JP2015106072A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートからの放出熱を効率よく遮蔽する。【解決手段】画像形成装置1は、シートPにトナー像を定着させる定着部11と、トナー像が定着されたシートPを排出する排出部と、排出部から排出されたシートPが載置される排出トレイ38と、排出トレイ38の下方に配置されたトナー容器30と、排出トレイ38とトナー容器30との間に形成され、排出トレイ38に載置されたシートPからトナー容器30へ向かって放出される熱を遮蔽するための空気が流通する遮熱用空気流路40と、シートPの長さに応じて遮熱用空気流路40の幅を切り替える切替機構50とを備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
例えばレーザープリンターや複合機等の画像形成装置は、シートに転写されたトナー像をそのシートに定着させる定着部と、定着部によりトナー像が定着されたシートが排出される排出トレイとを有している。排出トレイは、通常、定着部等を収容する筐体の上部に形成されている。また、筐体には、排出トレイへシートを排出するための排出口が形成されている。一方、排紙トレイの下方には、トナー容器が配置されることが多い。
定着部は、シートを加熱及び加圧することによってトナー像を定着させるので、排出トレイに排出されたシートは高温状態になっている。排出トレイに排出されたシートの枚数が多くなると、そのシートの熱によってトナー容器の温度が上昇し、トナー容器に収容されているトナーが凝集し易くなってしまう。
そこで、特許文献1に記載されているように、排出トレイに排出されたシートの下方に形成されてシートを冷却する冷却用空気流路と、冷却用空気流路とトナー容器との間に形成されて冷却用空気流路を通過した空気が流れる遮熱用空気流路とを設けることが知られている。遮熱用空気流路は、排出トレイ全体の下方に形成されている。そして、遮熱用空気流路を流れる空気によって、排出トレイのシートから放出される熱を遮蔽するようにしている。
ところで、一般に、画像形成装置は、例えばA4サイズやA3サイズなど種々のサイズのシートに対して画像形成できるように構成されており、排出トレイが最大のシートを受け得るような大きさになっている。例えば、排出トレイは、シートの排出方向の長さが、最大のシート長さと同じ程度であることが好ましい。
特開2009−288742号公報
ところが、通常、例えばA3サイズ等の最大サイズのシートは、単位時間あたりに画像形成される枚数が比較的少ないので、排出トレイに積層された複数のシートから下方に放出される単位面積あたりの熱量も少ない。これに対し、比較的小さいA4サイズ等の標準的なサイズのシートは、単位時間あたりに画像形成される枚数が多いので、排出トレイに積層された複数のシートから下方に放出される単位面積あたりの熱量は多くなる。
したがって、単に、排出トレイ全体の下方に遮熱用空気流路を形成するだけでは、排出トレイに排出された種々のサイズのシートから放出される熱を効率よく遮蔽することができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、排出トレイに排出されたシートからの放出熱を、排出トレイの下方に形成された遮熱用空気流路の空気によって効率よく遮蔽することにある。
本発明に係る画像形成装置は、トナー像が形成されたシートを加熱及び加圧することにより、該シートに上記トナー像を定着させる定着部と、上記定着部によってトナー像が定着された上記シートを排出する排出部と、上記排出部から排出された上記シートが載置される排出トレイと、上記排出トレイの下方に配置されてトナーを収容するトナー容器と、上記排出トレイと上記トナー容器との間に形成され、上記排出トレイに載置された上記シートから上記トナー容器へ向かって放出される熱を遮蔽するための空気が流通する遮熱用空気流路と、上記シートの排出方向における上記シートの長さに応じて、上記シートの排出方向における上記遮熱用空気流路の幅を切り替える切替機構とを備えている。
本発明によれば、排出トレイに排出されたシートからの放出熱を、排出トレイの下方に形成された遮熱用空気流路の空気によって効率よく遮蔽することができる。
