JP2009288742A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排出トレイに排紙された高温のプリントによる排出トレイ下側に位置するトナーカートリッジの温度上昇を抑える画像形成装置の冷却手段を提供する。
【解決手段】 タンデム方式フルカラー画像形成装置10において、吸気ファン31から吸入された空気は排紙ローラ25から排紙トレイ24方向に吹き出されるほか、排紙ローラ25手前から第1の空気流路33に流入し、排紙トレイに排紙された記録紙Pの下側に吹き出して記録紙Pを冷却する。記録紙Pを冷却した空気は排紙トレイ24の下側で、トナーカートリッジ16Y〜16Kの上側に形成された帰還空気流路33を経て第2の空気流路34に流入し、定着ユニット等画像形成装置内部に配置された各種部材を冷却し、排気ファン35を経て画像形成装置10の外部に排出される。トナーカートリッジ16Y〜16Kの上側の帰還空気流路33により記録紙Pからの輻射熱は遮断される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子複写機やその複合機などの画像形成装置に関する。
電子複写機やその複合機などの画像形成装置においては、画像信号で変調されたレーザ光を感光体上に投射して画像潜像を形成し、形成された画像潜像をトナーで現像してトナー像を形成する。そして、形成されたトナー像を記録紙に転写し、記録紙上に転写されたトナー像を定着装置で加熱溶融して定着処理し、定着処理された記録紙を排出トレイに排紙するという工程を経て、画像の記録された記録紙(以下、プリントという場合がある)を作成している。
このため、排出トレイに排紙されたプリントは高温度の状態にあるから、大量にプリントを作成した場合は排出トレイ上でプリント相互が貼り付いてしまうという不都合が発生する場合がある。特に、カラープリントは記録紙へのトナーの付着量が多いため、定着温度がモノクロプリントの場合よりも高く設定されているため、プリント相互が貼り付いてしまう不都合が発生しやすい。
この対策として、排出トレイの定着装置側に接近した位置に冷却空気を供給して定着装置から排出トレイに搬送される記録紙を冷却する手段を備えた画像形成装置(特許文献1参照)が提案されている。この他、定着装置の周辺全体に冷却空気を供給すると共に、冷却空気を排紙ローラに吹き付けるようにした冷却手段を備えた画像形成装置も提案されている(特許文献2参照)。
特開2006−17817号公報 特開2007−293060号公報
排出トレイに排紙されたプリントは高温度の状態にあるから、上記したような排出トレイにプリントを冷却する手段や、定着装置の周辺全体や排紙ローラを冷却する冷却手段を設けても、排紙されたプリントが常温にまで冷却されるわけではなく、特に排出トレイの積載枚数の多い大型の画像形成装置では、排紙された多数枚のプリントの熱により排出トレイの下側に配置されているトナーカートリッジの温度が上昇し、トナーカートリッジ内部のトナーが凝集するという、別の問題の発生要因となる。この対策としてはトナーカートリッジをファン等で冷却する方法が考えられるが、カラー画像形成装置では4本のトナーカートリッジを使用するから冷却装置もトナーカートリッジ毎に設けたり、大型の冷却装置とするなどの対策を取らざるを得ない。そして、画像形成装置の小型化が要請されている状況では冷却装置の小型化には限界があった。この発明は上記した課題を解決することを目的とするものである。
この発明は上記課題を解決するもので、請求項1の発明は、画像データに基づいて感光体上に画像潜像を形成し、これをトナーで現像して感光体上にトナー像を形成する作像部と、感光体上にトナー像を記録紙に転写する転写部と、記録紙に転写されたトナー像を定着処理する定着部と、定着処理された記録紙を排出トレイに排出する記録紙排出部を備えた画像形成装置において、画像形成装置外部の空気を吸入して画像形成装置内部に送出する吸気ファンと、前記吸気ファンから吸入された空気を前記排出トレイに供給する第1の空気流路と、前記排出トレイの下側に位置し、前記第1の空気流路から排出トレイに供給された空気を回収する帰還空気流路と、前記帰還空気流路の空気を画像形成装置本体内部に供給する第2の空気流路と、画像形成装置内部の空気を吸入して画像形成装置外に送出する排気ファンとを備え、前記吸気ファンから吸入された空気を第1の空気流路を経て排出トレイ上に供給して定着部から排出される記録紙を冷却し、前記帰還空気流路から第2の空気流路を経て流れる空気を画像形成装置本体内部に供給して装置本体内部を冷却し、排気ファンを経て画像形成装置本体外部に排出することを特徴とする画像形成装置である。
