JP4897313B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カラー印刷が可能な、いわゆるタンデム式の画像形成装置に関するものであり、特に、複数並設された各感光体ドラムの冷却処理を、中間転写体としての転写ベルトを介して行うようにした画像形成装置に関するものである。
従来、図4に示すようなカラー印刷が可能な、いわゆるタンデム式の画像形成装置100が知られている。この画像形成装置100は、各色に応じて並設された複数の感光体ドラム101(イエロードラム101Y、マゼンタドラム101M、シアンドラム101Cおよびブラックドラム101K)と、各感光体ドラム101の下部で往きベルト104aの表面が当該各感光体ドラム101の周面と当接するように配設された、一対の側部ローラ102,103間を周回する転写ベルト104と、この転写ベルト104の復りベルト104bの中央部に設けられた中間ローラ105と、転写ベルト104を介してこの中間ローラと対向配置された転写ローラ106とを備えて構成されている。なお、各感光体ドラム101の周りには、帯電器、露光装置、現像装置およびクリーニング装置等が設けられているが図4ではそれらの図示を省略している。
そして、転写ベルト104が周回することによりその表面には各色の感光体ドラム101の周面と順次当接することにより各色が塗り重ねられたカラー画像が形成されるようになっている。当該カラー画像が形成された転写ベルト104が中間ローラ105と転写ローラ106との間を通過するのに同期して転写ローラ106と転写ベルト104の間に形成されたニップ部に向けて所定の用紙カセット107から用紙Pが送り込まれ、このニップ部に送り込まれた用紙Pに転写ベルト104の表面に形成されていたカラー画像が転写されるようになっている。
転写処理の施された用紙Pは、ニップ部の直ぐ下流側に設けられた定着装置108において加熱によるトナーの定着処理が施された後、所定の排紙トレイ100aに向けて排出されるようになっている。
このような画像形成装置100において、各感光体ドラム101は、帯電器から電圧が印加されることや、露光装置からレーザー光線が照射されること等によって加熱され、この熱が転写ベルト104に伝熱されたり、定着装置108が発する輻射熱を照射されたりすることで転写ベルト104が過加熱される場合がある。そして、転写ベルト104が過加熱されるとトナー像を形成している転写ベルト104上のトナーが溶融して転写ベルト104に固着してしまう等の不都合が生じるばかりか、感光体ドラム101を転写ベルト104を介して冷却処理することができなくなり、感光体ドラム101の周面への画像形成処理に悪影響を与えるという不都合も生じる。
かかる不都合の発生を防止するべく、復りベルト104bの近傍に冷却ファン109が配設され、この冷却ファン109の駆動により外気を取り入れて復りベルト104bの表面に吹き付けるとともに、気流の一部を定着装置108に向かわせ、定着装置108の熱が転写ベルト104に伝達されることを防ぐようになされている。
そして、図4に示すような冷却ファン109により転写ベルト104を冷却処理するための冷却機構を備えた画像形成装置として特許文献1、特許文献2および特許文献3に記載された画像形成装置を挙げることができる。
特開2001−296755号公報 特開2003−29540号公報 特開2004−361626号公報
しかしながら、図4に示すような画像形成装置100にあっては、復りベルト104bの中央部に中間ローラ105および転写ローラ106が設けられているため、これらのローラ105,106が冷却ファン109からの送風を邪魔し、これによって冷却ファン109からの送風を復りベルト104bの半分にしか供給することができず、結果として転写ベルト104を効果的に冷却処理し得ないという問題点が存在する。
本発明は、かかる状況に鑑みなされたものであって、転写ベルトに対してより効率的に冷却処理を施すことが可能であり、これによって感光体ドラムに適正な冷却処理を施すことができるとともに、転写ベルトの表面へのトナーの固着を有効に防止することができる冷却構造を備えた画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、複数並設された各色用の感光体ドラムの各周面に表面が当接することにより各感光体ドラムの周面に形成されたトナー像が転写されるように構成され、かつ、所定数のローラに掛け回された状態で周回する中間転写体としての転写ベルトを有してなる画像形成装置において、前記転写ベルトは、往きベルト側が前記感光体ドラムの各周面と当接するとともに、復りベルト上流端への折り返し位置には、前記転写ベルト表面のカラー画像を用紙に転写させる転写ローラが設けられ、外気を取り入れて、前記復りベルトの表面に沿って流通させることにより当該転写ベルトに冷却処理を施す冷却機構を備えることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、周回しながら往きベルトが各色用の感光体ドラムの周面と順次当接されることにより転写ベルトの表面に各色のトナーが塗り重ねられた状態のカラー画像が形成され、このカラー画像は、転写ローラの位置で当該転写ローラの作用により用紙に転写される、いわゆるカラー印刷処理が実行される。