図1は、画像形成装置の概略構造を示す断面図である。 図2は、実施形態1における排出トレイ及び遮熱用空気流路を示す側断面図である。 図3は、A4用紙が積層された排出トレイ及び遮熱用空気流路を示す側断面図である。 図4は、A4用紙が積層された排出トレイ及び遮熱用空気流路を示す平面図である。 図5は、A3用紙が積層された排出トレイ及び遮熱用空気流路を示す側断面図である。 図6は、A3用紙が積層された排出トレイ及び遮熱用空気流路を示す平面図である。 図7は、変形例におけるA3用紙が積層された排出トレイ及び遮熱用空気流路を示す平面図である。 図8は、実施形態2におけるA4用紙が積層された排出トレイ及び遮熱用空気流路を示す側断面図 図9は、実施形態2におけるA3用紙が積層された排出トレイ及び遮熱用空気流路を示す側断面図 図10は、変形例におけるA4用紙が積層された排出トレイ及び遮熱用空気流路を示す側断面図 図11は、変形例におけるA3用紙が積層された排出トレイ及び遮熱用空気流路を示す側断面図
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
≪実施形態1≫
図1は、画像形成装置1の概略構造を示す断面図である。画像形成装置1は、例えばタンデム方式のカラープリンターであって、図1に示すように、それぞれ筐体2に収容された中間転写ベルト7と、一次転写部8及び二次転写部9と、定着部11と、光走査部15と、複数の画像形成部16とを備えている。
画像形成装置1の筐体2の内部下方には、給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3は、その内部に印刷前のシートである用紙(図示省略)を収容している。給紙カセット3の側方には、第1用紙搬送部21が設けられている。第1用紙搬送部21は、給紙カセット3から送り出された用紙を受け取り、その用紙を上方の二次転写部9へ搬送する。
給紙カセット3の右側方には、手差し給紙部5が設けられている。手差し給紙部5の左方には第2用紙搬送部22が設けられている。第2用紙搬送部22は、手差し給紙部5から送り出された用紙等を受け取って第1用紙搬送部21へ搬送する。
光走査部15は、第2用紙搬送部22の上方に配置され、画像形成装置1が受信した画像データに基づいてレーザ光を画像形成部16へ照射する。画像形成部16は、光走査部15の上方に例えば4つ設けられている。各画像形成部16の上方には、無端状の中間転写ベルト7が設けられている。中間転写ベルト7は、複数のローラーに巻き掛けられており、図示しない駆動装置によって回転駆動される。
4つの画像形成部16は、図1に示すように、中間転写ベルト7に沿って一列に配置されており、イエロー、マゼンタ、シアン、又はブラックのトナー像をそれぞれ形成する。すなわち、各画像形成部16では、光走査部15によって照射されたレーザ光により原稿画像の静電潜像がそれぞれ形成され、この静電潜像を現像することによって各色のトナー像が形成される。
一次転写部8は、各画像形成部16の上方にそれぞれ配置されている。一次転写部8は、画像形成部16により形成されたトナー像を中間転写ベルト7表面に一次転写する転写ローラーを有している。
そして、中間転写ベルト7が回転駆動されると共に、所定のタイミングで各画像形成部16のトナー像が中間転写ベルト7に転写されることによって、中間転写ベルト7の表面には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナー像が互いに重ね合わされたカラートナー像が形成される。
二次転写部9は、図1に示すように、中間転写ベルト7の左側方に配置された転写ローラー18を有している。そして、二次転写部9は、第1用紙搬送部21から送られてきた用紙にトナーと逆極性の転写バイアス電圧を印加することによって、トナー像を中間転写ベルト7から用紙へ転写するようになっている。
定着部11は、二次転写部9の上方に設けられている。二次転写部9と定着部11との間には、トナー像が二次転写された用紙を定着部11へ搬送する第3用紙搬送部23が形成されている。
定着部11は、加圧ローラー31と定着ローラー32とを備えている。各ローラー31,32は、ニップ部を形成するように軸方向が互いに平行となるように配置されている。そして、定着部11は、第3用紙搬送部23から搬送された用紙を加圧ローラー31と定着ローラー32とにより加熱及び加圧することによって、その用紙にトナー像を定着させるようになっている。
ここで、図2〜図6は、排出トレイ38及び遮熱用空気流路40を示している。図1〜図3に示すように、筐体2の上部には、定着部11によってトナー像が定着された用紙Pを排出する排出部37と、排出部37から排出された用紙Pが載置される排出トレイ38とが設けられている。排出トレイ38は、排出部37の側方に設けられており、筐体2の上面によって形成されている。