そして、前記第1の空気流路は、前記吸気ファンから吸入された空気を前記記録紙排出部を構成する排紙ローラ及び前記排出トレイの上面に供給する空気流路である。
そして、前記第1の空気流路は分岐部を備え、前記吸気ファンから吸入されて分岐された空気の一部を排紙ローラ及び前記排出トレイの上面に供給するほか、分岐された空気の残部を第2の空気流路を経て画像形成装置の本体内部に供給する。
そして、前記帰還空気流路は、前記排出トレイの下側で且つトナーカートリッジの上側に位置し、排出トレイに排紙された記録紙の熱輻射をトナーカートリッジから遮断するものとする。
そして、前記第2の空気流路は、前記第1の空気流路の分岐部、及び前記帰還空気流路に繋がり、画像形成装置の本体内部に空気を供給するものとする。
そして、前記第1の空気流路は、前記排出トレイの上面の一部に形成された突出部を備え、突出部の側面の開口から排出トレイの上面に空気を供給するようにするとよい。
また、前記第1の空気流路は、前記排出トレイの上面に形成された多数のリブを備え、リブで形成された空気流路から排出トレイの上面に空気を供給するようにしてもよい。
さらに、前記画像形成装置は、前記吸気ファンから吸入された空気を前記排出トレイに供給する第1の空気流路に空気の供給及び遮断をするガイド板装置を備え、記録紙の前記排出トレイ搬送時は、ガイド板装置を操作して第1の空気流路に空気を供給し、定着部から排出される記録紙を冷却し、記録紙の給紙待機時はガイド板装置を操作して第1の空気流路への空気の供給を制限又は遮断し、第2の空気流路を経て流れる空気を画像形成装置本体内部に供給して装置本体内部を冷却するようにしてもよい。
以上説明したとおり、この発明は、吸気ファンから吸入された空気を第1の空気流路を経て排出トレイ上に供給して定着部から排出される記録紙を冷却し、前記帰還空気流路から第2の空気流路を経て流れる空気を画像形成装置本体内部に供給して装置本体内部を冷却し、装置本体内部を冷却した空気を排気ファンを経て画像形成装置本体外部に排出することを特徴とする画像形成装置であるから、吸気ファンから吸入された外部の空気で定着部から排出される記録紙を冷却するほか、記録紙を冷却した空気で画像形成装置本体内部を冷却することができ、吸気ファン及び排気ファンをそれぞれ一個で構成することができ、製造コストを低減することができる。
そして、前記帰還空気流路を前記排出トレイの下側で且つトナーカートリッジの上側に位置させることで、排出トレイに排紙された記録紙の熱輻射をトナーカートリッジから遮断し、トナーカートリッジ内部のトナーの凝集を防ぐことができる。
以下、この発明の実施の形態の画像形成装置を説明する。図1は、この発明を実施したタンデム方式のフルカラー画像形成装置10の構成の概略を示す断面図である。
図1において、11は作像部で、イエロー色の画像を形成する作像部11Y、マゼンタ色の画像を形成する作像部11M、シアン色の画像を形成する作像部11C、黒色の画像を形成する作像部11Kからなり、それぞれの作像部11Y〜11Kは帯電ユニット、感光体、現像ユニット、クリーニングユニットを備えるが、その構成は公知であるから詳細な説明は省略する。
12は中間転写ベルトで、駆動ローラ13と従動ローラ14との間に架設され、矢印a方向に一定速度で駆動される。中間転写ベルト12の下には前記作像部11Y〜11Kが直列に配置され、前記中間転写ベルト12を挟んで作像部11Y、11M、11C、11Kと反対側には転写部15Y、15M、15C、15Kが配置される。
作像部11Y、11M、11C、11Kの上方にはトナーカートリッジ16Y、16M、16C、16Kが配置され、作像部11Y、11M、11C、11Kの現像ユニットにトナーが補給されるように構成されている。また、作像部11Y、11M、11C、11Kの下方には給紙部17が配置され、また、給紙部17の横方向には手差給紙部18が配置されており、給紙部17又は手差給紙部18から記録紙Pが作像部11に向けて給紙されるように構成されている。
前記中間転写ベルト12を挟んで従動ローラ14に対向する位置には二次転写ローラ21が配置されており、中間転写ベルト12と二次転写ローラ21とのニップ部に搬送される記録紙Pに中間転写ベルト12上に形成されたトナー像を転写するように構成されている。さらにトナー像が転写された記録紙Pの搬送方向下流側には、定着ユニット23が配置され、記録紙P上のトナー像を加熱加圧して定着処理するように構成されている。
定着ユニット23の記録紙Pの搬送方向下流側には定着処理され、排紙された記録紙P(プリント)を受ける排紙トレイ24が配置されており、排紙トレイ24の記録紙Pの搬送方向上流側には排紙トレイに接近して排紙ローラ25が配置されている。
