JP5150522B2 - 用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置に関し、特に、定着後の用紙を冷却する用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
一般に定着時の温度は高温であり、定着後の用紙の表面温度も高温のままである。用紙が高温であると、用紙上のトナーは完全に固化しておらず、粘着性を有している。この状態で連続的に画像形成を繰り返した場合、用紙の温度が高いうちに、用紙が次々にトレイに排出され、トレイ上に積載されることになる。用紙上のトナーが十分に冷却されていないと、積載された用紙間でトナーの粘性により用紙同士が相互に貼り付いてしまうブロッキング現象が生じることになる。或いは定着後の用紙搬送過程でジャム等の搬送トラブルが発生するおそれがある。
そこで、特許文献1では、定着後直ちに用紙を冷却するために、定着装置の用紙搬送方向下流側に、送風ダクトを配設している。この送風ダクトは、ダクト内に設けたファンによって、装置外部の空気を吸引し、用紙に対向する開口から空気を吹き出し、用紙を冷却する。用紙を冷却した空気は、用紙搬送方向に用紙とともに流れ、装置外に放出される。
しかしながら、上述した先行技術では、送風ダクトから吹き出される空気は、高温になった用紙から熱を取り除き、用紙の搬送方向と同じ方向の空気流を形成することになる。この空気流は用紙の熱により高温化し、高温化した空気流中で用紙を搬送するので、用紙が十分に冷却されないという問題があった。
そこで、特許文献2では、定着装置から搬送された用紙を冷却する用紙冷却装置が設けられる。この用紙冷却装置は、用紙幅方向(用紙搬送方向と直交する方向)に対応する側面に対向させたダクト開口部を備える。ダクト開口部から冷却風が用紙幅方向に沿って供給される。また、用紙を挟んで用紙冷却装置と反対側には、吸引装置が配置される。吸引装置は用紙冷却装置側から吹き抜けてくる冷却風を吸引する。このような構成において、高温状態となっている用紙に、用紙冷却装置によって用紙幅方向に渡って冷却風を送り込まれ、用紙は冷却される。そして、吸引装置は空気を吸引し、高温化した空気を用紙周辺から排除している。
しかしながら、上述した先行技術では、ダクト開口部は、用紙幅方向に対応する側面に対向するように配置され、用紙幅方向の側面から空気を送っているので、ダクト開口部の近傍とダクト開口部から離れたところで用紙の冷却ムラが発生し、用紙を均一に冷却できないという問題があった。また、用紙幅方向の側面から空気を送り、その空気を吸引すると、用紙が浮き上がることになり、しかも用紙幅方向で空気流の強さが異なり、空気流が乱れる。この気流の乱れによって、用紙が不安定に浮き上がることになり、このような用紙は用紙搬送路でジャムを起こしやすいという問題があった。
特開2001−255807号公報(段落[0021]〜[0027]、[0040]、[0041]、図1) 特開2000−302325号公報(段落[0018]〜[0020]、図1)
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、定着後の用紙を効率よく均一に冷却し、またジャムの発生を抑え、ジャム等搬送トラブルを容易に解決する用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、定着された用紙を排出部に向けて搬送する用紙搬送装置において、前記用紙搬送装置は、用紙搬送路を形成する上側搬送部材と下側搬送部材を備え、前記上側搬送部材は、上側搬送ガイド部材と、冷却部材を有し、前記上側搬送ガイド部材は、前記用紙搬送路に向けて開口し、用紙搬送方向と直交する方向に延在する送風開口部と、該送風開口部の用紙搬送方向下流側に配設されるとともに前記用紙搬送路に向けて開口し、用紙搬送方向と直交する方向に延在する排気開口部を有し、前記冷却部材は、装置本体外の空気を前記送風開口部から前記用紙搬送路内を搬送される用紙の一方の面に向けて送風する送風部材と、前記送風開口部から送られる空気を前記排気開口部から取り込み、装置本体外へ排気する排気通風部材とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、用紙は所定の搬送方向に搬送されるとともに、装置本体外から送風部材に送られた空気は、送風開口部から用紙の幅方向に一斉に送られ、この空気によって用紙は冷却される。用紙を冷却し高温化した空気は、送風開口部の用紙搬送方向下流側において、排気開口部から用紙の幅方向に一斉に吸引され、排気通風部材から装置本体外に排出される。
