JP5549195B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置では、感光層を有する像保持体を帯電し、帯電後の像保持体を露光することで像保持体に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーで現像することで画像を得ている。また、このような画像形成装置において、例えば空冷などを用いて画像形成装置内の温度上昇を抑制する技術が知られている。例えば特許文献1には、放電むらの原因となる化合物の発生を防止し、機内の温度の適確な調整を可能とする画像形成装置が記載されている。
ここで、特許文献1における画像形成装置では、筺体外に配され、放熱板を備えた第1の循環路部材を流路の一部とする空気流の第1の循環路と、第1の循環路と循環路内に配置される部材を共通にし、筺体内に配される第2の循環路部材を流路の一部とする空気流の第2の循環路とが設けられている。そして、複数のファンの切換駆動により、第1の循環路と第2の循環路の何れかが選択され、選択された循環路内の部材に対して、選択された循環路の空気流により温度調整が行われる。
特開平8−328454号公報
ところで、画像形成装置の装置内に空気の流れを作って冷却を行う際に、例えばトナー像が形成される像保持体などの画像形成部に直接的に空気流が当たるようにすると、その空気流によって装置内にトナーが舞い上がる場合がある。かかる場合には、装置内に飛散したトナーによって例えば記録材が汚れるなどの可能性が高くなる。
本発明は、画像形成装置において、装置内におけるトナーの飛散を抑制しつつ、装置内の冷却を図ることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、各色のトナー像を形成する複数のトナー像形成部と、複数の回転軸に掛け回されて一の方向に回転するベルト部材を有し、当該ベルト部材の一方の側に配置された前記トナー像形成部により形成された前記トナー像を記録材に転写する転写部と、前記ベルト部材の他方の側にて前記転写部に対峙させて並べて配置され、前記複数のトナー像形成部に供給するトナーがそれぞれ収容される複数のトナー収容部と、装置内に空気を吸い込む吸気口と、前記転写部と前記複数のトナー収容部との間であって前記ベルト部材の前記他方の側に形成され、前記吸気口から吸い込んだ空気流れる経路となる第1の空気流経路と、前記複数のトナー収容部の前記転写部が設けられる側とは逆側に設けられる構造体との間に形成され、前記吸気口から吸い込んだ空気流れる経路となる第2の空気流経路と、前記第1の空気流経路からの空気が流れ込む第1開口部、及び前記第2の空気流経路からの空気が流れ込む第2開口部が設けられた排気経路を有し、当該第1開口部及び当該第2開口部に流れ込んだ空気を装置外に排出する排気部と、を備え、前記吸気口と前記第1開口部とは、前記ベルト部材の前記回転軸の軸方向においてずれた位置に配置されることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記排気部の前記排気経路における第1開口部及び第2開口部は、前記複数の回転軸の特定の回転軸の軸方向の中央部と対向する位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着する定着部を備え、前記排気部は、前記排気経路における前記第1開口部から前記定着部の周囲の空気を取り込み、さらに当該空気を装置外に排出することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記第2の空気流経路を形成する前記構造体は、前記定着部によってトナー像が定着された前記記録材が積載される積載部であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、前記排気部の前記排気経路は、前記積載部と、当該積載部の記録材が積載される側とは逆側の面に取り付けられた際に当該積載部とともに管路を形成する管路形成部材とによって構成されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、各色のトナー像を形成する複数のトナー像形成部と、複数の回転軸に掛け回されて一の方向に回転するベルト部材を有し、当該ベルト部材の一方の側に配置された前記トナー像形成部により形成された前記トナー像を記録材に転写する転写部と、前記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着する定着部と、前