画像形成装置10の動作を簡単に説明する。図示しないパソコンや画像読取装置から出力された、赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色に色分解された画像信号が作像部11Y〜11Kに入力される。赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色に対応して作像部11Y〜11Kの感光体上には、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色の画像潜像が形成され、各色のトナーで現像される。現像されたイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色のトナー像は中間転写ベルト12の矢印a方向の移動に応じて中間転写ベルト12の上に順次重畳して転写され、フルカラーのトナー像が形成される。中間転写ベルト12の移動によりフルカラーのトナー像が二次転写ローラ21の位置に来るタイミングに合わせて記録紙Pが二次転写位置に給紙され、フルカラーのトナー像が記録紙Pの上に転写される。この後、記録紙Pは定着装置23に搬送され、記録紙P上のフルカラーのトナー定着処理され、排紙ローラ25を経て排紙トレイ24に排出され、フルカラーの画像が形成されたプリントが完成する。
以上は、公知のタンデム方式のフルカラー画像形成装置10の構成の概略であるが、本願発明では上記の構成に加えて、吸気ファン31、及び排気ファン35が設備され、画像形成装置10の内部には第1の空気流路32、帰還空気流路33、及び第2の空気流路34が形成されている。これらの空気流路は、画像形成装置内部に配置される各種の部材間の空間により形成される空気流路であるが、特別の部材を使用して構成される部分もある。特別の部材を使用した構成部分については、その部材毎に説明する。
吸気ファン31は、画像形成装置10の定着ユニット23の上方のトップカバー10Aの下側に配置される。吸気ファン31の排出側には導風板31aが配置され、その下側は排紙トレイ24に向けて吸気ファン31で吸気した外気を記録紙Pに吹き付ける第1の空気流路32が形成される。第1の空気流路32は、後述する複数の実施例がある。また、排紙ローラ25の前方(図1で左側)には、後述するガイド板装置37が配置され、第1の空気流路32から排紙ローラ25を経て吹き出す空気流を制御(遮断を含む)する構成が配置される。
また、排紙トレイ24の下側とトナーカートリッジ16Y〜16の上側との間に帰還空気流路33が形成されており、第1の空気流路32から排紙トレイ24上に吹き出された空気は、帰還空気流路33を経て還流する。帰還空気流路33の先は第2の空気流路34に繋がり、第2の空気流路34を流れる空気と回収された空気は画像形成装置10の内部に導かれ、画像形成装置の内部を冷却する。
さらに、第2の空気流路34から画像形成装置10の内部に導かれた空気を画像形成装置10の外部に排気するため、排気ファン35が配置されている。
図2は第1の空気流路32の第1実施例の構成を説明する斜視図で、第1の空気流路32は排紙トレイ24の上の略中央部分に、記録紙Pの排紙方向に沿って突出して設けられた空気ダクト24Aであって、空気ダクト24Aの側面には多数の開口24A1が形成されている。この構成によれば、排紙ローラ25から排紙トレイ24の上に排紙された記録紙Pは、第1の空気流路32である空気ダクト24Aの開口24A1から排紙トレイ24の上に吹き出し拡散して流れる外気にさらされ、冷却される。
図3は第1の空気流路32の第2実施例の構成を説明する斜視図で、第1の空気流路32は排紙トレイ24の上に記録紙Pの排紙方向に沿って設けられた多数のリブ24Cで構成され、リブ24C相互の間が第1の空気流路32となり、排紙ローラ25の直下にある排紙トレイ24の壁面に設けた多数の孔24dから吹き出した空気がリブ24C相互の間に流れる。この構成によれば、排紙ローラ25から排紙トレイ24の上に排紙された記録紙Pは第1の空気流路32を流れる外気にさらされ、冷却される。
上記した構成では、吸気ファン31で吸気した空気を第1の空気流路32、即ち第1実施例では空気ダクト24Aに供給し、第2実施例では孔24dから多数のリブ24Cで構成された空気流路に供給しているが、第1の空気流路32の途中に分岐部36を設けて、吸気した外気を第1の空気流路32のほか第2の空気流路34に直接供給するように構成してもよい。
図4は第1の空気流路32の途中に配置される分岐部36の構成を説明する部分断面図で、図4(a)は分岐部36により、第1の空気流路32の全幅にわたり空気流路32aと空気流路32bとに分岐して流れるように構成したものである。空気流路32aの先は排紙トレイ24の表面に吹き出して流れるように構成し、空気流路32bの先は空気を画像形成装置10の内部に導く第2の空気流路34に繋げるものとする。