また、請求項2に記載の発明では、前記送風開口部から前記用紙搬送路に向けて送られる空気流は、用紙搬送方向下流側に傾斜していることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明では、前記用紙搬送路から前記排気開口部に吸引される空気流は、用紙搬送方向下流側に傾斜していることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明では、装置本体外の空気を前記送風部材内に吸引する吸気ファンと、前記排気通風部材内の空気を装置本体外に排出する排気ファンとを備えることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明では、前記排気通風部材は、用紙搬送方向と直交する方向に延在する排気ダクトと、用紙搬送方向と直交する方向の一端側に設けられるとともに前記排気ファンに連通する排気口とを備え、前記排気ダクトは前記排気口へ向かうにつれて上方に傾斜する傾斜面を有することを特徴としている。この構成によれば、排気開口部から吸引された空気は高温状態にあり、この状態の空気は、排気ダクト内で上昇し、傾斜面に沿って排気ファン側に流れていく。
また、請求項6に記載の発明では、前記送風部材は用紙搬送方向と直交する方向に延在する送風ダクトを備え、前記送風ダクトの空気を流通させる断面積は、前記排気ダクトの空気を流通させる断面積より小さいことを特徴としている。この構成によれば、送風ダクトの空気の流速が排気ダクトの空気の流速より大きくなり、流速を増した空気流が送風開口部から吹き出す。
また、請求項7に記載の発明では、用紙搬送方向の前記送風開口部と前記排気開口部との間に配設される通気開口部を有することを特徴としている。この構成によれば、送風部材の空気が送風開口部とともに通気開口部から送られ、この空気によって用紙は冷却される。
また、請求項8に記載の発明では、前記上側搬送部材は装置本体に対して回転自在に保持され、前記送風部材と前記排気通風部材との一方の部材は用紙の搬送路から突出して形成され、前記一方の部材の近傍には、用紙の搬送路を開閉可能に操作される操作部材が設けられることを特徴としている。この構成によれば、用紙搬送路で用紙がジャムした場合、操作部材を開方向に操作し、次に、一方の部材と操作部材とを指で摘み持ち、持ち上げる操作を行うと、上側搬送部材が装置本体に対して回転し、用紙搬送路が開放される。
また、請求項9に記載の発明では、上記の構成の用紙搬送装置が搭載された画像形成装置である。
請求項1に記載の発明によれば、用紙は所定の搬送方向に搬送されるとともに、装置本体外から送風部材に送られた空気は、送風開口部から用紙の幅方向に一斉に送られ、この空気によって用紙は冷却される。用紙を冷却し高温化した空気は、送風開口部の用紙搬送方向下流側において、排気開口部から用紙の幅方向に一斉に吸引され、排気通風部材から装置本体外に排出される。従って、用紙は効率よく均一に冷却され、また用紙を滑らかに搬送させ、ジャムの発生を抑えることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、送風開口部から用紙搬送路に向けて送られる空気流は、用紙搬送方向下流側に傾斜しているので、用紙を搬送方向に押す力が作用し、用紙を滑らかに搬送させることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、用紙搬送路から排気開口部に吸引される空気流は、用紙搬送方向下流側に傾斜しているので、用紙を搬送方向に引く力が作用し、用紙を滑らかに搬送させることができる。また、用紙冷却後の高温化した空気は排気開口部から吸引されるので、用紙は効率よく冷却される。
また、請求項4に記載の発明によれば、装置本体外の空気を送風部材内に吸引する吸気ファンと、排気通風部材内の空気を装置本体外に排出する排気ファンとを備えるので、送風部材から用紙に向けて空気を確実に送り、高温化した空気を排気通風部材内に確実に吸引することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、排気開口部から吸引された空気は高温状態にあり、この状態の空気は、排気ダクト内で上昇し、傾斜面に沿って排気ファン側に流れていく。従って、高温化した空気が迅速に排出されることになり、用紙を効率よく冷却することができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、送風ダクトの空気の流速が排気ダクトの空気の流速より大きくなり、流速を増した空気流が送風開口部から吹き出すので、用紙が短時間で効率よく冷却される。また、排気ダクトの断面積が大きいので、高温化した空気を確実に排気することができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、送風部材の空気が送風開口部とともに通気開口部から送られ、この空気によって用紙は確実に冷却される。
