JP5418028B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、用紙などの記録媒体に転写されたトナー像を定着するために加熱加圧方式の定着装置が備えられている。熱源である定着装置或いはその周辺部材と隣接する領域に空気を流し込む空気流路を備えた画像形成装置が開示されている(例えば、特許文献1,2等)。
特開2008−310103号公報 特開2000−259064号公報
本発明は、定着工程によって暖められた記録媒体から現像剤を収容する現像剤収容手段に対し熱が伝わりにくくすることを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1に記載の画像形成装置の構成は、像を保持する像保持体に潜像を形成し、現像材収容手段に収容された現像剤によって当該潜像を現像し、現像によって得られた画像を記録媒体に転写し、転写された当該画像を加熱して当該記録媒体に定着させて画像を形成する画像形成手段と、自装置の外形をなす筐体であって、前記現像材収容手段の鉛直方向上方の領域で且つ画像が定着された記録媒体が排出または搬送される領域において自装置の外形をなす筐体面を少なくとも有する筐体と、当該筐体の内部に空気を供給し、当該空気を前記筐体面と前記現像剤収容手段との間に流してから、当該筐体の外部へ排出する供給排出手段とを具備し、前記供給排出手段は、前記筐体の外部から内部へと吸気する吸気ファンを有する吸気手段と、前記筐体の内部から外部へと排気する排気ファンを有する排気手段とを備え、前記筐体面が記録媒体の排出される領域となる場合、前記排気ファンは、前記画像形成手段の状態にかかわらず、測定された温度によって駆動が開始され、前記吸気ファンは、前記画像形成手段が動作状態で測定された温度によって駆動が開始され、前記各ファンは、前記画像形成手段の動作が停止した状態で、測定された温度によって駆動が停止となることを特徴とする。
請求項2に記載の画像形成装置の構成は、像を保持する像保持体に潜像を形成し、現像材収容手段に収容された現像剤によって当該潜像を現像し、現像によって得られた画像を記録媒体に転写し、転写された当該画像を加熱して当該記録媒体に定着させて画像を形成する画像形成手段と、自装置の外形をなす筐体であって、前記現像材収容手段の鉛直方向上方の領域で且つ画像が定着された記録媒体が排出または搬送される領域において自装置の外形をなす筐体面を少なくとも有する筐体と、当該筐体の内部に空気を供給し、当該空気を前記筐体面と前記現像剤収容手段との間に流してから、当該筐体の外部へ排出する供給排出手段とを具備し、前記供給排出手段は、前記筐体の外部から内部へと吸気する吸気ファンを有する吸気手段と、前記筐体の内部から外部へと排気する排気ファンを有する排気手段とを備え、前記筐体面が記録媒体の搬送される領域となる場合、前記排気ファンは、前記領域を通過する記録媒体の搬送速度と、測定された温度とによって駆動が開始され、前記吸気ファンは、前記画像形成手段が動作状態で測定された温度によって駆動が開始され、前記各ファンは、前記画像形成手段の動作が停止した状態で、測定された温度によって駆動が停止となることを特徴とする。
請求項3に記載の画像形成装置の構成は、上記画像形成装置において、前記排気ファンは、前記領域を通過する記録媒体の搬送速度に応じて、前記筐体の内部から外部へと排気する空気の量を調整することを特徴とする。
請求項4に記載の画像形成装置の構成は、上記画像形成装置において、前記現像剤収容手段は、長手方向を有する筒状の複数の容器が当該長手方向と交差する方向に並べて配置されてなり、前記供給排出手段は、前記筐体面と前記現像剤収容手段との間を、前記複数の容器の長手方向及び当該複数の容器の並び方向のいずれにも交差する方向に前記空気を流すことが好ましい。
請求項に記載の画像形成装置の構成は、上記画像形成装置において、前記供給排出手段は、前記筐体の外部から内部へと吸気する吸気手段と、前記筐体の内部から外部へと排気する排気手段とを備え、前記吸気手段の内部への空気供給口の高さよりも、前記排気手段の吸入口の高さの方が高い位置に配置されることが好ましい。
請求項6に記載の画像形成装置の構成は、上記画像形成装置において、前記筐体面における筐体の内部側にはリブが形成されており、前記供給排出手段によって流される空気の流量が他の空間よりも大きい空間に面する前記リブの高さは、当該他の空間に面するリブの高さよりも低いことが好ましい。
請求項7に記載の画像形成装置の構成は、上記画像形成装置において、前記供給排出手段は、前記筐体内に収容されることが好ましい。