そうして、用紙Pは排出部37から側方の用紙排出方向Aに排出され、排出トレイ38に積層される。排出トレイ38に排出された用紙Pは、定着部11によって加熱されているので高温状態になっている。
図2に示すように、排出トレイ38の下方には、トナー容器としてのトナーコンテナ30が複数配置されている。また、トナーコンテナ30は、中間転写ベルト7よりも上方に配置されている。トナーコンテナ30は、排出トレイ38に沿って一列に並んでいる。トナーコンテナ30には、イエロー、マゼンタ、シアン、又はブラックのトナーが収容されている。トナーコンテナ30のトナーは、画像形成部16に供給される。
排出トレイ38とトナーコンテナ30との間には、排出トレイ38に載置された用紙Pからトナーコンテナ30へ向かって放出される熱を遮蔽するための空気が流通する遮熱用空気流路40が形成されている。
遮熱用空気流路40は、図4に示すように、用紙の排出方向Aと交差する方向に延びている。遮熱用空気流路40の側方には、遮熱用空気流路40に空気を導入するためのダクト41が接続されている。ダクト41には、当該ダクト41に風を送り込むためのファン42が設けられている。
ダクト41は、用紙の排出方向Aに沿って延びている。ダクト41と遮熱用空気流路40との接続部分には、遮熱用空気流路40に空気を導入する複数の空気導入口43が設けられている。一方、空気導入口43に対向する位置には、遮熱用空気流路40から空気が排出される排気口44が設けられている。
ここで、用紙の排出方向Aの長さを、単に用紙Pの「長さ」と略称する。画像形成装置1は、用紙Pの長さに応じて遮熱用空気流路40の幅を切り替える切替機構50を備えている。
すなわち、遮熱用空気流路40は、図4及び図6に示すように、用紙Pの排出方向に並んで設けられた複数の空気流路40a,40bを有している。遮熱用空気流路40は、用紙の排出方向Aの上手側に設けられた第1空気流路40aと、用紙の排出方向Aの下手側に設けられた第2空気流路40bとを有している。第1空気流路40aの幅と2つの第2空気流路40bの幅との合計が、遮熱用空気流路40全体の幅と同じになっている。
ここで、画像形成装置1は、少なくとも、標準的に用いられるA4サイズの用紙Pと、それよりも大きいA3サイズの用紙Pとに対して画像形成できるように構成されている。A4用紙Pは、図4に示すように排出部37から用紙Pの短手方向に排出される。A3用紙Pは、図6に示すように排出部37から用紙Pの長手方向に排出される。
排出トレイ38の幅及び遮熱用空気流路40の長さは、図7に示すように、A3用紙Pの幅(つまり、A3用紙Pの短辺の幅)、及びA4用紙Pの長さ(つまり、A4用紙Pの長辺の長さ)と略同じ大きさになっている。また、用紙排出方向Aにおける排出トレイ38の長さ、及び遮熱用空気流路40全体の幅は、A3用紙Pの長さと略同じ大きさになっている。また、第1空気流路40aの幅は、第2空気流路40bの幅と同じである。
切替機構50は、排出トレイ38に排出された用紙Pの長さを検知するための検知手段51と、ダクト41に設けられ、検知手段51により検知された用紙Pの長さに応じて空気が導入される空気流路40a,40bの数が増減するように、ダクト41を開閉する開閉機構52とを有している。
検知手段51は、排出トレイ38に突出して設けられると共に用紙Pが接触することによって倒伏するレバー55を有している。レバー55は、第1空気流路40a及び第2空気流路40bの境界の上方に設けられており、第1及び第2空気流路40a,40bの長さ方向に延びる回転軸54周りに揺動可能となっている。
開閉機構52は、レバー55が排出トレイ38に突出しているときにダクト41を閉塞する一方、レバー55が倒伏したときにダクト41を開放する開閉弁56を有している。
本実施形態の開閉弁56は、回転軸54及びレバー55と一体に揺動するように構成されている。すなわち、回転軸54は、空気流路40の内部からダクト41へ延びている。開閉弁56は、レバー55が突出状態であるときにダクト41を閉塞する一方、レバー55が倒伏状態であるときにダクト41を開放するようになっている。
したがって、A4用紙Pが排出トレイ38に排出された場合、図3及び図4に示すように、A4用紙Pは、排出トレイ38における第1空気流路40aの上方に排出される。すなわち、A4用紙Pは、レバー55よりも用紙排出方向Aの上手側に排出されるので、レバー55に接触しない。よって、レバー55は突出状態が維持されるので、開閉弁56はダクト41を閉塞する。その結果、ダクト41の空気は、第2空気流路40bに導入されずに第1空気流路40aに導入される。そのことにより、A4用紙Pから放出される熱は、第1空気流路40aを流れる空気によって遮蔽される。