また、請求項8に記載の発明によれば、用紙搬送路で用紙がジャムした場合、操作部材を開方向に操作し、次に、送風部材と排気通風部材の一方の部材と、操作部材とを指で摘み持ち、持ち上げる操作を行うと、上側搬送部材が装置本体に対して回転し、用紙搬送路が開放される。従って、装置が大型化することなく、ジャム等搬送トラブルが発生しても、簡単な操作によって解決することができる。
また、請求項9に記載の発明によれば、定着後の用紙を効率よく均一に冷却し、またジャムの発生を抑え、ジャム等搬送トラブルを容易に解決する用紙搬送装置を備える画像形成装置にすることができる。
は、本発明の実施形態である画像形成装置を示す概略平面図である。 は、本発明の実施形態である画像形成装置に用いられる用紙搬送ユニットを示す斜視図である。 は、本発明の実施形態である、用紙搬送路を開放した用紙搬送ユニットを示す斜視図である。 は、本発明の実施形態である用紙搬送ユニットに設けられる用紙搬送装置を示す斜視図である。 は、本発明の実施形態である用紙搬送装置を示す断面平面図である。 は、本発明の実施形態である用紙搬送装置の送風部材を示す断面側面図である。 は、本発明の実実施形態である用紙搬送装置の排気通風部材を概略的に示す断面側面図である。 は、本発明の実施形態である用紙搬送装置の用紙搬送路の開閉機構を概略的に示す平面図である。 は、本発明の実施形態である用紙搬送装置の用紙搬送路の開放状態を示す断面平面図である。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部構成を概略的に示す平面図である。画像形成装置1は、直方体状の装置ハウジングを具備し、装置ハウジング内の上部には、画像形成部10が配設される。画像形成部10は、感光体11と、現像器2と、帯電器13と、クリーニング装置14及び除電器14aを備える。回転自在である感光体11は、感光層を形成する感光材料としては、アモルファスシリコン感光体や有機感光体(OPC感光体)が用いられる。感光体11の周囲には、現像器2と、露光ユニット12と、帯電器13と、クリーニング装置14及び除電器14aが配置される。現像器2は現像ローラとトナー収容室等を有する。露光ユニット12は、パーソナルコンピュータ等から画像入力部(図略)に入力された原稿画像データに基づいて、感光体11上にレーザビームを照射する。
転写搬送ベルト17が転写ローラ25及び従動ローラ27に張架されており、転写ローラ25が転写搬送ベルト17を介して感光体11に対向して配設されている。
画像形成開始の操作が行われると、感光体11は図1の時計回りに回転し、帯電器13が感光体11表面を一様に帯電させて、露光ユニット12が画像データに基づき感光体11表面に光を照射し、感光体11表面に静電潜像が形成される。次いで、現像器2の現像ローラに印加された現像バイアスにより、感光体11表面に形成された静電潜像にトナーが付着し、トナー像が形成される。
感光体11表面に形成されたトナー像は、転写バイアス電位(トナーの帯電極性と逆極性)を印加された転写ローラ25により、転写搬送ベルト17に担持搬送される用紙に転写される。
感光体11から用紙に転写されずに残ったトナーがクリーニング装置14によって除去されるとともに、除電器14aが感光体11表面に残った電荷を除電する。
給紙部46は、給紙カセット47、48と、大容量デッキ49、50等から構成される。給紙カセット47、48が装置ハウジングの底部に上下方向に並べて配設され、用紙Pが各給紙カセット47、48の各載置板47a、48a上に載置されている。給紙カセット48の上方には、用紙Pを載置する載置板49a、50aを有する大容量デッキ49、50が左右に並べて設けられる。また、給紙部46は、載置板47a〜50a上の用紙Pを1枚ずつ用紙搬送路に送り出すために、給紙カセット47、48、大容量カセット49、50の各右上部にピックアップローラ47b〜50bを有する。更に、装置ハウジングの右側面には、別途給紙できるように手差しトレイ51が設けられる。そして、手差しトレイ51にも用紙Pを1枚ずつ用紙搬送路に送り出すためのピックアップローラ51bが設けられる。
用紙搬送部41は、画像形成装置1内で用紙Pを搬送するためのもので、給紙搬送路43と、画像形成搬送路71、及び両面印刷搬送路75を有する。給紙搬送路43の一部、及び画像形成搬送路71は、図1の一点鎖線で示す用紙搬送ユニット99に設けられる。