請求項1、2に記載の画像形成装置によれば、筐体面と現像剤収容手段との間に空気を流さない場合と比較して、記録媒体から現像剤収容手段に対して熱が伝わりにくくなり、消費電力の無駄が減る。
請求項3に記載の画像形成装置によれば、記録媒体の搬送速度に応じて空気の量を調整しない場合に比べて、記録媒体から現像剤収容手段に対して熱が伝わりにくくなる。
請求項に記載の画像形成装置によれば、複数の容器の長手方向及び複数の容器の並び方向のいずれか平行な方向に空気を流す場合と比較して、現像剤収容手段を構成する複数の容器に対し、より均等に熱が伝わりにくくなる。
請求項に記載の画像形成装置によれば、この高さ関係にない供給排出手段に比較して熱を持った空気を効率良い排出することができる。
請求項6に記載の画像形成装置によれば、筐体面のリブの高さによって空気の流路を形成することができる。
請求項7に記載の画像形成装置によれば、供給排出手段を筐体の外側に取り付ける装置に比較して、当該画像形成装置の省スペース化が可能となる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示した図である。 吸気ダクト・排気ダクトおよび現像剤容器の関係を示す斜視図である。 制御処理を行うための制御ブロック図である。 ファン駆動制御処理を示す流れ図である。 変形例による用紙排出部の裏側を示す図である。 図5中の矢視a−a・b−b・c−c方向から見た断面図である。
<画像形成装置の構成>
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置100の構成を示した図である。この画像形成装置100は、中間転写ベルトを備えたいわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置であり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を用紙等の記録媒体に形成することによってカラー画像を形成する。また、この画像形成装置100は、スキャナ、プリンタ、コピー機の各機能を備えている。以下、画像形成装置100を画像形成部1、画像読取部2および用紙搬送部3に大別し、各部の構成を説明する。
画像形成部1は本発明による画像形成手段をなし、当該画像形成部1は、トナー像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kと、中間転写ベルト11と、駆動ロール12と、二次転写ロール13と、バックアップロール14と、定着装置15とを備える。なお、トナー像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの各符号の末尾に付されたアルファベットは、単にトナーの色(以下「トナー色」という。)を示すだけのものであり、各ユニットの符号は異なっているものの、その構成に大きな違いはない。そこで、以下の説明においては、特に規定する必要のある場合を除き、アルファベットを適宜省略して「トナー像形成ユニット10」と総称する。同様に、トナー像形成ユニット10の各部についても、そのアルファベットを適宜省略して説明する。
トナー像形成ユニット10は、感光体ドラム101と、帯電器102と、露光器103と、現像器104と、一次転写ロール105と、ドラムクリーナ106と、除電装置107とを備える。感光体ドラム101は表面に光導電層の形成された像担持体であり、図中の矢視A方向に回転される。帯電器102は感光体ドラム101表面に所定の電位差を生じさせ、これを一様に帯電する。潜像形成手段となる露光器103はレーザダイオード等のビーム発光源を備えており、帯電された感光体ドラム101表面にビーム光を照射させることで照射部分の電荷を消失させ、入力された各色の画像データに応じた静電潜像を形成する。現像手段となる現像器104はY、M、C、K各色のトナーを備えており、感光体ドラム101表面の静電潜像にトナーを付与することでトナー像を作像する。一次転写ロール105は中間転写ベルト11を介して感光体ドラム101と対向し、これらが対向する位置においてトナー像を中間転写ベルト11に転写する。現像器104Y,104M,104C,104Kに用いられるトナーは、現像剤容器108Y,108M,108C,108Kから各々供給される。現像剤容器108Y,108M,108C,108Kは、筐体4の用紙排出部35の直下で、中間転写ベルト11に上側に配置される。