図4(b)は、空気流路32aの先が前記した空気ダクト24A(図2参照)に繋がる分岐部36の構成を示す断面図で、空気ダクト24Aは排紙トレイ24の中央部分のみに形成されるので、図4(b)では空気ダクト24Aに繋がる部分の断面図である。空気ダクト24Aに繋がらない部分は空気流路32bとなり、空気を画像形成装置10の内部に導く第2の空気流路34に繋がる。
図4(c)は、排紙ローラ25の直下にある排紙トレイ24の壁面に設けた多数の孔24dに向かう空気流路32aと空気流路32bに分岐する分岐部36の構成を示す断面図で、空気流路32aを流れる空気は、孔24から吹き出してリブ24C(図3参照)相互の間に流れる。空気流路32bは空気を画像形成装置10の内部に導く第2の空気流路33に繋がる。
図5は、吸気ファン31の排出側に配置された導風板31aの構成を説明する斜視図であり、図6は、図5に示す導風板31aのA−A線に沿った断面図である。導風板31aは排紙ローラ25の下側から第1の空気流路32に向かう空気の流れを整流する多数の羽根31bを備えている。吸気ファン31と導風板31aとは1つのユニットとして構成され、定着ユニット23の上方のトップカバー10Aの下側に配置される。
図7は、前記空気流路32aから排紙ローラ25を経て排紙トレイ24の表面に吹き出す吹出口に配置され、吹き出す空気流をガイドするガイド板装置37の配置を説明する断面図、図8はガイド板装置37の構成を説明する斜視図である。ガイド板装置37は、排紙ローラ25の回転軸に平行に配置された回転軸37bと、回転軸37bに回動自在に装着された複数のガイド板37aから構成され、それぞれのガイド板37aは独立に回動自在に構成されている。そして、排紙ローラ25から排紙トレイ24方向に吹き出す空気の流量を複数のガイド板37aの回動角を調整し、排紙トレイ24上に排紙された記録紙Pの温度を制御する。ガイド板37aの回動角の調整、記録紙の温度制御は、図示しない画像形成装置の制御装置により実行されるものとする。
また、定着ユニット23の下方には排気ファン35が配置されており、排紙トレイ24上に排紙された記録紙を冷却する第1の空気流路32から帰還空気流路33を経て流れた空気、及び画像形成装置の内部に配置された定着ユニット等を冷却するための空気を流す第2の空気流路34を経て流れた空気は、排気ファン35を経て画像形成装置の外部に排出される。
上記した吸気ファン31から、第1の空気流路32、帰還空気流路33、第2の空気流路34を経て排気ファン35に至る空気の流れを説明する。トップカバー10Aの下側に配置された吸気ファン31から吸入された画像形成装置10の外部の空気は、導風板31aを経て整流され、排紙ローラ25から排紙トレイ24方向に吹き出されるほか、排紙ローラ25の手前から第1の空気流路32に流入する。排紙ローラ25から排紙トレイ24方向に吹き出された空気の流量は、ガイド板35aにより調整される。
排紙ローラ25の手前から第1の空気流路32に流入した空気は、分岐部36を経て空気流路32aと空気流路32bに分岐し、空気流路32aに流入した空気は排紙トレイ24上に排紙された記録紙Pの下側に吹き出して記録紙Pを冷却する。
記録紙Pを冷却した空気は、排紙トレイ24の下側でトナーカートリッジ16Y〜16Kの上側に形成されている帰還空気流路33に還流し、前記した分岐部36で分岐した空気流路32bを流れる空気と合流して第2の空気流路34に流入する。そして定着ユニット等画像形成装置内部に配置された各種部材を冷却し、排気ファン35を経て画像形成装置10の外部に排出される。
トナーカートリッジ16Y〜16Kの上側に帰還空気流路33が形成されているので、排紙トレイ24に排紙された記録紙Pが十分に冷却されない場合であっても記録紙Pから輻射される熱は帰還空気流路33で遮断され、トナーカートリッジ16Y〜16Kの温度が異常に上昇することがなく、カートリッジ内に収容されているトナーの凝集などの不都合の発生を抑えることができる。
定着装置から排紙された記録紙を冷却すると共に、記録紙を冷却した空気を排出トレイの下側に位置するトナーカートリッジとの空間に形成された帰還空気流路に流し、排出トレイ上の記録紙からトナーカートリッジに輻射される熱を遮断するように構成した画像形成装置を提供する。
タンデム方式のフルカラー画像形成装置の構成の概略を示す断面図。 第1の空気流路の第1実施例の構成を説明する斜視図。 第1の空気流路の第2実施例の構成を説明する斜視図。 第1の空気流路の途中に配置される分岐部の構成を説明する部分断面図。 吸気ファンの排出側の配置された導風板の構成を説明する斜視図。 図5に示す導風板のA−A線に沿った断面図。 ガイド板の配置を説明する断面図。 図7に示すガイド板の構成を説明する斜視図。