給紙搬送路43は、給紙部46から転写ローラ25に至る搬送路であり、装置ハウジングの右方で給紙カセット47から上方に延びて形成される。この給紙搬送路43は、給紙カセット47の上方に向けて順に、上段の給紙カセット48の搬送路が合流し、さらに大容量デッキ50の搬送路が合流し、また大容量デッキ49の搬送路が合流している。給紙搬送路43には、搬送ローラ対42が複数設けられ、転写ローラ25の手前で用紙Pの搬送タイミングを制御するためのレジストローラ73が配置される。
画像形成搬送路71は、転写ローラ25から定着部18を経て画像形成済みの用紙Pを排出するための排出ローラ82に至る搬送路であり、装置ハウジングの右方から左方に延びて形成される。この画像形成搬送路71には、後述する用紙搬送装置100が配設される。
両面印刷搬送路75は、定着部18で定着された後、必要に応じて用紙Pの表裏を反転させて用紙の裏面にも画像を形成するための搬送路である。両面印刷搬送路75は、定着部18よりも用紙搬送方向下流側における画像形成搬送路71の途中から分岐して、画像形成搬送路71の下方で左から右に延びて形成され、大容量デッキ49の搬送路43aの上方で給紙搬送路43に合流している。
給紙部46から供給される用紙Pは、給紙搬送路43を上方に向けて搬送され、さらにレジストローラ73によって搬送のタイミングを取って転写ローラ25に搬送され、転写ローラ25によりトナー像を転写される。トナー像を転写された用紙Pは、画像形成搬送路71上で定着部18に搬送され、定着部18の定着ローラと加圧ローラにより加熱及び加圧されると、トナー像が用紙Pに溶融定着される。定着された用紙Pは、排出ローラ82によって排出トレイ81に排出される。
両面印刷する場合には、定着部18で定着された用紙Pは、両面印刷搬送路75に搬送され、用紙Pの表裏が反転されて、再び給紙搬送路43に搬送される。給紙搬送路43に搬送された用紙Pは、画像形成部10でその裏面にトナー像を転写され、定着部18によりトナー像を溶融定着されると、排出トレイ81に排出される。
図2は用紙搬送ユニット99の斜視図を示し、図3は用紙搬送路を開放した用紙搬送ユニット99を示す。用紙搬送ユニット99は、給紙搬送路43の一部と、定着部18と、用紙搬送装置100と、画像形成搬送路71を備え、画像形成装置1内に設けたガイドレール(図略)に沿って、画像形成装置1の前(図1の表面)方向に引き出し、または画像形成装置1内に押し込み自在である。用紙搬送装置100内で用紙のジャムが生じた場合、用紙搬送ユニット99がガイドレールに沿って画像形成装置1内から引き出され、図3に示すように、用紙搬送装置100が回転操作されると、定着部18の用紙搬送路下流側の画像形成搬送路71が開放され、ジャム解消処理を行うことができる。ジャム解消処理が完了すると、用紙搬送ユニット99がガイドレールに沿って画像形成装置1内に押し込まれる。
次に、用紙搬送装置100について説明する。図4は、本発明の実施形態である用紙搬送ユニット99に設けられる用紙搬送装置を示す斜視図であり、図5は用紙搬送装置を示す断面平面図であり、図6は用紙搬送装置に用いられる送風部材を示す断面側面図であり、図7は用紙搬送装置に用いられる排気通風部材を概略的に示す断面側面図である。
図4に示すように、用紙搬送装置100は、用紙搬送ユニットの台枠を構成するユニット本体(装置本体)101と、上側搬送部材109と、送風部材110と、排気通風部材120と、吸気ファン部130と、排気ファン部140及び用紙搬送路を開閉可能にする解除レバー151等とを備える。送風部材110と排気通風部材120は冷却部材を構成する。
吸気ファン部130は、シロッコファンからなる吸気ファン131と、吸気ファン131から取り込んだ空気を送風部材110に送るダクト132とを有する。
送風部材110は、吸気ファン131から取り込んだ空気を定着後の用紙Pに送り、用紙Pを冷却させるものであり、直方体状をして用紙Pの搬送方向(図4の矢印方向)と直交する方向に延びる。送風部材110の用紙幅方向(用紙Pの搬送方向と直交する方向)の長さは、使用される用紙の最大幅に合わせて設定される。
排気通風部材120は、用紙冷却後の高温化した空気を取り込むものであり、直方体状をして用紙Pの搬送方向と直交する方向に延びる。排気通風部材120の用紙幅方向の長さは、送風部材110と同様に、使用される用紙の最大幅に合わせて設定される。
排気ファン部140は、排気通風部材120と連通するダクト142と、ダクト142を介して高温化した空気を吸引し、装置外に排出する排気ファン141とを有する。
ユニット本体101は、送風部材110と排気通風部材120の用紙幅方向の両側に配置される板金で形成される。また、ユニット本体101は、吸気ファン部130を固定保持し、更に上側搬送部材109を回転自在に保持している。