記ベルト部材の他方の側にて前記転写部に対峙させて前記一の方向に沿って並べて配置され、前記複数のトナー像形成部に供給するトナーがそれぞれ収容される複数のトナー収容部と、前記複数のトナー収容部の、前記転写部に対峙する側と逆側に設けられる構造体と、記転写部の前記複数のトナー収容部に対峙する側であって前記ベルト部材の前記他方の側に向けて開口し前記定着部と対向する側に設けられる第1開口部、及び当該複数のトナー収容部の前記構造体に対峙する側に向けて開口する第2開口部を有し、装置内の当該定着部と当該複数のトナー収容部との間にて、当該定着部に沿って設けられて、空気流れる経路を形成する管路と、前記一の方向に並べて配置される前記複数のトナー収容部の、前記管路が配置される側とは反対側にて設けられ、装置内に空気を取り込む開口となる吸気口と、前記管路が接続され、当該管路内の空気を装置外に排出する開口を形成する排気口と、前記管路内の空気を前記排気口から排出する排気装置と、を備え、前記排気口は、前記回転軸の軸方向における一の側に設けられ、前記管路における前記第1開口部及び前記第2開口部は、前記回転軸の軸方向の中央部と対向する位置に設けられ、前記吸気口は、前記回転軸の軸方向における前記一の側とは逆側となる他の側に設けられることを特徴とする画像形成装置である。
求項に記載の発明は、前記構造体は、前記定着部によってトナー像が定着された前記記録材が積載される積載部であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置である。
請求項1の発明によれば、画像形成装置内におけるトナーの飛散を抑制しつつ、冷却効率を向上させて装置内の冷却を図ることが可能となる。
請求項2の発明によれば、本発明の構成を採用しない場合と比較して、例えば転写部の回転軸方向の端部側におけるトナーの飛散をより抑制することができる。
請求項3の発明によれば、定着部において発生した熱に起因する装置内の温度上昇を抑制することが可能となる。
請求項4の発明によれば、記録材を積載する積載部を利用して装置内における空気の経路が形成され、本発明の構成を採用しない場合と比較して、部品点数の増加を抑えることができる。
請求項5の発明によれば、第2の空気流経路を形成する部材と、排気経路を形成する部材との共通化を図ることが可能となる。
請求項の発明によれば、画像形成装置内におけるトナーの飛散を抑制しつつ、冷却効率を向上させて装置内の冷却を図ることが可能となる。
求項の発明によれば、記録材を積載する積載部を利用して装置内における空気の経路が形成され、本発明の構成を採用しない場合と比較して、部品点数の増加を抑えることができる。
画像処理装置の全体構成を示した図である。 排気部におけるダクトの全体構成を説明するための図である。 ダクトに設けられる第1開口部を説明するための図である。 ダクトに設けられる第2開口部を説明するための図である。 図1に示す画像処理装置のV−V断面図である。 排気部によって画像形成装置内に形成される空気の流れを説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態が適用される画像処理装置1の全体構成図である。
図1に示す画像処理装置1は、原稿読取装置2と、画像形成装置3とを備えて構成される。なお、図1に示す画像処理装置1の紙面手前側をフロント側Fとし、紙面奧側をリア側Rとして以下の説明を行う。
原稿読取装置2は、例えば用紙など原稿の画像を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを画像形成装置3等に送信する装置である。
画像形成装置3は、いわゆるタンデム型の画像形成装置であって、電子写真方式によって各色のトナー像を形成する複数の画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)と、各色の画像形成ユニット10にそれぞれ各色のトナーを供給する複数のトナー収容部17(17Y、17M、17C、17K)と、各色の画像形成ユニット10により形成されたトナー像を用紙Pに転写する中間転写ベルト20とを備えている。
また、画像形成装置3は、中間転写ベルト20上のトナー像を用紙P上に転写する二次転写ロール23と、用紙P上にトナー像を定着する定着装置30と、装置内の空気を排出して装置内の温度上昇を抑制する排気部5とを備えている。そして、画像形成装置3は、上述の画像形成ユニット10の駆動など各部の制御を行う制御部100を備えている。なお、制御部100における上記の機能は、プログラムにより制御されたCPU等によって実現される。