符号の説明
10 画像形成装置(タンデム方式のフルカラー画像形成装置)
10A トップカバー
11、11Y、11M、11C、11K、11Y〜11K 作像部
12 中間転写ベルト
13 駆動ローラ
14 従動ローラ
15Y、15M、15C、15K、15Y〜15K 転写部
16Y、16M、16C、16K、16Y〜16K トナーカートリッジ
17 給紙部
18 手差給紙部
21 二次転写ローラ
23 定着ユニット
24 排紙トレイ
24A 空気ダクト
24A1 開口
24C リブ
24d 孔(壁面に設けた多数の孔)
25 排紙ローラ
31 吸気ファン
31a 導風板
31b 羽根
32 第1の空気流路
32a 空気流路
32b 空気流路
33 帰還空気流路
34 第2の空気流路
35 排気ファン
36 分岐部
37 ガイド板装置
37a ガイド板
37b 回転軸

Claims (8)

  1. 画像データに基づいて感光体上に画像潜像を形成し、これをトナーで現像して感光体上にトナー像を形成する作像部と、感光体上にトナー像を記録紙に転写する転写部と、記録紙に転写されたトナー像を定着処理する定着部と、定着処理された記録紙を排出トレイに排出する記録紙排出部を備えた画像形成装置において、
    画像形成装置外部の空気を吸入して画像形成装置内部に送出する吸気ファンと、
    前記吸気ファンから吸入された空気を前記排出トレイに供給する第1の空気流路と、
    前記排出トレイの下側に位置し、前記第1の空気流路から排出トレイに供給された空気を回収する帰還空気流路と、
    前記帰還空気流路の空気を画像形成装置本体内部に供給する第2の空気流路と、
    画像形成装置内部の空気を吸入して画像形成装置外に送出する排気ファンとを備え、
    前記吸気ファンから吸入された空気を第1の空気流路を経て排出トレイ上に供給して定着部から排出される記録紙を冷却し、前記帰還空気流路から第2の空気流路を経て流れる空気を画像形成装置本体内部に供給して装置本体内部を冷却し、排気ファンを経て画像形成装置本体外部に排出すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の空気流路は、前記吸気ファンから吸入された空気を前記記録紙排出部を構成する排紙ローラ及び前記排出トレイの上面に供給する空気流路であること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の空気流路は分岐部を備え、前記吸気ファンから吸入されて分岐された空気の一部を排紙ローラ及び前記排出トレイの上面に供給するほか、分岐された空気の残部を前記第2の空気流路を経て画像形成装置の本体内部に供給すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記帰還空気流路は、前記排出トレイの下側で且つトナーカートリッジの上側に位置し、排出トレイに排紙された記録紙の熱輻射をトナーカートリッジから遮断すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の空気流路は、前記第1の空気流路の分岐部、及び前記帰還空気流路に繋がり、画像形成装置の本体内部に空気を供給すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の空気流路は、前記排出トレイの上面の一部に形成された突出部を備え、該突出部の側面の開口から排出トレイの上面に空気が供給されること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の空気流路は、前記排出トレイの上面に形成された多数のリブを備え、該リブで形成された空気流路から排出トレイの上面に空気が供給されること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置は、前記吸気ファンから吸入された空気を前記排出トレイに供給する第1の空気流路に空気の供給及び遮断をするガイド板装置を備え、記録紙の前記排出トレイ搬送時は、ガイド板装置を操作して第1の空気流路に空気を供給して定着部から排出される記録紙を冷却し、記録紙の給紙待機時はガイド板装置を操作して第1の空気流路への空気の供給を制限又は遮断し、第2の空気流路を経て流れる空気を画像形成装置本体内部に供給して画像形成装置本体内部を冷却すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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