上側搬送部材109には、送風部材110と排気通風部材120が一体に設けられ、また操作部である解除レバー151が設けられる。解除レバー151を操作すると、上側搬送部材109はユニット本体101に対して回転することが可能になる。従って、吸気ファン部130と送風部材110とは互いに接離可能に取り付けられ、また、画像形成装置本体に取り付けられた排気ファン部140と、排気通風部材120とは互いに接離可能に取り付けられる。解除レバー151の構成、操作の詳細については後述する。
図5に基づいて上側搬送部材109について詳しく説明する。上側搬送部材109は送風部材110と排気通風部材120とともに、上側搬送ガイド部材である上側搬送ガイド板102を有する。定着後の用紙搬送路106は、上側搬送ガイド板102と、それに対面する下側搬送ガイド板103とで形成される。上側搬送ガイド板102は上側搬送部材109に一体に設けられ、下側搬送ガイド板103はユニット本体101に固定保持される。定着後用紙搬送路106は定着部側(図略、図5の右側)から排出ローラ82に向かうにしたがって、上方に傾斜して、用紙Pを搬送する(図3の矢印P)。
上側搬送ガイド板102には、用紙搬送方向に並べて形成される、送風開口部である送風孔102aと、通気開口部である通気孔102b、及び排気開口部である排気孔102cが形成され、またこれらの各孔102a〜102cは用紙幅方向(図5の紙面奥行き方向)にも複数個並べて形成されている。送風孔102aは、用紙搬送方向に延びる長孔であり、送風部材110に対向して配置され、また排気孔102cは、用紙搬送方向に延びる長孔であり、排気通風部材120に対向して配置される。通気孔102bは、複数の丸孔からなり、用紙搬送方向の送風孔102aと排気孔102cの間で、図示しない搬送ローラに用紙幅方向に並設されることにより、送風部材110から排気通風部材120への送風をスムーズにする。
定着後用紙搬送路106には、搬送ローラ104a、104bと、搬送ローラ104a、104bの用紙搬送方向下流側に搬送ローラ105a、105bとが配設される。搬送ローラ104a、104b、105a、105bは用紙Pを排出ローラ82に向けて用紙Pを搬送する。搬送ローラ104b、105bは上側搬送ガイド板102に回転自在に保持され、上側搬送部材を構成する。搬送ローラ104a、105aはユニット本体101に回転自在に保持され、下側搬送ガイド板103とともに下側搬送部材を構成する。
図6に示すように、送風部材110は、吸気ファン部130のダクト132(図4参照)に対向する送風口112と、送風口112から用紙幅方向に延びる送風ダクト111と、送風ダクト111内に設けられるルーバ113と、用紙Pに空気を送る開口114とを備える。
送風口112は、吸気ファン部130のダクト132(図4参照)に対して接離可能に取り付けられる。送風口112がダクト132に接続されているときには、空気流W1がダクト132から送風ダクト111に入り込む。尚、送風口112とダクト132の接続部の外周には、スポンジ材がシールされ、この接続部から空気が漏れないようになっている。
送風ダクト111内には、用紙幅方向に所定の間隔で設けられる複数のルーバ113が設けられる。ルーバ113は、空気流W1の流路を直角方向に変えるとともに、開口114で用紙幅方向に均一な風量として、空気流W2を用紙Pに送るものである。ルーバ113は、送風ダクト111内で用紙搬送方向に延びる立て板であり、送風ダクト111と一体的に形成される。空気流W1の上流側では、ルーバ113の立て板が短く、空気流W1の下流側のルーバ113では、徐々に立て板の上方が長く、また円弧形状になっている。
また、送風ダクト111は、図5に示すように、定着後用紙搬送路106から上方に突出した断面箱形をなしている。定着後用紙搬送路106の近傍では、送風ダクト111は用紙搬送方向下流側に対して傾斜した箱形をなし、用紙搬送方向下流側となす角度が90度以上となるテーパ形状の壁(本実施の形態では上流側の側壁111aが略105度、下流側の側壁111bが略95度)で形成される。従って、開口114から送られる空気流W2は、用紙搬送方向上流側から下流側に向いて流れ、送風孔102aと通気孔102bから搬送路上の用紙Pに突き当たり、用紙Pを冷却させる。
排気通風部材120は、排気ダクト121と、用紙冷却後の高温化した空気を取り込む開口122とを備える。