ドラムクリーナ106は、トナー像を転写された後に感光体ドラム101表面に残留している未転写のトナーを回収する。除電装置107は感光体ドラム101表面を除電する。すなわち、ドラムクリーナ106および除電装置107は、感光体ドラム101から不要なトナーや電荷を除去し、感光体ドラム101を次の画像形成プロセスに備えさせるものである。
中間転写ベルト11は無端のベルト部材である。中間転写ベルト11は駆動ロール12により図中の矢視B方向に回転され、トナー像形成ユニット10において作像されたトナー像を二次転写ロール13により形成されるニップ領域に搬送する。二次転写ロール13はそのシャフトを介して電気的に接地(アース)されており、図示せぬ電源の接続されたバックアップロール14との間に電位差を生じさせる。中間転写ベルト11表面のトナー像はこの電位差によって移動され、用紙搬送部3から供給された用紙の表面に付着する。
さらに、定着装置15は、内部に熱源を備えた定着ロール151と加圧部材152とを備え、トナー像を転写された用紙を搬送させながら加熱および加圧することで、用紙にトナーを定着させる。
画像読取部2は、フルレートキャリッジ20と、ハーフレートキャリッジ21と、結像レンズ22と、ラインセンサ23と、プラテン24と、プラテンカバー25とを備える。フルレートキャリッジ20は蛍光灯等の光源やミラーを備え、副走査方向(図中の矢印D方向)に移動しながらプラテンガラス24上面に載せた原稿を読み取る。ハーフレートキャリッジ21はフルレートキャリッジ20の半分の速度で副走査方向に移動し、フルレートキャリッジ20からの原稿の反射光を結像レンズ22へと導く。結像レンズ22は、原稿の反射光がラインセンサ23表面で良好に読み取られるように結像する。ラインセンサ23は、例えばCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を主走査方向(図1の紙面垂直方向)に多数配列したものであり、受光した原稿からの反射光に基づいて原稿を表す画像データを生成する。プラテン24は原稿を載せる原稿台であり、プラテンカバー25はプラテン24を覆って外光を遮断する。
用紙搬送部3は、用紙収容部30,31と、複数の搬送ロール32、レジストロール33等を備え、用紙収容部30,31はそれぞれ異なる種類の用紙を記録媒体として収容している。
搬送ロール32は用紙収容部30,31から供給される用紙を画像形成部1へと搬送する。レジストロール33は用紙が二次転写ロール13とバックアップロール14により形成されるニップ領域に突入するタイミングを制御する。さらに、定着装置15を通過した用紙は、排出ロール34によって用紙排出部35に搬送される。このように、搬送ロール32、レジストロール33、排出ロール34によって、用紙収容部30,31から用紙排出部35に搬送される搬送路36が形成される。
ここで、画像形成装置100の画像形成部1および用紙搬送部3は、画像形成装置100の外形をなす筐体4内に収容される。筐体4の筐体面のうち、搬送路36を経由して定着装置15から排出された用紙が格納される領域で、且つ現像剤容器108の鉛直方向上方の領域が用紙排出部35となる。この現像剤容器108は、用紙排出部35の直下に位置し、長手方向を有する筒状体からなる現像剤容器108Y,108M,108C,108Kが、当該長手方向と交差する方向に並べて配置される。なお、図1では、各部位の構成を表記するために隙間を空けて模式的に描写しているが、昨今の小型化の影響から、筐体4内の部位間隔は可能な限り隙間少なく配置される。
<空気流路>
このように構成される画像形成装置100においては、例えば連続で用紙に画像形成(印刷)を行うと、定着装置15を通過して熱を持った用紙が用紙排出部35に蓄積され、蓄積された紙の持つ熱で用紙排出部35が暖められ、さらに用紙排出部35の熱が直下の現像剤容器108に熱が伝わることがである。現像剤容器108が熱を持つと、当該現像剤容器108内に収容された現像剤が塊を作り易い。特に、昨今の省エネルギー化への傾向から、融点を下げた現像剤が開発されており、この融点を下げた現像剤を使用した場合には、現像剤容器108内で現像剤が融解して凝固して、現像剤容器108や現像器104の内部に固着する場合がある。
そこで、本発明は、用紙排出部35と現像剤容器108Y,108M,108C,108Kとの間に、現像剤容器108Y,108M,108C,108Kの長手方向および容器の並び方向のいずれにも交差する方向に空気を流す空気流路を形成して、用紙排出部35の熱が現像剤容器108Y,108M,108C,108Kに伝わりにくくする。
以下、図1および図2に基づき、空気流路について説明する。
図1において、筐体4の用紙排出部35の左側には、空気供給手段となる吸気ダクト5が設けられる。この吸気ダクト5は、図2に示すように、奥側の端面が閉じられた角筒体となり、その軸線が筐体4の前後方向に延びるように、現像剤容器108Kと定着装置15との間に配置される。吸気ダクト5の端部のうち、開口する手前の端面には吸気ファン51が設けられる。吸気ダクト5の上側に位置する側面には、長さ方向に離間した矩形状の空気流出口52,52が形成される。
一方、筐体4の用紙排出部35の右奥側には、空気排出手段となる排気ダクト6が設けられる。この排気ダクト6は、図2に示すように、角筒体となり、その軸線が上下方向に延びるように、現像剤容器108Yの奥側に配置される。排気ダクト6の手前側の側面下方には矩形状の空気流入口61が形成され、右側側面の上方には排気ファン61が設けられる。排気ダクト6の空気流入口61は、吸気ダクト5の空気流出口52よりも相対的に高い位置に配置される。本発明による供給排出手段は、上記吸気ダクト5および排気ダクト6によって構成される。
<空気流路の効果>
吸気ファン51を駆動することにより、吸気ダクト5の空気流出口52から流出される空気が、用紙排出部35と現像剤容器108Kとの間に正圧を発生させる。一方、排気ファン61を駆動することにより、排気ダクト6の空気流入口61は周辺の空気を吸い込むことで、現像剤容器108Yの奥側に負圧を発生させる。この正圧と負圧の関係から、図2に矢印で示すように、吸気ダクト5の空気流出口52から流出した空気は、現像剤容器108K,108C,108M,108Yの順で現像剤容器108の上を斜めに横切る空気流路を形成して、排気ダクト6から筐体4外に排出される。
用紙排出部35が熱を持った用紙で暖められた場合であっても、用紙排出部35の熱を空気流路を流れる空気が外部に排出するため、用紙排出部35の熱が現像剤容器108に伝わりにくくする。そして、現像剤容器108内で発生する現像剤を固着しにくくする。
しかも、排気ダクト6の空気流入口61よりも吸気ダクト5の空気流出口52を、相対的に高い位置に配置しているため、上側に上昇する熱を持った空気を外部に排出する。
さらに、本実施形態では、吸気ダクト5および排気ダクト6を、現像剤容器108K,108C,108M,108Yに隣接させるように配置し、強制的に空気流路を形成しているため、特許文献1,2のように、自然対流を用いて冷却する場合に比べて、熱を伝わりにくくするだけの空気量が流せる。
<ファン駆動制御処理>
次に、吸気ファン51および排気ファン62の駆動制御について説明する。
図3は制御ブロック図を示し、図4は制御部7において実行されるファン駆動制御処理を示す流れ図である。
制御部7は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)からなるコントローラ71と、このコントローラ71を制御するためのパラメータが記憶された記憶部72と、コントローラ71を外部とを接続するためのインタフェースとなる入出力制御部73を有する。
コントローラ71のROMには、各種制御を行う制御プログラムおよびパラメータ等が格納される。プログラムとしては、温度センサ74からの温度に対応する値に基づいて、吸気ファン51、排気ファン62の駆動制御、画像形成部1のバイアス調整制御等を行わせるロジック等である。バイアス調整は、現像器104に供給される電圧値調整、転写ロール13,105に供給される電圧値調整等であり、ここでは説明を省略する。
また、パラメータとしては、ファン51,62を駆動する基準となる所定温度T0であり、この所定温度T0は、例えばトナーが溶解する温度よりも低い温度に設定される。
RAMは、CPUがプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
さらに、温度センサ74は、用紙排出部35近辺の温度を検出するもので、直接的検出するセンサであっても、間接的に検出するセンサであってもよい。
入出力制御部73には、その出力側にモータ制御回路75を介してファン51,62および制御対象76が接続され、入力側に温度センサ74が接続される。モータ制御回路75は、制御部7からの指令信号によりファンのモータを駆動させるための制御回路である。また、制御対象76は、転写バイアスおよび現像バイアスを調整するための電源調整装置等である。
次に、図4のフローチャートに基づいてファン駆動制御処理について説明する。
この処理は、画像形成装置100のメインスイッチがONされることにより開始される。
制御部7は、印刷中であるか否かを判定し(ステップS1)、印刷中である場合(ステップS1;YES)には、温度センサ74から温度Tを測定する(ステップS2)。制御部7は、測定した温度Tが所定温度T0を越えているか否かを判定し、越えた場合(ステップS3;YES)には、吸気ファン51、排気ファン62を駆動状態にする(ステップS4)。既に、ファン51,62が駆動状態にある場合には、その状態を維持する。
一方、印刷停止状態の場合(ステップS1;NO)であっても、温度センサ74から温度Tを再度測定する(ステップS5)。測定した温度Tが所定温度T0を越えている場合(ステップS6;YES)には、印刷停止状態であっても排気ファン62を駆動する(ステップS7)。また、制御部7は、測定した温度Tが所定温度T0よりも低い場合(ステップS6;NO)には、吸気ファン51、排気ファン62を停止状態にする(ステップS8)。また、制御部7は、印刷中で測定した温度Tが所定温度T0よりも低い場合には、ステップS1の処理に移行する。
このように、ファン駆動制御処理は、排気ファン62の駆動開始が、印刷の状態にかかわらず測定された温度Tが所定温度T0を越えた場合となり、吸気ファン51の駆動開始が、印刷状態で測定された温度Tが所定温度T0を越えた場合となり、ファン51,62の駆動停止が、印刷が停止した状態で、測定された温度Tが所定温度T0よりも下がった場合となる。これにより、ファン51,62を無駄に駆動させることがなくなり、電力消費を抑制する。
[変形例]
上記実施形態を次のように変形してもよい。
(1)用紙排出部35の裏側(つまり、内側)には、図5の模式図に示すように、補強のために格子状のリブ41Aが形成される。そこで、筐体4に向かって左手前から右奥に向かって、リブ41Aを削った凹部41B(図6、参照)を形成することで、実施形態よりも断面積を広く確保した空気流路を形成してもよい。つまり、空気流路を流れる空気の流量が他の空間よりも大きい空間に面するリブ41Aの高さは、当該他の空間に面するリブ41Aの高さよりも低い高さに形成される。
(2)前記実施形態では、筐体4の上部を用紙排出部35とした画像形成装置を例示して説明したが、本発明はこれに限らず、フィニッシャーやソーター等の後処理装置(図示せず)を備えた場合にも適用可能である。
この場合、用紙排出部35は、後処理装置に用紙を搬送する搬送路36の通路となる。さらに、後処理装置を備えた場合のファン駆動制御処理には、測定された温度Tのみでなく、後処理装置に向かう用紙の速度もパラメータとなる。
具体的には、後処理装置に搬送する筐体4の領域を通過する用紙の搬送速度が所定速度を超えると共に、測定された温度Tが所定温度T0を越えた場合に、排気ファン62を駆動し、印刷状態時に測定された温度Tが所定温度T0を越えた場合に、吸気ファン51を駆動する。一方、印刷が停止した状態で、測定された温度Tが所定温度T0よりも下がった場合に、前記ファン51,62の駆動を停止する。この吸気ファン51は、搬送速度に応じて回転数制御して空気流路に流す空気量を調整するようにしてもよい。
これにより、後処理装置を装着した画像形成装置であっても、筐体4において用紙が搬送される領域(通路)と現像剤容器108Y,108M,108C,108Kとの間に形成された空気流路を流れる空気によって、筐体4側の熱が現像剤容器108Y,108M,108C,108Kに伝わりにくくする。
しかも、搬送速度に応じて空気流路に流す空気量を調整するようにしているから、空気量を調整しない場合に比べて、筐体4からの熱を現像剤容器108へより伝わりにくくする。
(3)前記実施形態では、吸気ダクト5の吸気ファン51を筐体4の手前側に向けて開口するように配置したから、この部分は表扉で覆われる部分となる。このため、吸気ダクト5に吸気ファン51によって吸い込まれる空気を確保するために、吸気ファン51と表扉との間に下側に開口する空間を形成したり、吸気ファン51につながる流入口或いは流入通路等を形成してもよい。
1…画像形成部(画像形成手段)、3…用紙搬送部、4…筐体、5…吸気ダクト、6…排気ダクト、7…制御部、11…中間転写ベルト、13…二次転写ロール、14…バックアップロール、15…定着装置、35…用紙排出部、36…搬送路、51…吸気ファン、52…空気流出口、61…空気流入口、62…排気ファン、101…感光体ドラム、103…露光器、104…現像器

Claims (7)

  1. 像を保持する像保持体に潜像を形成し、現像材収容手段に収容された現像剤によって当該潜像を現像し、現像によって得られた画像を記録媒体に転写し、転写された当該画像を加熱して当該記録媒体に定着させて画像を形成する画像形成手段と、
    自装置の外形をなす筐体であって、前記現像材収容手段の鉛直方向上方の領域で且つ画像が定着された記録媒体が排出または搬送される領域において自装置の外形をなす筐体面を少なくとも有する筐体と、
    当該筐体の内部に空気を供給し、当該空気を前記筐体面と前記現像剤収容手段との間に流してから、当該筐体の外部へ排出する供給排出手段と
    を具備し、
    前記供給排出手段は、前記筐体の外部から内部へと吸気する吸気ファンを有する吸気手段と、前記筐体の内部から外部へと排気する排気ファンを有する排気手段とを備え、
    前記筐体面が記録媒体の排出される領域となる場合、前記排気ファンは、前記画像形成手段の状態にかかわらず、測定された温度によって駆動が開始され、前記吸気ファンは、前記画像形成手段が動作状態で測定された温度によって駆動が開始され、前記各ファンは、前記画像形成手段の動作が停止した状態で、測定された温度によって駆動が停止となる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 像を保持する像保持体に潜像を形成し、現像材収容手段に収容された現像剤によって当該潜像を現像し、現像によって得られた画像を記録媒体に転写し、転写された当該画像を加熱して当該記録媒体に定着させて画像を形成する画像形成手段と、
    自装置の外形をなす筐体であって、前記現像材収容手段の鉛直方向上方の領域で且つ画像が定着された記録媒体が排出または搬送される領域において自装置の外形をなす筐体面を少なくとも有する筐体と、
    当該筐体の内部に空気を供給し、当該空気を前記筐体面と前記現像剤収容手段との間に流してから、当該筐体の外部へ排出する供給排出手段と
    を具備し、
    前記供給排出手段は、前記筐体の外部から内部へと吸気する吸気ファンを有する吸気手段と、前記筐体の内部から外部へと排気する排気ファンを有する排気手段とを備え、
    前記筐体面が記録媒体の搬送される領域となる場合、前記排気ファンは、前記領域を通過する記録媒体の搬送速度と、測定された温度とによって駆動が開始され、前記吸気ファンは、前記画像形成手段が動作状態で測定された温度によって駆動が開始され、前記各ファンは、前記画像形成手段の動作が停止した状態で、測定された温度によって駆動が停止となる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記排気ファンは、前記領域を通過する記録媒体の搬送速度に応じて、前記筐体の内部から外部へと排気する空気の量を調整する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 求項1乃至3のいずれか1に記載の画像形成装置において、
    前記現像剤収容手段は、長手方向を有する筒状の複数の容器が当該長手方向と交差する方向に並べて配置されてなり、
    前記供給排出手段は、前記筐体面と前記現像剤収容手段との間を、前記複数の容器の長手方向及び当該複数の容器の並び方向のいずれにも交差する方向に前記空気を流す
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 求項1乃至4のいずれか1に記載の画像形成装置において、
    前記供給排出手段は、前記筐体の外部から内部へと吸気する吸気手段と、前記筐体の内部から外部へと排気する排気手段とを備え、
    前記吸気手段の内部への空気供給口の高さよりも、前記排気手段の吸入口の高さの方が高い位置に配置される
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1に記載の画像形成装置において、
    前記筐体面における筐体の内部側にはリブが形成されており、
    前記供給排出手段によって流される空気の流量が他の空間よりも大きい空間に面する前記リブの高さは、当該他の空間に面するリブの高さよりも低い
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1に記載の画像形成装置において、
    前記供給排出手段は、前記筐体内に収容される
    ことを特徴とする画像形成装置。
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