そして、その転写ローラを復りベルト上流端への折り返し位置に設けるとともに、外気を取り入れて前記復りベルトの表面に沿って流通させることにより当該転写ベルトに冷却処理を施す冷却機構が設けられているため、復りベルトは、その略全長に亘って冷却機構から吹き付けられた外気との接触で冷却される。従って、従来のように復りベルトの半分にしか外気が吹き付けられない場合に比較し、転写ベルトは略2倍の効率で冷却処理が施される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記転写ベルトは、前記感光体ドラムの上側に配設されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、転写ベルトを感光体ドラムの上側に配設することにより、当該転写ベルトにおける復りベルトの全面を開放させる空間を余裕をもって確保することが可能になるため、転写ベルトは、復りベルトの全面に亘って外気を容易に吹付け得る状態になる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記冷却機構は、前記復りベルトの下流端側に設けられ、前記外気を吸引して前記復りベルトに吹き付ける吸気ファンと、前記復りベルトの流端側に設けられた排気ファンとを備えて構成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、冷却ファンは、周回している転写ベルトの復りベルトに対し向流で外気を吹き付けることになり、転写ベルトに対する冷却効果が大きくなる。また、排気ファンの駆動で冷却処理後の気流が外部に排気されるため、吸気ファンが吸引した外気が画像形成装置内にこもることなく常に新たな外気が転写ベルトに供給されて転写ベルトを効果的に冷却する。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記復りベルトの上流側の上方位置には、転写処理済みの用紙に対し加熱による定着処理を施す定着部が設けられ、前記定着部と前記復りベルト上流側との間に、前記吸気ファンから吐出された気流を受け入れて内部に流通させることにより前記定着部からの熱を断熱するエアーカーテン形成用の断熱ダクト部材が介設されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、断熱ダクト部材内に供給される新たな気流によって常に更新されるエアーカーテンにより定着部が発する熱が常に取り去られるため、画像形成装置内では最大の発熱源である定着部からの熱によって転写ベルトが過加熱されることが有効に防止される。
請求項1記載の発明によれば、転写ローラを復りベルト上流端への折り返し位置に設けるとともに、冷却ファンは、取り入れた外気を、転写ベルトにおける復りベルトの表面に沿って吹き付け得るようになっているため、復りベルトは、その略全長に亘って冷却ファンから吹き付けられた外気との接触で冷却され、これによって、従来のように復りベルトの半分にしか外気が供給されない場合に比較し、転写ベルトを略2倍の効率で冷却処理することができる。そして、効果的に冷却された転写ベルトが感光体ドラムの周面に当接することにより、当該感光体ドラムを適正に冷却することができるため、感光体ドラムが冷却されないことにより画像形成処理に悪影響を与えるような不都合の発生を有効に防止することができるとともに、転写ベルトへの残留トナーの溶融固着を有効に防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、転写ベルトは、感光体ドラムの上側に配設されているため、当該転写ベルトにおける復りベルトの全面を外気によって容易に吹付けられ得る状態にすることができる。
請求項3記載の発明によれば、冷却ファンは、転写ベルトの復りベルト下流端側に設けられているため、冷却ファンは、周回している転写ベルトの復りベルトに対し向流で外気を吹き付けることになり、転写ベルトに対する冷却効果を大きくすることができる。また、排気ファンの駆動で冷却処理後の気流が外部に排気されるため、吸気ファンが吸引した外気が画像形成装置内にこもることなく常に新たな外気により転写ベルトを効果的に冷却することができる。