各画像形成ユニット10は、図中矢印で示す中間転写ベルト20の回転方向上流側から、イエローのトナー像を形成する画像形成ユニット10Y、マゼンタのトナー像を形成する画像形成ユニット10M、シアンのトナー像を形成する画像形成ユニット10C、黒のトナー像を形成する画像形成ユニット10Kの順で配置されている。
トナー像形成部の一例としての各画像形成ユニット10は、回転する感光体ドラム11を各々備えている。各感光体ドラム11の周囲には、イエローのトナー像を形成する画像形成ユニット10Yに代表して示すように、その回転方向に沿って、感光体ドラム11を帯電させる帯電器12と、感光体ドラム11上に静電潜像を書き込む露光装置13と、感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより顕像化する現像装置14と、感光体ドラム11上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20に転写する一次転写ロール15とが順次配置されている。
トナー収容部17は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色と対応してそれぞれ設けられており、それぞれ収容するトナーを必要に応じて各画像形成ユニット10の現像装置14に供給する。本実施形態の各トナー収容部17は、画像形成装置3のフロント側Fからリア側Rに向けて延びるように設けられる。そして、各色のトナー収容部17は、図1に示すように、用紙を積載する用紙積載部41と中間転写ベルト20との間にて、用紙積載部41によって形成される面に沿って並べて配置される。
転写部の一例としての中間転写ベルト20は、予め定められた幅および長さの無端ベルトであって、駆動ロール21、バックアップロール22等に掛け回されて、各画像形成ユニット10の図中上側に各画像形成ユニット10を廻る経路で周回可能に設けられている。駆動ロール21は図示しないモータにより回転駆動されるようになっており、中間転写ベルト20はこの駆動ロール21によって図中矢印で示す方向に回転駆動される。
そして、本実施形態の画像形成装置3では、トナー収容部17と中間転写ベルト20との間に空気が流れることが可能な隙間を設けている。なお、このトナー収容部17と中間転写ベルト20とによって形成される空気流の経路を「第1の空気流経路R1」と呼ぶ。
各画像形成ユニット10の一次転写ロール15は、中間転写ベルト20を挟んで各画像形成ユニット10の感光体ドラム11と対峙して設けられる。これらの一次転写ロール15にはトナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加され、その電位差によって感光体ドラム11上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20に転写する。
また、中間転写ベルト20を挟んで、バックアップロール22と対峙する位置に二次転写ロール23が設けられている。本実施形態の二次転写ロール23には、トナーの帯電極性と逆極性(正極性)の電圧が印加され、中間転写ベルト20に転写されたトナー像を用紙Pへとさらに二次転転写する。なお、図1に示すように、中間転写ベルト20の回転方向に沿って、二次転写ロール23より下流側であって、イエローのトナー像を形成する画像形成ユニット10Yの上流側に、中間転写ベルト20上の不要なトナーを回収するベルト清掃部25を設けている。
定着部の一例としての定着装置30は、内部に熱源を備えた加熱ロール31と、加熱ロール31との間に用紙Pを挟み込んで用紙Pに圧力を加える加圧ロール32と、加熱ロール31及び加圧ロール32が収容される筐体33とを備えている。そして、定着装置30は、加熱ロール31及び加圧ロール32によって、トナー像が転写された用紙Pに熱と圧力とを付与して、その用紙Pにそのトナー像を定着する。また、本実施形態の筐体33には、加熱ロール31及び加圧ロール32の周囲の空気を排出するために、排気部5側に開口が設けられている。なお、図1に示すように、定着装置30から排気部5への空気流の経路を「第3の空気流経路R3」と呼ぶ。
構造体の一例としての用紙積載部41は、定着装置30によってトナー像が定着された用紙Pを載せ置くものである。また、本実施形態では、用紙積載部41は、画像形成装置3の最上部に配置されており上面のカバーとしても機能している。そして、本実施形態の画像形成装置3では、図1に示すように、用紙積載部41とトナー収容部17との間に空気が流れることが可能な隙間を設けている。なお、この用紙積載部41とトナー収容部17とが対峙する位置に形成される空気の経路を「第2の空気流経路R2」と呼ぶ。