排気ダクト121は、定着後用紙搬送路106から上方に突出した断面靴形をなしている。排気ダクト121の用紙搬送方向上流側の側壁121aは、用紙搬送方向下流側に対して傾斜し、用紙搬送方向下流側となす角度が90度以下(本実施の形態では側壁121aが略30度)であり、送風ダクト111の側壁111bに繋がっている。従って、用紙Pを冷却した空気流W3は、用紙搬送方向上流側から下流側に向いて流れ、用紙Pから排気孔102cを通って開口122に取り込まれる。
図7に示すように、排気通風部材120の開口122及び排気ダクト121は用紙幅方向に延び、用紙冷却後の高温化した空気を排気ファン部140に送る。排気ダクト121の上面部121bは、排気ファン部140へ向かうにしたがって上方に傾斜する傾斜面を形成している。開口122から取り込んだ空気流W3は、高温化しているために、排気ダクト121内で上昇し、上昇した空気流W4は上面部121bの傾斜に沿って排気ファン部140側に流れていく。排気ダクト121の空気の流路に対する断面の面積は、送風ダクト111(図6参照)の空気の流路に対する断面積より大きく設定されている。
排気ファン部140は、プロペラファンからなる排気ファン141と、ダクト142とを備える。
ダクト142の排気ファン141の反対側には、排気ダクト121に連設される排気口123が接離可能に取り付けられる。排気口123がダクト142に接続されているときには、排気ダクト121の空気流W4が排気ファン141によって吸引され、ダクト142からユニット本体外に排出される。尚、排気口123とダクト142の接続部の外周には、スポンジ材がシールされ、この接続部から空気が漏れないようになっている。
次に、ジャム処理を施すための構成と操作について、図2、図5、図8及び図9に基づいて説明する。図8は定着後の用紙搬送路の開閉機構を概略的に示す平面図であり、図9は用紙搬送路の開放状態を示す断面平面図である。
図5において前述したように、ユニット本体(装置本体)101には、下側搬送ガイド板103及び搬送ローラ104a、105aが設けられる。一方、上側搬送部材109には、送風部材110と、排気通風部材120と、解除レバー151と、上側搬送ガイド板102及び搬送ローラ104b、105bが設けられる。上側搬送部材109は、ユニット本体101に設けた回転軸156によって回転自在に保持されている。
送風部材110と排気通風部材120の間には、操作可能な解除レバー151が設けられる。解除レバー151は、定着後用紙搬送路106でジャムした用紙を取り除くために、定着後用紙搬送路106を開放するものである。解除レバー151は、送風部材110と排気通風部材120の間に配置されると、装置が大型化することがない。
解除レバー151は、用紙幅方向の中央において(図4参照)、支軸152に固設され、支軸152と反対側の一端部の把手151aを指で押すことができる。支軸152は、用紙幅方向に延び、その両端部を上側搬送部材109に回転自在に軸止される。
図8に示すように、支軸152の用紙幅方向の両端部側には、ロックレバー153が夫々固設される。各ロックレバー153は、ユニット本体101に設けたロック軸154に係合自在であるとともに、バネ155によってロック軸154との係合側に付勢されている。画像形成時には、各ロックレバー153はロック軸154に係合し、上側搬送ガイド板102と下側搬送ガイド板103が対面し、定着後用紙搬送路106を形成している(図5参照)。
ジャム処理を行う時には、図2に示す搬送ユニット99をガイドレールに沿って画像形成装置1内から引き出すと、用紙搬送装置100が画像形成装置1から露出し、解除レバー151の操作が可能になる。次に、図5に示すように、送風ダクト111の右側壁111cに指を押し当てるとともに、解除レバー151の把手151aを別の指を押し当てて、解除レバー151を矢印A方向(時計回り方向)に回転操作すると、支軸152が解除レバー151と一体で回転する。支軸152の回転によって、各ロックレバー153は、バネ155に抗して時計周りに回転し、ロック軸154から外れる(図8参照)。
送風ダクト111の右側壁111cと解除レバー151の把手151aを指で保持した状態で、持ち上げると、図9に示すように、上側搬送部材109は回転軸156を中心にして反時計回りに回転する。上側搬送部材109の回転によって、上側搬送ガイド板102及び搬送ローラ104b、105bは、下側搬送ガイド板103及び搬送ローラ104a、105aから離反し、定着後の用紙搬送路が開放され、ジャム処理を行うことができる。