一方、A3用紙Pが排出トレイ38に排出された場合、図5及び図6に示すように、A3用紙Pは、排出トレイ38における第1及び第2空気流路40a,40bの上方に排出される。すなわち、A3用紙Pがレバー55に接触するので、レバー55はA3用紙Pの重みにより揺動して倒伏する。このとき、開閉弁56は、レバー55と一体に揺動してダクト41を開放する。その結果、ダクト41の空気は、第1空気流路40aだけでなく第2空気流路40bにも導入される。そのことにより、A3用紙Pから放出される熱は、第1及び第2空気流路40a,40bを流れる空気によって遮蔽される。
以上説明したように、本実施形態では、排出トレイ38とトナーコンテナ30との間に遮熱用空気流路40が形成された画像形成装置1について、排出トレイ38に排出される用紙Pの長さに応じて遮熱用空気流路40の幅を切り替える切替機構50を設けるようにした。そのことにより、排出トレイ38に排出された用紙Pからの放出熱を遮熱用空気流路40の空気によって効率よく遮蔽することができる。
すなわち、例えばA3用紙Pが排出トレイ38に排出された場合は、レバー55がA3用紙Pに接触することにより倒伏して、ダクト41が開放される。そのことにより、A3用紙Pから排出トレイ38の下方に放出される熱を、第1及び第2空気流路40a,40b(つまり、遮熱用空気流路40の全体)を流れる空気によって好適に遮蔽することができる。
一方、A4用紙Pが排出トレイ38に排出された場合は、レバー55がA4用紙Pに接触せずに突出状態となり、ダクト41が閉塞される。そのことにより、A4用紙Pから排出トレイ38の下方に放出される熱を、第1空気流路40aを流れる空気によって効率よく遮蔽することができる。
すなわち、標準的に用いられるA4用紙Pは、A3用紙P等の他の用紙Pよりも単位時間あたりに画像形成される枚数が多いので、排出トレイ38に積層されたA4用紙Pから下方に放出される単位面積あたりの熱量は、他の用紙Pよりも多くなる。
これに対し、本実施形態では、A4用紙Pが排出トレイ38に排出されたときに、ダクト41を閉塞して第1空気流路40aにのみ空気を導入するようにした。そのことにより、第1空気流路40aにおける空気の流量が増大して用紙Pの単位面積あたりの遮熱能力が高まるので、そのA4用紙Pから排出トレイ38の下方に放出される熱を、第1空気流路40aの空気によって効率よく遮蔽することができる。よって、トナーコンテナ30内のトナーの凝集を抑制できる。
一方、幅広のA3用紙Pが排出トレイ38に排出されたときには、第1及び第2空気流路40a,40bの全体に導入した空気によって、A3用紙P全体から排出トレイ38の下方に放出される熱を遮蔽することができる。このとき、用紙Pの単位面積あたりの遮熱能力は、第1空気流路40aにのみ空気を導入する場合に比べて低下するが、通常、A3用紙Pに画像形成される枚数はA4用紙Pよりも大幅に少ないので、第1及び第2空気流路40a,40bを流れる空気により、A3用紙Pから放出される熱を十分に遮蔽できる。
さらに、用紙Pの幅を検知するための検知手段を、上述の用紙Pが接触することによって倒伏するレバー55により構成したので、簡単な構成によって適切に用紙Pの幅を検知することができる。
次に、実施形態1の変形例について説明する。図7は、変形例におけるA3用紙Pが積層された排出トレイ38及び遮熱用空気流路40を示している。
図7に示すように、切替機構50は、第1及び第2空気流路40a,40bの境界に設けられた開閉弁57をさらに有していてもよい。開閉弁57は、レバー55、回転軸54及び開閉弁56と一体に揺動可能になっている。すなわち、開閉弁57は、レバー55が突出状態であるときに、第1及び第2空気流路40a,40bの境界を閉塞する一方、レバー55が倒伏状態であるときに、第1及び第2空気流路40a,40bの境界を開放するようになっている。
よって、排出トレイ38にA4用紙Pが排出されたときは、レバー55が突出状態となり、ダクト41が開閉弁56により閉塞されると共に、第1及び第2空気流路40a,40bの境界が開閉弁57によって閉塞される。そうして、A4用紙Pから放出される熱は、第1空気流路40aを流れる空気によって遮蔽される。