排気部5は、図1に示すように、中間転写ベルト20の上方であって、トナー収容部17と定着装置30との間に設けられている。そして、排気部5は、図1に示す画像形成装置3のフロント側Fからリア側Rに向けて形成されたダクト(管路)51と、画像形成装置3のリア側Rに設けられダクト51内の空気を装置外に排出するファン52(後述する図5参照)とを備えている。
そして、本実施形態の排気部5では、排気装置の一例としてのファン52によって上記の第1の空気流経路R1における空気、及び第2の空気流経路R2における空気をダクト51に導き入れ、さらにこの空気を装置外に排出する。排気部5は、第1の空気流経路R1及び第2の空気流経路R2に強制的な空気の流れを作ることで、トナー収容部17及び中間転写ベルト20の冷却を行う。また、定着装置30において熱が発生するため、本実施形態の排気部5は、第3の空気流経路を通じて定着装置30の周囲の空気も装置外へと排出するようになっている。
次に、図2〜図4を参照しながら排気部5について詳しく説明する。
図2は、排気部5におけるダクト51を説明するための図である。
排気経路の一例としてのダクト51は、用紙積載部41とダクト部材53とによって構成されている。ダクト部材53は、断面がコの字形状をしたものである。そして、図2に示すように、このダクト部材53を用紙積載部41の裏面側に取り付けることで、用紙積載部41とダクト部材53とによって空気の経路であるダクト(管路)51を形成する。
なお、本実施形態では、画像形成装置3のフロント側Fからリア側Rにかけてダクト51を形成している(後述する図5参照)。また、ダクト51は、定着装置30における例えば加熱ロール31の軸方向に沿って延びて形成され、中間転写ベルト20における例えばバックアップロール22の軸方向に沿って延びて形成される(後述する図5参照)。
図3は、ダクト51に設けられる第1開口部531を説明するための図である。
図3に示すように、ダクト51には第1開口部531が設けられる。本実施形態の第1開口部531は、ダクト部材53を貫通する開口によって形成される。第1開口部531は、トナー収容部17と中間転写ベルト20との間に形成される経路である第1の空気流経路R1からの空気と、定着装置30側に設けられる第3の空気流経路からの空気とがダクト51内へと流れ込む開口である。従って、本実施形態では、中間転写ベルト20の定着装置30が設けられる側の端部に第1開口部531を設けている(図2参照)。さらに、本実施形態では、第1の空気流経路R1を流れる空気をダクト51内に引き込めるように、ダクト部材53の中間転写ベルト20側(図3では下側)に第1開口部531を形成している。
図4は、ダクト51に設けられる第2開口部532を説明するための図である。
図4に示すように、ダクト51には、第2開口部532が設けられる。本実施形態の第2開口部532は、フロント側凸部42F及びリア側凸部42Rと、ダクト部材53とによって形成される。フロント側凸部42Fとリア側凸部42Rとは、図4に示すように、それぞれ用紙積載部41の裏面側にて突出する部材である。フロント側凸部42Fは用紙積載部41のフロント側Fの端部に、リア側凸部42Rはリア側Rの端部に形成され、両者の間には予め定められた幅の隙間が設けられる。そして、図4に示すように、ダクト部材53を用紙積載部41に取り付けた際に、上記のフロント側凸部42Fとリア側凸部42Rとの間の隙間の領域が、ダクト51における第2開口部532となる。
第2開口部532は、用紙積載部41とトナー収容部17との間に形成される経路である第2の空気流経路R2からの空気がダクト51内へと流れ込む開口である。従って、本実施形態では、ダクト部材53のトナー収容部17と対向する側に第2開口部532を設けている(図2参照)。さらに、本実施形態では、用紙積載部41の裏面側に沿う第2の空気流経路R2を流れる空気をダクト51内に引き込めるように、ダクト51における用紙積載部41側(図4では上側)に第2開口部532を形成している。
図5は、図1に示す画像処理装置1のV−V断面図である。
本実施形態のダクト51は、図5に示すように、定着装置30の近傍にてフロント側Fからリア側Rに延びて設けられる。また、ダクト51のリア側Rの端部には排気口44が設けられる。この排気口44の内側にはファン52が嵌め込まれている。そして、ダクト51内に流れ込んだ空気はファン52によって装置外へと排出される。