上記実施形態によれば、定着された用紙を搬送する用紙搬送装置100は、定着後用紙搬送路106を形成する上側搬送部材109と下側搬送部材103を備える。上側搬送部材109は、上側搬送ガイド板102と、冷却部材を有する。上側搬送ガイド板102は、定着後用紙搬送路106に向けて開口し、用紙搬送方向と直交する方向に並設される送風孔102aと、この送風孔102aの用紙搬送方向下流側に配設されるとともに定着後用紙搬送路106に向けて開口し、用紙搬送方向と直交する方向に並設される排気孔102cを有する。冷却部材は、ユニット本体(装置本体)101外の空気を送風孔102aから定着後用紙搬送路106内を搬送される用紙の一方の面に向けて送風する送風部材110と、送風孔102aから送られる空気を排気孔102cから取り込み、ユニット本体101外へ排気する排気通風部材120とを備える。
この構成によると、用紙Pは定着後用紙搬送路106を搬送されるとともに、ユニット本体101外から送風部材110の送風ダクト111に送られた空気は、送風孔102aから用紙幅方向に一斉に送られ、この空気によって用紙Pは冷却される。用紙Pを冷却し高温化した空気は、送風孔102aの用紙搬送方向下流側において、排気孔102cから用紙幅方向に一斉に吸引され、排気通風部材120の排気ダクト121からユニット本体101外に排出される。従って、用紙は効率よく均一に冷却され、また用紙を滑らかに搬送させ、ジャムの発生を抑えることができる。
また、上記実施形態によると、送風孔102aから定着後用紙搬送路106に向けて送られる空気流は、用紙搬送方向下流側に傾斜していることによって、送風孔102aから送られる空気流は用紙を搬送方向に押し、用紙を滑らかに搬送させることができる。
また、上記実施形態によると、定着後用紙搬送路106から排気孔102cに吸引される空気流は、用紙搬送方向下流側に傾斜していることによって、排気孔102cに吸引される空気流は用紙を搬送方向に引き、用紙を滑らかに搬送させることができる。また、用紙冷却後の高温化した空気は排気孔102cから吸引されるので、用紙は効率よく冷却される。
また、上記実施形態によると、ユニット本体101外の空気を送風部材110内に吸引する吸気ファン131と、排気通風部材120内の空気をユニット本体101外に排出する排気ファン141とを備えることによって、送風部材110から用紙に向けて空気を確実に送り、高温化した空気を排気通風部材120内に確実に吸引することができる。
また、上記実施形態によると、排気通風部材120は、排気ダクト121と、用紙幅方向の一端側に設けられるとともに排気ファン141に連通する排気口123とを備え、排気ダクト121は、排気口123へ向かうにつれて上方に傾斜する傾斜面(上面部121b)とを有する。これによって、排気孔102cから吸引された空気は高温状態にあるので、この状態の空気は、排気ダクト121内で上昇し、上面部121bの傾斜面に沿って排気ファン141側に流れていく。従って、高温化した空気が迅速に排出されることになり、用紙を効率よく冷却することができる。
また、上記記実施形態によると、送風ダクト111の空気を流通させる断面積は、排気ダクト121の空気を流通させる断面積より小さい。これによって、送風ダクト111の空気の流速が排気ダクト121の空気の流速より大きくなり、流速を増した空気流が送風孔102aから吹き出すので、用紙が短時間で効率よく冷却される。また、排気ダクト121の断面積が大きいので、高温化した空気を確実に排気することができる。
また、上記実施形態によると、用紙搬送方向の送風孔102aと排気孔102cとの間に配設される通気孔102bを有するので、送風部材110の空気が送風孔102aとともに通気孔102bから送られ、この空気によって用紙は確実に冷却される。
また、上記記実施形態によると、上側搬送部材109はユニット本体101に対して回転自在に保持され、送風部材110は定着後用紙搬送路106から突出して形成され、送風部材110の近傍には、定着後用紙搬送路106を開閉可能に操作される解除レバー151が設けられる。これによって、定着後用紙搬送路106で用紙がジャムした場合、解除レバー151を開方向に操作し、次に、送風部材110と解除レバー151とを指で摘み持ち、持ち上げる操作を行うと、上側搬送部材109がユニット本体101に対して回転し、定着後用紙搬送路106が開放される。従って、装置が大型化することなく、ジャム等搬送トラブルが発生しても、簡単な操作によって解決することができる。
尚、上記実施形態では、解除レバー151は、送風部材110と排気通風部材120の間で、送風部材110の近傍に設けられる構成を示したが、本発明はこれに限らず、解除レバー151は、送風部材110と排気通風部材120の間で、排気通風部材120の近傍に設けられ、ジャム処理する場合に、解除レバー151を開方向に操作し、次に、排気通風部材120と解除レバー151とを指で摘み持ち、持ち上げる操作を行うようにしてもよい。また、解除レバー151は、送風部材110の近傍であるなら、用紙搬送方向の上流側に配置してもよい。また、解除レバー151は、排気通風部材120の近傍に配置するのなら、用紙搬送方向の下流側に配置してもよい。