請求項4記載の発明によれば、断熱ダクト部材内に供給される新たな気流によって常に更新されるエアーカーテンにより定着部が発する熱が常に取り去られるため、画像形成装置内では最大の発熱源である定着部からの熱によって転写ベルトが過加熱されることを有効に防止することができる。
図1は、本発明に係るプリンタ10の一実施形態を示す正面断面視の説明図である。図1に示すように、本実施形態のプリンタ(画像形成装置)10は、箱形を呈した装置本体11と、この装置本体11の内部にコンピュータ等の外部機器から伝送された画像情報に基づき画像を形成する画像形成部12と、この画像形成部12によって形成され、用紙に転写された画像に定着処理を施す定着部13と、転写用の用紙を貯留する用紙貯留部14と、装置本体11内に冷却処理を施す冷却機構20とが内装されることによって構成されている。
前記画像形成部12は、用紙貯留部14から給紙された用紙にトナー画像を形成させるものであり、本実施形態では、上流側(図1の紙面の右側)から下流側へ向けて順次配設されたマゼンタ用ユニット12Mと、シアン用ユニット12Cと、イエロー用ユニット12Yと、ブラック用ユニット12Kとが備えられている。
各ユニット12M,12C,12Y,12Kには、感光体ドラム121および現像装置122がそれぞれ備えられている。各感光体ドラム121は、図1において反時計方向へ向けて回転しつつ対応した現像装置122からトナーの供給を受けるようになっている。各現像装置122には、装置本体11の前面側(図1の紙面の表側)に配設された図略のトナーカートリッジからトナーが補給されるようになっている。
各感光体ドラム121の直下位置には帯電装置123がそれぞれ設けられているとともに、帯電装置123のさらに下方位置には露光装置124が設けられている。そして、各感光体ドラム121は、前記帯電装置123によって周面が一様に帯電され、コンピュータ等の外部機器から入力された画像データに基づく各色に対応したレーザー光が前記各露光装置124から帯電後の感光体ドラム121の周面に照射されることにより、各感光体ドラム121の周面に静電潜像が形成されるようになっている。かかる静電潜像に現像装置122からトナーが供給されることにより、感光体ドラム121の周面にトナー像が形成される。
各感光体ドラム121の上方位置には、往きベルト125′の表面側が当該各感光体ドラム121に当接するように配設された転写ベルト(中間転写体)125が設けられている。この転写ベルト125は、ブラック用ユニット12Kの上部左方に設けられた駆動ローラ125aと、マゼンタ用ユニット12Mの上部右方に設けられた従動ローラ125bとの間に張設されている。前記駆動ローラ125aは、ローラ心回りに時計方向に向けて回転され、これによって転写ベルト125の往きベルト125′は、従動ローラ125bを始点として左方に向かって移動する一方、復りベルト125″は、駆動ローラ125aを始点として右方に向かって移動し、これによって転写ベルト125が駆動ローラ125aおよび従動ローラ125b間を時計方向に向けて周回するようになっている。
前記復りベルト125″の下部には、マゼンタ用ユニット12Mの若干左方位置に当該復りベルト125″を上方に持ち上げることにより転写ベルト125にテンションを付与するテンションローラ125cが設けられ、このテンションローラ125cの存在で転写ベルト125の緊張状態が維持されるようになっている。
また、各感光体ドラム121の上部には、往きベルト125′を介して転写ローラ126が対向配置されている。そして、転写ベルト125は、往きベルト125′が転写ローラ126により当該感光体ドラム121の周面に押し付けられた状態で各感光体ドラム121と同期しながら駆動ローラ125aおよび従動ローラ125b間を時計方向に向けて周回するようになってなる。
従って、転写ベルト125が周回することによりその表面に対しマゼンタ用ユニット12Mの感光体ドラム121によるマゼンタのトナー像の転写が行なわれ、ついで転写ベルト125の同一位置にシアン用ユニット12Cの感光体ドラム121によるシアンのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、ついで転写ベルト125の同一位置にイエロー用ユニット12Yの感光体ドラム121によるイエローのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、最後のブラック用ユニット12Kの感光体ドラム121によるブラックのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、これによって転写ベルト125の表面にカラーのトナー像が形成される。この転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像が用紙貯留部14から搬送されてきた用紙Pに転写されることになる。