図5に示すように、画像形成装置3の図中右側には、装置外の空気を装置内に取り込む開口である吸気口43が設けられる。吸気口43は、トナー収容部17と中間転写ベルト20との間に形成される第1の空気流経路R1と通じている。また、吸気口43は、用紙積載部41とトナー収容部17との間に形成される第2の空気流経路R2と通じている。
以上のように構成される画像形成装置3において、吸気口43から取り込まれた空気が、第1の空気流経路R1を通って、ダクト51の第1開口部531へと吸い込まれ、さらにダクト51内を通って排気口44から装置外へと排気されるという空気の流れが形成される。また、吸気口43から取り込まれた空気が、第2の空気流経路R2を通って、ダクト51の第2開口部532へと吸い込まれ、さらにダクト51内を通って排気口44から装置外へと排気されるという空気の流れが形成される。
なお、図5に示すように、吸気口43は、画像形成装置3のフロント側Fの端部に設けられている。そして、ダクト51の第1開口部531及び第2開口部532は、画像形成装置3のフロント側リア側方向の中央部に設けられている。このように、吸気口43と、ダクト51における第1開口部531及び第2開口部532との位置をフロント側リア側方向においてずらすことによって、図5に示すように、吸気口43から第1開口部531あるいは吸気口43から第2開口部532への空気流の方向が、中間転写ベルト20あるいはトナー収容部17に対して斜めになる。このように位置関係を設定することで、例えば吸気口43を画像形成装置3のフロント側リア側方向の中央部に設けた場合と比較して、中間転写ベルト20やトナー収容部17において、空気流が接触する面積が広くなり冷却効率が向上する。
また、本実施形態では、図5に示すように、トナー収容部17から現像装置14へのトナーの補給は、中間転写ベルト20のリア側Rの端部に設けられるトナー供給経路18を介して行っている。さらに、本実施形態では、ベルト清掃部25(図1参照)を用いて、中間転写ベルト20に付着する不要なトナーを回収するようにしている。そして、ベルト清掃部25によって収集されるトナーを収めておく廃トナー回収部19を、中間転写ベルト20のフロント側Fに設けている。このようなトナー供給経路18や廃トナー回収部19が設けられる部分など、画像形成装置3において部材間でのトナーの受け渡しを行う箇所では、他の箇所と比較してトナーが飛散し易くなる。
そこで、本実施形態では、ダクト51の第1開口部531及び第2開口部532を、トナー供給経路18や廃トナー回収部19がそれぞれ配置されるフロント側Fあるいはリア側Rの端部から遠い位置に設けている。本実施形態では、中間転写ベルト20のフロント側Fに廃トナー回収部19が、リア側Rにトナー供給経路18が設けられるため、ダクト51の第1開口部531及び第2開口部532を、中間転写ベルト20における回転軸方向の中央部に対向する位置に設けている。そして、本実施形態では、中間転写ベルト20のフロント側Fあるいはリア側Rの端部に比較的強い空気の流れを生じさせないようにし、装置内におけるトナーの舞い上がりを抑制している。
次に、画像形成装置3における画像形成動作について説明する。
画像形成装置3の制御部100が画像形成の指示を受けると、制御部100は、画像形成ユニット10など各部を動作させて画像形成を開始する。まず、各色の画像形成ユニット10において、帯電器12によって感光体ドラム11の帯電が行われる。そして、露光装置13によって感光体ドラム11に静電潜像が形成される。さらに、トナー収容部17からトナーの供給を受けた現像装置14によって、感光体ドラム11に形成された静電潜像の現像が行われてトナー像が形成される。そして、各色の感光体ドラム11において形成されたトナー像は、中間転写ベルト20に一次転写される。
中間転写ベルト20に転写された各色のトナー像は、搬送されてくる用紙Pにさらに転写される。そして、定着装置30によってトナー像が転写された用紙Pに熱及び圧力が付与され、トナー像が用紙Pに定着する。トナー像が定着した用紙Pは、画像形成装置3の装置外へ向けて排出され、本実施形態では用紙積載部41上に載せられる。
ここで、上述の画像形成動作において、例えば画像形成ユニット10では、感光体ドラム11などを回転させる駆動モータの駆動に伴って熱が生じる。また、例えば現像装置14と感光体ドラム11との接触部においては、両部材が擦れ合って摩擦熱が発生する。さらに、本実施形態の定着装置30では、加熱ロール31を用いて熱によるトナー像の用紙Pへの定着を行っており、定着装置30からも熱が発生する。このように、各部材等において発生した熱によって、画像形成装置3内の温度が上昇すると、例えば画像形成ユニット10におけるトナーや中間転写ベルト20上のトナーなどが融解してしまい、画像形成動作に不具合が生じる場合がある。
