JP5418028B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5418028B2 JP5418028B2 JP2009167015A JP2009167015A JP5418028B2 JP 5418028 B2 JP5418028 B2 JP 5418028B2 JP 2009167015 A JP2009167015 A JP 2009167015A JP 2009167015 A JP2009167015 A JP 2009167015A JP 5418028 B2 JP5418028 B2 JP 5418028B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- image forming
- housing
- air
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
請求項3に記載の画像形成装置の構成は、上記画像形成装置において、前記排気ファンは、前記領域を通過する記録媒体の搬送速度に応じて、前記筐体の内部から外部へと排気する空気の量を調整することを特徴とする。
請求項4に記載の画像形成装置の構成は、上記画像形成装置において、前記現像剤収容手段は、長手方向を有する筒状の複数の容器が当該長手方向と交差する方向に並べて配置されてなり、前記供給排出手段は、前記筐体面と前記現像剤収容手段との間を、前記複数の容器の長手方向及び当該複数の容器の並び方向のいずれにも交差する方向に前記空気を流すことが好ましい。
請求項3に記載の画像形成装置によれば、記録媒体の搬送速度に応じて空気の量を調整しない場合に比べて、記録媒体から現像剤収容手段に対して熱が伝わりにくくなる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置100の構成を示した図である。この画像形成装置100は、中間転写ベルトを備えたいわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置であり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を用紙等の記録媒体に形成することによってカラー画像を形成する。また、この画像形成装置100は、スキャナ、プリンタ、コピー機の各機能を備えている。以下、画像形成装置100を画像形成部1、画像読取部2および用紙搬送部3に大別し、各部の構成を説明する。
搬送ロール32は用紙収容部30,31から供給される用紙を画像形成部1へと搬送する。レジストロール33は用紙が二次転写ロール13とバックアップロール14により形成されるニップ領域に突入するタイミングを制御する。さらに、定着装置15を通過した用紙は、排出ロール34によって用紙排出部35に搬送される。このように、搬送ロール32、レジストロール33、排出ロール34によって、用紙収容部30,31から用紙排出部35に搬送される搬送路36が形成される。
このように構成される画像形成装置100においては、例えば連続で用紙に画像形成(印刷)を行うと、定着装置15を通過して熱を持った用紙が用紙排出部35に蓄積され、蓄積された紙の持つ熱で用紙排出部35が暖められ、さらに用紙排出部35の熱が直下の現像剤容器108に熱が伝わることがである。現像剤容器108が熱を持つと、当該現像剤容器108内に収容された現像剤が塊を作り易い。特に、昨今の省エネルギー化への傾向から、融点を下げた現像剤が開発されており、この融点を下げた現像剤を使用した場合には、現像剤容器108内で現像剤が融解して凝固して、現像剤容器108や現像器104の内部に固着する場合がある。
図1において、筐体4の用紙排出部35の左側には、空気供給手段となる吸気ダクト5が設けられる。この吸気ダクト5は、図2に示すように、奥側の端面が閉じられた角筒体となり、その軸線が筐体4の前後方向に延びるように、現像剤容器108Kと定着装置15との間に配置される。吸気ダクト5の端部のうち、開口する手前の端面には吸気ファン51が設けられる。吸気ダクト5の上側に位置する側面には、長さ方向に離間した矩形状の空気流出口52,52が形成される。
吸気ファン51を駆動することにより、吸気ダクト5の空気流出口52から流出される空気が、用紙排出部35と現像剤容器108Kとの間に正圧を発生させる。一方、排気ファン61を駆動することにより、排気ダクト6の空気流入口61は周辺の空気を吸い込むことで、現像剤容器108Yの奥側に負圧を発生させる。この正圧と負圧の関係から、図2に矢印で示すように、吸気ダクト5の空気流出口52から流出した空気は、現像剤容器108K,108C,108M,108Yの順で現像剤容器108の上を斜めに横切る空気流路を形成して、排気ダクト6から筐体4外に排出される。
さらに、本実施形態では、吸気ダクト5および排気ダクト6を、現像剤容器108K,108C,108M,108Yに隣接させるように配置し、強制的に空気流路を形成しているため、特許文献1,2のように、自然対流を用いて冷却する場合に比べて、熱を伝わりにくくするだけの空気量が流せる。
次に、吸気ファン51および排気ファン62の駆動制御について説明する。
図3は制御ブロック図を示し、図4は制御部7において実行されるファン駆動制御処理を示す流れ図である。
制御部7は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)からなるコントローラ71と、このコントローラ71を制御するためのパラメータが記憶された記憶部72と、コントローラ71を外部とを接続するためのインタフェースとなる入出力制御部73を有する。
コントローラ71のROMには、各種制御を行う制御プログラムおよびパラメータ等が格納される。プログラムとしては、温度センサ74からの温度に対応する値に基づいて、吸気ファン51、排気ファン62の駆動制御、画像形成部1のバイアス調整制御等を行わせるロジック等である。バイアス調整は、現像器104に供給される電圧値調整、転写ロール13,105に供給される電圧値調整等であり、ここでは説明を省略する。
RAMは、CPUがプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
さらに、温度センサ74は、用紙排出部35近辺の温度を検出するもので、直接的検出するセンサであっても、間接的に検出するセンサであってもよい。
この処理は、画像形成装置100のメインスイッチがONされることにより開始される。
制御部7は、印刷中であるか否かを判定し(ステップS1)、印刷中である場合(ステップS1;YES)には、温度センサ74から温度Tを測定する(ステップS2)。制御部7は、測定した温度Tが所定温度T0を越えているか否かを判定し、越えた場合(ステップS3;YES)には、吸気ファン51、排気ファン62を駆動状態にする(ステップS4)。既に、ファン51,62が駆動状態にある場合には、その状態を維持する。