そして、各感光体ドラム121の左方位置には当該感光体ドラム121の周面の残留トナーを除去して清浄化するドラムクリーニング装置127が設けられている。ドラムクリーニング装置127によって清浄化処理された感光体ドラム121の周面は、新たな帯電処理のために帯電装置123へ向かうことになる。
また、前記従動ローラ125bの右側には、転写ベルト125の表面に付着した残留トナーを除去して清浄化処理するベルトクリーニング装置128が設けられている。ベルトクリーニング装置128によって清浄化処理された転写ベルト125は、往きベルト125′となって各感光体ドラム121へ向うことになる。
そして、ドラムクリーニング装置127およびベルトクリーニング装置128で感光体ドラム121の周面および転写ベルト125の表面から取り除かれた廃トナーは、所定の経路を通って図略のトナー回収ボトルに回収されるようになっている。
画像形成部12の図1における左方位置には、上下方向に延びる用紙搬送路111が形成されている。この用紙搬送路111には、適所に搬送ローラ対112が設けられ、用紙貯留部14からの用紙がこの搬送ローラ対112の駆動で駆動ローラ125aに掛け回されている転写ベルト125へ向けて搬送されるようになっている。
かかる用紙搬送路111には、駆動ローラ125aと対向した位置に転写ベルト125の表面と当接した第2転写ローラ113が設けられ、用紙搬送路111を搬送されつつある用紙Pが転写ベルト125と第2転写ローラ113とに押圧挟持されることによって転写ベルト125上のカラーのトナー像が当該用紙Pに転写されるようになっている。
前記定着部13は、画像形成部12で転写された用紙上のトナー像に対し定着処理を施すものであり、内部に加熱源である通電発熱体を備えた加熱ローラ131、この加熱ローラ131と対向配置された定着ローラ132、この定着ローラ132および前記加熱ローラ131間に張設された定着ベルト133と、この定着ベルト133を介して前記定着ローラ132と対向配置された加圧ローラ134とを備えて構成されている。
そして、前記転写ベルト125と第2転写ローラ113との間を通過することによって表面にカラーのトナー画像が転写された用紙Pは、加熱ローラ131および定着ローラ132間を周回している加熱状態の定着ベルト133と加圧ローラ134との間のニップ部を通過することにより、当該用紙Pに対し定着ベルト133の熱が伝達され、これによる溶融トナーの用紙Pへの固着によって定着処理が施されるようになっている。
定着処理の完了したカラー画像付の用紙Pは、定着部13の上部から延設された排紙搬送路114を通って装置本体11の頂部に設けられた排紙トレイ115へ向けて排出されることになる。
前記用紙貯留部14は、装置本体11における露光装置124の下方位置に前方(図1の紙面の表側)に向けて挿脱自在に装着された用紙トレイ141を有している。用紙トレイ141には複数枚の用紙Pが積層さた用紙束P1が貯留されるようになっている。そして、用紙トレイ141に貯留された用紙束P1からピックアップローラ142の駆動で用紙Pが1枚ずつ繰り出され、用紙搬送路111を通って画像形成部12の第2転写ローラ113と転写ベルト125との間のニップ部へ向けて送り出されるようになっている。
また、本実施形態においては、装置本体11の右側面に支持軸143a回りに正逆回動することによって装置本体11に対し挿脱可能に装着された手差しトレイ143が設けられている。この手差しトレイ143は、用紙トレイ141に貯留されている用紙Pとサイズが異なる用紙Pを給紙するときや、用紙Pを1枚だけ給紙するときなどに手差しで給紙するべく利用されるものである。
また、本実施形態においては、定着部13の左側に、一旦排紙搬送路114を通って排紙されてしまう直前の用紙Pを第2転写ローラ113および転写ベルト125と間のニップ部へ逆送して当該用紙Pの裏面側に転写処理を施すための逆送路116が設けられている。この逆送路116を利用することにより、用紙Pの両面に画像を転写させる、いわゆる両面印刷を実行することができる。
図2は、本発明に係る冷却機構20を説明するための画像形成ユニット15の一実施形態を示す実機ベースの斜視図である。また、図3は、図2に示す実機ベースの画像形成ユニット15を模式化した斜視図である。なお、図2および図3におけるX−X方向を左右方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
本実施形態においては、画像形成部12を構成する各色毎のユニット12M,12C,12Y,12Kや転写ベルト125等の画像形成用の各部材をさらにまとめてユニット化した画像形成ユニット15が設けられている。この画像形成ユニット15は、平面視における四隅部や、その他の適所に配設された上下方向に延びる複数本の支柱と、隣設された支柱間に架設された根太材や梁材とからなる直方体状を呈した骨格フレーム151を有している。かかる骨格フレーム151内には、各ユニット12M,12C,12Y,12Kの感光体ドラム121、現像装置122、帯電装置123、露光装置124、転写ローラ126およびドラムクリーニング装置127が装着される。また、骨格フレーム151における各感光体ドラム121の上方位置には転写ベルト125が配設され、さらに転写ベルト125の右端部に対向するようにベルトクリーニング装置128が設けられている。そして、このような骨格フレーム151の各支柱や梁材の適所に冷却機構20が装着されている。
以下、図2および図3を基に、必要に応じて図1を参照しながら冷却機構20について説明する。冷却機構20は、転写ベルト125に冷却処理を施すためのものである。転写ベルト125に対して冷却処理が施されるのは、感光体ドラム121からの伝熱や、定着部13からの輻射熱によって転写ベルト125が所定の温度以上に過加熱されるのを防止するためである。
すなわち、感光体ドラム121の温度が上昇すると、熱の影響で周面に適正な静電潜像やトナー像が形成され難くなるため、これを防止するべく当該感光体ドラム121の周面が当接される転写ベルト125を介して感光体ドラム121を冷却処理するのが転写ベルト125を冷却処理する第1の目的である。
また、転写ベルト125が過加熱されると、転写ベルト125の表面に形成されたトナー画像を構成するトナーが溶融して転写ベルト125の表面に固着してしまったり、熱による転写ベルト125や駆動ローラ125a、従動ローラ125b等の膨張により転写ベルト125における画像形成位置が正規の位置からずれてしまったりするという不具合が生じることがあるが、かかる不具合を生じさせなくするためにも転写ベルト125に冷却処理が施される。
このような目的で設けられる冷却機構20は、外気を装置本体11内に取り入れる第1押込みファン装置(冷却ファン)21と、装置本体11内に取り入れられた外気で転写ベルト125に冷却処理を施す第2押込みファン装置(冷却ファン)22と、装置本体11内の気流を排気する排気ファン装置23と、定着部13からの熱を遮断する断熱ダクト部材24とを備えて構成されている。
前記第1押込みファン装置21は、図3に示すように、骨格フレーム151の右面側におけるベルトクリーニング装置128と対向する位置に設けられている。また、前記第2押込みファン装置22は、骨格フレーム151の天板152(図3に二点鎖線で表示、なお図2では天板152が外された状態を示しているため天板152は図示されていない)の下面側におけるベルトクリーニング装置128の前後方向中央部の直上位置に設けられている。また、前記排気ファン装置23は、骨格フレーム151の天板152の左上方位置において、定着部13より若干右寄りの位置における装置本体11の背面板117に装着されている。さらに、前記断熱ダクト部材24は、前記駆動ローラ125aと定着部13のハウジングの右端部との間の空間に介設されている。
前記第1押込みファン装置21は、横置きで左右方向に向けて据え付けられたケーシング211と、このケーシング211内に装着された図略の駆動モータの駆動で駆動回転する左右方向に延びた駆動軸212回りに一体回転する複数枚のファン213とを備えて構成されている。ケーシング211の右面には、外気を取り入れるための吸気口214が設けられているとともに、同左面には排気口215が設けられている。
一方、装置本体11の右面板118(図3)には、第1押込みファン装置21と対向した位置に外気取り入れ用のルーバー118aが設けられている。従って、第1押込みファン装置21の駆動モータの駆動でファン213が駆動軸212回りに駆動回転されることにより、外気がルーバー118aを介して装置本体11内に導入され、第1押込みファン装置21の吸気口214および排気口215介して画像形成ユニット15内に導入されるようになっている。
