを成形するための形状とした
が、これに限られることなく、おにぎりをつくる場合に
はおにぎり形状とするように製造すべき食品の形状に合
った形状としてもよい。

また、前記実施例においては、ロータ１９の位置を固定
し、このロータ１９に対しロータ１８を近接離間させる
構成としたが、これに限られることなく、ロータ１８を
固定し、このロータ１８に対しロータ１９を近接離間さ
せる構成としてもよく、また、ロータ１８，１９を相互
に近接離間させる構成としてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の一実施を示すもので、第１
図はハウジングの前蓋壁を取り外して内部を示した正面
図、第２図は背面図、第３図は一部省略側面図、Ｍ４図
は一対のロータの各凹部間への飯の供給待状態を示す一
部の概略正面図、第５図は一対のロータの各四部間の飯
の圧縮待状態を示す一部の概略正面図である。 １８．１９・旧・・ロータ、２２・山・・凹部、２４・
川・・−ばね、２６，２７，３０，３１・川・・回転伝
達板、３２・・・・・・ウオームホイール、３４・・・
・・・回転軸、３５・・・・・・ウオーム。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外周面を離間対向させてハウジング内に回転自在に並設
   された対をなすロータと、これらのロータが回転したと
   き互いに対向し得るようにこれらのロータの外周面にそ
   れぞれ形成された食品成形用の凹部と、前記対をなすロ
   ータに連結されこれらのロータを回転させると共にこれ
   らのロータを相対的に近接離間させる駆動機構とからな
   り、前記対をなすロータの凹部間に供給された食品を圧
   縮成形して排出することを特徴とする食品成形機。