一方、印刷停止状態の場合(ステップS1;NO)であっても、温度センサ74から温度Tを再度測定する(ステップS5)。測定した温度Tが所定温度T0を越えている場合(ステップS6;YES)には、印刷停止状態であっても排気ファン62を駆動する(ステップS7)。また、制御部7は、測定した温度Tが所定温度T0よりも低い場合(ステップS6;NO)には、吸気ファン51、排気ファン62を停止状態にする(ステップS8)。また、制御部7は、印刷中で測定した温度Tが所定温度T0よりも低い場合には、ステップS1の処理に移行する。
上記実施形態を次のように変形してもよい。
(1)用紙排出部35の裏側(つまり、内側)には、図5の模式図に示すように、補強のために格子状のリブ41Aが形成される。そこで、筐体4に向かって左手前から右奥に向かって、リブ41Aを削った凹部41B(図6、参照)を形成することで、実施形態よりも断面積を広く確保した空気流路を形成してもよい。つまり、空気流路を流れる空気の流量が他の空間よりも大きい空間に面するリブ41Aの高さは、当該他の空間に面するリブ41Aの高さよりも低い高さに形成される。
この場合、用紙排出部35は、後処理装置に用紙を搬送する搬送路36の通路となる。さらに、後処理装置を備えた場合のファン駆動制御処理には、測定された温度Tのみでなく、後処理装置に向かう用紙の速度もパラメータとなる。
具体的には、後処理装置に搬送する筐体4の領域を通過する用紙の搬送速度が所定速度を超えると共に、測定された温度Tが所定温度T0を越えた場合に、排気ファン62を駆動し、印刷状態時に測定された温度Tが所定温度T0を越えた場合に、吸気ファン51を駆動する。一方、印刷が停止した状態で、測定された温度Tが所定温度T0よりも下がった場合に、前記ファン51,62の駆動を停止する。この吸気ファン51は、搬送速度に応じて回転数制御して空気流路に流す空気量を調整するようにしてもよい。
これにより、後処理装置を装着した画像形成装置であっても、筐体4において用紙が搬送される領域(通路)と現像剤容器108Y,108M,108C,108Kとの間に形成された空気流路を流れる空気によって、筐体4側の熱が現像剤容器108Y,108M,108C,108Kに伝わりにくくする。
しかも、搬送速度に応じて空気流路に流す空気量を調整するようにしているから、空気量を調整しない場合に比べて、筐体4からの熱を現像剤容器108へより伝わりにくくする。
Claims (7)
- 像を保持する像保持体に潜像を形成し、現像材収容手段に収容された現像剤によって当該潜像を現像し、現像によって得られた画像を記録媒体に転写し、転写された当該画像を加熱して当該記録媒体に定着させて画像を形成する画像形成手段と、
自装置の外形をなす筐体であって、前記現像材収容手段の鉛直方向上方の領域で且つ画像が定着された記録媒体が排出または搬送される領域において自装置の外形をなす筐体面を少なくとも有する筐体と、
当該筐体の内部に空気を供給し、当該空気を前記筐体面と前記現像剤収容手段との間に流してから、当該筐体の外部へ排出する供給排出手段と
を具備し、
前記供給排出手段は、前記筐体の外部から内部へと吸気する吸気ファンを有する吸気手段と、前記筐体の内部から外部へと排気する排気ファンを有する排気手段とを備え、
前記筐体面が記録媒体の排出される領域となる場合、前記排気ファンは、前記画像形成手段の状態にかかわらず、測定された温度によって駆動が開始され、前記吸気ファンは、前記画像形成手段が動作状態で測定された温度によって駆動が開始され、前記各ファンは、前記画像形成手段の動作が停止した状態で、測定された温度によって駆動が停止となる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 像を保持する像保持体に潜像を形成し、現像材収容手段に収容された現像剤によって当該潜像を現像し、現像によって得られた画像を記録媒体に転写し、転写された当該画像を加熱して当該記録媒体に定着させて画像を形成する画像形成手段と、
自装置の外形をなす筐体であって、前記現像材収容手段の鉛直方向上方の領域で且つ画像が定着された記録媒体が排出または搬送される領域において自装置の外形をなす筐体面を少なくとも有する筐体と、
当該筐体の内部に空気を供給し、当該空気を前記筐体面と前記現像剤収容手段との間に流してから、当該筐体の外部へ排出する供給排出手段と
を具備し、
前記供給排出手段は、前記筐体の外部から内部へと吸気する吸気ファンを有する吸気手段と、前記筐体の内部から外部へと排気する排気ファンを有する排気手段とを備え、
前記筐体面が記録媒体の搬送される領域となる場合、前記排気ファンは、前記領域を通過する記録媒体の搬送速度と、測定された温度とによって駆動が開始され、前記吸気ファンは、前記画像形成手段が動作状態で測定された温度によって駆動が開始され、前記各ファンは、前記画像形成手段の動作が停止した状態で、測定された温度によって駆動が停止となる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
前記排気ファンは、前記領域を通過する記録媒体の搬送速度に応じて、前記筐体の内部から外部へと排気する空気の量を調整する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1に記載の画像形成装置において、
前記現像剤収容手段は、長手方向を有する筒状の複数の容器が当該長手方向と交差する方向に並べて配置されてなり、
前記供給排出手段は、前記筐体面と前記現像剤収容手段との間を、前記複数の容器の長手方向及び当該複数の容器の並び方向のいずれにも交差する方向に前記空気を流す
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1に記載の画像形成装置において、
前記供給排出手段は、前記筐体の外部から内部へと吸気する吸気手段と、前記筐体の内部から外部へと排気する排気手段とを備え、
前記吸気手段の内部への空気供給口の高さよりも、前記排気手段の吸入口の高さの方が高い位置に配置される
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1に記載の画像形成装置において、
前記筐体面における筐体の内部側にはリブが形成されており、
前記供給排出手段によって流される空気の流量が他の空間よりも大きい空間に面する前記リブの高さは、当該他の空間に面するリブの高さよりも低い
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1に記載の画像形成装置において、
前記供給排出手段は、前記筐体内に収容される
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009167015A JP5418028B2 (ja) | 2009-07-15 | 2009-07-15 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009167015A JP5418028B2 (ja) | 2009-07-15 | 2009-07-15 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011022336A JP2011022336A (ja) | 2011-02-03 |