図6は、排気部5によって画像形成装置3内に形成される空気の流れを説明するための図である。
本実施形態では、予め定められた条件に基づいて、排気部5のファン52を駆動し、ダクト51内の空気の排出を開始する。この予め定められた条件の例としては、例えば制御部100が画像形成の指示を受け付けた際や、画像形成装置3の電源が入れられた際などである。また、他の予め定められた条件の例として、例えば画像形成装置3内に装置内の温度を測定する温度計を設け、その温度計による計測温度が特定の温度を超えたような場合が例示できる。
ダクト51内の空気が排出されることで、図6に示すように、ダクト51の第1開口部531において、第1の空気流経路R1を通る空気が引き込まれる。そして、第1の空気流経路R1の空気が第1開口部531へと吸い込まれることにより、吸気口43から装置外の空気が第1の空気流経路R1へとさらに取り込まれる。このように、排気部5により、吸気口43から取り込まれた空気が第1の空気流経路R1を通って排気口44から排出されるという空気の流れが形成される。そして、装置外から取り込まれた空気が第1の空気流経路R1を流れることによって、トナー収容部17及び中間転写ベルト20の熱が奪われ、中間転写ベルト20とトナー収容部17とが冷やされる。
また、ダクト51内の空気が排出されることで、図6に示すように、ダクト51の第2開口部532に第2の空気流経路R2を通る空気が流れ込む。そして、第2の空気流経路R2の空気が第2開口部532へと吸い込まれることにより、吸気口43から装置外の空気が第2の空気流経路R2へとさらに取り込まれる。このように、排気部5により、吸気口43から取り込まれた空気が第2の空気流経路R2を通って排気口44から排出されるという空気の流れが形成される。そして、装置外から取り込まれた空気が第2の空気流経路R2を流れることによって、トナー収容部17の熱が奪われトナー収容部17が冷やされる。
さらに、ダクト51の第1開口部531においては、第3の空気流経路R3を通る空気も引き込まれる。そして、定着装置30によって温められた周囲の空気は、ダクト51を通って装置外へと排出される。
以上説明したように、中間転写ベルト20とトナー収容部17との間に形成される第1の空気流経路R1を装置の外から吸気された空気が流れることによって、中間転写ベルト20の熱が奪われ、中間転写ベルト20のトナー収容部17と対峙する側の面が冷却される。
さらに、中間転写ベルト20の面が回転移動することにより、第1の空気流経路R1に晒されることで冷却された中間転写ベルト20の面が画像形成ユニット10と接触することとなる。その結果、中間転写ベルト20の冷却された面によって画像形成ユニット10が冷却されて、画像形成ユニット10の温度上昇が抑制される。
また、トナー収容部17の上側及び下側にそれぞれ形成される第1の空気流経路R1及び第2の空気流経路R2を装置外から吸気された空気が流れることによって、トナー収容部17が冷却される。そして、トナー収容部17が冷却されることによって、トナー収容部17に収容されるトナーが冷却される。このようにして冷却されたトナーが現像装置14などへと供給されるため、画像形成ユニット10が間接的に冷却されて、画像形成ユニット10の温度上昇が抑制される。
そして、本実施形態における第1の空気流経路R1及び第2の空気流経路R2は、中間転写ベルト20の画像形成ユニット10が対向する側ではない領域に形成されている。このように、本実施形態では、画像形成ユニット10を配置した領域に積極的に空気の流れを作らないようにし、画像形成装置3内におけるトナーの飛散を抑制している。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置3では、装置内におけるトナーの飛散を抑制しつつ、画像形成ユニット10や中間転写ベルト20などの冷却を図り画像形成装置3内の温度上昇を抑制している。
1…画像処理装置、2…画像読取装置、3…画像形成装置、5…排気部、10…画像形成ユニット、51…ダクト、52…ファン、53…ダクト部材、531…第1開口部、532…第2開口部、R1…第1の空気流経路、R2…第2の空気流経路、R3…第3の空気流経路

Claims (7)

  1. 各色のトナー像を形成する複数のトナー像形成部と、