また、排出トレイ38にA3用紙Pが排出されたときは、レバー55が倒伏状態となり、ダクト41が開閉弁56により開放されると共に、第1及び第2空気流路40a,40bの境界が開閉弁57によって開放される。そうして、A3用紙Pから放出される熱は、第1及び第2空気流路40a,40bを流れる空気によって遮蔽される。
したがって、このような構成としても、上記実施形態1と同様に、排出トレイ38に排出された用紙Pからの放出熱を遮熱用空気流路40の空気によって効率よく遮蔽することができる。
≪実施形態2≫
次に、本実施形態2における画像形成装置1ついて説明する。図8及び図9は、実施形態2における排出トレイ38及び遮熱用空気流路40を示している。
本実施形態におけるダクト41は、遮熱用空気流路40の用紙排出方向Aの上手側に設けられており、用紙排出方向Aに交差する方向(図8及び図9において紙面に直交する方向)に延びている。そうして、ファン42によってダクト41に導入された空気を、遮熱用空気通路40に対して用紙排出方向Aに導入するように構成されている。
遮熱用空気通路40は、上記実施形態1と同様の第1及び第2空気流路40a,40bに加え、第3空気流路40cを有している。第3空気流路40cは、第1空気流路40aの下方において第1空気流路40aと重なるように設けられている。さらに、第1空気流路40aと第3空気流路40cとは、連通口46を介して連通している。連通口46は、第1及び第3空気流路40a,40cにおける用紙排出方向Aの下手側端部に設けられている。
切替機構50は、上記検知手段51と、遮熱用空気流路40に設けられ、閉鎖状態で第1及び第2空気流路40a,40bを区画する一方、開放状態で隣り合う第1及び第2空気流路40a,40bを連通させる開閉機構52とを有し、検知手段51により検知された用紙Pの長さに応じて開閉機構52を開閉作動させるように構成されている。
開閉機構52は、レバー55が排出トレイ38に突出しているときに閉鎖状態となる一方、レバー55が倒伏したときに開放状態となる開閉弁57を有している。すなわち、第1及び第2空気流路40a,40bの境界は、上記実施形態1の変形例と同様に、開閉弁57によって開閉可能に区画されている。そして、開閉弁57は、レバー55が突出状態であるときに、第1及び第2空気流路40a,40bの境界を閉塞する一方、レバー55が倒伏状態であるときに、第1及び第2空気流路40a,40bの境界を開放する。
よって、図8に示すように、排出トレイ38にA4用紙Pが排出されたときは、レバー55が突出状態となり、第1及び第2空気流路40a,40bの境界が開閉弁57によって閉塞される。そのため、ダクト41から導入される空気は、第1空気流路40aを通り、連通口46を介して第3空気流路40cへ導入される。そうして、A4用紙Pから放出される熱は、第1及び第3空気流路40a,40cを流れる空気によって遮蔽される。
一方、図9に示すように、排出トレイ38にA3用紙Pが排出されたときは、レバー55が倒伏状態となり、第1及び第2空気流路40a,40bの境界が開閉弁57によって開放される。そのため、ダクト41から導入される空気は、第1空気流路40aを通り、第2空気流路40bへ導入されると共に連通口46を介して第3空気流路40cへ導入される。そうして、A3用紙Pから放出される熱は、第1〜第3空気流路40a,40b,40cを流れる空気によって遮蔽される。
したがって、排出トレイ38に排出されたA4用紙Pの放出熱は、第1及び第3空気流路40a,40cを流れる空気によって効率よく遮蔽できる。さらに、排出トレイ38に排出されたA3用紙Pの放出熱は、第1〜第3空気流路40a,40b,40cを流れる空気によって適切に遮蔽できる。よって、本実施形態によっても、排出トレイ38に排出された用紙Pからの放出熱を遮熱用空気流路40の空気によって効率よく遮蔽することができる。
次に、実施形態2の変形例について説明する。図10及び図11は、変形例における排出トレイ38及び遮熱用空気流路40を示している。
図10及び図11に示すように、遮熱用空気通路40は、第1〜第3空気流路40a,40b,40cに加えて、第4空気流路40dを有していてもよい。第4空気流路40dは、第2空気流路40bの下方において第2空気流路40bと重なるように設けられている。さらに、第2空気流路40bと第4空気流路40dとは、連通口47を介して連通している。連通口47は、第2及び第4空気流路40b,40dにおける用紙排出方向Aの下手側端部に設けられている。また、第4空気流路40dと第3空気流路40cとは、開閉弁57の下方において連通している。