前記第2押込みファン装置22は、縦置きで据え付けられたケーシング221と、このケーシング221に内装された図略の駆動モータの駆動で駆動回転する上下方向に延びた駆動軸222回りに一体回転する複数枚のファン223とを備えて構成されている。ケーシング221の上面には、第1押込みファン装置21の駆動により画像形成ユニット15内に送り込まれた転写ベルト125冷却用の外気を取り入れるための吸気口224が設けられているとともに、同左面には冷却用の外気を転写ベルト125の復りベルト125″表面に向けて吹き付けるための排気口225が設けられている。
従って、転写ベルト125が周回した状態で第2押込みファン装置22が駆動されると、転写ベルト125の復りベルト125″が、図2および図3に実線矢印で示すように、左方から右方に向けて移動するのに対し、第2押込みファン装置22の排気口225からは、図2および図3に白抜き矢印で示すように、復りベルト125″に対し右方から左方に向けてその略全長に亘り向流で冷却用の気流が吹き付けられることになり、かかる復りベルト125″の略全面が向流の冷却用の気流と熱交換されることにより、転写ベルト125は効果的に冷却されるようになっている。
なお、第1押込みファン装置21の駆動でルーバー118aを介して吸引された外気の内、第2押込みファン装置22へ向かわなかった残部の気流は、各ユニット12M,12C,12Y,12Kに形成された所定の隙間を右から左に貫流し、各ユニット12M,12C,12Y,12Kの冷却処理に供されたのち排気ファン装置23を介して外部に排気されるようになっている。
また、天板152の左方位置には、前後方向に延びた複数条の長孔153が設けられ、第2押込みファン装置22から吐出された気流の一部は、これらの長孔153を通って画像形成ユニット15の外部に導出され、定着部13の右側壁に当たって定着部13の冷却処理に供されたのち排気ファン装置23へ向かわせられるようになっている。
前記排気ファン装置23は、転写ベルト125の冷却処理に供された冷却処理済みの外気を装置本体11外に排気するためのものである。かかる排気ファン装置23は、横置きで前後方向に向けて据え付けられたケーシング231と、このケーシング231内に装着された図略の駆動モータの駆動で軸心回りに駆動回転する前後方向に延びた駆動軸232回りに一体回転する複数枚のファン233とを備えて構成されている。ケーシング231の前面には、冷却処理済みの気流を取り入れるための吸気口234が設けられているとともに、同後面には排気口235が設けられている。
従って、排気ファン装置23を駆動させることにより、画像形成ユニット15内で転写ベルト125の冷却処理に供された気流は、ファン233の駆動軸232回りの駆動回転に誘導されて吸気口234を通ってケーシング231内に導入され、排気口235を介して外部に排気されることになる。
前記断熱ダクト部材24は、その内部にエアーカーテンを形成し、これによって定着部13の熱が転写ベルト125へ伝達されることを防止するためのものである。かかる断熱ダクト部材24は、前後方向に長尺の角筒体241によって構成されている。角筒体241の前面板242には、前後方向に向けて並設された複数の通気孔242aが穿設され、第2押込みファン装置22から吹き出された冷却用の気流の一部がこれらの通気孔242aから角筒体241内に導入されるようになっている。
断熱ダクト部材24の角筒体241における前端部は、仕切板243によって閉止されている一方、同後端部は、開放されたままで排気口244になっている。従って、通気孔242aを通って角筒体241内に導入された気流は、断熱用のエアーカーテンを形成した後に排気口244を通って排気ファン装置23へ向かうことになる。
かかる断熱ダクト部材24を定着部13と復りベルト125″の上流側(左側)との間に介設することにより、定着部13から発せられた熱は、断熱ダクト部材24内を流通するエアーカーテンによって遮断されて転写ベルト125へ向かうことが有効に抑止されるため、装置本体11内では最も発熱量の大きな熱源である定着部13からの転写ベルト125への熱移動を有効に阻止することが可能になり、転写ベルト125が過加熱されることが有効に防止される。
以上詳述したように、本発明に係るプリンタ10は、複数並設された各色用の複数の感光体ドラム121の各周面に往きベルト125′の表面が当接するように配設され、かつ、駆動ローラ125aおよび従動ローラ125b間で周回する転写ベルト125を有してなるものであるため、周回しながら往きベルト125′が各色用の感光体ドラム121の周面と順次当接されることにより転写ベルト125の表面に各色のトナーが塗り重ねられた状態のカラー画像が形成され、このカラー画像は、第2転写ローラ113の位置で当該第2転写ローラ113の作用により用紙Pに転写される、いわゆるカラー印刷処理が実行される。