本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置に利用することができ、特に、定着後の用紙を冷却する用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置
10 画像形成部
18 定着部
41 用紙搬送部
71 画像形成搬送路
99 用紙搬送ユニット
100 用紙搬送装置
101 ユニット本体(装置本体)
102 上側搬送ガイド板(上側搬送ガイド部材)
102a 送風孔(送風開口部)
102b 通気孔(通気開口部)
102c 排気孔(排気開口部)
103 下側搬送ガイド板(下側搬送部材)
104a、104b 搬送ローラ
105a、105b 搬送ローラ
106 定着後用紙搬送路
109 上側搬送部材
110 送風部材(冷却部材)
111 送風ダクト
111a、111b 側壁
111c 右側壁
112 送風口
113 ルーバ
114 開口
120 排気通風部材(冷却部材)
121 排気ダクト
121a 側壁
121b 上面部(傾斜面)
122 開口
123 排気口
130 吸気ファン部
131 吸気ファン
132 ダクト
140 排気ファン部
141 排気ファン
142 ダクト
151 解除レバー(操作部材)
153 ロックレバー
156 回転軸
P 用紙
W1〜W4 空気流

Claims (9)

  1. 定着された用紙を排出部に向けて搬送する用紙搬送装置において、
    前記用紙搬送装置は、用紙搬送路を形成する上側搬送部材と下側搬送部材を備え、
    前記上側搬送部材は、上側搬送ガイド部材と、冷却部材を有し、
    前記上側搬送ガイド部材は、前記用紙搬送路に向けて開口し、用紙搬送方向と直交する方向に延在する送風開口部と、該送風開口部の用紙搬送方向下流側に配設されるとともに前記用紙搬送路に向けて開口し、用紙搬送方向と直交する方向に延在する排気開口部を有し、
    前記冷却部材は、装置本体外の空気を前記送風開口部から前記用紙搬送路内を搬送される用紙の一方の面に向けて送風する送風部材と、前記送風開口部から送られる空気を前記排気開口部から取り込み、装置本体外へ排気する排気通風部材とを備えることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記送風開口部から前記用紙搬送路に向けて送られる空気流は、用紙搬送方向下流側に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 前記用紙搬送路から前記排気開口部に吸引される空気流は、用紙搬送方向下流側に傾斜していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の用紙搬送装置
  4. 装置本体外の空気を前記送風部材内に吸引する吸気ファンと、前記排気通風部材内の空気を装置本体外に排出する排気ファンとを備えることを特徴とする請求項請求項1〜請求項3のいずれかに記載の用紙搬送装置。
  5. 前記排気通風部材は、用紙搬送方向と直交する方向に延在する排気ダクトと、用紙搬送方向と直交する方向の一端側に設けられるとともに前記排気ファンに連通する排気口とを備え、前記排気ダクトは前記排気口へ向かうにつれて上方に傾斜する傾斜面を有することを特徴とする請求項4に記載の用紙搬送装置。
  6. 前記送風部材は用紙搬送方向と直交する方向に延在する送風ダクトを備え、前記送風ダクトの空気を流通させる断面積は、前記排気ダクトの空気を流通させる断面積より小さいことを特徴とする請求項5に記載の用紙搬送装置。
  7. 用紙搬送方向の前記送風開口部と前記排気開口部との間に配設される通気開口部を有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の用紙搬送装置。
  8. 前記上側搬送部材は装置本体に対して回転自在に保持され、前記送風部材と前記排気通風部材との一方の部材は用紙の搬送路から突出して形成され、前記一方の部材の近傍には、用紙の搬送路を開閉可能に操作される操作部材が設けられることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の用紙搬送装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の用紙搬送装置が搭載された画像形成装置。
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