JP5418028B2 true JP5418028B2 (ja) | 2014-02-19 |
Family
ID=43632473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009167015A Expired - Fee Related JP5418028B2 (ja) | 2009-07-15 | 2009-07-15 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5418028B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5549195B2 (ja) * | 2009-11-19 | 2014-07-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP5521765B2 (ja) * | 2010-05-19 | 2014-06-18 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2013195810A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP6313341B2 (ja) * | 2014-01-21 | 2018-04-18 | 株式会社Fuji | 電子機器及び送風装置 |
JP6287912B2 (ja) * | 2015-03-17 | 2018-03-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP6598893B2 (ja) * | 2018-02-06 | 2019-10-30 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07105960A (ja) * | 1993-10-07 | 1995-04-21 | Sanyo Electric Co Ltd | 燃料電池 |
JP3503923B2 (ja) * | 1998-01-08 | 2004-03-08 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2008292895A (ja) * | 2007-05-28 | 2008-12-04 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
2009
- 2009-07-15 JP JP2009167015A patent/JP5418028B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011022336A (ja) | 2011-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2725431A1 (en) | Image forming apparatus comprising an air cleaning filter | |
JP5521765B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5418028B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5368219B2 (ja) | 冷却装置およびこれを備えた画像処理装置 | |
JP2008165110A (ja) | 画像形成装置の排気機構 | |
JP2003228260A (ja) | 冷却装置および画像形成装置 | |
JP2008268528A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5645799B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5877414B2 (ja) | 排気システムおよび画像形成装置 | |
JP2008158409A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6693143B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5243196B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011081101A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4995615B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009210892A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008164905A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5817375B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5326702B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6512171B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013047840A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006058581A (ja) | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP2010197574A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009175455A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009098189A (ja) | 定着装置及びそれを用いた電子写真方式の画像形成装置 | |
JP2003233292A (ja) | 冷却装置および画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130625 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130826 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131022 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5418028 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |