JP2013195810A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置において、排出された記録媒体からトナー供給手段に伝わる熱を抑制しながら、装置内の排熱を行う。
【解決手段】鉛直方向において用紙積載部19の下方であって、トナーカートリッジ16の上方に、用紙積載部19の下面と合わさることでエアーの流路を形成するダクト20がある。このエアーの流路の出口には冷却ファン22がある。エアーの流路の入口にあたる一端には、吸気口21が、トナーカートリッジ16よりも定着器18及び画像形成ユニットUに近い位置にある。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、排紙部近傍に電装部品を設けた画像形成装置において、外気を取り入れて排紙ローラの軸方向に沿った気流を形成する第1の流路と、電装部品の設置位置近傍に設けられた冷却手段により外気を取り入れて電装部品に直接外気を接触させた上で外部に排出する第2の流路とを備え、第1及び第2の流路は、電装部品の設置位置を通過した位置で合流されて外部に通じる構成が記載されている。
特開2010−39175号公報
本発明の目的とするところは、画像形成装置において、排出された記録媒体からトナー供給手段に伝わる熱を抑制しながら、装置内の排熱を行うことにある。
請求項1に記載の画像形成装置は、像保持体を帯電させ、帯電させられた当該像保持体に対して露光を行って静電潜像を形成し、トナーを含む現像剤で当該静電潜像を現像して前記像保持体の表面に画像を形成して記録媒体に転写する画像形成手段と、鉛直方向において前記画像形成手段の上方に配置され、前記記録媒体に転写された画像を当該記録媒体に定着させる定着手段と、前記画像形成手段にトナーを供給するトナー供給手段と、鉛直方向において前記トナー供給手段の上方に配置されるとともに、前記定着手段の側方に位置し、前記画像が定着された複数の前記記録媒体が積載される積載手段と、自装置内のエアーを吸引して自装置の外に排出する排出手段と、鉛直方向において前記積載手段より下方で前記トナー供給手段よりも上方に配置され、エアーの流路を形成する流路形成部であって、一端部が前記排出手段に繋がっており、少なくとも前記トナー供給手段よりも前記画像形成手段及び前記定着手段に近い位置にエアーを吸い込む吸気口を備えた流路形成部とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の画像形成装置は、前記吸気口は、前記定着手段と前記画像形成手段とに挟まれた空間に位置することを特徴とする。
請求項3に記載の画像形成装置は、前記積載手段において前記記録媒体が積載される部材が、前記流路形成部のうちの上側の面を形成していることを特徴とする。
請求項4に記載の画像形成装置は、前記流路形成部のうち、前記トナー供給手段と相対する部位の素材が金属であることを特徴とする。
請求項5に記載の画像形成装置は、前記流路形成部において、前記トナー供給手段よりも前記画像形成手段及び前記定着手段に近い位置に設けられたエアーを吸い込む吸気口とは異なる吸気口であって、前記画像形成手段及び前記定着手段よりも前記トナー供給手段に近い位置にエアーを吸い込むための吸気口が設けられていないことを特徴とする。
請求項6に記載の画像形成装置は、前記吸気口から前記定着手段と前記画像形成手段とに挟まれた空間に向かって延伸し、当該空間を鉛直方向の上方と下方に区画する区画部材を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の画像形成装置は、前記区画部材が金属製であることを特徴とする。
請求項8に記載の画像形成装置は、前記積載手段は、自装置の正面側に鉛直方向の下方に凹んだ凹み部を有し、自装置を上方から鉛直方向に見たときに、前記流路形成部は前記凹み部と重ならない位置にあることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、鉛直方向において積載手段より下方でトナー供給手段よりも上方に配置され、エアーの流路を形成する流路形成部であって、トナー供給手段よりも画像形成手段及び定着手段に近い位置にエアーを吸い込む吸気口を備えた流路形成部を備えない場合と比較して、画像形成装置において、排出された記録媒体からトナー供給手段に伝わる熱を抑制しながら、装置内の排熱を行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、定着手段及び画像形成手段のそれぞれから発せられる熱を排熱することができる。
請求項3記載の発明によれば、装置の省スペース化を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、流路形成部のうち、トナー供給手段と相対する部位の素材が金属でない場合と比較して、排出された記録媒体から発せられる熱がトナー供給手段に伝わるのを抑制することができる。
請求項5記載の発明によれば、流路形成部において、トナー供給手段よりも画像形成手段及び定着手段に近い位置にエアーを吸い込むための吸気口が設けられているだけでなく、画像形成手段及び定着手段よりもトナー供給手段に近い位置にも吸気口が設けられている構成と比較して、排出手段を小型化することができる。
請求項6記載の発明によれば、吸気口から定着手段と画像形成手段とに挟まれた空間に向かって延伸し、当該空間を鉛直方向の上方と下方に区画する区画部材を有さない場合と比較して、定着手段及び画像形成ユニットのそれぞれから発せられる熱をより効果的に排熱することができる。
請求項7記載の発明によれば、区画部材が金属製でない場合と比較して、画像形成手段に伝わる熱をより抑制することができる。
請求項8記載の発明によれば、積載手段が、自装置の正面側に鉛直方向の下方に凹んだ凹部を有し、自装置を上方から鉛直方向に見たときに、流路形成部が凹み部と重ならない位置にある構成を有さない場合と比較して、排出された記録媒体からトナー供給手段に伝わる熱を抑制することができる。
画像形成装置を正面からみたときの斜視図 画像形成装置を正面側からみたときの断面図 画像形成装置を鉛直方向からみたときの平面図 画像形成装置の内部を正面側からみたときの斜視図
<実施形態>
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100を正面からみたときの斜視図である。画像形成装置100は、直方体の形状であり、XYZ直交座標系が設定されている。このXY直交座標系の原点Pは、画像形成装置100の底面における四隅のうちのいずれか(図1においては、左上隅)に位置している。ここで、画像形成装置100をその正面からみたときに、この原点Pを含み平面を構成する2辺のうち、一方の辺がX軸(ここでは画像形成装置100の幅方向の辺)に対応し、他方の辺がY軸(ここでは画像形成装置100の奥行き方向の辺)に対応している。これらX軸及びY軸と直交する直線をZ軸とする。つまり、幅方向に相当するX軸及び奥行き方向に相当するY軸で表される平面に対して、Z軸は鉛直方向の座標軸に相当する。本実施形態における画像形成装置100は、モノクロの画像を記録媒体である用紙に形成するものとする。
図2は、画像形成装置100を正面側、すなわちY軸正方向からみたときの断面図である。図2に示す座標記号のうち、内側が白い円の中に黒い円を描いた記号は、紙面奥側から手前側に向かう矢印を表している。つまり、図2においてY軸は手前側が正方向であり、奥側が負方向である。画像形成装置100は、感光体ドラム11と、帯電器12と、露光経路13と、露光装置14と、現像器15と、トナーカートリッジ16と、転写ロール17と、定着器18と、用紙積載部19と、ダクト20と、吸気口21と、冷却ファン22と、プレート23とを備える。
感光体ドラム11は、表面に光導電膜を積層して軸を中心に回転する円筒状の部材であり、表面に形成された静電潜像を保持する像保持体である。帯電器12は、感光体ドラム11を決められた帯電電位に帯電させる。露光経路13は、露光装置14から放たれた光を感光体ドラム11に届かせる経路である。露光装置14は、露光経路13を通じて感光体ドラム11を露光して静電潜像を形成する。現像器15は、トナーを静電潜像に供給することで、この静電潜像を現像して感光体ドラム11の表面に画像を形成する。
トナーカートリッジ16は、黒色のトナーを収容し、これを必要に応じて現像器15に供給する。トナーカートリッジ16は、本発明に係るトナー供給手段の一例である。転写ロール17は、感光体ドラム11の表面に形成された画像を用紙に転写する。感光体ドラム11と、帯電器12と、露光経路13と、露光装置14と、現像器15と、転写ロール17とは、合わさることで画像形成ユニットUを構成する。画像形成ユニットUには、各部を構成する電気基板からの発熱、各部を構成する駆動装置の駆動による発熱、及び転写後に感光体ドラム11に残留したトナーを掻き取るブレードと感光体ドラム11との摩擦熱などが生じる。これにより、画像形成ユニットUは、熱を発する。画像形成ユニットUは、本発明に係る画像形成手段の一例である。定着器18は、鉛直方向において画像形成ユニットUの上方、すなわちZ軸正方向に位置し、搬送されてきた用紙に転写された画像に対し加熱及び加圧を行うことによって、その画像を用紙に定着させる。定着器18は、本発明に係る定着手段の一例である。定着器18は、その駆動部の駆動により熱を発する。
用紙積載部19は、予め決められた厚みを持つ板状の部材であり、定着器18で画像が定着されて排出された用紙を積載する。用紙積載部19は、X軸正方向において、印刷可能な用紙の最大サイズの長手方向の長さよりも長い幅を有する。ここで、印刷可能な用紙の最大サイズとは、例えばA3である。用紙積載部19は、Y軸方向に画像形成装置100の奥行きに応じた奥行きを有している。用紙積載部19は、鉛直方向においてトナーカートリッジ16の上方、すなわちZ軸正方向に位置するとともに、定着器18の側方、すなわちX軸正方向に位置する。用紙積載部19は、水平面に対して予め決められた角度で傾斜している。この傾斜に沿って用紙が積載されることで、排出された用紙が、その自重によりバラつかずに纏まりやすくなっている。用紙積載部19は、本発明に係る積載手段の一例である。
ダクト20は、予め決められた厚みを持つとともに、エアーの入口及び出口となる2箇所を除き、周囲に側壁を有する板状部材である。ダクト20は、その側壁の上面が用紙積載部19の下面と合わさることで、用紙積載部19の下面とダクト20の上面とに挟まれた空間に、エアーの流路を形成する。つまり、用紙積載部19において用紙が積載される部材は、エアーの流路のうち上側の面を形成している。ダクト20におけるエアーの流路の一端部であるエアーの出口は、冷却ファン22へと繋がっている。一方、ダクト20におけるエアーの流路の他端部であるエアーの入口には、エアーを吸い込む吸気口21がある。ダクト20のY軸方向の奥行きは、画像形成装置100の奥行きに応じたものとなっているが、これについては後述する。ダクト20は、鉛直方向において用紙積載部19の下方、すなわちZ軸負方向に位置するとともに、トナーカートリッジ16よりも上方、すなわちZ軸正方向に位置する。ダクト20のうち用紙積載部19と相対する部位は、例えば樹脂でできている。また、ダクト20のうちトナーカートリッジ16と相対する部位の素材は、熱反射率の高い金属であり、例えばアルミニウムである。これにより、排出されて用紙積載部19に積載された用紙から発せられる熱がZ軸負方向に伝わったときに、ダクト20においてこの熱が反射されるため、トナーカートリッジ16に熱が伝わってトナーカートリッジ16内のトナーが溶融することが抑制される。ダクト20は、本発明に係る流路形成部の一例である。
吸気口21は、用紙積載部19とダクト20とが合わさって形成するエアーの流路の端部において形成された孔であり、吸気口21を通じてエアーが吸気される。図2からも明らかなように、吸気口21は、トナーカートリッジ16よりも画像形成ユニットU及び定着器18に近い位置にある。冷却ファン22は、用紙積載部19の奥行き方向、すなわちY軸負方向に位置する。冷却ファン22は、ファンが回転して画像形成装置100内部のエアーを吸気して外部に排出することで、排熱により画像形成装置100内部の冷却を行う。冷却ファン22は、本発明に係る排出手段の一例である。
プレート23は、予め決められた厚みを持ったL字型の板状部材である。プレート23は、鉛直方向において画像形成ユニットUよりも上方、すなわちZ軸正方向に位置するとともに、定着器18よりも下方、すなわちZ軸負方向に位置する。つまり、プレート23は、定着器18と画像形成ユニットUとに挟まれた空間に位置する。プレート23の素材は、熱反射率の高い金属であるが、より望ましくは、例えばアルミニウムである。これにより、プレート23は、定着器18から発せられる熱を反射して、この熱が画像形成ユニットUに伝わって画像形成ユニットU内のトナーが溶融することを抑制する。
プレート23のY軸方向における奥行きは、画像形成装置100の奥行きに応じたものとなっている。またプレート23のY軸方向における奥行きは、用紙積載部19の奥行きにも応じたものになっている。プレート23は、吸気口21の周辺から定着器18と画像形成ユニットUとに挟まれた空間に向かって延伸し、この空間を鉛直方向の上方と下方に区画する区画部材の一例である。これにより、冷却ファン22が回転してエアーを吸い込んだときに、エアーの流路は、矢印L1で示すようなものとなる。すなわち、画像形成ユニットUの近傍にあるエアーが、画像形成ユニットUの周辺を伝いながら定着器18の近傍を通り、その後吸気口21を通じてダクト20に吸い込まれて冷却ファン22から排出される。このエアーの流路において、画像形成ユニットUの各部及び定着器18から生じる熱が吸気によって排熱される。
図3は、画像形成装置100を鉛直方向から、すなわちZ軸正方向からみた平面図である。矢印L2は、エアーの流路を表す。また、用紙積載部19、ダクト20及びトナーカートリッジ16を、それぞれ破線で表している。用紙積載部19、ダクト20及びトナーカートリッジ16は、鉛直方向において以下の順番で位置している。すなわち、トナーカートリッジ16の上にダクト20が存在し、ダクト20の上に用紙積載部19が覆いかぶさっているものとなっている。エアーは、用紙積載部19及びダクト20とが合わさって形成された流路を通って、冷却ファン22から排出される。また、用紙積載部19は、正面側、すなわちY軸正方向側において、鉛直方向の下方に凹んでいる凹み部30を有する。凹み部30は、そのX軸方向においてトナーカートリッジ16に近い側が、トナーカートリッジ16に遠い側と比較して、凹んでいる部分の奥行きが長い。この凹み部30は、用紙が排出されて用紙積載部19に積載されたときに、画像形成装置100のユーザが、凹み部30に手を差し込んで用紙を取り出しやすいようにすることを目的として設けられたものである。
凹み部30が存在しているため、ダクト20は、その奥行きが、凹み部30と重ならない位置に制限される。つまり、画像形成装置100を上方から鉛直方向に見たときに、ダクト20は、凹み部30と重ならない位置にある。ここで、用紙積載部19に積載された用紙から発せられる熱が、Z軸負方向に伝わるときに、ダクト20が存在する箇所については、上述したように、ダクト20のトナーカートリッジ16に相対する面が熱反射率の高い金属性であるため、熱がトナーカートリッジ16に伝わってトナーが溶融することが抑制される。一方、凹み部30が存在する箇所については、この凹み部30に存在する空気層が、熱に対する緩衝帯としての役割を果たし、用紙から発せられる熱がトナーカートリッジ16に伝わってトナーが溶融することを抑制する。従って、ダクト20の奥行きが、凹み部30と重ならない位置になるように制限されても、用紙から発せられる熱でトナーカートリッジ16内のトナーが溶融することが抑制される。
図4は、画像形成装置100の内部を正面側からみたときの斜視図である。なお、説明の便宜上、定着器18を非表示としている。矢印L3は、エアーの流路を表す。図示されるように、吸気口21が、トナーカートリッジ16よりも定着器18(非図示)及び画像形成ユニットUに近い位置にあり、定着器18及び画像形成ユニットUから発せられる熱が吸熱されやすくなっている。一方、トナーカートリッジ16から冷却ファン22へ直接向かうエアー流路は、そのための吸気口が用意されていないため、形成されていない。これは、以下のような理由による。例えば、従来における、トナーカートリッジ16の上側にダクト20が存在しない構成の場合、用紙積載部19に積載された用紙からの熱が、トナーカートリッジ16に伝わりやすいため、この熱を吸気する必要から、トナーカートリッジ16の近傍にも吸気口を設けていた。本実施形態では、ダクト20が、用紙積載部19に積載された用紙からの熱を反射するとともに、用紙積載部19の下面とダクト20とが形成するエアーの流路において吸気がなされて排熱が行われるため、トナーカートリッジ16に熱が伝わりにくく、トナーカートリッジ16周辺のエアーを吸気してやる必要が少なくなる。そのため、本実施形態では、ダクト20において、画像形成ユニットU及び定着器18よりもトナーカートリッジ16に近い位置にエアーを吸い込むための吸気口が設けられていない。これにより、吸気口が2つではなく1つで済む為、冷却ファン22は、1つの吸気口21に応じた出力で吸気を行えば事足り、冷却ファン22の小型化が望める。これにより、画像形成装置100内部の省スペースが図られる。
このように、本実施形態によれば、鉛直方向において用紙積載部19の下方にトナーカートリッジ16が存在するときに、トナーカートリッジ16の上方に、用紙積載部19の下面と合わさることでエアーの流路を形成するダクト20を設けることで、積載された用紙から発せられる熱がトナーカートリッジ16に伝わってトナーが溶融することが抑制される。このとき、エアーの流路の端部に形成された吸気口21が、各々熱を発する定着器18及び画像形成ユニットUに近い位置にあるため、これらの熱が吸気されることで、画像形成装置100内部の排熱が行われる。また、吸気口21が、鉛直方向において定着器18と画像形成ユニットUとに挟まれた空間に位置するため、定着器18及び画像形成ユニットUのそれぞれから発せられる熱がより均等に排熱されやすくなる。また、用紙積載部19において用紙が積載される部材が、エアーの流路のうち上側の面を形成していることにより、この上側の面を形成するための部材を別途設ける必要がなく、装置の省スペースが図れる。また、ダクト20のうち、トナーカートリッジ16と相対する部位の素材が、熱反射率の高い金属であるため、積載された用紙から発せられる熱がトナーカートリッジ16に伝わってトナーが溶融することが、より効果的に抑制される。
また、トナーカートリッジ16周辺のエアーを吸気するための吸気口がなく、冷却ファン22の出力が、1つの吸気口21に応じたもので済むことから、冷却ファン22を小型化して省スペース化を図ることができる。また、プレート23が、吸気口21の近傍から、定着器18と画像形成ユニットUとに挟まれた空間に向かって延伸し、この空間を鉛直方向の上方と下方に区画することで、冷却ファン22により吸引されるエアーが、画像形成ユニットUの周辺を伝って吸熱するとともに、定着器18の周辺を伝って吸熱するので、より効果的に画像形成装置100の内部の排熱が行われる。また、プレート23が熱反射率の高い金属製であるため、定着器18から発せられる熱が反射されて、この熱がトナーカートリッジ16に伝わってトナーが溶融するのを抑制する。また、ダクト20が、奥行き方向において、用紙積載部19における凹み部30と重ならない位置にあることで、ダクト20によりトナーカートリッジ16に熱が伝わるのが抑制されるとともに、凹み部30の空気層が緩衝帯として作用することで、トナーカートリッジ16に熱が伝わるのが抑制される。このように、本実施形態によれば、画像形成装置において、排出された記録媒体からトナー供給手段に伝わる熱を抑制しながら、装置内の排熱を行うことができる。
11…感光体ドラム、12…帯電器、13…露光経路、14…露光装置、15…現像器、16…トナーカートリッジ、17…転写ロール、18…定着器、19…用紙積載部、20…ダクト、21…吸気口、22…冷却ファン、23…プレート、30…凹み部、100…画像形成装置、L1〜L3…エアー流路、U…画像形成ユニット

Claims (8)

  1. 像保持体を帯電させ、帯電させられた当該像保持体に対して露光を行って静電潜像を形成し、トナーを含む現像剤で当該静電潜像を現像して前記像保持体の表面に画像を形成して記録媒体に転写する画像形成手段と、
    鉛直方向において前記画像形成手段の上方に配置され、前記記録媒体に転写された画像を当該記録媒体に定着させる定着手段と、
    前記画像形成手段にトナーを供給するトナー供給手段と、
    鉛直方向において前記トナー供給手段の上方に配置されるとともに、前記定着手段の側方に位置し、前記画像が定着された複数の前記記録媒体が積載される積載手段と、
    自装置内のエアーを吸引して自装置の外に排出する排出手段と、
    鉛直方向において前記積載手段より下方で前記トナー供給手段よりも上方に配置され、エアーの流路を形成する流路形成部であって、一端部が前記排出手段に繋がっており、少なくとも前記トナー供給手段よりも前記画像形成手段及び前記定着手段に近い位置にエアーを吸い込む吸気口を備えた流路形成部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記吸気口は、前記定着手段と前記画像形成手段とに挟まれた空間に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記積載手段において前記記録媒体が積載される部材が、前記流路形成部のうちの上側の面を形成している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記流路形成部のうち、前記トナー供給手段と相対する部位の素材が金属である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記流路形成部において、前記トナー供給手段よりも前記画像形成手段及び前記定着手段に近い位置に設けられたエアーを吸い込む吸気口とは異なる吸気口であって、前記画像形成手段及び前記定着手段よりも前記トナー供給手段に近い位置にエアーを吸い込むための吸気口が設けられていない
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記吸気口から前記定着手段と前記画像形成手段とに挟まれた空間に向かって延伸し、当該空間を鉛直方向の上方と下方に区画する区画部材を備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記区画部材が金属製である
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記積載手段は、自装置の正面側に鉛直方向の下方に凹んだ凹み部を有し、
    自装置を上方から鉛直方向に見たときに、前記流路形成部は前記凹み部と重ならない位置にある
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
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