    複数の回転軸に掛け回されて一の方向に回転するベルト部材を有し、当該ベルト部材の一方の側に配置された前記トナー像形成部により形成された前記トナー像を記録材に転写する転写部と、
    前記ベルト部材の他方の側にて前記転写部に対峙させて並べて配置され、前記複数のトナー像形成部に供給するトナーがそれぞれ収容される複数のトナー収容部と、
    装置内に空気を吸い込む吸気口と、
    前記転写部と前記複数のトナー収容部との間であって前記ベルト部材の前記他方の側に形成され、前記吸気口から吸い込んだ空気流れる経路となる第1の空気流経路と、
    前記複数のトナー収容部の前記転写部が設けられる側とは逆側に設けられる構造体との間に形成され、前記吸気口から吸い込んだ空気流れる経路となる第2の空気流経路と、
    前記第1の空気流経路からの空気が流れ込む第1開口部、及び前記第2の空気流経路からの空気が流れ込む第2開口部が設けられた排気経路を有し、当該第1開口部及び当該第2開口部に流れ込んだ空気を装置外に排出する排気部と、を備え、
    前記吸気口と前記第1開口部とは、前記ベルト部材の前記回転軸の軸方向においてずれた位置に配置されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記排気部の前記排気経路における前記第1開口部及び前記第2開口部は、前記複数の回転軸の特定の回転軸の軸方向の中央部と対向する位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着する定着部を備え、
    前記排気部は、前記排気経路における前記第1開口部から前記定着部の周囲の空気を取り込み、さらに当該空気を装置外に排出することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の空気流経路を形成する前記構造体は、前記定着部によってトナー像が定着された前記記録材が積載される積載部であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記排気部の前記排気経路は、前記積載部と、当該積載部の記録材が積載される側とは逆側の面に取り付けられた際に当該積載部とともに管路を形成する管路形成部材とによって構成されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 各色のトナー像を形成する複数のトナー像形成部と、
    複数の回転軸に掛け回されて一の方向に回転するベルト部材を有し、当該ベルト部材の一方の側に配置された前記トナー像形成部により形成された前記トナー像を記録材に転写する転写部と、
    前記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着する定着部と、
    前記ベルト部材の他方の側にて前記転写部に対峙させて前記一の方向に沿って並べて配置され、前記複数のトナー像形成部に供給するトナーがそれぞれ収容される複数のトナー収容部と、
    前記複数のトナー収容部の、前記転写部に対峙する側と逆側に設けられる構造体と、
    記転写部の前記複数のトナー収容部に対峙する側であって前記ベルト部材の前記他方の側に向けて開口し前記定着部と対向する側に設けられる第1開口部、及び当該複数のトナー収容部の前記構造体に対峙する側に向けて開口する第2開口部を有し、装置内の当該定着部と当該複数のトナー収容部との間にて、当該定着部に沿って設けられて、空気流れる経路を形成する管路と、
    前記一の方向に並べて配置される前記複数のトナー収容部の、前記管路が配置される側とは反対側にて設けられ、装置内に空気を取り込む開口となる吸気口と、
    前記管路が接続され、当該管路内の空気を装置外に排出する開口を形成する排気口と、
    前記管路内の空気を前記排気口から排出する排気装置と、を備え、
    前記排気口は、前記回転軸の軸方向における一の側に設けられ、
    前記管路における前記第1開口部及び前記第2開口部は、前記回転軸の軸方向の中央部と対向する位置に設けられ、
    前記吸気口は、前記回転軸の軸方向における前記一の側とは逆側となる他の側に設けられることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記構造体は、前記定着部によってトナー像が定着された前記記録材が積載される積載部であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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