そして、前記第2転写ローラ113を復りベルト125″の上流端への折り返し位置に設けるとともに、転写ベルト125に対して冷却処理を施す冷却機構20が設けられ、この冷却機構20は、転写ベルト125の復りベルト125″の表面に沿って吸引した外気を流通させ得るように配置位置が設定されているため、復りベルト125″は、その略全長に亘って冷却機構20により吹き付けられた外気との接触で冷却され、これによって、従来のように復りベルト125″の半分にしか外気が供給されない場合に比較し、転写ベルト125を略2倍の効率で冷却処理することができる。
このように、効果的に冷却された転写ベルト125が感光体ドラム121の周面に当接することにより、当該感光体ドラム121を適正に冷却することができるため、感光体ドラム121が冷却されないことにより画像形成処理に悪影響を与えるような不都合の発生を有効に防止することができるとともに、転写ベルト125への残留トナーの溶融固着を有効に防止することができる。
そして、転写ベルト125は、各感光体ドラム121の上側に配設されているため、装置本体11内の上部に当該転写ベルト125における復りベルト125″の全面を開放させる空間を余裕をもって確保することが可能になり、これによって転写ベルト125の復りベルト125″をその全面に亘って外気を容易に吹付け得る状態にすることができ、転写ベルト125に対し効率的な冷却処理を施す上で好都合である。また、排気ファン装置23の駆動で冷却処理後の気流が強制的に外部に排気されるため、冷却用の気流が装置本体11内にこもることなく常に新たな冷却用の外気が転写ベルト125に供給され、これによって転写ベルト125を効果的に冷却することができる。
また、冷却機構20は、復りベルト125″の下流端側に設けられた外気を吸引して復りベルト125″に吹き付ける第1および第2押込みファン装置21,22と、復りベルト125″の流端側に設けられた排気ファン装置23とを備えて構成されているため、第1および第2押込みファン装置21,22は、周回している転写ベルト125の復りベルト125″に対し向流で外気を吹き付けることになり、転写ベルト125に対する冷却効果を大きくすることができる。
さらに、復りベルト125″の上流側の上方位置に設けられた、転写処理済みの用紙Pに対し加熱による定着処理を施す定着部13と復りベルト125″上流側との間に、第2押込みファン装置22から吐出された気流を受け入れて内部にエアーカーテンを形成させる断熱ダクト部材24が介設されているため、断熱ダクト部材24内に供給される新たな気流によって常に更新されるエアーカーテンにより定着部13が発する熱が常に取り去られ、これによって装置本体11内では最大の発熱源である定着部13からの熱によって転写ベルト125が加熱されることを有効に防止することができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、冷却機構20が適用される画像形成装置としてプリンタ10を例に挙げて説明したが、本発明は、画像形成装置がプリンタ10であることに限定されるものではなく、複写機やファクシミリ装置であってもよい。
(2)上記の実施形態においては、画像形成装置(本実施形態ではプリンタ10)としてイエロー用ユニット12Y、マゼンタ用ユニット12M、シアン用ユニット12Cおよびブラック用ユニット12Kが採用されたカラー印刷用のものを例として挙げて説明しているが、本発明は、画像形成装置がカラー印刷用のものであることに限定されるものではなく、ブラック用ユニット12Kのみが採用された、いわゆるモノクロ印刷用のものであってもよい。
また、カラー印刷用の画像形成装置であっても、ブラック用ユニット12Kの設置を省略し、イエロー用ユニット12Y、マゼンタ用ユニット12Mおよびシアン用ユニット12Cのみによって画像形成部12を構成するようにしてもよい。この場合、イエロー、マゼンタおよびシアンのトナーが塗り重ねられることによって画像はブラックになる。
(3)上記の実施形態においては、装置本体11内のレイアウト的な制約から冷却ファンとして第1および第2押込みファン装置21,22が採用されているが、本発明は、冷却ファンとして第1および第2押込みファン装置21,22の双方を採用することに限定されるものではなく、状況に応じて第1および第2押込みファン装置21,22の内のいずれか一方を省略してもよい。また、これとは逆に第1および第2押込みファン装置21,22に加えて3台以上の押込みファン装置を設けてもよい。