そうして、排出トレイ38にA4用紙Pが排出されたときは、レバー55が突出状態となり、第1及び第2空気流路40a,40bの境界が開閉弁57によって閉塞される。そうして、A4用紙Pから放出される熱は、第1及び第3空気流路40a,40cを流れる空気によって遮蔽される。
また、排出トレイ38にA3用紙Pが排出されたときは、レバー55が倒伏状態となり、第1及び第2空気流路40a,40bの境界が開閉弁57によって開放される。そうして、A3用紙Pから放出される熱は、第1〜第4空気流路40a,40b,40c,40dを流れる空気によって遮蔽される。
したがって、このような構成としても、上記実施形態1と同様に、排出トレイ38に排出された用紙Pからの放出熱を遮熱用空気流路40の空気によって効率よく遮蔽することができる。
尚、上記実施形態では、カラープリンターを画像形成装置の一例として説明したが、これに限らず、例えばトナー像を定着させる定着部を有する複合機やモノクロプリンター等の他の画像形成装置であってもよい。
以上説明したように、本発明は、電子写真方式の画像形成装置について有用である。
1 画像形成装置
11 定着部
30 トナーコンテナ
37 排出部
38 排出トレイ
40 遮熱用空気流路
40b 第1空気流路
40a 第2空気流路
41 ダクト
43 空気導入口
44 排気口
50 切替機構
51 検知手段
52 開閉機構
55 レバー
56,57 開閉弁

Claims (5)

  1. トナー像が形成されたシートを加熱及び加圧することにより、該シートに上記トナー像を定着させる定着部と、
    上記定着部によってトナー像が定着された上記シートを排出する排出部と、
    上記排出部から排出された上記シートが載置される排出トレイと、
    上記排出トレイの下方に配置されてトナーを収容するトナー容器と、
    上記排出トレイと上記トナー容器との間に形成され、上記排出トレイに載置された上記シートから上記トナー容器へ向かって放出される熱を遮蔽するための空気が流通する遮熱用空気流路と、
    上記シートの排出方向における上記シートの長さに応じて、上記シートの排出方向における上記遮熱用空気流路の幅を切り替える切替機構とを備えている、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記遮熱用空気流路は、上記シートの排出方向に並んで設けられた複数の空気流路を有し、
    上記複数の空気流路には、当該複数の空気流路に空気を導入するためのダクトが接続され、
    上記切替機構は、上記排出トレイに排出された上記シートの長さを検知するための検知手段と、上記ダクトに設けられ、上記検知手段により検知された上記シートの長さに応じて空気が導入される上記空気流路の数が増減するように、上記ダクトを開閉する開閉機構とを有している、画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    上記検知手段は、上記排出トレイに突出して設けられると共に上記シートが接触することによって倒伏するレバーを有し、
    上記開閉機構は、上記レバーが上記排出トレイに突出しているときに上記ダクトを閉塞する一方、上記レバーが倒伏したときに上記ダクトを開放する開閉弁を有している、画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記遮熱用空気流路は、上記シートの排出方向に並んで設けられた複数の空気流路を有し、
    上記切替機構は、上記排出トレイに排出された上記シートの長さを検知するための検知手段と、上記遮熱用空気流路に設けられ、閉鎖状態で上記複数の空気流路を区画する一方、開放状態で隣り合う上記空気流路を連通させる開閉機構とを有し、上記検知手段により検知された上記シートの長さに応じて上記開閉機構を開閉作動させるように構成されている、画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    上記検知手段は、上記排出トレイに突出して設けられると共に上記シートが接触することによって倒伏するレバーを有し、
    上記開閉機構は、上記レバーが上記排出トレイに突出しているときに上記閉鎖状態となる一方、上記レバーが倒伏したときに上記開放状態となる開閉弁を有している、画像形成装置。
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