(4)上記の実施形態においては、転写ベルト125の復りベルト125″に対し冷却用の外気をベルトクリーニング装置128側に設けられた第2押込みファン装置22によって供給するようにしているが、本発明は、復りベルト125″に対し冷却用の外気をベルトクリーニング装置128側から供給することに限定されるものではなく、状況に応じて復りベルト125″の中央部へ向けて外気を吹き付けるようにしたり、復りベルト125″の上流側に吹き付けるようにしたりしてもよい。
(5)上記の実施形態においては、画像形成ユニット15の天板152の左側部に複数状の長孔153が設けられ、第2押込みファン装置22から吐出された気流の一部がこの長孔153から導出されて定着部13に向かわせられ、これによって定着部13の冷却処理に供されるようになされているが、定着部13を冷却処理するために専用のファンが設けられているような場合には、画像形成ユニット15の天板152に特に長孔153を設けて定着部13に冷却用の気流を供給するようなことをしなくてもよい。
本発明に係るプリンタ10の一実施形態を示す正面断面視の説明図である。 本発明に係る冷却機構を説明するための画像形成ユニットの一実施形態を示す実機ベースの斜視図である。 図2に示す実機ベースの画像形成ユニットを模式化した斜視図である。 転写ベルトに対する従来の冷却構造が採用された画像形成装置を例示する正面断面視の説明図である。
10 プリンタ(画像形成装置)
11 装置本体 111 用紙搬送路
112 搬送ローラ対 113 第2転写ローラ
114 排紙搬送路 115 排紙トレイ
116 逆送路 117 背面板
118 右面板 118aルーバー
12 画像形成部 12M マゼンタ用ユニット
12C シアン用ユニット 12Y イエロー用ユニット
12K ブラック用ユニット 121 感光体ドラム
122 現像装置 123 帯電装置
124 露光装置 125 転写ベルト(中間転写体)
125′ 往きベルト 125″ 復りベルト
125a 駆動ローラ 125b 従動ローラ
125c テンションローラ 126 転写ローラ
127 ドラムクリーニング装置
128 ベルトクリーニング装置
13 定着部 131 加熱ローラ
132 定着ローラ 133 定着ベルト
134 加圧ローラ 14 用紙貯留部
141 用紙トレイ 142 ピックアップローラ
143 手差しトレイ 143a 支持軸
15 画像形成ユニット 151 骨格フレーム
152 天板 153 長孔
20 冷却機構 21 第1押込みファン装置(冷却ファン)
211 ケーシング 212 駆動軸
213 ファン 214 吸気口
215 排気口 22 第2押込みファン装置(冷却ファン)
221 ケーシング 222 駆動軸
223 ファン 224 吸気口
225 排気口 23 排気ファン装置
231 ケーシング 232 駆動軸
233 ファン 234 吸気口
235 排気口 24 断熱ダクト部材
241 角筒体 242 前面板
242a 通気孔 243 仕切板
244 排気口 P 用紙
P1 用紙束

Claims (4)

  1. 複数並設された各色用の感光体ドラムの各周面に表面が当接することにより各感光体ドラムの周面に形成されたトナー像が転写されるように構成され、かつ、所定数のローラに掛け回された状態で周回する中間転写体としての転写ベルトを有してなる画像形成装置において、
    前記転写ベルトは、往きベルト側が前記感光体ドラムの各周面と当接するとともに、復りベルト上流端への折り返し位置には、前記転写ベルト表面のカラー画像を用紙に転写させる転写ローラが設けられ、
    外気を取り入れて、前記復りベルトの表面に沿って流通させることにより当該転写ベルトに冷却処理を施す冷却機構を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記転写ベルトは、前記感光体ドラムの上側に配設されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記冷却機構は、前記復りベルトの下流端側に設けられ、前記外気を取り入れて前記復りベルトに吹き付ける吸気ファンと、前記復りベルトの流端側に設けられた排気ファンとを備えて構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記復りベルトの上流側の上方位置には、転写処理済みの用紙に対し加熱による定着処理を施す定着部が設けられ、前記定着部と前記復りベルト上流側との間に、前記吸気ファンから吐出された気流を受け入れて内部に流通させることにより前記定着部からの熱を断熱するエアーカーテン形成用の断熱ダクト部材が介設されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
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